JP2007285118A - 作業機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】ボンネットとマフラーカバーについて一つの取付コラムを共用して、かつ、この取付コラムを二者間の位置決め部材として兼用する状態で取付けることによって組み付け作業性を向上させる。
【解決手段】アッパーフレーム9の後部左側に取付コラム23を設け、エンジン21を背面側から覆う開閉自在なボンネット31のヒンジ40と、ボンネットの近傍でエンジン排気用のマフラーを覆うマフラーカバー43と、ボンネット31と隣接して後部左側に配置される左側パネル41の三者を取付コラム23に取付けるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は油圧ショベル等の作業機械に関するものである。
油圧ショベルを例にとって従来の技術とその問題点を説明する。
図5はミニショベルと称される小形の油圧ショベルを示している。この油圧ショベルは、クローラ式の下部走行体1上に上部旋回体2が縦軸まわりに旋回自在に搭載され、この上部旋回体2に、ブーム3、アーム4、バケット5及びこれらを駆動するブーム、アーム、バケット各シリンダ6,7,8から成る作業装置Aが装着されて構成される。
上部旋回体2は、その基板であるアッパーフレーム9にエンジンをはじめ各種機器及びこれらを覆うカバー類(外装体)、運転席10、キャノピ11等の多数の構成要素を取付けて構成される。12はキャノピ11を支持するキャノピ前側支柱、13は同じく左側支柱、14は同じく右側支柱である。
このような油圧ショベルにおいて、各構成要素をアッパーフレーム9に取付けるための部材を複数の構成要素で共用するように構成したものは公知である。
たとえば特許文献1では、エンジンを跨ぐように配置した支持部材にキャノピ支柱とラジエータとエンジンカバーを取付けている。
また、ラジエータを取付ける部材に、ラジエータを通過する冷却空気をガイドするダクトを取付ける技術も公知である(たとえば特許文献2)。
特開平10−331195号公報 特開平9−193671号公報
ところが、公知技術では、いずれも単に、一つの取付部材を複数の構成要素に共用することによって、取付けのための部品点数の節減を図るに過ぎない。すなわち、組み付け作業上、最も重要でしかも面倒な構成要素相互間の位置管理は従前通り構成要素個々に必要となるため、構成要素の組み付け作業性の向上には寄与しないものであった。
そこで本発明は、アッパーフレームに取付けられる多数の構成要素のうち、エンジンを背面側から覆う状態で開閉自在に取付けられるボンネットと、メンテナンス時に作業者が火傷しないようにマフラーの一部に上から被さる状態で取付けられるマフラーカバーの二者について、一つの取付部材を共用しながら、同時に、この取付部材を二者間の位置決め部材として兼用することができる作業機械を提供するものである。
請求項1の発明は、下部走行体上に上部旋回体が旋回自在に搭載され、この上部旋回体を構成するアッパーフレームに、エンジンと、エンジンの背面側をカバーする開閉自在なボンネットと、このボンネットの近傍でエンジン排気用のマフラーを覆うマフラーカバーが取付けられる作業機械において、上記アッパーフレームの後部左右一側に取付コラムが設けられ、この取付コラムに、上記ボンネットの開閉支点となるボンネットヒンジと上記マフラーカバーとが取付けられたものである。
請求項2の発明は、請求項1の構成において、ボンネットに隣接して後部左右一側に配置される側パネルが取付コラムに取付けられたものである。
本発明によると、取付コラムを、エンジンを背面側から覆うボンネットと、このボンネットの近傍でエンジン排気用のマフラーを覆うマフラーカバーの取付部材として共用しながら、同時に両者間に適正な隙間を確保するための位置決め部材として兼用することができる。
これにより、ボンネットとマフラーカバーの隙間管理が容易となるため、この両者の組み付け作業、ひいては上部旋回体の組立作業の能率を大幅に向上させることができる。
また、請求項2の発明によると、取付コラムを、ボンネットの左右一側に隣接して配置される側パネルの取付部材としても共用でき、かつ、ボンネットと側パネルとの間に適正な隙間を確保するための位置決め部材としても兼用することができる。このため、ボンネットと側パネルの隙間管理が容易となり、組み付け作業の能率をさらに向上させることができる。
本発明の実施形態を図1〜図4によって説明する。
図1,2に示すように、アッパーフレーム9の後部において、複数の構成構成要素に共用される取付部材として、エンジン21の右側(図1の上側)にラジエータサポート22、左側に取付コラム23がそれぞれ設けられている。
ラジエータサポート22及び取付コラム23に取付けられる構成要素とその取付構造は次の通りである。
(i)ラジエータサポート22
図1〜図3に示すように、ラジエータサポート22にはラジエータ24と、作動油タンク25と、外装体としての右側ガードカバー26の開閉支点となるヒンジ27,27と、冷却空気をラジエータ24とガードカバー26の空気口(空気入口または出口)28との間でガイドするための筒状のラジエータダクト29と、図5のキャノピ11を後方右側で支持するキャノピ右側支柱30と、主としてエンジン21のメンテナンスのためにエンジン背面側に開閉自在に設けられたボンネット31の閉止用キャッチ32、それに図5の運転席10及び操作レバーが配備されるシートスタンド33が取付けられる。図2中、34はカウンタウェイトである。
ラジエータサポート22は、図3に示すように四角の枠状に形成され、後面にガードカバーヒンジ27,27、前面に作動油タンク25、上面にキャノピ右側支柱30の下端がそれぞれ取付けられる。
ラジエータダクト29は、ラジエータ24側の開口縁部の上側に水平な取付座35、下側に下向きの係合部36をそれぞれ有し、この係合部36が、ラジエータサポート22の底壁に上向きに設けられた前後一対の第1突片37,37と、この第1突片37,37間に同突片37,37に対して左右方向に位置ずれして設けられた第2突片38との間に挿入・係合される。
そして、この状態で取付座35がラジエータサポート22の上面に図示しないボルトまたはねじで止め付けられることにより、ラジエータダクト29がラジエータサポート22に取付けられる。
なお、ラジエータ24と並んでオイルクーラーが配置されるサイドバイサイド方式をとる場合には、ラジエータダクト29がこれらに共通のダクトとなる。
シートスタンド33は、上端部右側に水平に突出する右側取付部39を有し、この右側取付部39がラジエータサポート22の上面に図示しないボルトまたはねじで止め付けられる。
この構成により、次の作用効果を得ることができる。
(A) ラジエータサポート22を、ガードカバーヒンジ27,27とラジエータダクト29の取付・位置決め部材として兼用できるため、ラジエータ24と、ガードカバー26の空気口(吸い込み方式では空気入口、吐き出し方式では空気出口)との間隔の管理が容易となる。
(B) ラジエータサポート22を、ガードカバーヒンジ27,27とキャノピ右側支柱30の取付・位置決め部材として兼用できるため、キャノピ右側支柱30と、ガードカバー26に設けられる同支柱30を通すための図示しない開口(穴または切欠)の位置管理が容易となる。
(ii)取付コラム23
取付コラム23はアングル状に形成され、図1,2,4に示すように同コラム23に、シートスタンド33の左側後部と、ボンネット31の開閉支点となるボンネットヒンジ40と、ボンネット31の左側に隣接して配置される左側パネル41と、ボンネット31の近傍でエンジン排気用のマフラー42を覆うマフラーカバー43とが取付けられる。
シートスタンド33には、図4に示すように左側上端部に後向きの取付ブラケット44と、左向きの取付ブラケット45が設けられ、取付ブラケット44が取付コラム23の上端に、取付ブラケット45が左側面にそれぞれボルト止めされる。
ボンネットヒンジ40は、取付コラム23の下端部に設けられたヒンジ取付部46に取付けられる。
左側パネル41は、内側に取付部47を有し、この取付部47が取付コラム23にパネル取付用ブラケット48を介して止め付けられる。
マフラーカバー43は、メンテナンス時に作業者が火傷しないようにマフラー42の一部に上から被さる状態で、マフラーカバー取付部49を介して取付コラム23に取付けられる。
この構成により、次の作用効果を得ることができる。
(イ)取付コラム23をボンネットヒンジ40と左側パネル41の取付・位置決め部材として兼用できるため、ボンネット31と左側パネル41との間の隙間c(図1参照)の管理が容易となる。
(ロ)取付コラム23をボンネットヒンジ40とマフラーカバー43の取付・位置決め部材として兼用できるため、ボンネット31の下端とマフラーカバー43の上面との間の隙間の管理が容易となる。
すなわち、取付コラム23をボンネット31と左側パネル41とマフラーカバー43の三者の取付部材として共用しながら、同時に、ボンネット31と左側パネル41との間の隙間、及びボンネット31とマフラーカバー43との間の隙間を適正に保つための位置決め部材としても兼用することができる。
従って、三者の組み付け作業、ひいては上部旋回体の組立作業の能率を大幅に向上させることができる。
一方、シートスタンド33の右側端部をラジエータサポート22に、左側端部を取付コラム23にそれぞれ取付けることにより、この三者によって門形の取付ベースB(図2参照)が構成され、この取付ベースBに上記のように複数の構成要素を集中的に取付けるため、取付けられる各構成要素間の位置管理が容易となる。
また、右側のラジエータサポート22と、左側の取付コラム23がシートスタンド33で連結されることによって互いに補強・補剛され、強度及び剛性に富む取付ベースBが構成されるため、各構成要素を集中的に取付ける構成でありながら各構成要素を強固に安定良く取付けることができる。
この場合、ボンネットヒンジ40を取付コラム23に、同キャッチ32をラジエータサポート22にそれぞれ取付けるため、このボンネット31のヒンジ40とキャッチ32の位置(間隔)管理が容易となる。
ところで、本発明は油圧ショベル、とくにスペースの制約から構成要素取付けのための部品点数の節減の要請が高い小形ショベルに適するが、ショベルに限らず、ショベルを母体として構成される掘削機、溝掘機等、他の作業機械にも適用することができる。
本発明の実施形態にかかる油圧ショベルの上部旋回体の概略水平断面図である。 同背面図である。 同実施形態におけるラジエータサポートまわりの構成要素取付状況を示す斜視図である。 同実施形態における取付コラムまわりの構成要素取付状況を示す斜視図である。 本発明が適用される油圧ショベルの概略側面図である。
符号の説明
1 下部走行体
2 上部旋回体
9 アッパーフレーム
21 エンジン
23 取付コラム
31 ボンネット
40 ボンネットヒンジ
41 左側パネル
42 エンジン排気用のマフラー
43 マフラーカバー

Claims (2)

  1. 下部走行体上に上部旋回体が旋回自在に搭載され、この上部旋回体を構成するアッパーフレームに、エンジンと、エンジンの背面側をカバーする開閉自在なボンネットと、このボンネットの近傍でエンジン排気用のマフラーを覆うマフラーカバーが取付けられる作業機械において、上記アッパーフレームの後部左右一側に取付コラムが設けられ、この取付コラムに、上記ボンネットの開閉支点となるボンネットヒンジと上記マフラーカバーとが取付けられたことを特徴とする作業機械。
  2. ボンネットに隣接して後部左右一側に配置される側パネルが取付コラムに取付けられたことを特徴とする請求項1記載の作業機械。
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