JPH09195316A - 建設機械のフロアプレート構造体 - Google Patents
建設機械のフロアプレート構造体Info
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- JPH09195316A JPH09195316A JP2853796A JP2853796A JPH09195316A JP H09195316 A JPH09195316 A JP H09195316A JP 2853796 A JP2853796 A JP 2853796A JP 2853796 A JP2853796 A JP 2853796A JP H09195316 A JPH09195316 A JP H09195316A
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- floor plate
- seat
- plate structure
- construction machine
- seat stand
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-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F9/00—Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
- E02F9/16—Cabins, platforms, or the like, for drivers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来技術の一実施例車両の空調装置では、運
転席支持部を箱状のシートマウントとし、その内側に冷
房のみ又は冷暖房兼用の空調ユニットを運転席の下部に
配設している。しかし運転席用のキャノピをそなえてい
る建設機械では、上記シートマウント部付近の効果的な
スペース活用手段が講じられていなかった。本発明は、
シートスタンドに対して電装品機器などを効果的に配設
できるフロアプレート構造体を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 本発明のフロアプレート構造体では、シ
ートスタンドの左右両側部の前側上部間に設けられた前
後方向断面形状コ字形の梁部材の内側に電装品機器を配
置した。またシートスタンドの一方の側面部に形成した
操縦用スタンドの内側に、暖房用のヒータユニットを配
置した。またシートスタンドの前面部に取付けたカバー
の内面側に箱体を設け、それを工具箱又は小物入れに設
定した。
転席支持部を箱状のシートマウントとし、その内側に冷
房のみ又は冷暖房兼用の空調ユニットを運転席の下部に
配設している。しかし運転席用のキャノピをそなえてい
る建設機械では、上記シートマウント部付近の効果的な
スペース活用手段が講じられていなかった。本発明は、
シートスタンドに対して電装品機器などを効果的に配設
できるフロアプレート構造体を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 本発明のフロアプレート構造体では、シ
ートスタンドの左右両側部の前側上部間に設けられた前
後方向断面形状コ字形の梁部材の内側に電装品機器を配
置した。またシートスタンドの一方の側面部に形成した
操縦用スタンドの内側に、暖房用のヒータユニットを配
置した。またシートスタンドの前面部に取付けたカバー
の内面側に箱体を設け、それを工具箱又は小物入れに設
定した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として油圧ショ
ベルなど建設機械、作業車両に装備され運転席を配置し
ているフロアプレート構造体に関する。
ベルなど建設機械、作業車両に装備され運転席を配置し
ているフロアプレート構造体に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、特開平7−61226号公報に
記載されている車両のキャビン部分の拡大側面図であ
る。また図8は、図7における運転席支持部の箱状のシ
ートマウントの斜視図である。図7及び図8に示す車両
の空調装置では、運転席1支持部を箱状のシートマウン
ト2とし、該シートマウント2内に空調ユニット仕組を
装着可能とし、また上記シートマウント2の左右両側部
に小物入れ3を設けている。
記載されている車両のキャビン部分の拡大側面図であ
る。また図8は、図7における運転席支持部の箱状のシ
ートマウントの斜視図である。図7及び図8に示す車両
の空調装置では、運転席1支持部を箱状のシートマウン
ト2とし、該シートマウント2内に空調ユニット仕組を
装着可能とし、また上記シートマウント2の左右両側部
に小物入れ3を設けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図7及び図8に示す従
来技術の一実施例車両の空調装置では、運転席1支持部
を箱状のシートマウント2とし、該シートマウント2内
に冷房のみ又は冷暖房兼用の空調ユニットを運転席1の
下部に配設している。しかし運転室用のキャビンではな
くて、前側及び側方側が開放状態のキャノピを装備した
車両では、暖房用のヒータユニットは必要であっても上
記冷房のみ又は冷暖房兼用の空調ユニットは不要であ
る。本発明は、運転席支持部であるシートスタンドに対
して電装品機器、工具箱、ヒータユニットなどを配置で
きるようにした建設機械のフロアプレート構造体を提供
することを目的とする。
来技術の一実施例車両の空調装置では、運転席1支持部
を箱状のシートマウント2とし、該シートマウント2内
に冷房のみ又は冷暖房兼用の空調ユニットを運転席1の
下部に配設している。しかし運転室用のキャビンではな
くて、前側及び側方側が開放状態のキャノピを装備した
車両では、暖房用のヒータユニットは必要であっても上
記冷房のみ又は冷暖房兼用の空調ユニットは不要であ
る。本発明は、運転席支持部であるシートスタンドに対
して電装品機器、工具箱、ヒータユニットなどを配置で
きるようにした建設機械のフロアプレート構造体を提供
することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では、下部走行体
の上部に上部旋回体を旋回自在に設け、その上部旋回体
の床面部のフロアプレートに運転席を配置し、その運転
席のシートのマウント部であるシートスタンドに対して
機器類、小物入れ等を配設するようにし、また上記上部
旋回体の後面部のエンジン室開口部にボンネットを開閉
自在に取付けている建設機械において、上記シートスタ
ンドを平面視形状がコ字形のフレーム状に形成するとと
もに、そのコ字形の開放部分を前側に設定し、かつ上記
シートスタンドの左右両側部の前側上部間に補強用の梁
部材を取付け、その梁部材に対してリレー、ヒューズボ
ックス等の電装品機器を配置した。そして上記の場合、
梁部材の前後方向断面形状をコ字形に形成し、かつその
コ字形の開放部分を前側に設定し、上記梁部材の内側に
上記電装品機器を配置した。また上記シートスタンドの
左右側面部のいずれか一方の側面部に形成した操縦装置
支持用の操縦用スタンドの内側に、暖房用のヒータユニ
ットを配置した。また上記シートスタンドの前面部に取
付けたカバーの内面側に箱体を一体形に固設し、その箱
体の前面部と、その位置に対応する上記カバーの部分を
開口し、その開口部に対して蓋板を開閉自在に設け、上
記箱体を工具箱又は小物入れに設定した。また本発明で
は、上記フロアプレートの後端部に立設した後面板に、
上記旋回体後面部側の上記ボンネットを取付けるための
ヒンジ部材取付用金具を固設した。
の上部に上部旋回体を旋回自在に設け、その上部旋回体
の床面部のフロアプレートに運転席を配置し、その運転
席のシートのマウント部であるシートスタンドに対して
機器類、小物入れ等を配設するようにし、また上記上部
旋回体の後面部のエンジン室開口部にボンネットを開閉
自在に取付けている建設機械において、上記シートスタ
ンドを平面視形状がコ字形のフレーム状に形成するとと
もに、そのコ字形の開放部分を前側に設定し、かつ上記
シートスタンドの左右両側部の前側上部間に補強用の梁
部材を取付け、その梁部材に対してリレー、ヒューズボ
ックス等の電装品機器を配置した。そして上記の場合、
梁部材の前後方向断面形状をコ字形に形成し、かつその
コ字形の開放部分を前側に設定し、上記梁部材の内側に
上記電装品機器を配置した。また上記シートスタンドの
左右側面部のいずれか一方の側面部に形成した操縦装置
支持用の操縦用スタンドの内側に、暖房用のヒータユニ
ットを配置した。また上記シートスタンドの前面部に取
付けたカバーの内面側に箱体を一体形に固設し、その箱
体の前面部と、その位置に対応する上記カバーの部分を
開口し、その開口部に対して蓋板を開閉自在に設け、上
記箱体を工具箱又は小物入れに設定した。また本発明で
は、上記フロアプレートの後端部に立設した後面板に、
上記旋回体後面部側の上記ボンネットを取付けるための
ヒンジ部材取付用金具を固設した。
【0005】本発明では平面視形状がコ字形でフレーム
状に形成したシートスタンドの左右両側部の前側上部間
に、前後方向断面形状がコ字形の梁部材を取付けたの
で、強度が大きくてしかも内部スペースの大なる梁部材
の内側に多数個のリレー、ヒューズボックス等の電装品
機器を配置することができる。またシートスタンドの左
右側面部の一方の側面部に形成した操縦用スタンドの内
側に暖房用のヒータユニットを配置するようにしたの
で、上記ヒータユニットをコンパクトにしかもメンテナ
ンス容易に取付けることができる。また上記シートスタ
ンドの前面部に取付けたカバーの内面側に箱体を一体形
に固設し、その箱体の前面部とその位置に対応する上記
カバーの部分を開口し、その開口部に対して蓋板を開閉
自在に蝶着したので、上記箱体の内部に工具類、小物等
の格納や取り出しを容易に行えるとともに、シートスタ
ンド内側のスペースを有効活用することができる。また
本発明では、上記フロアプレートの後端部に立設された
後面板にヒンジ部材取付用金具を固設したので、剛性の
大なる後面板に上記後面部側ボンネットを確実かつ強固
に蝶着することができる。
状に形成したシートスタンドの左右両側部の前側上部間
に、前後方向断面形状がコ字形の梁部材を取付けたの
で、強度が大きくてしかも内部スペースの大なる梁部材
の内側に多数個のリレー、ヒューズボックス等の電装品
機器を配置することができる。またシートスタンドの左
右側面部の一方の側面部に形成した操縦用スタンドの内
側に暖房用のヒータユニットを配置するようにしたの
で、上記ヒータユニットをコンパクトにしかもメンテナ
ンス容易に取付けることができる。また上記シートスタ
ンドの前面部に取付けたカバーの内面側に箱体を一体形
に固設し、その箱体の前面部とその位置に対応する上記
カバーの部分を開口し、その開口部に対して蓋板を開閉
自在に蝶着したので、上記箱体の内部に工具類、小物等
の格納や取り出しを容易に行えるとともに、シートスタ
ンド内側のスペースを有効活用することができる。また
本発明では、上記フロアプレートの後端部に立設された
後面板にヒンジ部材取付用金具を固設したので、剛性の
大なる後面板に上記後面部側ボンネットを確実かつ強固
に蝶着することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基いて詳細に説明する。図1は、本発明のフロアプレ
ート構造体をそなえた油圧ショベルの側面図である。図
において、4は油圧ショベルの下部走行体、5は下部走
行体4の上部に旋回自在に設けている上部旋回体、6は
上部旋回体5に設けている運転席、7L ,7R は運転席
6の左右側方側に設けている作業用の操縦装置(右側の
操縦装置7R は左側の操縦装置7L の向う側にあるので
図示では見えない)、8は走行操作用の走行レバー装
置、9は上部旋回体5の後部内側のエンジン室、10は
上部旋回体5の後端下部に装着しているカウンタウエイ
ト、11はエンジン室9開口部の後面部側ボンネット、
12は運転席6の上方側を覆っているキャノピ、13は
上部旋回体5のフロント部に装着した作業アタッチメン
ト(作業アタッチメント13の全体図は図示していな
い)である。図2は、図1のAより見た平面図である。
図3は本発明のフロアプレート構造体14に後面部側ボ
ンネット11を蝶着した状態を示す平面図であるが、フ
ロアプレート構造体14に取付ける複数のカバー(後述
する)は図示していない。図において、15はフロアプ
レート構造体14のフロアプレート、16はシートスタ
ンド、17は操縦用スタンド、18は梁部材、19はフ
ロアプレート15の後端部に立設した後面板、20はフ
ロアプレート15の車体中央部側の側端部に取付けたカ
バー(上部旋回体5中央部の前面側より上面側を覆うカ
バーであるが図示していない)受け用側板、21は後面
板19に溶着したヒンジ部材取付用金具、22はヒンジ
部材、23はフロアプレート15を上部旋回体5に固定
するためのボルト穴(締付用のボルトは図示していな
い)である。図4は、図3におけるフロアプレート構造
体14のBより見た側面図である。
に基いて詳細に説明する。図1は、本発明のフロアプレ
ート構造体をそなえた油圧ショベルの側面図である。図
において、4は油圧ショベルの下部走行体、5は下部走
行体4の上部に旋回自在に設けている上部旋回体、6は
上部旋回体5に設けている運転席、7L ,7R は運転席
6の左右側方側に設けている作業用の操縦装置(右側の
操縦装置7R は左側の操縦装置7L の向う側にあるので
図示では見えない)、8は走行操作用の走行レバー装
置、9は上部旋回体5の後部内側のエンジン室、10は
上部旋回体5の後端下部に装着しているカウンタウエイ
ト、11はエンジン室9開口部の後面部側ボンネット、
12は運転席6の上方側を覆っているキャノピ、13は
上部旋回体5のフロント部に装着した作業アタッチメン
ト(作業アタッチメント13の全体図は図示していな
い)である。図2は、図1のAより見た平面図である。
図3は本発明のフロアプレート構造体14に後面部側ボ
ンネット11を蝶着した状態を示す平面図であるが、フ
ロアプレート構造体14に取付ける複数のカバー(後述
する)は図示していない。図において、15はフロアプ
レート構造体14のフロアプレート、16はシートスタ
ンド、17は操縦用スタンド、18は梁部材、19はフ
ロアプレート15の後端部に立設した後面板、20はフ
ロアプレート15の車体中央部側の側端部に取付けたカ
バー(上部旋回体5中央部の前面側より上面側を覆うカ
バーであるが図示していない)受け用側板、21は後面
板19に溶着したヒンジ部材取付用金具、22はヒンジ
部材、23はフロアプレート15を上部旋回体5に固定
するためのボルト穴(締付用のボルトは図示していな
い)である。図4は、図3におけるフロアプレート構造
体14のBより見た側面図である。
【0007】次に図5は、本発明のフロアプレート構造
体14を示す分解組立構成斜視図である。なお図5にお
けるフロアプレート構造体14に対する複数の取付用の
部品はボルト締付けするようにしているが、その締付用
のボルトは図示を省略し、ボルトを挿通するボルト穴と
そのボルト穴に対応するねじ穴(このねじ穴は締付ける
板にボルト穴を開穿しその板の裏面にナットを溶着した
いいわゆる裏ナットを含む)との締付位置関係を明確に
している。図5において、16は運転席6(図1に示
す)のシート24を支持するマウント部であるシートス
タンド、17はシートスタンド16の側面部に形成した
操縦装置7L 支持用の操縦用スタンド、25は梁部材1
8の内側に配置した電装品機器、26はシートスタンド
16及び操縦用スタンド17の前面部に対して取付ける
カバー、27はカバー26の内面側に設けた箱体、28
は蓋板29は蓋板28をカバー26に蝶着しているヒン
ジ部材、30は操縦用スタンド17の内側に配設してい
る暖房用のヒータユニット、31は操縦用スタンド17
の側面部に対して取付けるカバー、32はシートスタン
ド16及び操縦用スタンド17の前側のフロアプレート
15の開口部上面側に対して取付けるカバーである。図
6は、図5における電装品機器25の配置を示す要部平
面図である。図において、33は複数個のリレー、34
はヒューズボックスである。
体14を示す分解組立構成斜視図である。なお図5にお
けるフロアプレート構造体14に対する複数の取付用の
部品はボルト締付けするようにしているが、その締付用
のボルトは図示を省略し、ボルトを挿通するボルト穴と
そのボルト穴に対応するねじ穴(このねじ穴は締付ける
板にボルト穴を開穿しその板の裏面にナットを溶着した
いいわゆる裏ナットを含む)との締付位置関係を明確に
している。図5において、16は運転席6(図1に示
す)のシート24を支持するマウント部であるシートス
タンド、17はシートスタンド16の側面部に形成した
操縦装置7L 支持用の操縦用スタンド、25は梁部材1
8の内側に配置した電装品機器、26はシートスタンド
16及び操縦用スタンド17の前面部に対して取付ける
カバー、27はカバー26の内面側に設けた箱体、28
は蓋板29は蓋板28をカバー26に蝶着しているヒン
ジ部材、30は操縦用スタンド17の内側に配設してい
る暖房用のヒータユニット、31は操縦用スタンド17
の側面部に対して取付けるカバー、32はシートスタン
ド16及び操縦用スタンド17の前側のフロアプレート
15の開口部上面側に対して取付けるカバーである。図
6は、図5における電装品機器25の配置を示す要部平
面図である。図において、33は複数個のリレー、34
はヒューズボックスである。
【0008】次に、本発明のフロアプレート構造体14
の構成を図1〜図6について述べる。本発明ではシート
スタンド16を平面視形状がコ字形のフレーム状に形成
するとともに、そのコ字形の開放部分を前側に設定し、
かつ上記シートスタンド16の左右両側部の前側上部間
に、前後方向断面形状がコ字形でかつそのコ字形の開放
部分を前側に設定した補強用の梁部材18を取付け、そ
の梁部材18の内側に複数固のリレー33、ヒューズボ
ックス34等の電装品機器25を配置した。また上記シ
ートスタンド16の左側面部に形成した操縦装置7L 支
持用の操縦用スタンド17の内側に、暖房用のヒータユ
ニット30を配置した。また上記シートスタンド16の
前面部に取付けたカバー26の内面側に箱体27を一体
形に固設し、その箱体27の前面部と、その位置に対応
する上記カバー26の部分を開口し(開口の図示はして
いない)、その開口部に対して蓋板28を前後方向(図
5に示す矢印イの方向)に開閉自在に蝶着し、上記箱体
27を工具箱又は小物入れに設定した。また本発明では
図3及び図4に示すように、上記フロアプレート15の
後端部に立設された後面板19に、上部旋回体5の後面
部側ボンネット11を取付けるためのヒンジ部材取付用
金具21を溶着した。
の構成を図1〜図6について述べる。本発明ではシート
スタンド16を平面視形状がコ字形のフレーム状に形成
するとともに、そのコ字形の開放部分を前側に設定し、
かつ上記シートスタンド16の左右両側部の前側上部間
に、前後方向断面形状がコ字形でかつそのコ字形の開放
部分を前側に設定した補強用の梁部材18を取付け、そ
の梁部材18の内側に複数固のリレー33、ヒューズボ
ックス34等の電装品機器25を配置した。また上記シ
ートスタンド16の左側面部に形成した操縦装置7L 支
持用の操縦用スタンド17の内側に、暖房用のヒータユ
ニット30を配置した。また上記シートスタンド16の
前面部に取付けたカバー26の内面側に箱体27を一体
形に固設し、その箱体27の前面部と、その位置に対応
する上記カバー26の部分を開口し(開口の図示はして
いない)、その開口部に対して蓋板28を前後方向(図
5に示す矢印イの方向)に開閉自在に蝶着し、上記箱体
27を工具箱又は小物入れに設定した。また本発明では
図3及び図4に示すように、上記フロアプレート15の
後端部に立設された後面板19に、上部旋回体5の後面
部側ボンネット11を取付けるためのヒンジ部材取付用
金具21を溶着した。
【0009】次に、本発明のフロアプレート構造体14
の作用ついて述べる。本発明では平面視形状がコ字形で
フレーム状に形成したシートスタンド16の左右両側部
の前側上部間に、前後方向断面形状がコ字形の梁部材1
8を取付けたので、強度が大きくてしかも内部スペース
の大なる梁部材18の内側に多数個のリレー33、ヒュ
ーズボックス34等の電装品機器25を配置することが
できる。またシートスタンド16の左側面部に形成した
操縦装置7L 支持用の操縦用スタンド17の内側に暖房
用のヒータユニット30を配置するようにしたので、上
記ヒータユニット30をコンパクトにしかもメンテナン
ス容易に取付けることができる。また上記シートスタン
ド16の前面部に取付けたカバー26の内面側に箱体2
7を一体形に固設し、その箱体27の前面部とその位置
に対応する上記カバー26の部分を開口し、その開口部
に対して蓋板28を開閉自在に蝶着したので、上記箱体
27の内部に工具類、小物等の格納や取り出しを容易に
行えるとともに、シートスタンド16内側のスペースを
有効活用することができる。また本発明では、上記フロ
アプレート15の後端部に立設された後面板19にヒン
ジ部材取付用金具21を溶着したので、剛性の大なる後
面板19に上記後面部側ボンネット11を確実かつ強固
に蝶着することができる。
の作用ついて述べる。本発明では平面視形状がコ字形で
フレーム状に形成したシートスタンド16の左右両側部
の前側上部間に、前後方向断面形状がコ字形の梁部材1
8を取付けたので、強度が大きくてしかも内部スペース
の大なる梁部材18の内側に多数個のリレー33、ヒュ
ーズボックス34等の電装品機器25を配置することが
できる。またシートスタンド16の左側面部に形成した
操縦装置7L 支持用の操縦用スタンド17の内側に暖房
用のヒータユニット30を配置するようにしたので、上
記ヒータユニット30をコンパクトにしかもメンテナン
ス容易に取付けることができる。また上記シートスタン
ド16の前面部に取付けたカバー26の内面側に箱体2
7を一体形に固設し、その箱体27の前面部とその位置
に対応する上記カバー26の部分を開口し、その開口部
に対して蓋板28を開閉自在に蝶着したので、上記箱体
27の内部に工具類、小物等の格納や取り出しを容易に
行えるとともに、シートスタンド16内側のスペースを
有効活用することができる。また本発明では、上記フロ
アプレート15の後端部に立設された後面板19にヒン
ジ部材取付用金具21を溶着したので、剛性の大なる後
面板19に上記後面部側ボンネット11を確実かつ強固
に蝶着することができる。
【0010】
【発明の効果】本発明のフロアプレート構造体をそなえ
た建設機械は、運転席の上方側にキャノピをそなえた小
型の油圧ショベルである。本発明のフロアプレート構造
体では平面視形状がコ字形でフレーム状に形成したシー
トスタンドの左右両側部の前側上部間に、前後方向断面
形状がコ字形の梁部材を取付けたので、強度が大きくて
しかも内部スペースの大なる梁部材の内側に多数個のリ
レー、ヒューズボックス等の電装品機器を配置すること
ができる。またシートスタンドの左右側面部の一方の側
面部に形成した操縦用スタンドの内側に暖房用のヒータ
ユニットを配置するようにしたので、上記ヒータユニッ
トをコンパクトにしかもメンテナンス容易に取付けるこ
とができる。また上記シートスタンドの前面部に取付け
たカバーの内面側に箱体を一体形に固設し、その箱体の
前面部とその位置に対応する上記カバーの部分を開口
し、その開口部に対して蓋板を開閉自在に蝶着したの
で、上記箱体の内部に工具類、小物等の格納や取り出し
を容易に行えるとともに、シートスタンド内側のスペー
スを有効活用することができる。また本発明のフロアプ
レート構造体はフロアプレートの後部側上面部にシート
スタンド、操縦用スタンド、後面板を溶着して一体形の
フレーム状に形成している。それによりフロアプレート
構造体自体が立体的で十分が剛性を有しているが、上記
後面板にヒンジ部材取付用金具を固設したので、上部旋
回体の後面部側ボンネットを確実かつ強固に蝶着するこ
とができる。
た建設機械は、運転席の上方側にキャノピをそなえた小
型の油圧ショベルである。本発明のフロアプレート構造
体では平面視形状がコ字形でフレーム状に形成したシー
トスタンドの左右両側部の前側上部間に、前後方向断面
形状がコ字形の梁部材を取付けたので、強度が大きくて
しかも内部スペースの大なる梁部材の内側に多数個のリ
レー、ヒューズボックス等の電装品機器を配置すること
ができる。またシートスタンドの左右側面部の一方の側
面部に形成した操縦用スタンドの内側に暖房用のヒータ
ユニットを配置するようにしたので、上記ヒータユニッ
トをコンパクトにしかもメンテナンス容易に取付けるこ
とができる。また上記シートスタンドの前面部に取付け
たカバーの内面側に箱体を一体形に固設し、その箱体の
前面部とその位置に対応する上記カバーの部分を開口
し、その開口部に対して蓋板を開閉自在に蝶着したの
で、上記箱体の内部に工具類、小物等の格納や取り出し
を容易に行えるとともに、シートスタンド内側のスペー
スを有効活用することができる。また本発明のフロアプ
レート構造体はフロアプレートの後部側上面部にシート
スタンド、操縦用スタンド、後面板を溶着して一体形の
フレーム状に形成している。それによりフロアプレート
構造体自体が立体的で十分が剛性を有しているが、上記
後面板にヒンジ部材取付用金具を固設したので、上部旋
回体の後面部側ボンネットを確実かつ強固に蝶着するこ
とができる。
【図1】本発明のフロアプレート構造体をそなえた油圧
ショベルの側面図である。
ショベルの側面図である。
【図2】図1のAより見た平面図である。
【図3】本発明のフロアプレート構造体に後面部側ボン
ネットを蝶着した状態を示す平面図である。
ネットを蝶着した状態を示す平面図である。
【図4】図3におけるフロアプレート構造体のBより見
た側面図である。
た側面図である。
【図5】フロアプレート構造体を示す分解組立構成斜視
図である。
図である。
【図6】図5における電装品機器の配置を示す要部平面
図である。
図である。
【図7】従来技術の一実施例車両のキャビン部分の拡大
側面図である。
側面図である。
【図8】図7における運転席支持部の箱状のシートマウ
ントの斜視図である。
ントの斜視図である。
1,6 運転席 5 上部旋回体 7L ,7R 操縦装置 9 エンジン室 11 後面部側ボンネット 12 キャノピ 14 フロアプレート構造体 15 フロアプレート 16 シートスタンド 17 操縦用スタンド 18 梁部材 19 後面板 20,26,31,32 カバー 21 ヒンジ部材取付用金具 22,29 ヒンジ部材 24 シート 25 電装品機器 27 箱体
Claims (5)
- 【請求項1】 下部走行体の上部に上部旋回体を旋回自
在に設け、その上部旋回体の床面部のフロアプレートに
運転席を配置し、その運転席のシートのマウント部であ
るシートスタンドに対して機器類、小物入れ等を配設す
るようにし、また上記上部旋回体の後面部のエンジン室
開口部にボンネットを開閉自在に取付けている建設機械
において、上記シートスタンドを平面視形状がコ字形の
フレーム状に形成するとともに、そのコ字形の開放部分
を前側に設定し、かつ上記シートスタンドの左右両側部
の前側上部間に補強用の梁部材を取付け、その梁部材に
対してリレー,ヒューズボックス等の電装品機器を配置
したことを特徴とする建設機械のフロアプレート構造
体。 - 【請求項2】 特許請求の範囲請求項1記載の建設機械
のフロアプレート構造体において、前記梁部材の前後方
向断面形状をコ字形に形成し、かつそのコ字形の開放部
分を前側に設定し、上記梁部材の内側に電装品機器を配
置したことを特徴とする建設機械のフロアプレート構造
体。 - 【請求項3】 特許請求の範囲請求項1記載の建設機械
のフロアプレート構造体において、前記シートスタンド
の左右側面部のいずれか一方の側面部に形成した操縦装
置支持用の操縦用スタンドの内側に、暖房用のヒータユ
ニットを配置したことを特徴とする建設機械のフロアプ
レート構造体。 - 【請求項4】 特許請求の範囲請求項1記載の建設機械
のフロアプレート構造体において、前記シートスタンド
の前面部に取付けたカバーの内面側に箱体を一体形に固
設し、その箱体の前面部と、その位置に対応する上記カ
バーの部分を開口し、その開口部に対して蓋板を開閉自
在に設け、上記箱体を工具箱又は小物入れに設定したこ
とを特徴とする建設機械のフロアプレート構造体。 - 【請求項5】 特許請求の範囲請求項1記載の建設機械
のフロアプレート構造体において、前記フロアプレート
の後端部に立設された後面板に、上部旋回体後面部側の
前記ボンネットを取付けるためのヒンジ部材取付用金具
を固設したことを特徴とする建設機械のフロアプレート
構造体。
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- 1996-01-22 JP JP02853796A patent/JP3409559B2/ja not_active Expired - Fee Related
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