JPS58140073A - 1−メチル−5−ハイドロキシピラゾ−ルの製造法 - Google Patents
1−メチル−5−ハイドロキシピラゾ−ルの製造法Info
- Publication number
- JPS58140073A JPS58140073A JP1917082A JP1917082A JPS58140073A JP S58140073 A JPS58140073 A JP S58140073A JP 1917082 A JP1917082 A JP 1917082A JP 1917082 A JP1917082 A JP 1917082A JP S58140073 A JPS58140073 A JP S58140073A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- methyl
- lower alkyl
- acid
- hydroxypyrazole
- raw material
- Prior art date
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- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は1−メチル−5−ノ為イドロキシピラゾールの
新規な製造法に関するものである。
新規な製造法に関するものである。
1−メチル−5−ハイドロキシピラゾールは既知化合物
であり農薬、特に除草剤の有効成分化合物の中間体とし
て有用である。
であり農薬、特に除草剤の有効成分化合物の中間体とし
て有用である。
従来、1−メチル−5−ハイドロキシピラゾールの合成
法としては1次の2つの方法が知られている。
法としては1次の2つの方法が知られている。
(1)2−メチル−1−(P−トルエンスルホニル)−
5−ピラゾリドンを加水分解する方法〔ユルナリッ’/
z・プラクティッシェ・ヒエミー(J。
5−ピラゾリドンを加水分解する方法〔ユルナリッ’/
z・プラクティッシェ・ヒエミー(J。
prakt−chem )第513巻第1118頁(1
971年)参照〕 (2)1−メチル−5−ハイドロキシピラゾール−4−
カルボン鐵の熱分解による方法 〔ヒエミ・ベリヒテ(chew−Ber、、)第109
巻@261頁(1976年)参照〕 上記の(1)の合成法は9反応工程が複雑であり。
971年)参照〕 (2)1−メチル−5−ハイドロキシピラゾール−4−
カルボン鐵の熱分解による方法 〔ヒエミ・ベリヒテ(chew−Ber、、)第109
巻@261頁(1976年)参照〕 上記の(1)の合成法は9反応工程が複雑であり。
(2)の合成法は、熱分解に極めて高温を要し、且つ収
率が6%程度である。したがって、(υおよび(2)の
合成法は、1−メチル−5−ハイドロキシピラゾールを
大量に合成する方法として満足できるものとはいえない
。
率が6%程度である。したがって、(υおよび(2)の
合成法は、1−メチル−5−ハイドロキシピラゾールを
大量に合成する方法として満足できるものとはいえない
。
本発明者らは、1−メチル−5−ノ・イドロキシピラゾ
ールの有利な合成法を種々検討した結果、エトキシメチ
レンマロン酸ジ低級アルキルエステルとメチルヒドラジ
ンの閉環反応によって9本発明方法の原料である1−メ
チル−5−ハイドロキシピラゾール−4−カルボン酸低
級アルキルエステルを合成し9次にこの化合物と鉱酸と
を反応させて1−メチル−5−71イドロキシピラゾー
ルを、高収率で得る方法を見い出し1本発明を完成した
。
ールの有利な合成法を種々検討した結果、エトキシメチ
レンマロン酸ジ低級アルキルエステルとメチルヒドラジ
ンの閉環反応によって9本発明方法の原料である1−メ
チル−5−ハイドロキシピラゾール−4−カルボン酸低
級アルキルエステルを合成し9次にこの化合物と鉱酸と
を反応させて1−メチル−5−71イドロキシピラゾー
ルを、高収率で得る方法を見い出し1本発明を完成した
。
本発明者らが検討した反応を反応式で示せば。
CH。
(I)
(反応式中・RおよびR1は低級アルキル基を表わす。
)
上記反応工程(イ)で示される反応は、無溶媒でも可能
であるが、適当な有機溶媒(例えばメタノール、エタノ
ール等)中で行なうことが望ましい。反応温度は反応開
始時はメチルヒドラジンの転化率を高めるために低温が
望ましく9反応終了時に近づくにつれて閉環反応を促進
するために加熱することが望ましい。
であるが、適当な有機溶媒(例えばメタノール、エタノ
ール等)中で行なうことが望ましい。反応温度は反応開
始時はメチルヒドラジンの転化率を高めるために低温が
望ましく9反応終了時に近づくにつれて閉環反応を促進
するために加熱することが望ましい。
反6エ程(ロ)で示される反厄ホ1反厄工程(イ)で得
られ九生成物(1)を原料として、この化合物と鉱酸ま
たは鉱酸水溶液とを加熱して、 7J11水分解と脱炭
酸反応とを同時に行なって、目的化合物である1−メチ
ル−5−ハイドロキシピラゾールを得る。
られ九生成物(1)を原料として、この化合物と鉱酸ま
たは鉱酸水溶液とを加熱して、 7J11水分解と脱炭
酸反応とを同時に行なって、目的化合物である1−メチ
ル−5−ハイドロキシピラゾールを得る。
(式中 R1は低級アルキル基を表わす。)で表わされ
る1−メチル−5−7・イドロキシビラゾールー4−カ
ルボン酸低級アルキルエステルと鉱酸とを、水の存在下
で0反応させることを特徴とする1−メチル−5−7・
イドロキシビラゾールの製造法に関する。
る1−メチル−5−7・イドロキシビラゾールー4−カ
ルボン酸低級アルキルエステルと鉱酸とを、水の存在下
で0反応させることを特徴とする1−メチル−5−7・
イドロキシビラゾールの製造法に関する。
本発明において、R1は1例えばメチル基、エチル基、
n−プロピル基、1−プロピル基、n−ブチル基、 5
ec−ブチル基、t−ブチル基などが挙げられる。鉱酸
としては1例えば、塩酸。
n−プロピル基、1−プロピル基、n−ブチル基、 5
ec−ブチル基、t−ブチル基などが挙げられる。鉱酸
としては1例えば、塩酸。
硫酸、硝酸、燐酸などが挙げられるが特に塩酸が好まし
い。
い。
酸のモル比は1%に限定されるものではないが、原料化
合物(I)1モルに対して、1〜10モル程度が望まし
い。
合物(I)1モルに対して、1〜10モル程度が望まし
い。
本発明方法によれば、従来法に比べて、予期し得ない程
の高収率(80%以上の収率)で。
の高収率(80%以上の収率)で。
且つ容易な操作で、目的物を得ることができるという利
点を有している。
点を有している。
次に9本発明方法について、実施例並びに参考例を具体
的に挙げて説明する。但し9本発明はこれのみに限定さ
れるものではない。
的に挙げて説明する。但し9本発明はこれのみに限定さ
れるものではない。
JJJ21ユ
1−メチル−5−ハイドロキシピラゾール−4−カルボ
/酸エチルエステルの合成 エタノール600111を及びエトキシメチレンマロン
酸ジエチルエステル21&29(10モル)を、0℃以
下に冷却し1反応温度をo’C以下に保持しながら、メ
チルヒドラジン469(t。
/酸エチルエステルの合成 エタノール600111を及びエトキシメチレンマロン
酸ジエチルエステル21&29(10モル)を、0℃以
下に冷却し1反応温度をo’C以下に保持しながら、メ
チルヒドラジン469(t。
モル)を滴下した。滴下終了後、室温中で1時間攪拌し
9次いで1時間還流した。反応終了後。
9次いで1時間還流した。反応終了後。
減圧下テエタノールを留去し、残渣をトルエンで再結晶
して、標記目的化合物14 B ? (0,87モル)
を得た。収率87% 融点150〜156℃mユ 1−lf&−5−ハイドロキシピラゾールノ合成t([
11モル)を、1:1希塩#200sg中に加えて、2
時間還流した。反応終了後、減圧下テ留去、乾固し、残
渣をイングロビルアルコールにより再結晶して、標記目
的化合物&5f(1087モル)を得た。収率87% 融点135〜147℃ 特許出願人 日産化学工業株式会社 t 統 補 正 書 l事件の表示 昭和57年特許W第19170号 2発明の名称 1−メチル−5−ハイドロキシピラゾールの製造法3
補IFをする者 事件との関係 特許出願人 住 所 (〒101)東京都千代田区神田錦町3丁目7
番地1名称 (31118) 日産化学工業株式会社5
補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 6 補正の内容 (1)明細書第2頁下より第8行目の「−4−カルボン
酸」を、「−3−カルボン酸」と訂正する。
して、標記目的化合物14 B ? (0,87モル)
を得た。収率87% 融点150〜156℃mユ 1−lf&−5−ハイドロキシピラゾールノ合成t([
11モル)を、1:1希塩#200sg中に加えて、2
時間還流した。反応終了後、減圧下テ留去、乾固し、残
渣をイングロビルアルコールにより再結晶して、標記目
的化合物&5f(1087モル)を得た。収率87% 融点135〜147℃ 特許出願人 日産化学工業株式会社 t 統 補 正 書 l事件の表示 昭和57年特許W第19170号 2発明の名称 1−メチル−5−ハイドロキシピラゾールの製造法3
補IFをする者 事件との関係 特許出願人 住 所 (〒101)東京都千代田区神田錦町3丁目7
番地1名称 (31118) 日産化学工業株式会社5
補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 6 補正の内容 (1)明細書第2頁下より第8行目の「−4−カルボン
酸」を、「−3−カルボン酸」と訂正する。
(2)同書第3頁第4行目の「エトキシ」を。
「低級アルコキシ」と訂正する。
(3)同書第3頁第6行目の「である」とrl−メチル
−」との間に「新規な」を加入する。
−」との間に「新規な」を加入する。
(0同書第4頁第6〜7行目に記載されている「メチル
ヒドラジンの転化率を高めるために」を削除する。
ヒドラジンの転化率を高めるために」を削除する。
(5)同書第4頁第12行目の「または鉱酸水溶液とを
」を、「とを、水の存在下で」と訂正する。
」を、「とを、水の存在下で」と訂正する。
(6)同書第4頁第13行目の「なって、」と「目的」
との間に「得られた生成物を中和して」を加入する。
との間に「得られた生成物を中和して」を加入する。
(7)同書第5頁第12〜13行目に記載されている「
特に限定されるものではないが、」を削除する。
特に限定されるものではないが、」を削除する。
(8)同書第7頁第1行目の下に記載されている(8)
同書第7頁下より3行目の「目的化合物」とr8.5
gJとの間に、「の塩酸塩(融点135〜147℃)を
得た。その塩を炭酸水素カリウムで中和して標記目的化
合物」を。
同書第7頁下より3行目の「目的化合物」とr8.5
gJとの間に、「の塩酸塩(融点135〜147℃)を
得た。その塩を炭酸水素カリウムで中和して標記目的化
合物」を。
加入する。
(10)同書第7頁の最終行の「融点135〜147℃
」を削除する。
」を削除する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 0H。 (式中 R+は低級アルキル基を表わす。)で表わされ
る1−メチル−5−7・イドロキ7ピラゾールー4−カ
ルボン酸低級アルキルエステルと鉱酸とを、水の存在下
で反応させることを特徴とする1−メチル−5−ノ1イ
ドロキシピラゾールの製造法。 (2)鉱酸が塩酸である特許請求の範囲第1項記載の製
造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1917082A JPS58140073A (ja) | 1982-02-09 | 1982-02-09 | 1−メチル−5−ハイドロキシピラゾ−ルの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1917082A JPS58140073A (ja) | 1982-02-09 | 1982-02-09 | 1−メチル−5−ハイドロキシピラゾ−ルの製造法 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5129983A Division JPS58174369A (ja) | 1983-03-26 | 1983-03-26 | 1−メチル−5−ハイドロキシピラゾ−ル−4−カルボン酸低級アルキルエステルおよびその製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58140073A true JPS58140073A (ja) | 1983-08-19 |
Family
ID=11991880
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1917082A Pending JPS58140073A (ja) | 1982-02-09 | 1982-02-09 | 1−メチル−5−ハイドロキシピラゾ−ルの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58140073A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6329530B1 (en) | 1998-11-19 | 2001-12-11 | Basf Aktiengesellschaft | Method for the production of 1-substituted 5-hydroxypyrazoles |
US6392058B1 (en) | 1998-11-19 | 2002-05-21 | Basf Aktiengesellschaft | Method for producing 1-substituted 5-Hydroxypyrazoles |
US6472538B1 (en) | 1998-11-05 | 2002-10-29 | Basf Aktiengesellschaft | Method for producing 1-substituted 5-hydroxypyrazoles |
CN112480008A (zh) * | 2020-12-21 | 2021-03-12 | 浙江工业大学 | 一种1-甲基-5-羟基吡唑的合成方法 |
-
1982
- 1982-02-09 JP JP1917082A patent/JPS58140073A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6472538B1 (en) | 1998-11-05 | 2002-10-29 | Basf Aktiengesellschaft | Method for producing 1-substituted 5-hydroxypyrazoles |
US6600071B2 (en) | 1998-11-05 | 2003-07-29 | Basf Aktiengesellschaft | Method for producing 1-substituted 5-hydroxpyrazoles |
US6329530B1 (en) | 1998-11-19 | 2001-12-11 | Basf Aktiengesellschaft | Method for the production of 1-substituted 5-hydroxypyrazoles |
US6392058B1 (en) | 1998-11-19 | 2002-05-21 | Basf Aktiengesellschaft | Method for producing 1-substituted 5-Hydroxypyrazoles |
CN112480008A (zh) * | 2020-12-21 | 2021-03-12 | 浙江工业大学 | 一种1-甲基-5-羟基吡唑的合成方法 |
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