JP2001026579A - インドール酢酸類の製造方法 - Google Patents

インドール酢酸類の製造方法

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JP2001026579A
JP2001026579A JP11199297A JP19929799A JP2001026579A JP 2001026579 A JP2001026579 A JP 2001026579A JP 11199297 A JP11199297 A JP 11199297A JP 19929799 A JP19929799 A JP 19929799A JP 2001026579 A JP2001026579 A JP 2001026579A
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JP11199297A
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English (en)
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Katsutoshi Hirose
克利 広瀬
Hidekazu Imahori
秀和 今堀
Tomohide Yanase
智英 柳瀬
Satoru Ikejiri
覚 池尻
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Japan Science and Technology Agency
KNC Laboratories Co Ltd
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KNC Laboratories Co Ltd
Japan Science and Technology Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課 題】 植物成長調節作用を有するインドール酢酸
類の工業的に有利な製造方法を提供する。 【解決手段】2−ニトロトルエン化合物のメチル基に置
換されていてもよいアミノメチレン基を導入してスチレ
ン化合物を生成させ、次いでこれを暴発を避ける還元反
応に付してインドール化合物を生成させ、次いでインド
ール化合物の3位に置換されていてもよいアミノメチル
基を導入してアミノメチルインドール化合物を生成さ
せ、次いでこの化合物のアミノメチル基をシアノメチル
基に変換してシアノメチルインドール化合物を生成さ
せ、次いでシアノメチルインドール化合物のシアノ基を
カルボキシル基に加水分解する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインドール酢酸類の
製造方法に関する。さらに詳しくは本発明は植物成長調
節作用を有するインドール酢酸類の工業的に有利な製造
方法並びに当該製造方法に使用される新規な中間体に関
する。
【0002】
【従来の技術】例えばインドール酢酸、4−クロロイン
ドール−3−酢酸等のインドール酢酸類が植物成長調節
剤、植物発根促進剤として食糧の増産等に役立ち農園芸
の分野で極めて有用であることは知られている(Z.Rhy
s.Chem.,228,90(1934)、Nature,219,959(1968)、Agi
c.Biol.Chem.,32,117(1968)、 J.Am.Chem.Soc.,73,275
6(1951)、J.Biol.Chem.,196,437(1952))。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように有用なイン
ドール酢酸類を工業的に製造することを目的として、従
来種々の製造方法が提案されている(例えばJ.Am.Chem.
Soc., 73,2756‐2759(1951)、J.Labelled Compd.Ra
diopharm.,22,279‐285(1985)、T.L.,29,2339(198
8),Heterocycles,22,195(1984)、J.Org.Chem.,5
1,5106(1986)、J.Am.Chem.Soc.,73,3518(1951)、A
cta Chemica Scandinavica 831(1977)338、特開平−241
239)。しかしながら、これらはいずれも工業的製法と
して、必ずしも満足すべきものではなく、例えば4−ク
ロロインドール−3−酢酸は極めて優れた植物調節作用
を有しているにもかかわらず、工業的に実施可能で満足
すべき製造方法がまだ見出されていないので、工業的に
は実施されていない。
【0004】すなわち、従来方法はいずれも、 収率が悪い。 原料が高価である。 出発原料が発ガン性物質である。 工程数が多い。例えば9工程を要し、トータル収率
が6%程度のものもある。 反応が暴発することがあって危険である。 2種類の立体異性体が生成する。 工程管理が困難である。 再現性がない。 の内1又は2以上の問題点乃至欠点が該当して、工業的
に有利で、実施可能なインドール酢酸類の実現が永年に
わたって望まれていたが、未だに実現していなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、この課題
に対して検討した結果、下記する本願発明によって、上
記従来法の問題点を全て解決するインドール酢酸類の工
業的に極めて有利な製造方法を創製する事に成功し、更
に検討を重ねて本発明を完成するに至った。
【0006】すなわち本発明は(1) 式(II)
【化9】 (式中、丸A環はさらに置換基を有していてもよいベン
ゼン環を表す)で示される2−ニトロトルエン化合物の
メチル基に置換されていてもよいアミノメチレン基を導
入して式(III)
【化10】 (式中、丸A環は前記と同意義、丸Bは置換されていて
もよいアミノ基を表す)で示されるスチレン化合物を製
造し、次いでスチレン化合物を反応の暴発を避ける還元
反応に付して式(IV)
【化11】 (式中、丸A環は前記と同意義を表す)で示されるイン
ドール化合物を製造し、次いでインドール化合物の3位
に置換されていてもよいアミノメチル基を導入して式
(V)
【化12】 (式中、丸A環は前記と同意義、丸Cは置換されていて
もよいアミノ基を表す)で示されるアミノメチルインド
ール化合物を製造し、次いでアミノメチルインドール化
合物のアミノメチル基をシアノメチル基に変換して一般
式(VI)
【化13】 (式中、丸A環は前記と同意義を表す)で示されるシア
ノメチルインドール化合物を製造し、次いでシアノメチ
ルインドール化合物のシアノ基を加水分解し、さらに所
望によりカルボキシル基を塩又はエステルに変換するこ
とを特徴とする式(I)
【化14】 (式中、丸A環は前記と同意義、Rはカルボキシル基、
その塩又はそのエステルを表す)で示されるインドール
酢酸類の製造方法、(2) 式(I)で示される化合物
が4−クロロインドール−3−酢酸であることを特徴と
する前記(1)記載のインドール酢酸類の製造方法、
(3) 還元反応がラネーニッケル(Raney nickel以下
同じ)の存在下の水素添加であることを特徴とする前記
(1)〜(2)記載の製造方法、(4) 還元反応が
鉄、亜鉛又は錫と酸との併用によって行われることを特
徴とする前記(1)〜(3)記載の製造方法、(5)
丸Bで表されて置換されているアミノ基がジメチルアミ
ノ、1−ピロリジニル、ピペリジノ又は1−ピロリルで
あることを特徴とする前記(1)〜(4)記載のインド
ール酢酸類の製造方法、(6) ピロリジンの存在下に
式(II)で示される2−ニトロトルエン化合物とN,N
−ジメチルホルムアミドジメチルアセタールとピロリジ
ンとを反応させることによって2−ニトロトルエンにピ
ロリジノメチレン基を導入することを特徴とする前記
(1)〜(5)記載のインドール酢酸類の製造方法、
(7) 式(IV)で示されるインドール化合物とホルム
アルデヒドとジエチルアミン水溶液とを反応させて式
(IV)で示されるインドール化合物の3位にジエチルア
ミノメチル基を導入することを特徴とする前記(1)〜
(6)記載のインドール酢酸類の製造方法、(8) 式
(V)で示されるアミノメチルインドール化合物にシア
ン化ナトリウムを反応させてアミノメチル基をシアノメ
チル基に変換することを特徴とする前記(1)〜(7)
記載のインドール酢酸類の製造方法、(9) 式(VI)
で示されるシアノメチルインドール化合物のシアノ基を
水酸化ナトリウムによって加水分解することを特徴とす
る前記(1)〜(8)記載のインドール酢酸類の製造方
法、(10) 式(VII)
【化15】 (式中、丸A環は前記(1)の記載と同意義、丸B1は
環状アミノ基を表す)で示されるスチレン化合物、(1
1) 式(VIII)
【化16】 (式中、丸A環は前記(1)の記載と同意義、丸Cは環
状アミノ基を表す)で示されるアミノメチルインドール
化合物、(12) 丸B1又は丸Cで表される環状アミ
ノ基が1−ピロリジニル基、ピペリジノ基又は1−ピロ
リル基であることを特徴とする前記(10)又は(1
1)記載の化合物、及び(13) ピロリジンの存在下
に6−クロロ−2−ニトロトルエンとN,N−ジメチル
ホルムアミドジメチルアセタールとを反応させて(E)
−2−クロロー6−ニトロ−β−ジメチルアミノスチレ
ンと(E)−2−クロロー6−ニトロ−β−ピロリジノ
スチレンとの混合物を製造し、これをラネーニッケルの
存在下、水素添加反応に付して4−クロロインドールを
製造し、次いでこれをホルムアルデヒド、ジメチルアミ
ン水溶液と反応させて4−クロロー3−ジメチルアミノ
メチルインドールを製造し、次いでこれをシアン化ナト
リウムと反応させて4−クロロインドール−3−アセト
ニトリルを製造し、次いでこれを水溶化ナトリウムの存
在下に加水分解することを特徴とする4−クロロインド
ール−3−酢酸の製造方法に関する。
【0007】本願明細書(発明の詳細な説明及び特許請
求の範囲を含む)において、丸Aは式
【化17】 で表されるベンゼン環を、丸Bは式
【化18】 で表される置換されていてもよいアミノ基を、丸B1は
【化19】 で表される環状アミノ基を、丸Cは式
【化20】 で表される環状アミノ基を意味する。
【0008】置換基について説明する。丸A環の置換基
としては、式(I)で示されるインドール酢酸類が植物
調節作用を保有する限り、どのような置換基でもよく、
具体的には例えば塩素のようなハロゲン原子が挙げられ
る。式(I)中のRで示される置換基としては具体的に
はカルボキシル基、その塩(例えば、ナトリウム、カリ
ウム、アンモニウム等の無機塩基との塩、例えばトリメ
チルアミン等の有機塩基との塩)、そのエステル(例え
ばメチル、エチル、n−プロピル等炭素数1〜6のアル
キル基とのエステル)が挙げられる。塩、エステルは共
に、インドール酢酸類として植物調節作用を保有する限
り、人畜に対して安全であればどのような種類の塩、エ
ステルであっても本発明に包含される。
【0009】式(II)、式(III)、式(IV)、式(V)
又は式(VI)中の丸A環における置換基は上記式(I)
中の丸A環における置換基と同一であってよい。
【0010】式(III)の丸B又は式(V)の丸Cで表
される置換されているアミノ基は、モノ置換アミノ基で
もジ置換アミノでもよいが好ましくはジ置換アミノ基で
ある。ジ置換アミノ基としては、例えば非環状アミノ基
でもよいし環状アミノ基でもよい。非環状アミノ基とし
ては例えばジメチルアミノ基、ジエチルアミノ基等のジ
アルキルアミノ基(アルキル基の炭素数としては1〜3
の低級アルキル基)が好ましく、環状アミノ基としては
1−ピロリジニル基、1−ピロリル基、ピペラジノ基、
モルホリノ基等の5〜6員環の非芳香環状アミノ基が好
ましい。丸Bによって表される置換されているアミノ基
と丸Cによって表される置換されているアミノ基は、同
一であってもよいし異なっていてもよい。
【0011】本発明の第一工程は、式(II)で示される
2−ニトロトルエン化合物のメチル基にアミノメチレン
基を導入することによって式(III)で示されるスチレ
ン化合物を生成させることによって行われる。アミノメ
チレン基の導入は自体公知の手段によって行われてもよ
い。この工程は通常は、式(II)で示される2−ニトロ
トルエン化合物と式
【化21】 (式中丸Bは前記と同意義)又はその反応性誘導体とを
反応させることによって行われる。上記反応性誘導体と
しては、具体的には例えば対応する式
【化22】 (式中丸Bは前記と同意義)で示されるアセタールが挙
げられる。この工程の最も好ましい実施の態様は式(II)
の化合物と
【化23】
【化24】 で示される環状アミン(例えばピロリジン、ピペリジ
ン、モルホリン等の5〜6員環の環状アミン)の存在下
に反応させて、式
【化25】 で示されるスチレン化合物を生成させるかあるいは式
(IIIa)と式(IIIb)との混合物を生成させるのがよ
い。混合物の場合、好ましくは、式(IIIb)の化合物を
式(IIIa)の化合物より多く生成させるのがよい。又さ
らに式(II)の2−ニトロトルエン化合物とジアルキル
ホルムアミドアセタールとを反応させて式(IIIa)のス
チレン化合物を生成させ、これに式
【化26】 で示されるピロリジン、ピペリジン、モルホリン等の5
〜6員環の環状アミンを反応させ式(IIIb)で示される
スチレン化合物を生成させるようにしてもよい。
【0012】反応は通常例えばDMF等の極性有機溶媒
中で行われるのが好ましく、反応温度は好ましくは約8
0℃〜150℃で、2日〜1週間程度行うのが好まし
い。反応終了後、スチレン化合物を単離してもよいが、
単離せず反応混合物を第二工程に供してもよい。
【0013】本発明の第二工程は、式(III)で示され
るスチレン化合物を反応の暴発を避ける還元反応に付す
ることにより行われる。好ましくはラネーニッケル触媒
存在下の水素添加反応、あるいは鉄、亜鉛又は錫と酸と
の組合せによって還元反応を行うのが好ましく、最も好
ましくはラネーニッケル存在下の水素添加還元である。
その他の反応条件は、自体公知の還元条件に従って有利
に行われる。しかしながら、本発明者等は、ラネーニッ
ケルの存在下ヒドラジンとの反応によって、還元反応を
行うと反応に暴発が起こり危険であるばかりでなく、工
程管理が困難であって、収率が低く、必ずしも再現性が
良くないことを予想外の現象として知見した。反応終了
後、自体公知の手段(例えば、濃縮、結晶化、クロマト
グラ−フィー等)によってこの工程の式(IV)で示され
る目的物は、単離あるいは精製してもよいが、これを行
わず次の工程の原料として供してもよい。
【0014】本発明の第三工程は、このようにして生成
した式(IV)のインドール化合物の3位に置換されてい
てもよいアミノメチル基を導入することによって行われ
る。置換されていてもよいアミノ基としてはジ置換アミ
ノ基が好ましく、具体的には上記したジアルキルアミノ
基や、環状アミノ基が好ましい。従って、ジメチルアミ
ノ基、ジエチルアミノ基、ピロリジノ基、ピペリジノ
基、モルホリノ基等の上記丸Bで好ましいとして具体的
例示したアミノ基が本工程における丸Cで示されるアミ
ノ基の好ましい例として挙げられる。
【0015】この反応は通常は、式(IV)で示されるイ
ンドール化合物とホルムアルデヒドと式
【化27】 で表されるアミン又は式
【化28】 で表されるアミンとを反応させて式(V)のアミノメチ
ルインドール化合物を生成させることによって行われ
る。なお、アミンとしてジアルキルアミンを使用する場
合、ジエチルアミンそのものよりもジメチルアミン水溶
液を使用する方が工程管理が容易で、有意差を持った予
想外のよい収率を与えることを知見した。
【0016】反応は無溶媒であってもよいがジイソプロ
ピルエーテル、テトラヒドロフラン等の反応に関与しな
い有機溶媒中で反応を行うのが好ましい。反応温度は室
温、加温下、冷却下のいずれでもよいが、室温で充分で
ある。反応時間は約1〜24時間程度である。このよう
に生成した式(V)で示されるアミノメチルインドール
化合物は例えば濃縮、結晶化、クロマトグラフィー等の
自体公知の手段によって一旦精製又は単離されてもよい
が、そのようにすることなく次の工程の原料として次の
反応に供してもよい。
【0017】本発明の第四工程は式(V)で示されるア
ミノメチルインドール化合物のアミノメチル基をシアノ
メチルに変換することによって行われる。そのための反
応は通常は式(V)の化合物にシアノ化合物を反応させ
ることによって行われる。シアノ化合物してはシアン化
カリウム、シアン化ナトリウムが挙げられるが、シアン
化カリウムよりもシアン化ナトリウムを用いた方が有意
差を持った予想外に高い収率を与えること知見した。こ
のように生成した式(VI)で示されるシアノメチル化合
物は、上記した自体公知の手段にしたがって一旦単離又
は精製してもよいが、それを行わずに次の反応に供して
もよい。
【0018】本発明の第五工程は式(VI)で示されるシ
アノメチルインドール化合物を加水分解することによっ
て行われる。加水分解反応は自体公知の手段によって行
われて良く、例えば水酸ナトリウム又は水酸化カリウム
の存在下に行われる。しかしながら、水酸化ナトリウム
を用いる方が、水酸化カリウムを用いるよりも、有意差
を持った予想外の高い収率が式(I)で示される目的物
を与えることを知見した。溶媒は水、メタノールと水と
の混合液が好適なものとして例示される。反応温度は約
80℃〜100℃程度である。反応時間は3〜15時間
程度でよい。所望によりこのように生成した式(I)の
化合物を自体公知の手段に従って、上記した塩又はエス
テルに変換してもよい。
【0019】本発明で得られるインドール酢酸類(I)
の好ましい例を以下に示す。
【化29】 但し、IAAはインドール酢酸を意味する。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例を示して、
本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例
に限定されるべきものではない。
【0021】
【実施例】実施例1 (1)第一工程
【化30】 2−クロロ−6−ニトロトルエンにジメチルホルムア
ミドジメチルアセタールを反応させを得るこの工程
は、ジメチルホルムアミド中100℃で3〜5日間の反
応時間を要した。この反応系にピロリジンを1.2当量
加えると反応は3時間で終了し、ほぼ定量的に及び
を得た。NMRからとの生成比はほぼ1:6であっ
た。ピロリジンを加えることにより大幅な時間短縮にな
った。
【0022】
【表1】 但し、DMF、TLCはそれぞれジメチルホルムアミド、薄層
クロマトグラフィーを示す(以下も同じ)。
【0023】(2)第二工程
【化31】 上記で得られた及びを還元反応に付した。ラネーニ
ッケル、ヒドラジン系での還元による反応を試みたとこ
ろ収率は24%であった。この系での反応は再現性が悪
く又反応中暴走することがあった。これらを改善するた
めにまず鉄粉及び還元鉄により還元を試みた。に鉄粉
3当量およびEtOH(Etはエチル基を示す。以下同
じ)、酢酸を加え5時間還流すると収率45%でを得
た。還元鉄、塩酸、50%EtOH水溶液では還流3時
間で68%の収率でを得ることができた。しかしこの
系では反応残査が多く発生し、又反応容器に残査がこび
りつき濃塩酸で洗浄する必要が生じた。パラジウムカー
ボンによる水素添加では4位の塩素も還元されたインド
ールが得られた。ラネーニッケルを用いた水素添加の場
合では、塩素は還元されることもなくを高収率で得
た。又からもラネーニッケルを用いて、インドール環
の閉環の為に70℃に過熱が必要であったが、同様に
が得られた。
【0024】
【表2】 但し、Raney Ni、r.t.、MeOH、THF、EtOH、AcOH、Indo
le、h、day、refluxはそれぞれラネーニッケル、室温、
メタノール、テトラヒドロフラン、エタノール、酢酸、
インドール、時間、日、加熱、還流を示す(以下も同
じ)。
【0025】(3)第三工程
【化32】 酢酸にジエチルアミンを加えると激しく反応し氷冷して
もかなりの発熱が見られた。ジエチルアミンに代えて5
0%ジメチルアミン水溶液を使用すると発熱はかなり抑
えられた。ホルマリンを反応させイミニウム塩とし、
との反応を試みた。を無溶媒で反応させると23〜3
0%と低収率であった。をテトラヒドロフランに溶解
しイミニウム塩に滴下すると収率は高上し72%でを
得ることができた。
【0026】
【表3】 但し、HNEt2、HCHO、HNMe2はそれぞれジエチルアミン、
ホルムアルデヒド、ジメチルアミンを示す(以下も同
じ)。
【0027】(4)第四工程
【化33】 本工程で使用するシアン化物について、シアン化カリウ
ム及びシアン化ナトリウムを用いて検討した。参考文献
ではシアン化カリウムを10当量用いており、この削減
も合わせて検討した。シアン化カリウム、シアン化ナト
リウムともに高収率で反応し、又使用量は1.1当量で
も好結果となり大きく削減できることがわかった。
【0028】
【表4】
【0029】(5)第五工程
【化34】 化合物の加水分解についてKOH及びNaOHを用い
て検討した。KOH及びNaOHともに問題なく反応は
進行した。NaOHは48%水溶液が安価に入手でき、
操作上使い易い利点もある。又収率も7%向上したため
NaOHを用いることとした。
【0030】
【表5】 以上のように4−クロロインドール−3−酢酸の大量生
産に適した方法を、トータル収率31%で確立させるこ
とができた。
【0031】実施例2 (1)(E)−2−クロロ−6−ニトロ−β−ジメチル
アミノスチレン()及び(E)−2−クロロ−6−ニ
トロ−β−ピロリジノスチレン()の製造 6−クロロ−2−ニトロトルエン()3.00kg
(17.5モル)をジメチルホルムアミド6Lに溶か
し、N,N−ジメチルホルムアミドジメチルアセタール
2.63kg(22.1モル、1.26当量)及びピロ
リジン1.53kg(21.5モル、1.23当量)を
加えた後、95℃で1日間攪拌した。反応液に水12L
を加え、イソプロピルエーテル12Lで2回抽出し、集
めた有機層を水10Lで4回、飽和食塩水10Lで洗浄
後、NaSOで乾燥し、溶媒を減圧留去して粗生成
物および(生成比1:6)を赤褐色油状物として
4.20kg(16.6モル、95%)得た。但しLは
リットルを示す(以下も同じ)。
【0032】(2)4−クロロインドール()の製造 化合物3.20kg(12.7モル)のエタノール
(24L)溶液を窒素置換後ラネーニッケル(日興リカ
(株)製R−205,50% in water、400g)を
加え、水素添加しながら液温を20℃程度に保ちつつ4
時間攪拌し、70℃に加熱してさらに7時間攪拌した。
反応液をセライト濾過し、溶媒を減圧留去して粗生成物
2.30kgを得た。シリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(クロロホルム:n−ヘキサン=1:1)により精
製して化合物を青色油状物として1.26kg(8.
31モル、65%)得た。 沸点:124−125℃(3mmHg)
【0033】(3)4−クロロ−3−ジメチルアミノメ
チルインドール()の製造 酢酸2.4Lに氷冷下50%ジメチルアミン水溶液86
0g(9.53モル、1.15当量)をゆっくり滴下し
て、次に37%ホルムアルデヒド水溶液810g(9.
98モル、1.2当量)を滴下し無色溶液を得た。これ
に化合物1.26kg(8.31モル)のテトラヒド
ロフラン(2.4L)溶液を5℃以下でゆっくり滴下し
た後、室温で18時間攪拌した。酢酸エチル12Lを加
え水5Lで4回抽出した。水層を10%NaOH水溶液
でpH10にして析出した結晶を濾過し、化合物を青
白色結晶として1.16kg(5.56モル、67%)
を得た。 融点:146−148℃
【0034】(4)4−クロロインドール−3−アセト
ニトリル()の製造 化合物1.29kg(6.18モル)をジメチルホル
ムアミド7Lに溶解し、シアン化ナトリウム333g
(6.79モル、1.1当量)水溶液(1.5L)を加
えて4.5時間還流した。水15Lを加えイソプロピル
エーテル10Lで3回抽出した。集めた有機層を水5L
で3回、飽和食塩水5Lで1回洗浄しNa SOで乾
燥後、溶媒を減圧留去して化合物を淡褐色結晶として
1.11kg(5.82モル、94%)得た。 融点:131−134℃
【0035】(5)4−クロロインドール−3−酢酸
()の製造 化合物1000g(5.25モル)をメタノール7.
0Lに溶解し、30%NaOH水溶液4.22Lを加え
14時間還流した。イソプロピルエーテル12Lと水1
5Lを加え分液し、有機層から水8Lで2回抽出して先
の水層に合わせ、濃塩酸でpH1にした後イソプロピル
エーテル14Lで3回抽出した。NaSOで乾燥
後、溶媒を減圧留去して4−クロロインドール−3−酢
酸()を褐色結晶として1080g(5.15モル、
98%)得た。これをできるだけ少量の1,2−ジクロ
ロエタンで洗い、酢酸エチルから再結晶させて4−クロ
ロインドール−3−酢酸を淡黄色プリズムとして620
g(56%)得た。 融点:187−188℃、液体クロマトグラフィー純度
99.9%
【0036】実施例3 5,6−ジクロロインドール−3−酢酸の製造
【化35】
【0037】3,4−ジクロロトルエン〔1〕(1.5
5kg、9626mmol)中に、15〜20℃でかき
混ぜながら69%硝酸(1.32kg、14439mmo
l)と98%硝酸(1.64kg、16364mmol)
の混液を滴下した後、室温で終夜攪拌した。TLCによ
り反応の終了を確認した後、反応液を氷水に注ぎ析出し
た結晶をろ取した。得られた粗生成物をカラムクロマト
グラフィーにより精製し、黄色結晶として4,5−ジク
ロロ−2−ニトロトルエン〔2〕(1681g、84.
9%)を得た。
【0038】4,5−ジクロロ−2−ニトロトルエン
〔2〕(1631g、7916mmol)のN,N−ジ
メチルホルムアミド(3210ml)溶液に、ジメチル
ホルムアミドジメチルアセタール(1415g、118
74mmol、1.5当量)を加えた後、105℃で3
0時間攪拌した。TLCにより反応の終了を確認した
後、反応液に水(12L)を加え、酢酸エチル(10
L)で3回抽出する。有機層を合わせ水(20L)、飽
和食塩水(20L)で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥
し、溶媒を留去して粗生成物〔3〕を得た。
【0039】3,4−ジクロロ−β−ジメチルアミノ−
6−ニトロスチレン〔3〕(2092g、7916mm
ol)のエタノール(24L)懸濁液に、ラネーニッケ
ル(210g、触媒)を加え、水素添加しながら、55
℃で10時間攪拌した。TLCにより反応の終了を確認
した後、反応液をセライト濾過し、ろ液を留去して粗生
成物〔4〕を得た。得られた粗生成物をカラムクロマト
グラフィーにより精製し、黄色結晶として5,6−ジク
ロロインドール〔4〕(900g、61.0%、2st
eps)を得た。
【0040】5,6−ジクロロインドール〔4〕(85
6g、4600mmol)のTHF(1750ml、
0.38ml/mmol)溶液を酢酸(1840ml、
0.4ml/mmol)、50%ジメチルアミン(83
0g、9200mmol、2.0当量)、36%ホルム
アルデヒド(768g、9200mmol、2.0当量)
の混液に5℃以下で滴下後、室温で19時間攪拌した。
TLCにより反応の終了を確認した後、反応液を2NH
Cl中に注ぎ、酢酸エチルで洗浄後、水層を水酸化ナト
リウムで中和後、酢酸エチル(20L)で2回抽出した。
有機層を合わせ水(20L)、飽和食塩水(20L)で洗浄
後、硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を留去して粗生成物
〔5〕を得た。得られた粗生成物をエーテル/n−ヘキ
サン洗浄により5,6−ジクロロ−3−ジメチルアミノ
メチルインドール〔5〕(696g、62%)を得た。
【0041】5,6−ジクロロ−3−ジメチルアミノメ
チルインドール〔5〕(583g、2400mmol)
のDMF(2640ml、1.1ml/mmol)懸濁
液に、シアン化ナトリウム(130g、2640mmo
l、1.1当量)水溶液(648ml、0.27ml/
mmol)を加え、5時間加熱還流した。TLCにより
反応の終了を確認した後、反応液に水(7L)を加え、
IPE(6.0L)で3回抽出した。有機層を合わせ水
(10L)、飽和食塩水(10L)で洗浄後、硫酸ナト
リウムで乾燥し、溶媒を留去して粗生成物〔6〕(49
2g、91%)を得た。但し、IPEはイソプロピルエ
ーテルを示す(以下も同じ)。
【0042】5,6−ジクロロインドール−3−アセト
ニトリル〔6〕(562g、2500mmol)のメタ
ノール(7500ml、3ml/mmol)懸濁液に、
35%水酸化ナトリウム(2572g、22500mm
ol、9.0当量)を加え、7時間加熱還流した。TL
Cにより反応の終了を確認した後、反応液に水(5L)
を加え、IPE(5L)で2回洗浄し、有機層を合わせ
水(5L)で2回抽出した。水層を合わせ、濃塩酸で酸
性にし、IPE(10L)で3回抽出した。有機層を合
わせ水(10L),飽和食塩水(10L)で洗浄後、硫
酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を留去して粗生成物〔7〕
を得た。得られた粗生成物を1,2−ジクロロエタンで
洗浄後、酢酸エチルで再結晶し、得られた結晶をさらに
再結晶させることにより、5,6−ジクロロインドール
−3−酢酸(200g、32.7%)得た。
【0043】
【発明の効果】植物成長調節剤として有用なインドール
酢酸類が高収率で工業的に有利に製造できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今堀 秀和 兵庫県神崎郡市川町西川辺字内田527番 神戸天然物化学株式会社内 (72)発明者 柳瀬 智英 兵庫県神崎郡市川町西川辺字内田527番 神戸天然物化学株式会社内 (72)発明者 池尻 覚 兵庫県神崎郡市川町西川辺字内田527番 神戸天然物化学株式会社内 Fターム(参考) 4C204 AB09 BB02 CB03 DB13 DB18 EB02 FB01 GB01 GB24 4H011 AB03

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式(II) 【化1】 (式中、丸A環はさらに置換基を有していてもよいベン
    ゼン環を表す)で示される2−ニトロトルエン化合物の
    メチル基に置換されていてもよいアミノメチレン基を導
    入して式(III) 【化2】 (式中、丸A環は前記と同意義、丸Bは置換されていて
    もよいアミノ基を表す)で示されるスチレン化合物を製
    造し、次いでスチレン化合物を反応の暴発を避ける還元
    反応に付して式(IV) 【化3】 (式中、丸A環は前記と同意義を表す)で示されるイン
    ドール化合物を製造し、次いでインドール化合物の3位
    に置換されていてもよいアミノメチル基を導入して式
    (V) 【化4】 (式中、丸A環は前記と同意義、丸Cは置換されていて
    もよいアミノ基を表す)で示されるアミノメチルインド
    ール化合物を製造し、次いでアミノメチルインドール化
    合物のアミノメチル基をシアノメチル基に変換して一般
    式(VI) 【化5】 (式中、丸A環は前記と同意義を表す)で示されるシア
    ノメチルインドール化合物を製造し、次いでシアノメチ
    ルインドール化合物のシアノ基を加水分解し、さらに所
    望によりカルボキシル基を塩又はエステルに変換するこ
    とを特徴とする式(I) 【化6】 (式中、丸A環は前記と同意義、Rはカルボキシル基、
    その塩又はそのエステルを表す)で示されるインドール
    酢酸類の製造方法。
  2. 【請求項2】 式(I)で示される化合物が4−クロロ
    インドール−3−酢酸であることを特徴とする請求項1
    記載のインドール酢酸類の製造方法。
  3. 【請求項3】 還元反応がラネーニッケルの存在下の水
    素添加であることを特徴とする請求項1〜2記載の製造
    方法。
  4. 【請求項4】 還元反応が鉄、亜鉛又は錫と酸との併用
    によって行われることを特徴とする請求項1〜3記載の
    製造方法。
  5. 【請求項5】 丸Bで表されて置換されているアミノ基
    がジメチルアミノ、1−ピロリジニル、ピペリジノ又は
    1−ピロリルであることを特徴とする請求項1〜4記載
    のインドール酢酸類の製造方法。
  6. 【請求項6】 ピロリジンの存在下に式(II)で示され
    る2−ニトロトルエン化合物とN,N−ジメチルホルム
    アミドジメチルアセタールとピロリジンとを反応させる
    ことによって2−ニトロトルエンにピロリジノメチレン
    基を導入することを特徴とする請求項1〜5記載のイン
    ドール酢酸類の製造方法。
  7. 【請求項7】 式(IV)で示されるインドール化合物と
    ホルムアルデヒドとジエチルアミン水溶液とを反応させ
    て式(IV)で示されるインドール化合物の3位にジエチ
    ルアミノメチル基を導入することを特徴とする請求項1
    〜6記載のインドール酢酸類の製造方法。
  8. 【請求項8】 式(V)で示されるアミノメチルインド
    ール化合物にシアン化ナトリウムを反応させてアミノメ
    チル基をシアノメチル基に変換することを特徴とする請
    求項1〜7記載のインドール酢酸類の製造方法。
  9. 【請求項9】 式(VI)で示されるシアノメチルインド
    ール化合物のシアノ基を水酸化ナトリウムによって加水
    分解することを特徴とする請求項1〜8記載のインドー
    ル酢酸類の製造方法。
  10. 【請求項10】 式(VII) 【化7】 (式中、丸A環は請求項1の記載と同意義、丸B1は環
    状アミノ基を表す)で示されるスチレン化合物。
  11. 【請求項11】 式(VIII) 【化8】 (式中、丸A環は請求項1の記載と同意義、丸Cは環状
    アミノ基を表す)で示されるアミノメチルインドール化
    合物。
  12. 【請求項12】 丸B1又は丸Cで表される環状アミノ
    基が1−ピロリジニル基、ピペリジノ基又は1−ピロリ
    ル基であることを特徴とする請求項10又は11記載の
    化合物。
  13. 【請求項13】 ピロリジンの存在下に6−クロロ−2
    −ニトロトルエンとN,N−ジメチルホルムアミドジメ
    チルアセタールとを反応させて(E)−2−クロロー6
    −ニトロ−β−ジメチルアミノスチレンと(E)−2−
    クロロー6−ニトロ−β−ピロリジノスチレンとの混合
    物を製造し、これをラネーニッケルの存在下、水素添加
    反応に付して4−クロロインドールを製造し、次いでこ
    れをホルムアルデヒド、ジメチルアミン水溶液と反応さ
    せて4−クロロー3−ジメチルアミノメチルインドール
    を製造し、次いでこれをシアン化ナトリウムと反応させ
    て4−クロロインドール−3−アセトニトリルを製造
    し、次いでこれを水溶化ナトリウムの存在下に加水分解
    することを特徴とする4−クロロインドール−3−酢酸
    の製造方法。
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