JP2002529454A - 置換ヒドロキシピラゾールの製造法 - Google Patents

置換ヒドロキシピラゾールの製造法

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JP2002529454A JP2000581001A JP2000581001A JP2002529454A JP 2002529454 A JP2002529454 A JP 2002529454A JP 2000581001 A JP2000581001 A JP 2000581001A JP 2000581001 A JP2000581001 A JP 2000581001A JP 2002529454 A JP2002529454 A JP 2002529454A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、式I 【化1】 〔式中、Rが、水素、1〜8個の炭素原子を有する脂肪族基、C〜C−アルコキシカルボニル、C〜C−アルキルチオカルボニルまたは3〜14個の環員原子を有する単環式の環基を表し、Rが、水素、1〜8個の炭素原子を有する脂肪族基を表し、または、RとRが、これらが結合している炭素原子と一緒になって、3〜14個の環員原子を有する単環式または二環式の環基を形成する。〕で表されるヒドロキシピラゾールの製造法であって、出発物質または中間体として、式II 【化2】 〔式中、基RおよびRが、容易に脱離可能な基を表し、基RおよびRが上述の意味を表す。〕で表される化合物を製造し、続いて好適な条件下でこれを環化して式Iで表される化合物を形成させることを含む、式Iで表されるヒドロキシピラゾールの製造法を提供する。式IIで表される中間体は、新規である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、置換ヒドロキシピラゾールの製造法ならびに新規の中間体に関する
【0002】 低級1−アルキル−5−ヒドロキシピラゾールは、農業化学において活性化合
物のための中間体として使用される、殊に除草剤を製造するための公知の化合物
である(WO 97/23135、WO 97/19087、米国特許第563
1210号明細書、WO 97/12885、WO 97/08164、南アフ
リカ共和国特許第9510980号明細書A、WO 97/01550、WO
96/31507、WO 96/30368、WO 96/25412参照)。
【0003】 低級1−アルキル−5−ヒドロキシピラゾールを製造するための方法として、
次の合成法が公知である:
【0004】 1.2−メチル−1−(p−トルエンスルホニル)−3−ピラゾリドンまたは2
−メチル−1−アセチルピラゾリドンを加水分解する製造法(J. Prakt. Chem.
1971, 313, 115-128およびJ. Prakt. Chem. 1971, 313, 1118-1124);
【0005】 2.ジアルキルアルコキシメチレンマロネートを低級アルキルヒドラジンを用い
て環化し、その後にこの反応生成物に鉱酸水溶液を添加し、加水分解および脱カ
ルボキシル化を同時に実施することによって、5−ヒドロキシ−1−アルキルピ
ラゾール−4−カルボン酸のアルキルエステルを形成させる変法(特開昭61−
257974号公報、特開昭60−051175号公報、特開昭58−1743
69号公報、特開昭58−140073号公報および特開昭58−140074
号公報ならびに米国特許第4643757号明細書参照);
【0006】 3.メチルプロピオラートをメチルヒドラジンと反応させ、5−ヒドロキシ−1
−メチルピラゾールを形成させる合成法(Annalen 1965, 686, 134-144参照);
【0007】 4.アクリル酸エステルへのヒドラジンの添加によって形成された3−ヒドラジ
ノプロピオン酸エステルをアルデヒドと反応させ、相応するヒドラジンを生じさ
せ、その後に環化する合成法(特開平06−166666号公報、特開昭61−
229852号公報および特開昭61−268659号公報ならびに欧州特許第
240001号明細書参照);
【0008】 5.5−ヒドロキシ−1−メチルピラゾール−3−カルボン酸を熱的に解離する
合成変法(Chem. Ber. 1976, 109 p. 261参照);
【0009】 6.3−アルコキシアクリル酸エステルをメチルヒドラジンと反応させ、1−メ
チル−5−ヒドロキシピラゾールを生じさせる方法(特開昭61−189271
号公報参照)。
【0010】 上記の合成法は、種々の欠点を有している: 上記の第1の合成法において、この方法は、複数の工程を有し、複雑である。
保護基の挿入および除去は、煩雑であり、付加的な過程を生じ、収量を減少させ
る。
【0011】 第2の方法の調製は、複数の段階を有し、さらに1−アルキル−5−ヒドロキ
シピラゾールを形成させるだけでなく、同時に位置異性体の1−アルキル−3−
ヒドロキシピラゾールをも形成させ、このヒドロキシピラゾールは、或る程度の
費用をかけて目的化合物から分離されなければならない。更に、この合成法は、
少ないC収量を生じる。それというのも、C4形成ブロックが使用され、このブ
ロックからC原子は、方法の終結時に再び除去されなければならないからである
【0012】 1−メチル−5−ヒドロキシピラゾールの製造のみが記載されている第3の合
成変法において、化学量論的量をはるかに上廻る量のメチルヒドラジンの使用は
、必要不可欠であり、したがってこの方法を不経済なものにする。更に、同様に
形成される3−ヒドロキシ−1−メチルピラゾールは、或る程度の費用をかけて
精製の間に1−メチル−5−ヒドロキシピラゾールから除去されなければならな
い。更に、この方法は、高価なプロピオール酸エステルの故に不経済である。
【0013】 第4の選択方法において、この方法は、複数の段階を有し、複雑である。この
複雑な方法の最後の過程は、少ない収量のみを生じ、多量の副生成物を生じる。
【0014】 第5の合成法において、高い温度は、熱的解離に必要とされ、6%の収率は、
きわめて低い。
【0015】 1−メチル−5−ヒドロキシピラゾールの製造のみが記載されている第6の合
成法においては、製造が煩雑でありかつ高価である3−アルコキシアクリル酸エ
ステルが使用される。3−アルコキシアクリル酸エステルは、メタノールと高価
なプロピオール酸エステルとの反応(Tetrahedron Lett. 1983, 24, 5209, J. O
rg. Chem. 1980, 45, 48, Chem. Ber. 1966, 99, 450, Chem. Lett. 1996, 9, 7
27-728)、高価で合成が困難なα,α−ジクロロ(ジエチルエーテル)とブロモ
酢酸エステルとの反応(Zh. Org. Khim. 1986, 22, 738)、ブロモ酢酸エステル
とトリアルキルホルメートとの反応(Bull. Soc. Chim. France 1983, N 1-2, 4
1-45)および3,3−ジアルコキシプロピオン酸エステルからのメタノールの除
去(ドイツ特許第3701113号明細書)によって製造される(高価なメチル
プロピオラートとメタノールとの反応(J. Org. Chem. 1976, 41, 3765)、3−
N−アセチル−N−アルキル−3−メトキシプロピオン酸エステルとメタノール
との反応(J. Org. Chem. 1985, 50, 4157-4160, 特開昭60−156643号
公報)、アクリル酸エステルとアルキルアミンおよび無水酢酸との反応(J. Org
. Chem. 1985, 50, 4157-4160)、ケテンとトリアルキルオルトホルメートとの
反応(デンマーク国特許第158462号明細書)、アクリル酸エステルとメタ
ノールとのパラジウム触媒および同時に銅触媒による反応(ドイツ特許出願第4
100178.8号)、トリクロロアセチルクロリドとビニルエチルエーテルと
の反応(Synthesis 1988, 4, 274)、α,α,α−トリクロロ−β−メトキシブ
テン−2−オンとメタノールとの反応(Synthesis 1988, 4, 274)および3−ヒ
ドロキシアクリル酸エステルのナトリウム塩とアルコールとの反応(ドイツ特許
第3641605号明細書)によって取得可能)。従って、3−アルコキシアク
リル酸エステルの少ない入手可能性は、第6の方法による合成を不経済なものに
する。更に、特開昭61−189271号公報には、5−ヒドロキシ−1−メチ
ルピラゾールを塩酸塩として単離することは記載されているが、しかし、遊離塩
基の単離および精製についての情報は、全く記載されていない。特開昭61−1
89271号公報に記載の反応条件を使用しかつ遊離塩基を単離しようと試みた
場合には、ヒドロキシピラゾールの工業的規模の製造にとって不経済である極め
て僅かな収率が得られるにすぎない。
【0016】 それ故に、前記の合成法は、1−アルキル−5−ヒドロキシピラゾールを製造
するための経済的で有効な方法であるとは考えることができない。これは、特に
1−アルキル−5−ヒドロキシピラゾールを大量に工業的に製造するために適用
される。
【0017】 本発明の目的は、先に公知の製造法の上記欠点を有しない、1−アルキル−5
−ヒドロキシピラゾールを製造するための選択的方法を提供することである。
【0018】 この目的は、本発明による方法によって達成されることが見い出された。
【0019】 式I
【0020】
【化10】
【0021】 〔式中、Rが、水素、1〜8個の炭素原子を有する脂肪族基、C〜C−ア
ルコキシカルボニル、C〜C−アルキルチオカルボニルまたは3〜14個の
環員原子を有する単環式の環基を表し、Rが、水素、1〜8個の炭素原子を有
する脂肪族基を表し、または、RとRが、これらが結合している炭素原子と
一緒になって、3〜14個の環員原子を有する単環式または二環式の環基を形成
する。〕で表されるヒドロキシピラゾールの製造法であって、出発物質または中
間体として、式II
【0022】
【化11】
【0023】 〔式中、基RおよびRが、容易に脱離可能な基を表し、基RおよびR
上述の意味を表す。〕で表される化合物を製造し、続いてこれらを好適な条件下
で環化して式Iで表される化合物を形成させることを含む、式Iで表されるヒド
ロキシピラゾールの製造法を提供する。
【0024】 本発明による方法は、式Iで表される化合物を高い収率で製造することを可能
にする。環化は、少なくとも80%の収率で進行し、あまり嵩高でない基Rの場
合には、少なくとも90%の収率で進行する。あまり嵩高でない基は、殊に基−
CHRが1〜6個の炭素原子を有する基であるものである。別の利点は、
式IIで表されるジアシルヒドラジンを特に常用の条件下、例えば、短い反応時
間で、式Iで表される1−置換5−ヒドロキシピラゾールに変換することができ
ることである。環化は、好ましくは酸または塩基によって促進される。もう1つ
の利点は、合成に必要とされる出発化合物が直ちに入手可能であり、安価である
ことである。付加的な利点は、式IIで表される化合物が高い純度で得られ、式
Iで表されるヒドロキシピラゾールを遊離形、即ち本質的に酸付加塩を含まない
形で得ることができることである。先に公知の合成法においては、ヒドロキシピ
ラゾールは、実質的に常に酸付加塩、例えば、塩酸塩として形成され、これは、
付加的な後処理工程で遊離ヒドロキシピラゾールに変換されなければならなかっ
た。本発明による合成法においては、他面、ヒドロキシピラゾールは、本質的に
酸付加塩を含まない遊離塩基の形で直接に得られる。本発明による方法の他の利
点は、5−ヒドロキシピラゾールが位置選択的に得られることである。3−ヒド
ロキシピラゾールの割合は、低い。それ故に、本発明による合成法の5−ヒドロ
キシピラゾールの収率は、公知の製造方法の場合よりも高い。従って、副生成物
、例えば、3−ヒドロキシピラゾールが比較的少量しか形成されないため、5−
ヒドロキシピラゾールを製造するためのよりいっそう経済的な方法を実施するこ
とができる。
【0025】 式IIで表されるジアシルヒドラジンは、例えば、式III
【0026】
【化12】 で表される化合物を式IV
【0027】
【化13】
【0028】 〔上記式中、RおよびRが、容易に脱離可能な基を表し、Xが、適当な脱離
基を表す。〕で表される活性化されたアルケニルカルボン酸誘導体と、HXを除
去しながら反応させ、続いて式II
【0029】
【化14】 で表される化合物を単離することによって製造される。
【0030】 式IIIと式IVで表される化合物の反応のためには、MTBEを溶剤として
使用し、トリエチルアミンを塩基として使用することが、有利である。
【0031】 式IIIで表される化合物は、例えば式V
【0032】
【化15】 で表される化合物を式VI
【0033】
【化16】 で表される化合物と反応させ、続いて式VII
【0034】
【化17】 で表される中間体のN−アシルヒドラゾンを接触水素添加し、式IIIで表され
る化合物を生じさせることによって得られる。接触水素添加における触媒として
は、ラニーニッケル、Pd、Ptまたはアダムス触媒が使用される。
【0035】 生じる式IIIで表される化合物は、単離することができ、その後に式IVで
表される活性化されたアルケニルカルボン酸誘導体と反応させることができるか
、または有利に直接に反応溶液中で、式IVで表される化合物と反応させること
ができる。後者の場合には、中間体IIIの精製は、省略可能である。水素化の
ための反応条件は、刊行物中に詳細に記載されており、例えば、H/ニッケル
触媒を使用する場合には、ドイツ特許第1003215号明細書に記載されてお
り;H/Ray−Niの場合には、OD 84−007127/02に記載さ
れており;H/PtOを使用する場合には、Acta. Chem. Scand. 1967, 21,
2363-2366に記載されており;H/Ptを使用する場合には、Ann. Chimica 1
968, 58, 1336-1353に記載されており;H/Pdを使用する場合には、Indian
J. Chem. 1964, 10, 423-424に記載されている。
【0036】 式IIで表される化合物の環化は、酸触媒または塩基触媒の存在下に実施され
、この場合末端窒素原子上の基Rと基Rは、同時に除去される。環化は、好
ましくは鉱酸、例えば、塩酸または硫酸を用いて実施される。
【0037】 式Iで表される化合物を製造するための本発明による方法は、以下の反応式に
よりまとめることができ、この場合例えば、Rは、アルキル基であり、R
、水素であり、Rは、基HC−CO−であり、かつRは、アルコキシ基で
ある:
【0038】
【化18】
【0039】 式Vで表されるヒドラジン上への式VIで表されるケトンまたはアルデヒドの
付加およびその後の水素化における収率は、そのつど少なくとも80%、しばし
ば85〜90%の範囲内である。式IIを形成させるための式IIIで表される
化合物のアシル化は、少なくとも80%の収率で進行し、上記の場合には、80
〜90%の範囲内で進行する。
【0040】 式中の種々の基の定義において、それ自体で使用されるか(例えば、”C
−アルキル”)、部分的に使用されるか、または他の化学的基との組合せで
使用される(例えば、ハロゲン−”C〜C−アルキル”、等)用語は、本質
的に化合物の群に対して総体的な用語として役立つ。上記の基の幾つかが1個以
上の置換基を有する場合には、置換基は、原理的に同一でも異なっていてもよい
。使用される用語の特殊な意味は、次の通りである:
【0041】 脂肪族基:それぞれの場合に8個までの炭素原子を有する直鎖状アルキル、分枝
状アルキル、直鎖状アルケニル、分枝状アルケニル、直鎖状アルキニルまたは分
枝状アルキニルを表し、これらの基は、1個以上のハロゲン原子、ハロゲン−C 〜C−アルキル基、C〜C−アルコキシ基またはアリールオキシ基によ
って置換されていてもよい。アリールオキシ基は、好ましくはフェノキシ基また
はベンジルオキシ基である。
【0042】 アルキル:1〜6個、好ましくは1〜4個の炭素原子を有する直鎖状アルキル基
または分枝状アルキル基、例えば次の基:メチル、エチル、プロピル、1−メチ
ルエチル、ブチル、1−メチルプロピル、2−メチルプロピルおよび1,1−ジ
メチルエチル;ペンチル、1−メチルブチル、2−メチルブチル、3−メチルブ
チル、2,2−ジメチルプロピル、1−エチルプロピル、ヘキシル、1,1−ジ
メチルプロピル、1,2−ジメチルプロピル、1−メチルペンチル、2−メチル
ペンチル、3−メチルペンチル、4−メチルペンチル、1,1−ジメチルブチル
、1,2−ジメチルブチル、1,3−ジメチルブチル、2,2−ジメチルブチル
、2,3−ジメチルブチル、3,3−ジメチルブチル、1−エチルブチル、2−
エチルブチル、1,1,2−トリメチルプロピル、1−エチル−1−メチルプロ
ピルおよび1−エチル−3−メチルプロピル。
【0043】 アルケニル:2〜6個、好ましくは2〜4個の炭素原子を有する直鎖状アルケニ
ル基または分枝状アルケニル基、例えば次の基:エチレン、プロプ−1−エン−
1−イル、プロプ−2−エン−1−イル、1−メチルエテニル、ブテン−1−イ
ル、ブテン−2−イル、ブテン−3−イル、1−メチルプロプ−1−エン−1−
イル、2−メチルプロプ−1−エン−1−イル、1−メチルプロプ−2−エン−
1−イルおよび2−メチルプロプ−2−エン−1−イル、ペンテン−1−イル、
ペンテン−2−イル、ペンテン−3−イル、ペンテン−4−イル、1−メチルブ
ト−1−エン−1−イル、2−メチルブト−1−エン−1−イル、3−メチルブ
ト−1−エン−1−イル、1−メチルブト−2−エン−1−イル、2−メチルブ
ト−2−エン−1−イル、3−メチルブト−2−エン−1−イル、1−メチルブ
ト−3−エン−1−イル、2−メチルブト−3−エン−1−イル、3−メチルブ
ト−3−エン−1−イル、1,1−ジメチルプロプ−2−エン−1−イル、1,
2−ジメチル−プロプ−1−エン−1−イル、1,2−ジメチルプロプ−2−エ
ン−1−イル、1−エチルプロプ−1−エン−2−イル、1−エチルプロプ−2
−エン−1−イル、へキス−1−エン−1−イル、へキス−2−エン−1−イル
、へキス−3−エン−1−イル、へキス−4−エン−1−イル、へキス−5−エ
ン−1−イル、1−メチルペント−1−エン−1−イル、2−メチルペント−1
−エン−1−イル、3−メチルペント−1−エン−1−イル、4−メチルペント
−1−エン−1−イル、1−メチルペント−2−エン−1−イル、2−メチルペ
ント−2−エン−1−イル、3−メチルペント−2−エン−1−イル、4−メチ
ルペント−2−エン−1−イル、1−メチルペント−3−エン−1−イル、2−
メチルペント−3−エン−1−イル、3−メチルペント−3−エン−1−イル、
4−メチルペント−3−エン−1−イル、1−メチルペント−4−エン−1−イ
ル、2−メチルペント−4−エン−1−イル、3−メチルペント−4−エン−1
−イル、4−メチルペント−4−エン−1−イル、1,1−ジメチルブト−2−
エン−1−イル、1,1−ジメチルブト−3−エン−1−イル、1,2−ジメチ
ルブト−1−エン−1−イル、1,2−ジメチルブト−2−エン−1−イル、1
,2−ジメチルブト−3−エン−1−イル、1,3−ジメチルブト−1−エン−
1−イル、1,3−ジメチルブト−2−エン−1−イル、1,3−ジメチルブト
−3−エン−1−イル、2,2−ジメチルブト−3−エン−1−イル、2,3−
ジメチルブト−1−エン−1−イル、2,3−ジメチルブト−2−エン−1−イ
ル、2,3−ジメチルブト−3−エン−1−イル、3,3−ジメチルブト−1−
エン−1−イル、3,3−ジメチルブト−2−エン−1−イル、1−エチルブト
−1−エン−1−イル、1−エチルブト−2−エン−1−イル、1−エチルブト
−3−エン−1−イル、2−エチルブト−1−エン−1−イル、2−エチルブト
−2−エン−1−イル、1−エチルブト−3−エン−1−イル、2−エチルブト
−1−エン−1−イル、2−エチルブト−2−エン−1−イル、2−エチルブト
−3−エン−1−イル、1,1,2−トリメチルプロプ−2−エン−1−イル、
1−エチル−1−メチルプロプ−2−エン−1−イル、1−エチル−2−メチル
プロプ−2−エン−1−イル、1−エチル−2−メチルプロプ−2−エン−1−
イル。
【0044】 アルキニル:2〜6個、好ましくは2〜4個の炭素原子を有する直鎖状アルキニ
ル基または分枝状アルキニル基、例えば次の基:エチニル、プロプ−1−イン−
1−イル、プロプ−2−イン−1−イル、1−メチルエチニル、ブチン−1−イ
ル、ブチン−3−イル、ブチン−3−イル、1−メチルプロプ−1−イン−1−
イル、2−メチルプロプ−1−イン−1−イル、1−メチルプロプ−2−イン−
1−イルおよび2−メチルプロプ−2−イン−1−イル、ペンチン−1−イル、
ペンチン−2−イル、ペンチン−3−イル、ペンチン−4−イル、1−メチルブ
ト−1−イン−1−イル、2−メチルブト−1−イン−1−イル、3−メチルブ
ト−1−イン−1−イル、1−メチルブト−2−イン−1−イル。 アルコキシ:1〜6個、好ましくは2〜4個の炭素原子を有する直鎖状アルコキ
シ基または分枝状アルコキシ基、例えばメトキシ、エトキシ、イソプロピルオキ
シ、2−メチルブト−1−イルオキシ。
【0045】 ハロゲン化アルキル:1〜3個のハロゲン原子によって置換されている上記と同
様のアルキル基、例えばトリフルオロメチル、ジフルオロメチル、ジクロロメチ
ル、1,1−ジクロロエチル、1,2−ジクロロエチル。 ハロゲン:弗素、塩素、臭素または沃素、好ましくは弗素または塩素。 環式の環基:3〜14個、好ましくは3〜8個の環員原子を有する単環式の環基
を表し、この場合環員原子は、炭素、窒素または硫黄であることができる。炭素
環の環基は、好ましくは3〜8個の炭素原子を有する。例えば、シクロプロピル
、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチルまたはシク
ロオクチル。環式の環基は、1個以上の二重結合を有していてもよい(C〜C −シクロアルケニル基)。芳香族の環基は、殊にフェニルおよびナフチルであ
る。環式の環基が複素環式の環基である場合には、2または3個の炭素原子は、
ヘテロ原子、例えばO、N、Sによって置換されていてもよい。原理的に、環式
の環基は、芳香族であってもよいし、部分的に水素化されていてもよいし、完全
に水素化されていてもよい。環式の環基は、任意の方法で置換されていてもよい
。適当な置換基の例は、次の基である:C〜C−アルキル、ハロゲン、ハロ
ゲン−C〜C−アルキル、アミノ、ヒドロキシ、オキソ、C〜C−アル
キルアミノ、ジ−C〜C−アルキルアミノ、スルフヒドリル、スルホニル、
〜C−アルキルスルホニル等。
【0046】 二環式の環基:7〜14個、好ましくは7〜10個の環員原子を有する二環式の
環基を表し、この場合環員原子は、炭素原子および1個以上の窒素原子であるこ
とができる。環員原子は、1個以上の二重結合を有していてもよい。原理的に、
環基は、アルキル、アルコキシ、ヒドロキシ、オキソまたはハロゲンによって1
個置換されていてもよいし、数個置換されていてもよい。例は、次の通りである
:アダマンチル、カンフィル、カンフェニル、ノルボルニル。
【0047】 RとRが結合されている炭素原子と一緒となったRとRが単環式の環
基を形成する場合には、基は、上記環基の中の1個、好ましくはC〜C−シ
クロアルキル基、例えば次のものである:シクロプロピル、シクロブチル、シク
ロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチルまたはシクロオクチル、ならびに
環基内に1、2または3個の二重結合を有する前記基の不飽和誘導体。
【0048】 Rが3〜14個の環員原子を有する単環式の環基である場合には、これは、
好ましくは次の基の中の1個である:C〜C14−シクロアルキル、C〜C 14 −シクロアルケニル、芳香族基、例えばフェニル、ナフチルならびにこれら
の部分的に水素化された誘導体。
【0049】 脂肪族基、殊にアルキル基が置換されている場合には、好ましくは、次の置換
基が記載される:ハロゲン、C〜C−アルキル、C〜C−アルコキシカ
ルボニル。脂肪族基は、1個置換されていてもよいし、数個置換されていてもよ
い。この記載内容において、Rは、次のものが好ましい:ジフルオロメチル、
トリフルオロメチル、エトキシカルボニル、1,1−ジエトキシメチレン、1,
1−ジメトキシメチレン。
【0050】 Rは、好ましくは水素原子である。
【0051】 Rは、酸性条件下または塩基性条件下でまたは熱的に容易に脱離可能な基、
例えばアルキルカルボニル、殊にアセチル、プロピオニル、ブチリル、好ましく
はアセチルである。
【0052】 Rは、同様に酸性条件下または塩基性条件下でまたは熱的に容易に脱離可能
な基、例えばアルコキシ、殊に2−メチルプロプ−1−イルオキシ(−O−CH −CH(CH)である。
【0053】 また、本発明は、本質的に酸付加塩を含まない形の式Iで表される新規化合物
を提供する。また、本発明は、Rが好ましくはC〜C−アルキル、ハロゲ
ン−C〜C−アルキル、C〜C−アルコキシカルボニルまたはC〜C −アルキルチオカルボニルである式Iの化合物を提供する。これらの化合物は
、ヒドロキシピラゾール基を有する他の化合物、例えば冒頭に記載したような除
草作用を有する化合物を製造するための有効な出発物質である。
【0054】 本発明による方法は、次の基が単独でかまたはそれぞれ互いに組み合わされて
次の意味を有している式Iの化合物の製造に特に好適である: 1.RとRは一緒になって二環式の環基、殊にアダマンチル、ノルボルニル
、カンフィルを形成する。 3.R:水素;アルキル;アルコキシによって1個置換されているかまたは2
個置換されているアルキル;フェニル;ハロゲン化アルキル;アルコキシカルボ
ニル。この記載内容において、Rは、次のものが好ましい:メチル、エチル、
n−プロピル、イソプロピル;ジエトキシメチル、2,2−ジエトキシエト−1
−イル;トリフルオルメチル;メトキシカルボニル、エトキシカルボニル。 4.R:水素、アルキル。
【0055】 本発明は、付加的に中間体として使用することができる式IIで表される新規
化合物(ジアシルヒドラジン)を提供する。この場合、基−CHRは、上
記の意味を有する。Rは、殊に水素、1〜8個の炭素原子を有する脂肪族基、
〜C−アルコキシカルボニル、C〜C−アルキルチオカルボニルまた
は3〜14個の環員原子を有する単環式の環基である。Rは、殊に水素である
。RとRは、本発明によれば、一緒になって上記に定義された意味における
シクロアルキル基または二環式の環基を形成する。
【0056】 次の表は、実施例に記載された方法によって製造されることができる式IIで
表される新規中間体を示す:
【0057】
【表1】
【0058】 また、本発明は、中間体として使用することができる式IIIで表される化合
物(ヒドラジン)を提供する。この場合、基−CHRは、上記の意味を有
する。Rは、殊に水素、1個以上のハロゲン原子またはC〜C−アルコキ
シ基を置換基として有することができる、1〜8個の炭素原子を有する脂肪族基
、C〜C−アルコキシカルボニル、C〜C−アルキルチオカルボニルま
たは3〜14個の環員原子を有する単環式の環基である。殊に、Rは、トリフ
ルオルメチル、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、ジメトキシメチル、
ジエトキシメチル、2,2−ジメトキシエチルまたは2,2−ジエトキシエチル
である。
【0059】 次の表は、実施例に記載された方法と同様の方法によって製造することができ
る式IIIで表される新規中間体を示す:
【0060】
【表2】
【0061】 本発明による方法を次の実施例によって詳説する:
【0062】 実施例1 1−エチル−5−ヒドロキシピラゾールの製造 a)N−アシル−N′−エチルヒドラジン N−アシル−N′−エチルヒドラジン192gをメタノール1.4 lおよび
ラニーニッケル40gと一緒に水素化オートクレーブ中に置く。水素化を20〜
110℃および4〜40バールの水素圧力で、水素がもはや吸収されなくなるま
で実施する。水素化が完結した後、触媒を分離し、溶剤を減圧下に除去する。こ
れにより、N−アシル−N′−エチルヒドラジン190g(95%)が生じる。
【0063】 b)N−アシル−N′−エチルヒドラジンとイソブトキシアクリロイルクロリド
との反応 N−アシル−N′−エチルヒドラジン230gおよびトリエチルアミン194
gを第三ブチルメチルエーテル950g中に懸濁させる。全部で282gの酸ク
ロリドを滴加し、その後に水630gを添加し、この混合物をさらに或る時間の
間、攪拌する。相を分離し、有機相を乾燥させ、溶剤を除去する。これにより、
非対称のジアシルヒドラジン348g(99%)が生じる。 1H-NMR(d6-DMSO):δ=0.9 (6 H), 1.0 (3 H), 1.9 (3 H), 3.5 (2 H), 3.6 (2 H)
, 5.6 (1 H), 7.3 (1 H), 10 (1 H)。
【0064】 c)1−エチル−5−ヒドロキシピラゾール 非対称のジアシルヒドラジン348gを濃度10%の硫酸2000gと一緒に
反応容器中に置き、90℃に加熱する。1時間後、この混合物を室温に冷却し、
pHを水酸化ナトリウムを用いて4に設定する。この混合物を蒸発させ、残分を
蒸留する。これにより、1−エチル−5−ヒドロキシピラゾール164g(97
%)が生じる。
【0065】 実施例2 1−ベンジル−5−ヒドロキシピラゾール a)N−アシル−N′−ベンジルヒドラジン ヒドラジン水和物50gを沸騰するメチルアセテート115.5gに滴加し、
その後にこの混合物をさらに1.5時間還流下に攪拌する。次に、この混合物を
17℃に冷却し、その後にメタノール200mlおよびベンズアルデヒド106
gを添加する。室温でさらに15分間の攪拌およびその後の蒸発により、イミノ
化合物199gが生じ、これを後精製なしに直接に反応させる。
【0066】 上記で製造されたイミノ化合物66.3gをオートクレーブ内でメタノール1
20ml中のラニーニッケル6gの存在下に90℃で12時間、水素100バー
ルの圧力で水素化する。残分を濾過し、溶剤を除去し、水素化生成物48.4g
を生じさせる。
【0067】 b)N−アシル−N′−ベンジルヒドラジンとイソブトキシアクリロイルクロリ
ドとの反応 メチルアセテート190ml中のN−アシル−N′−ベンジルヒドラジン37
.6gを反応容器中に置き、酢酸ナトリウム35.8gを添加する。11℃で酸
クロリド39gを添加し、その後にこの混合物を水80mlと混合する。相を分
離し、所望の生成物79.3gを蒸発後に得る。
【0068】 c)1−ベンジル−5−ヒドロキシピラゾール 非対称のジアシルヒドラジン79.2gおよび濃度50%の硫酸70を反応容
器中に置く。この混合物85〜90℃で35分間攪拌し、その後にpHをメタノ
ール中の濃度23%のNaOH溶液136gを用いて4.9に設定する。濾過後
、濾液を蒸発させ、残分を酢酸エチルから再結晶させる。これにより、1−ベン
ジル−5−ヒドロキシピラゾール35gが生じる。
【0069】 実施例3 上記実施例の方法と同様の方法を使用することにより、次の化合物が製造され
た:
【0070】
【表3】
【表4】
【0071】 実施例4 1−イソプロピル−5−ヒドロキシピラゾール a)N−イソプロピル−N′−アセチルヒドラジド (R=HCCO;−CHR=イソプロピルである型IIIの化合物) アセチルヒドラジド(1)56.2g(0.76モル)、アセトン51.2g
(0.88モル)、メタノール200mlおよびラニーニッケル24gを室温で
3時間攪拌し、その後にこの混合物を80℃および100バールの水素圧力で2
時間攪拌する。固体を吸引しながら濾別し、濾液を蒸発させ、残分を蒸留する(
0.2バール、沸点108〜113℃)。これにより、標題化合物299g(8
5%)が生じる。
【0072】 b)N−イソプロピル−N−(3−ブトキシアクリルアミド)−N′−アセチル
ヒドラジド (R=HCCO;−CHR=イソプロピル;R=−O−CH−C
H(CHである型IIの化合物) a)で得られた化合物299g(2.59モル)および酢酸ナトリウム425
gを酢酸メチル1.2 lと一緒に反応容器中に置き、3−ブトキシアクリロイ
ルクロリド390g(2.4モル)を滴加し、この混合物をさらに3−ブトキシ
アクリロイルクロリド31g(0.19モル)の滴加のためになお10分間攪拌
する。15分後、水900mlを添加し、相を分離する。溶剤をロータリーエバ
ポレータ上で取り出し、残分を蒸留する(0.4ミリバール、120℃で良好に
実施される)。 収量:標題化合物565g(90%)。
【0073】 c)1−イソプロピル−5−ヒドロキシピラゾール 冷却しながら、b)で得られた化合物563g(2.32モル)を濃厚なHC
l497gに添加し、この混合物を室温で攪拌する。pHを濃度50%のNaO
Hを用いて4.4に設定し、混合物を蒸発させる。その後に、メタノールを添加
し、混合物を吸引しながら濾過し、溶剤を濾液から除去し、残分を蒸留し(0.
3バール、沸点153℃);次に、生成物を酢酸エチルから再結晶させる。融点
117〜118℃。 収量:標題化合物264g(90%)。 1H-NMR(d6-DMSO):δ=1.3 (d, 6 H), 4.3 (分離, 1 H), 5.2 (d, 1 H), 7.1 (d,
1 H), 11 (br, 1 H).
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年11月16日(2000.11.16)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【化1】 〔式中、 Rが、水素、それぞれの場合に1〜8個の炭素原子を有する直鎖状アルキル、 分枝状アルキル、直鎖状アルケニル、分枝状アルケニル、直鎖状アルキニルまた は分枝状アルキニル(これらの基は、1個以上のハロゲン原子、ハロゲン−C 〜C−アルキル基、C〜C−アルコキシ基またはアリールオキシ基によっ て置換されていてもよい。)、〜C−アルコキシカルボニル、C〜C −アルキルチオカルボニルまたは3〜14個の環員原子を有する単環式の環基を
表し、 Rが、水素、それぞれの場合に1〜8個の炭素原子を有する直鎖状アルキル、 分枝状アルキル、直鎖状アルケニル、分枝状アルケニル、直鎖状アルキニルまた は分枝状アルキニル(これらの基は、1個以上のハロゲン原子、ハロゲン−C 〜C−アルキル基、C〜C−アルコキシ基またはアリールオキシ基によっ て置換されていてもよい。) を表し、または、 RとRが、これらが結合している炭素原子と一緒になって、3〜14個の環
員原子を有する単環式の環基または7〜14個の環員原子を有する二環式の環基
を形成する。〕で表されるヒドロキシピラゾールの製造法であって、式II
【化2】 〔式中、基R がC〜C−アルキルカルボニル基を表し、〜C −アルコキシ基 を表す。〕で表される化合物を製造し、続いて式IIで表される
化合物を環化して式Iで表される化合物を形成させることを含む、式Iで表され
るヒドロキシピラゾールの製造法。
【化3】 〔式中、RおよびRが、前述と同じ意味を表す。〕で表される化合物を式IV
【化4】 〔式中、Rが、前述と同じ意味を表し、Xが、適当な脱離基を表す。〕で表さ
れる活性化されたアルケニルカルボン酸誘導体と反応させて、式IIで表される
化合物を形成させることを含む、請求項1に記載の方法。
【化5】 で表される化合物を式VI
【化6】 で表される化合物と反応させ、続いて反応生成物である式VII
【化7】 で表される化合物を水素化して、式IIIで表される化合物を形成させることを
含む、請求項1または2に記載の方法。
【請求項12】 基−CHRが、アダマンチル、ノルボルニルおよび
カンフィルからなる群から選択された二環式の環基であることを特徴とする、請
求項1から11までのいずれか1項に記載の方法。
【請求項13】 基−CHRがC〜C−シクロアルキルであるこ
とを特徴とする、請求項1から11までのいずれか1項に記載の方法。
【請求項14】 Rが水素原子であることを特徴とする、請求項1から までのいずれか1項に記載の方法。
【請求項15】 RがC〜C−アルキル基であることを特徴とする、
請求項1から11または14までのいずれか1項に記載の方法。
【請求項16】 式II
【化8】 〔式中、R、R、RおよびRが、請求項1における意味と同じ意味を表
す。〕で表されるジアシルヒドラジン。
【請求項17】 Rがアセチルであり、Rが2−メチル−1−プロピル
オキシであることを特徴とする、請求項16に記載のジアシルヒドラジン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),CA,HU,I L,JP,MX,US (72)発明者 ラック,ミヒャエル ドイツ、D−69123、ハイデルベルク、ザ ントヴィンゲルト、67 Fターム(参考) 4H039 CA42 CH40

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式I 【化1】 〔式中、 Rが、水素、1〜8個の炭素原子を有する脂肪族基、C〜C−アルコキシ
    カルボニル、C〜C−アルキルチオカルボニルまたは3〜14個の環員原子
    を有する単環式の環基を表し、 Rが、水素、1〜8個の炭素原子を有する脂肪族基を表し、または、 RとRが、これらが結合している炭素原子と一緒になって、3〜14個の環
    員原子を有する単環式または二環式の環基を形成する。〕で表されるヒドロキシ
    ピラゾールの製造法であって、式II 【化2】 〔式中、基RおよびRが、容易に脱離可能な基を表す。〕で表される化合物
    を製造し、続いて式IIで表される化合物を環化して式Iで表される化合物を形
    成させることを含む、式Iで表されるヒドロキシピラゾールの製造法。
  2. 【請求項2】 式III 【化3】 〔式中、RおよびRが、前述と同じ意味を表す。〕で表される化合物を式IV 【化4】 〔式中、Rが、前述と同じ意味を表し、Xが、適当な脱離基を表す。〕で表さ
    れる活性化されたアルケニルカルボン酸誘導体と反応させて、式IIで表される
    化合物を形成させることを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 式IIIの化合物を製造する場合に、式V 【化5】 で表される化合物を式VI 【化6】 で表される化合物と反応させ、続いて反応生成物である式VII 【化7】 で表される化合物を水素化して、式IIIで表される化合物を形成させることを
    含む、請求項1または2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 式Iで表される化合物を形成させるために、式IIで表され
    る化合物の環化を0℃〜100℃で実施することを特徴とする、請求項1に記載
    の方法。
  5. 【請求項5】 水、アルコール、THFまたはジオキサン、またはこれらの
    混合物を溶剤として使用することを特徴とする、請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 環化を鉱酸またはルイス酸の存在下で実施することを特徴と
    する、請求項1、4または5のいずれかに記載の方法。
  7. 【請求項7】 式IIIで表される化合物と式IVで表される化合物との反
    応を−10℃〜100℃で実施することを特徴とする、請求項2に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記反応を10℃〜30℃で実施することを特徴とする、請
    求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 エーテルを溶剤として使用することを特徴とする、請求項7
    または8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 THF、MTBEまたは1,2−ジメトキシエタン、また
    はこれらの混合物を溶剤として使用することを特徴とする、請求項7または8に
    記載の方法。
  11. 【請求項11】 カルボン酸のアルカリ金属塩もしくはアルカリ土類金属塩
    、または式IIIで表される化合物を、HX捕捉剤として使用することを特徴と
    する、請求項2から10までのいずれか1項に記載の方法。
  12. 【請求項12】 RがC〜C−アルキルカルボニル基であり、R
    、C〜C−アルコキシ基であることを特徴とする、請求項1から11までの
    いずれか1項に記載の方法。
  13. 【請求項13】 基−CHRが、アダマンチル、ノルボルニルおよび
    カンフィルからなる群から選択された二環式の環基であることを特徴とする、請
    求項1から12までのいずれか1項に記載の方法。
  14. 【請求項14】 基−CHRがC〜C−シクロアルキルであるこ
    とを特徴とする、請求項1から12までのいずれか1項に記載の方法。
  15. 【請求項15】 Rが水素原子であることを特徴とする、請求項1から1
    2までのいずれか1項に記載の方法。
  16. 【請求項16】 RがC〜C−アルキル基であることを特徴とする、
    請求項1から12または15までのいずれか1項に記載の方法。
  17. 【請求項17】 遊離形または酸付加塩の形の、式I 【化8】 〔式中、RおよびRは、請求項1における意味と同じ意味を表す。〕で表さ
    れるヒドロキシピラゾール(但し、酸付加塩の形の、1−メチル−5−ヒドロキ
    シピラゾール、1−エチル−5−ヒドロキシピラゾール、1−イソプロピル−5
    −ヒドロキシピラゾールおよび1−ベンジル−5−ヒドロキシピラゾール化合物
    を除外する)。
  18. 【請求項18】 RとRが一緒になってC〜C−シクロアルキル基
    を形成することを特徴とする、請求項17に記載のヒドロキシピラゾール。
  19. 【請求項19】 RとRが一緒になってアダマンチル、ノルボルニルお
    よびカンフィルからなる群から選択された二環式の環基を形成することを特徴と
    する、請求項17に記載のヒドロキシピラゾール。
  20. 【請求項20】 RがC〜C−アルキル基であることを特徴とする、
    請求項17に記載のヒドロキシピラゾール。
  21. 【請求項21】 Rが水素であることを特徴とする、請求項17または2
    0に記載のヒドロキシピラゾール。
  22. 【請求項22】 式II 【化9】 〔式中、R、R、RおよびRが、請求項1における意味と同じ意味を表
    す。〕で表されるジアシルヒドラジン。
  23. 【請求項23】 Rがアセチルであり、Rが2−メチル−1−プロピル
    オキシであることを特徴とする、請求項22に記載のジアシルヒドラジン。
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