JPH02117417A - 車両用バックドア - Google Patents

車両用バックドア

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Publication number
JPH02117417A
JPH02117417A JP27148888A JP27148888A JPH02117417A JP H02117417 A JPH02117417 A JP H02117417A JP 27148888 A JP27148888 A JP 27148888A JP 27148888 A JP27148888 A JP 27148888A JP H02117417 A JPH02117417 A JP H02117417A
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JP
Japan
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door
bumper
vehicle
vehicle body
back door
Prior art date
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Pending
Application number
JP27148888A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideyuki Seki
関 秀幸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
Priority to JP27148888A priority Critical patent/JPH02117417A/ja
Publication of JPH02117417A publication Critical patent/JPH02117417A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えばワンボックス型自動車の後端面に配設
されたバンクドアに関し、特にその開閉操作力の軽減に
関する。
〔従来の技術〕
ワンボックス型自動車には、商用のいわゆるパン車と、
レジャー用のワゴン車とがあり、近年ではワゴン車の需
要が急速に伸びている。しかし、コスト低減の観点から
両タイプとも共通の車体を使用するのが一般的である。
このようなワンボックス車として、従来、第6図に示す
ようなものがある。このワンボックス車30は、箱型車
体31の側面及び後端面に乗降や荷物の積卸しを容易に
行えるよう幅広のドア開口31a、31bを形成し、該
車体31側面の開口31aにスライドドア32を配設す
るとともに、後端面の開口31bに跳ね上げ式のバック
ドア33を配設して構成されている。
このような車体31をワゴン車に採用した場合、以下の
問題がある。即ち、上記車体31では、パン車に採用し
た場合に荷物の積卸しを容易化するため、パンクドア3
3を、車体31の後端面の略全面を覆う大きさに形成し
ている。しかしワゴン車としては必ずしも現状の大きさ
を必要としてぃない、その結果、ワゴン車としてはバッ
クドア33を開く際の軌跡長が長く、かつ重くなってお
り、開閉時の労力負担が大きい、また、上記車体31で
は、リヤフロア34の上面にリャバンパ35の上端面を
一致させることにより、パン車に採用した場合の荷役作
業を容易にできる構造になっている。そのためリャバン
パ35の上下方向の厚みが小さくなり、例えばライセン
スプレートをバックドア側にしか取付けられず、それだ
けりャバンパの意匠上の自由度が小さくなっている。そ
の結果ワゴン車としてのりャバンバをフロントバンパ程
度に太き(したいという要請に応えられない。
上記従来の問題を解消する方法として、例えば、いわゆ
る2、5ボツクス車の後部感覚でもって車体の後端面を
大きく前方に傾斜させ、かつドア開口を小さくすること
によりバックドアを小さくすることが考えられる。しか
しこの方法では車体をパン車とワゴン車に共用できなく
なり、設備投資等の関係から採用は困難である。なお、
従来、リャバンパの上面部分をバンクドアに干渉しない
程度にせり上げたものがあるが、このようにしてもそれ
ほど上下方向の厚さを太き(できない。
そこで、上記バックドアの開閉にともなう労力の軽減方
法としては、バックドアを上、下に2分割することが妥
当と考えられる(例えば実開昭60−20922号公報
参照)、このように2分割することにより、ドアの軌跡
長を短くできるとともに、ドアの重量も小さくでき、か
つパン車、ワゴン車の共用化も可能となる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ここで、バンクドアを2分割する構造の場合、下部ドア
を下方に回転させる構造となるわけであるが、この場合
リャバンバによる問題が生じる。
つまり、従来どおり車体にリャバンパを固定した場合は
、下部ドアはこのリャバンパと干渉することから90度
程度しか開けることができず、荷役作業が困難となる。
一方、下部ドアを180度開けられるようにするには、
ピック車のようにリャバンパを取り外すか、もしくは下
部ドア自体に取付けることになる。このようにした場合
は、追突時の衝撃を下部ドアが直接受けることになり、
該ドアが変形してしまう恐れがある。
本発明は上記従来の状況に鑑みてなされたもので、バッ
クドアを2分割して開閉時の操作性を改善した場合に、
荷役作業を容易にできるとともに、追突時の衝li吸収
能力の高いリャバンパの取付けが可能で、かつ該バンバ
の意匠上の自由度も向上できる車両用バンクドアを提供
することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで本発明は、車両用バンクドアにおいて、該バック
ドアを上、下に2分割し、上部ドアを車体上縁に、下部
ドアを車体下縁にそれぞれヒンジを介して回動自在に枢
支し、該下部ドアにバンパを配設するとともに、該バン
パの両端部にステーブラケットを取付け、該ステーブラ
ケットを車体の後端面に近接するよう対向させて上記バ
ンパヘの衝撃を該ステーブラケットを介して上記車体で
受けるようにしたことを特徴としている。
〔作用〕
本発明に係る車両用バックドアによれば、該バックドア
を上、下に2分割し、上部ドア、下部ドアをそれぞれ回
動自在に枢支したので、ドアの軌跡長を短くできるとと
もに、ドアの重量も小さくでき、開閉時の労力の負担を
軽減できる。
また本発明によれば、下部ドアにリャバンパを取付け、
該ドアとともに回転させる構造であるから、該リャバン
バが下部ドアの開閉の支障になることはな(、確実に1
80度開くことができ、荷役作業は1枚ドアの場合と同
様に容易に行うことができる。また、リャバンパの上下
方向の厚さを任意に設定でき、例えばライセンスプレー
トの取付はスペースを確保でき、それだけ意匠上の自由
度を向上できる。
さらにまた、本発明では、下部ドアに、リャバンパを配
設し、該バンバの両端部に取付けられたステーブラケッ
トを車体側に近接するよう対向させたので、追突された
場合の衝撃力はりャバンパからステーブラケットを介し
て車体に伝達され、下部ドアには荷重はほとんど作用し
ないから、下部ドアが変形するという問題を防止できる
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図について説明する。
第1図ないし第5図は本発明の一実施例による車両用バ
ックドアを説明するための図であり、本実施例ではワン
ボックス型ワゴン車に適用した場合を例にとって説明す
る。
図において、1はワンボックス型ワゴン車であり、これ
は箱型の車体2内に前座席3a及び後座席3bを配設し
、該後座席3bの後方に荷物室3Cを形成して構成され
ている。また、上記車体2のサイドパネル2aの前端部
にはフロントドア4aが、中央部にはスライドドア4b
がそれぞれ開閉自在に配設されている。さらに、上記車
体2の後端面には荷物を積卸しするための開口2bが形
成されており、該開口2bに本実施例のバックドア5が
配設されている。
上記バックドア5は、上、下に2分割された上部ドア6
と下部ドア7とからなり、この上部ドア6の上縁は上記
開口2bの上縁を構成するルーフパネル2Cにヒンジ8
により回動自在に枢支され、上記下部ドア7の下縁は開
口2bの下縁を構成するりャフロアクロスメンバ2dに
ヒンジ9により回動自在に枢支されている。これにより
上記上部ドア6は上方に、下部ドア7は下方に開くよう
になっている。
また、上記車体2の後端面下部には、該後端部を囲む全
体として平面視コ字状のリャバンパ10が配設されてい
る。このリャバンパ1oは両端部のサイドパネル10a
、10aと中央部のセンタバンバ10bとに3分割され
ており、ごのサイドパネル10a、10aは上記車体2
の角縁部に固定され、上記センタバンパ10bは下部ド
ア7に固定されている。このセンタバンパJobは、樹
脂製のパンバカパー11の内側にこれの形状に沿う金属
板製の補強部材であるリインホース12を配設し、外側
にライセンスプレートの取付は部11bを凹状に形成し
て構成されている。上記リインホース12は上記パンバ
カパー11の内側に突出形成された取付は片11aにボ
ルト、ナツト13で締めつけ固定されている。また上記
リインホース12の内側の中央部には一対の取付はブラ
ケット12aが膨出形成されており、該ブラケット12
aは上記下部ドア7にビス止め固定されている。
また、上記センタバンパtobの両端部の内側にはステ
ーブラケット14が配設されている。このステーブラケ
ット14は平面視コ字状のもので、その後端にはフラン
ジ14aが一体形成されており、このフランジ14aは
上記リインホース12にスポット溶接されている。さら
に上記ステーブラケット14の内端面にはゴム等の弾性
部材からなる緩衝板15が接着されている。
そして、上記ステーブラケット14は、上記下部ドア7
の下部の両角縁に形成された切り欠き部7a内に位置し
ており、これの内端面は上記車体2のリヤフロアクロス
メンバ2dに対向しており、該メンバ2dと緩衝板15
との間には2〜3fi程度の隙間が設けられている。こ
のクロスメンバ2dはインナパネルとアウタパネルとか
らなる閉断面状のもので、左、右のサイドパネル2a間
に配設され、リヤフロア16及びリヤサイドメンバ17
の後端に接続されている。これにより、上記センタバン
バJobに加えられた外力は、ステーブラケット14を
介して上記車体2例のクロスメンバ2dで受けるように
構成されている。
次に本実施例の作用効果について説明する。
本実施例のバックドア5を開く場合は、ドアロック装置
20を解除し、上部ドア6のドアハンドル19を引いて
上方に回動させるとともに、下部ドア7のドアハンドル
21を引いて下方に回動させればよい、また、閉める場
合は下部ドア7を起した後、上部ドア6を下げ、ドアロ
ック装M 20を作動させればよい。
このように本実施例のバンクドア5によれば、該ドア5
を上部ドア6と下部ドア7との2分割構造としたので、
各ドア6.7を小さくできるとともに軽量化でき、開閉
時の労力を軽減できる。また、上記センタバンバ10b
を下部ドア7に取り付けるとともに、該ドア7を車体2
のクロスメンバ2dにヒンジ9で枢支したので、バンパ
がドア開閉時に干渉することはなく、下部ドア7を18
0度回転でき、荷役作業がやり易い。
また、本実施例では、下部ドア7にセンタバンパ10b
を固定し、該バンパ10bの両端内側にステーブラケッ
ト14を固定するとともに、該ブラケット14の内端面
をクロスメンバ2dに対向させたので、上記バンパ10
bへの追突時の荷重は剛性の高いクロスメンバ2dで受
けるから、下部ドア7に荷重が作用することはなく、該
ドア7の変形を防止できる。
さらに、本実施例によれば、下部ドア7にセンタバンパ
10bを配設したので、該バンパ10bの高さ方向の厚
さを大きく設定でき、ライセンスプレートの取付けを可
能にできる等、意匠上の自由度を向上できる。
なお、上記実施例では下部ドア7に切り欠き部7aを形
成して、これにステーブラケット14を挿入するように
したが、この切り欠き部は孔でもよい。
また、上記実施例ではワンボックス型のワゴン車を例に
とって説明したが、本発明は勿論これに限られるもので
はなく、要は車両の後端面に配設されるバンクドアを2
分割構造とする場合に適用すればよい。
〔発明の効果〕
以上のように本発明に係る車両用バックドアによれば、
該バンクドアを上、下に2分割し、これの下部ドアにバ
ンパを配設し、該バンバの両端内側にステーブラケット
を固定するとともに、該ブラケットを車体に対向させて
上記バンパへの衝撃を車体で受けるようにしたので、バ
ンクドア開閉時の操作性を改善できる効果があるととも
に、追突時における下部ドアの損傷を回避でき、かつバ
ンパの意匠上の自由度を向上できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本発明の一実施例によるワンボッ
クス型ワゴン車のバックドアを説明するための図であり
、第1図はその側面図、第2図はその背面図、第3図は
そのバックドアにリャバンパを取付ける状態を示す分解
斜視図、第4図は第5図のTV−rV線断面図、第5図
はそのステーブラケットの配置状態を示す一部拡大図、
第6図は従来のワンボックスワゴン車を示す側面図であ
る。 図において、1はワンボックス型ワゴン車(自動車)、
2は車体、2dはリヤフロアクロスメンバ(車体の後端
面)、5はバックドア、6は上部ドア、7は下部ドア、
8,9はヒンジ、lObはセンタバンバ(リャバンパ)
、14はステーブラケットである。 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車体後端に開閉自在に取り付けられた車両用バッ
    クドアにおいて、上記バックドアを上、下に2分割し、
    上部ドアを車体上縁にヒンジを介して回動自在に枢支す
    るとともに、下部ドアを車体下縁にヒンジを介して回動
    自在に枢支し、該下部ドアに車幅方向に延びるバンパを
    配設し、該バンパの両端部にステーブラケットを取付け
    、該ステーブラケットを車体の後端面に近接するよう対
    向させて上記バンパへの衝撃を該ステーブラケットを介
    して上記車体で受けるようにしたことを特徴とする車両
    用バックドア。
JP27148888A 1988-10-27 1988-10-27 車両用バックドア Pending JPH02117417A (ja)

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JP (1) JPH02117417A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1159299A (ja) * 1997-08-14 1999-03-02 Hino Motors Ltd 車両後部エネルギ吸収構造
US7322636B1 (en) * 2007-01-05 2008-01-29 Ford Global Technologies, Llc Vehicle side-entry door assembly
US7905533B2 (en) * 2006-10-27 2011-03-15 Compagnie Plastic Omnium Rear module for fitting on a motor vehicle
KR101028230B1 (ko) * 2004-11-29 2011-04-11 현대자동차주식회사 차량의 미드 게이트 구조

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