JP6151167B2 - 作業機 - Google Patents

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Description

本発明は、バックホー(建設機械)等の作業機に関するものである。
作業機として特許文献1に開示された作業機がある。
この作業機は、機体に搭載した搭載部材を覆うカバー体を備え、このカバー体は搭載部材の上方を覆うと共に開閉自在に枢支された上部カバーを備えている。 前記上部カバーにはストライカが設けられていると共に、該上部カバーを閉じたときに該ストライカを係止するキャッチが前記カバー体の内部に設けられている。また、この作業機にあっては、前記ストライカに対する係止を解除した際に前記上部カバーをポップアップさせるポップアップ機構を備えている。
特開平9−60389号公報
前記従来の作業機にあっては、ポップアップ機構はカバー体の内部に設けられている。ポップアップ機構がカバー体の内部に設けられていると、カバー体の内部を整備する際にポップアップ機構が邪魔物となるという問題がある。
そこで、本発明は、前記問題点に鑑み、上部カバーをポップアップさせるポップアップ機構がカバー体内部の整備の邪魔物とならないようにすることを課題とする。
前記技術的課題を解決するために本発明が講じた技術的手段は、以下に示す点を特徴とする。
第1に、機体に搭載した搭載部材を覆うカバー体を備え、このカバー体は搭載部材の上方を覆うと共に開閉自在に枢支された上部カバーを備え、この上部カバーにストライカを設けると共に該上部カバーを閉じたときに該ストライカを係止するキャッチを前記搭載部材を収容する搭載部材収容空間に設け、ストライカに対する該係止を解除した際に前記上部カバーをポップアップさせるポップアップ機構を該上部カバー側に設けており、前記ポップアップ機構は、軸芯方向に進退自在な接当ピンと、この接当ピンを進出方向に付勢するスプリングとを有しており、前記上部カバーの内面壁部を下方側に張り出して膨出部を形成し、当該膨出部に取付ステーを取り付けており、前記取付ステーには、前記ストライカ及び前記接当ピンが取り付けられており、前記接当ピンは、当該接当ピンが後退したときに前記上部カバーと接触しない位置に取り付けられていることを特徴とする。
第2に、前記上部カバーは、前記搭載部材収容空間の上方を覆うと共に該搭載部材収容空間の前方を覆うように形成されていて、その前部下端側が機体側に枢支され、前記上部カバーの内面に取付固定される取付壁と、ポップアップ機構を支持する支持壁とを有する前記取付ステーを上部カバーの後部に設け、この取付ステーの支持壁の一方側の面に前記ストライカを取付固定しており、前記ポップアップ機構を、前記支持壁の他方側の面に固定していることを特徴とする。
第3に、前記上部カバーを閉めた際に前記スプリングの付勢力に抗して前記接当ピンを後退させるべく該接当ピンが接当する受け部を前記搭載部材収容空間に設け、この受け部に前記接当ピンが接当する当てゴムを設けたことを特徴とする。
第4に、前記搭載部材収容空間に前記キャッチが載置固定される載置壁を設け、この載置壁に前記受け部を設けたことを特徴とする。
本発明によれば、ポップアップ機構を上部カバー側に設けることにより、上部カバーを開いたときには、搭載部材収容空間にポップアップ機構が残っておらず、ポップアップ機構が搭載部材収容空間の整備の邪魔になることがない。
また、上部カバーの前部下端側が機体側に枢支され、ポップアップ機構が上部カバーの後部に設けられているので、作業者はカバー体の側方に立ち、ポップアップ機構によって浮いた上部カバーの後部を持って該上部カバーを持ち上げることができ、上部カバーを楽に開閉することができる。
また、ポップアップ機構を支持する部材をストライカを取り付ける部材に兼用しているので、構造の簡素化を図ることができ、安価に提供することができる。
また、上部カバーを閉じる際の衝撃をスプリングと当てゴムとによって良好に受け持つため、ストライカ、キャッチ及びそれらを支持する部材の部材強度を上げる必要がない。
また、キャッチが載置固定される載置壁に受け部を設けることにより、構造の簡素化を図ることができ、安価に提供することができる。
作業機の全体左側面図である。 機体及びカバー装置等の平面図である。 (a)は機体及びカバー装置等の左側の側面図、(b)は機体及びカバー装置等の右側の側面図である。 側部カバー体を断面した平面図である。 側部カバー体を断面した側面図である。 取付基準部材を後側からみた斜視図である。 取付基準部材を前側からみた斜視図である。 取付基準部材の配置部分の平面断面図である。 上部カバーの取付支持部分の側面断面図である。 内側カバー及び上部カバーを右側からみた一部断面側面図である。 取付基準部材及びサポート部材の斜視図である。 外側カバーを後部側を右斜め後方からみた図である。 吸気カバーを開いた状態の外側カバーの背面図である。 吸気カバーのヒンジ機構の平面断面図である。 吸気カバーの後部固定部の平面断面図である。 内側カバーと外側カバーの連結部分の斜視図である。 内側カバーと外側カバーの連結部分の背面図である。 内側カバーと外側カバーの連結部分の正面図である。 上部カバーを閉めた状態でのキャッチ配置部分の側面図である。 上部カバーを開いた状態でのポップアップ機構及びストライカの側面図である。 上部カバーを開いた状態でのポップアップ機構及びストライカの斜視図である。 ロック解除操作部材の動作を示す側面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は作業機として例示するバックホー1の側面図を示している。
このバックホー1は、下部の走行装置2と、この走行装置2に上下方向の軸心回りに旋回自在に支持された旋回台3(機体)とを有する。
なお、以下の説明において、左右方向外方とは旋回台3の左右方向の中央から左右方向の端部に向かう方向(図2において矢印X1で示す方向)をいい、左右方向内方とは旋回台3の左右方向の端部から左右方向の中央に向かう方向(図2において矢印X2で示す方向)をいう。
走行装置2は、左右両側にトラックフレーム4を備えており、左右各トラックフレーム4にはクローラ式走行装置5が装着されている。
旋回台3にはキャビン6が搭載され、このキャビン6内には運転席7が設けられている。
旋回台3の前部には作業装置8が設けられている。この作業装置8は、ブーム9と、図示省略のアーム及びバケットを有し、ブーム9は基部がスイングブラケット10に枢支さ
れ、ブームシリンダ11によって上下に揺動駆動される。スイングブラケット10は旋回台3の前部に設けられた支持ブラケット12に上下方向の軸心回りに左右揺動自在に支持されている。
旋回台3は、図2に示すように、板材等を組み合わせて構成された骨格となる旋回フレーム13を有する。この旋回フレーム13は、旋回台3の底部を構成する厚板材からなる旋回基板14を有する。前記支持ブラケット12は旋回基板14の前部の右側寄りに固定されている。キャビン6は旋回フレーム13の左側寄りに配置され、且つ支持ブラケット12の上方側に位置する。旋回フレーム13の後部には、図3に示すように、旋回台3の後部を構成するウエイト15が取り付けられている。旋回フレーム13の左右両側には、該旋回台3の外装を構成する旋回カバー16が取り付けられている。
また、図2、図3に示すように、旋回フレーム13には、エンジン17、ラジエータ18、オイルクーラ19、作動油タンク20、燃料タンク21、バッテリ22等の搭載部材が搭載されている。
エンジン17は旋回フレーム13の後部に横置き配置されている。ラジエータ18、オイルクーラ19、作動油タンク20、燃料タンク21、バッテリ22は旋回フレーム13の右側部に配置されている。ラジエータ18はエンジン17の右側方に配置され、オイルクーラ19はラジエータ18の右側方に配置され、作動油タンク20はオイルクーラ19及びラジエータ18の前方に配置され、燃料タンク21は作動油タンク20の前方に配置され、バッテリ22は燃料タンク21の後部上方に配置されている。
また、これらエンジン17、ラジエータ18、オイルクーラ19、作動油タンク20、燃料タンク21、バッテリ22はカバー装置23によって覆われている。
カバー装置23は、大別して、エンジン17を覆うエンジンカバー24と、ラジエータ18、オイルクーラ19、作動油タンク20、燃料タンク21及びバッテリ22を覆うカバー体25(これを側部カバー体という)とから構成されている。
前記エンジンカバー24は、フロントカバー26と左サイドカバー27とボンネットカバー28とから構成されている。
フロントカバー26はエンジン17の前方及び上方を覆っている。左サイドカバー27はエンジン17の左側方を覆っている。ボンネットカバー28は、エンジン17の後方を覆っており、且つその左端側が旋回フレーム13側にヒンジを介して縦軸回りに揺動自在に支持されていて、揺動させることにより開閉自在とされている。
前記側部カバー体25は、図2及び図3に示すように、内側カバー29と外側カバー30と上部カバー31とから構成されている。
前記内側カバー29は、作動油タンク20、燃料タンク21及びバッテリ22の左右方向内方側を覆っている。この内側カバー29の後部の下部側は、図5に示すように、ラジエータ18の配置空間がエンジン17の配置空間と連通するように切り欠かれている。
前記外側カバー30は、図4に示すように、ラジエータ18、オイルクーラ19、作動油タンク20、燃料タンク21及びバッテリ22の左右方向外方側を覆っていると共に、後端側はラジエータ18の後方を覆っている。
前記上部カバー31は、図5に示すように、燃料タンク21の前方を覆っていると共に、ラジエータ18、オイルクーラ19、作動油タンク20、燃料タンク21及びバッテリ22の上方側を覆っている(上部カバー31は、内側カバー29と外側カバー30との間の搭載部材収容空間の上方を覆うと共に該搭載部材収容空間の前方を覆うようにL字状に形成されている)。
前記内側カバー29及び外側カバー30は金属板材によって形成され、上部カバー31は樹脂により中空状に形成されている。
図6〜図8に示すように、前記内側カバー29と外側カバー30の前部間には、内側カバー29、外側カバー30及び上部カバー31の取付基準となる取付基準部材32が設けられている。
この取付基準部材32は、内側カバー29が固定される内側カバー固定部33と、外側カバー30が固定される外側カバー固定部34と、上部カバー31を左右軸回りに回転自
在に支持する上部カバー枢支部35とを有する。
内側カバー固定部33は板面が左右を向く厚板材からなり、この内側カバー固定部33に内側カバー29の内面前部が重ね合わされて溶接固定されている。この内側カバー固定部33には、溶接用開口36が形成されており、該溶接用開口36の開口縁部に内側カバー29の内面が溶接されている。この内側カバー固定部33に対する内側カバー29の取付部37は、図8に示すように、左右方向外方側(右側方)に向けて張り出すように張出し成形されている。
また、内側カバー固定部33の後部には、ボルト挿通孔38が上下一対形成されている。
外側カバー固定部34は、内側カバー固定部33より板厚の薄い板材によって形成され、内側カバー固定部33の前部から左右方向外方に向けて延出するように設けられている。この外側カバー固定部34は、板面が前後を向く中間部34aと、この中間部34aの上端から後斜め上方に向けて延出するように屈曲された上部34bと、前記中間部34aの下端から後斜め下方に向けて延出するように屈曲された下部34cとを有する。この外側カバー固定部34は、その左右方向内端(左端)が内側カバー固定部33に溶接されることにより該内側カバー固定部33に固定されている。
また、この外側カバー固定部34の中間部34aの左右方向外方側(右側部)に、外側カバー30の前部に設けられた取付壁部39が取付固定されている。この取付壁部39は外側カバー固定部34の中間部34aの後面に重ね合わされ、該中間部34a及び取付壁部39を前方から貫通し且つ該取付壁部39に固着されたナット部材40に螺合する上下一対の取付ボルト41によって、該取付壁部39が該中間部34aに取付固定されている。
なお、外側カバー固定部34の中間部34aには、干渉回避用の円形状の開穴42が上下方向に3つ形成されている。
図7、図8に示すように、前記上部カバー枢支部35は、前記内側カバー固定部33の下部から前下方に延出された第1支持壁43と、この第1支持壁43と左右方向で対向する第2支持壁44と、第1支持壁43と第2支持壁44の基部側同士を連結する連結壁45と、第1支持壁43と第2支持壁44とにわたって設けられたカバー枢軸46とを有する。
前記連結壁45は、外側カバー固定部34の下部34cの正面に重ね合わされて該下部34cに溶接固定されている。
前記カバー枢軸46には、第1支持壁43と第2支持壁44との間に配置された回転筒47が左右軸回りに回転自在に外嵌されている。この回転筒47には、上部カバー支持アーム48の下端側が溶接固定されている。
この上部カバー支持アーム48は帯板材によって形成され、図9に示すように、その長手方向中途部が上部カバー31の前部内面に上下に配置された3つの取付ボルト49によって固定されている。これによって、上部カバー31の前部下端側が、取付基準部材32に左右軸回りに回転自在に支持されている。そして、上部カバー31をカバー枢軸46回りに回転させることにより、該上部カバー31の後端側が上下揺動するように該上部カバー31が開閉自在(前後揺動自在)とされている。前記外側カバー固定部34の中間部34aに形成された開穴42は、上部カバー支持アーム48を上部カバー31に対して取付固定するための前記取付ボルト49との干渉を回避するためのものである。
上部カバー支持アーム48の上部は、上部カバー31の内面から後方側に離反するように屈曲されており、この上部カバー支持アーム48の上部にガイド枢支部材50が固定されている。このガイド枢支部材50には、長尺の板材からなるカバーガイド51の長手方向前端側が枢支ピン52を介して左右軸回りに回転自在に枢支連結されている。
カバーガイド51には、長手方向に長いガイド溝53が形成されている。このガイド溝53の後端部には係止溝54が上方側に延びるように連続して形成されている。また、ガイド溝53には、内側カバー29に固定されたガイドピン55が長手方向相対移動自在に挿通されている。ガイドピン55は内側カバー29の前部の上部に左右方向外方(右方)に
突出状に固定されている。
上部カバー31を閉めたときには、図5に示すように、ガイドピン55はガイド溝53の前端側に位置しており、上部カバー31をカバー枢軸46回りに前方側に回転させることにより、上部カバー31の移動に伴ってカバーガイド51が前方側に移動し、ガイドピン55がガイド溝53内を相対的に後方移動する。
図9に示すように、ガイドピン55がガイド溝53の後端に達すると、ガイドの後端側が下がってガイドピン55が係止溝54内に嵌る。このように、ガイドピン55が係止溝54に嵌ると、上部カバー31がカバー枢軸46回りに回転不能となり(上部カバー31の開閉方向の動きが規制され)、該上部カバー31が開き状態でロック(保持)される。
この上部カバー31の開き状態において、カバーガイド51の後端側を上方に押し上げると、係止溝54がガイドピン55から外れ、ガイドピン55がガイド溝53内を移動可能となって、上部カバー31が閉じ動作可能となる。
前記構成のカバーガイド51及びガイドピン55等からなる上部カバー31のガイド機構は、カバー枢軸46から離れた位置(上部カバー31の重心位置に近い位置)に設けられており、これによって、開閉時の上部カバー31のふらつきが抑制され、上部カバー31の位置ずれが発生せず、上部カバー31のロック不良が生じないという効果を奏する。
また、上部カバー31は内側カバー29の上端側で(上部カバー31で開閉される側部カバー体25の開口に近い位置で)ロックがかかるので、該ロック解除を容易に行うことができる。
また、前記構成のものにあっては、内側カバー29と外側カバー30と上部カバー31との取付基準を1つの取付基準部材32に集中させることにより、これら内側カバー29,外側カバー30,上部カバー31相互間の相対位置精度の確保が容易である。
また、1つの取付基準部材32に内側カバー29と外側カバー30と上部カバー31とが取り付けられていて、近い位置に、内側カバー29と外側カバー30と上部カバー31との取付基準があるため、製作や取付の精度を厳しく管理すべき部材が1つで済み、寸法が管理しやすい。結果、内側カバー29,外側カバー30,上部カバー31相互間の位置調整に要する時間の短縮と外観品質の向上につながる。
また、内側カバー固定部33に内側カバー29の前部内面を重ね合わせて溶接固定すると共に、外側カバー固定部34を内側カバー固定部33の前部から左右方向外方に向けて延出すると共にその上部を斜め上方に向けて屈曲し、また、その下部を斜め下方に向けて屈曲して構成することにより、取付基準部材32の強度確保を図ることができる。
また、上部カバー枢支部35を、内側カバー固定部33の下部から前下方に延出された第1支持壁43と、この第1支持壁43と左右方向で対向する第2支持壁44と、第1支持壁43と第2支持壁44の基部側同士を連結し且つ外側カバー固定部34の下部に固定された連結壁45と、第1支持壁43と第2支持壁44とにわたって設けられたカバー枢軸46とから構成することにより、さらに、取付基準部材32の強度確保を図ることができる。
前記内側カバー29の前部は、図10に示すように、内側カバー29の前部内面に対向状に配置されたサポート部材56に取付固定されることで該旋回台3に支持されている。このサポート部材56は、板材によって形成されており、図11に示すように、その下部が、旋回フレーム13に固定された支持台57に溶接固定されている、支持台57は、その前部が前記支持ブラケット12に設けられた支持部58にボルト固定され、その後部が旋回基板14に固定された支柱部材59にボルト固定されている。支持台57には、燃料タンク21が載置支持されている。
サポート部材56の前部は、図8に示すように、内側カバー固定部33の後部の左右方向外方側の面(右側面)に重ね合わされ、上下一対の取付ボルト60によって内側カバー29及び内側カバー固定部33に取付固定されている。この取付ボルト60は、内側カバー29を左右方向内方側から貫通すると共に内側カバー固定部33に形成されたボルト挿通孔38を挿通し且つサポート部材56を貫通して該サポート部材56に固定されたナット部材61に螺合されている。
前記取付基準部材32はサポート部材56を介して旋回台(機体)3に支持されており、上部カバー31は取付基準部材32及びサポート部材56を介して旋回台(機体)3側に枢支されている。
前記構成のものにあっては、内側カバー29の内面側に旋回台3側に固定されたサポート部材56を配置し、このサポート部材56の前部を、内側カバー固定部33に重ね合わせて該内側カバー固定部33及び内側カバー29にボルト固定したことにより、内側カバー29の支持強度を確保することができる
内側カバー29の後部は、図10に示すように、旋回フレーム13(旋回台3)に備えられた支持フレーム62に取付固定されることで該旋回フレーム13に支持されている。この支持フレーム62は旋回基板14の後部に立設固定されており、前後一対の取付ボルト63によって、内側カバー29の後部の上部が取付固定されている。前記支持フレーム62には、エンジンカバー24が取付支持されていると共にキャビン6の後部が支持されている。
図12に示すように、前記外側カバー30の前後方向中途部の下端側は、旋回基板14に固定された支持ステー64にボルト65によって固定されている。また、外側カバー30の後端側は、その上部が前記支持フレーム62に固定された上取付ステー66にボルト67によって固定され、その下部が下取付ステー68にボルト69によって固定されている。前記下取付ステー68は前記ウエイト15に固定される
図13に示すように、前記外側カバー30は、該外側カバー30のカバー本体70の後部に形成された開口部71を有すると共に該開口部71を開閉自在に塞ぐ吸気カバー72を有する。前記開口部71は、オイルクーラ19の右側方に対応して形成されている。前記吸気カバー72は、吸気口73を有するカバーフレーム74と、該カバーフレーム74の吸気口73を塞ぐように設けられた多孔部材75とを有する。多孔部材75は多数の通気孔76を有しており、エンジン17で駆動されるファンによって多孔部材75を介してエンジン17の配置空間へと外気が吸引可能とされている。
前記カバーフレーム74は、外側カバー30のカバー本体70にヒンジ機構77によって縦軸回りに左右揺動自在に取り付けられ、該カバーフレーム74を左右揺動させることで吸気カバー72が開閉自在とされている。
図14に示すように、ヒンジ機構77は、固定部材78と可動部材79とヒンジピン80とを有する。固定部材78は、開口部71の前縁側下部において外側カバー30のカバー本体70にボルト固定された上下一対の固定部78aと、該上下固定部78aから前方側に延びる支持部78bと、該上下支持部78bを連結する連結部78cとを有する。
可動部材79は、カバーフレーム74の内面の前端側下部から左方に延びる後部壁74aと、この後部壁74aの内端から前方に延びる中間壁74bと、この中間壁74bの前端から右斜め前方に向けて延びて前記固定部材78の上下支持部78b間に挿入される前部壁74cと、この前部壁74cの前部の上下端部に設けられた上下一対の被支持壁74dとを有する。ヒンジピン80は、固定部材78の上下支持壁78bと可動部材79の上下被支持壁74dとを上下方向で貫通している。
また、カバーフレーム74の後端側は上下一対の蝶ボルト81によって外側カバー30のカバー本体70に着脱自在に取り付けられている。図15に示すように、蝶ボルト81は、カバーフレーム74を外面側から貫通すると共に外側カバー30のカバー本体70に固定されたナット部材82に螺合されている。
また、カバーフレーム74の後端側には、取っ手83が板金プレス加工等によって一体形成されている。取っ手83は、上下の蝶ボルト81で固定される部分の間に設けられている。
吸気カバー72及びボンネットカバー28を閉じた状態では、取っ手83及び蝶ボルト81はボンネットカバー28の右端側によって覆われており、ボンネットカバー28はキーによって施錠可能とされている。
前記構成の外側カバー30にあっては、吸気カバー72が開閉自在であるので、吸気カバー72を開くことにより、開口部71を介してオイルクーラ19の右側面に容易にアク
セスでき、該オイルクーラ19の清掃等を容易に行うことができる。
また、吸気カバー72は、工具不要で且つ操作の簡単な蝶ボルト81で固定されるため、オイルクーラ19を清掃等する際に、容易に開けることができ、作業時間の短縮が可能である。
また、吸気カバー72に取っ手83を一体形成したので、部品の追加が不要となり、部品削減が可能である。
図16〜図18に示すように、前記内側カバー29と外側カバー30の後部の上部間には、これら内側カバー29と外側カバー30とを連結する連結ステー86が設けられている。この連結ステー86は、側部カバー体25内部で且つラジエータ18及びオイルクーラ19と作動油タンク20の上方空間に配置されている。
連結ステー86は、板材によって形成されており、壁面が上下を向く載置壁87と、この載置壁87の前端から上方側に延出された縦壁88とから断面L字形に形成されている。
内側カバー29の内面の後上部には、連結ステー86の左側が取付固定される取付ブラケット89(これを第1取付ブラケットという)が右方に向けて突出状として溶接固定されている。この第1取付ブラケット89は板材をL字形に折曲してなり、連結ステー86の載置壁87が上方から重ね合わされてボルト90・ナット91によって取付固定された載置壁取付部92と、連結ステー86の縦壁88が後方から重ね合わされてボルト93・ナット94によって取付固定された縦壁取付部95とを有する。
また、この第1取付ブラケット89は、内側カバー29の後部が前記支持フレーム62に固定された部分の近傍に設けられている。
外側カバー30の内面の後上部には、連結ステー86の右側が取付固定される取付ブラケット96(これを第2取付ブラケットという)が左方に向けて突出状として溶接固定されている。この第2取付ブラケット96は上壁97と、この上壁97の前後端部から下方側に延出する前後壁98,99とから下向き開口状のコ字形に形成されており、連結ステー86の前方側に配置されている。
連結ステー86の右側には取付プレート100が固定されている。この取付プレート100は、図19に示すように、上部が連結ステー86の縦壁88の前面に重ね合わされて溶接固定された縦片部101と、この縦片部101の上端から前方側に延びる横片部102とからL字形に形成されている。
この取付プレート100の横片部102が第2取付ブラケット96の上壁97に上方から重ね合わされてボルト103及びナット104によって固定されている。
図5及び図10に示すように、上部カバー31の後部内面(下面)側にはストライカ105が設けられ、側部カバー体25内部の後部の上部には、上部カバー31を閉じたときに前記ストライカ105を係止(保持)することで上部カバー31を閉位置でロックするキャッチ106が設けられている。
図19,図20及び図21に示すように、前記ストライカ105は、上部カバー31の後部内面に取り付けられた板材からなる取付ステー107に取り付けられている。この取付ステー107は取付壁108と支持壁109とから断面L字形に形成されている。この取付ステー107の取付壁108は、上部カバー31の内面側壁部31aを下方側に張り出して形成された膨出部110に左右一対の取付ボルト111によって取付固定されている。
膨出部110は、前側の前面壁部110aと、後側の背面壁部110bと、これら正面壁部110aと背面壁部110bとの端部同士を連結する底面壁部110cとから構成されている。
前記取付ステー107の取付壁108は、膨出部110の底面壁部110cに重ね合わされて取付ボルト111によって取付固定されている。
前記取付ステー107の支持壁109は取付壁108の後側の端部から下方側に向けて延出され、この支持壁109の前面に重ね合わされて該支持壁109にボルト固定された取付プレート112にストライカ105が固定されている。
このストライカ105は、棒材をU字形に折曲して形成され、一端側(後端側)が前記取付プレート112に固定された前後に長い上下一対(上部カバー31の開閉方向一対)の直杆部105a,105bと、これら一対の直杆部105a,105bの他端側(前端側)を連結する連結杆部105cとによって形成されている。一対の直杆部105a,105bは上部カバー31の開閉方向に並べられて平行状に配置されている。
図17に示すように、前記キャッチ106は、樹脂製のキャッチケース113と、該キャッチケース113内に組み込まれたラッチ部材114及びロック解除部材115とを有する。
キャッチケース113は、下方開口状の箱形に形成され、前記連結ステー86の載置壁87の左右方向中途部に載置されて該載置壁87に取付固定されている。キャッチケース113の左右両側の下端に左右方向に張出し状に取付壁116が設けられ、この左右取付壁116が連結ステー86の載置壁87にボルト117及びナット118によって取付固定されている。
このキャッチケース113の左右方向中央部には上面から下方に向けて形成されたストライカ挿入溝119が前後貫通状に形成されている。このストライカ挿入溝119の前方側にはストライカ105をガイドするストライカガイド溝120が設けられている。このストライカガイド溝120は、図18に示すように、連結ステー86の縦壁88に上方開放状に形成されている。このストライカガイド溝120の形成部分は、ストライカ105ケースよりも若干上方に突出しており、ストライカ105はストライカ挿入溝119に挿入する前にストライカガイド溝120に挿入し始める。
ラッチ部材114は、キャッチケース113に揺動自在に支持されている。また、ラッチ部材114は、図17に示すように、上部カバー31を閉めたときにストライカ105の下側の直杆部105bを係止することで上部カバー31の開き動作を規制するストライカ係止部121を有する。また、このラッチ部材114は、図17において矢印Aで示す退避方向に図示省略のバネによって付勢されていると共に、上部カバー31を閉めているときにはロック解除部材115に係合することによりストライカ105を係止する位置に保持されている。
また、上部カバー31を開いているときには、ラッチ部材114のストライカ係止部121は退避していて、ストライカ挿入溝119から外れた位置に位置している。
上部カバー31を閉じる際には、ストライカ105の下側の直杆部105bがラッチ部材114に接当することにより、該ラッチ部材114が退避方向Aとは反対側に揺動してストライカ係止部121がストライカ105を係止すると共に、ラッチ部材114がロック解除部材115に係合することによりラッチ部材114がストライカ105を係止した位置に保持される。
前記ロック解除部材115は、連結ステー86の載置壁87を下方側から貫通してキャッチケース113内に挿入され、キャッチケース113に揺動自在に支持されている。このロック解除部材115の下部は連結ステー86の載置壁87から下方に突出しており、このロック解除部材115の下部に左右方向に配置された連動リンク122の一端側(左端側)が枢支連結されている。この連動リンク122の他端側(右端側)は、前記取付プレート100の縦片部101の下部背面側に回転自在に取り付けられた回転レバー123の第1アーム部124に枢支連結されている。この回転レバー123の第1アーム部124は回転レバー123の基部125から上方側に突出状とされている。また、この回転レバー123には、前記基部125から左右方向外方側に突出された第2アーム部126が設けられている。
外側カバー30の後部の連結ステー86近傍位置には、キャッチ106によるストライカ105の係止を解除操作するためのロック解除操作部材127が設けられている。
このロック解除操作部材127は、キー操作によって回転操作されるロータ128と、このロータ128と一体回転する操作レバー129とを有する。
図22に示すように、操作レバー129は回転レバー123の第2アーム部126の上方に位置しており、キー操作によって操作レバー129を下方揺動して第2アーム部12
6を押し下げると、図17に仮想線で示すように、第1アーム部124が右方に揺動して連動リンク122を引動する。これによって、ロック解除部材115がラッチ部材114から外れて、ラッチ部材114が退避方向Aに揺動し、ストライカ105の下側の直杆部105bがストライカ挿入溝119から上方に離脱可能(上部カバー31が開き動作可能)となる。
図10に示すように、前記上部カバー31の後部内面側には、上部カバー31が閉じているときにおいてラッチ部材114のストライカ105に対する係止を解除した際に上部カバー31をポップアップさせる(浮かせる)ポップアップ機構131が設けられている。
このポップアップ機構131は、図19、図20及び図21に示すように、支持プレート132とガイド筒133と接当ピン134とバネ受け部材135とスプリング136とを有する。
支持プレート132は、前記取付ステー107の支持壁109の後面側に、その板面が上部カバー31の開閉方向(上下)を向くように配置されて該支持壁109に溶接固定されている。
ガイド筒133は、前記支持プレート132を貫通して該支持プレート132に固定されている。
接当ピン134は、ガイド筒133に軸芯方向進退移動自在に挿通されている。この接当ピン134は取付ステー107が取り付けられる膨出部110の後側に位置していて、接当ピン134が上部カバー31に接触するのを防止している。
ガイド筒133及び接当ピン134は、ストライカ105と対応する位置に配置されている。
バネ受け部材135は、リング状の板材によって形成され、接当ピン134の一端側であって且つ上部カバー31の開じ方向側の端部に外嵌固定されている。
スプリング136は、コイルバネから構成され、支持プレート132とバネ受け部材135との間でガイド筒133に外嵌されていて、接当ピン134を上部カバー31の閉じ方向側に付勢している。
また、接当ピン134の上部カバー31の開き方向側の端部には、ベータピンからなる抜止め部材137が設けられ、この抜止め部材137が接当ピン134に外嵌されたワッシャ138を介してガイド筒133の端部に接当することで、ガイド筒133に対する接当ピン134の抜止めが図られている。
図19に示すように、上部カバー31を閉める際に前記接当ピン134が接当する受け部139は、前記連結ステー86に設けられている。
この受け部139は、連結ステー86の載置壁87から後方側に延出された受け壁139と、この受け壁139に取り付けられていて前記接当ピン134が接当する当てゴム141とから構成されている。
前記当てゴム141は、図16に示すように、キャッチケース113の左右方向中央部の後方側に位置している。
前記構成のポップアップ機構131にあっては、上部カバー31を閉じると、接当ピン134が受け部139の当てゴム141に接当することにより、該接当ピン134がスプリング136の付勢力に抗して後退し、上部カバー31を閉じる際の衝撃を吸収する。
また、上部カバー31を閉じたときには、図19に示すように、スプリング136の付勢力Bは上部カバー31を押し上げる方向に作用する。また、このときのスプリング136の付勢力Bは、カバー枢軸46を中心とする接当ピン134の回転の接線方向に働く。
この上部カバー31の閉じた状態において、ラッチ部材114によるストライカ105の係止を解除すると、スプリング136の付勢力Bが取付ステー107を介して上部カバー31に作用し、図19に仮想線で示すように、スプリング136の付勢力Bによって上部カバー31が上へ跳ね上げられる(上部カバー31が押し上げられる)。上部カバー31が上へ跳ね上げられることにより、ストライカ105のロック解除状態を容易に判別することができる。
また、上部カバー31が上へ跳ね上げられることで、上部カバー31と内側カバー29及び外側カバー30との間に隙間ができ、該隙間を上部カバー31を持ち上げるために手を入れるスペースとして利用することができる。
また、上部カバー31の前部下端側が取付基準部材32(機体3側)に枢支され、ポップアップ機構131が上部カバー31の後部に設けられているので、作業者は側部カバー体25の右側方に立ち、ポップアップ機構131によって浮いた上部カバー31の後部を持って該上部カバー31を持ち上げることができ、上部カバー31を楽に開閉することができる
また、ポップアップ機構131を上部カバー31側に設けることにより、上部カバー31を開いたときには、カバー体25の内部にポップアップ機構131が残っておらず、ポップアップ機構131がカバー体25の内部の整備の邪魔になることがない。
また、上部カバー31を閉じる際の衝撃をスプリング136と当てゴム141とによって良好に受け持つため、ストライカ105、キャッチ106及びそれらを支持する部材の部材強度を上げる必要がない。
また、ポップアップ機構131とストライカ105とを取付ステー107に取り付けており、ポップアップ機構131を支持する部材をストライカ105を取り付ける部材に兼用しているので、構造の簡素化を図ることができ、安価に提供することができる。
また、キャッチケース113のストライカ挿入溝119を、キャッチケース113の上面から下方に向けて形成すると共に前後貫通状に形成し、ストライカ105は、前記ストライカ挿入溝119に上方から挿入される前後に長い直杆部105bを有しているので、上部カバー31を閉める際において、上部カバー31に前後のブレがあっても、ストライカ105の前記直杆部105bをストライカ挿入溝119に容易に挿入することができる。
また、キャッチ106が載置固定される載置壁87に受け部139を設けることにより、構造の簡素化を図ることができ、安価に提供することができる。
また、前記構成の実施形態にあっては、内側カバー29と外側カバー30の後部の上部を連結ステー86によって連結することにより、これら内側カバー29と外側カバー30の位置精度が安定し、外側カバー30の形状が安定する。これによって、ストライカ105のロックの確実性が向上する。
また、前記連結ステー86にキャッチ106を取付固定することにより、上部カバー31を閉める際の外側カバー30のずれが少なく、ストライカ105のロックの確実性が向上する。また、キャッチ106は側部カバー体25内部の後上部の左右方向中途部にあるので、上部カバー31を閉める直前までキャッチ106が見えているため、位置を確認しながら確実にストライカ105をロック(係止)することができる。
また、連結ステー86が載置壁87と縦壁88とから断面L字形に形成されているので、該連結ステー86の強度確保が図れ、これによりストライカ105のロックの確実性が向上する。また、連結ステー86の縦壁88にストライカ105をガイドするストライカガイド溝120を設けることで、キャッチ106(キャッチケース113)の損傷を防止することができる。
また、内側カバー29の内面に、連結ステー86の載置壁87が取付固定される載置壁取付部92と、連結ステー86の縦壁88が取付固定される縦壁取付部95とを有する第1取付ブラケット89を固定し、この第1取付ブラケット89の近傍位置で、内側カバー29を旋回台3(機体)に立設した支持フレーム62に固定することにより、連結ステー86の支持強度の確保を図ることができ、ストライカ105のロックの確実性が向上する。
3 機体(旋回台)
18 ラジエータ(搭載部材)
19 オイルクーラ(搭載部材)
20 作動油タンク(搭載部材)
21 燃料タンク(搭載部材)
22 バッテリ(搭載部材)
25 カバー体
31 上部カバー
87 載置壁
105 ストライカ
106 キャッチ
131 ポップアップ機構
134 接当ピン
136 スプリング
139 受け部
141 当てゴム
107 取付ステー
108 取付壁
109 支持壁

Claims (4)

  1. 機体に搭載した搭載部材を覆うカバー体を備え、このカバー体は搭載部材の上方を覆うと共に開閉自在に枢支された上部カバーを備え、この上部カバーにストライカを設けると共に該上部カバーを閉じたときに該ストライカを係止するキャッチを前記搭載部材を収容する搭載部材収容空間に設け、ストライカに対する該係止を解除した際に前記上部カバーをポップアップさせるポップアップ機構を該上部カバー側に設けており、
    前記ポップアップ機構は、軸芯方向に進退自在な接当ピンと、この接当ピンを進出方向に付勢するスプリングとを有しており、
    前記上部カバーの内面壁部を下方側に張り出して膨出部を形成し、当該膨出部に取付ステーを取り付けており、
    前記取付ステーには、前記ストライカ及び前記接当ピンが取り付けられており、
    前記接当ピンは、当該接当ピンが後退したときに前記上部カバーと接触しない位置に取り付けられていることを特徴とする作業機。
  2. 前記上部カバーは、前記搭載部材収容空間の上方を覆うと共に該搭載部材収容空間の前方を覆うように形成されていて、その前部下端側が機体側に枢支され、前記上部カバーの内面に取付固定される取付壁と、ポップアップ機構を支持する支持壁とを有する前記取付ステーを上部カバーの後部に設け、この取付ステーの支持壁の一方側の面に前記ストライカを取付固定しており、
    前記ポップアップ機構を、前記支持壁の他方側の面に固定していることを特徴とする請求項1に記載の作業機。
  3. 前記上部カバーを閉めた際に前記スプリングの付勢力に抗して前記接当ピンを後退させるべく該接当ピンが接当する受け部を前記搭載部材収容空間に設け、この受け部に前記接当ピンが接当する当てゴムを設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の作業機。
  4. 前記搭載部材収容空間に前記キャッチが載置固定される載置壁を設け、この載置壁に前記受け部を設けたことを特徴とする請求項に記載の作業機。
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