JPH0136996Y2 - - Google Patents

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JPH0136996Y2
JPH0136996Y2 JP1982169465U JP16946582U JPH0136996Y2 JP H0136996 Y2 JPH0136996 Y2 JP H0136996Y2 JP 1982169465 U JP1982169465 U JP 1982169465U JP 16946582 U JP16946582 U JP 16946582U JP H0136996 Y2 JPH0136996 Y2 JP H0136996Y2
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JP
Japan
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arm
boom
tip
long
cylinder
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JP1982169465U
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JPS5973453U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本案はロングアームバツクホー(ロングアーム
パワーシヨベル)に関するものである。
「従来の技術」 従来パワーシヨベルでは第4図に示すようにブ
ーム4の先端部を2股4′となし、2股4′の内部
に回動アーム5の基部を嵌合させこれをピン6′
で枢支した。ところが上記2股4′の基部又は底
部4″に回動アーム5が干渉するため、回動アー
ム5の回動角度を90度以上とすることは殆んど困
難である。この回動角度を拡大するためには2股
4′の深さ即ち枢支ピン6′と2股4′の底部4″と
の距離を大とする必要がある。そうすると2股
4′の強度が低下しアーム、バケツト及び掬上土
砂等の重量を支持することが困難となり亀裂を生
じ危険性が増加し到底ロングアームとすることは
困難であつた。又アーム5を回動させて伸ばすに
際し油圧シリンダーの開閉弁が急激に開くためア
ーム5には駆動力が衝撃的に一度に掛るが重量の
重いアーム及びバケツトの反動を招き衝撃的間欠
又は断続回動を行い枢支ピン6′及び2股4′に複
数回の衝撃荷重が掛り、そのため上記2股4′に
亀裂を生じ安全性を向上し難くロングアーム及び
ロングブームには適用することができなかつた
(実開昭50−139410号公報、特公昭50−8158号公
報)。
「考案が解決しようとする問題点」 本案はパワーシヨベルのブーム及びアームを長
く形成しかつアームの回動角度を拡大しかつ安全
性の高いロングアームバツクホーを得ようとする
ものである。
「問題点を解決するための手段」 本案は無端履帯1による走行車体2に水平方向
回動機枠3を設け、同機枠3にその前部に延長す
るロングブーム4を設け、同ブーム4の先端にロ
ングアーム5を枢支6し同アーム5の先端にバケ
ツト7を枢支8し、同機枠3の後部に平衡錘9を
設けてなるバツクホーにおいて、上記アーム5の
基部側に1対の軸受板10,10を突設し、同1
対の軸受板10,10の内部に上記ブーム4の先
端部を嵌合し同先端部と同軸受板10,10とを
ピンにより枢支6し、同アーム5の基端部とブー
ム4の中程上面とを油圧シリンダー11で接続
し、同シリンダー11の伸長時排油管12に絞り
弁13を介設してなるロングアームバツクホーに
よつて構成される。
「作用」 従つてオペレーター室14内のオペレーターの
操作によりシリンダー16を伸長してブーム4を
第2図実線位置から仮想線位置に上昇し、シリン
ダー11を伸長してアーム5を第2図実線位置か
ら仮想線位置に枢支部6を中心として回動させ、
バケツト7内に土砂を掬上げ機枠3を回動させ、
バケツト7を天端水準21に排出し、機枠3を元
の位置に回動してシリンダー11,16を収縮し
ブーム4およびアーム5を第2図実線位置に回動
し上述同様の動作を繰返して比較的長距離の緩傾
斜法面22を形成するものである。そしてブーム
4の先端部はアーム5側の上記突出軸受板10,
10の内部に嵌合挾持され、その状態でアーム5
をピン6により枢支しているため、アーム5はピ
ン6を中心として前後方向に回動するに際しブー
ム4に干渉することなく前向から後向に広範囲に
回動することができる。又上記油圧シリンダー1
1の伸長時排油管12の絞り弁13の作用によつ
てシリンダー11の伸長によるアーム5の後方回
動に際しシリンダー11内の圧油が絞り弁13の
抵抗を受けて緩やかに排出されアーム5の後方回
動が緩慢に行われてバケツト7による掘削作業は
緩慢に行われる。逆にシリンダー11を収縮させ
る場合も上記絞り弁13のためにシリンダー11
の動作が緩慢でアーム5の急激な回動は行われな
い。
「実施例」 無端履帯1による走行車体2によつてクローラ
を形成し、同車体2に水平方向回動機枠3を設け
る。同機枠3にはその前部に延長するロングブー
ム4を設け、同ブーム4の先端にロングアーム5
をピン6によつて枢支し同アーム5の先端にバケ
ツト7を枢支8して同機枠3の後部に平衡錘9を
設けてバツクホーを形成するものである。上記ア
ーム5の基部側に1対の軸受板10,10を突設
し、同1対の軸受板10,10の内部に上記ブー
ム4の先端部を嵌合し同先端部と同軸受板10,
10とをピン6により枢支し、同アーム5の基端
部とブーム4の中程上面とを油圧シリンダー11
で接続し、同シリンダー11の伸長時排油管12
に絞り弁13を介設してなるものである。上記機
枠3にはオペレーター室14が設けられ、ロング
ブーム4の基部側はへ字状に彎曲し、同ブーム4
の基端部は水平軸により機枠3に枢支されへ字状
彎曲部4′の下側に貫装した水平ピン15によつ
て油圧シリンダー16を枢支し、同シリンダー1
6によつて同ブーム4と機枠3とを接続し、同ブ
ーム4を基端枢支部を中心に昇降させることがで
きる。上記アーム5の基部側の軸受板10,10
は同アーム5の両側面に溶着し、これを上記ブー
ム4側に突出し、突出部に軸受10′,10′を設
ける。尚図中17で示すものはアーム5に設けた
バケツト回動用油圧シリンダー、18はシリンダ
ー11の基端枢支ピン、19はその軸受、20は
上記シリンダー11の伸長時給油管である。
「効果」 本案は上述のように構成したのでブーム4の先
端部を2股に形成する必要がなく同先端部の強度
を強化し得てロングブーム及びロングアームとな
し得るばかりでなく同先端部はアーム5側に設け
た突出軸受板10,10の内部に嵌合挾持されて
ピン6で枢支してあるためアーム5がブーム4の
先端部に干渉するおそれがなくピン6を中心とす
るアーム5の回動角度が著しく拡大しブーム4と
前向及び後向のアーム5との交差角度を著しく小
となし得る便益がある。そして上記絞り弁13の
抵抗によりアーム5の後方及び前方回動が緩慢に
行われアーム5の動作用油圧シリンダ11の開閉
弁の急激開放による同アーム5の衝撃的間欠又は
断続回動が防止され、回動時に上記ブーム4とア
ーム5の枢支部に掛る数回の衝撃荷重が防止され
るためロングアームバツクホーによる作業の危険
性が少く安全性を向上し得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案のロングアームバツクホーを示す
側面図、第2図は同バツクホーによる作業状態の
側面図、第3図はブームとアームとの接続部の斜
視図、第4図は従来形ブームとアームとの接続部
の側面図である。 1……無端履帯、2……走行車体、3……水平
方向回動機枠、4……ロングブーム、5……ロン
グアーム、6,8……枢支部、7……バケツト、
9……平衡錘、10……軸受板、11……油圧シ
リンダー、12……伸長時排油管、13……絞り
弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 無端履帯1による走行車体2に水平方向回動機
    枠3を設け、同機枠3にその前部に延長するロン
    グブーム4を設け、同ブーム4の先端にロングア
    ーム5を枢支6し同アーム5の先端にバケツト7
    を枢支8し、同機枠3の後部に平衡錘9を設けて
    なるバツクホーにおいて、上記アーム5の基部側
    に1対の軸受板10,10を突設し、同1対の軸
    受板10,10の内部に上記ブーム4の先端部を
    嵌合し同先端部と同軸受板10,10とをピンに
    より枢支6し、同アーム5の基端部とブーム4の
    中程上面とを油圧シリンダー11で接続し、同シ
    リンダー11の伸長時排油管12に絞り弁13を
    介設してなるロングアームバツクホー。
JP16946582U 1982-11-08 1982-11-08 ロングア−ムバツクホ− Granted JPS5973453U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16946582U JPS5973453U (ja) 1982-11-08 1982-11-08 ロングア−ムバツクホ−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16946582U JPS5973453U (ja) 1982-11-08 1982-11-08 ロングア−ムバツクホ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5973453U JPS5973453U (ja) 1984-05-18
JPH0136996Y2 true JPH0136996Y2 (ja) 1989-11-09

Family

ID=30370219

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16946582U Granted JPS5973453U (ja) 1982-11-08 1982-11-08 ロングア−ムバツクホ−

Country Status (1)

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JP (1) JPS5973453U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS508158A (ja) * 1973-05-25 1975-01-28

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50139410U (ja) * 1974-05-02 1975-11-17

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS508158A (ja) * 1973-05-25 1975-01-28

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Publication number Publication date
JPS5973453U (ja) 1984-05-18

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