JPS5984843A - マイケル付加体の製造方法 - Google Patents

マイケル付加体の製造方法

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JPS5984843A
JPS5984843A JP57194000A JP19400082A JPS5984843A JP S5984843 A JPS5984843 A JP S5984843A JP 57194000 A JP57194000 A JP 57194000A JP 19400082 A JP19400082 A JP 19400082A JP S5984843 A JPS5984843 A JP S5984843A
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Kuniaki Goto
邦明 後藤
Shinichi Hirakawa
平川 慎一
Yasuhiro Mitsuta
光田 康裕
Akinobu Osawa
大沢 秋信
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Zeon Corp
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Nippon Zeon Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はα、β−不鉋、和カルボニル化合物と活性メチ
レン化合物からマイケル付加体を製造する方法に関し、
さらに詳しくは、反応温度を制御することによりα、#
−不飽和カルボニル化合物と活性メチレン化付物とから
効率よ(マイケル付加体を製造する方法に関する。
α−アルキルジクロベンテノン、クロトン酸エステルな
どのどときα、β−不飽和カルボ二ル化付物とマロン酸
ジエステルに代表される活性メチレン化合物とから合成
されるマイケル付加体は、香気性物質、生理活性物質な
どの合成中間体として重要な物質である。
而して、かかるマイケル付加体の付成法につ0ては従来
から多数報告されており、例えばテトラヘドロンレター
ス第26巻第1331頁には2−ジアルキル−3−アセ
チル−4−シクロベンテノンとマロン酸ジエチルをナト
リウムエトキサイド触媒の存在下に室温で反応する方法
が記載されているが、いづれも低収率である。またジャ
ーナル・オプ・アメ、リカン・ケミカル・ソサイアテイ
ー第52巻第4598負にはクロトン酸エステルとマロ
ン酸ジメチルをナトリウムエトキサイド触媒の存在下に
約aOCで反応する方法が記載されており、この場付に
は91.7%の収率で目的物を得ているが、反応に5時
間という長時間を要している。
このように従来の方法によると、−短かい反応時間で、
かつ高収率で目的のマイケル付加俸を得ることがり“血
しく、その改良が強く望まれていた。
そこで本発明者らは従来技術のかかる欠点を改善すべく
鋭意検討を進めた結果、α、β−不飽和不飽和ニルボニ
ル化付物メチレン化合物のマイケル付加反応が平衡反応
であること圧着目し、反応途上で系内の反応温度を徐k
に低下させることがきわめて有効なことを見い出し、本
発明を完成するに至った。
かくして本発明によれば、α、β−、β−カルボニル化
合物と活性メチレン化合物を塩基性触媒の存在下に反応
してマイケル付加体を製造するに際し、反応途上で系内
の温度を連続的または断続的に低下させながら反応を継
続することを特徴とするマイケル付加体の製造方法が提
供される。
本発明で使用するα、β−、β−カルボニル化合物は、
マイケル付加体の原料として通常使用されているもので
あればと(に制限されるものではなく、その具体例とし
て2−メチル−2−シクロベンテノン、2−ペンチル−
2−シクロベンテノン、2−へキシル−2−シクロベン
テノン、2−ヘゲチル−2−シクロベンテノン、2−ア
ルキル−2−シクロヘキセノンなどのごとき環状ケトン
、2−ペンテニルメチルケトン、2−へキセニルメチル
ケトン、2−へ1テニルメヂルケトン、メチルビニルケ
トンなどのごとき鎖状ケトン、アクリル酸メチル、メタ
アクリル酸メチル、クロメン酸エチルなどのごときカル
ボン酸エステルなどが例示さiしる。
これらのα、β−不飽+aカルボニル化合物は従来公知
の方法で容易に得ることができ、例えば2−アルキリデ
ンシクロペンタノンを酸触媒の存在下に処理することに
より2−アルキル−2−シクロベンテノンを容易に合成
する事が出きる。
また活性メチレン化付物としては、例えばマロン酸ジメ
チル、マロン酸ジエチル、2−オキソ−シクロペンタン
カルボン岐エヂルなどのエステルr3<、2−メチルシ
クロペンタノン、2−メチルシクロペンタノン、2−メ
チル−3−ヒドロキシ−2−シクロベンテノンなどのケ
トン類、マロンジニトリルなどのニトリル類が挙げられ
る。
本発明はこれらの出発原料に限定されるものではないが
、これらの内、α、β−、β−カルボニル化合物として
2−アルキル−2−シクロベンテノン、活性メチレン化
合物としてカルボン酸エステル類またはケトン類、なか
でもマロン酸エステルを用いた場会に特に良好な結果が
得られる。活性メチレン化付物はα、β−、β−カルボ
ニル化付物1モルに対し、通常0゜1〜10モル、好ま
しくは1〜2モルの割合で使用される。
一方、本発明で用いられる触媒はマイケル付加反応に通
常使用されている塩基性触媒でよく、その具体例として
ナトリウムメチラート、ナトリウムエチラート、カリウ
ムターシャリ−ブトキサイド、水酸化カリウム、水酸化
ナトリウム、水素化ナトリウム、ソジウムアミド、トリ
エチルアミンなどのごときアルカリ触媒やアミン触媒が
例示される。
使用1−る触媒とα、β−、β−カルボニル化合物との
割合は、α、β−、β−カルボニル化合物1モル当り、
触媒を通常0.005〜10モル、好ましくは0.02
〜0,2モルの範囲であり、この範囲を下回わると収率
が低下する傾向がある。また過度に多(の触媒を使用す
ると、反応後の触媒処理時に未反応原料の損失が増大す
る。
本発明におけるマイケル付加反応は、α、β−、β−カ
ルボニル化合物と活性メチレン化合物を塩基性触媒及び
所望により加えられる反応に不活性な希釈剤の存在下に
接触させることによって行われる。反応開始時の温度は
副生物の半成を許容し、5る範囲内で可能なかぎり高く
維持することが必要であり、通常、この温度は10〜6
Or、好まし1.<は20〜40Cである。この際、過
度に高温にすると副生物が増加し、逆に過度に低温にす
ると反応性が低下する。
本発明においては、反応開始後、反応の途−ヒで系内の
温1ザを連続的または断続的に低−「させることが必四
である。ここで反応の4上とは反応が平衡状態に達した
段階、1°なわち平r゛イに近接した段階から平衡に達
した後、多少の時間を経過した段階までを意味する。な
お、個々の反応圧おける平衡の争件は予備的な実験によ
って容易に確認することができる。
反応終了時の系内温間は、目的とする反応物に応じて適
宜選択されるが、通常は−60〜20C1好ましくは一
15〜5Cである。
か(して本発明によれば、短時間で収率よく目的とする
マイケル付加物を得ることができる。
以下に実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明する
。なお、実施例及び比較例中の部は重量基準である。
比較例1 ナトリウムメトキサイド2.0部を40部のメタノール
に俗解し、20Cにおいて140部のマロン酸ジメチル
を添加した後、溶液を一定温度(−1oc、4orおよ
び70C)に保った。
さらに同一温度において98部の2−ペンチルシクロベ
ンテノンを攪拌しながら添加し、5時間反応させた。反
応終了後、40部の5%塩酸ヲ添加IJt拌し、中和後
、2層分離した。有機層を減圧蒸留することにより13
5〜140 C70,5m++Hfの留分wt+た。ガ
スクロマトグラフィー、赤外線吸収スペクトル、マスス
ペクトル、NMRスヘクトル測定により、この留分は2
−n−ペンチルー5−オキソ−シクロペンチルマロン醒
ジメグールであることが確認された。結果を第1表に示
した。
第1表 実施例1 ナトリウムメトキサイド2.0部を40部のメタノール
に溶解し、20Cにおいて140部のマロン酸ジメチル
を添加した後、aOCに加温した。
次いで98部の2−ペンチルシクロベンテノンを攪拌し
ながら添加し、1.5時間反応させた。この状態で反応
はほぼ平衡状態罠達していた。次いで、撹拌しながら1
時間に25Cの割合で連続的に除徐に反応液を一1Or
まで冷却し反応を続けた。
反応終了後、比較例1と同様の操作により、2−n−ペ
ンチル−3−オキソ−シクロベンチルマロン11ンジメ
チル172部(収率94%)を得た。ペンチルシクロベ
ンテノン添加開始後、反応終了までの時間は3.5時間
であった。
実施例2 実施例1と同様にして調製したナトリウムメトキーリ”
イドのメタノール溶液に140部のマロン酸ジメチルを
添加した後、40Cにおいて2−ペンチルシクロペンテ
1フ98部!攪拌下に添加し、1.5時間ht拌反応を
行った。この段階で反応ははぼ半筒状態に達していた。
次いで、反応液を20Cに冷却して0.5時間反応を継
続したのち、5Cに冷却して0.5時間、次いで一5C
に冷却して0.5時間、さらに−iocに冷却して0.
5時間攪拌をつづけた。反応終了後、比較例1と同様の
操作により、2−n−ペンチルー3−オキソ−シクロペ
ンチルマロン酸ジメチル170 部(収¥93%)l:
得り、  ペンチルシクロベンテノン添加開始後反応終
了までの時間は4.5時間であった。
実施例3 ナトリウムメトキサイド2.0部を40部のメタノール
に溶解し、20Cにおいて140部のイロン酸ジメチル
を添加した。次いで、この溶液を4Orに加熱したのち
65部のクロトン酸メチルを攪拌しながら添加した。添
加後30分間、同一温度において攪拌反応を行ったとこ
ろ、反応はほぼ平衝に達1−ていた。次いで、1時間当
り50Cの割合で連続的に反応液を一5Cまで冷却し反
応を継続した。反応後、酢酸で中和後、重曹水で洗浄し
、油層を減圧蒸留することにより、1−メチル−2−メ
トキシカルボニルエチルマロン酸ジメチル144部(収
率95%)を得た。クロトン酸メチル添加開始後反応終
了までの時間は2.25時間であった。
特許出願人  日本ゼオン株式会社 ;、。
中   −

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、 α、β−不飽和カルボニル化合物と活性メチレン
    化合物を塩基性触媒の存在下に反応してマイケル付加体
    を製造するに際し、反応の途上で糸内の温度を連続的ま
    たは断続的に低下させながら、反応を継続することを特
    徴とするマイケル付方1体の製造法。
JP57194000A 1982-11-05 1982-11-05 マイケル付加体の製造方法 Granted JPS5984843A (ja)

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