JPS6021336Y2 - フオ−クリフトのエンジンカバ−構造 - Google Patents

フオ−クリフトのエンジンカバ−構造

Info

Publication number
JPS6021336Y2
JPS6021336Y2 JP791280U JP791280U JPS6021336Y2 JP S6021336 Y2 JPS6021336 Y2 JP S6021336Y2 JP 791280 U JP791280 U JP 791280U JP 791280 U JP791280 U JP 791280U JP S6021336 Y2 JPS6021336 Y2 JP S6021336Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
radiator
engine
engine hood
forklift
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP791280U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56111228U (ja
Inventor
裕 石塚
Original Assignee
日産自動車株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日産自動車株式会社 filed Critical 日産自動車株式会社
Priority to JP791280U priority Critical patent/JPS6021336Y2/ja
Publication of JPS56111228U publication Critical patent/JPS56111228U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6021336Y2 publication Critical patent/JPS6021336Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
  • Superstructure Of Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はフォークリフのエンジンカバー構造に関するも
のである。
従来技術によるフォークリフトのエンジンカバーとして
は、例えば第1図に示すような構造をしたものが一般に
使用されていたにッサンサービス周報第335号第13
9頁参照)。
すなわち、エンジンカバー1′は一体成形された単一の
カバーをフォークリフトの車体の比較的後部に当るオー
バーへラドガードのリアピラー9付近において回動可能
に取付けて戒る。
このようにエンジンカバー1′は一体成形物から戒って
おり、エンジン23、ラジェータ21及びラジェータ2
1冷却用のファン40その他のいずれをも一つのエンジ
ンカバー1′だけで覆うように組立てられているため、
勢いエンジンカバー1′の寸法は前後方向に長くならざ
るを得すしかも重量が大きくなってしまう。
そのためエンジン23、その他ラジェータ21やラジェ
ータファン40等の整備を行うにはいずれの場合もエン
ジンカバー1′を開けなければならず、またこのエンジ
ンカバー1′を開けるにはその前端部をかなり高い位置
まで押し上げる必要があり、しかもエンジンカバー1′
の重量が大きいため当該エンジンカバー1′を開けるに
は非常な労力を必要とした。
そのためエンジンカバー1′の持ち上げ力を軽減する何
らかの補助装置が必要となり、この補助装置を備えると
なると製作コストの上昇と構造の複雑化を招く恐れがあ
った。
またエンジンカバー1′を開けた時その開口部が小さい
ため整備を行いに<<、特にフォークリフト車体後部に
ラジェータ等の整備に際してはカウンタウェイト8を取
り外すといった余計な作業が必要であった。
本考案はこのような従来の問題点に着目してなされたも
ので、その目的は、エンジンカバーをいくつかのカバ一
単位体に分割し、これらを取り外し可能に結合すること
によって、エンジン、ラジェータその他の補機部品の点
検整備に当ってはそれぞれ対応するカバ一単位体の取外
し或は開閉を行うだけで必要な措置を取り得るようにし
たエンジンカバー構造を提供することである。
本考案を添付の図面を参照して以下更に詳細に説明する
第2図は本考案の第1の実施例を概略的に示す側面図で
ある。
この実施例に係るエンジンカバー構造は、前部がトップ
カバー1、中央部がリアエンジンフード10、後部がラ
ジェータカバー20の三つのカバ一単位体から樹皮され
ている。
第3図から明らかになる様に、エンジンカバー構造の中
央部に位置するリアエンジンフード10は、ラジェータ
21冷却用のファン40を収容することができる様中央
が凸状に立ち上っており、クロスメンバーとしても機能
するようになっている。
そしてこのリアエンジンフード10は、フォークリフト
のフレーム5にそれぞれ左右一対になって立設されたブ
ラケット6.7及びオーバーへラドガード用ブラケット
4に後述するように連結されている。
またリアエンジンフード10の前縁及び後縁には強度を
増大させるためフランジ3゜3′が形成され、凸部前縁
には該凸部15を塞ぐようにしてプレート11が溶接さ
れており、ラジェータ21及びファン40が露呈するの
をカバーしている。
リアエンジンフード10とオーバーへラドガード用ブラ
ケット4との間の連結は、リアエンジンフード10の裏
面に溶接その他の手段により接合された結合用ブラケッ
ト12を介してボルト13締めすることによって行われ
る。
またこのオーバーへラドガード用ブラケット4の内側に
当る位置では別のブラケット6.7がフレーム5に立設
されており、リアエンジンフード10はこれらのブラケ
ット6.7にもボルト24等で結合されている。
トップカバー1は第3図下方位置に図示しであるように
左右両脇において下方に延びる側壁を有するプレート状
のカバ一単位体から戒り、後端部に左右一対になったヒ
ンジ30を取付けている。
このヒンジ30はリアエンジンフード10にボルト25
によって結合され、トップカバー1をリアエンジンフー
ド10に回動可能に連結している。
またトップカバー1前端においては、その底面にラバー
2が取付けられており、フレーム5にラバー2を介して
載置支持されてエンジン23上部を覆っている。
ラジェータカバー20はラジェータ21及びマフラー1
00を収納できるようにリアエンジンフード10の凸部
15とほぼ同じ高さを持った角錘台状のカバ一単位体か
ら戒っている。
ラジェータカバー20の前端部には当該ラジェータカバ
ー20をリアエンジンフード10に結合させるためのボ
ルト穴が上面及び両側面にわたって設けられている一方
、リアエンジンフード10の凸部15後端部にも上記ボ
ルト穴に対応するボルト穴が上面及び両側面にわたって
設けられており、ボルト26によりこれらリアエンジン
フード10とラジェータカバー20とが結合されている
ラジェータカバー20の上面にはラジェータキャップ用
の穴22が開設されており、ラジェータカバー20を開
けなくてもラジェータキャップ用の着脱ができるように
なっている。
さらにまたラジェータカバー20の後側面には図示しな
い格子又は網が張ってあり、ラジェータ21の収納部を
大気に解放させることによりラジェータ21の熱或いは
ラジェータ21を通過した空気を車外へ逃がすようにし
ている。
また、このラジェータカバー20の後端においては底部
にラバープレート29が取付けられ、このラジェータカ
バー20の後端部をラバープレート29を介してカウン
タウェイト8上に載置できるようにしである。
このような樹皮を持ったエンジンカバー構造において、
例えばエンジン23の調整を行う時は、トップカバー1
の前端下側に手を入れ該トップカバー1を上方に持ち上
げることにより開くことができる。
このトップカバー1が第2図に矢印Sで示すように回動
し、リアピラー9の近くまで開くとこのトップカバー1
内に装着された(図示しない)ロック装置によりトップ
カバー1を開放状態に保持する。
よって作業者は広い開口部を得ることが出来、エンジン
23の点検整備作業を楽に行うことができる。
他方、ラジェータ21、ファン40等車体後部の部品の
点検整備時は、ボルト26をゆるめラジェータカバー2
0をリアエンジンフード10から取外すことによって開
くことができる。
このようにしてラジェータカバー20を取外すと、ラジ
ェータ21等の収納スペース上方を大きく開口させこと
ができるようになり、作業者は容易にこの収納スペース
の奥まで手を伸ばすことができる。
また上記トップカバー1、ラジェータカバー20のいず
れも、閉成操作は上記解放操作の逆の手順に従って行な
えばよい。
このようにエンジン23或はラジェータ21を点検整備
するに当ってはそれぞれ対応したカバ一単位体を開けた
り聞めたりすればよいから、従来におけるようなどの部
品を調整するにも大寸法で重量の大きなエンジンカバー
を持ち上げて開ければならないという苦労を解消するこ
とができる。
第4図は本考案の第2の実施例のうち、リアエンジンフ
ード10とラジェータカバー20の取付は部分を図示し
た斜視図である。
この実施例に係るエンジンカバー構造において、リアエ
ンジンフード10とラジェータカバー20との連結はヒ
ンジ手段によって行われている。
即ちラジェータカバー20の前端上面には蝶番31の一
方の部片が取付けられ、この蝶番31の他方の部片をリ
アエンジンフード10の凸部15上面にボルト結合する
ことによりラジェータカバー20をリアエンジンフード
10に連結している。
このためラジェータカバー20の後端を持ち上げると該
ラジェータカバー20は蝶番31を中心として前上方へ
と回転することができる。
そしてラジェータカバー20が一定の角度だけ回転した
とこでこのラジェータカバー20を固定してもよいし、
或は蝶番31を外すことによりラジェータカバー20を
リアエンジンフード10から取り外しく第2図参照)、
ラジェータ21等の収納スペース上に開口を作ってもよ
い。
このような構成を採れば、上記第1の実施例に於ける如
くラジェータカバー20の取り外しに際していくつもの
ボルト26をゆるめる手間を省くことができ、ラジェー
タカバー20の着脱をより一層容易に行うことができる
さらにまた、リアエンジンフード10の凸部及びラジェ
ータカバー20の左右の側部において両部材にわたって
ラッチ機構32を取付け、このラッチ機構を解除するこ
とによってラジェータカバー20を開閉可能にすること
もできる。
かかるラッチ機構32を使って閉時のラジェータカバー
20をロックすれば多少の衝撃が加わってもラジェータ
カバー20は開かず、しかもエンジン23の振動や走行
中の車両の振動によりラジェータカバー20が振動する
ことを防止できる。
このラッチ機構32の代りにマグネットキャッチを使っ
ても同様の作用及び効果を得ることができる。
以上説明して来たように、本考案によればトップカバー
、リアエンジンフード、ラジェータカバー20の三つの
カバ一単位体からエンジンカバー構造体を構成したため
、個々のカバ一単位体の寸法を小さくして開閉操作を容
易にすると共に操作中の労力を大幅に軽減させることが
できるようになった。
またエンジンカバーを開放状態に維持するためのロック
装置の支え荷重を軽減させることが可能となった上、エ
ンジンカバーを持ち上げる時に利用される補助装置の装
着が不要となったため製作コストを低減させることがで
きるようになった。
またトップカバーの小型化に伴い該トップカバーのヒン
ジ取付部をリアピラーよりも前方に配置することが出来
るため、トップカバーを回動させてもこれがリアピラー
と衝突する恐れはなくなる。
またトップカバーやラジェータカバーの開放によって広
い開口が得られるためラジェータ、ファン等の点検整備
に際してカウンタウェイトやオーバーヘッドガードを外
す必要がなくなり作業性の向上に役立ようになった。
またラジェータカバーについて見るとカウンタウェイト
上に載置することができるため、車体フレームから余計
なブラケットを張り出す必要がなく構造の簡素化を図る
ことができるようになった。
さらに上記第2の実施例に示した構成を採れば、蝶番め
働きによりエンジンカバーの開閉及び取外しを容易に行
うことが出来る上、エンジンカバーの閉鎖時にあっては
、ラッチ機構のロック作用により該ラジェータカバーの
誤開閉を防止でき、しかもエンジンカバーの振動を防ぐ
ことが出来る等種々の効果が得られるようになった。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来のエンジンカバー構造を備えたフォーク
リフトを概略的に示す側面図、第2図は本考案のエンジ
ンカバー構造を備えたフォークリフトを概略的に示す側
面図、第3図は本考案の第1の実施例に係るエンジンカ
バー構造を分解して示す斜視説明図、第4図は本考案の
第2の実施例に係るエンジンカバー構造のうちリアエン
ジンフードとラジェータカバーとの連結部を示す斜視説
明図である。 1・・・・・・トップカバー、4・・・・・・オーバー
ヘッド用ブラケット、5・・・・・・フレーム、6,7
・・・・・・ブラケット、8・・・・・・カウンタウェ
イト、10・・・・・・リアエンジンフード、20・・
・・・・ラジェータカバー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 フォークリフトのフレーム5にそれぞれ左右一対に
    なって立設されたブラケット6.7及びオーバーへラド
    ガード用ブラケット4に固定されたリアエンジンフード
    10とこのリアエンジンフード前端に回動可能に取付け
    られたトップカバー1と、リアエンジンフード後端に連
    結され且つ後部がカウンタウェイト8上に載置されたラ
    ジェータカバー20とから威り、上記トップカバー1及
    びラジェータカバー20はそれぞれ独立にリアエンジン
    フード10に対して着脱自在になっていることを特徴と
    するフォークリフトのエンジンカバー構造。 2 ラジェータカバー20は蝶番31によってリアエン
    ジンフード10に対し回動及び着脱可能に取付けられ又
    、ラジェータカバー20とリアエンジンフード10との
    間にはラッチ機構32が架は渡されラジェータカバー2
    0の閉時の固定を行うようになっていることを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載のフォークリフト
    のエンジンカー構造。
JP791280U 1980-01-28 1980-01-28 フオ−クリフトのエンジンカバ−構造 Expired JPS6021336Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP791280U JPS6021336Y2 (ja) 1980-01-28 1980-01-28 フオ−クリフトのエンジンカバ−構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP791280U JPS6021336Y2 (ja) 1980-01-28 1980-01-28 フオ−クリフトのエンジンカバ−構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56111228U JPS56111228U (ja) 1981-08-28
JPS6021336Y2 true JPS6021336Y2 (ja) 1985-06-25

Family

ID=29604596

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP791280U Expired JPS6021336Y2 (ja) 1980-01-28 1980-01-28 フオ−クリフトのエンジンカバ−構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6021336Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56111228U (ja) 1981-08-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100635393B1 (ko) 선회대를 구비한 선회 작업기
JP4211919B2 (ja) 油圧ショベルのカウンタウエイト
JPH04317871A (ja) 車両エンジン室のための包囲装置
JP3409559B2 (ja) 建設機械のフロアプレート構造体
JP4075661B2 (ja) 作業機械
JPH1089083A (ja) エンジン発電機
JPS6021336Y2 (ja) フオ−クリフトのエンジンカバ−構造
JP3805606B2 (ja) 自動二輪車
JP2938782B2 (ja) バックホウのボンネット構造
JP4392836B2 (ja) ホイールローダ
JPH10140613A (ja) 建設機械
JP3458877B2 (ja) 建設機械のフロアプレート構造
JP4414908B2 (ja) 車体のフロアパネル
JP2571151Y2 (ja) 超小型パワショベル
JPH0454756Y2 (ja)
JP2583654Y2 (ja) サイドカバーの開閉構造
JPH108499A (ja) 建設機械のカバー構造
JP3644540B2 (ja) リフトトラック
JPH01317879A (ja) 荷役車両のバランスウエイト
JP2575959Y2 (ja) カウンタウエイトの工具箱構造
JPS6239977Y2 (ja)
JPH0245469Y2 (ja)
JP2002160665A (ja) 自動車の車体前部構造
JPH0728056Y2 (ja) 車両の前部車体構造
JPH0348947Y2 (ja)