JP2002540155A5 - - Google Patents

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【特許請求の範囲】
【請求項1】 以下の式I:
【化1】
Figure 2002540155
を有する化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、プロドラッグ、もしくは溶媒和物であって、ここで:
Hetは、
【化2】
Figure 2002540155
からなる群より選択されるヘテロアリールであり、
は、水素、アルキル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール,C(O)R14、CHC(O)R14、S(O)R14、およびSO14(これらすべては、必要に応じて置換されていてもよい)からなる群より選択され;
、R、およびRは、水素、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、アリール、アミノアルキル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、アルキルチオ、アルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、カルボキシアルキル、シアノ、アミノ、アルキルアミノ、アミノカルボニル、アルキルアミノカルボニル、アリールアミノカルボニル、アラルキルアミノカルボニル、アルキルカルボニルアミノ、アリールカルボニルアミノ、アラルキルカルボニルアミノ、アルキルカルボニル、ヘテロシクロカルボニル、アミノスルホニル、アルキルアミノスルホニル、アルキルスルホニル、およびヘテロシクロスルホニルからなる群より独立して選択されるか、または隣接する炭素原子のR基は、それらが結合している該炭素原子と一緒になって炭素環もしくは複素環を形成し;
、R、R、R、R、R10、R11、R12、およびR13は、水素、ハロ、ハロアルキル、アリール、シクロアルキル、飽和または部分的に不飽和の複素環、ヘテロアリール、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールアルキル、アリールアルケニル、アリールアルキニル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールアルケニル、ヘテロアリールアルキニル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヒドロキシアルキル、アミノアルキル、カルボキシアルキル、アルコキシアルキル、ニトロ、アミノ、ウレイド、シアノ、アシルアミノ、アミド、ヒドロキシ、チオール、アシルオキシ、アジド、アルコキシ、カルボキシ、カルボニルアミドおよびアルキルチオールからなる群より独立して選択されるか;またはRおよびR10もしくはR10およびR11は、それらが結合している炭素原子と一緒になって炭素環または複素環を形成し;
14は、アミノ、アルキル、アルケニル、アルキニル、OR16、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルケニルアミノ、シクロアルキル、アラルキル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルケニル、アリールアルキニル、アリールアルキルアミノ、ジアルキルアミノアルケニル、複素環、ヘテロシクロアルキルアミノ、およびシクロアルキルアルキルアミノ(これらすべては、必要に応じて置換され得る)からなる群より選択され;ここで
16は、水素、必要に応じて置換されたアルキル、およびアルカリ金属からなる群より選択され;そして
Xは、O、S、NR15、CH、NR15C(O)、またはC(O)NR15のうちの1つであり、ここでR15は、水素、アルキルまたはシクロアルキルであり、
ただし:
1)Hetが、(i)または(ii)の場合、
a)Rは、Hであり、そしてXは、OまたはSであり、R、RおよびR〜R13のうち少なくとも1つは、Hではなく、ただしRがCHであるとき、R11がNOではない場合、および他の置換基が各々Hであるとき、Rが−CHCHCOOHではない場合を除く;
b)Rは、Hであり、Xは、Oであり、そしてR〜R13のうちの1つは、NOまたはOCHであり、少なくとも1つの他の置換基はHではない;
c)Xは、Oであり、RまたはR13は、CNであり、そしてCl基は、CNに対してortho位にあり、R、RおよびR〜Rのうち少なくとも1つは、Hではない;
d)Xは、Oであり、RおよびR11は、Clであり、R、R、R、R、R10、R12およびR13のうち少なくとも1つはHではない;
e)Xは、Oであり、Rは、メチルチオであり、Rは、HもしくはC(O)R14であり、ここでR14は、必要に応じて置換されたフェニルであり、R〜R13の少なくとも1つは、Hではない;
f)Rは、C(O)NHであり、そしてXはOであり、R、RおよびR〜R13の少なくとも1つは、Hではない;または
g)Xは、CHであり、そしてRは、必要に応じて置換されているアルキルもしくはCHC(O)R14であり、R〜R13のうちの少なくとも1つは、Hではない;
2)Hetが、(iii)の場合、
a)Rは、Hであり、Xは、OまたはCHであり、そしてRおよびRは、一緒になって、−CH=CH−CH=CH−を形成し、R〜R13は、すべてがHとなるわけではない;
b)Rは、Etであり、そしてRおよびRは、一緒になって−CH=CH−CH=CH−を形成し、Xは、−NEtではない;または
c)Rは、Hであり、そしてXは、Oであり、R〜R13は、すべてがとなるわけではない;
3)Hetが(iv)であり、そしてRがHまたはアルキルである場合、R〜R13は、すべてがとなるわけではない;あるいは、
4)Hetが(vi)の場合、
a)Xは、O、S、またはCHであり、RおよびRは、一緒になって、−CH=CH−CH=CH−を形成しない;
b)Rは、Hであり、そしてXは、OもしくはSであり、R〜R13は、すべてがHとなるわけではない;または
c)Xは、Sであり、そしてRおよびRは、いずれもMeであり、RおよびRのうち少なくとも1つは、−CHOHではない;あるいは
5)Hetが、(vii)または(ix)の場合、
a)Xは、Oであり、RおよびRは、一緒になって、−CH=CH−CH=CH−を形成しない;または
b)Xは、Oであり、R〜R13は、ヒドロキシもしくはアルコキシではない;あるいは、
6)Hetが(x)であり、そしてXがOまたはSである場合、Rは、アルキルまたはアミノではない、
化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、プロドラッグ、もしくは溶媒和物。
【請求項2】 請求項1に記載の化合物であって、ここで、隣接する炭素原子に結合する2つのR基は、一緒になって、−OCHO−、−OCFO−、−(CH−、−(CH−、−OCHCHO−、−CHN(R15)CH−、−CHCHN(R15)CH−、−CHN(R15)CHCH−および−CH=CH−CH=CH−を形成し、ここでR15は、水素、アルキルまたはシクロアルキルである、化合物。
【請求項3】 請求項1に記載の化合物であって、ここでRおよびR10またはR10およびR11は、一緒になって−OCHO−、−OCFO−、−(CH−、−(CH−、−OCHCHO−、−CHN(R15)CH−、−CHCHN(R15)CH−、−CHN(R15)CHCH−および−CH=CH−CH=CH−であり、ここでR15は、水素、アルキルまたはシクロアルキルである、化合物。
【請求項4】 Hetが、(i)、(ii)、(iv)および(v)からなる群より選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項5】 請求項1に記載の化合物であって、ここでRは、必要に応じて、ハロゲン、ヒドロキシ、カルバモイルオキシ、C1−6アシル、C1−6アルキルスルホニルアミノ、アリール、またはアミノカルボニルで置換されたアルキル、ヘテロアリール、C(O)R14、CHC(O)R14、またはSO14からなる群より選択され、ここでR14は、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、OR16、アミノ、C1−6アルキルアミノ、ジ(C1−6)アルキルアミノ、C2−6アルケニルアミノ、ジ(C1−6)アルキルアミノアルケニル、複素環、またはヘテロシクロ(C1−6)アルキルアミノ(これらすべては、必要に応じて置換され得る)からなる群より選択され、そしてここで、R14およびR16は、請求項1において定義されるとおりである、化合物。
【請求項6】 請求項1に記載の化合物であって、ここでR14は、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、OR16、アミノ、C1−6アルキルアミノ、ジ(C1−6)アルキルアミノ、C2−6アルケニルアミノ、ジ(C1−6)アルキルアミノ(C2−6)アルケニル、複素環、およびヘテロシクロ(C1−6)アルキルアミノ(これらすべては、必要に応じて置換され得る)からなる群より選択され、ここでR16は、請求項1で定義されたとおりである、化合物。
【請求項7】 Rが、C(O)R14またはSO14であり、そしてXが、OまたはSである、請求項1に記載の化合物。
【請求項8】 R14が、アミノまたはC1−6アルキルである、請求項7に記載の化合物。
【請求項9】 請求項5に記載の化合物であって、ここでRは、必要に応じて置換されているヘテロアリール、必要に応じて置換されているC1−6アルキル、またはCHC(O)R14であり、ここでR14は、必要に応じて置換されている複素環、必要に応じて置換されているC1−6アルキル、C1−6アルキルアミノ、C1−6ジアルキルアミノ、またはOR16であり、ここでR16は、C1−6アルキルである、化合物。
【請求項10】 前記必要に応じて置換されている複素環が、必要に応じて置換されているN−モルホリニル、N−ピロリジニルまたはN−ピペラジニルである、請求項9に記載の化合物。
【請求項11】 Hetが、(iii)、(iv)または(v)であり、Rが、Hまたはアルキルであり、そしてRおよびRが、いずれも水素である、請求項1に記載の化合物。
【請求項12】 請求項1に記載の化合物であって、ここでHetは、(vi)であり、Rは、水素であり、Rは、アミノカルボニル、アルキルアミノカルボニル、アルキルカルボニル、ヘテロシクロカルボニル、アミノスルホニル、アルキルアミノスルホニル、アルキルスルホニル、およびヘテロシクロスルホニルからなる群より選択され、そしてRおよびRは、いずれも水素である、化合物。
【請求項13】 Hetが、(vii)、(viii)、(ix)または(x)であり、Rが、水素またはアミノカルボニルであり、そしてRが、水素である、請求項1に記載の化合物。
【請求項14】 請求項1に記載の化合物であって、ここでR〜Rは、水素、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、アミノ(C〜C)アルキル、アミノ、C〜Cアルキルチオ、シアノ、C〜Cアルキルスルフィニル、ヒドロキシ(C〜C)アルキル、C〜Cアルコキシ、アミノカルボニル、C〜Cアルキルアミノカルボニル、C〜C10アリールアミノカルボニル、C〜C10アリール(C〜C)アルキルアミノ−カルボニル、C〜Cアルキルカルボニルアミノ、C〜C10アリールカルボニルアミノ、C〜C10アリール(C〜C)アルキルカルボニルアミノ、C〜Cアルキルカルボニル、ヘテロシクロカルボニル、アミノスルホニル、C〜Cアルキルアミノスルホニル、C〜Cアルキルスルホニルおよびヘテロシクロスルホニルからなる群より独立して選択される、化合物。
【請求項15】 R〜Rが、水素、C〜Cアルキル、C〜Cアルコキシ、アミノ(C〜C)アルキル、C〜Cアルキルチオおよびアミノカルボニルからなる群より独立して選択される、請求項14に記載の化合物。
【請求項16】 請求項1に記載の化合物であって、ここでR〜R13は、水素、ハロ、C〜Cハロアルキル、C〜C10アリール、C〜Cシクロアルキル、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜C10アリール(C〜C)アルキル、C〜C10アリール(C〜C)アルケニル、C〜C10アリール(C〜C)アルキニル、C〜Cヒドロキシアルキル、ニトロ、アミノ、ウレイド、シアノ、C〜Cアシルアミド、ヒドロキシ、チオール、C〜Cアシルオキシ、アジド、C〜Cアルコキシ、およびカルボキシからなる群より独立して選択される、化合物。
【請求項17】 R〜Rが、いずれも水素である、請求項16に記載の化合物。
【請求項18】 Xが、OまたはSである、請求項1に記載の化合物。
【請求項19】 XがOである、請求項18に記載の化合物。
【請求項20】 以下の式II:
【化3】
Figure 2002540155
を有する、請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、プロドラッグもしくは溶媒和物であって、ここで
Hetは、
【化4】
Figure 2002540155
からなる群より選択され、
Aは、C(O)、CHC(O)、S(O)およびSOからなる群から選択され;
2−15は、請求項1で定義されるとおりであり;そして
Xは、OまたはSであり、
ただし、Hetが、(i)または(ii)の場合、
a)Xは、Oであり、Rは、メチルチオであり、Rは、HまたはC(O)R14であり、ここでR14は、必要に応じて置換されているフェニルであり、R〜R13のうち少なくとも1つは、Hではない;あるいは
b)Rは、C(O)NHであり、そしてXは、Oであり、R、RおよびR〜R13のうち少なくとも1つは、Hではない、化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、プロドラッグもしくは溶媒和物。
【請求項21】 請求項20に記載の化合物であって、ここでR14は、アミノ、必要に応じて置換されているC〜Cアルキルアミノ、必要に応じて置換されているC〜Cアルキル、または必要に応じて置換されている複素環であり;R、R、およびRは、独立して、水素、C〜Cアルキル、C〜CアルキルチオまたはC〜Cアルキルスルフィニルであり;そしてXは、Oであり;ただし、該化合物は、3−(4−フェノキシフェニル)−1H−ピラゾール−1−カルボキサミドではない、化合物。
【請求項22】 Aが、C(O)またはCHC(O)であり、そしてXが、Oである、請求項20に記載の化合物。
【請求項23】 Aが、S(O)またはSOであり、R〜Rが、独立して、HまたはC1−6アルキルであり、そしてXがOである、請求項20に記載の化合物。
【請求項24】 Aが、S(O)またはSOであり、R〜Rが、Hであり、R14が、メチルであり、そしてXがOである、請求項20に記載の化合物。
【請求項25】 以下の式III:
【化5】
Figure 2002540155
を有する請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、プロドラッグもしくは溶媒和物であって、ここで
Hetは、
【化6】
Figure 2002540155
からなる群より選択され、
R’は、水素、必要に応じて置換されているアルキル、必要に応じて置換されているヘテロアリール、C(O)R14、CHC(O)R14、S(O)R14、およびSO14からなる群より選択され;
R’は、アリール基に結合している連結原子ではない炭素原子に結合し、そして水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、シアノ、ハロアルキル、アミノアルキル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、アルキルチオ、アルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、カルボキシアルキル、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アミノカルボニル、アルキルアミノカルボニル、アリールアミノカルボニル、アラルキルアミノカルボニル、アルキルカルボニルアミノ、アリールカルボニルアミノ、アラルキルカルボニルアミノ、アルキルカルボニル、ヘテロシクロカルボニル、アミノスルホニル、アルキルアミノスルホニル、アルキルスルホニル、およびヘテロシクロスルホニルからなる群より選択され;
R’、R’、R’、およびR’10は、水素、ハロ、ハロアルキル、アルキル、アルケニル、アルキニル、ヒドロキシアルキル、アミノアルキル、カルボキシアルキル、アルコキシアルキル、ニトロ、アミノ、ウレイド、シアノ、アシルアミノ、アミド、ヒドロキシ、チオール、アシルオキシ、アジド、アルコキシ、カルボキシ、カルボニルアミドおよびアルキルチオールからなる群より独立して選択され;
14は、アミノ、アルキル、アルケニル、アルキニル、OR16、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルケニルアミノ、ジアルキルアミノアルケニル、シクロアルキル、アラルキル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルケニル、アリールアルケニル、複素環、ヘテロシクロアルキル、およびシクロアルキルアルキルアミノ(これらすべては、必要に応じて置換され得る)からなる群より選択され;ここで
16は、水素、必要に応じて置換されているアルキル、およびアルカリ金属からなる群より選択され;そして
Xは、O、S、NR15、CH、NR15C(O)、またはC(O)NR15のうちの1つであり、ここでR15は、上記で定義されるとおりであり、ただし:
1)Hetが、(i)または(ii)の場合、
a)R’は、Hであり、そしてXは、OまたはSであり、R’、R’、R’、R’およびR’10のうち少なくとも1つは、Hではなく、ただし、R’が、CHのとき、R’もしくはR’10は、NOではない場合、および他の置換基が、各々Hのとき、R’は、−CHCHCOOHでない場合を除く;
b)R’は、Hであり、Xは、Oであり、そしてR’またはR’10は、NOもしくはOCHであり、他の置換基のうち少なくとも1つは、Hでなはい;
c)Xは、Oであり、R’およびR’10は、CNおよびCNに対してortho位にあるCl基であり、R’、R’もしくはR’のうち少なくとも1つは、Hではない;
d)Xは、Oであり、R’およびR’は、Clであり、R’もしくはR’10のうち少なくとも1つはHではない;
e)Xは、Oであり、R’は、メチルチオであり、R’は、HもしくはC(O)R14であり、ここでR14は、必要に応じて置換されているフェニルであり、R’、R’、R’またはR’10のうち少なくとも1つはHではない;
f)R’は、C(O)NHであり、そしてXは、Oであり、R’、R’、R’、R’もしくはR’10のうちの少なくとも1つは、Hではない;または
g)Xは、CHであり、そしてR’は、必要に応じて置換されているアルキルもしくはCHC(O)R14であり、R’、R’、R’またはR’10のうちの少なくとも1つは、Hではない;
2)Hetが、(iii)の場合、R’は、Hであり、そしてXは、Oであり、R’、R’、R’またはR’10は、すべてがHとなるわけではない;
3)Hetが、(iv)であり、そしてR’がHまたはアルキルである場合、R’、R’、R’またはR’10は、すべてがHとなるわけではない;あるいは
4)Hetが、(vi)の場合、R’は、Hであり、そしてXは、OまたはSであり、R’、R’、R’またはR’10は、すべてがHとなるわけではない、
化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、プロドラッグもしくは溶媒和物
【請求項26】 Xが、OまたはSである、請求項25に記載の化合物。
【請求項27】 請求項25に記載の化合物であって、ここでHetは、(i)または(ii)であり、そしてR’は、ヘテロアリール、C(O)R14、CHC(O)R14、またはSO14であり、ここでR14は、アミノ、アルキル、アルキルアミノもしくは複素環(これらのすべては、必要に応じて置換され得る)である、化合物。
【請求項28】 R14が、アミノである、請求項27に記載の化合物。
【請求項29】 請求項25に記載の化合物であって、ここでHetは、(vi)であり、R’は、水素であり、そしてR’は、アミノカルボニル、アルキルアミノカルボニル、アルキルカルボニル、ヘテロシクロカルボニル、アミノスルホニル、アルキルアミノスルホニル、アルキルスルホニル、およびヘテロシクロスルホニルからなる群より選択される、化合物。
【請求項30】 R’が、アミノカルボニルである、請求項29に記載の化合物。
【請求項31】 請求項25に記載の化合物であって、ここでR’は、水素、C〜Cアルキル、ハロ(C〜C)アルキル、アミノ(C〜C)アルキル、ヒドロキシ(C〜C)アルキル、アルコキシ(C〜C)アルキル、C〜Cアルキルチオ、C〜Cアルキルスルフィニル、カルボキシ(C〜C)アルキル、C〜Cアルキルアミノ、アミノカルボニル、C〜Cアルキルアミノカルボニル、C〜Cアルキルカルボニル、ヘテロシクロカルボニル、アミノスルホニル、C〜Cアルキルアミノスルホニル、C〜Cアルキルスルホニルおよびヘテロシクロスルホニルからなる群より選択される、化合物。
【請求項32】 R’が、水素またはアミノカルボニルである、請求項31に記載の化合物。
【請求項33】 請求項25に記載の化合物であって、ここでR’、R’、R’、およびR’10は、水素、ハロ、ハロ(C〜C)アルキル、C〜Cアルキル、ヒドロキシ(C〜C)アルキル、アミノ(C〜C)アルキル、カルボキシ(C〜C)アルキル、アルコキシ(C〜C)アルキル、ニトロ、アミノ、C〜Cアシルアミノ、アミド、ヒドロキシ、チオール、C〜Cアシルオキシ、C〜Cアルコキシ、カルボキシ、カルボニルアミドおよびC〜Cアルキルチオールからなる群より独立して選択される、化合物。
【請求項34】 Hetが、(i)、(ii)または(vi)の場合、R’が、窒素原子に隣接する炭素原子に結合している、請求項25に記載の化合物。
【請求項35】 Hetが、(i)、(ii)、(iii)、(iv)および(v)からなる群より選択される、請求項25に記載の化合物。
【請求項36】 以下の式III:
【化7】
Figure 2002540155
を有する化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、プロドラッグもしくは溶媒和物であって、ここで
Hetは、(i)または(ii)であり;
R’は、C(O)R14であり;
R’は、アリール基に結合している連結原子ではない炭素原子に結合し、そして水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、シアノ、ハロアルキル、アミノアルキル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、アルキルチオ、アルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、カルボキシアルキル、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アミノカルボニル、アルキルアミノカルボニル、アリールアミノカルボニル、アラルキルアミノカルボニル、アルキルカルボニルアミノ、アリールカルボニルアミノ、アラルキルカルボニルアミノ、アルキルカルボニル、ヘテロシクロカルボニル、アミノスルホニル、アルキルアミノスルホニル、アルキルスルホニル、およびヘテロシクロスルホニルからなる群より選択され;
R’、R’、およびR’10は、水素、ハロ、ハロアルキル、アルキル、アルケニル、アルキニル、ヒドロキシアルキル、アミノアルキル、カルボキシアルキル、アルコキシアルキル、ニトロ、アミノ、ウレイド、シアノ、アシルアミノ、アミド、ヒドロキシ、チオール、アシルオキシ、アジド、アルコキシ、カルボキシ、カルボニルアミドおよびアルキルチオールからなる群より独立して選択され;
R’は、ハロ、ハロアルキル、アルケニル、アルキニル、ヒドロキシアルキル、アミノアルキル、カルボキシアルキル、アルコキシアルキル、ニトロ、アミノ、ウレイド、シアノ、アシルアミノ、アミド、ヒドロキシ、チオール、アシルオキシ、アジド、アルコキシ、カルボキシ、カルボニルアミドおよびアルキルチオールからなる群より選択され;
14は、アミノ、アルキル、アルケニル、アルキニル、OR16、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルケニルアミノ、ジアルキルアミノアルケニル、シクロアルキル、アラルキル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルケニル、アリールアルケニル、複素環、ヘテロシクロアルキル、およびシクロアルキルアルキルアミノ(これらのすべては、必要に応じて置換され得る)からなる群より選択され;ここで
16は、水素、必要に応じて置換されているアルキル、およびアルカリ金属からなる群より選択され;そして
Xは、O、S、NR15、CH、NR15C(O)、またはC(O)NR15のうちの1つであり、ここでR15は、水素、アルキルまたはシクロアルキルである、化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、プロドラッグもしくは溶媒和物。
【請求項37】 以下の式III:
【化8】
Figure 2002540155
を有する化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、プロドラッグもしくは溶媒和物であって、ここで
Hetは、(iii)、(iv)、(v)または(vi)であり;
R’は、水素、必要に応じて置換されているアルキル、必要に応じて置換されているヘテロアリール、C(O)R14、CHC(O)R14、S(O)R14、およびSO14からなる群より選択され;
R’は、アリール基に結合している連結原子ではない炭素原子に結合し、そして水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、シアノ、ハロアルキル、アミノアルキル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、アルキルチオ、アルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、カルボキシアルキル、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アミノカルボニル、アルキルアミノカルボニル、アリールアミノカルボニル、アラルキルアミノカルボニル、アルキルカルボニルアミノ、アリールカルボニルアミノ、アラルキルカルボニルアミノ、アルキルカルボニル、ヘテロシクロカルボニル、アミノスルホニル、アルキルアミノスルホニル、アルキルスルホニル、およびヘテロシクロスルホニルからなる群より選択され;
R’、R’、およびR’10は、水素、ハロ、ハロアルキル、アルキル、アルケニル、アルキニル、ヒドロキシアルキル、アミノアルキル、カルボキシアルキル、アルコキシアルキル、ニトロ、アミノ、ウレイド、シアノ、アシルアミノ、アミド、ヒドロキシ、チオール、アシルオキシ、アジド、アルコキシ、カルボキシ、カルボニルアミドおよびアルキルチオールからなる群より独立して選択され;
R’は、ハロ、ハロアルキル、アルケニル、アルキニル、ヒドロキシアルキル、アミノアルキル、カルボキシアルキル、アルコキシアルキル、ニトロ、アミノ、ウレイド、シアノ、アシルアミノ、アミド、ヒドロキシ、チオール、アシルオキシ、アジド、アルコキシ、カルボキシ、カルボニルアミドおよびアルキルチオールからなる群より選択され;
14は、アミノ、アルキル、アルケニル、アルキニル、OR16、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルケニルアミノ、ジアルキルアミノアルケニル、シクロアルキル、アラルキル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルケニル、アリールアルケニル、複素環、ヘテロシクロアルキル、およびシクロアルキルアルキルアミノ(これらのすべては、必要に応じて置換され得る)からなる群より選択され;ここで
16は、水素、必要に応じて置換されているアルキル、およびアルカリ金属からなる群より選択され;そして
Xは、O、S、NR15、CH、NR15C(O)、またはC(O)NR15のうちの1つであり、ここでR15は、水素、アルキルまたはシクロアルキルである、化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、プロドラッグもしくは溶媒和物
【請求項38】 以下の式IV:
【化9】
Figure 2002540155
を有する請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、プロドラッグもしくは溶媒和物であって、ここで
Hetは、
【化10】
Figure 2002540155
からなる群より選択され、
R’は、水素、アルキル、アルケニル、アルキニル、シアノ、ハロアルキル、アミノアルキル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、アルキルチオ、アルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、カルボキシアルキル、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アミノカルボニル、アルキルアミノカルボニル、アリールアミノカルボニル、アラルキルアミノカルボニル、アルキルカルボニルアミノ、アリールカルボニルアミノ、アラルキルカルボニルアミノ、アルキルカルボニル、ヘテロシクロカルボニル、アミノスルホニル、アルキルアミノスルホニル、アルキルスルホニル、およびヘテロシクロスルホニルからなる群より選択され;
R’、R’、R’、およびR’10は、水素、ハロ、ハロアルキル、アルキル、アルケニル、アルキニル、ヒドロキシアルキル、アミノアルキル、カルボキシアルキル、アルコキシアルキル、ニトロ、アミノ、ウレイド、シアノ、アシルアミノ、アミド、ヒドロキシ、チオール、アシルオキシ、アジド、アルコキシ、カルボキシ、カルボニルアミドおよびアルキルチオールからなる群より独立して選択され;そして
Xは、O、S、NR15、CH、NR15C(O)、またはC(O)NR15のうちの1つであり、ここでR15は、上記で定義されるとおりであり、
ただし:
1)Hetが、(vii)または(ix)であり、そしてXがOである場合、R’、R’、R’およびR’10は、ヒドロキシまたはアルコキシではないか;あるいは
2)Hetが、(x)であり、そしてXがOまたはSである場合、R’は、アルキルまたはアミノではない、
化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、プロドラッグもしくは溶媒和物。
【請求項39】 Hetが、(vii)または(x)である、請求項38に記載の化合物。
【請求項40】 請求項1に記載の化合物であって、ここで該化合物は:
3−[4−(4−フルオロフェノキシ)フェニル]−1H−ピラゾール;
5−メチルチオ−3−(4−フェノキシフェニル)−1H−ピラゾール−1−カルボキサミド;
5−メチルスルフィニル−3−(4−フェノキシフェニル)−1H−ピラゾール−1−カルボキサミド;
3−[4−(4−フルオロフェノキシ)フェニル]−1H−ピラゾール−1−カルボキサミド;
3−[4−(4−ニトロフェノキシ)フェニル]−1H−ピラゾール−1−カ
ルボキサミド;
3−[4−(4−メトキシフェノキシ)フェニル]−1H−ピラゾール−1−カルボキサミド;
3−[4−(4−アミノフェノキシ)フェニル]−1H−ピラゾール−1−カルボキサミド;
3−[4−(4−シアノフェノキシ)フェニル]−1H−ピラゾール−1−カルボキサミド;
3−[4−(3−クロロ−2−シアノフェノキシ)フェニル]−1H−ピラゾール−1−カルボキサミド;
3−[4−(2,4−ジフルオロフェノキシ)フェニル]−1H−ピラゾール−1−カルボキサミド;
3−[4−(4−クロロ−2−フルオロフェノキシ)フェニル]−1H−ピラゾール−1−カルボキサミド;
3−[4−(2−クロロ−4−フルオロフェノキシ)フェニル]−1H−ピラゾール−1−カルボキサミド;
1−[3−[4−(4−ニトロフェノキシ)フェニル]−1H−ピラゾリル]エタノン;
2−メチル−1−[3−(4−フェノキシフェニル)−1H−ピラゾール]プロパノン;
1−メタンスルホニル−3−(4−フェノキシ)フェニル−1H−ピラゾール;
2−{5−[4−(4−フルオロフェノキシ)フェニル]−1H−ピラゾール−1−イル}−1−(4−メチル)ピペラジン−1−イル−エタノン;
1−{5−[4−(4−フルオロフェノキシ)フェニル]−1H−ピラゾール−1−イル}−2−メチル−プロパン−2−オール;
1−{5−[4−(4−フルオロフェノキシ)フェニル]−1H−ピラゾール−1−イル}−プロパン−2−オン;
1−モルホリン−4−イル−2−{5−[4−(4−フルオロフェノキシ)フェニル]−1H−ピラゾール−1−イル}−エタノン;
1−[2−(メタンスルホニルアミノ)エチル]−5−[4−(4−フルオロフェノキシ)フェニル]−1H−ピラゾール;
1−(2−カルバモイルオキシエチル)−5−[4−(4−フルオロフェノキシ)フェニル]−1H−ピラゾール;
3−[4−(4−フルオロフェニルチオ)フェニル]−1H−ピラゾール−1−カルボキサミド;
3−[4−(4−フルオロフェニルチオ)フェニル]−1H−ピラゾール;
2−[5−[4−(4−フルオロフェノキシ)フェニル]−ピラゾール−1−イル]エタノール;
3−[4−(4−フルオロフェノキシ)フェニル]−1H−ピラゾール−1−カルボン酸ジメチルアミド;
1−ベンジル−5−[4−(4−フルオロフェノキシ)フェニル]−1H−ピラゾール;
2−[3−[4−(4−フルオロフェノキシ)フェニル]−2H−ピラゾール−2−イル]−1−ピロリジン−1−イルエタノン;
2−(N−メチルアセトアミド)−3−[4−(4−フルオロフェノキシ)フェニル]−2H−ピラゾール;
2−{5−[4−(4−フルオロフェノキシ)フェニル]−ピラゾール−1−イル}−アセトアミド;
2−{3−[4−(4−フルオロフェノキシ)フェニル]−ピラゾール−1−イル}−アセトアミド;
3−{5−[4−(4−フルオロフェノキシ)フェニル]−ピラゾール−1−イル}−プロピオンアミド;
3−[3−フルオロ−4−(4−フルオロフェノキシ)フェニル]−1H−ピラゾール−1−カルボキサミド;
2−{3−[4−(4−フルオロフェノキシ)フェニル]−ピラゾール−1−イル}−ピリミジン;
2−{3−[4−(4−トリフルオロメチルフェノキシ)フェニル]ピラゾール−1−イル}ピリミジン;
4−[4−(4−フルオロフェノキシ)フェニル]−1H−イミダゾール;
4−[4−(4−フルオロフェノキシ)−3−フルオロフェニル]−1H−イミダゾール;
4−[4−(2,4−ジフルオロフェノキシ)フェニル]−1H−イミダゾール;
4−[4−(2−フルオロ−4−クロロフェノキシ)フェニル]−1H−イミダゾール;
4−(4−(4−トリフルオロメチルフェノキシ)フェニル]−1H−イミダゾール;
4−[4−(2,4−ジフルオロフェノキシ)フェニル]−2−メチル−1H−イミダゾール;
4−[4−(2,4−ジフルオロフェノキシ)フェニル]−1−メチル−1H−イミダゾール−2−カルボキサミド;
2−[4−(4−フルオロフェノキシ)フェニル]−1H−イミダゾール;
2−[4−(4−フルオロフェノキシ)フェニル]−1H−ベンズイミダゾール;
2−[4−(4−フルオロフェノキシ)フェニル]−1H−イミダゾール−4−カルボキサミド;
2−[4−(4−フルオロフェノキシ)フェニル]−1H−イミダゾール−4−カルボニトリル;
5−[4−(4−フルオロフェノキシ)フェニル]−ピロール−2−カルボキサミド;
5−(4−フェノキシフェニル)ピロール−2−カルボキサミド;
メチル5−[4−(4−フルオロフェノキシ)フェニル]ピロール−2−カルボキシレート;
2−[4−(4−フルオロフェノキシ)フェニル]オキサゾール−4−カルボキサミド;および
4−[4−(4−フルオロフェノキシ)−3−フルオロフェニル]チアゾール−2−カルボキサミド
またはそれらの薬学的に受容可能な塩である、化合物。
【請求項41】 薬学的組成物であって、請求項1〜40のいずれか1項に記載の化合物、および薬学的に受容可能なキャリアまたは希釈剤を含む、組成物。
【請求項42】 ナトリウムチャネルの遮断に応答する疾患に罹患している哺乳動物において該疾患を処置するための組成物であって有効量の以下の式:
【化11】
Figure 2002540155
の化合物またはその薬学的に受容可能な塩、プロドラッグもしくは溶媒和物を含有し、ここで:
Hetは、
【化12】
Figure 2002540155
からなる群より選択されるヘテロアリールであり;
は、水素、アルキル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、C(O)R14、CHC(O)R14、S(O)R14、およびSO14(これらのすべては、必要に応じて置換されていてもよい)からなる群より選択され;
、R、およびRは、水素、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、アリール、アミノアルキル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、アルキルチオ、アルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、カルボキシアルキル、シアノ、アミノ、アルキルアミノ、アミノカルボニル、アルキルアミノカルボニル、アリールアミノカルボニル、アラルキルアミノカルボニル、アルキルカルボニルアミノ、アリールカルボニルアミノ、アラルキルカルボニルアミノ、アルキルカルボニル、ヘテロシクロカルボニル、アミノスルホニル、アルキルアミノスルホニル、アルキルスルホニル、およびヘテロシクロスルホニルからなる群より独立して選択されるか、または隣接する炭素原子におけるR基は、それらが結合している該炭素原子と一緒になって、炭素環もしくは複素環を形成し得;
、R、R、R、R、R10、R11、R12、およびR13は、水素、ハロ、ハロアルキル、アリール、シクロアルキル、飽和もしくは部分的に不飽和の複素環、ヘテロアリール、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールアルキル、アリールアルケニル、アリールアルキニル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールアルケニル、ヘテロアリールアルキニル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヒドロキシアルキル、アミノアルキル、カルボキシアルキル、アルコキシアルキル、ニトロ、アミノ、ウレイド、シアノ、アシルアミノ、アミド、ヒドロキシ、チオール、アシルオキシ、アジド、アルコキシ、カルボキシ、カルボニルアミドおよびアルキルチオールからなる群より独立して選択されるか;またはRおよびR10もしくはR10およびR11は、それらが結合している炭素原子と一緒になって、炭素環または複素環を形成し;
14は、アミノ、アルキル、アルケニル、アルキニル、OR16、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルケニルアミノ、シクロアルキル、アラルキル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルケニル、アリールアルキニル、アリールアルキルアミノ、ジアルキルアミノアルケニル、複素環、ヘテロシクロアルキルアミノ、およびシクロアルキルアルキルアミノ(これらのすべては、必要に応じて置換され得る)からなる群より選択され;ここで
16は、水素、必要に応じて置換されているアルキル、およびアルカリ金属からなる群より選択され;そして
Xは、O、S、NR15、CH、NR15C(O)、またはC(O)NR15のうちの1つであり、ここでR15は、水素、アルキルまたはシクロアルキルである、組成物
【請求項43】 ナトリウムチャネルの遮断に応答する疾患に罹患している哺乳動物において該疾患を処置するための、請求項41に記載の組成物
【請求項44】 全身性虚血および局所性虚血の後のニューロン減少を処置、予防または寛解するため;神経変性状態を処置、予防または寛解するため;疼痛または耳鳴りを処置、予防または寛解するため;躁鬱病を処置、予防または寛解するため;局所麻酔を提供するため;あるいは不整脈を処置するため、または痙攣を処置するための組成物であって有効量の以下の式:
【化13】
Figure 2002540155
の化合物またはその薬学的に受容可能な塩、プロドラッグもしくは溶媒和物を含有し、ここで:
Hetは、
【化14】
Figure 2002540155
からなる群より選択されるヘテロアリールであり;
は、水素、アルキル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、C(O)R14、CHC(O)R14、S(O)R14、およびSO14(これらのすべては、必要に応じて置換されていてもよい)からなる群より選択され;
、R、およびRは、水素、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、アリール、アミノアルキル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、アルキルチオ、アルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、カルボキシアルキル、シアノ、アミノ、アルキルアミノ、アミノカルボニル、アルキルアミノカルボニル、アリールアミノカルボニル、アラルキルアミノカルボニル、アルキルカルボニルアミノ、アリールカルボニルアミノ、アラルキルカルボニルアミノ、アルキルカルボニル、ヘテロシクロカルボニル、アミノスルホニル、アルキルアミノスルホニル、アルキルスルホニル、およびヘテロシクロスルホニルからなる群より独立して選択されるか、または隣接する炭素原子におけるR基は、それらが結合している該炭素原子と一緒になって炭素環もしくは複素環を形成し得;
、R、R、R、R、R10、R11、R12およびR13は、水素、ハロ、ハロアルキル、アリール、シクロアルキル、飽和もしくは部分的に不飽和の複素環、ヘテロアリール、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールアルキル、アリールアルケニル、アリールアルキニル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールアルケニル、ヘテロアリールアルキニル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヒドロキシアルキル、アミノアルキル、カルボキシアルキル、アルコキシアルキル、ニトロ、アミノ、ウレイド、シアノ、アシルアミノ、アミド、ヒドロキシ、チオール、アシルオキシ、アジド、アルコキシ、カルボキシ、カルボニルアミドおよびアルキルチオールからなる群より独立して選択されるか;またはRおよびR10もしくはR10およびR11は、それらが結合している炭素原子と一緒になって、炭素環もしくは複素環を形成し;
14は、アミノ、アルキル、アルケニル、アルキニル、OR16、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルケニルアミノ、シクロアルキル、アラルキル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルケニル、アリールアルキニル、アリールアルキルアミノ、ジアルキルアミノアルケニル、複素環、ヘテロシクロアルキルアミノ、およびシクロアルキルアルキルアミノ(これらのすべては、必要に応じて置換され得る)からなる群より選択され;ここで
16は、水素、必要に応じて置換されているアルキル、およびアルカリ金属からなる群より選択され;そして
Xは、O、S、NR15、CH、NR15C(O)、またはC(O)NR15のうちの1つであり、ここでR15は、水素、アルキルまたはシクロアルキルである、組成物
【請求項45】 全身性虚血および局所性虚血の後のニューロン減少を処置、予防または寛解するため;神経変性状態を処置、予防または寛解するため;疼痛または耳鳴りを処置、予防または寛解するため;躁鬱病を処置、予防または寛解するため;局所麻酔を提供するため;あるいは不整脈を処置するため、または痙攣を処置するための、請求項41に記載の組成物
【請求項46】 請求項44または請求項45に記載の組成物であって、ここで該組成物は、疼痛を処置、予防または寛解するためであり、そして該疼痛は、神経痛、外科的痛みまたは慢性の痛みである、組成物
【請求項47】 動物被験体において、発作の活動を緩和または予防するための組成物であって有効量の以下の式:
【化15】
Figure 2002540155
の化合物またはその薬学的に受容可能な塩、プロドラッグもしくは溶媒和物を含有し、ここで:
Hetは、
【化16】
Figure 2002540155
からなる群より選択されるヘテロアリールであり;
は、水素、アルキル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、C(O)R14、CHC(O)R14、S(O)R14、およびSO14(これらのすべては、必要に応じて置換されていてもよい)からなる群より選択され;
、R、およびRは、水素、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、アリール、アミノアルキル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、アルキルチオ、アルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、カルボキシアルキル、シアノ、アミノ、アルキルアミノ、アミノカルボニル、アルキルアミノカルボニル、アリールアミノカルボニル、アラルキルアミノカルボニル、アルキルカルボニルアミノ、アリールカルボニルアミノ、アラルキルカルボニルアミノ、アルキルカルボニル、ヘテロシクロカルボニル、アミノスルホニル、アルキルアミノスルホニル、アルキルスルホニル、およびヘテロシクロスルホニルからなる群より独立して選択されるか、または隣接する炭素原子におけるR基は、それらが結合している該炭素原子と一緒になって、炭素環または複素環を形成し得;
、R、R、R、R、R10、R11、R12、およびR13は、水素、ハロ、ハロアルキル、アリール、シクロアルキル、飽和または部分的に不飽和の複素環、ヘテロアリール、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールアルキル、アリールアルケニル、アリールアルキニル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールアルケニル、ヘテロアリールアルキニル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヒドロキシアルキル、アミノアルキル、カルボキシアルキル、アルコキシアルキル、ニトロ、アミノ、ウレイド、シアノ、アシルアミノ、アミド、ヒドロキシ、チオール、アシルオキシ、アジド、アルコキシ、カルボキシ、カルボニルアミドおよびアルキルチオールからなる群より独立して選択されるか;またはRおよびR10もしくはR10およびR11は、それらが結合している炭素原子と一緒になって、炭素環もしくは複素環を形成し;
14は、アミノ、アルキル、アルケニル、アルキニル、OR16、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルケニルアミノ、シクロアルキル、アラルキル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルケニル、アリールアルキニル、アリールアルキルアミノ、ジアルキルアミノアルケニル、複素環、ヘテロシクロアルキルアミノ、およびシクロアルキルアルキルアミノ(これらのすべては、必要に応じて置換され得る)からなる群より選択され;ここで
16は、水素、必要に応じて置換されているアルキル、およびアルカリ金属からなる群より選択され;そして
Xは、O、S、NR15、CH、NR15C(O)、またはC(O)NR15のうちの1つであり、ここでR15は、水素、アルキルまたはシクロアルキルである、組成物
【請求項48】 動物被験体において、発作の活動を緩和または予防するための、請求項41に記載の組成物
【請求項49】 以下の式:
【化17】
Figure 2002540155
を有する化合物またはその薬学的に受容可能な塩、プロドラッグもしくは溶媒和物であって、ここで:
Hetは、
【化18】
Figure 2002540155
からなる群より選択されるヘテロアリールであり;
は、水素、アルキル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、C(O)R14、CHC(O)R14、S(O)R14、およびSO14(これらのすべては、必要に応じて置換されていてもよい)からなる群より選択され;
、R、およびRは、水素、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アルキニル、ハロアルキル、アリール、アミノアルキル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、アルキルチオ、アルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、カルボキシアルキル、シアノ、アミノ、アルキルアミノ、アミノカルボニル、アルキルアミノカルボニル、アリールアミノカルボニル、アラルキルアミノカルボニル、アルキルカルボニルアミノ、アリールカルボニルアミノ、アラルキルカルボニルアミノ、アルキルカルボニル、ヘテロシクロカルボニル、アミノスルホニル、アルキルアミノスルホニル、アルキルスルホニル、およびヘテロシクロスルホニルからなる群より独立して選択されるか、または隣接する炭素原子におけるR基は、それらが結合している該炭素原子と一緒になって、炭素環または複素環を形成し得;
、R、R、R、R、R10、R11、R12、およびR13は、水素、ハロ、ハロアルキル、アリール、シクロアルキル、飽和または部分的に不飽和の複素環、ヘテロアリール、アルキル、アルケニル、アルキニル、アリールアルキル、アリールアルケニル、アリールアルキニル、ヘテロアリールアルキル、ヘテロアリールアルケニル、ヘテロアリールアルキニル、シクロアルキルアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヒドロキシアルキル、アミノアルキル、カルボキシアルキル、アルコキシアルキル、ニトロ、アミノ、ウレイド、シアノ、アシルアミノ、アミド、ヒドロキシ、チオール、アシルオキシ、アジド、アルコキシ、カルボキシ、カルボニルアミドおよびアルキルチオールからなる群より独立して選択されるか;またはRおよびR10もしくはR10およびR11は、それらが結合している炭素原子と一緒になって、炭素環または複素環を形成し;
14は、アミノ、アルキル、アルケニル、アルキニル、OR16、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルケニルアミノ、シクロアルキル、アラルキル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルケニル、アリールアルキニル、アリールアルキルアミノ、ジアルキルアミノアルケニル、複素環、ヘテロシクロアルキルアミノ、およびシクロアルキルアルキルアミノ(これらのすべては、必要に応じて置換され得る)からなる群より選択され;ここで
16は、水素、必要に応じて置換されているアルキル、およびアルカリ金属からなる群より選択され;そして
Xは、O、S、NR15、CH、NR15C(O)、またはC(O)NR15のうちの1つであり、ここでR15は、水素、アルキルまたはシクロアルキルであり、
ここで、該化合物は、Hまたは14C放射標識されている、
化合物またはその薬学的に受容可能な塩、プロドラッグもしくは溶媒和物。
【請求項50】 ナトリウムチャネルにおけるその結合部位に対する放射性リガンドとしての使用のための、請求項49に記載の化合物を含む組成物
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