JP2013204377A - 旋回作業機の運転部におけるマニュアル収納部構造 - Google Patents
旋回作業機の運転部におけるマニュアル収納部構造 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】本発明に係る旋回作業機の運転部におけるマニュアル収納部構造は、機体下部に設けた走行部と、走行部上に回転自在に載置した旋回体と、旋回体先端に連設したブームと、旋回体に配置した運転部と、運転部の運転席下部から後方にかけて配設したエンジンルームとよりなる旋回作業機において、運転席はエンジンルームを形成するケース状のシートマウント上に載置され、ケース状のシートマウント前壁には、エンジンルーム点検用のルーム開放口を形成し、ルーム開放口には点検用扉を着脱自在に設けると共に、点検用扉の一部は奥側に凹状として、同凹状部をマニュアル収納部とし、しかも、点検用扉の扉前面にはマニュアル収納部を前面より閉塞する開閉自在の開閉カバーを点検用扉と一体に重ねて設けたことを特徴とする。
【選択図】図14
Description
掘削作業車Aは、図1〜図7、図9に示すように、自走可能な走行機体1と、走行機体1に取り付けた作業部としての掘削部2と排土部3とから構成している。本実施形態では作業部の先端部に作業用アタッチメントとして掘削用のバケット13を装着して掘削部2となしている。
旋回体6は、図7〜図10に示すように、平面視略円板状に形成したターンテーブル29の略前半部の上方に運転部フロア31を張設して形成している。ターンテーブル29上には、左右二列の機体フレーム30を縦板状に配設し、機体フレーム30の先端をブーム用ブラケット10としている。ターンテーブル29の略前半部には、スペーサー片32を介して、機体フレーム30上に運転部フロア31を張設している。機体フレーム30上で運転部フロア31の後方には略ケース状のシートマウント201を配設し、ターンテーブル29とシートマウント201との間の空間はエンジンルーム9としている。シートマウント201の上面には、運転席202を載置固定している。なお、運転部7については後述する。
タンク部8は、図4、図7〜図9に示すように、エンジン56を駆動するための燃料を収容する燃料タンク57と、作動油を収容する作動油タンク58を前後に隣接させて配設している。これらのタンク57,58は、ターンテーブル29の右側部から立設した前端壁34と、ターンテーブル29の右側周縁部に配設した第1・第2タンクカバー体41,42と、これらの前端壁34及び第1・第2タンクカバー体41,42の上端縁部上に配設した上面カバー体35とにより閉塞している。
図1、図8に示すように、運転部7には上方にキャノピ61又はキャビンが配設されている。その内部では図10に示すように、エンジンルーム9をケーシングする状態で略ケース状のシートマウント201が配設されており、シートマウント201上の中央部に運転席202を載設している。シートマウント201上の運転席202の左側には左レバー支持ケース45を配設する一方、運転席202の右側には右レバー支持ケース46を配設している。左レバー支持ケース45内には左パイロット弁43a(形状は図示せず)を配設し、左レバー支持ケース45の前上部から左作業部操作レバー43を上方へ突設するとともに、左作業部操作レバー43を前後方向と左右方向に傾倒操作可能としている。
次に、本願発明であるマニュアル収納部211構造について詳説する。
エンジンルーム9の点検等を行う場合は、まず、開閉カバー220前面の南京錠等の鍵を外し、開閉カバー220のグリップ223を手前に引くことでグリップ223のロック機構224と略U字状の係合フック215との係合が外れ、図14のように開閉カバー220を開放する。開放すると点検用扉209をシートマウント201に固定するための取付ボルト210が露見するので、この取付ボルト210を取り外して、点検用扉209と一体に設けられた開閉カバー220と共に、シートマウント201前側から除去する。点検用扉209等の除去により、図13のようにシートマウント201前壁に設けられたルーム開放口207が露見するので、ルーム開放口207からエンジンルーム9内を透視しながらエンジン56、スタータ60、オルタネータ62、ファンベルト63等の点検や交換等のメンテナンス作業が可能となる。
電装BOX206の点検等を行う場合は、まず、開閉カバー220前面の南京錠等の鍵を外し、開閉カバー220のグリップ223を手前に引くことでグリップ223のロック機構224と略U字状の係合フック215との係合が外れ、図14のように開閉カバー220を開放する。開放すると、点検用扉209前面に配設された点検窓214が露見するので、点検窓214から電装BOX206内を透視しながら電装部品であるリレーやコントローラ等の点検や交換等のメンテナンス作業が可能となる。
マニュアルをマニュアル収納部211から取出す場合は、まず、開閉カバー220前面の南京錠等の鍵を外し、開閉カバー220のグリップ223を手前に引くことでグリップ223のロック機構224と略U字状の係合フック215との係合が外れ、図14のように開閉カバー220を開放する。開放すると、点検用扉209前面に配設されたマニュアル収納部211が露見するので、マニュアル収納部211からマニュアルを取出すことで旋回作業機(掘削作業車A)の操作方法や点検方法等について調べることが可能となる。
1 走行機体
4 走行部
6 旋回体
7 運転部
9 エンジンルーム
11 ブーム
201 シートマウント
202 運転席
207 ルーム開放口
209 点検用扉
210 取付ボルト
211 マニュアル収納部
214 点検窓
220 開閉カバー
Claims (4)
- 機体下部に設けた走行部と、走行部上に回転自在に載置した旋回体と、旋回体先端に連設したブームと、旋回体に配置した運転部と、運転部の運転席下部から後方にかけて配設したエンジンルームとよりなる旋回作業機において、運転席はエンジンルームを形成するケース状のシートマウント上に載置され、ケース状のシートマウント前壁には、エンジンルーム点検用のルーム開放口を形成し、ルーム開放口には点検用扉を着脱自在に設けると共に、点検用扉の一部は奥側に凹状として、同凹状部をマニュアル収納部とし、しかも、点検用扉の扉前面にはマニュアル収納部を前面より閉塞する開閉自在の開閉カバーを点検用扉と一体に重ねて設けたことを特徴とする旋回作業機の運転部におけるマニュアル収納部構造。
- 点検用扉をシートマウント前壁に着脱自在に設けるための取付ボルトは、点検用扉に一体に重ねた開閉カバーにより被覆されていることを特徴とする請求項1に記載のマニュアル収納部構造。
- 点検用扉の前面と開閉カバー周縁部との当接部に位置するように、点検用扉の前面に周縁突条を形成したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載したマニュアル収納部構造。
- 点検用扉のマニュアル収納部横側方には電装部品点検用の点検窓を形成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載したマニュアル収納部構造。
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2012
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