JP2002299915A - 非可逆回路素子及び通信装置 - Google Patents

非可逆回路素子及び通信装置

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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01PWAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
    • H01P1/00Auxiliary devices
    • H01P1/32Non-reciprocal transmission devices
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    • H01P1/00Auxiliary devices
    • H01P1/32Non-reciprocal transmission devices
    • H01P1/38Circulators
    • H01P1/383Junction circulators, e.g. Y-circulators
    • H01P1/387Strip line circulators

Abstract

(57)【要約】 【課題】 バランやハイブリッド等を介さないで平衡出
力回路に接続することができる非可逆回路素子及び通信
装置を提供する。 【解決手段】 中心電極組立体13は、円板状のマイク
ロ波フェライト20の上面に、中心電極21〜23を電
気的絶縁状態で、それぞれの交差角が略120度になる
ように配置している。中心電極22,23は、それぞれ
の一端側に接続部28,29を有し、他端側にアース電
極25が接続されている。中心電極21は両端に接続部
26,27を有している。この接続部26,27は給電
端とされ、中心電極21に接続されている入力ポート1
は平衡型入力ポートとされている。そして、中心電極2
2に接続されている出力ポート2は不平衡型出力ポート
とされ、中心電極23に接続されているポート3は終端
ポートとされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばマイクロ波
帯で使用されるアイソレータやサーキュレータ等の非可
逆回路素子及び通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、平衡出力回路、特にプッシュ
プルアンプ(180度の位相差で動作する一対の増幅器
を有するもの)の出力側には、バランやハイブリッドや
電力合成器が挿入されていた。そして、これらバラン等
によって、平衡信号をシングルエンデッド信号に変換し
ていた。
【0003】一般に、マイクロ波帯以下(HF帯、VH
F帯,UHF帯以下)では、バランが用いられている。
一方、マイクロ波帯以上(UHF帯以上)では、ハイブ
リッドや電力合成器が用いられる。バランは、広帯域フ
ェライトコアを用いることが多く、その場合、使用可能
な周波数上限はUHF帯までである。ハイブリッドや電
力合成器は、通常、分布定数回路で構成されるので、U
HF帯以上であれば、実用上大きな問題とならないサイ
ズである。
【0004】ところで、通信機、特に、振幅変調成分を
含むQPSK等の送信回路部や、高信頼性が要求される
送信回路部では、シングルエンデッド信号に変換された
送信信号は、アイソレータを経由した後、アンテナ切換
装置(又はアンテナ共用装置)などを経てアンテナに送
られる。アイソレータを経由しないと、アンテナやアン
テナ切換装置などからの反射が平衡出力回路(特にアン
プ)に戻り、平衡出力回路から見た負荷インピーダンス
を変化させてしまう。そして、負荷インピーダンスが変
化すると、送信信号の波形歪みが大きくなったり、アン
プの動作が不安定になって発振したりするという不具合
が発生する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ようにバラン(又はハイブリッドや電力合成器)とアイ
ソレータを組み合わせると、送信回路部が大型かつ高コ
ストになり、最近の移動通信機の小型化及び低コスト化
の要求に対応できなくなってきた。また、送信信号がバ
ランとアイソレータの両方を通過するため、挿入損失が
大きい。また、送信回路部は扱う電力が大きいため、構
成部品点数が多くなって接続箇所が増えると、不要輻射
が発生し易くなり、通信機内部での相互干渉の可能性が
高くなるという問題があった。さらに、バランとアイソ
レータのそれぞれの動作帯域幅によって送信回路部の動
作帯域幅が狭められるため、使用可能な周波数帯域が狭
帯域になるという問題もあった。
【0006】また、通信機では、電力増幅器からの2倍
高調波や3倍高調波などの発射を防ぐため、しばしばア
イソレータ以外に、ローパスフィルタやバンドパスフィ
ルタを設けて、高調波信号を基本波比で−60dB程度
に抑圧している。しかし、そのような回路構成では、サ
イズ、価格、挿入損失が増加してしまう。そのため、ア
イソレータに高調波抑圧の効果が期待されるようになっ
ている。フィルタを設けることなく、高調波を抑圧しよ
うとするわけである。
【0007】確かにアイソレータには、動作周波数(基
本波)より高い周波数の信号を減衰させる高調波抑圧効
果がある。特に、3倍高調波のような基本波から大きく
離れた信号は例えば30〜40dB以上など、十分減衰
させることができる。しかし、本来がフィルタではない
こともあり、2倍高調波のような比較的基本波に近い周
波数の信号は、15〜25dB程度と、3倍高調波と比
較すると減衰量は十分とはいえない。
【0008】通常の(不平衡:シングルエンデッド)出
力の増幅器では、3倍高調波信号(基本波比で、−40
dB程度)と比較して2倍高調波の信号が強い(基本波
比で、−30dB程度)ため、アイソレータと組み合わ
せても、2倍高調波を十分減衰させられず(基本波比
で、−50dB程度)、フィルタを追加して基本波比
で、−60dB以下となるようにする必要がしばしば起
こる。
【0009】ところが、平衡型(プッシュプル)増幅器
はその性質として、2倍高調波の発生が少ない(例:基
本波比で、−40から−50dB程度)。従って、むし
ろ3倍高調波(基本波比で、−40dB程度)の抑圧が
課題となる。一方、アイソレータは、先に述べたように
3倍高調波を抑圧する能力が大きい。そのため、平衡型
増幅器とアイソレータを組み合わせることにより、2
倍、3倍の高調波を、フィルタを付加することなく、余
裕を持って基本波比で−60dB以下に抑えることが望
まれる。しかし、従来のアイソレータでは、平衡型増幅
器との間にバランを介する必要がある。
【0010】そこで、本発明の目的は、バランやハイブ
リッド等を介さないで平衡出力回路に接続することがで
きる非可逆回路素子及び通信装置を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段及び作用】前記目的を達成
するため、本発明に係る非可逆回路素子は、(a)永久
磁石と、(b)前記永久磁石により直流磁界が印加され
るフェライトと、(c)前記フェライトに配置された複
数の中心電極とを備え、(d)前記複数の中心電極にそ
れぞれ接続されている複数のポートのうち、少なくとも
一つのポートが平衡型ポートであること、を特徴とす
る。より具体的には、中心電極の両端部を給電端とする
ことにより、平衡型ポートが形成されている。ここに、
中心電極の電気長は1/2波長であることが好ましい。
【0012】以上の構成からなる非可逆回路素子は、バ
ランやハイブリッド等を介さないで、平衡出力回路の出
力側に接続可能である。
【0013】また、非可逆回路素子と該非可逆回路素子
に接続する平衡出力回路とのインピーダンス整合をとる
ため、例えば、平衡型ポートの中心電極の両端にそれぞ
れ整合用コンデンサを電気的に直列に接続したり、平衡
型ポートの中心電極の両端間を整合用コンデンサで電気
的に接続したり、平衡型ポートの中心電極の各端とアー
スとの間をそれぞれ整合用コンデンサで電気的に接続し
たりしている。あるいは、平衡型ポートの中心電極の両
端をそれぞれ整合用コンデンサを介して平衡入出力端子
に電気的に接続したり、平衡入出力端子間を整合用コン
デンサで電気的に接続したり、平衡入出力端子のそれぞ
れとアースとの間を整合用コンデンサで電気的に接続し
たりしている。
【0014】また、平衡型ポートの中心電極の電極幅
を、残りの中心電極の電極幅と異ならせることにより、
非可逆回路素子と平衡出力回路との間で最適なインピー
ダンス整合が得られる。特に、平衡出力回路のインピー
ダンスが低い場合には、平衡型ポートの中心電極の電極
幅を、残りの中心電極の電極幅より太くすることによ
り、中心電極での導体損が減り、低挿入損失の非可逆回
路素子が得られる。
【0015】また、本発明に係る通信装置は、前述の特
徴を有する非可逆回路素子と、略180度の位相差で駆
動される一対の増幅器とを備え、一対の増幅器の出力側
に非可逆回路素子の平衡型ポートを接続している。以上
の構成により、小型で優れた周波数特性を有する通信装
置が得られる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る非可逆回路
素子及び通信装置の実施の形態について添付の図面を参
照して説明する。各実施形態では、非可逆回路素子とし
て集中定数型アイソレータを例にして説明し、同一部品
及び同一部分には同じ符号を付し、重複した説明は省略
する。
【0017】[第1実施形態、図1〜図6]図1に示す
ように、アイソレータ1は、概略、金属製下側ケース4
と、樹脂製端子ケース3と、中心電極組立体13と、金
属製上側ケース8と、永久磁石9と、絶縁性部材7と、
抵抗Rと、整合用コンデンサC1〜C4等を備えてい
る。
【0018】中心電極組立体13は、円板状のマイクロ
波フェライト20の上面に、中心電極21〜23を電気
的絶縁状態で、それぞれの交差角が略120度になるよ
うに配置している。中心電極22,23は、それぞれの
一端側に接続部28,29を有し、他端側にアース電極
25が接続されている。中心電極22,23共通のアー
ス電極25は、フェライト20の下面を略覆うように設
けられている。一方、中心電極21は、両端に接続部2
6,27を有している。中心電極組立体13は、フェラ
イト20の裏面に設けられたアース電極25が、樹脂製
端子ケース3の窓部3cを通して、金属製下側ケース4
の底壁4bにはんだ付け等の方法により接続され、接地
される。
【0019】図2に示すように、樹脂製端子ケース3に
は、平衡入力端子(=バランス入力端子=差動入力端
子)14,15、不平衡出力端子(=アンバランス出力
端子)16及び三つのアース端子17がインサートモー
ルドされている。これらの端子14〜17は、一端が樹
脂製端子ケース3の対向する側壁3aからそれぞれ外方
向へ導出され、他端が樹脂製端子ケース3の底部3bに
露出してそれぞれ平衡入力引出し電極部14a,15
a、不平衡出力引出し電極部16a及びアース引出し電
極部17aを形成している。平衡入力引出し電極部14
a,15a及び不平衡引出し電極部16aは、中心電極
21,22の接続部26,27,28にそれぞれはんだ
付けされている。
【0020】整合用コンデンサC1〜C4は、ホット側
コンデンサ電極が中心電極21〜23の接続部26〜2
9にそれぞれはんだ付けされ、コールド側コンデンサ電
極が樹脂製端子ケース3に露出しているアース引出し電
極部17aにそれぞれはんだ付けされている。抵抗Rの
一方は、中心電極23の接続部29を介して整合用コン
デンサC4のホット側コンデンサ電極に接続され、他方
は樹脂製端子ケース3の底部3bに露出しているアース
引出し電極部17aに接続されている。つまり、整合用
コンデンサC4と抵抗Rとは、中心電極23の接続部2
9とアースとの間に電気的に並列に接続されている。図
3は、アイソレータ1の内部の電気的接続状態を示した
ものである。
【0021】以上の構成からなる各部品は、例えば、次
のようにして組み立てられる。図1に示すように、樹脂
製端子ケース3の下方から金属製下側ケース4を装着す
る。次に、この樹脂製端子ケース3内に、中心電極組立
体13や整合用コンデンサC1〜C4や抵抗R等を収容
し、金属製上側ケース8を装着する。金属製上側ケース
8と中心電極組立体13の間には、永久磁石9及び絶縁
性部材7が配置される。永久磁石9は、中心電極組立体
13に直流磁界Hを印加する。下側ケース4と上側ケー
ス8は接合して金属ケースをなし、磁気回路を構成して
おり、ヨークとしても機能している。
【0022】こうして、図4に示すアイソレータ1が得
られる。図5は、このアイソレータ1を携帯電話40の
送信回路部に組み込んだ場合の電気回路図である。図5
において、30はバラン、31は180度の位相差で動
作する一対の増幅器32,33を備えたプッシュプルア
ンプ、34はアンテナスイッチ、35はアンテナ素子で
ある。
【0023】アイソレータ1の中心電極21の両端部
(具体的には接続部26,27)は給電端とされ、この
中心電極21に接続されている入力ポート1は平衡型入
力ポートである。このアイソレータ1の中心電極21に
接続されている平衡型入力ポート1は、プッシュプルア
ンプ31の平衡出力側に電気的に接続されている。アイ
ソレータ1の中心電極22に接続されている出力ポート
2は不平衡型出力ポートである。この不平衡型出力ポー
ト2は、アンテナスイッチ34に電気的に接続されてい
る。そして、アイソレータ1の中心電極23に接続され
ているポート3は終端ポートとされている。
【0024】このアイソレータ1は、バランやハイブリ
ッド等を介さないで、プッシュプルアンプ31(平衡出
力回路)の出力側に接続することができる。従って、送
信回路部を小型かつ低コストにすることができる。ま
た、バランやハイブリッド等を省略できるため、挿入損
失や不要輻射が少なく、かつ、使用可能な周波数帯域が
広い携帯電話40を得ることができる。
【0025】また、平衡型入力ポート1の中心電極21
の両端に位置する接続部26,27の各々とアースとの
間を電気的に接続している整合用コンデンサC1,C3
の静電容量値を調整すれば、送信回路部の動作中心周波
数を目的の周波数に合わせることができる。そして、中
心電極21の両端間をコンデンサで電気的に接続する構
造でないため、リード線などに伴う不要な寄生インダク
タンス成分の発生がない。
【0026】また、中心電極21〜23の電気長は、1
/2波長に設定することが好ましい。平衡型ポート1の
中心電極21の電気長が1/2波長に設定されている
と、中心電極21の両端の接続部26と27の間のイン
ピーダンスが無限大となり、平衡型の伝送線路間に挿入
されるリアクタンスが無限大となる。すなわち、中心電
極21に整合用コンデンサを接続する必要がなくなる。
また、平衡型の伝送線路間に挿入されるリアクタンスが
無限大に近い状態になれば、整合用コンデンサによるイ
ンピーダンスの変換の程度が小さくてすみ、アイソレー
タの動作帯域も広帯域となる。
【0027】さらに、平衡型入力ポート1の中心電極2
1aの電極幅を、他の中心電極22,23の電極幅と異
ならせることにより、プッシュプルアンプ31との間に
最適なインピーダンス整合が得られる。特に、プッシュ
プルアンプ31のインピーダンスが低い場合には、図6
に示すアイソレータ1aのように、平衡型入力ポート1
の中心電極21aの電極幅を、他の中心電極22,23
の電極幅より太くする。これにより、中心電極21aで
の導体損が減り、低挿入損失のアイソレータ1aを得る
ことができる。
【0028】また、プッシュプルアンプ31はその性質
として、2倍高調波の発生が少ない(例:基本波比で、
−40から−50dB程度)。従って、むしろ3倍高調
波(基本波比で、−40dB程度)の抑圧が課題とな
る。一方、アイソレータ1は3倍高調波を抑圧する能力
が大きい。そのため、プッシュプルアンプ31とアイソ
レータ1を組み合わせることにより、2倍、3倍の高調
波を、フィルタやバランを付加することなく、余裕をも
って基本波比で−60dB以下に抑えることができるよ
うになる。
【0029】表1は、プッシュプルアンプ31とアイソ
レータ1を組み合わせたときの2倍、3倍の高調波の抑
圧度及び挿入損失を測定した結果を示したものである。
比較のために、不平衡増幅器と従来型アイソレータとを
組み合わせた場合、並びに、不平衡増幅器と従来型アイ
ソレータとローパスフィルタとを組み合わせた場合のそ
れぞれの測定結果も併せて示している。こうして不要な
高調波の発射を防ぎつつ、コストやサイズ、重量を減少
させ、挿入損失の減少によって通信機を低消費電力タイ
プとすることが実現する。移動通信機にあっては、小型
・軽量、低価格、長電池駆動時間が実現する。
【0030】
【表1】
【0031】[第2実施形態、図7及び図8]図7は、
第2実施形態のアイソレータ41の内部の電気的接続状
態を示すものである。整合用コンデンサC2,C4は、
ホット側コンデンサ電極が中心電極22,23の接続部
28,29にそれぞれはんだ付けされ、コールド側コン
デンサ電極がアース引出し電極部17aにそれぞれはん
だ付けされている。整合用コンデンサC5は、下面のコ
ンデンサ電極が中心電極21の一方の接続部26にはん
だ付けされ、上面のコンデンサ電極がリード線42を介
して中心電極21の他方の接続部27に電気的に接続さ
れている。
【0032】抵抗Rの一方は、中心電極23の接続部2
9を介して整合用コンデンサC4のホット側コンデンサ
電極に接続され、他方はアース引出し電極部17aに接
続されている。
【0033】図8は、このアイソレータ41を携帯電話
40aの送信回路部に組み込んだ場合の電気回路図であ
る。図8において、45は分布定数線路(ストリップラ
イン)46,47と抵抗48とを備えた電力分配器であ
る。アイソレータ41の中心電極21の両端部(具体的
には接続部26,27)は給電端とされ、この中心電極
21に接続されている入力ポート1は平衡型入力ポート
である。このアイソレータ41の中心電極21に接続さ
れている平衡型入力ポート1は、プッシュプルアンプ3
1の平衡出力側に電気的に接続されている。なお、プッ
シュプルアンプ31の一方の増幅器33には、移相器3
3aが直列に接続されている。
【0034】このアイソレータ41は、バランやハイブ
リッド等を介さないで、プッシュプルアンプ31(平衡
出力回路)の出力側に接続することができる。従って、
送信回路部を小型かつ低コストにすることができる。ま
た、バランやハイブリッド等を省略できるため、挿入損
失や不要輻射が少なく、かつ、使用可能な周波数帯域が
広い携帯電話40aを得ることができる。
【0035】また、平衡型入力ポート1の中心電極21
の両端間を電気的に接続している整合用コンデンサC5
の静電容量値を調整すれば、送信回路部の動作中心周波
数を目的の周波数に合わせることができる。
【0036】[第3実施形態、図9]図9は、第3実施
形態のアイソレータ51を携帯電話40bの送信回路部
に組み込んだ場合の電気回路図である。図9において、
53は分布定数線路(ストリップライン)54〜57を
備えたハイブリッド、58は終端抵抗である。アイソレ
ータ51の中心電極21の両端部(具体的には接続部2
6,27)は給電端とされ、この中心電極21に接続さ
れている入力ポート1は平衡型入力ポートである。この
アイソレータ51は、中心電極21に整合用コンデンサ
を接続しておらず、小型化に適している。
【0037】[第4〜第9実施形態、図10〜図15]
図10は、第4実施形態のアイソレータ61の電気等価
回路図である。このアイソレータ61は、中心電極21
の両端部を給電端とし、この中心電極21に接続されて
いるポート1を平衡型入力ポートとしている。中心電極
21の両端部間には整合用コンデンサC5が電気的に接
続されており、かつ、中心電極21のそれぞれの端部に
は整合用コンデンサC6,C7が電気的に直列に接続さ
れている。そして、これら整合用コンデンサC5〜C7
の静電容量値を適宜調整することにより、送信回路部の
動作中心周波数を目的の周波数に合わせることができ
る。さらに、出力インピーダンスが50Ωから大幅に離
れている平衡出力回路にインピーダンス整合をとること
ができる。
【0038】また、図11は第5実施形態のアイソレー
タ71の電気等価回路図である。このアイソレータ71
は、両端部を給電端とした中心電極21のそれぞれの端
部とアースとの間に、整合用コンデンサC1,C3が電
気的に接続されるとともに、中心電極21のそれぞれの
端部には整合用コンデンサC6,C7が電気的に直列に
接続されている。そして、これら整合用コンデンサC
1,C3,C6,C7の静電容量値を適宜調整すること
により、送信回路部の動作中心周波数を目的の周波数に
合わせることができる。さらに、出力インピーダンスが
50Ωから大幅に離れている平衡出力回路にインピーダ
ンス整合をとることができる。
【0039】また、図12は第6実施形態のアイソレー
タ81の電気等価回路図である。このアイソレータ81
は、両端部を給電端とした中心電極21のそれぞれの端
部と平衡入力端子14,15との間に、整合用コンデン
サC6,C7が電気的に接続されている。そして、これ
ら整合用コンデンサC6,C7の静電容量値を適宜調整
することにより、出力インピーダンスが低い(例えば1
0Ω以下)平衡出力回路にインピーダンス整合をとるこ
とができる。
【0040】また、図13は第7実施形態のアイソレー
タ91の電気等価回路図である。このアイソレータ91
は、両端部を給電端とした中心電極21のそれぞれの端
部と平衡入力端子14,15との間に整合用コンデンサ
C6,C7が電気的に接続されるとともに、平衡入力端
子14と15の間に整合用コンデンサC5が電気的に接
続されている。そして、これら整合用コンデンサC5〜
C7の静電容量値を適宜調整することにより、送信回路
部の動作中心周波数を目的の周波数に合わせることがで
きる。さらに、出力インピーダンスが50Ωから大幅に
離れている平衡出力回路にインピーダンス整合をとるこ
とができる。
【0041】また、図14は第8実施形態のアイソレー
タ101の電気等価回路図である。このアイソレータ1
01は、図10に示した第4実施形態のアイソレータ6
1に、さらに、平衡入力端子14と15の間に整合用コ
ンデンサC8が電気的に接続されたものである。さら
に、図15は第9実施形態のアイソレータ111の電気
等価回路図である。このアイソレータ111は、図11
に示した第5実施形態のアイソレータ71に、さらに、
平衡入力端子14と15の間に整合用コンデンサC8が
電気的に接続されたものである。
【0042】[他の実施形態]なお、本発明に係る非可
逆回路素子及び通信装置は前記実施形態に限定するもの
ではなく、その要旨の範囲内で種々に変更することがで
きる。例えば、前記実施形態では、1ポートを終端した
集中定数型アイソレータの場合について説明したが、本
発明は3ポート集中定数型サーキュレータなどの他の高
周波部品にも適用できる。
【0043】また、中心電極や整合用コンデンサなど
は、誘電体基板や磁性体基板の表面にパターン印刷等の
方法で形成したものでもよいし、誘電体シートや磁性体
シートを積層して構成した多層基板の内部にパターン印
刷等の方法で積層配置したものであってもよい。磁性体
基板や磁性体シートを積層して構成した磁性体多層基板
に中心電極を形成した場合には、フェライトと中心電極
が一体化された構造が得られる。
【0044】また、本発明に係る通信装置は、前記実施
形態に限るものではない。例えば、図16は、第1実施
形態のアイソレータ1を携帯電話40cの送信回路部に
組み込んだ場合の電気回路図である。図16において、
Vccは電源端子、121はFET(トランジスタでも
よい)、123,124はインピーダンス素子(例えば
抵抗器)、125,126はコンデンサ、31は180
度の位相差で動作する一対の増幅器32,33を備えた
プッシュプルアンプ、34はアンテナスイッチ、35は
アンテナ素子である。
【0045】アイソレータ1の中心電極21の両端部
(具体的には接続部26,27)は給電端とされ、この
中心電極21に接続されている入力ポート1は平衡型入
力ポートである。このアイソレータ1の中心電極21に
接続されている平衡型入力ポート1は、プッシュプルア
ンプ31の平衡出力側に電気的に接続されている。アイ
ソレータ1の中心電極22に接続されている出力ポート
2は不平衡型出力ポートである。この不平衡型出力ポー
ト2は、アンテナスイッチ34に電気的に接続されてい
る。そして、アイソレータ1の中心電極23に接続され
ているポート3は終端ポートとされている。
【0046】また、図17は、第1実施形態のアイソレ
ータ1を携帯電話40dの送信回路部に組み込んだ場合
の電気回路図である。図17において、131は平衡型
ミキサ、132は平衡型フィルタ(例えば表面弾性波フ
ィルタ)、133は平衡型増幅器、31は180度の位
相差で動作する一対の増幅器32,33を備えたプッシ
ュプルアンプ、134はアンテナ共用器(デュプレク
サ)、35はアンテナ素子である。平衡型ミキサ131
は、変調波(Modulation Signal)ま
たは変調信号(Modulated RF Signa
l)と、搬送波(Carrier Wave)または局
部発振波(Local Signal)とを混合する。
【0047】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、複数の中心電極にそれぞれ接続されている複数
のポートのうち、少なくとも一つのポートが平衡型ポー
トであるので、非可逆回路素子を平衡出力回路の出力側
に接続する際、バランやハイブリッド等を介さないで接
続することができる。また、平衡型ポートの中心電極の
電極幅を、残りの中心電極の電極幅と異ならせることに
より、非可逆回路素子と平衡出力回路との間で最適なイ
ンピーダンス整合が得られる。特に、平衡出力回路のイ
ンピーダンスが低い場合には、平衡型ポートの中心電極
の電極幅を、残りの中心電極の電極幅より太くすること
により、中心電極での導体損が減り、低挿入損失の非可
逆回路素子が得られる。この結果、製造コストや挿入損
失や不要輻射が抑えられ、小型で優れた周波数特性を有
する通信装置が得られる。
【0048】また、平衡型増幅器と本発明に係る平衡入
力型アイソレータを組み合わせることにより、フィルタ
やバランを付加することなく、2倍高調波や3倍高調波
を余裕をもって基本波比で−60dB以下に抑えること
ができるようになる。こうして不要な高調波の発射を防
ぎつつ、コストやサイズ、重量を減少させ、挿入損失の
減少によって通信機を低消費電力タイプとすることがで
きる。移動通信機にあっては、小型・軽量、低価格、長
電池駆動時間が実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る非可逆回路素子の一実施形態を示
す分解斜視図。
【図2】図1に示した非可逆回路素子の内部平面図。
【図3】図1に示した非可逆回路素子の内部接続状態を
示す概略構成図。
【図4】図1に示した非可逆回路素子の外観斜視図。
【図5】図1に示した非可逆回路素子を平衡出力回路に
接続した通信装置の送信回路部を示す電気回路図。
【図6】図1に示した非可逆回路素子の変形例を示す内
部平面図。
【図7】本発明に係る非可逆回路素子の別の実施形態を
示す概略構成図。
【図8】図7に示した非可逆回路素子を平衡出力回路に
接続した通信装置の送信回路部を示す電気回路図。
【図9】本発明に係る非可逆回路素子及び通信装置のさ
らに別の実施形態を示す電気回路図。
【図10】本発明に係る非可逆回路素子のさらに別の実
施形態を示す電気等価回路図。
【図11】本発明に係る非可逆回路素子のさらに別の実
施形態を示す電気等価回路図。
【図12】本発明に係る非可逆回路素子のさらに別の実
施形態を示す電気等価回路図。
【図13】本発明に係る非可逆回路素子のさらに別の実
施形態を示す電気等価回路図。
【図14】本発明に係る非可逆回路素子のさらに別の実
施形態を示す電気等価回路図。
【図15】本発明に係る非可逆回路素子のさらに別の実
施形態を示す電気等価回路図。
【図16】図1に示した非可逆回路素子を平衡出力回路
に接続した、別の通信装置の送信回路部を示す電気回路
図。
【図17】図1に示した非可逆回路素子を平衡出力回路
に接続した、さらに別の通信装置の送信回路部を示す電
気回路図。
【符号の説明】
1,1a,41,51,61,71,81,91,10
1,111…集中定数型アイソレータ 9…永久磁石 14,15…平衡入力端子 20…フェライト 21〜23,21a…中心電極 26〜29…接続部 40,40a,40b,40c,40d…携帯電話 31…プッシュプルアンプ 32,33…増幅器 C1〜C8…整合用コンデンサ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のポートを有している非可逆回路素
    子において、 永久磁石と、 前記永久磁石により直流磁界が印加されるフェライト
    と、 前記フェライトに配置された複数の中心電極とを備え、 前記複数の中心電極にそれぞれ接続されている複数のポ
    ートのうち、少なくとも一つのポートが平衡型ポートで
    あること、 を特徴とする非可逆回路素子。
  2. 【請求項2】 前記平衡型ポートの中心電極の両端部を
    給電端としたことを特徴とする請求項1に記載の非可逆
    回路素子。
  3. 【請求項3】 前記平衡型ポートの中心電極の両端にそ
    れぞれ整合用コンデンサを電気的に直列に接続したこと
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の非可逆回路
    素子。
  4. 【請求項4】 前記平衡型ポートの中心電極の両端間を
    整合用コンデンサで電気的に接続したことを特徴とする
    請求項1〜請求項3のいずれかに記載の非可逆回路素
    子。
  5. 【請求項5】 前記平衡型ポートの中心電極の各端とア
    ースとの間をそれぞれ整合用コンデンサで電気的に接続
    したことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに
    記載の非可逆回路素子。
  6. 【請求項6】 前記平衡型ポートの中心電極の両端が、
    それぞれ整合用コンデンサを介して平衡入出力端子に電
    気的に接続されていることを特徴とする請求項4又は請
    求項5に記載の非可逆回路素子。
  7. 【請求項7】 前記平衡入出力端子間を整合用コンデン
    サで電気的に接続したことを特徴とする請求項6に記載
    の非可逆回路素子。
  8. 【請求項8】 前記平衡入出力端子のそれぞれとアース
    との間を整合用コンデンサで電気的に接続したことを特
    徴とする請求項6に記載の非可逆回路素子。
  9. 【請求項9】 前記中心電極の電気長が略1/2波長で
    あることを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに
    記載の非可逆回路素子。
  10. 【請求項10】 前記平衡型ポートの中心電極の電極幅
    が残りの中心電極の電極幅と異なることを特徴とする請
    求項1〜請求項9のいずれかに記載の非可逆回路素子。
  11. 【請求項11】 前記平衡型ポートの中心電極の電極幅
    が残りの中心電極の電極幅より太いことを特徴とする請
    求項10に記載の非可逆回路素子。
  12. 【請求項12】 略180度の位相差で駆動される一対
    の増幅器と、前記一対の増幅器の出力側に平衡型ポート
    を接続した請求項1〜請求項11のいずれかに記載の非
    可逆回路素子とを備えたことを特徴とする通信装置。
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