JP3608862B2 - 建設機械のアタッチメント - Google Patents

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一博 木村
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石川島建機株式会社
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は製作行程の簡略化を図ることが可能な建設機械のアタッチメントに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、オフセット機能を有する種々の建設機械のアタッチメントが開発されている。
【0003】
図9及び図10は従来の建設機械のアタッチメントの一例を装着した作業機を示すものである。
【0004】
1は下部走行体であり、該下部走行体1は、無端状のゴムクローラシュー2を左右に有し、前端に排土板3を有している。
【0005】
4は上部旋回体であり、該上部旋回体4は、略円形の平面形状を有し且つ前記の下部走行体1の上部に旋回可能に取り付けられている。
【0006】
5はキャブであり、該キャブ5は、上部旋回体4の前端左側寄りの部分に搭載されている。
【0007】
6,7はブラケットであり、ブラケット6は、上部旋回体4の中心よりもやや右側(反キャブ側)に位置するように、上部旋回体4の上面に固着され、また、ブラケット7は、前記のブラケット6よりも上部旋回体4の前端側に位置するように、上部旋回体4の上面に固着されている。
【0008】
8はメインブームであり、該メインブーム8の基端部は、上部旋回体4の幅方向(左右方向)へ略水平に延びるピン9によってブラケット6に枢支されている。
【0009】
10はブーム起伏用シリンダであり、該ブーム起伏用シリンダ10のシリンダ本体11は、ピン9と平行なピン12によってブラケット7に枢支され、また、ブーム起伏用シリンダ10のピストンロッド13の先端部は、ピン9と平行なピン14によってメインブーム8の先端部に設けたブラケット15に枢支されており、ブーム起伏用シリンダ10のヘッド側流体室あるいはロッド側流体室に作動油圧を付与すると、ピン9を中心としてメインブーム8が起伏するようになっている。
【0010】
16は中間ブームであり、該中間ブーム16の基端部は、ピン9に対して直交する方向へ延びるピン17によりメインブーム8の先端部に枢支されている。
【0011】
18は先端ブームであり、該先端ブーム18は、ピン17と平行なピン19によって中間ブーム16の先端部に枢支されている。
【0012】
この先端ブーム18には、側方から見て該先端ブーム18の基端部と先端部との中間部分から中間ブーム16の基端部側へ向って該中間ブーム16の上方に位置するように延びるシリンダ支持部20が設けられている。
【0013】
21はリンクバーであり、該リンクバー21は、中間ブーム16の左側(キャブ側)に該中間ブーム16に対して略平行に配置されている。
【0014】
このリンクバー21の基端部は、ピン17と平行なピン22によってメインブーム8の先端左側下部に設けた上下一対のリンクバー基端支持ブラケット23,23に枢支され、また、リンクバー21の先端部は、ピン17と平行なピン32によって先端ブーム18の左側部に設けたリンクバー及びシリンダ先端支持ブラケット24とリンクバー先端下部支持ブラケット25に枢支されている。
【0015】
図10に示すように、上方から見て、前記のピン17とピン22とを結ぶ仮想線a(メインブーム8に属する)に対してピン19とピン32とを結ぶ仮想線b(先端ブーム18に属する)が平行に位置し、中間ブーム16に対してリンクバー21が平行に位置するようになっており、これら中間ブーム16及びリンクバー21等によって、仮想線a(メインブーム8に属する)を固定リンクとする平行四辺形リンク機構26を構成している。
【0016】
27はオフセット用シリンダであり、該オフセット用シリンダ27は、中間ブーム16の左側(キャブ側)に、該中間ブーム16の左側面の上部に沿い且つ前記のリンクバー21の上方に位置するように配置されている。
【0017】
このオフセット用シリンダ27のシリンダ本体28の基端部は、ピン17と平行なピン29によって中間ブーム16の基端左側部に設けた上下一対のシリンダ基端支持ブラケット30,30に枢着され、また、オフセット用シリンダ27のピストンロッド31の先端部は、先に述べたピン32によって先端ブーム18の左側部に設けたシリンダ先端上部支持ブラケット33と前記のリンクバー及びシリンダ先端支持ブラケット24に枢着されており、オフセット用シリンダ27のヘッド側流体室あるいはロッド側流体室に作動油圧を付与すると、ピン17を中心として中間ブーム16が左右に揺動するようになっている。
【0018】
このように中間ブーム16が揺動する場合、メインブーム8と先端ブーム18は、先に述べた平行四辺形リンク機構26を構成する中間ブーム16、リンクバー21を介して連結されているので、上方から見ると先端ブーム18はメインブーム8に対して常に平行状態(図10参照)を保持する。
【0019】
34はアームであり、該アーム34の基端部は、ピン9と平行なピン35によって先端ブーム18に枢着されている。
【0020】
36はアーム回動用シリンダであり、該アーム回動用シリンダ36のシリンダ本体の基端部は、ピン9と平行なピン37によって先端ブーム18のシリンダ支持部20に枢支され、また、アーム回動用シリンダ36のピストンロッド38の先端部は、ピン9と平行なピン39によってアーム34の基端部に設けたブラケット40に枢着されており、アーム回動用シリンダ36のヘッド側流体室あるいはロッド側流体室に作動油圧を付与すると、ピン35を中心としてアーム34が回動するようになっている。
【0021】
41はバケット(掘削部材)であり、該バケット41の背面に突出するように設けたブラケット42は、ピン9と平行なピン43によってアーム34の先端部に枢支されている。
【0022】
44はバケット回動用シリンダであり、該バケット回動用シリンダ44のシリンダ本体45は、ピン9と平行なピン46によってアーム34の基端部に設けたブラケット47に枢支され、また、バケット回動用シリンダ44のピストンロッド48の先端部には、ピン9と平行なピン49によってバケットリンク50及びアームリンク51のそれぞれの一端部が枢支されている。
【0023】
更に、バケットリンク50の他端部は、ピン9と平行なピン52によってバケット41の背面のブラケット42に枢支され、また、アームリンク51の他端部は、ピン9と平行なピン53によってアーム34の先端部近傍に枢支されており、バケット回動用シリンダ44のヘッド側流体室あるいはロッド側流体室に作動油圧を付与すると、ピン43を中心としてバケット41が回動するようになっている。
【0024】
従って、図9及び図10に示す建設機械のアタッチメントでは、中間ブーム16の揺動に伴い、メインブーム8に対するバケット41の位置が上部旋回体4の幅方向(左右方向)に変位するので、作業機をあまり移動させることなく、側溝掘削作業を効率よく実施することができる。
【0025】
また、図9及び図10に示す建設機械のアタッチメントでは、中間ブーム16を右側へ変位させることによりバケット41をキャブ5の前方右側へ位置させ、メインブーム8の俯仰角度を大きくするとともに、アーム34の先端部をメインブーム8の先端部に接近させると、上部旋回体4の旋回半径の範囲にアタッチメントが納り、幅の狭い道路等においても掘削作業を実施することができる。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、図9及び図10に示す建設機械のアタッチメントでは、アタッチメントの製作にあたって、リンクバー21の基端部をメインブーム8に対して枢支するためのリンクバー基端支持ブラケット23,23、ブームオフセット用シリンダ27のシリンダ本体28基端部を中間ブーム16に対して枢支するためのシリンダ基端支持ブラケット30,30、リンクバー21の先端部とブームオフセット用シリンダ27のピストンロッド31の先端部を先端ブーム18に枢支するためのリンクバー先端下部支持ブラケット25、リンクバー及びシリンダ先端支持ブラケット24、シリンダ先端上部支持ブラケット33を、それぞれメインブーム8、中間ブーム16、先端ブーム18の所定位置に溶接固着する作業を行う必要がある。
【0027】
本発明は上述した実情に鑑みてなしたもので、部品数を削減し、製作行程の簡略化を図ることが可能な建設機械のアタッチメントを提供することを目的としている。
【0028】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明の請求項1に記載の建設機械のアタッチメントにおいては、上部旋回体に起伏し得るように支持されたメインブームと、該メインブームに左右へ揺動し得るように支持された中間ブームと、該中間ブームに左右へ揺動し得るように支持された先端ブームと、該先端ブームに上下へ回動し得るように支持されたアームと、該アームに上下に回動し得るように支持された掘削部材とを備え、中間ブームの左側あるいは右側の一方に該中間ブームに略平行に沿うようにリンクバーを配置し、該リンクバーの基端部直下に位置するようにリンクバー基端下部支持ブラケットをメインブームに設け、前記のリンクバーの基端部直上に位置するようにメインブームの先端部上面側の耳板を側方へ突出させ、該耳板及びリンクバー基端下部支持ブラケットにリンクバーの基端部を枢支し、中間ブームの左側あるいは右側の一方に該中間ブームに沿い且つリンクバーの下方に位置するようにオフセット用シリンダを配置し、該オフセット用シリンダの基端部直下及び基端部直上に位置するようにシリンダ基端下部支持ブラケットとシリンダ基端上部支持ブラケットとを中間ブームに設け、シリンダ基端下部支持ブラケット及びシリンダ基端上部支持ブラケットにオフセット用シリンダの基端部を枢支し、リンクバーの先端部直上に位置するようにリンクバー先端上部支持ブラケットを先端ブームに設け、リンクバーの先端部直下とオフセット用シリンダの先端部直上との間に位置するようにリンクバー及びシリンダ先端支持ブラケットを先端ブームに設け、オフセット用シリンダの先端部直下に位置するようにシリンダ先端下部支持ブラケットを先端ブームに設け、前記のリンクバー先端上部支持ブラケット、リンクバー及びシリンダ先端支持ブラケット、シリンダ先端下部支持ブラケットに挿通したピンにリンクバーの先端部とオフセット用シリンダの先端部を枢支している。
【0029】
また、本発明の請求項2に記載の建設機械のアタッチメントにおいては、上部旋回体に起伏し得るように支持されたメインブームと、該メインブームに左右へ揺動し得るように支持された中間ブームと、該中間ブームに左右へ揺動し得るように支持された先端ブームと、該先端ブームに上下へ回動し得るように支持されたアームと、該アームに上下に回動し得るように支持された掘削部材とを備え、中間ブームの左側あるいは右側の一方に該中間ブームに略平行に沿うようにリンクバーを配置し、該リンクバーの基端部直上に位置するようにリンクバー基端上部支持ブラケットをメインブームに設け、前記のリンクバーの基端部直下に位置するようにメインブームの先端部下面側の耳板を側方へ突出させ、該耳板及びリンクバー基端上部支持ブラケットにリンクバーの基端部を枢支し、中間ブームの左側あるいは右側の一方に該中間ブームに沿い且つリンクバーの上方に位置するようにオフセット用シリンダを配置し、該オフセット用シリンダの基端部直下及び基端部直上に位置するようにシリンダ基端下部支持ブラケットとシリンダ基端上部支持ブラケットとを中間ブームに設け、シリンダ基端下部支持ブラケット及びシリンダ基端上部支持ブラケットにオフセット用シリンダの基端部を枢支し、オフセット用シリンダの先端部直上に位置するようにシリンダ先端上部支持ブラケットを先端ブームに設け、オフセット用シリンダの先端部直下とリンクバーの先端部直上との間に位置するようにリンクバー及びシリンダ先端支持ブラケットを先端ブームに設け、リンクバーの先端部直下に位置するようにリンクバー先端下部支持ブラケットを先端ブームに設け、前記のオフセット用シリンダ先端上部支持ブラケット、リンクバー及びシリンダ先端支持ブラケット、リンクバー先端下部支持ブラケットに挿通したピンにリンクバーの先端部とオフセット用シリンダの先端部を枢支している。
【0030】
さらに、本発明の請求項3に記載の建設機械のアタッチメントにおいては、上部旋回体に起伏し得るように支持されたメインブームと、該メインブームに左右へ揺動し得るように支持された中間ブームと、該中間ブームに左右へ揺動し得るように支持された先端ブームと、該先端ブームに上下へ回動し得るように支持されたアームと、該アームに上下に回動し得るように支持された掘削部材とを備え、中間ブームの左側あるいは右側の一方に該中間ブームに略平行に沿うようにリンクバーを配置し、中間ブームの左側あるいは右側の一方に該中間ブームに沿い且つリンクバーの下方に位置するようにオフセット用シリンダを配置し、前記のリンクバーの基端部直上に位置するようにメインブームの先端部上面側の耳板を側方へ突出させ、リンクバーの基端部直下とオフセット用シリンダの基端部直上との間に位置するようにリンクバー及びシリンダ基端支持ブラケットをメインブームに設け、オフセット用シリンダの基端部直下に位置するようにメインブームの先端部下側の耳板を側方へ突出させ、前記の上側の耳板、リンクバー及びシリンダ基端支持ブラケット、下側の耳板に挿通したピンにリンクバーの基端部とオフセット用シリンダの基端部を枢支し、リンクバーの先端部直下及び先端部直上に位置するようにリンクバー先端下部支持ブラケットとリンクバー先端上部支持ブラケットとを先端ブームに設け、リンクバー先端下部支持ブラケット及びリンクバー先端上部支持ブラケットにリンクバーの先端部を枢支し、オフセット用シリンダの先端部直上及び先端部直下に位置するようにシリンダ先端上部支持ブラケットとシリンダ先端下部支持ブラケットを中間ブームに設け、シリンダ先端上部支持ブラケット及びシリンダ先端下部支持ブラケットにオフセット用シリンダの先端部を枢支している。
【0031】
またさらに、本発明の請求項4に記載の建設機械のアタッチメントにおいては、上部旋回体に起伏し得るように支持されたメインブームと、該メインブームに左右へ揺動し得るように支持された中間ブームと、該中間ブームに左右へ揺動し得るように支持された先端ブームと、該先端ブームに上下へ回動し得るように支持されたアームと、該アームに上下に回動し得るように支持された掘削部材とを備え、中間ブームの左側あるいは右側の一方に該中間ブームに略平行に沿うようにリンクバーを配置し、中間ブームの左側あるいは右側の一方に該中間ブームに沿い且つリンクバーの下方に位置するようにオフセット用シリンダを配置し、該オフセット用シリンダの基端部直上に位置するようにメインブームの先端部上面側の耳板を側方へ突出させ、オフセット用シリンダの基端部直下とリンクバーの基端部直上との間に位置するようにリンクバー及びシリンダ基端支持ブラケットをメインブームに設け、リンクバーの基端部直下に位置するようにメインブームの先端部下側の耳板を側方へ突出させ、前記の上側の耳板、リンクバー及びシリンダ基端支持ブラケット、下側の耳板に挿通したピンにオフセット用シリンダの基端部とリンクバーの基端部を枢支し、リンクバーの先端部直下及び先端部直上に位置するようにリンクバー先端下部支持ブラケットとリンクバー先端上部支持ブラケットとを先端ブームに設け、リンクバー先端下部支持ブラケット及びリンクバー先端上部支持ブラケットにリンクバーの先端部を枢支し、オフセット用シリンダの先端部直上及び先端部直下に位置するようにシリンダ先端上部支持ブラケットとシリンダ先端下部支持ブラケットを中間ブームに設け、シリンダ先端上部支持ブラケット及びシリンダ先端下部支持ブラケットにオフセット用シリンダの先端部を枢支している。
【0032】
本発明の請求項1及び請求項3に記載の建設機械のアタッチメントでは、メインブームの先端部上面側の耳板を側方へ突出させることにより、リンクバーの基端部の上部側に位置すべきブラケットを省略し、部品数の削減を図る。
【0033】
また、本発明の請求項2及び請求項4に記載の建設機械のアタッチメントでは、メインブームの先端下面側の耳板を側方へ突出させることにより、リンクバーの基端部の下部側に位置すべきブラケットを省略し、部品数の削減を図る。
【0034】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図示例と共に説明する。
【0035】
図1及び図2は本発明の建設機械のアタッチメントの実施の形態の第1の例を示すもので、図中、図9及び図10と同じものには同じ符号を付してある。
【0036】
図1及び図2に示す建設機械のアタッチメントでは、上部旋回体4に起伏し得るように支持されたメインブーム8と、該メインブーム8に左右へ揺動し得るように支持された中間ブーム16と、該中間ブーム16に左右へ揺動し得るように支持された先端ブーム18と、該先端ブーム18に上下へ回動し得るように支持されたアーム34と、該アーム34に上下に回動し得るように支持されたバケット41と備えた建設機械において、中間ブーム16の左側(キャブ側)に該中間ブーム16に略平行に沿うようにリンクバー54を配置している。
【0037】
リンクバー54の基端部の直下に位置するように、リンクバー54の基端部を下方から支持し得るリンクバー基端下部支持ブラケット55をメインブーム8の先端部の側面に設け、中間ブーム16の基端部を枢支するピン17が設けられているメインブーム8の先端部上面側の耳板56を、前記のリンクバー54の基端部の直上に位置するように側方へ突出させ、耳板56とリンクバー基端下部支持ブラケット55とに対して、ピン17に平行なピン57によってリンクバー54の基端部を枢支する。
【0038】
また、前記のリンクバー54の先端部の直下に位置するように、リンクバー54の先端部を下方から支持し得るリンクバー及びシリンダ先端支持ブラケット58を先端ブーム18の側面に設け、前記のリンクバー54の先端部の直上に位置するように、リンクバー先端上部支持ブラケット59を先端ブーム18の側面に設け、該リンクバー先端上部支持ブラケット59とリンクバー及びシリンダ先端支持ブラケット58とに対して、ピン17に平行なピン60によってリンクバー54の先端部を枢支する。
【0039】
そして、図2に示すように、上方から見て、前記のピン17とピン57とを結ぶ仮想線a(メインブーム8に属する)に対して、ピン19とピン60とを結ぶ仮想線b(先端ブーム18に属する)が互いに平行に位置し、中間ブーム16に対してリンクバー54が平行に位置することによって、仮想線a(メインブーム8に属する)を固定リンクとする平行四辺形リンク機構61が構成される。
【0040】
さらに、中間ブーム16の前記リンクバー54を配置した側に、中間ブーム16に沿い且つ前記リンクバー54の下方の先端ブーム18側に位置するようにオフセット用シリンダ62を配置し、該オフセット用シリンダ62のシリンダ本体63の基端部の直下に位置するように、シリンダ本体63の基端部を下方から支持し得るシリンダ基端下部支持ブラケット64を中間ブーム16の側面に設け、前記のシリンダ本体63の基端部の直上に位置するように、シリンダ基端上部支持ブラケット65を中間ブーム16の側面に設け、シリンダ基端上部支持ブラケット65とシリンダ基端下部支持ブラケット64とに対して、ピン17に平行なピン66によってシリンダ本体63の基端部を枢支する。
【0041】
また、前記のオフセット用シリンダ62のピストンロッド67の先端部の直下に位置するように、ピストンロッド67の先端部を下方から支持し得るシリンダ先端下部支持ブラケット68を先端ブーム18の側面に設け、シリンダ先端下部支持ブラケット68と前記のリンクバー及びシリンダ先端支持ブラケット58とに対して、先に述べたピン60によってピストンロッド67の先端部を枢支する。
【0042】
次に作動について説明する。
【0043】
オフセット用シリンダ62のヘッド側流体室(あるいはロッド側流体室)に作動油圧を付与すると、該オフセット用シリンダ62のピストンロッド67がシリンダ本体63に対して前進(あるいは後退)し、中間ブーム16とリンクバー54とを左側(あるいは右側)へ回動させる。
【0044】
このとき、先に述べた平行四辺形リンク機構61の作用により、前記の先端ブーム18がメインブーム8に対して常に平行状態(図2参照)を保持することは、図9及び図10に示す従来例と変わらない。
【0045】
従って、図1及び図2に示す建設機械のアタッチメントでは、リンクバー54の基端部の上部側に位置すべきブラケットが省略されることになるので、アタッチメントの部品数が削減され、製作工程の簡略化を図ることができる。
【0046】
図3及び図4は本発明の建設機械のアタッチメントの実施の形態の第2の例を示すもので、図中、図1及び図2と同じものには同じ符号を付すことにより説明を省略する。
【0047】
図3及び図4に示す建設機械のアタッチメントでは、中間ブーム16の左側(キャブ側)に、該中間ブーム16に略平行に沿うようにリンクバー54を配置している。
【0048】
リンクバー54の基端部の直上に位置するように、リンクバー基端上部支持ブラケット71をメインブーム8の先端部の側面に設け、中間ブーム16の基端部を枢支するピン17が設けられているメインブーム8の先端部下面側の耳板72を、前記のリンクバー54の基端部を下方から支持し得るように側方へ突出させ、リンクバー基端上部支持ブラケット71と耳板72とに対して、ピン17に平行なピン73によってリンクバー54の基端部を枢支する。
【0049】
また、前記のリンクバー54の先端部の直下に位置するように、リンクバー54の先端部を下方から支持し得るリンクバー先端下部支持ブラケット74を先端ブーム18の側面に設け、前記のリンクバー54の先端部の直上に位置するように、リンクバー及びシリンダ先端支持ブラケット75を先端ブーム18の側面に設け、リンクバー及びシリンダ先端支持ブラケット75とリンクバー先端下部支持ブラケット74とに対して、ピン17に平行なピン76によってリンクバー54の先端部を枢支する。
【0050】
そして、図4に示すように、上方から見て、ピン17とピン73とを結ぶ仮想線a(メインブーム8に属する)に対して、ピン19とピン76とを結ぶ仮想線b(先端ブーム18に属する)が互いに平行に位置し、中間ブーム16に対してリンクバー54が互いに平行に位置することによって、仮想線a(メインブーム8に属する)を固定リンクとする平行四辺形リンク機構77が構成される。
【0051】
さらに、中間ブーム16の前記リンクバー54を配置した側に、中間ブーム16に沿い且つ前記のリンクバー54の上方の先端ブーム18側に位置するようにオフセット用シリンダ62を配置し、該オフセット用シリンダ62のシリンダ本体63の基端部の直下に位置するように、シリンダ本体63の基端部を下方から支持し得るシリンダ基端下部支持ブラケット78を中間ブーム16の側面に設け、前記のシリンダ本体63の基端部の直上に位置するように、シリンダ基端上部支持ブラケット79を中間ブーム16の側面に設け、シリンダ基端上部支持ブラケット79とシリンダ基端下部支持ブラケット78とに対して、ピン17に平行なピン80によってシリンダ本体63の基端部を枢支する。
【0052】
また、前記のオフセット用シリンダ62のピストンロッド67の先端部の直上に位置するように、シリンダ先端上部支持ブラケット81を先端ブーム18の側面に設け、シリンダ先端上部支持ブラケット81と前記のリンクバー及びシリンダ支持ブラケット75とに対して、先に述べたピン76によってピストンロッド67の先端部を枢支する。
【0053】
次に作動について説明する。
【0054】
オフセット用シリンダ62のヘッド側流体室(あるいはロッド側流体室)に作動油圧を付与すると、該オフセット用シリンダ62のピストンロッド67がシリンダ本体63に対して前進(あるいは後退)し、中間ブーム16とリンクバー54とを左側(あるいは右側)へ回動させる。
【0055】
このとき、先に述べた平行四辺形リンク機構77の作用により、前記の先端ブーム18がメインブーム8に対して常に平行状態(図4参照)を保持することは、図9及び図10に示す従来例と変わらない。
【0056】
従って、図3及び図4に示す建設機械のアタッチメントでは、リンクバー54の基端部の下部側に位置すべきブラケットが省略されることになるので、アタッチメントの部品数が削減され、製作工程の簡略化を図ることができる。
【0057】
図5及び図6は本発明の建設機械のアタッチメントの実施の形態の第3の例を示すもので、図中、図1及び図2と同じものには同じ符号を付すことにより説明を省略する。
【0058】
図5及び図6に示す建設機械のアタッチメントでは、中間ブーム16の左側(キャブ側)に、該中間ブーム16に略平行に沿うようにリンクバー54を配置している。
【0059】
リンクバー54の基端部を、メインブーム8の先端部上面側の耳板56とリンクバー54の基端部直下に位置するようにメインブーム8の先端部側面に設けたリンクバー及びシリンダ基端支持ブラケット84とに対して、ピン17と平行なピン85によって枢支し、また、前記のリンクバー54の先端部を、先端ブーム18の側面に設けたリンクバー先端下部支持ブラケット86とリンクバー先端上部支持ブラケット59とに対して、ピン17と平行なピン87によって枢支し、図6に示すように、上方から見て、ピン17とピン85とを結ぶ仮想線a(メインブーム8に属する)に対してピン19とピン87とを結ぶ仮想線b(先端ブーム18に属する)が互いに平行に位置し、中間ブーム16に対してリンクバー54が互いに平行に位置することによって、仮想線a(メインブーム8に属する)を固定リンクとする平行四辺形リンク機構61が構成されることは、図1及び図2に示すものと変わらない。
【0060】
さらに、中間ブーム16の前記リンクバー54を配置した側に、中間ブーム16に沿い且つ前記のリンクバー54の下方のメインブーム8側に位置するようにオフセット用シリンダ62を配置し、メインブーム8の先端部下面側の耳板72と前記のリンクバー及びシリンダ基端支持ブラケット84とに対して、ピン17に平行なピン87によってオフセット用シリンダ62のシリンダ本体63の基端部を枢支する。
【0061】
また、前記のオフセット用シリンダ63のピストンロッド67の先端部の直下に位置するように、ピストンロッド67の先端部を下方から支持し得るシリンダ先端下部支持ブラケット88を中間ブーム16の側面に設け、前記のピストンロッド67の先端部の直上に位置するように、シリンダ先端上部支持ブラケット89を中間ブーム16の側面に設け、シリンダ先端上部支持ブラケット89とシリンダ先端下部支持ブラケット88とに対して、ピン17に平行なピン90によってピストンロッド67の先端部を枢支する。
【0062】
次に作動について説明する。
【0063】
オフセット用シリンダ62のヘッド側流体室(あるいはロッド側流体室)に作動油圧を付与すると、該オフセット用シリンダ62のピストンロッド67がシリンダ本体63に対して前進(あるいは後退)し、中間ブーム16とリンクバー54とを右側(あるいは左側)へ回動させる。
【0064】
このとき、先に述べた平行四辺形リンク機構61の作用により、前記の先端ブーム18がメインブーム8に対して常に平行状態(図4参照)を保持することは、図9及び図10に示す従来例と変わらない。
【0065】
従って、図5及び図6に示す建設機械のアタッチメントでは、リンクバー54の基端部の上部側に位置すべきブラケット及びオフセット用シリンダ62のシリンダ本体63の基端部の下部側に位置すべきブラケットが省略されることになるので、アタッチメントの部品数が削減され、製作工程の簡略化を図ることができる。
【0066】
図7及び図8は本発明の建設機械のアタッチメントの実施の形態の第4の例を示すもので、図中、図3及び図4と同じものには同じ符号を付すことにより説明を省略する。
【0067】
図7及び図8に示す建設機械のアタッチメントでは、中間ブーム16の左側(キャブ側)に、該中間ブーム16に略平行に沿うようにリンクバー54を配置している。
【0068】
リンクバー54の基端部を、ピン73を介してメインブーム8の先端部下面側の耳板72とリンクバー及びシリンダ基端支持ブラケット84とに対して、ピン17と平行なピン85によって枢支し、また、前記のリンクバー54の先端部を、先端ブーム18の側面に設けたリンクバー先端下部支持ブラケット74とリンクバー先端上部支持ブラケット91とに対して、ピン17と平行なピン87によって枢支し、図8に示すように、上方から見て、前記のピン17とピン85とを結ぶ仮想線a(メインブーム8に属する)に対して、ピン19とピン87とを結ぶ仮想線b(先端ブーム18に属する)が互いに平行に位置し、中間ブーム16に対してリンクバー54が互いに平行に位置することによって、仮想線a(メインブーム8に属する)を固定リンクとする平行四辺形リンク機構77が構成されることは、図3及び図4に示すものと変わらない。
【0069】
さらに、中間ブーム16の前記リンクバー54を配置した側に、該中間ブーム16に沿い且つ前記のリンクバー54の上方のメインブーム8側に位置するようにオフセット用シリンダ62を配置し、メインブーム8の先端部上面側の耳板56と前記のリンクバー及びシリンダ基端支持ブラケット84とに対して、先に述べたピン85によってシリンダ本体63の基端部を枢支する。
【0070】
また、前記のオフセット用シリンダ62のピストンロッド67の先端部の直下に位置するように、ピストンロッド67の先端部を下方から支持し得るシリンダ先端下部支持ブラケット93を中間ブーム16の側面に設け、前記のピストンロッド67の先端部の直上に位置するように、シリンダ先端上部支持ブラケット94を中間ブーム16の側面に設け、シリンダ先端上部支持ブラケット94とシリンダ先端下部支持ブラケット93とに対してピン17に平行なピン90によってピストンロッド67の先端部を枢支する。
【0071】
次に作動について説明する。
【0072】
オフセット用シリンダ62のヘッド側流体室(あるいはロッド側流体室)に作動油圧を付与すると、該オフセット用シリンダ62のピストンロッド67がシリンダ本体63に対して前進(あるいは後退)し、中間ブーム16とリンクバー54とを右側(あるいは左側)へ回動させる。
【0073】
このとき、先に述べた平行四辺形リンク機構77の作用により、前記の先端ブーム18がメインブーム8に対して常に平行状態(図4参照)を保持することは、図9及び図10に示す従来例と変わらない。
【0074】
従って、図7及び図8に示す建設機械のアタッチメントでは、リンクバー54の基端部の下部側に位置すべきブラケット及びオフセット用シリンダ62のシリンダ本体63の基端部の上部側に位置すべきブラケットが省略されることになるので、アタッチメントの部品数が削減され、製作工程の簡略化を図ることができる。
【0075】
なお、本発明の建設機械のアタッチメントは上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、例えば、リンクバー及びオフセット用シリンダを中間ブームの右側(反キャブ側)に配置してもよいこと、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0076】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明の建設機械のアタッチメントによれば、下記のような種々の優れた効果を奏し得る。
【0077】
(1)本発明の請求項1及び請求項3に記載の建設機械のアタッチメントでは、リンクバーの基端部をメインブームの先端部上側面から側方へ突出させた耳板に支持させ、リンクバーの基端部の上部側に位置すべきブラケットを省略しているので、部品数の削減とともに製作工程の簡略化を図ることができる。
【0078】
(2)本発明の請求項2及び請求項4に記載の建設機械のアタッチメントでは、リンクバーの基端部をメインブームの先端部下側面から側方へ突出させた耳板に支持させ、リンクバーの基端部の下部側に位置すべきブラケットを省略しているので、部品数の削減とともに製作工程の簡略化を図ることができる。
【0079】
(3)本発明の請求項3に記載の建設機械のアタッチメントでは、オフセット用シリンダの基端部をメインブームの先端下側面から側方へ突出させた耳板に支持させ、オフセット用シリンダの基端部の下部側に位置すべきブラケットを省略しているので、部品数の削減とともに製作工程の簡略化を図ることができる。
【0080】
(4)本発明の請求項4に記載の建設機械のアタッチメントでは、オフセット用シリンダの基端部をメインブームの先端上側面から側方へ突出させた耳板に支持させ、オフセット用シリンダの基端部の上部側に位置すべきブラケットを省略しているので、部品数の削減とともに製作工程の簡略化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の建設機械のアタッチメントの実施の形態の第1の例を示す側面図である。
【図2】図1のII−II矢視図である。
【図3】本発明の建設機械のアタッチメントの実施の形態の第2の例を示す側面図である。
【図4】図3のIV−IV矢視図である。
【図5】本発明の建設機械のアタッチメントの実施の形態の第3の例を示す側面図である。
【図6】図5のVI−VI矢視図である。
【図7】本発明の建設機械のアタッチメントの実施の形態の第4の例を示す側面図である。
【図8】図7のVIII−VIII矢視図である。
【図9】従来の建設機械のアタッチメントの一例を示す側面図である。
【図10】図9のX−X矢視図である。
【符号の説明】
4 上部旋回体
8 メインブーム
16 中間ブーム
18 先端ブーム
34 アーム
41 バケット(掘削部材)
54 リンクバー
55 リンクバー基端下部支持ブラケット
56 耳板
58 リンクバー及びシリンダ先端支持ブラケット
59 リンクバー先端上部支持ブラケット
62 オフセット用シリンダ
64 シリンダ基端下部支持ブラケット
65 シリンダ基端上部支持ブラケット
68 シリンダ先端下部支持ブラケット
69 ピストンロッド先端上部支持ブラケット
71 リンクバー基端上部支持ブラケット
72 耳板
74 リンクバー先端下部支持ブラケット
75 リンクバー及びシリンダ先端支持ブラケット
78 シリンダ基端下部支持ブラケット
79 シリンダ基端上部支持ブラケット
81 シリンダ先端上部支持ブラケット
84 リンクバー及びシリンダ基端支持ブラケット
86 リンクバー先端下部支持ブラケット
88 シリンダ先端下部支持ブラケット
89 シリンダ先端上部支持ブラケット
92 リンクバー先端上部支持ブラケット
93 シリンダ先端下部支持ブラケット
94 シリンダ先端上部支持ブラケット

Claims (4)

  1. 上部旋回体に起伏し得るように支持されたメインブームと、該メインブームに左右へ揺動し得るように支持された中間ブームと、該中間ブームに左右へ揺動し得るように支持された先端ブームと、該先端ブームに上下へ回動し得るように支持されたアームと、該アームに上下に回動し得るように支持された掘削部材とを備え、中間ブームの左側あるいは右側の一方に該中間ブームに略平行に沿うようにリンクバーを配置し、該リンクバーの基端部直下に位置するようにリンクバー基端下部支持ブラケットをメインブームに設け、前記のリンクバーの基端部直上に位置するようにメインブームの先端部上面側の耳板を側方へ突出させ、該耳板及びリンクバー基端下部支持ブラケットにリンクバーの基端部を枢支し、中間ブームの左側あるいは右側の一方に該中間ブームに沿い且つリンクバーの下方に位置するようにオフセット用シリンダを配置し、該オフセット用シリンダの基端部直下及び基端部直上に位置するようにシリンダ基端下部支持ブラケットとシリンダ基端上部支持ブラケットとを中間ブームに設け、シリンダ基端下部支持ブラケット及びシリンダ基端上部支持ブラケットにオフセット用シリンダの基端部を枢支し、リンクバーの先端部直上に位置するようにリンクバー先端上部支持ブラケットを先端ブームに設け、リンクバーの先端部直下とオフセット用シリンダの先端部直上との間に位置するようにリンクバー及びシリンダ先端支持ブラケットを先端ブームに設け、オフセット用シリンダの先端部直下に位置するようにシリンダ先端下部支持ブラケットを先端ブームに設け、前記のリンクバー先端上部支持ブラケット、リンクバー及びシリンダ先端支持ブラケット、シリンダ先端下部支持ブラケットに挿通したピンにリンクバーの先端部とオフセット用シリンダの先端部を枢支したことを特徴とする建設機械のアタッチメント。
  2. 上部旋回体に起伏し得るように支持されたメインブームと、該メインブームに左右へ揺動し得るように支持された中間ブームと、該中間ブームに左右へ揺動し得るように支持された先端ブームと、該先端ブームに上下へ回動し得るように支持されたアームと、該アームに上下に回動し得るように支持された掘削部材とを備え、中間ブームの左側あるいは右側の一方に該中間ブームに略平行に沿うようにリンクバーを配置し、該リンクバーの基端部直上に位置するようにリンクバー基端上部支持ブラケットをメインブームに設け、前記のリンクバーの基端部直下に位置するようにメインブームの先端部下面側の耳板を側方へ突出させ、該耳板及びリンクバー基端上部支持ブラケットにリンクバーの基端部を枢支し、中間ブームの左側あるいは右側の一方に該中間ブームに沿い且つリンクバーの上方に位置するようにオフセット用シリンダを配置し、該オフセット用シリンダの基端部直下及び基端部直上に位置するようにシリンダ基端下部支持ブラケットとシリンダ基端上部支持ブラケットとを中間ブームに設け、シリンダ基端下部支持ブラケット及びシリンダ基端上部支持ブラケットにオフセット用シリンダの基端部を枢支し、オフセット用シリンダの先端部直上に位置するようにシリンダ先端上部支持ブラケットを先端ブームに設け、オフセット用シリンダの先端部直下とリンクバーの先端部直上との間に位置するようにリンクバー及びシリンダ先端支持ブラケットを先端ブームに設け、リンクバーの先端部直下に位置するようにリンクバー先端下部支持ブラケットを先端ブームに設け、前記のオフセット用シリンダ先端上部支持ブラケット、リンクバー及びシリンダ先端支持ブラケット、リンクバー先端下部支持ブラケットに挿通したピンにリンクバーの先端部とオフセット用シリンダの先端部を枢支したことを特徴とする建設機械のアタッチメント。
  3. 上部旋回体に起伏し得るように支持されたメインブームと、該メインブームに左右へ揺動し得るように支持された中間ブームと、該中間ブームに左右へ揺動し得るように支持された先端ブームと、該先端ブームに上下へ回動し得るように支持されたアームと、該アームに上下に回動し得るように支持された掘削部材とを備え、中間ブームの左側あるいは右側の一方に該中間ブームに略平行に沿うようにリンクバーを配置し、中間ブームの左側あるいは右側の一方に該中間ブームに沿い且つリンクバーの下方に位置するようにオフセット用シリンダを配置し、前記のリンクバーの基端部直上に位置するようにメインブームの先端部上面側の耳板を側方へ突出させ、リンクバーの基端部直下とオフセット用シリンダの基端部直上との間に位置するようにリンクバー及びシリンダ基端支持ブラケットをメインブームに設け、オフセット用シリンダの基端部直下に位置するようにメインブームの先端部下側の耳板を側方へ突出させ、前記の上側の耳板、リンクバー及びシリンダ基端支持ブラケット、下側の耳板に挿通したピンにリンクバーの基端部とオフセット用シリンダの基端部を枢支し、リンクバーの先端部直下及び先端部直上に位置するようにリンクバー先端下部支持ブラケットとリンクバー先端上部支持ブラケットとを先端ブームに設け、リンクバー先端下部支持ブラケット及びリンクバー先端上部支持ブラケットにリンクバーの先端部を枢支し、オフセット用シリンダの先端部直上及び先端部直下に位置するようにシリンダ先端上部支持ブラケットとシリンダ先端下部支持ブラケットを中間ブームに設け、シリンダ先端上部支持ブラケット及びシリンダ先端下部支持ブラケットにオフセット用シリンダの先端部を枢支したことを特徴とする建設機械のアタッチメント。
  4. 上部旋回体に起伏し得るように支持されたメインブームと、該メインブームに左右へ揺動し得るように支持された中間ブームと、該中間ブームに左右へ揺動し得るように支持された先端ブームと、該先端ブームに上下へ回動し得るように支持されたアームと、該アームに上下に回動し得るように支持された掘削部材とを備え、中間ブームの左側あるいは右側の一方に該中間ブームに略平行に沿うようにリンクバーを配置し、中間ブームの左側あるいは右側の一方に該中間ブームに沿い且つリンクバーの下方に位置するようにオフセット用シリンダを配置し、該オフセット用シリンダの基端部直上に位置するようにメインブームの先端部上面側の耳板を側方へ突出させ、オフセット用シリンダの基端部直下とリンクバーの基端部直上との間に位置するようにリンクバー及びシリンダ基端支持ブラケットをメインブームに設け、リンクバーの基端部直下に位置するようにメインブームの先端部下側の耳板を側方へ突出させ、前記の上側の耳板、リンクバー及びシリンダ基端支持ブラケット、下側の耳板に挿通したピンにオフセット用シリンダの基端部とリンクバーの基端部を枢支し、リンクバーの先端部直下及び先端部直上に位置するようにリンクバー先端下部支持ブラケットとリンクバー先端上部支持ブラケットとを先端ブームに設け、リンクバー先端下部支持ブラケット及びリンクバー先端上部支持ブラケットにリンクバーの先端部を枢支し、オフセット用シリンダの先端部直上及び先端部直下に位置するようにシリンダ先端上部支持ブラケットとシリンダ先端下部支持ブラケットを中間ブームに設け、シリンダ先端上部支持ブラケット及びシリンダ先端下部支持ブラケットにオフセット用シリンダの先端部を枢支したことを特徴とする建設機械のアタッチメント。
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