JPS6127967A - 3−ピラゾリドンの製造法 - Google Patents

3−ピラゾリドンの製造法

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JPS6127967A
JPS6127967A JP14728084A JP14728084A JPS6127967A JP S6127967 A JPS6127967 A JP S6127967A JP 14728084 A JP14728084 A JP 14728084A JP 14728084 A JP14728084 A JP 14728084A JP S6127967 A JPS6127967 A JP S6127967A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pyrazolidone
reaction
acrylic acid
hydrazine
acid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14728084A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Suzuki
秀雄 鈴木
Masanori Baba
馬場 正紀
Norio Tanaka
規生 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Chemical Corp
Original Assignee
Nissan Chemical Corp
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Filing date
Publication date
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  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は5−ピラゾリトノの新規な製造法に関するもの
であり、更に詳しくは、ヒドラジンとアクリル酸とを反
応させることを特徴とする次式〔■〕二 で表される3−ピラゾリドン(以下9本化合物という。
)の製造法に関するものである。
本化合物は、公知化金物であり、ペニシリン。
抗肥満剤、抗酵素剤および除草剤等の有効成分化置物の
中間体として有用な化金物である。
従来1本化合物の製造法としては1例えば下記の製造法
が知られている。
〔1l (1)については、ケミカル・アブストラクト ((O
hem、 Abst、 )第64巻664fa参照、(
2)および(3)についてはケミカル・アブストラクト
(Ohsn 、 Abst 、 ) @ 68巻415
,68980d参照すなわち、5−ピラゾリドン[1]
の製造法は水加ヒドラジンとアクリロニトリルから付加
反応によ抄β−シアノエチルヒドラジ/を生成させる。
この反応物を濃縮脱水後エタノールを溶媒とした6当量
の硫酸中に加え環化反応させて6−イばノピラゾリジン
硫酸塩を生成させる。
この6−イミツビラゾリジン硫酸塩e濾過により単離し
て、さらに水溶媒中で加水分解し、3−ピラゾリドンC
I〕を得ている。しかしこの方法では実用上次の様な問
題点がある。
β−シアノエチルヒドラジンの環化反応に於て、■多量
の硫酸を用いるので残余硫酸の後処理が煩雑になる。(
リエタノールへ溶解させた硫酸中へのβ−シアノエチル
ヒドラジンの添加は一挙に行い1間もなく激しい発熱を
伴って反応は進行し均一溶液から大量の結晶が一瞬にし
て■前記反応式(2)における反応の終了後、濾過忙よ
り前記の結晶を硫酸のエタノール溶液から分離するが、
その濾過性が悪く、極めて長時間を要する。
上記のとお抄、この従来法の場合は操作が非常に煩雑で
、工業的な実施として有利な方法とはいえない。
また、更に西独公開特許第2520059号公報には、
水加ヒドラジンとアクリル酸エステルとを原料として、
5−ピラゾリドンを製造する方法が記載されているが、
この方法の場合に嬬操作性は容易であるが、副生物が多
種類生成し、目的とする5−ピラゾリドンの収車が、か
な抄低く工業的製造法としては有利な方法とはいえない
本発明者らは、操作性が容易で、かつ5−ピラゾリドン
の収率の高い製造方法を種々探索したところ1次の反応
式で示されるような方法が極めて有利な方法であること
を見出し本発明を完成した。
本発明方法を反応式で示せば次のとおりである。
すなわち、水加ヒドラジンとアクリル酸とを出発原料と
して1両者を攪拌混合するだけで、−挙に目的とする3
−ピラゾリドンを得る方法である。
目的物としては1反応混含液を濃縮後鉱酸塩とし、更に
アルコールで洗浄することにより。
5−ピラゾリドン鉱酸塩として得られる。
本発明方法は、従来法における原料のひとつのアクリロ
ニトリルをアクリル酸に代えることにより、付加反応お
よび環化反応の中間生成物を取り出すことなく、−挙に
目的物である5−ピラゾリドンを得る方法であり、一方
、もうひとつの従来法における原料のひとつのアクリル
酸エステルをアクリル酸に代えることによ抄収率を大巾
に向上させる方法である。
本発明において、原料のヒドラジンとしては通常水加ヒ
ドラジンおよび/又はその水溶液が使用できる。
一方、アクリル酸としては1通常の市販品をそのまま使
用することもできる。
反応溶媒としては、原料および生成物を十分溶解するも
のであれば、特に限定されるものではないが、一般に水
およびメタノール、エタノール等のアルコール類等が望
ましい。
また、必要に応じて反応系に塩酸、硫酸等の鉱酸を添加
物として存在させることも望ましくこの仁とにより転化
率が増し、5−ビラゾリド/の収高も向上する。この添
加物の添加量としては、原料ヒドラジン1当量に対し、
[11〜1当量が好ましい。反応温度としては1反応が
室温でも発熱を伴って、かなり進行するので、原料全添
加する際は、むしろ水浴などで除熱して”行った方が望
ましく、添加後は水浴を除き加熱して反応を完結させる
。加熱温度は、溶媒の還流温度までで十分である。
次に、実施例を具体的に挙げて本発明を更に詳細に説明
するが9本発明はこれらのみに限定されるものではない
実施例1 水加ヒドラジン(日、NNH,・H,0)(8ON水溶
液) 6.5 y (0,1−r=ル)と水40ft−
1001Rt四ツ目反応フラスコに採り、アクリル酸7
.2 f(α1モル)と水7.2fの混合液を窒素雰囲
気下で滴ドα−トから10〜15℃で、約20分間で滴
下した。その後1次第に昇温し150℃浴温で5時間還
流を続けた。
反応後、111縮し残置に55N濃塩酸501を加え再
び濃縮し、得られた粗結晶を水−エタノールから再結晶
しさらに乾燥すると融点198〜200℃の純白結晶7
.49が得られた。
この結晶は、核磁気共鳴スペクトル、質量分析スペクト
ル、元素分析、赤外線吸収スペクトルから目的とする6
−ピラゾリドン塩酸塩であることを確認した。又、ガス
クロマトグラフィー分析によ抄反応終了後の反応物の一
部を定量の結果、5−ピラゾリドン収率は75Xであり
未反応アクリル酸は18X残余した。
ガスクロマトグラフィー条件 機   fll:aa−6^ (高滓製作所製)検出部
二Fより カ ラ ム : ガラスカラム、内径6簡、長さa5m
充 填 剤:  PIG−20M(ガスクロ工業製)5
wtX担体Unip)rtFIPS、 80〜100メ
、ノシュカラム温度: 120〜b 注入口温度: 280℃ キャリヤガス :N、50ゴ/mt会 日、     :  α6ゆ−a/a Air    :  1kf−G/sf内部標準物質:
 硫酸ジメチルp−フェニレンシアばン実施例2 実施例1において水加ヒドラジンを12−6Fに代えた
他は、全く同様に反応を行った。
反応液を分析の結果、アクリル酸基準5−ピラゾリドン
収率は88Nであり、未反応アクリル酸は4X残余した
実施例3 実施例1において、アクリル酸と水の混合液に濃硫酸2
tを添加し、この混合液を水加ヒドフジン水溶液に滴下
した他は、実施例1と全く同様に行った。
反応液を中和後分析の結果、5−ピラゾリドン収率は8
4Xであった。
実施例4 実施例1において水をエタノールに代えた他は全く同様
に反応を行った。
反応液を分析の結果、5−ピラゾリドン収率64Xであ
り、未反応アクリル酸は28X残余した。
参考例1 実施例1においてアクリル酸をアクリル酸メチルエステ
ルa6r((11モル)に代えた他は全く同様に反応を
行った。
この反応液を、ガスクロマトグラフィーにより分析の結
果、3−ピラゾリドン収率は21Nであった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ヒドラジンとアクリル酸とを反応させることを特徴とす
    る 次式〔 I 〕: ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 で表される3−ピラゾリドンの製造法。
JP14728084A 1984-07-16 1984-07-16 3−ピラゾリドンの製造法 Pending JPS6127967A (ja)

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