JP2021506872A - イミニウム化合物の製造のための方法、及びピラゾール誘導体の製造におけるそれらの適用 - Google Patents

イミニウム化合物の製造のための方法、及びピラゾール誘導体の製造におけるそれらの適用 Download PDF

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Abstract

イミニウム化合物の製造のための方法、及びピラゾール誘導体の製造におけるそれらの適用。本発明は、イミニウム化合物の製造のための方法、及びピラゾール誘導体の製造におけるそれらの適用、特に、薬剤学的又は農芸化学的活性化合物の製造のための方法に関する。【選択図】なし

Description

本出願は、その出願の全内容が全ての目的のために参照により本明細書中に組み込まれている欧州特許出願公開第17210017.4号に対する優先権を主張する。
本発明は、イミニウム化合物の製造のための方法、及びピラゾール誘導体の製造におけるそれらの適用、特に、薬剤学的又は農芸化学的活性化合物の製造のための方法に関する。
置換ピラゾールカルボン酸誘導体、特に、3−ハロメチルピラゾール−4−イルカルボン酸誘導体は、農芸化学的及び薬剤学的活性成分の合成における貴重な中間体である。このようなピラゾール構造ブロックを含有する農芸化学的活性成分は例えば、例えば、国際公開第2006015866号パンフレットに記載されているような2’−[1,1’−ビシクロプロパ−2−イル]−3−(ジフルオロメチル)−1−メチルピラゾール−4−カルボキサニリド(セダキサン)、例えば、国際公開第2006087343号パンフレットに記載されているような3−(ジフルオロメチル)−1−メチル−N−[2−(3’,4’,5’−トリフルオロフェニル)フェニル]ピラゾール−4−カルボキサミド(フルキサピロキサド)、例えば、国際公開第2003070705号パンフレットに記載されているようなN−(3’,4’−ジクロロ−5−フルオロビフェニル−2−イル)−3−(ジフルオロメチル)−1−メチルピラゾール−4−カルボキサミド(ビキサフェン)、例えば、国際公開第2004035589号パンフレットに記載されているような3−(ジフルオロメチル)−1−メチル−N−[1,2,3,4−テトラヒドロ−9−(1−メチルエチル)−1,4−メタノナフタレン−5−イル]−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド(イソピラザム)、例えば、国際公開第07048556号パンフレットに記載されているような(RS)−N−[9−(ジクロロメチレン)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−メタノナフタリン−5−イル]−3−(ジフルオロメチル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド(ベンゾビンジフルピル)である。
置換ピラゾールカルボン酸誘導体、特に、3−ハロメチルピラゾール−4−イルカルボン酸誘導体は、例えば、国際公開第2017129759号パンフレット又は国際公開第2016152886号パンフレットに記載されているように、ジカルボニル誘導体の環化及び遊離酸へのそれに続く変換によって得ることができる。頻繁に起こる問題は、例えば、国際公開第2016152886号パンフレットに記載されているより大量の廃棄物が生じることであり、ここで、酸化形成のための大量の次亜ハロゲン酸の使用は、好ましくなく、2つの可能性がある反応部位を担持するヒドラジン試薬の不十分な識別による、又はジカルボニル中間体における求核攻撃のための2つの潜在的な部位の不十分な識別による、環化における不十分な選択性。別の課題は、中間体へのアクセスであり得る。本発明による方法は、上記の問題を克服し、このように、置換ピラゾールカルボン酸誘導体の製造のための改善された方法を提供することが今や見出されてきた。
このように、本発明は、式(II)の化合物及び式(III)の化合物の反応を含む、式(I)による化合物を製造するための方法に関し、
Figure 2021506872

式中、R、R、R、R、R、R、R、R及びAは、引き続く記載において定義する。本発明はさらに、式(I)の化合物の製造のための方法を含む、引き続く定義においてさらに定義する式(IV)、(VII)及び(VIII)の化合物の製造のための方法に関する。
Figure 2021506872
少なくとも式(I)の化合物の製造のための方法、並びに任意選択で化合物(IV)、(VII)及び/又は(VIII)の製造のための少なくとも1つの方法を含む農芸化学的及び薬剤学的活性化合物の製造のための方法は、本発明のさらなる目的である。
本発明において、単数形での指示は、複数を含むことを意図する。例えば、「1つの溶媒」はまた、「1つより多い溶媒」又は「複数の溶媒」を表すことを意図する。
本発明の全ての態様及び実施形態は、組み合わせることができる。
本発明の状況において、用語「含むこと」は、「からなること」の意味を含むことを意図する。
二重結合が特定のE/Z幾何学的配置で示されているとき、これは他の幾何学的形状及びこれらの混合物をまた表すことを意図する。1つ若しくは複数の立体中心を担持する化合物は、立体化学的に純粋な異性体を含めた立体異性体の全ての混合物を含むことを意図する。
本発明は、第1の態様において、式(II)の化合物及び式(III)の化合物の反応を含む、式(I)による化合物を製造するための方法に関し、
Figure 2021506872
式中、Rは、少なくとも1つのハロゲン原子で置換されているC1〜4アルキル基からなる群から選択され、
及びRは、C〜C12−アルキル、C〜C10−シクロアルキル、アリール、及びアラルキル基からなる群から独立に選択され、これらのそれぞれは、任意選択で置換されているか、又はR及びRは、それらが結合している窒素原子と一緒に、任意選択で置換されている5〜10員複素環式ラジカルを形成し、これは、それらが付着している窒素原子に加えて、環員としてO、N及びSからなる群から選択されるさらなる1つ、2つ若しくは3つのヘテロ原子を含有し得、
は、CF、CCl及びCBrからなる群から選択され、
は、C〜C12−アルキル、C〜Cアルケニル、C〜C10−シクロアルキル、C2〜12アルキニル、アリール、ヘテロアリール及びアラルキル基からなる群から選択され、これらのそれぞれは、任意選択で置換されており、
及びRは、それぞれ独立に、H、C〜C12−アルキル、C〜Cアルケニル、C〜C10−シクロアルキル、C2〜12アルキニル、アリール、ヘテロアリール又はアラルキル基からなる群から選択され、これらのそれぞれは、任意選択で置換されており、ここで、R及びRの少なくとも1つは、Hと異なり、
は、H、X’、COOR’、OR’、SR’、C(O)NR’からなる群から選択され、ここで、基R’は、C(O)NR’において独立に選択され、ここで、R’は、水素、C〜C12−アルキル基、CN、C〜Cアルケニル、アリール、シクロアルキル、アラルキル、ヘテロアリールからなる群から選択され、これらのそれぞれは、任意選択で置換されており、X’は、ハロゲン原子であり、
は、Cl、BF 、PF 、SbF 、AlCl及びAlCl からなる群から選択される。
本発明の状況において、用語「C〜C12−アルキル基」は、1〜12個の炭素原子を有する直鎖状又は分岐状アルキル基を表すことを意図する。この基は、例えば、n−ノニル及びその異性体、n−デシル及びその異性体、n−ウンデシル及びその異性体、n−ドデシル及びその異性体、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−、イソ−、sec−及びt−ブチル、n−ペンチル及びその異性体、n−ヘキシル及びその異性体、1,3−ジメチルブチル、3,3−ジメチルブチル、n−ヘプチル及びその異性体、並びにn−オクチル及びその異性体を含む。頻繁に、C〜Cアルキル基は、C〜C12アルキル基の最も好ましい基である。用語「C〜C−アルキル基」は、1〜4つの炭素原子を有する直鎖状又は分岐状アルキル基を表すことを意図する。この基は、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−、イソ−、sec−及びt−ブチルを含む。一般に、アルキル基は、基Sの1つ又は複数の置換基で任意選択で置換されていてもよく、ここで、Sは、R’、−X’、−OR’、−SR’、−NR’、−SiR’、−COOR’、−(C=O)R’、−CN及び−CONR’からなり、式中、R’は、水素及びC〜C12−アルキル基からなる群から独立に選択され、X’は、F、Cl、Br、又はIからなる群から選択される。Rは、その最も広範な定義において、少なくとも1つのハロゲン原子で置換されているC1〜4アルキル基からなる群から選択され、好ましくは、少なくとも1つのフッ素原子で置換されているC1〜4アルキル基からなる群から選択される。より好ましくは、Rは、少なくとも1つのフッ素原子で、及び任意選択で上記に定義されているような基Sの1つ又は複数の置換基で置換されている、エチル又はメチル基である。この定義は、例えば、CHF、CF、CClF、CBrH、CFH、CClH、CHFCl、CHFCF及びCHFOCFを含む。Rは、さらにより好ましくは、少なくとも1つのフッ素原子で、及び任意選択で上記に定義されているような基Sの1つ又は複数の置換基で置換されているメチル基である。より好ましい態様では、Rは、CFH又はCFであり、CFHが、最も好ましい。
用語「C〜Cアルケニル」は、炭素鎖及び少なくとも1つの二重結合を含む基を表すことを意図する。アルケニル基は、例えば、エテニル、プロペニル、ブテニル、ペンテニル又はヘキセニルである。一般に、C〜Cアルケニル基は、上記に定義されているような基Sの1つ又は複数の置換基で任意選択で置換されていてもよい。
用語「C〜C10−シクロアルキル」は、3〜10個の炭素原子、特に、3〜6つの炭素原子を含む単環式、二環式又は三環式炭化水素基を表すことを意図する。単環式基の例は、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル又はシクロオクチルを含む。二環式基の例は、ビシクロ[2.2.1]ヘプチル、ビシクロ[3.1.1]ヘプチル、ビシクロ[2.2.2]オクチル及びビシクロ[3.2.1]オクチルを含む。三環式基の例は、アダマンチル及びホモアダマンチルである。一般に、C〜C10−シクロアルキル基は、上記に定義されているような基Sの1つ又は複数の置換基で任意選択で置換されていてもよい。
本発明の状況において、C2〜12アルキニル基は、他に定義されない限り、少なくとも1つの二重不飽和(三重結合)を含有する直鎖、分岐状又は環状炭化水素基であり、1つ、2つ若しくはそれより多い単一若しくは二重不飽和、又はO、N、P及びSからなる群から選択される1つ、2つ若しくはそれより多いヘテロ原子を任意選択で有し得る。一般に、C2〜12−アルキニル基は、上記に定義されているような基Sの1つ又は複数の置換基で任意選択で置換されていてもよい。定義C2〜12−アルキニルは、アルキニル基について本明細書において定義した最も大きな範囲を含む。具体的には、この定義は、例えば、意味エチニル(アセチレニル);プロパ−1−イニル及びプロパ−2−イニルを含む。
用語「アリール基」は、環系において5〜18個の炭素原子を有するC〜C18単環式及び多環式の芳香族炭化水素を表すことを意図する。具体的には、この定義は、例えば、意味シクロペンタジエニル、フェニル、シクロヘプタトリエニル、シクロオクタテトラエニル、ナフチル及びアントラセニルを含む。一般に、アリール基は、上記に定義されているような基Sの1つ又は複数の置換基で任意選択で置換されていてもよい。
用語「ヘテロアリール基」は、環系において5〜18個の炭素原子を有するC〜C18単環式及び多環式の芳香族炭化水素を表すことを意図し、ここで、1つ又は複数のメチン(−C=)及び/又はビニレン(−CH=CH−)基は、芳香族系に典型的な連続π電子系を維持するように、それぞれ、三価若しくは二価のヘテロ原子、特に、窒素、酸素及び/又は硫黄で置き換えられている。具体的には、この定義は、例えば、意味2−フリル、3−フリル、2−チエニル、3−チエニル、2−ピロリル、3−ピロリル、3−イソオキサゾリル、4−イソオキサゾリル、5−イソオキサゾリル、3−イソチアゾリル、4−イソチアゾリル、5−イソチアゾリル、3−ピラゾリル、4−ピラゾリル、5−ピラゾリル、2−オキサゾリル、4−オキサゾリル、5−オキサゾリル、2−チアゾリル、4−チアゾリル、5−チアゾリル、2−イミダゾリル、4−イミダゾリル、1,2,4−オキサジアゾール−3−イル、1,2,4−オキサジアゾール−5−イル、1,2,4−チアジアゾール−3−イル、1,2,4−チアジアゾール−5−イル、1,2,4−トリアゾール−3−イル、1,3,4−オキサジアゾール−2−イル、1,3,4−チアジアゾール−2−イル及び1,3,4−トリアゾール−2−イル;1−ピロリル、1−ピラゾリル、1,2,4−トリアゾール−1−イル、1−イミダゾリル、1,2,3−トリアゾール−1−イル、1,3,4−トリアゾール−1−イル;3−ピリダジニル、4−ピリダジニル、2−ピリミジニル、4−ピリミジニル、5−ピリミジニル、2−ピラジニル、1,3,5−トリアジン−2−イル及び1,2,4−トリアジン−3−イルを含む。一般に、ヘテロアリール基は、上記に定義されているような基Sの1つ又は複数の置換基で任意選択で置換されていてもよい。
用語「アラルキル」は、アリール基で置換されており、C〜C−アルキレン鎖を有し、且つアリール骨格又はアルキレン鎖においてO、N、P及びSからなる群から選択される1つ又は複数のヘテロ原子で置換されていてもよい、アルキル基を表すことを意図する。
任意選択で置換されている5〜10員複素環式ラジカル(窒素原子に加えて、環員としてO、N及びSからなる群から選択されるさらなる1つ、2つ若しくは3つのヘテロ原子を含有し得、R あるとき形成し得、R びに2つが付着している窒素原子は、このような任意選択で置換されている5〜10員複素環式ラジカルを形成する)は、例えば、ピロリジンラジカル、ピペリジンラジカル、ヘキサメエチレンイミンラジカル、モルホリンラジカル又はチオモルホリンラジカルでよい。
好ましい態様では、Aは、AlCl、BF 又はAlCl である。BF が、より好ましい。
別の好ましい態様では、Rは、CClである。
及びRは好ましくは、同じであり、好ましくは、両方ともメチル又はエチルであり、最も好ましくは、両方ともメチルである。式(II)の化合物の製造は、例えば、E.Schmitt et al,Eur.J.Org.Chem.2015,6052−6060に記載されている。式(II)の化合物が、AとしてBF を有するとき、1,1,2,2−テトラフルオロ−N,N−ジメチルエタンアミンが、BF(ガス)上でBFエーテラート(BF・EtO)と反応することが好ましい。BF(ガス)と比較した(BF・EtO)の使用は、化合物(I)の製造のためのステップの制御を改善させることができることが観察されてきた。(IV)への(I)の即時の環化は防止できることが多く、これは利点と見られる。化合物(II)の製造において、(好ましくは、エーテラートの形態での)BFは、1,1,2,2−テトラフルオロ−N,N−ジメチルエタンアミンとの反応のための反応体としてAlClより好ましい。
は好ましくは、H又はX’であり、Fは、X’として好ましい。最も好ましいRは、Hである。
好ましい態様では、Rは、H、CH又は任意選択で置換されているベンジルである。CHがより好ましい。
及びRは、好ましくは、それぞれ独立に、H、C〜C12−アルキル及びアリールからなる群から選択され、これらのそれぞれは、上記に定義されているような基Sの1つ又は複数の置換基で任意選択で置換されており、ここで、R及びRの1つが、Hであるとき、他方は、Hではなく、すなわち、R及びRの少なくとも1つは、Hと異なる。最も好ましい態様では、R及びRの両方は、メチルであるか、又はRは、Hであり、Rは、任意選択で置換されているフェニルである。
好ましい態様では、本発明は、下記のスキームによる方法に関し、
Figure 2021506872
式中、Aは、AlCl、AlCl 又はBF である。
式(III)の化合物は、式(X)の化合物と式(XI)の化合物とを反応させることによって得ることができる。
Figure 2021506872
Yは、OR12又はNR1314からなる群から選択され、ここで、R12、R13及びR14は、C〜C12−アルキル、C〜Cアルケニル、C〜C10−シクロアルキル、C2〜12アルキニル、アリール、ヘテロアリール及びアラルキル基からなる群から独立に選択され、これらのそれぞれは、任意選択で置換されているか、又はR13及びR14は、それらが結合している窒素原子と一緒に、任意選択で置換されている5〜10員複素環式ラジカルを形成し、これは、窒素原子に加えて、環員としてO、N及びSからなる群から選択されるさらなる1つ、2つ若しくは3つのヘテロ原子を含有し得る。R、R、R、R及びRは、上のように定義される。Yが、OR12であるとき、R12は好ましくは、メチル又はエチルである。Yが、NR1314であるとき、R13及びR14は、メチルであるか、又はR13及びR14は、それらが結合している窒素原子と一緒に、ピロリジンラジカルを形成することが好ましい。好ましい態様では、式(X)の化合物におけるYは、NR1314である。式(III)の化合物(ここで、Yは、NR1314である)は、化合物HNR1314との反応によって、式(III)の化合物(ここで、Yは、OR12である)から得ることができる。このような化合物、例えば、全ての目的のために参照により本明細書に組み込まれている、例えば、国際公開第2010000871号パンフレットに記載されている方法によって得ることができる4−エトキシ−1,1,1−トリフルオロ−3−ブテン−2−オン(ETFBO)、又は、例えば、Tietze,L.F.et al,Organic Syntheses,69,238−244;1990に記載されている方法によって得ることができる(4−エトキシ−1,1,1−トリクロロ−3−ブテン−2−オンETCBO)は、当技術分野で周知である。式(XI)のヒドラゾンは、文献(Zhurnal Organicheskoi Khimii(1968),4(6),986−92)に記載されてきており、市販のヒドラジンとカルボニル化合物とを反応させることによって得ることができる。式(XI)の化合物との式(III)の化合物(ここで、Yは、NR1314である)の反応は、触媒、例えば、CHCOOH、HSO、KHSO、HNO、HPO、NaHPO、HCl、CFSOH、CFCOOH及び/又はCHCOONaの存在によって有利に増進し得る。
本発明はまた、化合物(I)の製造のための方法を含み、式(I)の化合物を酸と接触させるステップをさらに含む、式(IV)の化合物の製造のための方法に関し、
Figure 2021506872
式中、R、R、R、R、R、R、R、R及びAは、上のように定義される。好ましい態様では、Rは、CFHであり、R及びRは、メチルであり、Rは、CClであり、Rは、メチルであり、Rは、Hであり、R及びRは、メチルであるか、又はRは、Hであり、Rは、フェニルであり、Aは、AlCl、AlCl 若しくはBF である。ヒドラゾン部分の切断に加えて環化が達成されるように、条件は選択される。式(I)からの式(IV)の化合物の製造における酸は一般に、CHCOOH、HSO、KHSO、HNO、HPO、NaHPO、HCl、CFSOH、CFCOOH及びCHCOONaからなる群から選択される。酸は、水の存在下で、又は水の実質的な非存在下でそれらの非水性形態で適用することができる。例えば、水性希釈酸は、下記で説明する式(V)の中間化合物をもたらし得る。(IV)を直接生じさせる(I)の意図する環化のために、1N若しくはそれ超の規定度の酸性水溶液を使用することが好ましくてもよい。濃酸、例えば、濃HSOが好ましい。式(I)の化合物と酸との反応における温度は一般に、0℃〜100℃、好ましくは、20℃〜80℃、より好ましくは、20℃〜70℃から選択される。
別の態様では、本発明は、式(I)の化合物の製造のための方法を含む、式(IV)の化合物の製造のための方法に関し、これは、酸又は塩基の存在下で式(V)の化合物が形成させることを可能とする反応条件下で式(I)の化合物を水と接触させるステップ、式(V)の化合物を酸と接触させて式(IV)の化合物を形成させるそれに続くステップを含み、ここで、(I)、(V)及び(VI)におけるR、R、R、R、R、R、R、R及びAは、存在する場合、上のように定義される。
Figure 2021506872
式(I)からの式(V)の化合物の製造における酸は一般に、CHCOOH、HSO、KHSO、HNO、HPO、NaHPO、HCl、CFSOH、CFCOOH及びCHCOONaからなる群から選択される。(V)への化合物(I)の変換のための酸性水溶液、特に、1N若しくはそれ未満の酸性水溶液を使用することが好ましくてもよい。塩基が式(I)の化合物を式(V)の化合物へと変換させるステップにおいて使用されるとき、式(I)からの式(V)の化合物の製造における塩基は一般に、無機塩基、例えば、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸セシウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化セシウム、並びに有機塩基、例えば、トリエチルアミン及びピリジンからなる群から選択される。使用される酸又は塩基の量は、化合物(I)の量をベースとして、好ましくは、0.8〜5.0当量、より好ましくは、0.9〜4.0当量、さらに好ましくは、1.0〜2.0当量である。使用される水の量は、特に制限されず、好ましくは、化合物(I)の量の0.5〜20倍(重量%)、より好ましくは、0.8〜5倍(重量%)である。
本発明の別の目的は、式(IV)の化合物の製造のための方法を含み、式(IV)の化合物を塩基と接触させるステップをさらに含む、式(VII)の化合物の製造のための方法であり、ここで、R、R、R及びRは、上のように定義される。
Figure 2021506872
式(IV)からの式(VII)の化合物の製造における塩基は一般に、無機塩基、例えば、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸セシウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化セシウム、並びに有機塩基、例えば、トリエチルアミン及びピリジンからなる群から選択される。無機塩基は好ましくは、水性媒体中で使用される。式(VI)の化合物は一般に、式(VI)のカルボン酸アニオンとして得られ、ここで、対カチオンは、相補的塩基性カチオンのカチオン、例えば、Na又はKである。
Figure 2021506872
式(IV)の化合物から式(VII)の化合物を得るために、式(IV)の化合物を塩基と接触させた後に、頻繁に、中間体(VI)を、式(VII)の化合物を得るために、少なくとも1種の酸と接触させる。式(VII)の化合物への式(VI)の化合物の変換のために使用される少なくとも1種の酸は、カルボン酸を生じさせるのに十分な酸性度を有する酸、例えば、無機酸、例えば、塩酸、硫酸、硝酸、リン酸、並びに有機酸、例えば、トリフルオロ酢酸、メタンスルホン酸及びパラ−トルエンスルホン酸である。酸の量は一般に、式(VII)及び/又は(VI)の化合物を含む反応混合物を、pH5以下、又は好ましくは、pH3以下となるように決定される。式(VII)の化合物は一般に、溶媒抽出、蒸留、昇華、結晶化、シリカゲルカラムクロマトグラフィー、分取薄層クロマトグラフィー、分取液体層クロマトグラフィー及び/又は溶媒洗浄によって単離及び精製され、ここで、有機溶媒による抽出、溶媒の蒸発及びそれに続く洗浄/再結晶化が好ましい。単離及び精製において使用される溶媒は、例えば、脂肪族ハロゲン化溶媒、例えば、ジクロロメタン、クロロホルム及び1,2−ジクロロエタン;芳香族炭化水素タイプの溶媒、例えば、ベンゼン、トルエン、キシレン及びアニソール;エーテルタイプの溶媒、例えば、ジエチルエーテル、t−ブチルメチルエーテル、ジイソプロピルエーテル及び1,2−ジメトキシエタン;アルコールタイプの溶媒、例えば、メタノール、エタノール及びプロピルアルコール;脂肪族炭化水素タイプの溶媒、例えば、ヘプタン、ヘキサン、シクロヘキサン及びメチルシクロヘキサン;エステルタイプの溶媒、例えば、酢酸エチル、酢酸イソプロピル及び酢酸ブチル;ニトリルタイプの溶媒、例えば、アセトニトリル及びプロピオニトリル;並びにケトンタイプの溶媒、例えば、メチルイソブチルケトンから選択される。水は、溶媒及び/又は生成物洗浄のために使用されることが多い。
本発明による別の目的は、式(I)、(VII)及び/又は(IV)の化合物の製造のための方法を含む、薬剤学的又は農芸化学的活性化合物の製造のための方法である。特に、本発明は、式(I)、(VII)及び/又は(IV)の化合物の製造のための方法を含む、薬剤学的又は農芸化学的活性化合物の製造のための方法に関し、ここで、農芸化学的又は薬剤学的活性化合物は、式(VIII)の化合物であり、
Figure 2021506872
式中、Rは、H、C〜C12−アルキル、C〜Cアルケニル又はC〜C−シクロアルキル基からなる群から選択され、H及びC〜C−アルキルが好ましく、ここで、Qは、任意選択で置換されているアリール又はヘテロアリール基であり、R、R及びRは、前述の態様、実施形態又は変形形態のいずれかにおいて上記で定義したように定義する。Rは好ましくは、メチル、エチル、シクロプロピル又はHであり、Hが最も好ましい。一般に、Qは、上記で定義したような基Sの1つ又は複数の置換基で任意選択で置換することができるアリール又はヘテロアリール基である。さらに具体的には、Qは、任意選択で置換されている芳香族炭素環、非芳香族若しくは芳香族複素環式基でよく、これらの全てはまた、二環式又は三環式でよく、ここで、芳香族炭素環又は複素環式基に結合している1つ又は複数の環は、非芳香族であり得る。頻繁に、Qは、フェニル、ナフタレン、1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン、2,3−ジヒドロ−1H−インデン、1,3−ジヒドロイソベンゾフラン、1,3−ジヒドロベンゾ[c]チオフェン、6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−ベンゾ[7]アヌレン、チオフェン、フラン、チアゾール、チアジアゾール、オキサゾール、オキサジアゾール、ピリジン、ピリミジン、トリアジン、テトラジン、チアジン、アゼピン及びジアゼピンからなる群から選択され、これらのそれぞれは、上記で定義したような基Sの1つ又は複数の置換基で任意選択で置換されている。一態様では、Qは、式Q1の基であり、
Figure 2021506872
式中、各R10は、水素又はハロゲンからなる群から独立に選択され、前記ハロゲンは特に、塩素又はフッ素である。特に、Q1は、残基3’,4’−ジクロロ−5−フルオロビフェニル−2−イル又は残基3’,4’,5’−トリフルオロフェニル)フェニルである。
別の態様では、Qは、式Q2の基である。
Figure 2021506872
別の態様では、Qは、全てのその立体異性体を含めた式Q3の基である。
Figure 2021506872
さらに別の態様では、Qは、式Q4の基である。
Figure 2021506872
さらなる態様では、Qは、その立体異性体の全てを含めた式Q5の基であり、ここで、R11は、H又はハロゲンであり、特に、R11は、Clである。
Figure 2021506872
本発明のさらなる態様では、式(VIII)の化合物の製造のための方法は、式(IV)の化合物を式(IX)NHRQの化合物と接触させるステップを含む。このような手順の詳細は、全ての目的のために参照により組み込まれている国際公開第2017129759号パンフレットに示されている。本発明のまた別の態様では、式(VIII)の化合物の製造のための方法は、式(VII)の化合物を活性化カルボン酸、好ましくは、カルボン酸ハライドへと変換させるステップ、及び式(VII)の活性化カルボン酸形態を式(IX)NHRQの化合物と接触させるステップを含む。式(VII)の化合物が、カルボン酸ハライドへと変換されるとき、この変換は、当業者には公知の方法によって、例えば、(VII)を、塩化オキサリル、塩化チオニル、三塩化リン、PCl、POCl及びCOCl及び五塩化リン、PhP及びCCl及び塩化シアヌルからなる群から頻繁に選択されるハロゲン化剤と接触させることによって達成される。次いで、式(VII)の化合物のカルボン酸ハライドを、好ましくは、式(IX)の化合物と異なる有機塩基の存在下で、式(IX)NHRQの化合物と接触させる。好ましくは、このような塩基は、トリエチルアミン、ピリジン又はジイソプロピルアミンである。式(VII)の化合物はまた、アシル化剤との反応によって式(VII)の活性化カルボン酸形態へと変換することができ、ここで、適切なアシル化剤は一般に、カルボン酸無水物、例えば、酢酸無水物及びトリフルオロ酢酸無水物、及びカルボン酸ハライド、例えば、塩化トリフルオロアセチルを含む。式(VII)の化合物とアシル化剤との反応において、塩基、例えば、トリエチルアミンの存在は、有利であり得る。次いで、式(VII)の化合物の得られたアシル化形態を、式(IX)NHRQの化合物と接触させ、式(VIII)の化合物を得ることができる。この反応において、式(IX)の化合物と異なる塩基が存在することはまた有利であり得る。好ましくは、このような塩基は、トリエチルアミン、ピリジン又はジイソプロピルアミンである。式(VII)の化合物はまた、CDI(カルボニルジイミダゾール)との反応によってその活性化形態へと変換することができる。CDIによるカルボン酸の活性化は、式(IX)の化合物との反応の前の第1のステップにおける式(VII)の化合物に適応することができるように、例えば、E.K.Woodman et al,Org.Process Res.Dev.,2009,13(1),pp 106−113に記載されている。
好ましい態様では、本発明は、式(I)、(VII)及び/又は(IV)の化合物の製造のための方法を含む、薬剤学的又は農芸化学的活性化合物の製造のための方法に関し、特に、ここで、農芸化学的又は薬剤学的活性化合物は、式(VIII)の化合物であり、ここで、農芸化学的活性化合物は、セダキサン、フルオピラム、ベンゾビンジフルピル、ビキサフェン、フルキサピロキサド、イソピラザム、ペンフルフェン及びペンチオピラドからなる群から選択される。
本発明による方法は、連続的、半バッチ式又はバッチ式に行うことができる。
本発明による方法は、農芸化学的及び薬剤学的活性化合物の製造における重要中間体であるピラゾール誘導体の製造のための重要中間体(I)へのアクセスを可能とする。一般に、ピラゾール環化の選択性は、増進される;不純物をもたらし得る、不飽和中間体へのカルボン酸ハライド又は無水物、例えば、RC(O)F、RC(O)Cl又は(R(O)C)Oの添加が関与する出発材料の調製が回避される。
参照により本明細書中に組み込まれている任意の特許、特許出願、及び公開資料の開示が、これがある用語を不明確とし得る程度まで本出願の記載と対立する場合、本記載が優先する。
下記の実施例は、本発明を限定することなく本発明をさらに説明することを意図する。
本発明による出発材料は、市販されているか、又は当業者には公知の方法によって得ることができる。
実施例1
4−(2−ベンジリデン)−1−メチルヒドラジニル)−1,1,1−トリクロロブタ−3−エン−2−オン
Figure 2021506872
217.5g(1モル)の1,1,1−トリクロロ−4−エトキシブタ−3−エン−2−オン(ETCBO)を、150mLの酢酸エチルに溶解する。150mLの酢酸エチル中の、ベンズアルデヒド及びメチルヒドラジンの反応によって得られる141g(1.05モル)の1−ベンジリデン−2−メチルヒドラジンを加え、その間に反応物を水浴で冷却する。反応の完了の後、反応混合物を室温にて2時間撹拌する。懸濁液を0℃に冷却し、濾過し、固体を冷たい酢酸エチルで洗浄し、固体を真空中で乾燥させる。
実施例2
4−(2−ベンジリデン)−1−メチルヒドラジニル)−1,1,1−トリクロロブタ−3−エン−2−オンから出発するビナミジニウム塩(Ia)
Figure 2021506872
2gのAlCl(68.7ミリモル)を、窒素下でTeflonフラスコ中に入れる。50mLの無水ジクロロメタンを加えた。混合物を0℃に冷却した。10.2gの1,1,2,2−テトラフルオロ−N,N−ジメチルエタンアミン(TFEDMA)を、10分に亘って注意深く加えた。1時間後0℃にて、実施例1からの20gの4−(2−ベンジリデン)−1−メチルヒドラジニル)−1,1,1−トリクロロブタ−3−エン−2−オンを、0℃にて窒素フラックス下で撹拌しながら少しずつ加えた。添加の完了の後、混合物を室温に温め、次いで、窒素下で50℃にて5時間加熱した。混合物を、室温に冷却した。CDCN中のH−NMRによるコントロールは、92%の変換を示した。
実施例3
2,2,2−トリクロロ−1−(3−(ジフルオロメチル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)エタン−1−オン
Figure 2021506872
実施例2の混合物に、3.21gのHSO(d=1.84、0.5当量)を加え、混合物を室温にて30分間撹拌した。混合物を氷上でクエンチし、層を分離し、水層をジクロロメタンで抽出した。層を合わせた。GC−MSは、2,2,2−トリクロロ−1−(3−(ジフルオロメチル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)エタン−1−オンの存在を示した。
実施例4
3−(ジフルオロメチル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボン酸
Figure 2021506872
2,2,2−トリクロロ−1−(3−(ジフルオロメチル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)エタン−1−オンを含有する実施例3の有機相を、15%NaOH水溶液(1.2当量)で50℃にて1時間処理した。混合物を室温に冷却した。層を分離し、水層をジクロロメタンで洗浄し、水層を0℃にて7.1mLのHCl(水中37%)で酸性化した。15分後0℃にて、混合物を濾過し、固体を冷水ですすぎ、一晩真空中で乾燥させた。実施例2から出発する全収率は、72.4%であった。
実施例5
4−(2−ベンジリデン)−1−メチルヒドラジニル)−1,1,1−トリクロロブタ−3−エン−2−オンから出発するビナミジニウム塩(Ib)
Figure 2021506872
Teflonフラスコ中で、7.36gのBF・EtO(1.06当量、d=1.15、51.9ミリモル)を、50mLの無水ジクロロメタン中の7.69g(1.06当量、51.9ミリモル)の1,1,2,2−テトラフルオロ−N,N−ジメチルエタンアミン(TFEDMA)の溶液と窒素下で室温にて混合する。1時間後室温にて、実施例1からの15g(1.0当量、49.1ミリモル)の4−(2−ベンジリデン)−1−メチルヒドラジニル)−1,1,1−トリクロロブタ−3−エン−2−オンを、窒素フラックス下で撹拌しながら室温にて少しずつ加えた。添加の完了の後、混合物を室温に温め、次いで、窒素下で50℃にて1.15時間加熱した。混合物を室温に冷却した。CDCN中のH−NMRによるコントロールは、完全な変換を示した。
実施例6
2,2,2−トリクロロ−1−(3−(ジフルオロメチル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)エタン−1−オン
Figure 2021506872
実施例5の混合物に、7.8mLのHSO(d=1.84、3当量)を、2.7mLのHOと一緒に加え、混合物を70℃にて30分間撹拌した。さらなる1当量のHSOを加え、混合物を1時間70℃にて、次いで、室温にて1時間撹拌した。CDCN中のH−NMRは、(Ib)の完全な環化を示した。混合物を氷上でクエンチし、層を分離し、水層をジクロロメタンで抽出した。層を合わせた。GC−MSは、2,2,2−トリクロロ−1−(3−(ジフルオロメチル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)エタン−1−オンの存在を示した。
実施例7
3−(ジフルオロメチル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボン酸
Figure 2021506872
2,2,2−トリクロロ−1−(3−(ジフルオロメチル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)エタン−1−オンを含有する実施例6の有機相を、15%NaOH水溶液(15.7mL、1.2当量)で50℃にて1時間処理した。混合物を室温に冷却した。層を分離し、水層をジクロロメタンで洗浄し、水層を0℃にて5.3mLのHCl(水中の37%)で酸性化した。15分後0℃にて、混合物を濾過し、固体を冷水ですすぎ、一晩真空中で乾燥させた。実施例5から出発する全収率は、67%であった。
実施例8
ビキサフェン(N−(3’,4’−ジクロロ−5−フルオロビフェニル−2−イル)−3−(ジフルオロメチル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)
Figure 2021506872
5.0g(18ミリモル)の2,2,2−トリクロロ−1−(3−(ジフルオロメチル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)エタノン、及び3’,4’−ジクロロ−5−フルオロビフェニル−2−アミン(4.6g、18ミリモル)を混合し、10mlのトルエンで希釈する。この溶液に、1,1,3,3−テトラメチルグアニジン(TMG、0.2当量)を加え、混合物を室温にて16時間撹拌する。このように得られた黄色の懸濁液の揮発性物質を蒸発させ、残渣を冷水で粉砕する。固体を濾過し、水で洗浄し、乾燥させ、粗ビキサフェンを得る。
実施例9
フルキサピロキサド(3−(ジフルオロメチル)−1−メチル−N−(3’,4’,5’−トリフルオロビフェニル−2−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)
Figure 2021506872
フルキサピロキサドは、実施例8の手順を使用して得るが、ここで、3’,4’−ジクロロ−5−フルオロビフェニル−2−アミンの代わりに3’,4’,5’−トリフルオロビフェニル−2−アミンを使用する。
実施例10
セダキサン(N−(2−(ビ(シクロプロパン)−2−イル)フェニル)−3−(ジフルオロメチル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)
Figure 2021506872
セダキサンは、実施例8の手順を使用して得るが、ここで、3’,4’−ジクロロ−5−フルオロビフェニル−2−アミンの代わりに2−(ビ(シクロプロパン)−2−イル)アニリンを使用する。
実施例11
3−(ジフルオロメチル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボニルクロリド
Figure 2021506872
実施例7又は4によって得た3−(ジフルオロクロロメチル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボン酸を、トルエン中の塩化オキサリル(1.25当量)で処理し、数滴のジメチルホルムアミドを加える。混合物を減圧下で濃縮し、塩化カルボキシルを得る。
実施例12
ビキサフェン(N−(3’,4’−ジクロロ−5−フルオロビフェニル−2−イル)−3−(ジフルオロメチル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)
(1,3ミリモル)の3’,4’−ジクロロ−5−フルオロ−1,1’−ビフェニル−2−アミン、及び実施例11によって得た(1.56ミリモル)の3−(ジフルオロクロロメチル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボン酸塩化物を、6mlのテトラヒドロフランに溶解し、2.6ミリモルのトリエチルアミンと混合する。混合物を60℃にて16時間撹拌する。混合物を濃縮し、シクロヘキサン/酢酸エチルエステルを使用したシリカ上のクロマトグラフにかけ、ビキサフェンを得る。
実施例13
フルキサピロキサド(3−(ジフルオロメチル)−1−メチル−N−(3’,4’,5’−トリフルオロビフェニル−2−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)
フルキサピロキサドは、実施例12の手順を使用して得るが、ここで、3’,4’−ジクロロ−5−フルオロビフェニル−2−アミンの代わりに3’,4’,5’−トリフルオロビフェニル−2−アミンを使用する。
実施例14
セダキサン(N−(2−(ビ(シクロプロパン)−2−イル)フェニル)−3−(ジフルオロメチル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド)
セダキサンは、実施例12の手順を使用して得るが、ここで、3’,4’−ジクロロ−5−フルオロビフェニル−2−アミンの代わりに2−(ビ(シクロプロパン)−2−イル)アニリンを使用する。

Claims (15)

  1. 式(I)による化合物を製造するための方法であって、式(II)の化合物及び式(III)の化合物の反応
    Figure 2021506872
    (式中、
    は、少なくとも1つのハロゲン原子で置換されているC1〜4アルキル基からなる群から選択され、
    及びRは、C〜C12−アルキル、C〜C10−シクロアルキル、アリール、及びアラルキル基からなる群から独立に選択され、これらのそれぞれは、任意選択で置換されているか、又はR及びRは、それらが結合している窒素原子と一緒に、任意選択で置換されている5〜10員複素環式ラジカルを形成し、これは、それらが付着している窒素原子に加えて、環員としてO、N及びSからなる群から選択されるさらなる1つ、2つ若しくは3つのヘテロ原子を含有し得、
    は、CF、CCl及びCBrからなる群から選択され、
    は、C〜C12−アルキル、C〜Cアルケニル、C〜C10−シクロアルキル、C2〜12アルキニル、アリール、ヘテロアリール及びアラルキル基からなる群から選択され、これらのそれぞれは、任意選択で置換されており、
    及びRは、それぞれ独立に、H、C〜C12−アルキル、C〜Cアルケニル、C〜C10−シクロアルキル、C2〜12アルキニル、アリール、ヘテロアリール又はアラルキル基からなる群から選択され、これらのそれぞれは、任意選択で置換されており、ここで、R及びRの少なくとも1つは、Hと異なり、
    は、H、X’、COOR’、OR’、SR’、C(O)NR’からなる群から選択され、ここで、基R’は、C(O)NR’において独立に選択され、ここで、R’は、水素、C〜C12−アルキル、CN、C〜Cアルケニル、アリール、シクロアルキル、アラルキル、ヘテロアリールからなる群から選択され、これらのそれぞれは、任意選択で置換されており、X’は、ハロゲン原子であり、
    は、Cl、BF 、PF 、SbF 、AlCl及びAlCl からなる群から選択される)
    を含む、方法。
  2. が、少なくとも1つのハロゲン原子で置換されているメチル基であり、好ましくは、Rが、CHF又はCFである、請求項1に記載の方法。
  3. が、AlCl、BF 又はAlCl である、請求項1又は2に記載の方法。
  4. が、CClである、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. が、H又はX’である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
  6. が、H、CH及び任意選択で置換されているベンジルからなる群から選択される、請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 及びRが、それぞれ独立に、H、C〜C12−アルキル及びアリールからなる群から選択され、これらのそれぞれが、任意選択で置換されており、R及びRの少なくとも1つが、Hと異なる、請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 式(IV)の化合物の製造のための方法であって、請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法を含み、式(I)の化合物を酸と接触させるステップをさらに含み、
    Figure 2021506872
    式中、R、R、R、R、R、R、R、R及びAは、請求項1〜7のいずれか一項に定義されている、方法。
  9. 前記酸が、CHCOOH、HSO、HNO、HPO、KHSO、NaHPO、HCl、CFSOH、CFCOOH及びCHCOONaからなる群から選択される、請求項8に記載の方法。
  10. 式(IV)の化合物の製造のための方法であって、式(V)の化合物が形成することを可能とする反応条件下で酸又は塩基の存在下で式(I)の化合物を水と接触させるステップ、それに続く、式(V)の化合物を酸と接触させて式(IV)の化合物を形成させるステップを含む、請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法を含み、ここで、R、R、R、R、R、R、R、R及びAは、請求項1〜7のいずれか一項に定義されている、方法。
    Figure 2021506872
  11. 式(VII)の化合物の製造のための方法であって、請求項8〜10のいずれか一項に記載の方法を含み、且つ式(IV)の化合物を塩基と接触させるステップをさらに含み、ここで、R、R、R及びRは、請求項1〜7のいずれか一項に定義されている、方法。
    Figure 2021506872
  12. 薬剤学的又は農芸化学的活性化合物の製造のための方法であって、請求項1〜11のいずれか一項に記載の方法を含む、方法。
  13. 前記農芸化学的又は薬剤学的活性化合物が、式(VIII)の化合物
    Figure 2021506872
    (式中、Rは、H、C〜C12−アルキル、C〜Cアルケニル又はC〜C−シクロアルキル基からなる群から選択され、H及びC〜C−アルキルが好ましく、Qは、任意選択で置換されているアリール又はヘテロアリール基であり、R、R及びRは、請求項1〜7のいずれか一項に定義されている)である、請求項12に記載の方法。
  14. 式(IV)の化合物を式(IX)NHRQの化合物と接触させるステップを含むか、又は式(VII)の化合物を活性化カルボン酸、好ましくは、カルボン酸ハライドへと変換させるステップ、及び式(VII)の前記活性化カルボン酸形態を式(IX)NHRQの化合物と接触させるステップを含む、請求項13に記載の方法。
  15. 前記農芸化学的活性化合物が、セダキサン、フルオピラム、ベンゾビンジフルピル、ビキサフェン、フルキサピロキサド、イソピラザム、ペンフルフェン及びペンチオピラドからなる群から選択される、請求項12〜14のいずれか一項に記載の方法。
JP2020533793A 2017-12-22 2018-12-20 イミニウム化合物の製造のための方法、及びピラゾール誘導体の製造におけるそれらの適用 Withdrawn JP2021506872A (ja)

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