JP2003273610A - 非可逆回路素子 - Google Patents

非可逆回路素子

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JP2003273610A
JP2003273610A JP2002070024A JP2002070024A JP2003273610A JP 2003273610 A JP2003273610 A JP 2003273610A JP 2002070024 A JP2002070024 A JP 2002070024A JP 2002070024 A JP2002070024 A JP 2002070024A JP 2003273610 A JP2003273610 A JP 2003273610A
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JP
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conductors
central
strip
central portion
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Yuichi Shimizu
祐一 清水
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Alps Alpine Co Ltd
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Alps Electric Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01PWAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
    • H01P1/00Auxiliary devices
    • H01P1/32Non-reciprocal transmission devices
    • H01P1/38Circulators
    • H01P1/383Junction circulators, e.g. Y-circulators
    • H01P1/387Strip line circulators

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  • Non-Reversible Transmitting Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 入出力される信号に対して所要の伝送帯域を
確保して信号周波数での損失を少なくすると共入出力端
におけるリターンロスを大きくする。 【解決手段】 直流磁界中に置かれ上面が直流磁界の方
向に対して直角となる板状の磁性コア1と、磁性コア1
の上面のほぼ中心部で等角度間隔で重なるように載置さ
れ、一端が入出力端2c、3c、4cとなり、他端が接
地端2d、3d、4dとなる3つの中心導体2、3、4
とを有し、中心部から接地端2d、3d、4dまでの間
の中心導体2、3、4の単位長当たりのインダクタンス
を、中心部から入出力端2c、3c、4cまでの間の中
心導体2、3、4の単位長当たりのインダクタンスより
も小さくした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファラデー効果を
利用した非可逆回路素子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の不可逆回路素子の主要部を図8に
示す。YIG等の円盤状のフェライトからなる磁性コア
21は図示しない永久磁石から発生する直流磁界中に置
かれ、その上面は直流磁界の方向に対して直角となって
いる。磁性コア21の上面には三本の中心導体22、2
3、24が載置され、これらは磁性コア21の上面のほ
ぼ中心部で互いに絶縁を保って等角度間隔(120°)
で重なるように保持される。また、それぞれの長さは互
いにほぼ等しく、従って、そのインダクタンス値も互い
にほぼ等しくなっている。
【0003】各中心導体22乃至24はそれぞれ互いに
対向する二本の帯状導体(22a、22bのように添字
a、bを付す)からなり、一方の端が入出力端(22c
のように添字cを付す)となり、他方の端が接地端(2
2dのように添字dを付す)となる。そして、各入出力
端22c乃至24cが図示しない回路に接続されると共
に、それぞれ容量値が互いに同じ整合用の終端コンデン
サ25、26、27を介して接地される。各接地端22
d乃至24dは接地されたケース等(図示せず)に接続
される。
【0004】ここで、中心導体22と終端コンデンサ2
5とによって共振回路が構成され、同様に、中心導体2
3と終端コンデンサ26とによって共振回路が構成さ
れ、中心導体24と終端コンデンサ27とによって共振
回路が構成される。各共振回路の共振周波数は入力され
る信号の周波数となるように各終端コンデンサ25乃至
27によって設定される。そして、各中心導体22乃至
24が互いに結合することで、例えば入出力端22cと
23cとの間には複同調回路が構成される。他の入出力
端との間でも同様に複同調回路が構成される。
【0005】上記の構成において、中心導体22の入出
力端22cに信号が入力されると、ファラデー効果によ
って120°異なる時計方向の中心導体23の入出力端
23cに信号が出力され、中心導体23の入出力端23
cに信号が入力されると120°異なる時計方向の中心
導体24の入出力端24cに信号が出力され、中心導体
24の入出力端24cに信号が入力されると、中心導体
22の入出力端22cに信号が出力される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、各中心導体は
磁性コア上において極めて近接した状態で互いに重なっ
ているので上記に説明した複同調回路が密結合し、例え
ば入出力端22−1cから入出力端22−2cまでの伝
送特性は図9に示すように双峰特性となり、信号周波数
F0では挿入損が大きくなる。同時に各入出力端におけ
る入力イーダンス又は出力インピーダンスを示すリター
ンロスも双峰特性(図示せず)となり信号周波数F0で
は悪化(小さく)している。複同調回路を臨海結合させ
るには各中心導体間を上下方向にずらして互いに離間す
ればよいが、各導体間の物理的な上下位置関係を変更す
るのは構造上困難である。
【0007】そこで、本発明では、入出力される信号に
対して所要の伝送帯域を確保して信号周波数での損失を
少なくすると共に入出力端におけるリターンロスを大き
くすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、直流磁界中に置かれ上面が前記直流磁界の
方向に対して直角となる板状の磁性コアと、前記磁性コ
アの上面のほぼ中心部で等角度間隔で重なるように載置
され、一端が入出力端となり、他端が接地端となる3つ
の中心導体とを有し、前記中心部から前記接地端までの
間の前記中心導体の単位長当たりのインダクタンスを、
前記中心部から前記入出力端までの間の前記中心導体の
単位長当たりのインダクタンスよりも小さくした。
【0009】また、前記各中心導体は等間隔で互いに対
向する二本の帯状導体からなり、前記中心部から前記接
地端までの間に前記二本の帯状導体を相互に接続する短
絡片を設けた。
【0010】また、前記各中心導体は互いに対向する二
本の帯状導体からなり、前記中心部から前記接地端まで
の間の前記帯状導体の幅を、前記中心部から前記入出力
端までの間の前記帯状導体の幅よりも広くした。
【0011】また、前記各中心導体は互いに対向する二
本の帯状導体からなり、前記中心部から前記接地端まで
の間の前記帯状導体間の間隔を、前記中心部から前記入
出力端までの間の前記帯状導体間の間隔よりも広くし
た。
【0012】また、前記中心部から前記接地端までの間
の前記帯状導体の幅を、前記中心部から前記入出力端ま
での間の前記帯状導体間の幅よりも広くした。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第一の実施の形態
を示す。YIG等の円盤状のフェライトからなる磁性コ
ア1は図示しない永久磁石から発生する直流磁界中に置
かれ、その上面は直流磁界の方向に対して直角となって
いる。磁性コア1の上面には三本の中心導体2、3、4
が載置され、これら中心導体2乃至4は磁性コア1の上
面のほぼ中心部で互いに絶縁を保って等角度間隔(12
0°)で重なるように保持される。
【0014】各中心導体2乃至4はそれぞれ互いに等間
隔で対向する同じ幅の二本の帯状導体(2a、2bのよ
うに添字a、bを付す)からなり、各帯状導体の一方の
端が入出力端(2cのように添字cを付す)となり、他
方の端が接地端(2dのように添字dを付す)となる。
そして、各入出力端2c乃至4cが図示しない回路に接
続されると共に、それぞれ同じ容量値の整合用コンデン
サ5、6、7を介して接地される。各接地端2d乃至4
dは接地されたケース等(図示せず)に接続される。
【0015】ここで、中心導体2と整合用コンデンサ5
とによって共振回路が構成され、同様に、中心導体3と
整合用コンデンサ6とによって共振回路が構成され、中
心導体4と整合用コンデンサ7とによって共振回路が構
成される。共振周波数は入力される信号の周波数となる
ように各整合用コンデンサ5、6、7によって設定され
る。そして、各中心導体2乃至4が互いに結合すること
で、例えば入出力端2cと3cとの間には複同調回路が
構成される。他の入出力端同士との間でも同様に複同調
回路が構成される。
【0016】上記の構成において、中心導体2の入出力
端2cに信号が入力されると、ファラデー効果によって
時計方向に120°異なる中心導体3の入出力端3cに
信号が出力され、中心導体3の入出力端3cに信号が入
力されると統計方向に120°異なる中心導体4の入出
力端4cに信号が出力され、中心導体4の入出力端4c
に信号が入力されると、同様に中心導体2の入出力端2
cに信号が出力される。
【0017】ここで、各中心導体2、3、4の長さは互
いにほぼ等しく、さらに、重ね合わされた中心部から各
入出力端2c、3c、4cまでの長さが互いに等しいの
でそのインダクタンスL1はほぼ等しくなり、重ね合わ
された中心部から各接地端2d、3d、4dまでの長さ
が互いにほぼ等しいのでそのインダクタンスL3もほぼ
等しくなり、重ね合わされた中心部のインダクタンスL
2も互いに等しくなっていると仮定する。そして、入出
力端2cと入出力端3cとの間の構成を取り上げてみれ
ば図2の等価回路で示されると考えられる。図2におい
て、インダクタンスMはインダクタンスL2同士の結合
による相互インダクタンスである。
【0018】図2の等価回路は順次図3、図4のように
変形される。よって、図4で示される複同調回路回路と
しての結合指数k(結合係数Kとは異なる)は、インダ
クタンスL1+L2+L3/2同士の結合係数をKとす
れば数式1で表される。
【数1】 但し、数式1におけるMは図2におけるインダクタンス
L2同士の結合による相互インダクタンスである(結合
係数をK1とする)。また、Qは各入出力端2c、3c
に接続される信号源インピーダンス、負荷インピーダン
ス(信号源インピーダンスと同じとする)によって決ま
る各同調回路のQを示す。
【0019】結合指数kは複同調回路の伝送特性を示す
指数であり、伝送特性が双峰特性になることは結合指数
が1よりも大きいことを意味する。そこで、数式1にお
ける結合係数Kを吟味すると、分子のMは、M=K1×
L2で示され、K1が1以下であること、また中心導体
の構造上明らかにL2<L3であること等を考慮する
と、M<L3/2であると考えられる。また分母につい
てはL1+L2>L3/2であるといえる。従って、結
合係数Kを簡略式で示せば数式2となる。
【数2】 数式2から、インダクタンスL1およびL2を大きく
し、インダクタンスL3を小さくするすることによって
結合指数kを小さくすることができる。
【0020】そこで、図1に示すように、中心導体2の
重ね合わされた中心部から接地端2dまでの間に、二つ
の導体2a、2bを部分的に接続する短絡片2eを設け
る。他の中心導体3、4にもそれぞれ同様に短絡片3
e、4eを設ける。こうすることによって単位長当たり
の平均のインダクタンスが、重ね合わされた中心部から
入出力端2c、3c、4cまでのそれよりも小さくなっ
て、従来よりも結合指数kが小さくなる。よって伝送特
性は図5に示すように単峰特性に近づき、信号周波数F
0での損失が少なくなり、また、入出力端における入力
インピーダンス又は出力インピーダンスを示すリターン
ロスも単峰特性となって大きくなる。
【0021】図6は第二の実施の形態を示す。図6にお
いては、各中心導体8乃至10はそれぞれ対向する二本
の導体(8a、8bのように添字a、bを付す)からな
り、一方の端が入出力端(8cのように添字cを付す)
となり、他方の端が接地端(8dのように添字dを付
す)となる。そして、各入出力端8c乃至10cが図示
しない回路に接続されると共に、それぞれ同じ容量値の
整合用コンデンサ5、6、7を介して接地される。各接
地端8d乃至10dは接地されたケース等(図示せず)
に接続される。
【0022】そして、各中心導体8乃至10が磁性コア
1の上面のほぼ中心部で互いに絶縁を保って等角度間隔
(120°)で重なるように保持されるのは図1と同様
である。
【0023】各二本の導体8aと8b、9aと9b、1
0aと10bは等間隔で対向し、その幅は接地端に近づ
くほど広くなる。このため、各中心導体8乃至10が重
ね合わされた中心部から各接地端8d乃至10dまでの
単位長当たりの平均インダクタンスは重ね合わされた中
心部から各入出力端8c乃至10cまでのそれよりも小
さくなる。
【0024】従って、例えば、入出力端8cと入出力端
9cとの間に構成される複同調回路も図4のように示さ
れて、数式1で示される結合指数kが小さくなる。本実
施の形態においては第一の実施の形態のように短絡片を
設けなくても目的を達成できる。
【0025】図7は第三の実施の形態を示す。図7にお
いては、各中心導体11乃至13はそれぞれ対向する二
本の導体(11a、11bのように添字a、bを付す)
からなり、一方の端が入出力端(11cのように添字c
を付す)となり、他方の端が接地端(11dのように添
字dを付す)となる。そして、各入出力端11c乃至1
3cが図示しない回路に接続されると共に、それぞれ同
じ容量値の整合用コンデンサ3、4、5を介して接地さ
れる。各接地端11d乃至13dは接地されたケース等
(図示せず)に接続される。
【0026】そして、各中心導体11乃至13が磁性コ
ア1の上面のほぼ中心部で互いに絶縁を保って等角度間
隔(120°)で重なるように保持されるのは図1と同
様である。
【0027】各二本の導体11aと11b、12aと1
2b、13aと13bは等間隔で対向し、その幅は互い
に同じであるが接地端に近づくほど間隔は広くなる。こ
のため、各二本の導体11aと11b、12aと12
b、13aと13bは接地端に近づくほど互いに結合が
弱くなってインダクタンスが減少する。このため、各中
心導体11乃至13が重ね合わされた中心部から各接地
端11d乃至13dまでの単位長当たりの平均インダク
タンスは重ね合わされた中心部から各入出力端11c乃
至13cまでのそれよりも小さくなる。
【0028】従って、第三の実施の形態においても、例
えば、入出力端11cと入出力端12cとの間に構成さ
れる複同調回路が図4のように示されて、数式1で示さ
れる結合指数kが小さくなる。
【0029】なお、第三の実施の形態に第二の実施の形
態を適用することも可能である。即ち、二本の導体の互
いの間隔を接地端に近づくほど広くすると共に幅も広く
する。この構成では各中心導体11乃至13が重ね合わ
された中心部から各接地端11d乃至13dまでの単位
長当たりの平均インダクタンスは重ね合わされた中心部
から各入出力端11c乃至13cまでのそれよりもかな
り小さくなり、大きな効果が得られる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、磁性
コアの上面のほぼ中心部から接地端までの間の中心導体
の単位長当たりのインダクタンスを、上記中心部から入
出力端までの間の中心導体の単位長当たりのインダクタ
ンスよりも小さくしたので、中心部から接地端までのイ
ンダクタンスが上記中心部から入出力端までのインダク
タンスに対して相対的に小さくなり、入出力間の伝送特
性が双峰特性から単峰特性に近くなり、伝送損失が少な
くなる。また、リターンロスも単峰特性に近くなって、
接続される他の回路とのインピーダンス整合得られる。
【0031】また、各中心導体は等間隔で互いに対向す
る二本の帯状導体からなり、中心部から接地端までの間
に二本の帯状導体を相互に接続する短絡片を設けたの
で、中心部から接地端までのインダクタンスが上記中心
部から入出力端までのインダクタンスに対して相対的に
小さくなる。
【0032】また、各中心導体は互いに対向する二本の
帯状導体からなり、中心部から接地端までの間の帯状導
体の幅を、中心部から入出力端までの間の帯状導体の幅
よりも広くしたので、中心部から接地端までのインダク
タンスが上記中心部から入出力端までのインダクタンス
に対して相対的に小さくなる。また、接地端に近い方で
帯状導体が広くなるので流れる電流によるロスも小さく
なる。
【0033】また、各中心導体は互いに対向する二本の
帯状導体からなり、中心部から接地端までの間の帯状導
体間の間隔を、中心部から前記入出力端までの間の帯状
導体間の間隔よりも広くしたので、中心部から接地端ま
でのインダクタンスが上記中心部から入出力端までのイ
ンダクタンスに対して相対的に小さくなる。
【0034】また、中心部から接地端までの間の帯状導
体の幅を、中心部から入出力端までの間の帯状導体間の
幅よりも広くしたので、中心部から接地端までのインダ
クタンスが上記中心部から入出力端までのインダクタン
スに対して相対的に一層小さくなる。また、接地端に近
い方で帯状導体が広くなるので流れる電流によるロスも
小さくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の非可逆回路素子の第一の実施の形態に
おける主要部の分解斜視図である。
【図2】本発明の非可逆回路素子の等価回路図である。
【図3】本発明の非可逆回路素子の等価回路図である。
【図4】本発明の非可逆回路素子の等価回路図である。
【図5】本発明の非可逆回路素子の伝送特性図である。
【図6】本発明の非可逆回路素子の第二の実施の形態に
おける主要部の分解斜視図である。
【図7】本発明の非可逆回路素子の第三の実施の形態に
おける主要部の分解斜視図である。
【図8】従来の非可逆回路素子の主要部の分解斜視図で
ある。
【図9】従来の非可逆回路素子の伝送特性図である。
【符号の説明】
1 磁性コア 2、3、4 中心導体 2a、2b、3a、3b、4a、4b 帯状導体 2c、3c、4c 入出力端 2d、3d、4d 接地端 2e、3e、4e 短絡片 5、6、7 終端コンデンサ 8、9、10 中心導体 8a、8b、9a、9b、10a、10b 帯状導体 8c、9c、10c 入出力端 8d、9d、10d 接地端 11、12、13 中心導体 11a、11b、12a、12b、13a、13b 帯
状導体 11c、12c、13c 入出力端 11d、12d、13d 接地端

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流磁界中に置かれ上面が前記直流磁界
    の方向に対して直角となる板状の磁性コアと、前記磁性
    コアの上面のほぼ中心部で等角度間隔で重なるように載
    置され、一端が入出力端となり、他端が接地端となる3
    つの中心導体とを有し、前記中心部から前記接地端まで
    の間の前記中心導体の単位長当たりのインダクタンス
    を、前記中心部から前記入出力端までの間の前記中心導
    体の単位長当たりのインダクタンスよりも小さくしたこ
    とを特徴とする非可逆回路素子。
  2. 【請求項2】 前記各中心導体は等間隔で互いに対向す
    る二本の帯状導体からなり、前記中心部から前記接地端
    までの間に前記二本の帯状導体を相互に接続する短絡片
    を設けたことを特徴とする請求項1に記載の非可逆回路
    素子。
  3. 【請求項3】 前記各中心導体は互いに対向する二本の
    帯状導体からなり、前記中心部から前記接地端までの間
    の前記帯状導体の幅を、前記中心部から前記入出力端ま
    での間の前記帯状導体の幅よりも広くしたことを特徴と
    する請求項1に記載の非可逆回路素子。
  4. 【請求項4】 前記各中心導体は互いに対向する二本の
    帯状導体からなり、前記中心部から前記接地端までの間
    の前記帯状導体間の間隔を、前記中心部から前記入出力
    端までの間の前記帯状導体間の間隔よりも広くしたこと
    を特徴とする請求項1に記載の非可逆回路素子。
  5. 【請求項5】 前記中心部から前記接地端までの間の前
    記帯状導体の幅を、前記中心部から前記入出力端までの
    間の前記帯状導体間の幅よりも広くしたことを特徴とす
    る請求項4に記載の非可逆回路素子。
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