JP2002529539A - 純粋なメラミンを製造する方法 - Google Patents
純粋なメラミンを製造する方法Info
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Abstract
(57)【要約】
本発明は純粋なメラミンを製造するための方法に関する。該方法によれば、高圧法で尿素から製造されるメラミンメルトを冷却し、アンモニアを添加して温度を、その都度のアンモニア圧に依存するメラミンの融点より約1〜50℃高い温度にし、次いでa)水または水溶液またはアンモニアおよび/またはメラミンを含有する懸濁液で冷却し、メラミンを硬化させるか、またはb)冷却された液状または気体状のアンモニアで冷却してメラミンを硬化させ、その際メラミンを水または水溶液またはアンモニアおよび/またはメラミンを含有する懸濁液で冷却し、かつc)次いでメラミンを単離する。
Description
【0001】 本発明は高圧法において、メラミンメルトをアンモニアの供給下に硬化の手前
まで冷却し、引き続き水で後処理することで純粋なメラミンを製造するための方
法に関する。尿素の熱分解によるメラミンの製造は、例えば“ウールマンの工業
化学事典(Ullmann's Encyclopedia of Industrial Chemistry)、第A16巻、
第5版(1990)、171〜185頁”から公知である。そこに例示されてい
るモノテエジソン法(Montedison-Prozess)においては、尿素を反応器中で37
0℃および70バールでアンモニアと一緒に20分間分解させている。主にメラ
ミンメルト、アンモニアおよびCO2からなる反応混合物を、引き続き急速冷却
器中で25バールに緩和させ、かつ160℃でNH3/CO2水溶液で処理し、
その際、固体のメラミンが沈殿する。場合により未反応の尿素または副生成物を
分解させるために、更に得られた粗メラミン懸濁液を場合により急速冷却器中で
しばらくの間、放置する。引き続きメラミン懸濁液から、場合によりストリッパ
ー中でNH3およびCO2を除去し、母液の添加によって希釈し、その際、メラ
ミンは溶解される。苛性ソーダ液の添加および活性炭処理によってメラミンを晶
出させる。
まで冷却し、引き続き水で後処理することで純粋なメラミンを製造するための方
法に関する。尿素の熱分解によるメラミンの製造は、例えば“ウールマンの工業
化学事典(Ullmann's Encyclopedia of Industrial Chemistry)、第A16巻、
第5版(1990)、171〜185頁”から公知である。そこに例示されてい
るモノテエジソン法(Montedison-Prozess)においては、尿素を反応器中で37
0℃および70バールでアンモニアと一緒に20分間分解させている。主にメラ
ミンメルト、アンモニアおよびCO2からなる反応混合物を、引き続き急速冷却
器中で25バールに緩和させ、かつ160℃でNH3/CO2水溶液で処理し、
その際、固体のメラミンが沈殿する。場合により未反応の尿素または副生成物を
分解させるために、更に得られた粗メラミン懸濁液を場合により急速冷却器中で
しばらくの間、放置する。引き続きメラミン懸濁液から、場合によりストリッパ
ー中でNH3およびCO2を除去し、母液の添加によって希釈し、その際、メラ
ミンは溶解される。苛性ソーダ液の添加および活性炭処理によってメラミンを晶
出させる。
【0002】 他のメラミン法(Nissan法)においては、尿素分解を100バールおよ
び400℃で実施し、その際、メラミン合成前に使用される尿素メルトはメラミ
ン反応器のオフガスからのメラミンおよび尿素の洗出のために使用される。得ら
れるメラミンメルトは、場合により“エージング”工程の後に水性アンモニア溶
液で急冷し、更に溶解させ、かつ汚染物質の分解のために180℃で滞留させる
。アンモニアのストリッピングおよび溶液の濾過の後に、メラミンが晶出する。
US3637686号によればメラミンメルトを水性アンモニアによる急冷前に
第1工程において冷却された液状または気体状のアンモニアで5〜100バール
の圧力および200〜270℃の温度で急冷させ、その際、メラミンが硬化する
。
び400℃で実施し、その際、メラミン合成前に使用される尿素メルトはメラミ
ン反応器のオフガスからのメラミンおよび尿素の洗出のために使用される。得ら
れるメラミンメルトは、場合により“エージング”工程の後に水性アンモニア溶
液で急冷し、更に溶解させ、かつ汚染物質の分解のために180℃で滞留させる
。アンモニアのストリッピングおよび溶液の濾過の後に、メラミンが晶出する。
US3637686号によればメラミンメルトを水性アンモニアによる急冷前に
第1工程において冷却された液状または気体状のアンモニアで5〜100バール
の圧力および200〜270℃の温度で急冷させ、その際、メラミンが硬化する
。
【0003】 しかしながら、メラミン合成においてまず第1に生成する粗メラミン(製造方
法に応じて約94〜97質量%のメラミンならびに、特にメラム、メレム、メロ
ン、ウレイドメラミン、アメリンおよびアメリドを主な汚染物質として含有する
)は、これによって製造できる樹脂の不十分な品質のため適当でないか、もしく
は不十分にのみ適当である。純粋なメラミンを得るために付加的な他のプロセス
工程、例えば再結晶が必要である。
法に応じて約94〜97質量%のメラミンならびに、特にメラム、メレム、メロ
ン、ウレイドメラミン、アメリンおよびアメリドを主な汚染物質として含有する
)は、これによって製造できる樹脂の不十分な品質のため適当でないか、もしく
は不十分にのみ適当である。純粋なメラミンを得るために付加的な他のプロセス
工程、例えば再結晶が必要である。
【0004】 従って本発明の課題は、メラミンをより良好な純度ならびに良好な収率で得る
ことができるより簡単な方法を提供することである。本発明によればこの目的は
メラミン反応器に由来する粗メラミンメルトを硬化および水での後処理の前に更
なるアンモニアの暴露下に融点より僅かに高いところまで冷却することによって
達成することができる。
ことができるより簡単な方法を提供することである。本発明によればこの目的は
メラミン反応器に由来する粗メラミンメルトを硬化および水での後処理の前に更
なるアンモニアの暴露下に融点より僅かに高いところまで冷却することによって
達成することができる。
【0005】 本発明の対象は、従って純粋なメラミンを製造するにあたり、高圧法で尿素か
ら製造したメラミンメルトを、場合によりオフガスのストリッピングおよび、場
合によりエージング槽中に滞留させた後にアンモニアの供給下に、その都度のア
ンモニア圧に依存するメラミンの融点より約1〜50高い温度に冷却し、それに
対して a)水または水性アンモニアおよび/またはメラミン含有溶液または懸濁液で急
冷させてメラミンを硬化させるか、または b)冷却された液状または気体状のアンモニアで急冷し、その際、メラミンは硬
化し、次いでメラミンを第2工程において水または水性アンモニアおよび/また
はメラミン含有溶液または懸濁液で再度、冷却し、かつ c)引き続きメラミンを単離する方法である。
ら製造したメラミンメルトを、場合によりオフガスのストリッピングおよび、場
合によりエージング槽中に滞留させた後にアンモニアの供給下に、その都度のア
ンモニア圧に依存するメラミンの融点より約1〜50高い温度に冷却し、それに
対して a)水または水性アンモニアおよび/またはメラミン含有溶液または懸濁液で急
冷させてメラミンを硬化させるか、または b)冷却された液状または気体状のアンモニアで急冷し、その際、メラミンは硬
化し、次いでメラミンを第2工程において水または水性アンモニアおよび/また
はメラミン含有溶液または懸濁液で再度、冷却し、かつ c)引き続きメラミンを単離する方法である。
【0006】 メラミン−高圧法においてはメラミンは約70〜800バールの圧力および少
なくとも約370℃の温度で液状でメルトとして得られる。メラミン合成で生成
する、特にNH3およびCO2を含有するオフガスは、メルトの冷却の前または
後のどちらでも除去することができる。有利にはオフガスを尿素メルトによる導
通によって洗い流し、その際、特にオフガスで共沈された粒子がメラミンもしく
は未反応の尿素から洗出される。この場合、尿素メルトは高温のオフガスによっ
て加熱され、有利にはメラミン合成のためにメラミン反応器中に供給されるが、
一方で精製されたオフガスは、有利には尿素反応器中に供給される。オフガスは
、直接尿素反応器に供給するか、または例えばメラミン装置または尿素装置中に
生じる炭酸アンモニウム溶液もしくはカルバミン酸アンモニウム溶液を使用して
凝縮させてもよい。そこで発生する熱は、例えば尿素装置中で使用されるアンモ
ニアの予備加熱もしくは蒸気の生成のために使用することができる。
なくとも約370℃の温度で液状でメルトとして得られる。メラミン合成で生成
する、特にNH3およびCO2を含有するオフガスは、メルトの冷却の前または
後のどちらでも除去することができる。有利にはオフガスを尿素メルトによる導
通によって洗い流し、その際、特にオフガスで共沈された粒子がメラミンもしく
は未反応の尿素から洗出される。この場合、尿素メルトは高温のオフガスによっ
て加熱され、有利にはメラミン合成のためにメラミン反応器中に供給されるが、
一方で精製されたオフガスは、有利には尿素反応器中に供給される。オフガスは
、直接尿素反応器に供給するか、または例えばメラミン装置または尿素装置中に
生じる炭酸アンモニウム溶液もしくはカルバミン酸アンモニウム溶液を使用して
凝縮させてもよい。そこで発生する熱は、例えば尿素装置中で使用されるアンモ
ニアの予備加熱もしくは蒸気の生成のために使用することができる。
【0007】 オフガスの分離後に、有利にはメラミンメルトを、例えばNH3でストリッピ
ングし、それによって殊に生ずるCO2を除去することができる。更に、WO9
6/23778号またはWO96/20182号に記載されるようにメラミンメ
ルトをエージング槽中に滞留させるのは有利である。その都度のアンモニア圧に
依存するメラミンの融点より約1〜50℃高い温度までの本発明による冷却は熱
交換器または冷却された液状、気体状または過臨界的なNH3をメルト上の気体
容量中に供給することによって実施するか、または有利にはメルトへの導入もし
くは冷却措置の組合せによって実施でき、その際、良好な完全混合は、例えばN
H3の導通、場合により付加的な混合装置、例えば撹拌機、静的ミキサー等によ
って有利である。この場合、理想的にはNH3で飽和されたメラミンメルトが得
られる。プロセス条件ならびに供給されたNH3の量に依存して、本発明によれ
ばその都度の圧力および温度においてもNH3で過飽和または非飽和のメラミン
メルトが得られる。このメルトは、有利にはその都度のアンモニア圧に依存する
メラミンの融点より約1〜30℃高い温度に冷却される。その都度のアンモニア
圧に依存するメラミンの融点よりできるだけ僅少に高い温度に冷却することが特
に有利であると判明した。有利には約1分〜10時間、特に有利には約1分〜1
時間の時間の間、冷却を実施する。前記の温度範囲に滞留させる時間は約1分〜
10時間、有利には約1分〜1時間である。冷却の間のアンモニア圧は、有利に
は約50〜1000バールであり、その際、約50〜400バールの圧力が特に
有利である。この場合、アンモニア供給によって同時に圧力増加を実施する場合
が有利である。
ングし、それによって殊に生ずるCO2を除去することができる。更に、WO9
6/23778号またはWO96/20182号に記載されるようにメラミンメ
ルトをエージング槽中に滞留させるのは有利である。その都度のアンモニア圧に
依存するメラミンの融点より約1〜50℃高い温度までの本発明による冷却は熱
交換器または冷却された液状、気体状または過臨界的なNH3をメルト上の気体
容量中に供給することによって実施するか、または有利にはメルトへの導入もし
くは冷却措置の組合せによって実施でき、その際、良好な完全混合は、例えばN
H3の導通、場合により付加的な混合装置、例えば撹拌機、静的ミキサー等によ
って有利である。この場合、理想的にはNH3で飽和されたメラミンメルトが得
られる。プロセス条件ならびに供給されたNH3の量に依存して、本発明によれ
ばその都度の圧力および温度においてもNH3で過飽和または非飽和のメラミン
メルトが得られる。このメルトは、有利にはその都度のアンモニア圧に依存する
メラミンの融点より約1〜30℃高い温度に冷却される。その都度のアンモニア
圧に依存するメラミンの融点よりできるだけ僅少に高い温度に冷却することが特
に有利であると判明した。有利には約1分〜10時間、特に有利には約1分〜1
時間の時間の間、冷却を実施する。前記の温度範囲に滞留させる時間は約1分〜
10時間、有利には約1分〜1時間である。冷却の間のアンモニア圧は、有利に
は約50〜1000バールであり、その際、約50〜400バールの圧力が特に
有利である。この場合、アンモニア供給によって同時に圧力増加を実施する場合
が有利である。
【0008】 メルト冷却は、例えばエージング槽または特定の適当な槽もしくは熱交換器中
でも実施できる。メルトの冷却に引き続いて実施される急冷は水、水溶液または
水性懸濁液(aによる)またはアンモニア、引き続き水、水溶液または懸濁液(
bによる)と冷却されたメラミンメルトとの混合によって実施される。混合は、
特に有利かつ激しい個々の物質の噴霧または導入によって、もしくはメルトの噴
霧または導入によって、装入された溶液または懸濁液中に同時に圧力を低下させ
て実施する。工程a)におけるメラミンメルトの急冷のために、特に有利にかつ
経済的にはメラミンの硬化もしくは結晶化および単離の場合に生じる母液を回収
し、再利用してよい。水または水性アンモニアおよび/またはメラミン含有溶液
または懸濁液(工程aによる)でのメラミンメルトの急冷の際の温度は、有利に
は約25〜300℃、特に有利には約50〜200℃であり、圧力は約1〜10
0バール、特に有利には約1〜50バールである。該温度は急速冷却器中での操
業条件、特に圧力、濃度および還流速度に依存して調整される。アンモニアによ
るb)での急冷は、有利には約200〜270℃で、かつ約1〜100バール、
特に有利には約1〜50バールの圧力で実施し、その際、引き続き第2の冷却工
程において水または水性アンモニアおよび/またはメラミン含有溶液または懸濁
液で、有利には約50〜200℃に更に冷却する。冷却によって得られる結晶化
したもしくは硬化したメラミンを、引き続き例えば濾過または遠心分離による母
液の除去によって単離し、次いで乾燥させ、その際、メラミンは殊に更なる精製
工程の省略のためより良好な収率およびより良好な約99%の範囲内の純度で得
られる。
でも実施できる。メルトの冷却に引き続いて実施される急冷は水、水溶液または
水性懸濁液(aによる)またはアンモニア、引き続き水、水溶液または懸濁液(
bによる)と冷却されたメラミンメルトとの混合によって実施される。混合は、
特に有利かつ激しい個々の物質の噴霧または導入によって、もしくはメルトの噴
霧または導入によって、装入された溶液または懸濁液中に同時に圧力を低下させ
て実施する。工程a)におけるメラミンメルトの急冷のために、特に有利にかつ
経済的にはメラミンの硬化もしくは結晶化および単離の場合に生じる母液を回収
し、再利用してよい。水または水性アンモニアおよび/またはメラミン含有溶液
または懸濁液(工程aによる)でのメラミンメルトの急冷の際の温度は、有利に
は約25〜300℃、特に有利には約50〜200℃であり、圧力は約1〜10
0バール、特に有利には約1〜50バールである。該温度は急速冷却器中での操
業条件、特に圧力、濃度および還流速度に依存して調整される。アンモニアによ
るb)での急冷は、有利には約200〜270℃で、かつ約1〜100バール、
特に有利には約1〜50バールの圧力で実施し、その際、引き続き第2の冷却工
程において水または水性アンモニアおよび/またはメラミン含有溶液または懸濁
液で、有利には約50〜200℃に更に冷却する。冷却によって得られる結晶化
したもしくは硬化したメラミンを、引き続き例えば濾過または遠心分離による母
液の除去によって単離し、次いで乾燥させ、その際、メラミンは殊に更なる精製
工程の省略のためより良好な収率およびより良好な約99%の範囲内の純度で得
られる。
【0009】 急冷は、有利には連続的に、メルト冷却に後接続された急冷槽中で実施される
。この場合、例えば液状のメラミンは、その都度のアンモニア圧に依存する融点
より僅少に高い温度の約370℃までで、かつ約100〜400バールの圧力で
急冷槽の上部に生じ、かつ水によっても、同様に前記で急冷槽中に噴霧された急
冷槽から循環で回収されたメラミン水溶液中の固体メラミンの水性懸濁液によっ
ても、もしくは回収された母液によっても急冷される。噴霧される水は約1〜1
0バールの圧力で、例えば約25〜90℃の温度を有し、噴霧される懸濁液もし
くは母液は約25〜150℃の温度を有する。これらの例に従って、温度を急冷
槽中でほぼ一定に保ち、有利には急冷槽中のメラミン懸濁液を撹拌し、固体のメ
ラミン以外に溶解されたメラミンおよびアンモニアを含有するメラミン懸濁液の
循環中で回収されない部分を連続的に急冷槽の下部に流出させ、メラミンを濾過
または遠心分離によって単離し、かつ乾燥させ、かつ母液を部分的に回収し、部
分的に排出する。
。この場合、例えば液状のメラミンは、その都度のアンモニア圧に依存する融点
より僅少に高い温度の約370℃までで、かつ約100〜400バールの圧力で
急冷槽の上部に生じ、かつ水によっても、同様に前記で急冷槽中に噴霧された急
冷槽から循環で回収されたメラミン水溶液中の固体メラミンの水性懸濁液によっ
ても、もしくは回収された母液によっても急冷される。噴霧される水は約1〜1
0バールの圧力で、例えば約25〜90℃の温度を有し、噴霧される懸濁液もし
くは母液は約25〜150℃の温度を有する。これらの例に従って、温度を急冷
槽中でほぼ一定に保ち、有利には急冷槽中のメラミン懸濁液を撹拌し、固体のメ
ラミン以外に溶解されたメラミンおよびアンモニアを含有するメラミン懸濁液の
循環中で回収されない部分を連続的に急冷槽の下部に流出させ、メラミンを濾過
または遠心分離によって単離し、かつ乾燥させ、かつ母液を部分的に回収し、部
分的に排出する。
【0010】 より高い純度および最高の純度を獲得するために、メラミンを再結晶させても
よい。更に、a)またはb)のようにして得られるメラミンを事前に単離せずに
直接、水性アンモニア溶液の供給によって懸濁液中に溶解させることも可能であ
り、その際特に有利かつ経済的にはメラミンの硬化もしくは結晶化の際に生じる
母液を回収し、溶解のために使用する。場合により加水分解によって形成する副
生成物、殊にオキシアミノトリアジン、例えばアメリンおよびアメリドは、場合
によりアルカリ、例えばNaOHの添加によって溶解されたままである。場合に
より溶解させたままにして、場合によりなお溶解されたNH3をストリッピング
し、かつ場合により活性炭で処理する。引き続き濾過し、例えば更なる冷却およ
び/または圧力の低下もしくは真空の施与によってメラミンを晶出させ、母液か
ら分離し、かつ乾燥させる。
よい。更に、a)またはb)のようにして得られるメラミンを事前に単離せずに
直接、水性アンモニア溶液の供給によって懸濁液中に溶解させることも可能であ
り、その際特に有利かつ経済的にはメラミンの硬化もしくは結晶化の際に生じる
母液を回収し、溶解のために使用する。場合により加水分解によって形成する副
生成物、殊にオキシアミノトリアジン、例えばアメリンおよびアメリドは、場合
によりアルカリ、例えばNaOHの添加によって溶解されたままである。場合に
より溶解させたままにして、場合によりなお溶解されたNH3をストリッピング
し、かつ場合により活性炭で処理する。引き続き濾過し、例えば更なる冷却およ
び/または圧力の低下もしくは真空の施与によってメラミンを晶出させ、母液か
ら分離し、かつ乾燥させる。
【0011】 本発明により得られるメラミンは従来のメラミンに比して水での冷却後により
高い純度を有し、再結晶後の収率がより高い。
高い純度を有し、再結晶後の収率がより高い。
【0012】 乾燥に引き続いて更なる品質の改善のためにメラミンをアニールさせてもよい
。単離された、場合により再結晶されたメラミンは、この場合には約5〜600
バール、有利には約5〜100バールのNH3−圧力下に、かつ約100℃ない
しその都度のNH3−圧に依存するメラミンの融点未満の温度で約5分ないし1
時間、有利には約5分ないし5時間の時間の間で滞留(アニール)させる。
。単離された、場合により再結晶されたメラミンは、この場合には約5〜600
バール、有利には約5〜100バールのNH3−圧力下に、かつ約100℃ない
しその都度のNH3−圧に依存するメラミンの融点未満の温度で約5分ないし1
時間、有利には約5分ないし5時間の時間の間で滞留(アニール)させる。
【0013】 例1 100mlの容量を有するオートクレーブ中でメラム含量2質量%およびメレ
ム含量1質量%を有する20gのメラミンを導入し、オートクレーブをNH3−
供給下にNH3−圧250バールで370℃の温度にし、かつその温度および圧
力で2時間保持する。次いでNH3−供給下に1時間で320℃に冷却し、その
際、250バールの圧力に保ち、この温度で30分間保ち、かつ引き続きメラミ
ンメルトを、12バールの圧力で159℃の温度を有するアンモニア水溶液が存
在する第2のオートクレーブ(1000mlの容量)に噴霧した。その際に、メ
ラミンは硬化し、第2のオートクレーブ中の温度は168℃に上昇し、かつ圧力
は24バールに上昇した。オートクレーブの冷却、濾過および乾燥の後に、99
.1%の純度を有するメラミンが得られた。
ム含量1質量%を有する20gのメラミンを導入し、オートクレーブをNH3−
供給下にNH3−圧250バールで370℃の温度にし、かつその温度および圧
力で2時間保持する。次いでNH3−供給下に1時間で320℃に冷却し、その
際、250バールの圧力に保ち、この温度で30分間保ち、かつ引き続きメラミ
ンメルトを、12バールの圧力で159℃の温度を有するアンモニア水溶液が存
在する第2のオートクレーブ(1000mlの容量)に噴霧した。その際に、メ
ラミンは硬化し、第2のオートクレーブ中の温度は168℃に上昇し、かつ圧力
は24バールに上昇した。オートクレーブの冷却、濾過および乾燥の後に、99
.1%の純度を有するメラミンが得られた。
【0014】 例2 100mlの容量を有するオートクレーブ中でメラム含量2質量%およびメレ
ム含量1質量%を有する20gのメラミンを導入し、オートクレーブをNH3−
供給下にNH3−圧250バールで370℃の温度にし、かつその温度および圧
力で2時間保持する。次いでNH3−供給下に1時間で330℃に冷却し、その
際、250バールの圧力に保ち、この温度で30分間保ち、かつ引き続きメラミ
ンメルトを、1バールの圧力で62℃の温度を有するアンモニア水溶液が存在す
る第2のオートクレーブ(1000mlの容量)に噴霧した。その際に、メラミ
ンは硬化し、第2のオートクレーブ中の温度は81℃に上昇し、かつ圧力は4バ
ールに上昇した。オートクレーブの冷却、濾過および乾燥の後に、98.8%の
純度を有するメラミンが得られた。
ム含量1質量%を有する20gのメラミンを導入し、オートクレーブをNH3−
供給下にNH3−圧250バールで370℃の温度にし、かつその温度および圧
力で2時間保持する。次いでNH3−供給下に1時間で330℃に冷却し、その
際、250バールの圧力に保ち、この温度で30分間保ち、かつ引き続きメラミ
ンメルトを、1バールの圧力で62℃の温度を有するアンモニア水溶液が存在す
る第2のオートクレーブ(1000mlの容量)に噴霧した。その際に、メラミ
ンは硬化し、第2のオートクレーブ中の温度は81℃に上昇し、かつ圧力は4バ
ールに上昇した。オートクレーブの冷却、濾過および乾燥の後に、98.8%の
純度を有するメラミンが得られた。
【0015】 例3 100mlの容量を有するオートクレーブ中でメラム含量2質量%およびメレ
ム含量1質量%を有する20gのメラミンを導入し、オートクレーブをNH3−
供給下にNH3−圧250バールで370℃の温度にし、かつその温度および圧
力で2時間保持する。次いでNH3−供給下に1時間で350℃に冷却し、その
際、250バールの圧力に保ち、この温度で30分間保ち、かつ引き続きメラミ
ンメルトを、1バールの圧力で63℃の温度を有するアンモニア水溶液が存在す
る第2のオートクレーブ(1000mlの容量)に噴霧した。その際に、メラミ
ンは硬化し、第2のオートクレーブ中の温度は88℃に上昇し、かつ圧力は4バ
ールに上昇した。オートクレーブの冷却、濾過および乾燥の後に、98.6%の
純度を有するメラミンが得られた。
ム含量1質量%を有する20gのメラミンを導入し、オートクレーブをNH3−
供給下にNH3−圧250バールで370℃の温度にし、かつその温度および圧
力で2時間保持する。次いでNH3−供給下に1時間で350℃に冷却し、その
際、250バールの圧力に保ち、この温度で30分間保ち、かつ引き続きメラミ
ンメルトを、1バールの圧力で63℃の温度を有するアンモニア水溶液が存在す
る第2のオートクレーブ(1000mlの容量)に噴霧した。その際に、メラミ
ンは硬化し、第2のオートクレーブ中の温度は88℃に上昇し、かつ圧力は4バ
ールに上昇した。オートクレーブの冷却、濾過および乾燥の後に、98.6%の
純度を有するメラミンが得られた。
【0016】 比較例1 100mlの容量を有するオートクレーブ中に、メラム含量2質量%およびメ
レム含量1質量%を有する20gのメラミンを導入し、オートクレーブをNH3 −供給下に250バールのNH3−圧力下で370℃の温度にし、かつ該温度お
よび圧力で2時間保持した。次いでメラミンメルトを、1バールの圧力で62℃
の温度を有するアンモニア水溶液が存在する第2のオートクレーブ(1000m
l容量)に噴霧した。その際に、メラミンは硬化し、第2のオートクレーブ中の
温度は94℃に上昇し、圧力は5バールに上昇した。オートクレーブの冷却、濾
過および乾燥の後に、97.5%の純度を有するメラミンが得られた。
レム含量1質量%を有する20gのメラミンを導入し、オートクレーブをNH3 −供給下に250バールのNH3−圧力下で370℃の温度にし、かつ該温度お
よび圧力で2時間保持した。次いでメラミンメルトを、1バールの圧力で62℃
の温度を有するアンモニア水溶液が存在する第2のオートクレーブ(1000m
l容量)に噴霧した。その際に、メラミンは硬化し、第2のオートクレーブ中の
温度は94℃に上昇し、圧力は5バールに上昇した。オートクレーブの冷却、濾
過および乾燥の後に、97.5%の純度を有するメラミンが得られた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C U,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD ,GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN, IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,L K,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK ,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO, RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,T M,TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU ,ZA,ZW
Claims (11)
- 【請求項1】 純粋なメラミンの製造方法において、高圧法で尿素から製造
されるメラミンメルトを、場合によりオフガスのストリッピングの後および、場
合によりエージング槽中に滞留させた後にアンモニアの供給下に、その都度のア
ンモニア圧に依存するメラミンの融点より約1〜50℃高い温度に冷却し、引き
続き a)水または水性アンモニアおよび/またはメラミン含有溶液または懸濁液で急
冷し、かつメラミンを硬化させるか、または b)冷却された液状または気体状のアンモニアで急冷し、その際、メラミンが硬
化し、次いでこれを第2工程で水または水性アンモニアおよび/またはメラミン
含有溶液または懸濁液で更に冷却させ、かつ c)引き続きメラミンを単離する ことを特徴とする、純粋なメラミンの製造方法。 - 【請求項2】 メラミンの融点より約1〜50℃高い温度へのメラミンメル
トの冷却を、冷却された液状または気体状のアンモニアの導入によって実施する
、請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 a)またはb)により得られる、懸濁液として存在するメラ
ミンを、水性アンモニア溶液、有利には結晶化の際に生じる回収された母液の供
給によって溶解させ、該溶液を、場合によりNaOHと混合し、場合により滞留
させ、場合により溶解されたアンモニアをストリッピングし、引き続き濾過し、
かつメラミンを晶出させ、かつ単離する、請求項1または2記載の方法。 - 【請求項4】 メラミンメルトを、工程a)において結晶化の際に生じる回
収された母液によって急冷させる、請求項1から3までのいずれか1項記載の方
法。 - 【請求項5】 メラミンメルトを、約50〜1000バールのアンモニア圧
でアンモニアの供給下に、メラミンの融点より約1〜50℃高い温度に冷却する
、請求項1から4までのいずれか1項記載の方法。 - 【請求項6】 メラミンメルトを、メラミンの融点より約1〜30℃高い温
度に冷却する、請求項1から5までのいずれか1項記載の方法。 - 【請求項7】 メラミンメルトを、アンモニアの導入によって約1分ないし
10時間で、メラミンの融点より約1〜50℃高い温度に冷却する、請求項1か
ら6までのいずれか1項記載の方法。 - 【請求項8】 工程a)において約25℃〜300℃、有利には約50℃〜
200℃の温度で、かつ約1〜100バール、有利には約1〜50バールの圧力
で急冷させる、請求項1から7までのいずれか1項記載の方法。 - 【請求項9】 工程b)において約200〜270℃の温度および約1〜1
00バール、有利には約1〜50バールの圧力で急冷させ、次いで第2工程で約
50℃〜200℃に更に冷却する、請求項1から8までのいずれか1項記載の方
法。 - 【請求項10】 メラミン反応器のオフガスからメラミンおよび尿素を、尿
素メルトで洗出させ、これは同時に加熱され、かつ引き続き尿素メルトをメラミ
ン合成のためにメラミン反応器に供給し、かつオフガスを尿素反応器に供給する
、請求項1から9までのいずれか1項記載の方法。 - 【請求項11】 メラミンおよび尿素を除去したオフガスを、場合により尿
素装置またはメラミン装置から分離された炭酸アンモニウム溶液および/または
カルバミン酸アンモニウム溶液を使用して濃縮させ、かつ発生した熱を、尿素装
置で使用される液体アンモニアの予備加熱もしくは蒸気の生成のために使用する
、請求項10記載の方法。
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