JP6364802B2 - ラベル貼付装置、包装機 - Google Patents
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Description
また、商品名や値段などを印字した表面貼付用ラベルを物品の表面側に貼付する第1の貼付部と、原材料や添加物などを印字した裏面貼付用ラベルを、その物品の裏面側に貼付する第2の貼付部と、を有する表裏両面貼付用のラベル貼付装置が知られている。
好適には、前記設定手段は、ラベル貼付対象の物品のサイズ、及び、ラベルのサイズに基いて前記第2の領域を設定する、ことを特徴とする。
また、好適には、本発明のラベル貼付装置は、ラベル貼付対象の物品のサイズ、ラベルのサイズ、及び、印字項目を記憶する記憶部をさらに備えることを特徴とする。
また、本発明の包装機は、ラベル貼付装置と、包装部とを有する。
図1は本発明の実施形態に係るラベル貼付装置100の一例を示す斜視図である。図2はラベル貼付装置100の概要を示す図である。図3はラベル貼付装置100のラベル発行部の一例を示す図である。図4はラベル貼付装置100の電気的なブロック図である。
図5はラベル貼付装置の台紙レスラベルの一例を示す図、図5(a)は短いラベル長の台紙レスラベル、図5(b)は長いラベル長の台紙レスラベルの一例を示す図である。図6は本発明の実施形態に係るラベル貼付装置のラベルと貼付対象物の位置関係の一例を示す図である。図7はラベル貼付装置の可変長ラベルと貼付対象物の一例を示す図であり、詳細には、図7(a)は短ラベルを貼付対象物に貼付した場合、図7(b)は長ラベルを貼付対象物に貼付した図、図7(c)は長ラベルのはみ出したラベル領域をオペレータなどにより屈曲させて側面に貼付した状態の一例を示す図である。
オペレータなどは、物品Wの被貼付面Waからはみ出した、ラベルの第2の領域Lbを手などで折り曲げて、物品Wの側面Wbなどに貼付する。
従って、商品毎に印字される台紙レスラベルは、ラベルに印字するために設定された商品毎の印字項目数およびその印字項目に設定された印字情報量(文字数、文字間隔、文字フォントの大きさ等)によってラベル発行方向の長さが可変長となるので、側面貼付領域Lbが商品の側面側ではなく、商品の上面にはみ出すことなく貼付される場合もある。
ラベル発行部40はストレッチ包装部11におけるヒータ10(ヒートシール部)の側方上部に配置され、ラベル貼付部41はラベル発行部40の近傍に配置されている。
ラベル貼付部41は、3つの駆動機構を備えており、第一の駆動機構は、水平モータとその水平モータを駆動させる駆動回路を備え、ラベル吸着部面を水平、即ち商品の搬送方向と直交する方向に移動させる水平モータ(第1の駆動機)を駆動する回路で、その水平モータとしてはステッピングモータが使用されている。従って、ステッピングモータの駆動パルス数をカウントすることでラベル吸着部の位置を検出することができる。このステッピングモータは、例えば、右回転の時はプラスカウント、左回転の時はマイナスカウントとなるように構成されている。また、ラベル貼付部41は、水平基準位置センサを備え、この水平基準位置センサは、ラベル吸着部が水平方向の基準位置に位置したことを検出するセンサであり、この基準位置からの前記駆動パルスのカウント値によってラベル吸着部の水平方向の位置決めが行われる。
尚、物品Wは容器であるトレイに収容された状態で搬送される場合を例示し、また、商品載置部12は計量部50の計量皿として構成されており、その商品載置部12の手前側近傍には物品Wの横幅を検出する幅検出センサ15aが設けられている。
更に、プッシャコンベア13による商品搬送路上には、そのプッシャコンベア13の側方に位置させて物品Wの高さを検出する高さ検出センサ15bは、高さを検出すると共に物品Wの奥行き寸法(搬送方向に沿った長さ寸法)を計測する長さ検出センサを兼ねている。
物品Wの右側長さ(LR)を検出する右側の反射型光センサおよび物品Wの左側長さ(LL)を検出する左側の反射型光センサはそれぞれ、物品Wが載置された略中央位置から横幅方向に離間するように移動して(商品の右側長さLL+商品の左側長さLR)を検出する。この物品Wの横幅(寸法L)は包装機の制御に使用される。幅検出センサ15aは、長さデータ、即ち(LL+LR)をラベル発行部40(計量ラベルプリンタ)の制御部に送信する。
このように、物品W(トレイ)のサイズ(横幅L・高さH・縦幅w)は、ストレッチ包装部11の機枠内部に設けたエレベータ14に搬送される途中で検出される。
上記フィルムフィード機構5は、フィルムの幅方向の側端部を挟持する上下一対の無端状の弾性ベルト5a,5bと、下側の弾性ベルト5bを上側の弾性ベルト5a側へ圧接するクランプ板5cとで構成され、それらが包装部16を挟んで前後に配置されている。
つまり、排出プッシャ8を第1プッシャ位置検出センサで待機位置に位置していることを検知した後、第2プッシャ位置検出センサにより前記排出プッシャ8を検出することにより、物品Wがラベル貼付領域Lpに位置していると判断することができる。
次に、排出プッシャ8により物品Wはヒータ(ヒートシール部)10へ向けて水平に押動され、その押動の途中、フィルム17aの前側端部は前折り込みローラ9で物品Wの底面側に折り込まれ、その底面側に折り込まれたフィルム端部の重なり部はヒータ(ヒートシール部)10でヒートシールされ、フィルムで包装された物品Wが得られる。そして、その包装を完了した物品Wは排出プッシャ8の押動によってヒータ(ヒートシール部)10上から排出部上に排出される。
ラベル貼付部41によって貼付するラベルの貼付位置は、商品(物品)Wの大きさ(例えば、トレイのサイズ)や形によって異なる。そのため、ラベル貼付部41は、搬送される商品(物品)Wの大きさや形に合わせてラベルの貼付位置を変更できるように移動可能に支持されている。
切断手段26は、印字部25で商品などの情報が印字され、ラベル送出口に向けて送出されるラベル用紙21’を所定長さの枚葉状に切断する。切断手段26は、ラベル送出口より水平状に送出されるラベル用紙21’を挟むように配置した上下一対の可動刃26aと固定刃26bとを有する。
ラベル用紙21’の上方に位置するサーマルヘッド25bは、ラベル用紙21’を下側のローラ(プラテンローラ25a)とで挾着するように下方に付勢され、それによりラベル用紙21’を安定して送出し得るように構成されている。
次に、包装機構制御部102Eについて説明する。
包装機構制御部102Eは、CPU61、通信用インタフェース回路(INF)65、ROM62、RAM63、操作部64、及び、機構駆動部66を有する。各構成要素はバス(データ通信線など)61aを介して接続されている。
RAM63は、CPU61がROM62の制御プログラムを実行する場合に用いる各種レジスタ及びフラグのエリアの他に、商品の形状データ(縦、横、高さ)に基づいて制御データを決定するための各種テーブル等が記憶されている。
操作部64は、装置の起動、停止等のためのスイッチである。
また、機構駆動部66には、被包装物の横幅を検出する商品の幅検出センサ15a(商品幅検出センサ)と、被包装物の高さを検出する高さ検出センサ15b、商品の長さを検出する長さ検出センサ15cが接続されており、検出データをCPU61へ供給するようになっている。
ラベル発行貼付部40Eは、制御部31、記憶部32、表示操作部(コンソール部)4、通信用のインタフェース回路(INF)46、第1の物品検出センサ35、第2の物品検出センサ36、ラベル発行部40、ラベル貼付部41、貼付駆動部42、搬送駆動部43、商品検出センサ59、計量部50、などを有する。各構成要素は、バス31d(データ通信線)などを介して接続されている。
詳細には、ROM33には、制御部31が実行する各種制御プログラムが記憶されている。
RAM34は、制御部31がROM33の制御プログラムを実行する場合に用いる各種レジスタ、フラグ等のエリア、商品毎に予め各種データが記憶されたプリセットデータエリアを備えている。
プリセットデータエリアには、被包装物(商品番号)に対応して、値段計算及びラベル印字用のデータである「品名」、「値段(単価)」、「バーコード」等の各種商品データが記憶された商品ファイル(図8参照)、ラベル印字のフォーマットが定義されたラベルフォーマットファイル(図9参照)、トレイファイル(図10参照)、などが記憶されている。
ラベルフォーマットには、ラベルフォーマットファイルのラベルフォーマット番号が設定されて記憶されている。また、トレイフォーマットには、トレイファイルのトレイ番号が設定されて記憶されている。
本発明における台紙レスラベルLの貼付に関する各種データの入力等は、この表示操作部4の操作部または操作入力部38を操作することで行うことができる。
計量部50は、商品載置部に載置された被包装物の計量信号を制御部31へ供給するものである。
サーマルヘッド25b、ステッピングモータ25c、切断手段26としてのカッターは、ラベル発行部40の印字部を構成し、制御部31の指令に基づいて台紙レスラベルテープに品名、値段、単価、バーコード等の印字を行い、印字したラベルテープを切断手段26としてのカッターで枚葉状に切断して、台紙レスラベルLをラベル発行口に発行する。
商品検出センサ59は、排出路の側方で、ラベル吸着部が貼付のために垂直下降する位置の若干手前(包装部寄り)に配置され、該排出路に包装物の有無を検出して、ラベル貼付のための信号を発生する。商品検出センサ59は、包装物がラベル貼付場所、即ち排出路(ヒートシール部)へ位置した場合、その旨を制御部31へ出力する。
設定手段31aは、物品のサイズ、ラベルのサイズ、印字項目のうち全て、又は、いずれか2つ、又は、いずれか1つに基づいて、ラベルの全領域のうち、貼付手段であるラベル貼付部41により物品Wの被貼付面Waに貼付される第1の領域Laと、その被貼付面Waからはみ出す第2の領域Lbとを設定する処理を行う。なお、設定手段31aは、はみ出す設定を行なうか否かを示すフラグがオンになったときのみに設定可能となっていてもよい。その場合、フラグがオフになっているときははみ出す制御は行わないこととする。
詳細には、設定手段31aは、物品のサイズ、ラベルのサイズ、印字項目のうち全て、又は、いずれか2つ、又は、いずれか1つに基づいて、自動的に、ラベルの第1の領域Laと第2の領域Lbを設定してもよい。こうすることで、オペレータの手間を省くことができる。
また、設定手段31aは、操作入力部38からのオペレータによる操作入力信号、物品のサイズ、ラベルのサイズ、印字項目などに基づいて、ラベルの第1の領域Laと第2の領域Lbを設定してもよい。こうすることで、オペレータの操作により、ラベルの第1の領域Laと第2の領域Lbそれぞれを所望の位置となるように設定することができる。
図6に示したように、ラベル貼付装置は、横の長さ(横幅)X0、縦の長さ(奥行き)Y0の大きさの物品W(トレイ)にラベルLを貼付する。ラベル貼付データファイルにはトレイ端部からラベル中央部までの距離データ(X2、Y2)が設定されている。例えば、トレイ上におけるラベル貼付位置は、トレイの隣り合う辺(端部)からラベル中心までの距離で、例えば、横幅:200mm、縦幅:150mmのトレイで、X2:30mm、Y2:130mmが設定される。この場合、トレイ上におけるラベルの外周縁とトレイの端部との間には空白の距離(S1)が存在する。
制御部31は、トレイ上のラベル貼付位置(LC)の座標を算出することにより、LbにおけるY3の長さを算出すことができ、Y3の値が零より小さい値(負数)である場合、商品上面の被貼付面の端部からラベルLがはみ出すと判断する。Y3の値が零より大きい(正数)である場合、商品上面の被貼付面内にラベルLが貼付されると判断する。従って、可変長に印字される台紙レスラベルの発行方向の長さ(印字イメージ長)と、予め設定された、X2、Y2,S1の設定値の大きさとによって、可変長に印字された台紙レスラベルが貼付された時に商品端部より側面貼付領域Lbがはみ出すか否かが決定する。
図7(a)に示したように、短いラベルLを、物品Wの上面の被貼付面Waに貼付する場合、ラベルLの端部が商品上面の被貼付面Waからはみ出さずに貼付される。
尚、さらに長いラベルLを物品Wに貼付する場合、ラベルを略U字形状に折り曲げて物品Wの底面にまで貼付することとなる。
次に、本発明の実施形態に係るラベル貼付装置100の動作の一例を図1,図2,図4,図11〜13等を参照しながら説明する。図11はラベルフォーマットのイメージと印字ラベルの一例を示す図である。図12は本発明の実施形態に係るラベル貼付装置の動作の一例を示すフローチャートである。図13はラベル貼付装置の制御部によるドットデータへの展開ルーチンの動作の一例を示すフローチャートである。
また、品番0001が指定された時には、値付けする商品の商品データとして、品番0001によって特定される商品の商品データ(例えば、品名、値段、添加物等)が呼び出される。尚、品番0001によって特定される商品の添加物は、それぞれ1行分の印字データ量であるものとする(図8参照)。
詳細には、第1の領域Laは、ラベルの全領域のうち、ラベル貼付部41により物品Wの被貼付面Waに貼付される領域である。第2の領域Lbは、その被貼付面からはみ出す領域である。
第1の領域Laには、印字項目のうち重要度の高い印字項目が印字され、詳細には、例えば、商品の品名、値段、バーコードなどが印字される。第2の領域Lbには、印字項目のうち重要度の低い印字項目が印字され、詳細には、例えば、商品の原材料、添加物などが印字される。
尚、ステップS22〜S25において判断する「品名」、「添加物」、「原材料」、「メッセージ」の各印字項目は、それぞれの印字データ量に応じて、用紙搬送方向の印字範囲(高さ)を変化させる印字項目として予め定めたものである。より詳細には、上記各印字項目は、用紙搬送方向の印字範囲(例えば行数)に対し、用紙搬送方向の印字データ量(例えば行数)が少ない場合、当該印字範囲を小さく(短く)させる印字項目として予め定めたものである。
つまり、ステップS27では、印字項目が用紙搬送方向に並列に配置されているようなフォーマットデータが、ステップS3で呼び出された場合、当該並列に配置された一の印字項目について満たさない部分(余裕の高さ部分)があったときに、当該フォーマットデータにおいて、当該並列に配置された他の印字項目の印字データが当該満たさない部分に印字されることになっているかどうかを制御部31が判断する。
いずれも「品名」が「天ぷら盛り合わせ」で同じであるが、その盛り合わせの点数の相違により「添加物」のデータ量が異なる例を示し、図5(a)のラベルは印字項目「添加物」のデータ量が3行、図5(b)のラベルは同じ印字項目「添加物」のデータ量が6行で、例えば図9に示すフォーマット番号1のフォーマットに対しては、図5(a)のラベルは、印字項目「品名」について2行分、印字項目「添加物」について1行分の余裕があり、合計3行分が詰めて印字される。従って、フォーマット番号1の設定されたラベル長よりも3行分短いラベルとなる。そして、フォーマット番号1には、その基準となるラベル長が設定されており、前記のように一文字分の文字の高さ、一行の行間の長さは予め決まっているので、3行分の長さが短くなった場合に短縮される長さが分かり、読み出されたフォーマットにおけるラベル長に基づき発行するラベル長を算出することができる。
また、図5(b)のラベルは、印字項目「品名」について2行分の余裕、印字項目「添加物」については2行分の超過があり、結果、余裕分と超過分の相殺によりフォーマット番号1の設定されたラベル長と略同じ長さのラベルとなる。
このように、物品上面のラベルにより隠れる面積が少なくなり、且つ、多くの情報を記載したラベルを発行して、物品に貼付可能な、簡単な構造のラベル貼付装置を提供することができる。また、1枚のラベルを用いて、オペレータなどにより手貼りされるラベル領域を物品の被貼付面Waからはみ出した状態で、物品の被貼付面Waにラベルを貼付することができる、簡単な構造のラベル貼付装置を提供することができる。
オペレータなどは、物品Wの被貼付面Waからはみ出した、ラベルの第2の領域Lbを手などで折り曲げて、物品Wの側面Wbなどに貼付する。尚、さらに長いラベルLを物品Wに貼付する場合、ラベルを略U字形状に折り曲げて物品Wの底面にまで貼付してもよい。
このため、1枚のラベルで、物品の表面側に商品名や値段などの重要度の高い印字項目を印字したラベル領域を商品の被貼付面(表面)に貼付し、原材料、添加物などの比較的重要度の低い印字項目を印字したラベル領域を、上記被貼付面と異なる面に、簡単に貼付することができるラベル貼付装置100を提供することができる。
ラベルLの第1の領域Laと第2の領域Lbとの境界部分に上記マークを印刷することで、この境界部分を折曲部LLであるとオペレータに認識させることができる。
尚、上記境界部分のマークは、印刷しなくともよい。
また、上述の各図で示した実施形態は、その目的及び構成等に特に矛盾や問題がない限り、互いの記載内容を組み合わせることが可能である。
また、各図の記載内容はそれぞれ独立した実施形態になり得るものであり、本発明の実施形態は各図を組み合わせた一つの実施形態に限定されるものではない。
上述した実施形態では、ラベルが比較的長く、ラベルの下部分に添加物の名称などを印字した場合、ラベルの上部分をラベル貼付対象の物品(トレイなど)の上面に貼付し、ラベルの下部分を手などで折返し、ラベル貼付対象の物品(トレイなど)の側面や底面などに貼付した。
ラベルが比較的短く、ラベルの下部分に添加物の名称などを印字しない場合、ラベル貼付装置は、シームレスにラベル貼付対象の物品の上面にラベルを貼付した。
このラベルの貼付位置の基準は、ラベル貼付対象の物品(トレイなど)のエッジである。
折返し用ラベルとは、例えば、ライナレスラベルの上面の下部分に添加物等が印字され、ラベルの上部分がラベル貼付対象の物品(トレイなど)の上面に貼付され、ラベルの下部分がラベル貼付対象の物品(トレイなど)の側面や裏面などに折返して貼り付けられるラベルである。
ラベルの折り返し部分に対応する寸法が、タック紙のラベルの貼り付けシロ寸法より小さい場合、ラベル貼付装置は、ラベル貼付対象の物品(トレイなど)の上面のみに貼付する(納めてしまう)ように制御する。また、ラベル貼付装置は、貼り付けシロよりも折り返し寸法が長い場合、折り返し位置をトレイエッジとする。
本発明の第2の具体例に係るラベル貼付装置は、例えば、排出方向に対して横長のラベル貼付対象の物品(トレイなど)において、その物品の短辺からはみ出すように、縦長のラベルを90°回転させて貼付する制御を行う。
このように、本具体例に係るラベル貼付装置は、簡単にラベルの縦貼りを行うことができる。
本発明の第3の具体例に係るラベル貼付装置の動作を説明する。
ラベル貼付装置は、ラベルの貼付対象の物品(トレイなど)ラベルの貼付位置を右上、右下、左上、左下のいずれかに設定可能である。
長いラベルを、貼付対象の物品(トレイなど)の左下または右下に貼付する設定で、且つ、長いラベルが物品の下辺からはみ出すように貼付するように、折り返し(はみ出し)設定が行われた状態で、ラベルの貼付位置を、ラベル貼付対象の物品(トレイなど)の右上または左上に変更する場合、ラベル貼付装置の制御部は、上記折り返し(はみだし設定)設定を無効とし、ラベルをラベル貼付対象の物品(トレイなど)からはみ出ないように貼付する制御を行う。
このように、本具体例に係るラベル貼付装置は、折り返し(はみ出し)設定がなされ、ラベル貼付対象の物品(トレイなど)の右上または左上をラベル貼付位置とした場合に、煩雑な操作を行うことなく、折り返し(はみだし設定)設定を無効とし、ラベルを物品からはみ出ないように貼付することができる。
図14は本発明に係るラベル貼付装置で用いられるラベルフォーマットイメージおよび境界位置を示す折返し線の一例を示す図である。
詳細には、オペレータによるタッチパネルやキーボードなどの操作入力部38を操作した場合、制御部31は、その操作入力部38の入力に基づいて、境界位置を示す折返し線72をラベルフォーマットイメージ上で移動させる処理を行う。
つまり、本具体例に係るラベル貼付装置は、ラベルフォーマットイメージ上で、境界位置を示す折返し線72を移動させて設定したY座標を、新たなラベル折返し線のY座標(mm)の数値として容易に設定することができる。
すなわち、本具体例に係るラベル貼付装置は、目視により簡単に折返し線の位置を容易に設定可能である。
4 表示操作部(タッチパネル)
5 フィルムフィード機構
8 排出プッシャ(プッシャ)
11 ストレッチ包装部
12 商品載置部
13 プッシャコンベア
16 包装部
17 フィルムロール
21 台紙レスラベルロール
21’ ラベル用紙
25 印字部
25a プラテンローラ
25b サーマルヘッド
25c ステッピングモータ
26 切断手段
31 制御部(CPU)
31a 設定手段
31b 貼付制御部
32 記憶部
33 ROM
34 RAM
35 第1の物品検出センサ
36 第2の物品検出センサ
38 操作入力部
39 表示部
40 ラベル発行部
40E ラベル発行貼付部
41 ラベル貼付部(貼付手段)
42 貼付駆動部
43 搬送駆動部
50 計量部
59 商品検出センサ
61 CPU
62 ROM
63 RAM
64 操作部
66 機構駆動部
100 ラベル貼付装置
102 ストレッチ包装機
102E 包装機構制御部
La 第1の領域(上面貼付領域)
Lb 第2の領域(側面貼付領域)
W 物品(商品)
Claims (4)
- ラベル発行部から発行されたラベルをラベル吸着部で吸着保持し、ラベル貼付対象の物品に前記ラベルを貼付する貼付手段を備えるラベル貼付装置であって、
前記ラベルの全領域のうち、前記貼付手段により前記物品の被貼付面に貼付される第1の領域と、該被貼付面からはみ出す第2の領域とを設定する設定手段と、
前記ラベルの前記第2の領域を前記物品の前記被貼付面からはみ出すように、前記貼付手段を制御する貼付制御部と、を有し、
前記貼付制御部は、ラベルの貼付位置を、前記物品の被貼付面の右上、右下、左上、左下のいずれかに設定可能であり、前記物品の前記左下または前記右下にラベルを貼付する設定で、且つ、前記ラベルを前記物品の下辺からはみ出すように貼付する、はみ出し設定が行われた状態から、前記ラベルの貼付位置を、前記物品の前記右上または前記左上に変更する場合、前記ラベルのはみ出し設定を無効にして、前記物品の前記被貼付面から前記ラベルをはみ出さずに、前記ラベルを前記物品に貼付するように、前記貼付手段を制御することを特徴とするラベル貼付装置。 - 前記貼付制御部は、横長の前記物品に、縦長のラベルを貼付する場合、前記横長の前記物品の短辺から前記ラベルがはみ出すように、前記縦長のラベルを90°回転させて前記物品に貼付する制御を行うことを特徴とする請求項1に記載のラベル貼付装置。
- 前記貼付制御部は、前記ラベルの折り返し部分に対応する寸法がラベルの貼り付けシロ寸法より小さい場合、前記ラベルを折り返さずに前記物品の上面のみに貼付するように制御することを特徴とする請求項1または2に記載のラベル貼付装置。
- 請求項1から請求項3の何れか1項に記載のラベル貼付装置と、包装部とを有する包装機。
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