JP2005213816A - 作業機のシート取付装置 - Google Patents

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Seiji Matsui
聖司 松井
Takeshi Ikumura
武司 生村
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Abstract

【課題】生産時の組立性とサービス時のメンテナンス性を向上させることができると共に、シート取付部材及び操縦台取付部材の各左右のボルト固定部のスパンを十分に確保できて、取付強度の確保が図れるバックホーのシート取付装置を提供する。
【解決手段】 機体7に固定されたシート取付台31の上面に、シート8の下面側に設けられたシート取付部材28の左右両側をボルトによって取付固定し、シート8の側方に配置された操縦台24Lを支持するための操縦台取付部材43Lの下部側の取付壁45を前記シート取付部材28の側方に配置すると共に該取付壁45を左右のボルトによって前記シート取付台31の上面に取付固定し、シート取付部材28のボルト固定部41、又は、操縦台取付部材43Lの取付壁45のシート取付部材28側のボルト固定部51の少なくとも一方を、他方の取付部材の外側縁28a,45aよりも該他方の取付部材の左右方向内側に入り込ませる。
【選択図】図1

Description

本発明は、作業機のシート取付装置に関するものである。
バックホーにおいて、シートの下部側にシート取付台を溶接等によって一体的に設け、このシート取付台を旋回台上に取付固定するようにしたものがある。
また、このバックホーにあっては、シートの側方に操縦台を設け、この操縦台を支持する操縦台取付部材を前記シート取付台に取付固定している(特許文献1参照)。
特開2002−149255号公報
前記従来のバックホーにあっては、シート取付台にシートが一体的に設けられているので、シートを取り付けた後に操縦台を取り付けなければならないが、操縦台を取り付ける際にシートが邪魔になって組立性がわるいという問題があると共に、操縦台のサービス時においてもシートが邪魔になってメンテナンス性がわるいという問題がある。
そこで、シート取付台に対して、シートと操縦台とがそれぞれ別個に取り付けられるように、シート取付台の上面に、シートの下面側に設けられたシート取付部材の左右両側をボルトによって取付固定すると共に、操縦台を支持するための操縦台取付部材の下部側の取付壁を前記シート取付部材の側方に配置すると共に該取付壁を左右のボルトによって前記シート取付台の上面に取付固定するように構成することが考えられている。
しかしながら、前記のように構成すると、シート取付台の上壁の左右幅を十分に採れない場合、シート取付部材の左右のボルト固定部のスパン(左右間隔)を十分に採ると操縦台取付部材の取付壁の左右のボルト固定部のスパン(左右間隔)が不十分となり、操縦台取付部材の取付壁の左右のボルト固定部のスパンを十分に採るとシート取付部材の左右のボルト固定部のスパンが不十分となり、中間を採ると両方とも不十分となるという問題が生じる。
そこで、本発明は、前記問題点に鑑みて、生産時(量産時)の組立性とサービス時のメンテナンス性を向上させることができると共に、シート取付部材及び操縦台取付部材の各左右のボルト固定部のスパンを十分に確保できて、取付強度の確保が図れる作業機のシート取付装置を提供することを目的とする。
本発明が前記目的を達成するために講じた技術的手段は、機体に固定されたシート取付台の上面に、シートの下面側に設けられたシート取付部材の左右両側をボルトによって取付固定し、シートの側方に配置された操縦台を支持するための操縦台取付部材の下部側の取付壁を前記シート取付部材の側方に配置すると共に該取付壁を左右のボルトによって前記シート取付台の上面に取付固定し、シート取付部材のボルト固定部、又は、操縦台取付部材の取付壁のシート取付部材側のボルト固定部を、他方の取付部材の外側縁よりも該他方の取付部材の左右方向内側に入り込ませたことを特徴とする。
この構成により、シートと操縦台とがシート取付台に対してそれぞれ個々に取り付けられているので、生産時の組立性とサービス時のメンテナンス性を向上させることができると共に、シート取付部材及び操縦台取付部材の各左右のボルト固定部のスパンを十分に確保でき、取付強度の確保が図れる。
また、シート取付台は左右の側壁と、この左右側壁の上端部同士を連結する上壁とを有し、このシート取付台の上壁下面側の空間の、上部側に小物を収容する小物収容空間を設けると共に、下部側にヒータ等の機器を配置する機器配置空間を設け、前記小物収容空間を形成する小物収容空間形成部材をシート取付台に対して着脱自在とするのがよい。
これにより、シート取付台の上壁下面側の空間の有効利用が図れると共に、小物収容空間形成部材を取り外した状態とすることにより、機器配置空間に配置される機器の着脱、メンテナンス等の容易化を図ることができる。
また、小物収容空間形成部材は、シート取付部材及び操縦台取付部材とは別個にシート取付台の上壁下面側に取付固定されているのがよい。
これにより、メンテナンス性の向上が図れる。
また、操縦台に設けられたリストレストを上下位置調整自在とするのがよい。
これにより、オペレータの体格や作業姿勢に対応して、リストレストの高さを良好な位置にすることができる。
また、シート取付台は床面を構成するステップの上に配置され、このステップの下面に機器配置空間に配置されたエアコン装置に空気を導入するダクトを形成するダクト形成部材を固定するのがよい。
このダクト形成部材によってステップを補強でき、該ダクト形成部材をステップの補強部材として利用できると共にステップをダクトを構成する壁部として利用でき、コストダウンを図ることができる。
本発明によれば、シートと操縦台とがシート取付台に対してそれぞれ個々に取り付けられているので、生産時の組立性とサービス時のメンテナンス性を向上させることができると共に、シート取付部材及び操縦台取付部材の各左右のボルト固定部のスパンを十分に確保できて、取付強度の確保が図れる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図3〜図5において、1は作業機として例示するバックホーであり、このバックホー1は、下部の走行体2と、この走行体2上に上下方向の旋回軸心X回りに旋回自在(回動自在)に搭載された上部の旋回体3と、この旋回体3に設けられた作業装置4とを有する。
走行体2は、左右一対のクローラベルト5を油圧モータによって循環回走させることで走行するクローラ式走行装置によって構成され、前部にドーザ6を備えている。
旋回体3は、走行体2に旋回自在に支持された旋回台(機体)7と、この旋回台7上に設けられたシート(運転席)8と、旋回台7に搭載されたエンジン,ラジエータ,燃料タンク,作動油タンク等の各種機器及びこれらを覆うボンネット9と、運転室を形成するキャビン10とを有する。
旋回台7は、走行体2のフレームに旋回ベアリング11を介して左右に旋回自在に支持され且つ旋回モータによって旋回駆動される旋回基板12上に補強リブ、ブラケット等を溶接等によって固定してなる旋回フレームを有し、この旋回フレームの後部に作業装置4との重量バランスを図るウエイト13を備えており、旋回フレームの左右両側面及び前面側をカバー部材によって覆っている。
また、旋回フレームの後部にはエンジン、ラジエータ等が搭載されていて、これらはボンネット9の主ボンネット部分14によって覆われ、旋回フレームの右側側部には、燃料タンク,ラジエータ等が搭載されていて、これらはボンネット9の主ボンネット部分14の右側部から前方に延びる側部ボンネット部分15によって覆われている。
なお、ボンネット9の主ボンネット部分14及び側部ボンネット部分15は、内部を点検等するための開閉カバーを有する。
また、旋回フレームの上面側のボンネット9が設けられていない部分には、旋回台7の上面(床面)を構成するステップが設けられている。
旋回台7の前部には、上下一対の支持ブラケット16が前方突出状で且つ旋回台7の左右方向中央部から右側(左右一側)にオフセットされて設けられ、この支持ブラケット16にスイングブラケット17の後部側が上下方向の軸心廻りに左右揺動自在に支持されている。
作業装置4は、スイングブラケット17の上部に左右方向の軸心廻りに揺動自在に枢支連結されたブーム18と、このブーム18の先端側に左右方向の軸心回りに揺動自在に枢支連結されたアーム19と、このアーム19の先端側に左右方向の軸心回りに揺動自在に枢支連結されたバケット20とを有する。
前記スイングブラケット,ブーム18,アーム19,バケット20は、それぞれ油圧シリンダからなるスイングシリンダ、ブームシリンダ21、アームシリンダ22、バケットシリンダ23によって揺動動作される。
また、作業装置4のアーム19先端側又は旋回台7前面等には、バックホー1に別途取り付けられて使用される油圧アクチュエータを作動させるための外部油圧取出部が設けられている。
前記シート8は旋回台の前後方向中途部の側部ボンネット部分15の左側方で且つ旋回台7の左右方向中央部から左側寄りに配置され、該シート8の左右両側には、操縦台24L,24Rが配置されている。
また、シート8の前方には、左右のクローラベルト5を別個に循環回走させるように走行体2の油圧モータを操作する左右一対の走行レバー25が配置され、この左右走行レバー25の右側には、スイングブラケット17を揺動操作するスイングペダル26が配置され、左右走行レバー25の左側には、前記外部油圧取出部に接続される油圧アクチュエータを操作するSPペダル27が配置されている。
また、左右の各操縦台24L,24Rには操作レバー30L,30Rが設けられ、例えば、右側の操縦台24Rの操作レバー30Rはブームシリンダ21及びバケットシリンダ23を操作可能とされ、左側の操縦台24Lの操作レバー30Lは旋回モータ及びアームシリンダ22を操作可能とされている。
図1、図2、図6〜図9に示すように、シート8は、本実施の形態では、平板状のシート取付部材28の上面にサスペンション装置29をボルト等によって取付固定すると共に、このサスペンション装置29上に座部及び背もたれ部を有するシート本体8Aをスライド機構を介して前後位置調整自在に取り付けてなる。
なお、シート8は、シート本体8Aとシート取付部材28とを備えていればよい。
前記シート取付部材28はシート取付台31上に載置されてボルトによって着脱自在に取付固定されている。
シート取付台31は、左右の側壁31aと、この左右側壁31aの上端同士を連結する上壁31bとを備え、左右側壁31aの下端側には左右方向外方に折曲されてなる取付片32を備え、該取付片32が旋回台7上面のステップ67上に載置されてボルト等によって取付固定されている。
また、シート取付台31の後部側上部には、該シート取付台31の左右側壁31a及び上壁31bに連結された板材からなる背面部材31cが設けられている。
なお、シート取付台31の前面はカバー部材44によって覆われており、該カバー部材44は下端側がヒンジによって旋回台7上面のステップ67に前後揺動自在に連結されることにより、開閉自在とされている。
シート取付台31の上壁31b下面側(上壁31b下方)空間の、上部側は取扱説明書等の小物を収容可能な小物収容空間33とされ、下部側(小物収容空間33の下方側)はヒータ(又はエアコン装置、バッテリー)等の機器を収容可能な機器配置空間34とされている。
小物収容空間33は小物配置空間形成部材35によって形成され、この小物配置空間形成部材35は左右一対の底部形成部材36と、この左右底部形成部材36を下から支える受部材37とを備えている。
左右の各底部形成部材36は、棒材を平面視後方開放状のコ字形に折曲されて形成されており、シート取付台31の上壁31b下方側に所定間隔をおいて配置されると共に後端部が前記背面部材31cに溶接等によって固定されている。
受部材37は板材によって形成されており、左右の底部形成部材36の前後方向中途部下面側に配置されると共に左右の底部形成部材36に亘って設けられて各底部形成部材36に溶接等によって固定され、該受部材37の左側端部はシート取付部材28の左側の側壁31aに溶接等によって連結固定され、受部材37の右側端部は上方に向けて延出するように折曲されると共に、シート取付台31の上壁31b下面に溶接等によって転結固定されている。
前記シート取付部材28は、シート取付台31の上壁31b上面の左右方向中途部に配置され、その左右両側部分の前後部にはボルト挿通孔38が形成されており、シート取付台31の上壁31bには、このボルト挿通孔38に連通するボルト挿通孔39が形成されていると共に該上壁31b下面側には該ボルト挿通孔39に対応するナット40が溶接等によって固定され、前記各ボルト挿通孔38,39を上方から挿通して前記ナット40に螺合されるボルトによってシート取付部材28の左右両側がシート取付台31の上壁31bに取付固定されている。
また、シート取付部材28の左右両側部分の、前後のボルト固定部41(ボルト挿通孔38が形成される部分)間には、左右方向端部の側縁28aよりも左右方向内方(シート取付部材28の左右方向中央側)に凹設状とされた切欠き凹部42Aが形成されている。
また、シート取付部材28の前縁は、シート取付台31の上壁31b前縁よりも後方に位置していると共に、シート取付部材28の前縁の左右両側は後方に向かうに従って左右方向外方に移行する傾斜状に切り欠かれて形成された切欠き部42Bが形成されている。
シート取付部材28の左右両側方には、操縦台24L,24Rを取付支持するための操縦台取付部材43L,43Rが配置されている。
この操縦台取付部材43L,43Rは、シート取付台31の上壁31b上面に重合されて該上壁31bにボルト固定される取付壁45と、この取付壁45の左右方向一側端部から上方に立上がる支持壁46とを有し、この支持壁46に、図7〜図9に示す操縦台24L,24Rのフレーム47L,47Rが取り付けられている。
なお、右側の操縦台取付部材43Rの支持壁46は取付壁45の右側端部から立上がり、左側の操縦台取付部材43Lの支持壁46は取付壁45の左側端部から立上がっている。
また、左右の各操縦台取付部材43L,43Rの取付壁45の左右両側部分の前後部には、ボルト挿通孔48が形成されており、シート取付台31の上壁31bには、このボルト挿通孔48に連通するボルト挿通孔49が形成されていると共に該上壁31b下面側には該ボルト挿通孔49に対応するナット50が溶接等によって固定され、前記各ボルト挿通孔48,49を上方から挿通して前記ナット50に螺合されるボルトによって該取付壁45の左右両側がシート取付台31の上壁31bに取付固定されている。
また、特に、左側の操縦台取付部材43Lの取付壁45の右側(シート取付部材28側)の、前後のボルト固定部51(ボルト挿通孔48が形成される部分)は、該取付壁45右端部の側縁45aよりも左右方向外方(右方)に突出状とされている。
そして、左側の操縦台取付部材43Lの取付壁45は、その右側部分の前後のボルト固定部51が、シート取付部材28の左側縁28aよりも該シート取付部材28の左右方向内側に入り込むように配置されて固定されている。
すなわち、左側の操縦台取付部材43Lの取付壁45の右側部分の前側のボルト固定部51が、シート取付部材28の左側部分の前側のボルト固定部41の前側に位置し、且つ、左側の操縦台取付部材の取付壁45の右側部分の後側のボルト固定部51が、シート取付部材28の切欠き凹部42内に入り込んで該シート取付部材28の左側部分の前後のボルト固定部41間に位置するように配置されている。
これによって、左右幅に制約があるシート取付台31であっても、シート取付部材28の左右のボルト固定部41のスパン(左右のボルト挿通孔38の中心間の距離)L1及び操縦台取付部材43Lの左右のボルト固定部51のスパン(左右のボルト挿通孔48の中心間の距離)L2が十分に確保できるように構成されている。
また、換言すると、左側の操縦台取付部材43Lの取付壁45の右側部分に、該右側部分の前後のボルト固定部51以外の部分に、該取付壁45の右端部の側縁よりも左右方向内方(取付壁45の左右方向中央側)に凹設状とされた切欠き凹部52が形成されると共に、シート取付部材28の左側部分の前後のボルト固定部41が左側の側縁よりも左右方向外方に突出状に形成されていて、シート取付部材28の左側部分の前後のボルト固定部41が、左側の操縦台取付部材43Lの取付壁45の右側縁よりも該取付壁45の左右方向内側に入り込むように配置されて固定されているともいえる。
さらに、換言すると、シート取付部材28の側部及び左側の操縦台取付部材43Lの取付壁45の右側部分に、それぞれの縁部から左右方向中央側に向けて凹設された切欠き凹部が形成され、シート取付部材28又は操縦台取付部材43Lの内の、一方の取付部材のボルト固定部が他方の取付部材の切欠き凹部内に入り込むように構成されているともいえる。
なお、右側の操縦台取付部材43Rの取付壁45も左側の操縦台取付部材43Lの取付壁45と略同様に形成し、該左側の操縦台取付部材43Lの取付壁45と略同様に取り付けられるように構成してもよい。
前記左右の各操縦台24L,24Rには、操作レバー30L,30Rを操作する際においてオペレータの手腕又は手首等を載せて支えるためのリストレスト54が設けられている。
このリストレスト54は、図10及び図11示すように、各操縦台24L,24Rのフレーム47L,47Rに設けられた取付部材55,56にボルト等によって取付固定されステー54Aと、このステー54Aに取り付けられた載置部材54Bとから構成されている。
図10に示すように、左側のリストレスト54のステー54Aの取付部材55への被取付部分には、ボルト挿通孔57が1つ形成されると共に該被取付部分の後面側には該ボルト挿通孔57に対応する位置にナット58が溶接等によって固定され、一方、取付部材55のリストレスト54の取付部分には、ボルト挿通孔59が上下方向に複数(図例では3つ)形成されている。
なお、前記各ボルト挿通孔57,59は左右一対形成されている。
そして、ステー54Aのボルト挿通孔57を取付部材55のボルト挿通孔59のいずれかに選択的に一致させると共に、これらボルト挿通孔57,59にボルト60を挿通し該ボルト60をナット57に螺合させることにより、リストレスト54(の載置部材54B)が高さ調整自在に取り付けられている。
また、図11に示すように、右側のリストレスト54のステー54Aの取付部材56への被取付部分には、ボルト挿通孔61が上下方向に複数(図例では3つ)形成され、一方、取付部材56のリストレスト54の取付部分にはネジ孔62が1つ形成されており、リストレスト54のボルト挿通孔61のいずれかにボルト63を挿通すると共に該ボルト63を取付部材56のネジ孔62に螺合させることにより、リストレスト54(の載置部材54B)が高さ調整自在に取り付けられている。
このように、リストレスト54の高さ調整を可能とすることにより、オペレータの体格や作業姿勢に対応して、載置部材54Bの高さを良好な位置にすることができる。
前記実施の形態において、小物収容空間形成部材35はシート取付台31に対して着脱不能に設けられているが、小物収容空間形成部材35がシート取付台31に対して着脱不能であると、機器配置空間34が制限され、機器配置空間34に配置される機器の着脱、メンテナンス等をするに際して小物収容空間形成部材35の制約を受ける。
そこで、図12及び図13に示すように、小物収容空間形成部材35をシート取付台31に対して着脱可能に設け、小物収容空間形成部材35を取り外した状態とすることにより、機器配置空間34に配置される機器のメンテナンススペース、着脱スペースを十分に確保できる。
図12及び図13において、小物収容空間形成部材35は、底壁64aと、該底壁64aの左右側縁から上方に延びる左右の側壁64bと、底壁64aの後端側縁部から上方に延びる背面壁64cとを有する本体部64を備え、この本体部64の左右の側壁64b前部側は連結部材65によって連結されている。
また、連結部材65の下面側に左右一対のナット66が溶接等によって固定されていると共に本体部64の背面壁64cの前面側にもナット66が溶接等によって固定され、シート取付台31の上壁31bを上方から貫通して前記ナット66に螺合されるボルト及びシート取付台31の背面部材31cを後方から貫通して前記ナット66に螺合されるボルトによって、小物収容空間形成部材35がシート取付台31に着脱自在で且つシート取付部材28及び操縦台取付部材43L,34Rとは別個に取付固定されている。
図14〜図17は、ステップ67のシート8を取り付ける部分の下面に、機器配置空間34に配置されたエアコン装置53に空気(外気)を導入するダクト79を形成するダクト形成部材68を固定することにより、このダクト形成部材68をステップ67の補強部材として利用すると共にステップ67をダクトを構成する壁部として利用することを企図した例を示すものである。
旋回台7の上面を構成するステップ67は、前後のステップ構成体69,70に分割されると共に、この前後のステップ構成体69,70はさらに複数に分割されている。
後部のステップ構成体70は、本実施形態では、3つの部材70a,70b,70cで構成されており、この後ステップ構成体70上にシート取付部材28がボルト固定されている。
ダクト形成部材68は、後部部分71Aと側部部分71Bとから平面視L字形に形成されると共に後ステップ構成体70の下面に溶接等によって固定された本体部71を備えており、この本体部71の後部部分71Aは、底壁73と前後壁74,75とから断面上方開放状のコ字形に形成され、側部部分71Bは底壁76と左右側壁77とから断面上方開放状のコ字形に形成され、後部部分71Aの右端側と側部部分71Bの後端側とは溶接等によって接続されて連通され、後部部分71A及び側部部分71Bの上面開口は後ステップ構成体70によって塞がれ、後部部分71Aの左端側開口及び側部部分71Bの前端側開口は閉塞壁78によって閉塞されており、ダクト形成部材68と後ステップ構成体70とによって、機器配置空間34に配置されたエアコン装置53に空気(外気)を導入するダクト79が形成されている。
後ステップ構成体70の後部側左右方向中途部には、エアコン装置53の外気取入れ口と、ダクト形成部材68及び後ステップ構成体70とで形成されるダクト79とを連通させるための空気流通孔80が形成されており、この空気流通孔80は、ダクト形成部材本体部71の後部部分71Aの左端部側に対応する位置に設けられている。
また、後ステップ構成体70の右側前部には、空気流通管81が後ステップ構成体70を貫通して立設されており、この空気流通管81はダクト形成部材68本体部の側部部分71Bの前端側に位置していて、ダクト79に連通している。
また、この空気流通管81の上端側は、キャビン10の右側壁内面側に配置された外気取入れボックス82にホース83及び継手84等を介して連通されており、この外気取入れボックス82はキャビン10の右側壁に形成された外気取入れ口に連通している。
したがって、キャビン10室外の空気(外気)が、キャビン10右側壁の外気取入れ口、外気取入れボックス82、ホース83、空気流通管81、ダクト、空気流通孔80等を経てエアコン装置53に取り入れられるように構成されている。
シート取付部材及び操縦台取付部材の取付部分の平面図である。 シート取付部材及び操縦台取付部材の取付部分の正面断面図である。 バックホーの側面図である。 旋回体の正面図である。 旋回体の側面図である。 シート取付装置の正面図である。 シート取付装置の平面図である。 シート取付装置の右側面図である。 右側操縦台フレームの側面図である。 リストレストの上下調整構造を示す側面断面図である。 リストレストの上下調整構造を示す側面断面図である。 他の実施の形態に係るシート取付装置の正面図である。 他の実施の形態に係るシート取付装置の平面図である。 他の実施の形態に係るシート取付部分の正面図である。 他の実施の形態に係るシート取付部分の平面図である。 ダクト形成部材等の平面図である。 図15のA−A線矢示断面図である。
符号の説明
7 旋回台(機体)
8 シート
24L 操縦台
24R 操縦台
28 シート取付部材
31 シート取付台
41 ボルト固定部
31a 側壁
31b 上壁
33 小物収容空間
34 機器配置空間
35 小物収容空間形成部材
43L 操縦台取付部材
43R 操縦台取付部材
45 取付壁
51 ボルト固定部
53 エアコン装置
54 リストレスト
67 ステップ
68 ダクト形成部材
79 ダクト

Claims (5)

  1. 機体に固定されたシート取付台の上面に、シートの下面側に設けられたシート取付部材の左右両側をボルトによって取付固定し、シートの側方に配置された操縦台を支持するための操縦台取付部材の下部側の取付壁を前記シート取付部材の側方に配置すると共に該取付壁を左右のボルトによって前記シート取付台の上面に取付固定し、シート取付部材のボルト固定部、又は、操縦台取付部材の取付壁のシート取付部材側のボルト固定部を、他方の取付部材の外側縁よりも該他方の取付部材の左右方向内側に入り込ませたことを特徴とする作業機のシート取付装置。
  2. シート取付台は左右の側壁と、この左右側壁の上端部同士を連結する上壁とを有し、このシート取付台の上壁下面側の空間の、上部側に小物を収容する小物収容空間を設けると共に、下部側に機器を配置する機器配置空間を設け、前記小物収容空間を形成する小物収容空間形成部材をシート取付台に対して着脱自在としたことを特徴とする請求項1に記載の作業機のシート取付装置。
  3. 小物収容空間形成部材は、シート取付部材及び操縦台取付部材とは別個にシート取付台の上壁下面側に取付固定されていることを特徴とする請求項2に記載の作業機のシート取付装置。
  4. 操縦台に設けられたリストレストを上下位置調整自在としたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の作業機のシート取付装置。
  5. シート取付台は床面を構成するステップの上に配置され、このステップの下面に機器配置空間に配置されたエアコン装置に空気を導入するダクトを形成するダクト形成部材を固定したことを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の作業機のシート取付装置。
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