JPS59167591A - 8−(ヒドロキシカルボニルメチル)ピロリチジンの製造法 - Google Patents
8−(ヒドロキシカルボニルメチル)ピロリチジンの製造法Info
- Publication number
- JPS59167591A JPS59167591A JP4103683A JP4103683A JPS59167591A JP S59167591 A JPS59167591 A JP S59167591A JP 4103683 A JP4103683 A JP 4103683A JP 4103683 A JP4103683 A JP 4103683A JP S59167591 A JPS59167591 A JP S59167591A
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- JP
- Japan
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- hydroxycarbonylmethyl
- pyrrolitidine
- formula
- pyrrolizidine
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は8位にカルボキシメチル基を持つピロリチジン
誘導体の製造法の改良に関する。
誘導体の製造法の改良に関する。
本発明者らの一部か先に発明した特開昭56−1562
83号公報には、次式に示すように、4.8−テヒドロ
ビロリチジニウム塩を8−シアノメチルピロリチジンに
変換し、次いでアルコリシスにより8−(アルコキシカ
ルボニルメチル)ピロリチジンを製造する方法が開示さ
れている。
83号公報には、次式に示すように、4.8−テヒドロ
ビロリチジニウム塩を8−シアノメチルピロリチジンに
変換し、次いでアルコリシスにより8−(アルコキシカ
ルボニルメチル)ピロリチジンを製造する方法が開示さ
れている。
アルキル基
を表わす)
しかしなから、」二記の方法は二工程を要し、またアル
コリシス反応に長、時間を要するために工業的規模にお
ける生産にはよりfij易な方法が望まれる。
コリシス反応に長、時間を要するために工業的規模にお
ける生産にはよりfij易な方法が望まれる。
この問題を解決すべく研究を重ねた結果、本発明者らは
1,8−デヒドロピロリチジンから一段階で8位にカル
ボキシメチル基を持つピロリチジン化合物に到達する反
応工程を発見し、本発明を確立するに至った。
1,8−デヒドロピロリチジンから一段階で8位にカル
ボキシメチル基を持つピロリチジン化合物に到達する反
応工程を発見し、本発明を確立するに至った。
本発明は、式
で示式れる1、8−デヒドロピロリチジンを式
で示されるマロン酸と反応させることを特徴とで示され
る8−(ヒドロキシカルボニルメチル)ピロリチジンの
製造法である。
る8−(ヒドロキシカルボニルメチル)ピロリチジンの
製造法である。
1.8−デヒドロピロリチジンは宮野らの方法(シンセ
シス、1978.701 )により得ることができる。
シス、1978.701 )により得ることができる。
反応は、kとえば、ジオキサン、ジメチルホルムアミド
、ジメチルアセタミドのような非反応性溶媒中で行われ
る。本反応は一般に加熱により促進されるか、反応湿度
は60℃〜150℃の間か好捷しく、この場合数時間で
反応を終了さぜることかてきる。
、ジメチルアセタミドのような非反応性溶媒中で行われ
る。本反応は一般に加熱により促進されるか、反応湿度
は60℃〜150℃の間か好捷しく、この場合数時間で
反応を終了さぜることかてきる。
反応後得られる結晶物を、たとえば、エタノール エー
テルから再結晶ずれば目的の8−(ヒドロキシカルボニ
ルメチル)ピロリチジンを分離することが出来る。
テルから再結晶ずれば目的の8−(ヒドロキシカルボニ
ルメチル)ピロリチジンを分離することが出来る。
本発明で得られる8−(ヒドロキシカルボ;ルメチル)
ピロリチジンは、本発明者らの一部が先に発明した特開
昭56−156283号、特願昭57−42297号明
細書に記載されている各種ピロリチジン誘導体の中間体
となるもので、たとえば上記反応後そのまま又は目的物
を分離した後、2.6−キシリジンを反応せしめれば抗
不整脈剤として有用なN−(2,6−シメチルフエニル
)−8−ピロリチジンアセタミドか得られる。
ピロリチジンは、本発明者らの一部が先に発明した特開
昭56−156283号、特願昭57−42297号明
細書に記載されている各種ピロリチジン誘導体の中間体
となるもので、たとえば上記反応後そのまま又は目的物
を分離した後、2.6−キシリジンを反応せしめれば抗
不整脈剤として有用なN−(2,6−シメチルフエニル
)−8−ピロリチジンアセタミドか得られる。
以下実施例にて詳細に説明する。
実施例
8−(ヒドロキシカルボニルメチル)ピロリチジンの製
造 AI・8−デヒドロピロリチジン88gをジオキサ75
00m1K溶解し、これにマロン酸84gを加え14時
間加熱還流した。反応後得られる結晶物をエタノール・
エーテルから再結晶するとmp192〜194℃の無色
結晶89.8g(66%)をイIJだ。
造 AI・8−デヒドロピロリチジン88gをジオキサ75
00m1K溶解し、これにマロン酸84gを加え14時
間加熱還流した。反応後得られる結晶物をエタノール・
エーテルから再結晶するとmp192〜194℃の無色
結晶89.8g(66%)をイIJだ。
これをピクラートとしエタ/−ルから再結晶し、mp1
59℃の黄色金1状晶を得た。その物理恒数を以下にし
るす。
59℃の黄色金1状晶を得た。その物理恒数を以下にし
るす。
IR(KBr)νc”+ 1740 (C=O)
NMR(δaX DMSO−66) 2.87 (S 、 2H、CH2
C00H) 12.35(br 、 I H、CH2
C0OH)元素分析 C2,H24N804(%)理
論値 C; 41.18.H; 3.95.N; 18
.30実測値 C;41.OLH;3.95.N;18
.13を前例 N−(2,6−シメチルフエニル)−8
−ピロリチジンアセタミドの製IAL クロロホルム150mA!f/iZ実施例でイ]Iられ
た8−(ヒドロキシカルボニルメチル)ピロリチジン5
2.7g(0,3モル)および2,6−キシリジン41
.5!9(0,35モル)を溶かし、これにオキシ塩化
リン28.7!9(0,18モル)を1時間かけて滴下
した。
NMR(δaX DMSO−66) 2.87 (S 、 2H、CH2
C00H) 12.35(br 、 I H、CH2
C0OH)元素分析 C2,H24N804(%)理
論値 C; 41.18.H; 3.95.N; 18
.30実測値 C;41.OLH;3.95.N;18
.13を前例 N−(2,6−シメチルフエニル)−8
−ピロリチジンアセタミドの製IAL クロロホルム150mA!f/iZ実施例でイ]Iられ
た8−(ヒドロキシカルボニルメチル)ピロリチジン5
2.7g(0,3モル)および2,6−キシリジン41
.5!9(0,35モル)を溶かし、これにオキシ塩化
リン28.7!9(0,18モル)を1時間かけて滴下
した。
滴下終了後3時間攪拌還流し、冷接、炭酸水素す) l
)ラム水溶液に徐々に加え、水層を分液し、ベンゼンで
抽出した。ついでこの水層を苛性72 ’Jでアルカリ
性とし、クロロポルムで抽出し、水洗後クロロホルム層
を濃縮し、残香をアセトンに溶かし、濃塩酸て酸性にし
、析出晶を枦取した。得られた結晶をイソプロピルアル
コールで再結晶し、融点208〜2】0℃のN−(2,
6−シメチルフエニル)−8−ピロリチジンアセタミド
・塩酸塩を70.8.7 (収率76.5%)を得た。
)ラム水溶液に徐々に加え、水層を分液し、ベンゼンで
抽出した。ついでこの水層を苛性72 ’Jでアルカリ
性とし、クロロポルムで抽出し、水洗後クロロホルム層
を濃縮し、残香をアセトンに溶かし、濃塩酸て酸性にし
、析出晶を枦取した。得られた結晶をイソプロピルアル
コールで再結晶し、融点208〜2】0℃のN−(2,
6−シメチルフエニル)−8−ピロリチジンアセタミド
・塩酸塩を70.8.7 (収率76.5%)を得た。
特許出願人 サントリー株式会社
同 白鳥製薬株式会社
(自発)手続宥11正書
昭和58年 5月 4日
特許庁長官殿
1、事件の表示
昭和58年特許願第41036号
2、発明の名称 8−(ヒドロキシカルボニルメチル)
ピロリチジンの製造法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 大阪府大阪市北区堂島浜 2丁目1番40@ 名称 サントリー株式会社 代表者 仮泊 敬三 4、代理人 6、補正の対象 明細書の発明の詳81Ilな説明の欄 7ごン\ 7、補正の内容 (1) 明細書、第2頁第2行目、カルボキシメチル基
をヒドロキシカルボニルメチル基と訂正する。
ピロリチジンの製造法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 大阪府大阪市北区堂島浜 2丁目1番40@ 名称 サントリー株式会社 代表者 仮泊 敬三 4、代理人 6、補正の対象 明細書の発明の詳81Ilな説明の欄 7ごン\ 7、補正の内容 (1) 明細書、第2頁第2行目、カルボキシメチル基
をヒドロキシカルボニルメチル基と訂正する。
(2) 同、第3頁第3行目、カルボキシメチル基をヒ
ドロキシカルボニルメチル基と訂正する。
ドロキシカルボニルメチル基と訂正する。
(3) 同、第4頁第2行目、1978を1978と訂
正する。
正する。
(4) 同、第5頁下から4行目、
CH2COOHをCH2000月−ど訂正する。
以上
−8ε
Claims (1)
- (1)式 で示される1、8−デヒドロピロリチジンを式 で示されるマロン酸と反応させることを特徴とで示され
る8−(ヒドロキシカルボニルメチル)ピロリチジンの
製造法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4103683A JPS59167591A (ja) | 1983-03-11 | 1983-03-11 | 8−(ヒドロキシカルボニルメチル)ピロリチジンの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4103683A JPS59167591A (ja) | 1983-03-11 | 1983-03-11 | 8−(ヒドロキシカルボニルメチル)ピロリチジンの製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59167591A true JPS59167591A (ja) | 1984-09-21 |
JPH0348912B2 JPH0348912B2 (ja) | 1991-07-25 |
Family
ID=12597168
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4103683A Granted JPS59167591A (ja) | 1983-03-11 | 1983-03-11 | 8−(ヒドロキシカルボニルメチル)ピロリチジンの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59167591A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0703233A2 (en) * | 1994-07-29 | 1996-03-27 | Sanwa Kagaku Kenkyusho Co., Ltd. | Process for the preparation of 5-substituted-1-azabicyclo (3.3.0) octanes |
CN109867679A (zh) * | 2019-04-11 | 2019-06-11 | 杭州瀚康生物医药科技有限公司 | 盐酸吡西卡尼中间体的制备方法 |
-
1983
- 1983-03-11 JP JP4103683A patent/JPS59167591A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0703233A2 (en) * | 1994-07-29 | 1996-03-27 | Sanwa Kagaku Kenkyusho Co., Ltd. | Process for the preparation of 5-substituted-1-azabicyclo (3.3.0) octanes |
EP0703233A3 (en) * | 1994-07-29 | 1996-09-25 | Sanwa Kagaku Kenkyusho Co | Process for the preparation of 5-substituted 1-azabicyclo (3.3.0) octanes |
CN109867679A (zh) * | 2019-04-11 | 2019-06-11 | 杭州瀚康生物医药科技有限公司 | 盐酸吡西卡尼中间体的制备方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0348912B2 (ja) | 1991-07-25 |
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