JP2002249119A - ラベル印字貼付装置 - Google Patents

ラベル印字貼付装置

Info

Publication number
JP2002249119A
JP2002249119A JP2001043187A JP2001043187A JP2002249119A JP 2002249119 A JP2002249119 A JP 2002249119A JP 2001043187 A JP2001043187 A JP 2001043187A JP 2001043187 A JP2001043187 A JP 2001043187A JP 2002249119 A JP2002249119 A JP 2002249119A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
label
product
pasting
sticking
printing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001043187A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4755350B2 (ja
Inventor
Toshiyuki Sakata
利行 坂田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ishida Co Ltd
Original Assignee
Ishida Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ishida Co Ltd filed Critical Ishida Co Ltd
Priority to JP2001043187A priority Critical patent/JP4755350B2/ja
Publication of JP2002249119A publication Critical patent/JP2002249119A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4755350B2 publication Critical patent/JP4755350B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Labeling Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品やラベルの形状に拘わらず、商品からは
み出すことなくラベルを貼付し得るラベル印字貼付装置
を提供する。 【解決手段】 商品Mに関する情報を印字したラベルL
を貼り機により商品Mの所定の位置に貼付するラベル印
字貼付装置に関する。商品Mの像と、該商品Mに貼付さ
れるラベルLの像とを表示する表示手段10と、表示手
段10に両者の像が表示されている状態で、ラベルの貼
付位置Rx,Ryを設定する設定手段と、設定された貼
付位置Rx,Ryに基づいて、貼り機の動作を制御する
制御手段とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は商品に関する情報を
印字したラベルのラベル印字貼付装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ラベル印字貼付装置は、図6(a)に示
すように、ラベルLを商品Mの所定の位置に貼付する。
前記ラベルLの貼付位置は、商品全体が見えるように商
品Mの端部に設定するのが望ましい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、同程度の大き
さの商品Mであっても、たとえば、図6(b)に示すよ
うに、商品Mの端部の形状によっては、ラベルLが該商
品Mからはみ出す場合がある。また、楕円形のラベルと
方形のラベルなど、ラベルの形状によっても、同様に、
ラベルが商品からはみ出す場合がある。
【0004】したがって、本発明の目的は、商品やラベ
ルの形状に拘わらず、商品からはみ出すことなくラベル
を貼付し得るラベル印字貼付装置を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本第1発明は、商品に関する情報を印字したラベル
を貼り機により商品の所定の位置に貼付するラベル印字
貼付装置において、商品の像と、該商品に貼付されるラ
ベルの像とを表示する表示手段と、前記表示手段に両者
の像が表示されている状態で、前記ラベルの貼付位置を
設定する設定手段と、前記設定された貼付位置に基づい
て、前記貼り機の動作を制御する制御手段とを備えてい
ることを特徴とする。
【0006】前記表示手段に表示される「商品の像」お
よび/または「ラベルの像」は、たとえば、撮像手段に
よって撮像された像を表示するが、後述するように、必
ずしも撮像した像である必要はない。前記表示手段に
は、予め記憶された1以上のラベルの貼付位置に基づい
て当該貼付位置にラベルを貼付した場合の重なり状態を
表示するのが好ましい。前記ラベルの貼付位置をオペレ
ータが手動で変更する場合には、前記設定手段でラベル
の貼付位置を入力すると、前記表示手段に表示されたラ
ベルの像が移動する。これにより、ラベルが商品からは
み出さないように、ラベルの貼付位置を設定することが
できる。
【0007】一方、本第2発明では、前記表示手段に表
示された商品に対するラベルの重なり状態を判別する判
別手段と、当該商品の貼付位置にラベルを貼付した場合
に、当該ラベルが前記商品からはみ出すおそれがあると
判別すると、前記ラベルが商品からはみ出さないように
前記商品に対するラベルの貼付位置を演算する演算手段
とを備えており、これにより、ラベルの貼付位置を手動
で設定しなくても、ラベルが商品からはみ出さないよう
に、貼付位置を自動的に設定することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
にしたがって説明する。図1は計量包装値付装置を示
し、この装置は商品MをトレーT(被包装物)ごと包装
するストレッチフィルム包装機の機能に加え、包装後に
ラベルを貼付する貼付機能を備えている。なお、以下の
説明において、商品MはトレーT上に載って搬送されて
いくが、「商品M」とは、トレーT内の内容物を指す場
合と、内容物、トレーTおよびフィルムFを含んだ概念
で用いる場合とがある。また、商品は必ずしもトレーT
上に載っている必要はない。
【0009】基本構造および動作:まず、本包装貼付シ
ステムの基本的な構造および動作について説明する。図
1に示すように、本包装貼付システムは、商品Mを正面
側2aから搬入して正面側2aに排出する前方排出型の
包装貼付システムであって、正面2aには、コンベヤな
どの供給装置20が設けてある。
【0010】図2において、供給装置20上に商品Mが
載置されると、供給装置20は、商品Mをリフタ201
上に供給する。リフタ201の各ポスト210は、包装
機構200の包装ステーションSの直下に配置されてい
ると共に、昇降手段(エレベータ機構)208により上
下昇降自在とされている。このリフタ201は、供給装
置20から商品Mが供給されると、上昇して商品Mを包
装ステーションSまで持ち上げる。ここで、前記リフタ
201の手前には、センタリング機構(位置決め機構)
21が設けられている。図1(b)に示すように、前記
センタリング機構21は、所定のタイミングで上昇およ
び退避するストッパ22およびプッシャ23,23を備
えている。供給装置20によって搬送された商品Mは、
上昇状態のストッパ22に接触して停止した後、一対の
プッシャ23,23によって、たとえば中央にセンタリ
ングされて、該商品Mの搬送方向に直交する方向の左右
位置を修正される。該修正後、所定のタイミングで前記
ストッパ22が退避位置まで下降し、商品Mがリフタ2
01上に供給される。
【0011】一方、包装動作に先立ち、前記包装ステー
ションSには、張設状態のフィルムFが移送機構20
2,202によって供給されている。このフィルムF
は、商品Mが押し上げられると、商品Mの上面に密着す
る。この状態で、フィルム折込み機構203は、図3の
一対の左右折込板204,204と、後折込板205
と、丸棒状の前折込部材206と、排出プッシャー20
7(図2)によって、フィルムFの前後左右の各側縁部
を、トレーTの底面側に折り込んで商品Mを包装すると
共に、図2の熱溶着コンベヤ211上に包装済の商品M
を搬送する。熱溶着コンベヤ211は、底面に折り込ま
れたフィルムF同士を互いに溶着し、その後、商品Mが
排出台209上に排出される。
【0012】一方、前記包装ステーションSの上方に
は、商品の内容に応じたラベルLを発行するラベルプリ
ンタ12とラベル貼付機13が配設されている。ラベル
貼付機13は、商品Mが排出台209上に排出されるま
での間に、ラベルプリンタ12から発行されたラベルL
を商品Mの上面に貼付する。
【0013】システム構成:図4に示すように、前記供
給装置20は計量コンベヤ100を備えている。計量コ
ンベヤ100に載せられた商品Mの重量は重量検出器1
01で検出され計量手段106に出力される。前記計量
コンベヤ100の上方には、CCDカメラ(撮像手段)
2が設けられている。前記CCDカメラ2は、供給装置
20に載置されたトレーTを撮像して、撮像情報(輝度
情報)をマイコン3に出力する。
【0014】前記マイコン3には、図示しないインター
フェイスを介して、前記CCDカメラ2および計量手段
106の他にタッチスクリーン10、ストロークキー部
(入力操作手段)11、ラベルプリンタ12,貼付機制
御手段14およびローカル制御装置15などが接続され
ている。前記貼付機制御手段14にはラベル貼付機13
が接続されており、該貼付機制御手段14はラベル貼付
機13の動作の制御を行う。
【0015】前記マイコン3は、CPU(演算手段)4
およびメモリ7を備えている。前記CPU4は、画像処
理手段40、後述する判別手段41および変更手段42
を備えている。前記画像処理手段40は、CCDカメラ
2から入力された撮像情報に基づいてトレーTの平面的
なエッジTeの位置を検出し、更に、該エッジTeの位
置から、トレーTの幅および奥行を算出する。なお、ト
レーTの幅および奥行寸法の算出方法としては、たとえ
ば、特開平11-94535号、同11-337315 号および同11-245
906 号などに開示された周知の方法がある。
【0016】前記メモリ7は、商品情報記憶部70、ト
レー情報記憶部71、ラベル情報記憶部72および後述
するイメージRAM73を備えている。図5(a)に示
すように、商品情報記憶部70には、商品の呼出No. ご
とに、品名、単価およびトレーNo. などからなる商品の
処理条件が互いに関連付けられて記憶される。図5
(c)に示すように、ラベル情報記憶部72には、ラベ
ルNo. ごとに、ラベルの奥行、幅およびラベルのイメー
ジデータ(像)などが互いに関連付けられて予め記憶さ
れている。前記ラベルのイメージデータは、たとえば、
前記CCDカメラ2によって予め撮像された撮像情報に
基づいたデータからなる。
【0017】図5(b)に示すように、トレー情報記憶
部71には、トレーNo. ごとに、トレーの奥行Ty、幅
Txおよび高さからなるトレー情報などと共に、前記ラ
ベルNo. 、後端距離Ryおよび右端距離Rxが互いに関
連付けられて記憶されている。図6に示すように、前記
後端距離RyはトレーTの後端からラベルLまでの距離
であり、前記右端距離RxはトレーTの右端からラベル
Lまでの距離である。前記後端距離Ryおよび右端距離
Rxは、トレーTの貼付位置を特定するための情報であ
り、該トレーTの貼付位置に従ってラベルLがラベル貼
付機13によりトレーに貼付される。
【0018】前記タッチスクリーン10は、たとえば、
液晶画面のようなディスプレイ画面に、図6に示す貼付
位置表示画面や種々の情報、メニューなどを表示する表
示手段を構成していると共に、該表示の一部をタッチす
ることによって入力や設定を行う入力操作手段を構成し
ている。
【0019】前記貼付位置表示画面には、前記CCDカ
メラ2によって撮像されたトレーTのイメージが表示さ
れると共に、ラベルLのイメージがトレーTのイメージ
上に重なった状態で表示される。このイメージは以下の
ようにして表示される。前記CCDカメラ2によって撮
像されたトレーTのイメージ(撮像情報)と、ラベル情
報記憶部72から読み出されたラベルLのイメージデー
タ(撮像情報)は、所定の座標系からなる前記イメージ
RAM73にドットの集合として書き込まれ、前記座標
系に対応するタッチスクリーン10の表示位置にそれぞ
れ表示される。トレーTのイメージに対するラベルLの
イメージの大きさの比率は、当該トレーTとラベルLと
の実際の大きさの比率とほぼ同じ比率になるように設定
されており、ラベルLのイメージは、当該比率に基づく
前記後端距離Ryおよび右端距離Rxに対応する貼付位
置に表示される。したがって、貼付位置表示画面に表示
されたトレーTとラベルLとの相対位置は、実際にトレ
ーTに貼付されるラベルLの貼付位置を表すことにな
る。前記貼付位置表示画面には、前記イメージと共に前
記トレーTの幅Txおよび奥行Tyの寸法や、前記ラベ
ルLの右端距離Rxおよび後端距離Ryの寸法などが表
示される。
【0020】図4に示す前記判別手段41は、前記貼付
位置表示画面に表示されたトレーTに対するラベルLの
重なり状態の判別を行う。判別手段41はトレーTとラ
ベルLのイメージを構成する前記ドットの座標を比較す
ることにより、トレーTとラベルLとの重なり状態の判
別を行う。ラベルLの貼付位置がトレーTからはみ出し
ていると前記判別手段41が判別した場合には、前記変
更手段42は、後述するようにトレーTに対するラベル
Lの貼付位置の移動を行う。
【0021】前記CPU4は商品登録時において、該C
PU4が前記ラベルLの貼付位置を補正して設定を行う
自動設定モードと、オペレータが自らラベルLの貼付位
置を調整して設定する手動設定モードとを備えており、
何れかの設定モードを選択して実行することが可能であ
る。一方、前記CPU4は商品処理時において、前記貼
付位置に基づいてラベルの貼付を行う通常運転モード
と、一品ごとにラベルLの貼付位置をその都度補正する
補正運転モードとを備えており、何れかの運転モードを
選択実行することが可能である。
【0022】本装置の運用:商品の処理に先立ち、オペ
レータは商品登録を行い、商品情報記憶部70およびト
レー情報記憶部71に商品情報およびトレー情報を設定
記憶させる。かかる商品登録時において、前記自動設定
モードまたは手動設定モードの何れか一方のモードが実
行され、ラベルの貼付位置の設定が行われるが、まず、
自動設定モードについて、図7に示すフローチャートに
基づいて説明する。
【0023】自動設定モード:自動設定モードがスター
トした後、オペレータがトレーTを図4に示す前記供給
装置20上に載置するとステップS1に進む。ステップ
S1では、CCDカメラ2からのトレーTの撮像情報に
基づいて、図6に示すタッチスクリーン10の前記貼付
位置表示画面に当該トレーTのイメージ(像)が表示さ
れる。一方、CPU4が前記ラベル情報記憶部72(図
4)から当該ラベルNo. に対応するラベルLのイメージ
データを読み出し、前記トレーTのイメージ上に重ねて
表示させる。ここで、後端距離Ryおよび右端距離Rx
としては、予め設定された所定の値(初期値)が読み出
され、当該ラベルLのイメージデータは、該距離Rx,
Ryに対応する表示位置に表示されてステップS2に進
む。
【0024】ステップS2では、前記判別手段41が、
前記トレーTとラベルLとの重なり状態の判別を行う。
図6(b)に示すように、ラベルLがトレーTからはみ
出していると判別した場合にはステップS3に進む。一
方、はみ出していないと判別した場合には、ステップS
4に進む。
【0025】ステップS3では、変更手段42が前記距
離Rx,Ryに所定の補正値を加算して新たな貼付位置
を算出すると共に、CPU4が当該新たな貼付位置に対
応する表示位置にラベルLのイメージを移動させる。ラ
ベルLの貼付位置の移動方法としては、たとえば、前記
右端距離Rxおよび後端距離Ryの両方に所定の補正値
を加算することで、ラベルLを左上の斜め方向に所定距
離移動させる。この移動後、再びステップS2に戻り、
はみ出さない位置までラベルを移動させる。ステップS
4では、CPU4が、図5(b)に示すトレー情報記憶
部71の当該トレーNo. に対応する各距離欄に、当該貼
付位置(距離Rx,Ry)を上書きして記憶させ、当該
自動設定モードが終了する。なお、本フローチャートの
ステップS2〜S4は本発明の演算手段を構成する。
【0026】このように、トレーTとラベルLとの重な
り状態を判別する判別手段41と、前記ラベルLの貼付
位置を変更する変更手段42とを設けたので、本自動設
定モードにおいては、トレーTの形状に拘わらずラベル
LがトレーTからはみ出さないように、自動的にラベル
Lの貼付位置を補正して設定することができる。
【0027】なお、必ずしもトレーTとラベルLとの重
なり状態を示すイメージをタッチスクリーン10に表示
する必要はない。
【0028】手動設定モード:ところで、ラベルLの貼
付位置の設定をオペレータが手動で行う場合には、CP
U4を手動設定モードに設定する。前記手動設定モード
がスタートした後、オペレータがトレーTを図4に示す
供給装置20上に載置すると、CPU4がCCDカメラ
2からの撮像情報に基づいてトレーTのイメージをタッ
チスクリーン10の貼付位置表示画面に表示させる。一
方、CPU4はラベル情報記憶部72から読み出したラ
ベルLのイメージを前記初期位置に基づく所定の貼付位
置に表示させる。
【0029】オペレータが、図6(b)に示す前記貼付
位置表示画面に表示されたトレーTおよびラベルLの重
なり状態を見て、所定の操作を行い新たな右端距離Rx
および後端距離Ryの値を入力すると、当該距離Rx,
Ryに対応する表示位置にラベルLのイメージが移動さ
れて表示される。オペレータは、ラベルLがはみ出さな
い位置までラベルLのイメージを移動させた後、所定の
操作を行い、当該新たな距離Rx,Ryを図5(b)に
示すトレー情報記憶部71の当該トレーNo. に対応する
各距離欄に上書きして更新記憶させる。
【0030】このように、手動設定モードにおいては、
ラベルの貼付位置を入力すると、タッチスクリーン10
に表示されたラベルLのイメージが移動するので、該タ
ッチスクリーン10に表示されたイメージを見ながら、
直観的にラベルLの貼付位置を調整して設定することが
できる。
【0031】なお、ラベルLの移動方法としては、置数
入力の他に、4方向に対応する矢印キーや、矢印キーに
対応させたテンキーなどを押下することにより、画面上
のラベルLをリアルタイムに移動して表示させるように
してもよい。
【0032】通常運転モード:前記商品登録後、オペレ
ータが所定の操作を行い商品処理を行う。本ラベル印字
貼付装置はかかる商品処理時において、通常運転モード
と補正運転モードのいずれか一方を選択して実行するこ
とができるが、まず、通常運転モードについて説明す
る。前記CPU4が通常運転モードに設定され、商品M
が図2に示す供給装置20上に載置されると、当該商品
Mの重量が計量されると共に、図4に示す前記CCDカ
メラ2によって検知された撮像情報に基づいてトレーN
o. が特定され、当該トレーNo. に対応する商品の処理
条件が商品情報記憶部70から読み出される。CPU4
は当該処理条件に基づいて、ローカル制御装置15に商
品Mを包装させる。一方、CPU4は、商品情報記憶部
70の記憶内容や商品Mの計量値などに基づいてラベル
プリンタ12に印字させてラベルLを発行させる。CP
U4は、トレー情報記憶部71から右端距離Rxおよび
後端距離Ryを読み出し、前記貼付機制御手段14が前
記ラベル貼付機13に当該距離Rx,Ryからなるトレ
ーTの貼付位置にラベルLを貼付させる。
【0033】補正運転モード:ところで、たとえばトレ
ーに載っていない野菜など、一品ごとに形や大きさなど
が異なる不定型な商品にラベルを貼付する場合には、C
PU4を補正運転モードに設定する。前記補正運転モー
ドがスタートすると、一品ごとに、以下に説明するラベ
ルの貼付位置の算出が行われる。
【0034】前記補正運転モードにおいて、供給装置2
0に商品Mが載置されると、CPU4がCCDカメラ2
によって撮像された当該商品MのイメージにラベルLの
イメージを重ね、前記判別手段41が重なり状態の判別
を行う。判別手段41がトレーTとラベルLとが重なっ
ていないと判別した場合には、当該貼付位置にラベルL
が貼付される。一方、トレーTとラベルLとが重なって
いると判別した場合には、前述のように、前記変更手段
42が後端距離Ryおよび右端距離Rxに所定の値を加
算し、前記貼付位置を所定距離移動させた後、判別手段
41による重なり状態の判別に戻る。
【0035】このように、補正運転モードにおいては、
供給装置20上に商品Mが載置されるごとに、その都
度、ラベルLの貼付位置の算出が行われるので、一品ご
とに形や大きさの異なる不定型な商品Mであっても、ラ
ベルLをはみ出すことなく貼付することができる。
【0036】なお、前記実施形態では、判別手段41が
トレーTおよびラベルLのイメージのドットの集合に基
づいて重なり状態の判別を行ったが、前記イメージの外
形を表す式やベクトルを用いて重なり状態の判別を行っ
てもよい。
【0037】また、タッチスクリーン10に表示させる
トレーTの像は、必ずしもトレーT全体が表示される必
要はなく、たとえば、ラベルLと重なる部分のみを拡大
して表示してもよい。また、トレーの像としては、トレ
ーの縦横寸法や角部(コーナー)のアールなどの数値か
らなるテキストデータを入力し、このテキストデータを
CPUが図形変換して表示してもよい。
【0038】ところで、ラベルの実際の貼付位置は、設
定位置に対してズレが生じる。したがって、このズレ量
を考慮して貼り位置を設定するのが好ましく、前述の図
7のステップS2においては、若干の余裕や安全率を考
慮して、ラベルLがトレーからはみ出すおそれがあるか
否かを判別してもよい。この判別方法としては、図8の
ように、ラベルLのまわりに、ズレ量ΔX,ΔYを加算
して重なり判別を行えばよい。なお、前記実施形態で説
明したように、リフタ201の手前にセンタリング機構
21を設ければ、一品毎に商品Mの前記左右位置を位置
決めした後、リフタ201上に供給するので、前記設定
されたラベルLの貼付位置と、実際の貼付位置とのズレ
を小さくすることができる。
【0039】さらに、ラベルLの貼付位置の移動方法と
しては、縦ないし横の一方向のみを移動させてもよい。
また、トレーごとに、前記貼付位置の移動方法を選択し
て行えるようにしてもよいし、たとえば、所定の縦横比
を越える横長の商品の場合には貼付位置を横に移動させ
るなど、商品の大きさや形状に応じて自動的に移動方法
を選択して変更するようにしてもよい。
【0040】また、前記実施形態では、トレー情報にラ
ベルの貼付位置を関連付けることで、トレー毎にラベル
の貼付位置を設定するようにしたが、商品情報にラベル
の貼付位置を関連付けることで、同一種類のトレーTを
用いる商品であっても、商品ごとにラベルの種類や貼付
位置を設定できるようにしてもよい。
【0041】以上のとおり、図面を参照しながら好適な
実施形態を説明したが、当業者であれば、本明細書を見
て、自明な範囲で種々の変更および修正を容易に想定す
るであろう。たとえば、前述の各実施形態では、ストレ
ッチフィルム包装機の機能を有するラベル印字貼付装置
を例にとって説明したが、少なくともラベルの印字およ
び貼付機能を有したシステムであれば、本発明を適用す
ることができる。したがって、そのような変更および修
正は、請求の範囲から定まる本発明の範囲内のものと解
釈される。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本第1発明によれ
ば、商品およびラベルの像を表示手段で見ることができ
るから、角部(コーナー)における両者の重なり具合を
知ることで、ラベルが商品からはみ出さないような貼り
位置に設定することができる。
【0043】また、ラベルの重なり状態を表示手段に表
示するようにすれば、ラベルが商品からはみ出している
か否かを直ちに知ることができるので、貼り位置の設定
を誤るおそれがない。さらに、ラベルの貼付位置を入力
してラベルの像を移動させることができれば、貼付位置
の調整が容易になる。また、位置決め機構を設け、商品
の搬送方向と直交する方向の位置を修正した後にラベル
を貼付するようにすれば、設定したラベルの貼付位置
と、実際の貼付位置とのズレを著しく小さくすることが
できる。
【0044】一方、本第2発明においては、ラベルを貼
付した場合に、ラベルが商品からはみ出すおそれがある
と判別すると、はみ出すおそれのない貼付位置を自動的
に演算するから、ラベルが商品からはみ出すおそれがな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる計量包装値付装置
を示す概略斜視図である。
【図2】同装置を示す概略断面図および位置決め機構を
示す平面図である。
【図3】包装方法を示す概略斜視図である。
【図4】同装置の概略構成図である。
【図5】記憶部の記憶内容を示す図表である。
【図6】表示画面の表示内容を示す正面図である。
【図7】CPUの自動設定モードを示すフローチャート
である。
【図8】表示画面の表示内容を示す正面図である。
【符号の説明】
2:CCDカメラ(撮像手段) 10:タッチスクリーン(表示手段、設定手段、入力操
作手段) 11:ストロークキー部(設定手段、入力手段) 13:ラベル貼付機 14:貼付機制御手段 41:判別手段 42:変更手段 L:ラベル M:商品

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品に関する情報を印字したラベルを貼
    り機により商品の所定の位置に貼付するラベル印字貼付
    装置において、 商品の像と、該商品に貼付されるラベルの像とを表示す
    る表示手段と、 前記表示手段に両者の像が表示されている状態で、前記
    ラベルの貼付位置を設定する設定手段と、 前記設定された貼付位置に基づいて、前記貼り機の動作
    を制御する制御手段とを備えたことを特徴とするラベル
    印字貼付装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記商品に対するラベルの貼付位置が予め1以上記憶さ
    れ、 当該貼付位置にラベルを貼付した場合の重なり状態を表
    示手段に表示するようにしたラベル印字貼付装置。
  3. 【請求項3】 請求項1もしくは2において、 前記設定手段は、ラベルの貼付位置を設定入力するため
    の入力操作手段で構成されているラベル印字貼付装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記入力操作手段でラベルの貼付位置を入力すると、前
    記表示手段に表示されたラベルの像が移動するように設
    定されているラベル印字貼付装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれか1項におい
    て、 前記商品および/またはラベルの像を撮像する撮像手段
    を備え、 前記撮像された商品および/またはラベルの像を前記表
    示手段に表示するようにしたラベル印字貼付装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれか1項におい
    て、 前記表示手段に表示された商品に対するラベルの重なり
    状態を判別する判別手段と、 当該商品の前記貼付位置にラベルを貼付した場合に当該
    ラベルが前記商品からはみ出すおそれがあると判別する
    と、前記ラベルが商品からはみ出さないように前記商品
    に対するラベルの貼付位置を変更する変更手段とを備え
    たことを特徴とするラベル印字貼付装置。
  7. 【請求項7】 商品に関する情報を印字したラベルを貼
    り機により商品の所定の位置に貼付するラベル印字貼付
    装置において、 設定された所定のラベル貼付位置にラベルを貼付した場
    合に商品に対するラベルの重なり状態を判別する判別手
    段と、 当該商品の前記貼付位置にラベルを貼付した場合に前記
    ラベルが前記商品からはみ出すおそれがあると判別する
    と、前記ラベルが商品からはみ出さないように前記商品
    に対するラベルの貼付位置を演算する演算手段とを備え
    たことを特徴とするラベル印字貼付装置。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 前記演算されたラベルの貼付位置を、前記ラベルおよび
    前記商品の形状・大きさごとに記憶するラベル印字貼付
    装置。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし8のいずれか1項におい
    て、 商品を搬送する搬送手段と、ラベル貼付機よりも搬送方
    向の上流側に設けられた位置決め機構とをさらに備え、
    前記搬送方向に直交する方向の位置を前記位置決め機構
    により修正された前記商品に対して、前記ラベル貼付機
    がラベルを貼付することを特徴とするラベル印字貼付装
    置。
JP2001043187A 2001-02-20 2001-02-20 ラベル印字貼付装置 Expired - Lifetime JP4755350B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001043187A JP4755350B2 (ja) 2001-02-20 2001-02-20 ラベル印字貼付装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001043187A JP4755350B2 (ja) 2001-02-20 2001-02-20 ラベル印字貼付装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002249119A true JP2002249119A (ja) 2002-09-03
JP4755350B2 JP4755350B2 (ja) 2011-08-24

Family

ID=18905398

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001043187A Expired - Lifetime JP4755350B2 (ja) 2001-02-20 2001-02-20 ラベル印字貼付装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4755350B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006069578A (ja) * 2004-08-31 2006-03-16 Teraoka Seiko Co Ltd ラベル貼付装置
JP2012046233A (ja) * 2010-08-27 2012-03-08 Max Co Ltd ラベル印刷貼付機
JP2012153414A (ja) * 2011-01-27 2012-08-16 Teraoka Seiko Co Ltd ラベル貼付装置
JP2014009021A (ja) * 2012-06-29 2014-01-20 Teraoka Seiko Co Ltd ラベル貼付装置
JP2014151955A (ja) * 2013-02-12 2014-08-25 Teraoka Seiko Co Ltd ラベル貼付情報入力装置およびラベル貼付情報入力方法
CN109515903A (zh) * 2018-12-30 2019-03-26 苏州市厚宏智能科技有限公司 贴签机
CN114906437A (zh) * 2022-04-25 2022-08-16 衢州鲟龙水产食品科技开发有限公司 一种视觉检测的二次贴标机
WO2023053866A1 (ja) * 2021-09-29 2023-04-06 サトーホールディングス株式会社 ラベル貼付装置、ラベル貼付方法及びプログラム

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0977034A (ja) * 1995-09-12 1997-03-25 Teraoka Seiko Co Ltd ラベル貼付装置
JPH09183426A (ja) * 1995-12-28 1997-07-15 Teraoka Seiko Co Ltd 値付システム
JPH09240641A (ja) * 1996-03-12 1997-09-16 Tec Corp ラベル貼付け装置
JPH09290812A (ja) * 1996-04-26 1997-11-11 Teraoka Seiko Co Ltd 包装値付装置
JPH11124117A (ja) * 1997-10-22 1999-05-11 Ishida Co Ltd ラベル貼付装置および商品処理装置
JPH11304578A (ja) * 1998-04-23 1999-11-05 Ishida Co Ltd 商品処理装置
JP2000016413A (ja) * 1998-06-29 2000-01-18 Teraoka Seiko Co Ltd ラベル貼付装置及びラベル貼付機能を備えた計量値付装置
JP2000296822A (ja) * 1999-04-14 2000-10-24 Teraoka Seiko Co Ltd ラベル貼付装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0977034A (ja) * 1995-09-12 1997-03-25 Teraoka Seiko Co Ltd ラベル貼付装置
JPH09183426A (ja) * 1995-12-28 1997-07-15 Teraoka Seiko Co Ltd 値付システム
JPH09240641A (ja) * 1996-03-12 1997-09-16 Tec Corp ラベル貼付け装置
JPH09290812A (ja) * 1996-04-26 1997-11-11 Teraoka Seiko Co Ltd 包装値付装置
JPH11124117A (ja) * 1997-10-22 1999-05-11 Ishida Co Ltd ラベル貼付装置および商品処理装置
JPH11304578A (ja) * 1998-04-23 1999-11-05 Ishida Co Ltd 商品処理装置
JP2000016413A (ja) * 1998-06-29 2000-01-18 Teraoka Seiko Co Ltd ラベル貼付装置及びラベル貼付機能を備えた計量値付装置
JP2000296822A (ja) * 1999-04-14 2000-10-24 Teraoka Seiko Co Ltd ラベル貼付装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006069578A (ja) * 2004-08-31 2006-03-16 Teraoka Seiko Co Ltd ラベル貼付装置
JP2012046233A (ja) * 2010-08-27 2012-03-08 Max Co Ltd ラベル印刷貼付機
JP2012153414A (ja) * 2011-01-27 2012-08-16 Teraoka Seiko Co Ltd ラベル貼付装置
JP2014009021A (ja) * 2012-06-29 2014-01-20 Teraoka Seiko Co Ltd ラベル貼付装置
JP2014151955A (ja) * 2013-02-12 2014-08-25 Teraoka Seiko Co Ltd ラベル貼付情報入力装置およびラベル貼付情報入力方法
CN109515903A (zh) * 2018-12-30 2019-03-26 苏州市厚宏智能科技有限公司 贴签机
WO2023053866A1 (ja) * 2021-09-29 2023-04-06 サトーホールディングス株式会社 ラベル貼付装置、ラベル貼付方法及びプログラム
CN114906437A (zh) * 2022-04-25 2022-08-16 衢州鲟龙水产食品科技开发有限公司 一种视觉检测的二次贴标机

Also Published As

Publication number Publication date
JP4755350B2 (ja) 2011-08-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007008583A (ja) 包装システム
JP4755350B2 (ja) ラベル印字貼付装置
EP1734349A2 (en) Apparatus for weighing, packing and labeling items
JP2014151956A (ja) ラベル貼付装置
JP6121754B2 (ja) ラベル発行貼付装置
JP3488220B2 (ja) ラベル貼付装置、包装貼付装置、計量値付装置および計量包装値付装置
JP6779598B2 (ja) 包装装置
JP5071066B2 (ja) 包装装置
JP3916752B2 (ja) 商品処理装置
JP6364802B2 (ja) ラベル貼付装置、包装機
JP4892815B2 (ja) ラベル貼付装置
JPH11325836A (ja) 寸法測定装置および商品処理装置
JPH11124117A (ja) ラベル貼付装置および商品処理装置
JP2014105018A (ja) 包装装置
JPH11125556A (ja) 計量装置および商品処理装置
JP3953627B2 (ja) 商品処理装置
JP4361293B2 (ja) ラベル貼付システムおよび包装貼付システム
JP6075098B2 (ja) 包装装置
JP2001287707A (ja) 計量包装システム
JP2002098581A (ja) ラベルプリンタ付商品処理装置
JP3437592B2 (ja) 商品の特定装置
JPH09104427A (ja) ラベル貼付装置
JP2009096486A (ja) 包装装置
JP4592920B2 (ja) 包装装置
JP2002245437A (ja) 商品処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080131

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110118

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110314

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110524

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110527

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140603

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4755350

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term