JP2002369712A - 2つの物質をその場で供給するためのディスペンサユニット - Google Patents
2つの物質をその場で供給するためのディスペンサユニットInfo
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Abstract
動可能であって2つの物質が混合された又は別個の状態
で同時に供給されるようにするアクチュエータエレメン
トとを有し、上記物質は、これら物質が別々に収容され
た2つの容器から取り出される。各容器には、押圧され
た場合に上記物質が供給されるようにする中空アクチュ
エータロッドを含むようなポンプ又は弁が設けられてい
る。また、該ディスペンサユニットは、上記アクチュエ
ータエレメントとは別個であって、上記各容器の2つの
アクチュエータロッド上に係合するのに適した2つのフ
ードを含むような中間部材を含んでいる。上記アクチュ
エータエレメント及び中間部材は、少なくともアクチュ
エータエレメントが駆動されている間では、上記容器か
ら到来する物質が該アクチュエータエレメントに向かっ
て進むのを可能にするように共動する。また、該アクチ
ュエータエレメントは上記物質がディスペンサ端部部品
に向かって流れるのを可能にする少なくとも1つの内部
チャンネルを含んでいる。
Description
ための2つの物質、更に特定的には、専らではないが毛
髪を染めるための2つの物質を供給することに関する。
混合されるのを可能にする数々の装置が知られている。
2245号は、本体及び該本体に対して移動可能な押釦を有
し、物質が別々に貯蔵された2つの容器から、これら2
つの物質が同時に且つ別々に供給されるようにし、各容
器には中空アクチュエータロッドを有する弁が設けら
れ、該ロッドが物質を供給するために押圧されるような
ディスペンサユニットを記載している。
ンサユニットに伴う困難さは、製造許容誤差が与えられ
た場合、上記アクチュエータロッドの上端が正確に同一
のレベルに位置しない可能性があり、これは上記物質が
同時に供給されないという危険を冒すということにあ
る。
物質の性質が異なっている場合でも、多数の構成部品が
再利用可能となるように修正が容易であり、これにより
ディスペンサの製造における規模による経済性の利点を
得るようにする要望が存在する。
るが、それらも完全に満足のゆくものではない。
ロッパ特許出願第EP-A-0313414号、第EP-A-0427609号及
び第EP-A-0243667号、英国特許第GB1163978号、又はフ
ランス国特許出願第FR-A-2598392号及び第FR-A-1413164
号を参照することができる。
除く新規なディスペンサユニットを提供することにあ
る。
ットは、本体と、該本体に対して移動可能であって2つ
の物質が混合された又は別個の状態で同時に供給される
ようにするアクチュエータエレメントとを有するような
型式のディスペンサユニットであって、前記物質はこれ
ら物質が別々に貯蔵された2つの容器から取り出され、
各容器には、押圧された場合に前記物質が供給されるよ
うにする中空アクチュエータロッドを含むポンプ又は弁
が設けられており、当該ディスペンサユニットは、前記
アクチュエータエレメントとは別体であって、前記各容
器の前記2つのアクチュエータロッド上に係合するのに
適した2つのフードを含むような中間部材を含み、前記
アクチュエータエレメント及び前記中間部材は、少なく
とも前記アクチュエータエレメントが駆動されている間
には、前記容器から到来する前記物質が前記アクチュエ
ータエレメントに向かって通過するのを可能にするよう
に共動すべく構成され、前記アクチュエータエレメント
は前記物質がディスペンサ端部部品に向かって流れるの
を可能にする少なくとも1つの内部チャンネルを含んで
いることを特徴とする。
上端間のレベルの如何なる差にも拘わらず、満足のゆく
動作が達成されるのを可能にする。
メントに移送される方法が、即ち各物質が混合された状
態で移送されるか又は別個に移送されるかが、上記中間
部材の構造を変えることのみにより容易に変更すること
ができる。
エータエレメントはヒンジ結合される。
個の又は混合された状態で流出する出口ダクトを含み、
前記アクチュエータエレメントは、有利には、該出口ダ
クトを受け入れるのに適した鐘型口部を有する。
は、前記アクチュエータエレメントが休止状態にある場
合に非漏れ防止状態の接続を形成し、かくして、詰まっ
たり、意図せぬ作動をする危険性を低減することができ
る。
レメントの前記鐘型口部内に、少なくとも1つの軸の廻
りに角度的に揺動するか、又は2つの直交する軸の廻り
に確かに角度的に揺動することができるように収容する
ことができる。このような配置は、上記アクチュエータ
ロッドの上端に関して比較的緩い製造許容誤差を用いる
ことを可能にする。
ユニットの前記本体が、前記容器に形成されたカラー上
にスナップ固定するのに適した内側タブを含む。
ータエレメントはスナップ固定により前記本体に固定さ
れる。
前記本体はスロットを含むことができ、前記アクチュエ
ータエレメントは一端に該スロット内にスナップ固定す
るのに適した止め部を有することができる。
チュエータエレメントが物質供給を生じる方向とは反対
の方向に動かされた場合に該アクチュエータエレメント
が当接するのに適した壁部から後退され、該壁部はユー
ザが前記アクチュエータエレメントを前記中間部材への
アクセスを得る程十分に持ち上げるのを防止する。
に取り付けられる場合、該アクチュエータエレメント
は、有利には、回動軸に沿って断面的に見た場合に概ね
Γ字状とする。
有するものとすることができる。このように、上記アク
チュエータエレメントは、内側に少なくとも1つの補強
リブを有することができ、その場合、該ディスペンサユ
ニットの前記本体は、前記アクチュエータエレメントが
供給位置に向かって移動される場合に前記補強リブを受
け入れるのに適した凹部を含むことができる。
けられるディスペンサ端部部品を受け入れる固定エレメ
ントを含むことができる。
記アクチュエータエレメント上に固定することができ
る。
部品は前記アクチュエータエレメント上にスナップ固定
により取り付けられ、該端部部品が軸の廻りに自由に回
転することができるようにする。
当該ユニットを下向きにして又は上向きにして行われる
かに応じて、真っ直ぐなものとすることもでき、又は曲
がったものとすることもできる。
りをすることができ、例えば、分け目を付けるために該
端部部品が毛髪中に一層容易に侵入するのを可能にす
る。
記物質が供給される前に混合されねばならない場合に
は、流れ偏向板を含むことができ、該偏向板は該混合を
一層一様にすることができる。
オリフィスが閉じられたノズル片により少なくとも一端
で閉じられた長尺筒状部を含む。該長尺筒状部を閉じる
ためのノズル片の使用は、低価格のノズル片の広い利用
可能性の利点を生かすことができ、かくして、特別な栓
の製造を避けることができる。
と供給位置との間で移動可能な少なくとも1つのロック
エレメントを有することができ、該ロックエレメントは
ロック位置にある場合に前記アクチュエータエレメント
が、物質が供給されるようになるまで十分に移動するの
を防止するように作用する。
ンサが移送される間に、前記物質が偶発的に供給されて
しまう如何なる危険性も防止するよう作用する。
は、前記アクチュエータに対して回転することができ、
前記ディスペンサ端部部品に取り付けられ、且つ、前記
ロック位置において当該ディスペンサユニットの前記本
体に対して当接するようになるのに適している。
材が、少なくとも1つの長手方向の補強リブを有してい
る。
体は、該本体の上面に取り付けられる閉止エレメントを
有することができ、これらエレメントは、前記中間部材
が当該ディスペンサユニットの前記本体内に挿入された
後、前記部材を該本体内に保持するように取り付けられ
る。
ットの前記本体は、前記容器を受け入れるソケットを規
定するような筒状の支え面を有し、これら支え面は前記
中間部材が受け入れられる各切欠きを有している。
の外側において前記支え面の間に係合して、該中間部材
を当該ディスペンサユニットの前記本体内で心出しする
ように作用する少なくとも1つのリブを有している。
メントが駆動されておらず且つ当該ディスペンサユニッ
トが前記容器上に取り付けられるの待機している場合に
は、当該ディスペンサユニットの前記本体内に多少の緩
みを伴って保持されるようにすることができる。
クチュエータエレメントまでは別々に流すように構成す
ることができる。
は前記物質を前記ディスペンサ端部部品までは別々に流
すように構成することができる。
物質が前記アクチュエータエレメントに到達する前に一
緒に混合されるように同様に構成することもできる。
(各成分)間の混合を促進するミキサエレメントを含む
ことができる。斯様なミキサエレメントは、上記各成分
を純粋には軸方向でない方向に移動させるように、例え
ば1以上の概ね螺旋状の部分を含む経路に沿って移動さ
せるように構成することができる。
通過する一連の同様の各部分を有することができる。ま
た、該ミキサエレメントは、前記ディスペンサ端部部品
とは別個に形成されると共に、該ディスペンサ端部部品
内において、一端においては該端部部品の肩部に当接
し、他端においては該ディスペンサ端部部品が取り付け
られる前記アクチュエータエレメントの部分に当接する
ことにより軸方向に移動するのを防止することができ
る。
より十分に移動されない場合、当該ディスペンサの上記
弁の一方のみが作動される危険性がある。斯かる危険性
を低減するために、当該ディスペンサユニットは、前記
アクチュエータエレメントの所定の行程を越える動きが
ユーザに対して知覚され得る可聴クリック音を発生する
ように構成することができる。このようにして、上記ク
リック音が一旦聞かれたら、ユーザは上記アクチュエー
タエレメントが十分に作動されたことが分かる。
ットは、前記アクチュエータエレメントが初期休止位置
から或る閾位置まで移動される間に或る方向に変形さ
れ、前記アクチュエータエレメントが前記閾位置を越え
て移動されると反対方向に変形するような少なくとも1
つの弾性的に変形可能なタブを有する。斯様なタブは、
例えば当該ディスペンサユニットの本体と一体に形成す
ることができる。
サユニットの前記本体は、前記アクチュエータエレメン
トが移動されることにより変形されるのに適した2つの
クリック音発生タブを有する。
の概ね平坦な壁部に接続されると共に、前記アクチュエ
ータエレメントが移動された場合に上記壁部の面から離
れるように変形されるよう配設することができる。各タ
ブは、自由端に向かって減少するような寸法を有するこ
とができる。
ータエレメントの変位の間に可聴クリック音を発生すべ
く当該ディスペンサユニットの前記本体上に2つのタブ
が設けられ、上記アクチュエータエレメントは、これら
タブに当接するのに適した2つのリブを有している。こ
れらリブは、特に上記アクチュエータエレメントが断面
で見て概ねΓ字状である場合に、該アクチュエータエレ
メントを補強するのに有効であり得る。
ニットと、該ディスペンサユニットが取り付けられる2
つの容器とを有するようなディスペンサアセンブリも提
供する。
するための液体又は半液体であるような物質を収容する
ことができる。
き、各容器は、軸方向位置が0.2ミリメートル(mm)以
上、又は0.3mm以上の許容誤差で分かるような上端を
呈するアクチュエータロッドを有することができる。
例の下記詳細な説明を精読し、添付図面を精査すること
により、より良く理解されるであろう。
2つの容器3及び4上に装着されたディスペンサユニッ
ト2を有するディスペンサアセンブリ1を示している。
2に示すような真っ直ぐなディスペンサ端部部品8又は
図3に示すような曲がったディスペンサ端部部品9を受
け入れるための固定エレメント7が設けられたアクチュ
エータエレメント6とを有している。
示し、この図において、本体5は、その機能を後に詳述
する中間部材10を収容していることが分かる。中間部
材10とアクチュエータエレメント6とは別個であり、
別々に形成されている。
メント11により頂部で閉じられており、該エレメント
は本体5の対応する開口にスナップ留めするように構成
されている。
加圧エアゾール缶形式のものであり、図19から分かる
ように、アクチュエータロッド15が取り付けられた自
身の弁を有している。
により保持されている。
エータロッド15の上端17の高さは約0.3mmの許容
誤差内で既知である。
該ロッドが押下された場合に物質が該中空アクチュエー
タロッドを介して供給される。
スリットが切られた下端を持つ筒状の支え面16を有
し、これらタブには半径方向内側面に、対応する容器の
カラー16’の背後にスナップ固定するのに適した各止
め部18が設けられている。
軸方向のリブ19も設けられ、これらリブの下端20
は、容器3又は4の当該ディスペンサユニットの本体5
への挿入行程の終端において当接部として作用する。
詳述するように中間部材10を受入するための切欠き2
2が設けられている。
該スカートの下部は容器3及び4の各々の非円筒形上部
26の全てを覆うようになっている。
うな内側タブ26を有し、該タブを介して図12に見ら
れるようなスロット27が通過しており、前記アクチュ
エータエレメント6は、該スロット27にスナップ固定
するのに適した止め部29が設けられた端部28を有し
ている。この接続は、該アクチュエータエレメント6
が、図7及び図8の断面の面に垂直な回転軸の廻りで回
動するのを自由にさせる。
通路30を有し、該通路30は該本体の上記タブ26と
は反対側に配置され、該タブは、物質が供給されるのを
生じるのとは反対の方向にアクチュエータエレメント6
が移動するのを防止する当接部を構成するような壁部3
5から後退され、これによりユーザが上記中間部材10
にアクセスするのを防止している。
り、図7及び図8におけるように断面で見た場合に概ね
Γ字状である。
に、アクチュエータエレメント6は内部に補強リブを有
している。
6は、2つの外側部補強リブ40と、2つの内側補強リ
ブ41とを有している。
ように、上記リブ41が受け入れられるようにする2つ
の凹部42を有している。
うに、アクチュエータエレメント6と一体的に形成され
ている。
メント7は軸Xの廻りの筒(チムニ)により構成され、
ネジ山44が設けられている。
45により下方に延在されている。
おいてアクチュエータエレメント6と一体的に形成され
ている。
材10は、一端48において開口した軸Yの廻りの長尺
の筒状部47と共に、該長尺部47の内側と連通した2
つのフード49、及び軸Yに垂直な軸Z上であってフー
ド49から等距離の中間面内に位置する出口ダクト50
を有している。
じ側に中央補強リブ51を有し、該リブの端部51’は
フード49から離隔されている。また、中間部材10の
底部は、各々が全長にわたって延びる2つの長手方向リ
ブ52を有している。
る。
れるように、丸められている。
と共に肩部57に向かって先細る第1部分56を有し、
上記肩部に対して、対応する容器のアクチュエータロッ
ド15の上端17が当たるようになる。
4に見られるように、その一端48において、出口が栓
止めされたノズル片60により閉じられている。
と、フード49は各筒状支え面16の中央に位置され、
長尺筒状部47は筒状支え面16の上部に形成された切
欠き22内に受容され、中央リブ51は本体5内におい
て中間部材10を芯出しするのに寄与すると共に、その
端部51’を介して筒状支え面16に対して当接するこ
とができる。
チュエータエレメント6が休止状態にあれば、これらフ
ードは単にアクチュエータロッド15上に載せられた状
態である。アクチュエータエレメント6が押圧され、当
該中間部材が本体5内で下方に移動されるようになって
初めて、該アクチュエータロッド15は漏れ防止態様で
フード49内に嵌まる。
鐘型口部45内に、2つの垂直な軸、即ち軸Yと平行な
軸並びに軸Y及びZにより規定される面に垂直な軸、の
廻りで角度的に揺動する能力を有して受け入れられるこ
とが分かるであろう。
材が上記容器のアクチュエータロッド15の各上端17
間のレベルの如何なる差も補償するのを可能にする。
に、本体5内に中間部材10を伴い、且つ、定位置のア
クチュエータエレメント6を伴って取り付けられる。
3及び4上に、各容器のカラー16’が前記筒状支え面
16の内側にスナップ固定されるようになるまで押し下
げられることにより固定することができる。
される。
又は下向きにして使用されるべきかに応じて、固定エレ
メント7上に適切なディスペンサ端部部品8又は9を螺
合する。
し、毛髪に分け目を形成するのを容易にすることが分か
るであろう。
ュエータエレメント6を図8における矢印U方向に押圧
する。
と、該エレメントは中間部材10を下方に移動させ、こ
れにより容器3及び4の前記弁を開く。
クト50の底部で出会う際に筒状部47内で一緒に混合
される。
又は9に到達し、例えば毛髪上に施される。
材10内で混合するのを防止するためには、図17に示
すような中間部材10’を使用することも可能であり、
該中間部材は図9に示した部材とは、長尺筒状部47’
が両軸方向端部で開放しており、且つ、出口ダクト50
を2つの分離したチャンネル72及び73に分割する内
部隔壁71を有している点で相違している。
又は9内に侵入して初めて混合を開始し、これは、特定
の物質を使用する場合に、詰まる危険性を防止すること
が可能となる。
施例におけるノズル片60のような各ノズル片により閉
じられる。
ペンサ端部部品は、2つの物質が当該ディスペンサ端部
部品の出口オリフィスに到達するまで混合することなく
移送されるのを可能にするような内部隔壁を含むことが
できる。
るために、該装置にはロックエレメントを設けることが
でき、このロックエレメントは該ロックエレメントがロ
ック位置にある場合にアクチュエータエレメント6が押
圧されるのを防止するように作用する。
8’を示し、該端部部品は図2に示したものとは、基部
に2つの径方向に対抗するフィン80を有し、前述した
固定エレメント7と同様ではあるがネジ山44を浮き彫
りのスナップ固定止め部に置換したような固定エレメン
ト上に、スナップ固定することにより該端部部品を固定
するように配置された内部玉縁81を有する点で相違し
ている。
は、上記フィン80が上記アクチュエータエレメントの
頂部と整列していて該アクチュエータエレメントが押圧
されるのを妨害しないような供給位置と、フィン80が
上記アクチュエータエレメントの両側において本体5の
上部壁に当接し、これにより該アクチュエータエレメン
トが押圧されるのを防止するようなロック位置との間に
おいて、軸Xの廻りで自由に回転する。
分)の混合を改善するためのミキサエレメントを収容す
ることができる。
前述したものと同様のアクチュエータエレメント6上に
螺合されるディスペンサ端部部品8”を示している。図
23に別途示すミキサエレメント100が、端部部品
8”内に配置される。ミキサエレメント100は、一連
の副エレメント100a及び100bを有し、当該ディ
スペンサ端部部品8”に到達した成分の各々を直線状で
ない経路に強制的に従わせる。斯かる経路は、図示の例
では略螺旋状である。
8”内の肩部85に当接し、下端は固定エレメント7の
上縁に当接する。端部部品8”は、下端にアクチュエー
タエレメント6に当接するような環状の鍔部86を有す
ると共に、アクチュエータエレメント6上に螺合される
際に当該ディスペンサ端部部品8”を保持するのを容易
にするための軸方向の複数のリブ87を有している。
本体5’を示している。
41を受け入れる凹部42が凹部42’に置換されてい
る点で相違する。該凹部42’の形状は、ユーザがアク
チュエータエレメント6を押圧した場合に弾性的に変形
して可聴クリック音を発生し、ユーザに対して該アクチ
ュエータエレメント6が十分に押圧されたことを告げる
ようなタブ120を規定するようなものである。図示の
実施例において、各タブ120は概ね平らな壁部121
に接続されると共に、アクチュエータエレメント6が移
動する間のリブ41の経路上に配置された自由端122
を有している。このように、タブ120は、アクチュエ
ータエレメント6が或る閾点まで押圧される間に、本体
5’の内側に向かって壁部121の面から離れるように
変形される。アクチュエータエレメント6は上記閾点を
越えると、タブ120は弾性的に初期形状に戻ろうと
し、かくして可聴クリック音を発生する。
定したタブ120の幅は、当該タブの自由端122に向
かって減少していることが分かる。また、タブ120が
壁部121の中間軸Mに対して斜めに延在していること
も分かる。図22の面に垂直に測定したタブ120の厚
さは、壁部121の厚さと略等しいから、アクチュエー
タエレメント6が移動されることの影響によるタブ12
0の変形には、壁部121の少量の変形が伴い、これに
より結果としてのクリック音の強さを増加させる傾向に
ある。
るものではない。
クエレメントは異なるように形成することができる。
する容器に置換することもできる。
ペンサユニットを含むディスペンサアセンブリの概略斜
視図である。
ぐなディスペンサ端部部品を単独で示す斜視図である。
斜視図である。
チュエータロッドの軸を含む面に沿う断面図で、容器は
省略されている。
閉じるエレメントを単独で示す。
ータエレメントを単独で示す下面図である。
で、アクチュエータエレメントが休止位置にある場合の
ディスペンサユニットを示す。
で、物質を供給するためにアクチュエータエレメントが
動かされた後のディスペンサユニットを示す。
サユニットの本体の下面図である。
図である。
レメントの側面図である。
である。
面に沿う断面図である。
間部材を示す。
ィスペンサ端部部品を示す。
チュエータエレメント及びディスペンサ端部部品の断面
図である。
スペンサユニットの本体の立面図である。
す。
で示す斜視図である。
Claims (46)
- 【請求項1】 本体(5;5’)と、該本体に対して移
動可能であって2つの物質が混合された又は別個の状態
で同時に供給されるようにするアクチュエータエレメン
ト(6)とを有するディスペンサユニット(2)であっ
て、前記物質はこれら物質が別々に収容された2つの容
器(3;4)から取り出され、各容器には、押圧された
場合に前記物質が供給されるようにする中空アクチュエ
ータロッド(15)を含むポンプ又は弁が設けられてい
るようなディスペンサユニットにおいて、 前記ディスペンサユニットは、前記アクチュエータエレ
メントとは別体であって、前記各容器の前記2つのアク
チュエータロッド上に係合するのに適した2つのフード
(49)を含むような中間部材(10;10’)を含
み、 前記アクチュエータエレメント(6)及び前記中間部材
(10;10’)は、少なくとも前記アクチュエータエ
レメントが駆動されている間には、前記容器から到来す
る前記物質が前記アクチュエータエレメントに向かって
通過するのを可能にするように共動すべく構成され、 前記アクチュエータエレメントは前記物質がディスペン
サ端部部品(8;8’,9)に向かって流れるのを可能
にする少なくとも1つの内部チャンネルを含んでいる、
ことを特徴とするディスペンサユニット。 - 【請求項2】 請求項1に記載のディスペンサユニット
において、前記アクチュエータエレメント(6)がヒン
ジ結合されていることを特徴とするディスペンサユニッ
ト。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のディスペ
ンサユニットにおいて、前記中間部材は前記物質が別個
の又は混合された状態で流出する出口ダクト(50)を
有し、前記アクチュエータエレメントが該出口ダクトを
受け入れるのに適した鐘型口部(45)を有しているこ
とを特徴とするディスペンサユニット。 - 【請求項4】 請求項3に記載のディスペンサユニット
において、前記出口ダクト及び前記鐘型口部は、前記ア
クチュエータエレメントが休止状態にある場合に漏れ防
止状態ではない接続を形成することを特徴とするディス
ペンサユニット。 - 【請求項5】 請求項3又は請求項4に記載のディスペ
ンサユニットにおいて、前記出口ダクト(50)は前記
アクチュエータエレメントの前記鐘型口部(45)内
に、少なくとも1つの軸の廻りに、好ましくは2つの直
交する軸の廻りに角度的に揺動することができるように
収容されることを特徴とするディスペンサユニット。 - 【請求項6】 請求項1ないし5の何れか一項に記載の
ディスペンサユニットにおいて、該ディスペンサユニッ
トの前記本体が、前記容器に形成されたカラー(1
6’)上にスナップ固定するのに適した内側タブ(1
7)を有していることを特徴とするディスペンサユニッ
ト。 - 【請求項7】 請求項1ないし6の何れか一項に記載の
ディスペンサユニットにおいて、前記アクチュエータエ
レメント(6)がスナップ固定により前記本体(5)に
固定されることを特徴とするディスペンサユニット。 - 【請求項8】 請求項7に記載のディスペンサユニット
において、該ディスペンサユニットの前記本体はスロッ
ト(27)を有し、前記アクチュエータエレメントは一
端に前記スロット内にスナップ固定するのに適した止め
部(29)を有していることを特徴とするディスペンサ
ユニット。 - 【請求項9】 請求項8に記載のディスペンサユニット
において、前記スロットは、前記アクチュエータエレメ
ントが物質供給を生じる方向とは反対の方向に動かされ
た場合に該アクチュエータエレメントが当接するのに適
した壁部(35)から後退されており、前記壁部はユー
ザが前記アクチュエータエレメントを前記中間部材への
アクセスを得る程十分に持ち上げるのを防止することを
特徴とするディスペンサユニット。 - 【請求項10】 請求項1ないし9の何れか一項に記載
のディスペンサユニットにおいて、前記アクチュエータ
エレメント(6)が回動自在に取り付けられ、その回動
軸に沿って見た場合に該アクチュエータエレメントは概
ねΓ字状の断面を呈していることを特徴とするディスペ
ンサユニット。 - 【請求項11】 請求項1ないし10の何れか一項に記
載のディスペンサユニットにおいて、前記アクチュエー
タエレメントが剛性を有していることを特徴とするディ
スペンサユニット。 - 【請求項12】 請求項11に記載のディスペンサユニ
ットにおいて、前記アクチュエータエレメントが内側に
少なくとも1つの補強リブ(41)を有し、該ディスペ
ンサユニットの前記本体は、前記アクチュエータエレメ
ントが供給位置に向かって移動された場合に前記補強リ
ブを受け入れるのに適した凹部(42)を含んでいるこ
とを特徴とするディスペンサユニット。 - 【請求項13】 請求項1ないし12の何れか一項に記
載のディスペンサユニットにおいて、前記アクチュエー
タエレメントは、取り付けられるディスペンサ端部部品
(8,9)を受け入れる固定エレメント(7)を有して
いることを特徴とするディスペンサユニット。 - 【請求項14】 請求項13に記載のディスペンサユニ
ットにおいて、前記ディスペンサ端部部品(8,9)が
螺合により前記アクチュエータエレメント上に固定され
ることを特徴とするディスペンサユニット。 - 【請求項15】 請求項13に記載のディスペンサユニ
ットにおいて、前記ディスペンサ端部部品(8)が、軸
の廻りに回転する能力を伴って、前記アクチュエータエ
レメント上にスナップ固定により固定されることを特徴
とするディスペンサユニット。 - 【請求項16】 請求項1ないし15の何れか一項に記
載のディスペンサユニットにおいて、前記ディスペンサ
端部部品(8、8’)が真っ直ぐであることを特徴とす
るディスペンサユニット。 - 【請求項17】 請求項1ないし15の何れか一項に記
載のディスペンサユニットにおいて、前記ディスペンサ
端部部品(9)が曲がっていることを特徴とするディス
ペンサユニット。 - 【請求項18】 請求項1ないし17の何れか一項に記
載のディスペンサユニットにおいて、前記ディスペンサ
端部部品(8,8’)の自由端(70)が面取りされて
いることを特徴とするディスペンサユニット。 - 【請求項19】 請求項1ないし18の何れか一項に記
載のディスペンサユニットにおいて、前記アクチュエー
タエレメントが流れ偏向板(46)を有していることを
特徴とするディスペンサユニット。 - 【請求項20】 請求項1ないし19の何れか一項に記
載のディスペンサユニットにおいて、前記中間部材(1
0;10’)は、出口オリフィスが栓止めされたノズル
片(60)により少なくとも一端で閉じられた長尺筒状
部(47;47’)を有していることを特徴とするディ
スペンサユニット。 - 【請求項21】 請求項1ないし20の何れか一項に記
載のディスペンサユニットにおいて、当該ディスペンサ
ユニットがロック位置と供給位置との間で移動可能な少
なくとも1つのロックエレメント(80)を含み、該ロ
ックエレメントは前記ロック位置にある場合に前記アク
チュエータエレメントが、物質が供給されるようになる
程十分に移動するのを防止するように作用することを特
徴とするディスペンサユニット。 - 【請求項22】 請求項21に記載のディスペンサユニ
ットにおいて、前記ロックエレメントは、前記アクチュ
エータエレメントに対して回転することができ、前記デ
ィスペンサ端部部品に取り付けられ、且つ、前記ロック
位置において当該ディスペンサユニットの前記本体に対
して当接するようになるのに適していることを特徴とす
るディスペンサユニット。 - 【請求項23】 請求項1ないし22の何れか一項に記
載のディスペンサユニットにおいて、前記中間部材は少
なくとも1つの長手方向の補強リブ(51)を有してい
ることを特徴とするディスペンサユニット。 - 【請求項24】 請求項1ないし23の何れか一項に記
載のディスペンサユニットにおいて、当該ディスペンサ
ユニットの前記本体は上面に取り付けられた閉止エレメ
ント(11)を有し、これらエレメントは、前記中間部
材が当該ディスペンサユニットの前記本体内に挿入され
た後、該中間部材を該本体内に保持するために取り付け
られることを特徴とするディスペンサユニット。 - 【請求項25】 請求項1ないし24の何れか一項に記
載のディスペンサユニットにおいて、当該ディスペンサ
ユニットの前記本体は前記容器を受け入れるソケットを
規定するような筒状の支え面(16)を有し、これら支
え面は前記中間部材が受け入れられる切欠き(22)を
有していることを特徴とするディスペンサユニット。 - 【請求項26】 請求項25に記載のディスペンサユニ
ットにおいて、前記中間部材は、前記ソケットの間にお
いて前記支え面の間に係合すると共に該中間部材が当該
ディスペンサユニットの前記本体内で心出しされるのを
可能にするような少なくとも1つのリブ(51)を有し
ていることを特徴とするディスペンサユニット。 - 【請求項27】 請求項1ないし26の何れか一項に記
載のディスペンサユニットにおいて、前記中間部材は、
前記アクチュエータエレメントが駆動されておらず且つ
当該ディスペンサユニットが前記容器上に取り付けられ
るの待機している場合には、当該ディスペンサユニット
の前記本体内に多少の緩みを伴って保持されていること
を特徴とするディスペンサユニット。 - 【請求項28】 請求項1ないし27の何れか一項に記
載のディスペンサユニットにおいて、前記中間部材は前
記物質を前記アクチュエータエレメントまでは別々に流
すように構成されていることを特徴とするディスペンサ
ユニット。 - 【請求項29】 請求項28に記載のディスペンサユニ
ットにおいて、前記アクチュエータエレメントは前記物
質を前記ディスペンサ端部部品までは別々に流すように
構成されていることを特徴とするディスペンサユニッ
ト。 - 【請求項30】 請求項1ないし27の何れか一項に記
載のディスペンサユニットにおいて、前記中間部材は、
前記物質が前記アクチュエータエレメントに到達する前
に一緒に混合されるように構成されていることを特徴と
するディスペンサユニット。 - 【請求項31】 請求項1ないし30の何れか一項に記
載のディスペンサユニットにおいて、前記ディスペンサ
端部部品は前記各物質間の混合を促進するミキサエレメ
ント(100)を含んでいることを特徴とするディスペ
ンサユニット。 - 【請求項32】 請求項31に記載のディスペンサユニ
ットにおいて、前記ミキサエレメント(100)は、前
記各物質を純粋には軸方向ではない方向に進ませるよう
に構成されていることを特徴とするディスペンサユニッ
ト。 - 【請求項33】 請求項32に記載のディスペンサユニ
ットにおいて、前記ミキサ(100)は、前記各物質を
1以上の概ね螺旋状の部分を含む経路に沿って進ませる
ように構成されていることを特徴とするディスペンサユ
ニット。 - 【請求項34】 請求項31ないし33の何れか一項に
記載のディスペンサユニットにおいて、前記ミキサエレ
メント(100)は、前記物質が順次通過する一連の同
様の各部分(100a、100b)を有していることを
特徴とするディスペンサユニット。 - 【請求項35】 請求項31ないし34の何れか一項に
記載のディスペンサユニットにおいて、前記ミキサエレ
メント(100)は、前記ディスペンサ端部部品とは別
に形成されると共に、該ディスペンサ端部部品内におい
て、一端においては肩部(85)に当接し、他端におい
ては該ディスペンサ端部部品が取り付けられる前記アク
チュエータエレメントの部分に当接することにより軸方
向に保持されることを特徴とするディスペンサユニッ
ト。 - 【請求項36】 請求項1ないし35の何れか一項に記
載のディスペンサユニットにおいて、当該ディスペンサ
ユニットは、前記アクチュエータエレメントの所定の行
程を越える動きがユーザに対して知覚可能な可聴クリッ
ク音を発生するように構成されていることを特徴とする
ディスペンサユニット。 - 【請求項37】 請求項36に記載のディスペンサユニ
ットにおいて、当該ディスペンサユニットは、前記アク
チュエータエレメントが初期休止位置から或る閾位置ま
で移動される間に或る方向に変形され、前記アクチュエ
ータエレメントが前記閾位置を一旦通過すると反対方向
に変形されるような少なくとも1つの弾性的に変形可能
なタブ(120)を含んでいることを特徴とするディス
ペンサユニット。 - 【請求項38】 請求項36又は請求項37に記載のデ
ィスペンサユニットにおいて、当該ディスペンサユニッ
トは、前記本体(5’)上に形成されて、前記アクチュ
エータエレメントが前記物質を供給するように移動され
る場合に可聴クリック音を発生する少なくとも1つのタ
ブ(120)を含んでいることを特徴とするディスペン
サユニット。 - 【請求項39】 請求項38に記載のディスペンサユニ
ットにおいて、前記本体が、前記アクチュエータエレメ
ント(6)を移動することにより変形されるのに適した
2つのタブ(120)を有していることを特徴とするデ
ィスペンサユニット。 - 【請求項40】 請求項38又は請求項39に記載のデ
ィスペンサユニットにおいて、前記タブ又は複数のタブ
(120)は、概ね平坦な壁部(121)に接続される
と共に、前記アクチュエータエレメントが移動された場
合に前記壁部(121)の面から外れるように変形され
るよう配設されていることを特徴とするディスペンサユ
ニット。 - 【請求項41】 請求項40に記載のディスペンサユニ
ットにおいて、前記タブ(又は複数のタブ)の寸法が、
各タブの自由端に向かって減少することを特徴とするデ
ィスペンサユニット。 - 【請求項42】 請求項37ないし41の何れか一項に
記載のディスペンサユニットにおいて、前記アクチュエ
ータエレメントの変位の間に可聴クリック音を発生すべ
く前記本体(5’)上に2つのタブ(120)が形成さ
れ、前記アクチュエータエレメントは前記タブ(12
0)に対して押圧するのに適した2つのリブ(41)を
有していることを特徴とするディスペンサユニット。 - 【請求項43】 請求項1ないし42の何れか一項に記
載のディスペンサユニット(2)と、該ディスペンサユ
ニットが取り付けられる2つの容器(3,4)とを有す
ることを特徴とするディスペンサアセンブリ(1)。 - 【請求項44】 請求項43に記載のディスペンサアセ
ンブリにおいて、前記容器がその場で混合する物質を収
容していることを特徴とするディスペンサアセンブリ。 - 【請求項45】 請求項43又は請求項44に記載のデ
ィスペンサアセンブリにおいて、前記容器が加圧された
ものであることを特徴とするディスペンサアセンブリ。 - 【請求項46】 請求項45に記載のディスペンサアセ
ンブリにおいて、前記容器(3,4)には、軸方向位置
が0.2mm以上又は0.3mm以上の許容誤差で分かるよ
うな各上端(17)を呈するアクチュエータロッド(1
5)を有するような弁が設けられることを特徴とするデ
ィスペンサアセンブリ。
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