JP2015117490A - 作業機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】機体の左右一側部に、該機体に搭載された搭載部材を覆うカバー体を備え、このカバー体は、前記搭載部材の左右方向内方側を覆う内側カバーと、前記搭載部材の左右方向外方側を覆う外側カバーと、前記搭載部材の上方を開閉自在に覆う上部カバーとを有し、前記内側カバーと外側カバーの前部間に、内側カバーが固定される内側カバー固定部と、外側カバーが固定される外側カバー固定部と、上部カバーを左右軸回りに回転自在に支持する上部カバー枢支部とを有する取付基準部材を設ける。
【選択図】図6
Description
このバックホーは、走行装置上に、上下軸回りに旋回自在な機体が搭載され、この機体の右側部に、該機体に搭載された作動油タンク,燃料タンク,バッテリ等の搭載部材を覆うカバー体を備えている。
このカバー体は前記搭載部材の左右方向内方側を覆う内側カバーと、前記搭載部材の左右方向外方側を覆う外側カバーと、前記搭載部材の上方を開閉自在に覆う上部カバーとを有している。内側カバーと外側カバーは、機体に対してそれぞれ別個に取付固定されることが開示されている。また、上部カバーは内側カバーの上部にヒンジを介して開閉自在に取り付けられている。
また、内側カバー、外側カバー、上部カバーは、多くの部材を介して組み付けられるため、多くの部材で精度の確保が必要であり、内側カバーと外側カバーと上部カバーとの相互間の相対位置精度を確保するのが難しかった。
請求項1に係る発明では、機体の左右一側部に、該機体に搭載された搭載部材を覆うカバー体を備え、このカバー体は、前記搭載部材の左右方向内方側を覆う内側カバーと、前記搭載部材の左右方向外方側を覆う外側カバーと、前記搭載部材の上方を開閉自在に覆う上部カバーとを有し、
前記内側カバーと外側カバーの前部間に、内側カバーが固定される内側カバー固定部と、外側カバーが固定される外側カバー固定部と、上部カバーを左右軸回りに回転自在に支持する上部カバー枢支部とを有する取付基準部材を設けたことを特徴とする。
請求項3に係る発明では、前記上部カバー枢支部は、前記内側カバー固定部の下部から前下方に延出された第1支持壁と、この第1支持壁と左右方向で対向する第2支持壁と、第1支持壁と第2支持壁の基部側同士を連結し且つ外側カバー固定部の下部に固定された連結壁と、第1支持壁と第2支持壁とにわたって設けられていて上部カバーを枢支するカバー枢軸とを有して構成されていることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、内側カバーと外側カバーと上部カバーとの取付基準を1つの取付基準部材に集中させることにより、これら内側カバー,外側カバー,上部カバー相互間の相対位置精度の確保が容易である。
請求項2に係る発明によれば、内側カバー固定部に内側カバーの前部内面を重ね合わせて固定すると共に、該内側カバー固定部の前部から左右方向外方に向けて外側カバー固定部を延出したので、内側カバー,外側カバー,上部カバー相互間の相対位置精度の確保が容易である。
請求項4に係る発明によれば、内側カバーの支持強度を確保することができる。
図1は作業機として例示するバックホー1の側面図を示している。
このバックホー1は、下部の走行装置2と、この走行装置2に上下方向の軸心回りに旋回自在に支持された旋回台3(機体)とを有する。
なお、以下の説明において、左右方向外方とは旋回台3の左右方向の中央から左右方向の端部に向かう方向(図2において矢印X1で示す方向)をいい、左右方向内方とは旋回台3の左右方向の端部から左右方向の中央に向かう方向(図2において矢印X2で示す方向)をいう。
旋回台3にはキャビン6が搭載され、このキャビン6内には運転席7が設けられている。
旋回台3の前部には作業装置8が設けられている。この作業装置8は、ブーム9と、図
示省略のアーム及びバケットを有し、ブーム9は基部がスイングブラケット10に枢支され、ブームシリンダ11によって上下に揺動駆動される。スイングブラケット10は旋回台3の前部に設けられた支持ブラケット12に上下方向の軸心回りに左右揺動自在に支持されている。
エンジン17は旋回フレーム13の後部に横置き配置されている。ラジエータ18、オイルクーラ19、作動油タンク20、燃料タンク21、バッテリ22は旋回フレーム13の右側部に配置されている。ラジエータ18はエンジン17の右側方に配置され、オイルクーラ19はラジエータ18の右側方に配置され、作動油タンク20はオイルクーラ19及びラジエータ18の前方に配置され、燃料タンク21は作動油タンク20の前方に配置され、バッテリ22は燃料タンク21の後部上方に配置されている。
カバー装置23は、大別して、エンジン17を覆うエンジンカバー24と、ラジエータ18、オイルクーラ19、作動油タンク20、燃料タンク21及びバッテリ22を覆うカバー体25(これを側部カバー体という)とから構成されている。
フロントカバー26はエンジン17の前方及び上方を覆っている。左サイドカバー27はエンジン17の左側方を覆っている。ボンネットカバー28は、エンジン17の後方を覆っており、且つその左端側が旋回フレーム13側にヒンジを介して縦軸回りに揺動自在に支持されていて、揺動させることにより開閉自在とされている。
前記内側カバー29は、作動油タンク20、燃料タンク21及びバッテリ22の左右方向内方側を覆っている。この内側カバー29の後部の下部側は、図5に示すように、ラジエータ18の配置空間がエンジン17の配置空間と連通するように切り欠かれている。
前記上部カバー31は、図5に示すように、燃料タンク21の前方を覆っていると共に、ラジエータ18、オイルクーラ19、作動油タンク20、燃料タンク21及びバッテリ22の上方側を覆っている(上部カバー31は、内側カバー29と外側カバー30との間の搭載部材収容空間の上方を覆うと共に該搭載部材収容空間の前方を覆うようにL字状に形成されている)。
図6〜図8に示すように、前記内側カバー29と外側カバー30の前部間には、内側カバー29、外側カバー30及び上部カバー31の取付基準となる取付基準部材32が設けられている。
カバー30が固定される外側カバー固定部34と、上部カバー31を左右軸回りに回転自在に支持する上部カバー枢支部35とを有する。
内側カバー固定部33は板面が左右を向く厚板材からなり、この内側カバー固定部33に内側カバー29の内面前部が重ね合わされて溶接固定されている。この内側カバー固定部33には、溶接用開口36が形成されており、該溶接用開口36の開口縁部に内側カバー29の内面が溶接されている。この内側カバー固定部33に対する内側カバー29の取付部37は、図8に示すように、左右方向外方側(右側方)に向けて張り出すように張出し成形されている。
外側カバー固定部34は、内側カバー固定部33より板厚の薄い板材によって形成され、内側カバー固定部33の前部から左右方向外方に向けて延出するように設けられている。この外側カバー固定部34は、板面が前後を向く中間部34aと、この中間部34aの上端から後斜め上方に向けて延出するように屈曲された上部34bと、前記中間部34aの下端から後斜め下方に向けて延出するように屈曲された下部34cとを有する。この外側カバー固定部34は、その左右方向内端(左端)が内側カバー固定部33に溶接されることにより該内側カバー固定部33に固定されている。
図7、図8に示すように、前記上部カバー枢支部35は、前記内側カバー固定部33の下部から前下方に延出された第1支持壁43と、この第1支持壁43と左右方向で対向する第2支持壁44と、第1支持壁43と第2支持壁44の基部側同士を連結する連結壁45と、第1支持壁43と第2支持壁44とにわたって設けられたカバー枢軸46とを有する。
前記カバー枢軸46には、第1支持壁43と第2支持壁44との間に配置された回転筒47が左右軸回りに回転自在に外嵌されている。この回転筒47には、上部カバー支持アーム48の下端側が溶接固定されている。
カバーガイド51には、長手方向に長いガイド溝53が形成されている。このガイド溝53の後端部には係止溝54が上方側に延びるように連続して形成されている。また、ガイド溝53には、内側カバー29に固定されたガイドピン55が長手方向相対移動自在に
挿通されている。ガイドピン55は内側カバー29の前部の上部に左右方向外方(右方)に突出状に固定されている。
図9に示すように、ガイドピン55がガイド溝53の後端に達すると、ガイドの後端側が下がってガイドピン55が係止溝54内に嵌る。このように、ガイドピン55が係止溝54に嵌ると、上部カバー31がカバー枢軸46回りに回転不能となり(上部カバー31の開閉方向の動きが規制され)、該上部カバー31が開き状態でロック(保持)される。
前記構成のカバーガイド51及びガイドピン55等からなる上部カバー31のガイド機構は、カバー枢軸46から離れた位置(上部カバー31の重心位置に近い位置)に設けられており、これによって、開閉時の上部カバー31のふらつきが抑制され、上部カバー31の位置ずれが発生せず、上部カバー31のロック不良が生じないという効果を奏する。
また、前記構成のものにあっては、内側カバー29と外側カバー30と上部カバー31との取付基準を1つの取付基準部材32に集中させることにより、これら内側カバー29,外側カバー30,上部カバー31相互間の相対位置精度の確保が容易である。
また、上部カバー枢支部35を、内側カバー固定部33の下部から前下方に延出された第1支持壁43と、この第1支持壁43と左右方向で対向する第2支持壁44と、第1支持壁43と第2支持壁44の基部側同士を連結し且つ外側カバー固定部34の下部に固定された連結壁45と、第1支持壁43と第2支持壁44とにわたって設けられたカバー枢軸46とから構成することにより、さらに、取付基準部材32の強度確保を図ることができる。
ト部材61に螺合されている。
前記構成のものにあっては、内側カバー29の内面側に旋回台3側に固定されたサポート部材56を配置し、このサポート部材56の前部を、内側カバー固定部33に重ね合わせて該内側カバー固定部33及び内側カバー29にボルト固定したことにより、内側カバー29の支持強度を確保することができる
内側カバー29の後部は、図10に示すように、旋回フレーム13(旋回台3)に備えられた支持フレーム62に取付固定されることで該旋回フレーム13に支持されている。この支持フレーム62は旋回基板14の後部に立設固定されており、前後一対の取付ボルト63によって、内側カバー29の後部の上部が取付固定されている。前記支持フレーム62には、エンジンカバー24が取付支持されていると共にキャビン6の後部が支持されている。
図13に示すように、前記外側カバー30は、該外側カバー30のカバー本体70の後部に形成された開口部71を有すると共に該開口部71を開閉自在に塞ぐ吸気カバー72を有する。前記開口部71は、オイルクーラ19の右側方に対応して形成されている。前記吸気カバー72は、吸気口73を有するカバーフレーム74と、該カバーフレーム74の吸気口73を塞ぐように設けられた多孔部材75とを有する。多孔部材75は多数の通気孔76を有しており、エンジン17で駆動されるファンによって多孔部材75を介してエンジン17の配置空間へと外気が吸引可能とされている。
図14に示すように、ヒンジ機構77は、固定部材78と可動部材79とヒンジピン80とを有する。固定部材78は、開口部71の前縁側下部において外側カバー30のカバー本体70にボルト固定された上下一対の固定部78aと、該上下固定部78aから前方側に延びる支持部78bと、該上下支持部78bを連結する連結部78cとを有する。
また、カバーフレーム74の後端側には、取っ手83が板金プレス加工等によって一体形成されている。取っ手83は、上下の蝶ボルト81で固定される部分の間に設けられている。
前記構成の外側カバー30にあっては、吸気カバー72が開閉自在であるので、吸気カ
バー72を開くことにより、開口部71を介してオイルクーラ19の右側面に容易にアクセスでき、該オイルクーラ19の清掃等を容易に行うことができる。
また、吸気カバー72に取っ手83を一体形成したので、部品の追加が不要となり、部品削減が可能である。
連結ステー86は、板材によって形成されており、壁面が上下を向く載置壁87と、この載置壁87の前端から上方側に延出された縦壁88とから断面L字形に形成されている。
外側カバー30の内面の後上部には、連結ステー86の右側が取付固定される取付ブラケット96(これを第2取付ブラケットという)が左方に向けて突出状として溶接固定されている。この第2取付ブラケット96は上壁97と、この上壁97の前後端部から下方側に延出する前後壁98,99とから下向き開口状のコ字形に形成されており、連結ステー86の前方側に配置されている。
この取付プレート100の横片部102が第2取付ブラケット96の上壁97に上方から重ね合わされてボルト103及びナット104によって固定されている。
図19,図20及び図21に示すように、前記ストライカ105は、上部カバー31の後部内面に取り付けられた板材からなる取付ステー107に取り付けられている。この取付ステー107は取付壁108と支持壁109とから断面L字形に形成されている。この取付ステー107の取付壁108は、上部カバー31の内面側壁部31aを下方側に張り出して形成された膨出部110に左右一対の取付ボルト111によって取付固定されている。
前記取付ステー107の取付壁108は、膨出部110の底面壁部110cに重ね合わされて取付ボルト111によって取付固定されている。
取付プレート112にストライカ105が固定されている。
このストライカ105は、棒材をU字形に折曲して形成され、一端側(後端側)が前記取付プレート112に固定された前後に長い上下一対(上部カバー31の開閉方向一対)の直杆部105a,105bと、これら一対の直杆部105a,105bの他端側(前端側)を連結する連結杆部105cとによって形成されている。一対の直杆部105a,105bは上部カバー31の開閉方向に並べられて平行状に配置されている。
キャッチケース113は、下方開口状の箱形に形成され、前記連結ステー86の載置壁87の左右方向中途部に載置されて該載置壁87に取付固定されている。キャッチケース113の左右両側の下端に左右方向に張出し状に取付壁116が設けられ、この左右取付壁116が連結ステー86の載置壁87にボルト117及びナット118によって取付固定されている。
上部カバー31を閉じる際には、ストライカ105の下側の直杆部105bがラッチ部材114に接当することにより、該ラッチ部材114が退避方向Aとは反対側に揺動してストライカ係止部121がストライカ105を係止すると共に、ラッチ部材114がロック解除部材115に係合することによりラッチ部材114がストライカ105を係止した位置に保持される。
このロック解除操作部材127は、キー操作によって回転操作されるロータ128と、このロータ128と一体回転する操作レバー129とを有する。
図22に示すように、操作レバー129は回転レバー123の第2アーム部126の上
方に位置しており、キー操作によって操作レバー129を下方揺動して第2アーム部126を押し下げると、図17に仮想線で示すように、第1アーム部124が右方に揺動して連動リンク122を引動する。これによって、ロック解除部材115がラッチ部材114から外れて、ラッチ部材114が退避方向Aに揺動し、ストライカ105の下側の直杆部105bがストライカ挿入溝119から上方に離脱可能(上部カバー31が開き動作可能)となる。
このポップアップ機構131は、図19、図20及び図21に示すように、支持プレート132とガイド筒133と接当ピン134とバネ受け部材135とスプリング136とを有する。
ガイド筒133は、前記支持プレート132を貫通して該支持プレート132に固定されている。
ガイド筒133及び接当ピン134は、ストライカ105と対応する位置に配置されている。
スプリング136は、コイルバネから構成され、支持プレート132とバネ受け部材135との間でガイド筒133に外嵌されていて、接当ピン134を上部カバー31の閉じ方向側に付勢している。
図19に示すように、上部カバー31を閉める際に前記接当ピン134が接当する受け部139は、前記連結ステー86に設けられている。
前記当てゴム141は、図16に示すように、キャッチケース113の左右方向中央部の後方側に位置している。
また、上部カバー31を閉じたときには、図19に示すように、スプリング136の付勢力Bは上部カバー31を押し上げる方向に作用する。また、このときのスプリング136の付勢力Bは、カバー枢軸46を中心とする接当ピン134の回転の接線方向に働く。
ることができる。
また、上部カバー31の前部下端側が取付基準部材32(機体3側)に枢支され、ポップアップ機構131が上部カバー31の後部に設けられているので、作業者は側部カバー体25の右側方に立ち、ポップアップ機構131によって浮いた上部カバー31の後部を持って該上部カバー31を持ち上げることができ、上部カバー31を楽に開閉することができる
また、ポップアップ機構131を上部カバー31側に設けることにより、上部カバー31を開いたときには、カバー体25の内部にポップアップ機構131が残っておらず、ポップアップ機構131がカバー体25の内部の整備の邪魔になることがない。
また、ポップアップ機構131とストライカ105とを取付ステー107に取り付けており、ポップアップ機構131を支持する部材をストライカ105を取り付ける部材に兼用しているので、構造の簡素化を図ることができ、安価に提供することができる。
また、前記構成の実施形態にあっては、内側カバー29と外側カバー30の後部の上部を連結ステー86によって連結することにより、これら内側カバー29と外側カバー30の位置精度が安定し、外側カバー30の形状が安定する。これによって、ストライカ105のロックの確実性が向上する。
18 ラジエータ(搭載部材)
19 オイルクーラ(搭載部材)
20 作動油タンク(搭載部材)
21 燃料タンク(搭載部材)
22 バッテリ(搭載部材)
25 カバー体
29 内側カバー
30 外側カバー
31 上部カバー
32 取付基準部材
33 内側カバー固定部
34 外側カバー固定部
35 上部カバー枢支部
43 第1支持壁
44 第2支持壁
45 連結壁
46 カバー枢軸
56 サポート部材
Claims (4)
- 機体の左右一側部に、該機体に搭載された搭載部材を覆うカバー体を備え、このカバー体は、前記搭載部材の左右方向内方側を覆う内側カバーと、前記搭載部材の左右方向外方側を覆う外側カバーと、前記搭載部材の上方を開閉自在に覆う上部カバーとを有し、
前記内側カバーと外側カバーの前部間に、内側カバーが固定される内側カバー固定部と、外側カバーが固定される外側カバー固定部と、上部カバーを左右軸回りに回転自在に支持する上部カバー枢支部とを有する取付基準部材を設けたことを特徴とする作業機。 - 前記内側カバー固定部に、内側カバーの前部内面が重ね合わされて固定され、外側カバー固定部は、前記内側カバー固定部の前部から左右方向外方に向けて延出されていることを特徴とする請求項1に記載の作業機。
- 前記上部カバー枢支部は、前記内側カバー固定部の下部から前下方に延出された第1支持壁と、この第1支持壁と左右方向で対向する第2支持壁と、第1支持壁と第2支持壁の基部側同士を連結し且つ外側カバー固定部の下部に固定された連結壁と、第1支持壁と第2支持壁とにわたって設けられていて上部カバーを枢支するカバー枢軸とを有して構成されていることを特徴とする請求項2に記載の作業機。
- 前記内側カバーの内面側に、機体側に固定されたサポート部材を配置し、このサポート部材の前部を、前記内側カバー固定部に重ね合わせて該内側カバー固定部及び内側カバーにボルト固定したことを特徴とする請求項2又は3に記載の作業機。
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