JPS62228041A - カルボン酸誘導体の製造法 - Google Patents

カルボン酸誘導体の製造法

Info

Publication number
JPS62228041A
JPS62228041A JP6755287A JP6755287A JPS62228041A JP S62228041 A JPS62228041 A JP S62228041A JP 6755287 A JP6755287 A JP 6755287A JP 6755287 A JP6755287 A JP 6755287A JP S62228041 A JPS62228041 A JP S62228041A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lower alkyl
alkyl ester
complex
magnesium
acid lower
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6755287A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6357416B2 (ja
Inventor
Yukikazu Suenobe
末延 之和
Naoki Hanayama
花山 直樹
Takanori Miura
孝則 三浦
Masahiro Kasagi
笠置 政広
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Welfide Corp
Original Assignee
Welfide Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Welfide Corp filed Critical Welfide Corp
Priority to JP6755287A priority Critical patent/JPS62228041A/ja
Publication of JPS62228041A publication Critical patent/JPS62228041A/ja
Publication of JPS6357416B2 publication Critical patent/JPS6357416B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、4.4−ジメチル−3−オキソ吉草酸低級ア
ルキルエステル〔以下、化合物(1)と称する。〕の工
業的に有利な製造法に関−づる。
化合物(1)は医薬品、L業薬品などの中間1屯籾とし
て有用であり、その合成法に関して番よ従来より数多く
の報告がなされている。その主なものとして、 (1)ビナコロンと炭酸ジアルキルを縮合する方法(ド
イツ公開特許出願第2412784号および同2433
1.08号、J、4m、 Chem、 Soc、、  
72巻、1352頁など) (2)マロン酸誘導体を出発原料とする方法(ケミカル
・アブス1−ラクッ、89巻、179023、同82巻
、124663、同49S、1566など) (3)アセト酢酸エステルをマグネシウムエトキサイド
の存在下カルボン酸クロライドでアシル化し、ジケトエ
ステルとした後アンモニアなどで脱アセチル化する方法
(フランス特許第1318368号) などが知られている。しかしながら、それらの方法は、
収率、反応試剤の入手のデ「易性、工業的実施に際して
の安全性などを考慮したとき必ずしも充分満足できるも
のとは言いiffい。
本発明者らは、アセト酢酸低級アルキルエステル頬と2
,2−ジメチルプロピオン酸ハライドの反応について鋭
意研究の結果、脱酸剤として人手も容易で、取扱いも簡
単なマグネシウムまたはカルシウムの酸化物ないし水酸
化物を用いることにより、化合物(1)が好収率で得ら
れること、さらに予想外のことには、マグネシウムアル
コキサイドを脱酸剤として使用した場合と異り、生成物
はジケトエステルではなく直接一段階で化合物(I)を
与えることを見出した。さらに、この反応については詳
しく究明し、反応の木質はアセト酢酸低級アルキルエス
テルのマグネシウムないしカルシウムコンプレックスと
2,2−ジメチルプロピオン酸ハライドの反応であるこ
とを確認し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、アセト酢酸低級アルキルエステル
のマグネシウムコンプレックスまたはカルシウムコンプ
レックス(以ド、:1ンブレ、7クスと称する。)と2
,2−シメチルプ1−Iピオン酸ハライドを反応させる
ことを特徴とする化合物(1)の製造法、およびアセト
酢酸低級アルキルエステルと2.2−ジメチルプロピオ
ン酸ハライ1を反応させるに際し、脱酸剤としてマグネ
シウムまたはカルシウムの酸化物または水酸化物を用い
ることを特徴とする化合物(1)の製造法に関する。
本発明に用いられるアセト酢酸低級アルキルエステルの
具体例としては、アセト酢酸メチル、アセ1〜酢酸エチ
ル、アセト酢酸ブチルなどが、また脱酸剤としては酸化
マグネシウム、酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、
水酸化カルシウムがあげられる。コンプレックスは公知
の方法、すなわち、アセト酢酸低級アルキルエステルと
マグネシウムまたはカルシウムの酸化物41いし水酸化
物を反応させることにより得られ、その結合比はアセト
酢酸エステル2モルに対しマグネシウムまたはカルシウ
ム1モルの割合である。
コンプレックスと2.2−ジメチルプロピオン酸ハライ
ドを反応させるに当たっては、反応はヘキサン、ベンゼ
ン、酢酸エチル、テトラヒドロフランなどの不活性溶媒
中で行なうのが望ましく、2.2−ジメチルプロピオン
酸ハライド1モルに対してコンプレックスは0.5モル
以−ヒ、好ましくは1.0〜1.5モルを使用し、反応
温度は室温から溶媒の還流温度までを適宜選択し、1〜
20時間反応させればよい。反応終了後、反応物に水洗
、溶媒留去、蒸留などの操作を加えることにより、目的
の化合物(T)を得ることができる。
また、アセト酢酸低級アルキルエステルと2,2−ジメ
チルプロピオン酸ハライドを、脱酸剤としてマグネシウ
ムまたはカルシウムの酸化物ないし水酸化物の存在下に
反応させるに際しては、2.2−ジメチルプロピオン酸
ハライド1モルに対し、脱酸剤は0.5〜2モル、アセ
ト酢酸低級アルキルエステルは1〜4モル使用するのが
望ましい。化金物(1)は不活性溶媒中で、室温から溶
媒の還流温度までの温度で1〜20時間反応することに
より得られる。
以下、実施例をあげてさらに説明する。
実施例1 アセト酢酸エチルのカルシウムコンプレックス60g、
)ルエン150m1および2,2−ジメチルプロピオン
酸クロライド24.1 gの混合物を80°Cで3時間
攪拌した。次いで、希塩酸水、重曹水、水の順で洗浄し
た後、溶媒を留去し減圧蒸留すると、沸点90〜105
°C(2Qmml(g)の無色液体30gが得られた。
ガスクロ分析によると、4,4−ジメチル−3−オキソ
吉草酸エチルの含量は86%であった。収率75%、本
島をさらに精留すると、純度98%の化合物が得られた
実施例2 アセト酢酸エチルのマグネシウムコンプレックス85g
、I−ルエン250m1および2,2−ジメチルプロピ
オン酸クロライド36.2 gを混合し、80℃で2時
間反応した。以下、実施例1と同様に処理すると、無色
の液体47.8 gが得られた。
ガスクロ分析によると、4.4−ジメチル−3−オキソ
吉草酸エチルの含量は80%であった。収率74%。
実施例3 酸化マグネシウム42.3 gおよびトルエン300m
1の混合物に室温でアセト酢酸エチル270gおよび2
.2−ジメチルプロピオン酸クロライド120gを滴下
し、室温で24時間、50℃で2時間、100℃で1時
間反応した。以下、実施例1と同様に処理すると、無色
液体132gが得られた。ガスクロ分析によると、4.
4−ジメチル−3−オキソ吉草酸エチルの含量は85%
であった。収率65%。
実施例4 水酸化カルシウム39gおよびヘンゼン500m1の混
合物にアセト酢酸エチル160gを室温で滴下した後、
加熱還流し共沸してくる水を分液除去した。次いで、2
,2−ジメチルプロピオン酸クロライド60gを加え、
80℃で3時間反応した。以下、実施例1と同様に処理
すると、無色の液体65.4− gが得られた。ガスク
ロ分析によると、4.4−ジメチル−3−オキソ吉草酸
エチルの含量は83%であった。収率63%。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、アセト酢酸低級アルキルエステルのマグネシウムコ
    ンプレックスまたはカルシウムコンプレックスと2,2
    −ジメチルプロピオン酸ハライドを反応させることを特
    徴とする、4,4−ジメチル−3−オキソ吉草酸低級ア
    ルキルエステルの製造法。 2、アセト酢酸低級アルキルエステルと2,2−ジメチ
    ルプロピオン酸ハライドを反応させて、4,4−ジメチ
    ル−3−オキソ吉草酸低級アルキルエステルを製造する
    に際し、脱酸剤としてマグネシウムまたはカルシウムの
    酸化物または水酸化物を用いることを特徴とする、前記
    4,4−ジメチル−3−オキソ吉草酸低級アルキルエス
    テルの製造法。
JP6755287A 1987-03-19 1987-03-19 カルボン酸誘導体の製造法 Granted JPS62228041A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6755287A JPS62228041A (ja) 1987-03-19 1987-03-19 カルボン酸誘導体の製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6755287A JPS62228041A (ja) 1987-03-19 1987-03-19 カルボン酸誘導体の製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62228041A true JPS62228041A (ja) 1987-10-06
JPS6357416B2 JPS6357416B2 (ja) 1988-11-11

Family

ID=13348240

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6755287A Granted JPS62228041A (ja) 1987-03-19 1987-03-19 カルボン酸誘導体の製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62228041A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0514893A1 (de) * 1991-05-23 1992-11-25 Wacker-Chemie Gmbh Verfahren zur Herstellung von beta-Ketocarbonsäureestern
JP2002332259A (ja) * 2001-05-08 2002-11-22 Konica Corp α位に電子吸引性基を有するβ−ケトカルボン酸エステル誘導体の製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0514893A1 (de) * 1991-05-23 1992-11-25 Wacker-Chemie Gmbh Verfahren zur Herstellung von beta-Ketocarbonsäureestern
JP2002332259A (ja) * 2001-05-08 2002-11-22 Konica Corp α位に電子吸引性基を有するβ−ケトカルボン酸エステル誘導体の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6357416B2 (ja) 1988-11-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4331820A (en) Cis-6-undecene-1-chloride and a method for the preparation thereof
JPS62228041A (ja) カルボン酸誘導体の製造法
JP4879907B2 (ja) フェニル2−ピリミジニルケトン類の製造方法及びその新規中間体
JPS6412261B2 (ja)
JPS643177B2 (ja)
JPH0315619B2 (ja)
JPH0558955A (ja) β−フルオロ−α−ケト酸等価体の製造方法
TW436474B (en) Process for the preparation of isopropyl-methyl-[2-(3-n-propoxyphenoxy)ethyl]amine
JP3529876B2 (ja) 3−メチル−3−メトキシブタン酸。
JP2001172274A (ja) 4−アセチルテトラヒドロピランの製法
EP0038053B1 (en) Method for the preparation of cis-nonen-6-yl chloride
JPS6222732A (ja) 1,1−(3−エチルフエニル)フエニルエチレン
JPS5984843A (ja) マイケル付加体の製造方法
JPH07252205A (ja) オキシアミン類の製造方法
JPS63270661A (ja) 1−〔2−(4−ヒドロキシベンゾイル)エタノイル〕−2−ピペリドン及びその製造法並びにそれを有効成分とするアルコ−ル発酵促進剤
RU1817765C (ru) Способ получени 2-фенилэтанола
JP3513726B2 (ja) 2置換−1,3−インダンジオン誘導体の製造法
JPH07252183A (ja) フェノール誘導体の製造方法
JPH06256314A (ja) 2−ブチル−4−クロロ−5−フォルミルイミダゾールの合成方法
JPS5927346B2 (ja) γ↓−アシル↓−γ↓−ブチロラクトンの製造法
JPS6034538B2 (ja) 2−クロル−2−ヒドロキシイミノ酢酸アルキルエステルの合成法
JPH03120235A (ja) p―アルコキシネオフィルアルコール類の製造法
JPH0267249A (ja) 2‐クロロ‐3,3,3‐トリフルオロプロピルエステルの製造法
JPH06172327A (ja) 2−アセチルピラジンの製造法
JPS63188652A (ja) 5−ヒドロキシ−2−アルキン酸エステルの製法