JPH09177111A - 建設機械のアタッチメント - Google Patents

建設機械のアタッチメント

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Publication number
JPH09177111A
JPH09177111A JP34257495A JP34257495A JPH09177111A JP H09177111 A JPH09177111 A JP H09177111A JP 34257495 A JP34257495 A JP 34257495A JP 34257495 A JP34257495 A JP 34257495A JP H09177111 A JPH09177111 A JP H09177111A
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JP
Japan
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cab
main boom
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JP34257495A
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English (en)
Inventor
Yoshihiko Kitadate
善彦 北舘
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Kato Heavy Industries Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Ishikawajima Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オフセット用シリンダの損傷を防止する。 【解決手段】 上部旋回体4に起伏し得るように支持さ
れたメインブーム8と、メインブーム8に左右へ揺動し
得るように支持された中間ブーム16と、中間ブーム1
6に左右へ揺動し得るように支持された先端ブーム18
と、先端ブーム18に支持されたアーム34と、アーム
34に支持された掘削部材41とを備え、中間ブーム1
6の一側面上部に略平行に沿うようにリンクバー54を
配置し、リンクバー54の基端部をメインブーム8に枢
支し、リンクバー54の先端部を先端ブーム18に枢支
し、中間ブーム16の一側面下部に沿い且つリンクバー
54の下方に位置するようにオフセット用シリンダ60
を配置し、オフセット用シリンダ60の基端部を中間ブ
ーム16に枢支し、オフセット用シリンダ60の先端部
を先端ブーム18に枢支している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は建設機械のアタッチ
メントに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、オフセット機能を有する種々の建
設機械のアタッチメントが開発されている。
【0003】図3及び図4は従来の建設機械のアタッチ
メントの一例を装着した作業機を示すものである。
【0004】1は下部走行体であり、該下部走行体1
は、無端状のゴムクローラシュー2を左右に有し、前端
に排土板3を有している。
【0005】4は上部旋回体であり、該上部旋回体4
は、略円形の平面形状を有し且つ前記の下部走行体1の
上部に旋回可能に取り付けられている。
【0006】5はキャブであり、該キャブ5は、上部旋
回体4の前端左側寄りの部分に搭載されている。
【0007】6,7はブラケットであり、ブラケット6
は、上部旋回体4の中心よりもやや右側に(反キャブ
側)に位置するように、上部旋回体4の上面の固着さ
れ、また、ブラケット7は、前記のブラケット6よりも
前端側に位置するように、上部旋回体4の上面の固着さ
れている。
【0008】8はメインブームであり、該メインブーム
8の基端部は、上部旋回体4の幅方向(左右方向)へ略
水平に延びるピン9によってブラケット6に枢支されて
いる。
【0009】10はブーム起伏用シリンダであり、該ブ
ーム起伏用シリンダ10のシリンダ本体11は、ピン9
と平行なピン12によってブラケット7に枢支され、ま
た、ブーム起伏用シリンダ10のピストンロッド13の
先端部は、ピン9と平行なピン14によってメインブー
ム8の先端部に設けたブラケット15に枢支されてお
り、ブーム起伏用シリンダ10のヘッド側流体室あるい
はロッド側流体室に作動油圧を付与すると、ピン9を中
心としてメインブーム8が起伏するようになっている。
【0010】16は中間ブームであり、該中間ブーム1
6の基端部は、ピン9に対して直交する方向へ延びるピ
ン17によりメインブーム8の先端部に枢支されてい
る。
【0011】18は先端ブームであり、該先端ブーム1
8は、ピン17と平行なピン19によって中間ブーム1
6の先端部に枢支されている。
【0012】この先端ブーム18には、側方から見て該
先端ブーム18の基端部と先端部との中間部分から中間
ブーム16の基端部側へ向って該中間ブーム16の上方
に位置するように延びるシリンダ支持部20が設けられ
ている。
【0013】21はリンクバーであり、該リンクバー2
1は、中間ブーム16の左側(キャブ側)に、該中間ブ
ーム16の左側面の下部に略平行に沿うように配置され
ている。
【0014】このリンクバー21の基端部は、ピン17
と平行なピン22によってメインブーム8の先端左側下
部に設けたブラケット23に枢支され、また、リンクバ
ー21の先端部は、ピン17と平行なピン24によって
先端ブーム18の左側部に設けたブラケット25に枢支
されており、これらメインブーム8と中間ブーム16と
先端ブーム18とリンクバー21とによって、平行四辺
形リンク機構26を構成している。
【0015】27はオフセット用シリンダであり、該オ
フセット用シリンダ27は、中間ブーム16の左側(キ
ャブ側)に、該中間ブーム16の左側面の上部に沿い且
つ前記のリンクバー21の上方に位置するように配置さ
れている。
【0016】このオフセット用シリンダ27のシリンダ
本体28の基端部は、ピン17と平行なピン29によっ
て中間ブーム16の基端左側部に設けたブラケット30
に枢着され、また、オフセット用シリンダ27のピスト
ンロッド31の先端部は、ピン17と平行なピン32に
よって先端ブーム18の左側部に設けたブラケット33
に枢着されており、オフセット用シリンダ27のロッド
側流体室あるいはヘッド側流体室に作動油圧を付与する
と、ピン17を中心として中間ブーム16が左右に揺動
するようになっている。
【0017】このように中間ブーム16が揺動する場
合、メインブーム8と先端ブーム18は、先に述べた平
行四辺形リンク機構26を構成する中間ブーム16、リ
ンクバー21を介して連結されているので、上方から見
ると先端ブーム18はメインブーム8に対して常に平行
な状態を保持する。
【0018】34はアームであり、該アーム34の基端
部は、ピン9と平行なピン35によって先端ブーム18
に枢着されている。
【0019】36はアーム回動用シリンダであり、該ア
ーム回動用シリンダ36のシリンダ本体の基端部は、ピ
ン9と平行なピン37によって先端ブーム18のシリン
ダ支持部20に枢支され、また、アーム回動用シリンダ
36のピストンロッド38の先端部は、ピン9と平行な
ピン39によってアーム34の基端部に設けたブラケッ
ト40に枢着されており、アーム回動用シリンダ36の
ヘッド側流体室あるいはロッド側流体室に作動油圧を付
与すると、ピン35を中心としてアーム34が回動する
ようになっている。
【0020】41はバケット(掘削部材)であり、該バ
ケット41の背面に突出するように設けたブラケット4
2は、ピン9と平行なピン43によってアーム34の先
端部に枢支されている。
【0021】44はバケット回動用シリンダであり、該
バケット回動用シリンダ44のシリンダ本体45は、ピ
ン9と平行なピン46によってアーム34の基端部に設
けたブラケット47に枢支され、また、バケット回動用
シリンダ44のピストンロッド48の先端部には、ピン
9と平行なピン49によってバケットリンク50及びア
ームリンク51のそれぞれの一端部が枢支されている。
【0022】更に、バケットリンク50の他端部は、ピ
ン9と平行なピン52によってバケット41の背面のブ
ラケット42に枢支され、また、アームリンク51の他
端部は、ピン9と平行なピン53によってアーム34の
先端部近傍に枢支されており、バケット回動用シリンダ
44のヘッド側流体室あるいはロッド側流体室に作動油
圧を付与すると、ピン43を中心としてバケット41が
回動するようになっている。
【0023】従って、図3及び図4に示す建設機械のア
タッチメントでは、中間ブーム16の揺動に伴い、メイ
ンブーム8に対するバケット41の位置が上部旋回体4
の幅方向(左右方向)に変位するので、作業機をあまり
移動させることなく、側溝掘削作業を効率よく実施する
ことができる。
【0024】また、図3及び図4に示す建設機械のアタ
ッチメントでは、中間ブーム16を右側へ変位させるこ
とによりバケット41をキャブ5の前方右側へ位置さ
せ、メインブーム8の俯仰角度を大きくするとともに、
アーム34の先端部をメインブーム8の先端部に接近さ
せると、上部旋回体4の旋回半径の範囲にアタッチメン
トが納まり、幅の狭い道路等においても掘削作業を実施
することができる。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図3及び図
4に示す建設機械のアタッチメントでは、地表に対する
メインブーム8の起伏角度を大きくすると、キャブ5に
搭乗している運転者のオフセット用シリンダ27に対す
る視界が、中間ブーム16の左側下部に配置されている
リンクバー21により遮られ、建設機械のアタッチメン
トの上方に位置している樹木等の障害物にオフセット用
シリンダ27を衝突させてしまうことによって、オフセ
ット用シリンダ27に損傷が生じることがある。
【0026】また、リンクバー21の基端部をメインブ
ーム8に枢支するためのブラケット23がメインブーム
8の先端左側下部に設けられているので、メインブーム
8の起伏に起因するブラケット23とキャブ5の右側部
分との干渉を防止するために、キャブ5、メインブーム
8、ブラケット23の形状が制約される。
【0027】本発明は上述した実情に鑑みてなしたもの
で、オフセット機能を有する建設機械のアタッチメント
において、オフセット用シリンダの損傷を防止し且つキ
ャブ、メインブーム、リンクバーの基端部をメインブー
ムに枢支する部材の形状の制約を解消できるようにする
ことを目的としている。
【0028】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1に記載の建設機械のアタッチメン
トでは、左側あるいは右側にキャブ5を搭載した上部旋
回体4に起伏し得るように支持されたメインブーム8
と、該メインブーム8に左右へ揺動し得るように支持さ
れた中間ブーム16と、該中間ブーム16に左右へ揺動
し得るように支持された先端ブーム18と、該先端ブー
ム18に上下へ回動し得るように支持されたアーム34
と、該アーム34に上下へ回動し得るように支持された
掘削部材41とを備え、中間ブーム16のキャブ寄りの
側面上部に略平行に沿うようにリンクバー54を配置
し、該リンクバー54の基端部を前記のメインブーム8
に枢支し、また、リンクバー54の先端部を前記の先端
ブーム18に枢支し、中間ブーム16のキャブ寄りの側
面下部に沿い且つ前記のリンクバー54の下方に位置す
るようにオフセット用シリンダ60を配置し、該オフセ
ット用シリンダ60の基端部を中間ブーム16に枢支
し、また、オフセット用シリンダ60の先端部を先端ブ
ーム18に枢支している。
【0029】本発明の請求項2に記載の建設機械のアタ
ッチメントでは、上述した本発明の請求項1に記載の建
設機械のアタッチメントの構成に加えて、メインブーム
8の基端近傍上面から先端近傍上面を経てメインブーム
8の先端部の反キャブ寄りの側面を通り、更に、メイン
ブーム8の先端部と中間ブーム16の基端部との間隙か
らメインブーム8の先端部に枢支されているリンクバー
54の基端部の下方を経て中間ブーム16のキャブ寄り
の側面に至るように配管67,68を配設し、一方の配
管67の先端部をオフセット用シリンダ60のロッド側
流体室に連通させ、他方の配管68の先端部をオフセッ
ト用シリンダ60のヘッド側流体室に連通させている。
【0030】本発明の請求項1及び請求項2に記載の建
設機械のアタッチメントのいずれにおいても、中間ブー
ム16のキャブ寄りの側面上部に沿うようにリンクバー
54を配置し且つ中間ブーム16のキャブ寄りの側面下
部に沿い且つ前記のリンクバー54の下方に位置するよ
うにオフセット用シリンダ60を配置することにより、
建設機械のアタッチメントの上方に位置している障害物
とオフセット用シリンダ60との衝突を防止し且つキャ
ブ5、メインブーム8、リンクバー54の基端部をメイ
ンブーム8に枢支する部材の形状の制約を解消する。
【0031】また、本発明の請求項2に記載の建設機械
のアタッチメントにおいては、配管67,68の先端寄
りの部分を、メインブーム8の先端部と中間ブーム16
の基端部との間隙からメインブーム8の先端部に枢支さ
れているリンクバー54の基端部の下方を経て中間ブー
ム16のキャブ寄りの側面に至るように配設することに
より、建設機械のアタッチメントの上方に位置している
障害物と配管67,68との接触を防止する。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。
【0033】図1及び図2は本発明の建設機械のアタッ
チメントの実施の形態の一例を装着した作業機を示すも
ので、図中、メインブーム8、中間ブーム16、先端ブ
ーム18、アーム34、バケット41は、図3及び図4
に示すものと同様に構成されており、その他、図3及び
図4と同一の符号を付した部分は同一物を表している。
【0034】54はリンクバーであり、該リンクバー5
4は、中間ブーム16の左側(キャブ側)に、該中間ブ
ーム16の左側面の上部に略平行に沿うように配置され
ている。
【0035】このリンクバー54の基端部は、中間ブー
ム16の基端部をメインブーム8に枢支しているピン1
7と平行なピン55によってメインブーム8の先端左側
上部に設けたブラケット56に枢支され、また、リンク
バー54の先端部は、ピン17と平行なピン57によっ
て先端ブーム18の左側部に設けたブラケット58に枢
支されており、メインブーム8と中間ブーム16と先端
ブーム18とリンクバー54とによって、平行四辺形リ
ンク機構59を構成している。
【0036】60はオフセット用シリンダであり、該オ
フセット用シリンダ60は、中間ブーム16の左側(キ
ャブ側)に、該中間ブーム16の左側面の下部に沿い且
つ前記のリンクバー54の下方に位置するように配置さ
れている。
【0037】このオフセット用シリンダ60のシリンダ
本体61の基端部は、ピン17と平行なピン62によっ
て中間ブーム16の基端左側部に設けたブラケット63
に枢着され、また、オフセット用シリンダ60のピスト
ンロッド64の先端部は、ピン17と平行なピン65に
よって先端ブーム18の左側部に設けたブラケット66
に枢着されている。
【0038】67,68は配管であり、該配管67,6
8は、前記のメインブーム8の基端近傍上面から先端近
傍上面を経てメインブーム8の先端右側面を通り、更
に、メインブーム8の先端部と中間ブーム16の基端部
との間隙からメインブーム8の先端部に設けられている
ブラケット56の下方を経て中間ブーム16の左側面に
至るように配設されている。
【0039】この配管67,68のメインブーム8の先
端右側面に位置している部分よりも先方部分には、高圧
用ホース等の屈曲性を有する配管部材が用いられてい
る。
【0040】配管67,68の基端部は、作業機の上部
旋回体4に搭載されている油圧ポンプ及び作動油タンク
に方向切換弁(図示せず)を介して接続されている。
【0041】一方の配管67の先端部は、オフセット用
シリンダ60のロッド側流体室に接続され、また、他方
の配管68の先端部は、オフセット用シリンダ60のヘ
ッド側流体室に接続されている。
【0042】すなわち、配管67を介してオフセット用
シリンダ60のロッド側流体室に作動油圧を付与すると
ともに、配管68を介してオフセット用シリンダ60の
ヘッド側流体室を大気開放すると、ピン17を中心に中
間ブーム16が左側へ揺動し、また、配管68を介して
オフセット用シリンダ60のヘッド側流体室に作動油圧
を付与するとともに、配管67を介してオフセット用シ
リンダ60のロッド側流体室を大気開放すると、ピン1
7を中心に中間ブーム16が右側へ揺動するようになっ
ている。
【0043】このように中間ブーム16が揺動する場
合、メインブーム8と先端ブーム18は、先に述べた平
行四辺形リンク機構59を構成する中間ブーム16、リ
ンクバー54を介して連結されているので、上方から見
ると先端ブーム18はメインブーム8に対して常に平行
な状態を保持する。
【0044】図1及び図2に示す建設機械のアタッチメ
ントでは、リンクバー54が中間ブーム16の左側上部
に配置され、また、オフセット用シリンダ60が中間ブ
ーム16の左側下部に前記のリンクバー54の下方に位
置するように配置されているので、地表に対するメイン
ブーム8の起伏角度を大きくしても、キャブ5に搭乗し
ている運転者のオフセット用シリンダ60に対する視野
が遮られず、リンクバー54の存在によって建設機械の
アタッチメントの上方に位置している樹木等の障害物に
オフセット用シリンダ27が衝突することがない。
【0045】更に、オフセット用シリンダ60に対して
作動油圧を付与する配管67,68の先端寄りの部分
が、メインブーム8の先端部と中間ブーム16の基端部
との間隙からメインブーム8の先端部にリンクバー54
の基端部を枢支するブラケット56の下方を経て中間ブ
ーム16のキャブ寄りの側面に至るように配設されてい
るので、建設機械のアタッチメントの上方に位置してい
る樹木等の障害物にこれらの配管67,68が接触する
ことがない。
【0046】よって、図1及び図2示す建設機械のアタ
ッチメントでは、建設機械のアタッチメントの上方に位
置している障害物に起因するオフセット用シリンダ60
及び配管67,68の損傷を防止することができる。
【0047】また、リンクバー54の基端部をメインブ
ーム8の先端部に枢支するためのブラケット56が、メ
インブーム8の先端左側上部に設けられているので、メ
インブーム8の起伏に起因するブラケット56とキャブ
5の右側部分との干渉を防止するために、キャブ5、メ
インブーム8、ブラケット56の形状が制約されること
がない。
【0048】なお、本発明の建設機械のアタッチメント
は上述した実施の形態のみに限定されるものでなく、キ
ャブ5が上部旋回体4の右側に搭載されている作業機に
おいて、リンクバー54及びオフセット用シリンダ60
を中間ブーム16の右側に配置し且つ配管67,68を
メインブーム8の右側に配置した構成とすること、その
他、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更
を加え得ることは勿論である。
【0049】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の建設機械の
アタッチメントによれば、下記のような種々の優れた効
果を奏し得る。
【0050】(1)本発明の請求項1及び請求項2に記
載の建設機械のアタッチメントのいずれにおいても、中
間ブーム16のキャブ寄りの側面上部に沿うようにリン
クバー54を配置し且つ中間ブーム16のキャブ寄りの
側面下部に沿い且つ前記のリンクバー54の下方に位置
するようにオフセット用シリンダ60を配置しているの
で、建設機械のアタッチメントの上方に位置している障
害物とオフセット用シリンダ60との衝突を防止するこ
とができる。
【0051】(2)本発明の請求項2に記載の建設機械
のアタッチメントにおいては、先端部がオフセット用シ
リンダ60のロッド側流体室あるいはヘッド側流体室に
連通する配管67,68の先端部寄りの部分が、メイン
ブーム8の先端部と中間ブーム16の基端部との間隙か
らメインブーム8の先端部にリンクバー54の基端部を
枢支するブラケット56の下方を経て中間ブーム16の
キャブ寄りの側面に至るように配設されているので、建
設機械のアタッチメントの上方に位置している障害物と
配管67,68との接触を防止することができる。
【0052】(3)リンクバー54の基端部がメインブ
ーム8の先端左側上部に枢支されているので、メインブ
ーム8の起伏に起因するリンクバー54を枢支している
部材とキャブ5との干渉を防止するために、キャブ5、
メインブーム8、リンクバー54を枢支している部材の
形状が制約されることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の建設機械のアタッチメントの実施の形
態の一例を装着した作業機を示す左側面図である。
【図2】本発明の建設機械のアタッチメントの実施の形
態の一例を装着した作業機を示す平面図である。
【図3】従来の建設機械のアタッチメントの一例を装着
した作業機を示す左側面図である。
【図4】従来の建設機械のアタッチメントの一例を装着
した作業機を示す平面図である。
【符号の説明】
4 上部旋回体 5 キャブ 8 メインブーム 16 中間ブーム 18 先端ブーム 34 アーム 41 バケット(掘削部材) 54 リンクバー 60 オフセット用シリンダ 67 配管 68 配管

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左側あるいは右側にキャブ(5)を搭載
    した上部旋回体(4)に起伏し得るように支持されたメ
    インブーム(8)と、該メインブーム(8)に左右へ揺
    動し得るように支持された中間ブーム(16)と、該中
    間ブーム(16)に左右へ揺動し得るように支持された
    先端ブーム(18)と、該先端ブーム(18)に上下へ
    回動し得るように支持されたアーム(34)と、該アー
    ム(34)に上下へ回動し得るように支持された掘削部
    材(41)とを備え、中間ブーム(16)のキャブ寄り
    の側面上部に略平行に沿うようにリンクバー(54)を
    配置し、該リンクバー(54)の基端部を前記のメイン
    ブーム(8)に枢支し、また、リンクバー(54)の先
    端部を前記の先端ブーム(18)に枢支し、中間ブーム
    (16)のキャブ寄りの側面下部に沿い且つ前記のリン
    クバー(54)の下方に位置するようにオフセット用シ
    リンダ(60)を配置し、該オフセット用シリンダ(6
    0)の基端部を中間ブーム(16)に枢支し、また、オ
    フセット用シリンダ(60)の先端部を先端ブーム(1
    8)に枢支したことを特徴とする建設機械のアタッチメ
    ント。
  2. 【請求項2】 メインブーム(8)の基端近傍上面から
    先端近傍上面を経てメインブーム(8)の先端部の反キ
    ャブ寄りの側面を通り、更に、メインブーム(8)の先
    端部と中間ブーム(16)の基端部との間隙からメイン
    ブーム(8)の先端部に枢支されているリンクバー(5
    4)の基端部の下方を経て中間ブーム(16)のキャブ
    寄りの側面に至るように配管(67)(68)を配設
    し、一方の配管(67)の先端部をオフセット用シリン
    ダ(60)のロッド側流体室に連通させ、他方の配管
    (68)の先端部をオフセット用シリンダ(60)のヘ
    ッド側流体室に連通させた請求項1に記載の建設機械の
    アタッチメント。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007092431A (ja) * 2005-09-29 2007-04-12 Kubota Corp バックホー

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