JP2002114212A - 包装貼付システムおよびラベル貼付システム - Google Patents

包装貼付システムおよびラベル貼付システム

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JP2002114212A
JP2002114212A JP2000307318A JP2000307318A JP2002114212A JP 2002114212 A JP2002114212 A JP 2002114212A JP 2000307318 A JP2000307318 A JP 2000307318A JP 2000307318 A JP2000307318 A JP 2000307318A JP 2002114212 A JP2002114212 A JP 2002114212A
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product
label
head
pasting
packaging
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JP2000307318A
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Yoshiki Matsuura
圭来 松浦
Toshiyuki Sakata
利行 坂田
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Ishida Co Ltd
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Ishida Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラベルの貼付位置を安定させ得る包装貼付シ
ステムおよびラベル貼付システムを提供する。 【解決手段】 商品を包装する包装機構と、貼付ヘッド
に吸着したラベルを前記商品に貼付するラベル貼付機と
を備えた包装貼付システムであって、前記包装機構は前
記商品を排出しながら商品の底面にフィルムを折り込ま
せる排出装置を備え、前記排出装置による商品の排出速
度を変更できるように設定し、前記ラベルを吸着して待
機レベルで待機している前記貼付ヘッドの下降のスター
トタイミングT2,T12を、前記排出速度に応じて変
更するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は包装貼付システムお
よびラベル貼付システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ラベルプリンタおよびラベル
貼付機を備えたストレッチ包装機がある。かかるストレ
ッチ包装機では、フィルムの折込動作を行いながら、商
品を排出する。この際、ラベルを吸着したラベル貼付機
が当該ラベルを商品の上面に貼付する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで、かかる包装機
においては、商品の大きさや重量によって排出速度を変
更したい場合がある。しかし、排出速度が変更される
と、ラベルの貼付位置にバラツキが生じたり、あるい
は、貼付位置の精度が低下する。したがって、本発明の
第1の目的は、ラベルの貼付位置を安定させ得る包装貼
付システムおよびラベル貼付システムを提供することで
ある。
【0004】また、前記ラベルの貼付動作においては、
一般に、移動中の商品に貼付ヘッドが高速で接触してラ
ベルを貼付することで、貼付位置の精度向上や貼付のサ
イクルタイムの短縮化を図っている。そのため、ラベル
貼付時の衝撃力により商品が傷付いたり、商品の品質が
低下するおそれがある。したがって、本発明の第2の目
的は、商品を傷付けることなく、かつ、貼付位置の精度
向上や貼付のサイクルタイムを短縮することである。
【0005】前記目的を達成するために、本第1発明
は、包装ステーションに押し上げられた商品の底面側に
フィルムを折り込んで商品を包装する包装機構と、貼付
ヘッドに吸着したラベルを前記商品に貼付するラベル貼
付機とを備えた包装貼付システムであって、前記包装機
構は前記商品を排出しながら商品の底面にフィルムを折
り込ませる排出装置を備え、前記排出装置による商品の
排出速度を変更できるように設定し、前記ラベルを吸着
して待機レベルで待機している前記貼付ヘッドの下降の
スタートタイミングを、前記排出速度に応じて変更する
ようにした。
【0006】本第1発明では、貼付ヘッドはラベルを吸
着した状態で待機レベルで待機しており、商品の排出速
度が大きい場合には、前記待機レベルからの下降のスタ
ートタイミングを早くし、一方、排出速度が小さい場合
には、前記待機レベルからの下降のスタートタイミング
を遅らせる。
【0007】一方、本第2発明は、包装ステーションに
押し上げられた商品の底面側にフィルムを折り込んで商
品を包装する包装機構と、貼付ヘッドに吸着したラベル
を前記商品に貼付するラベル貼付機とを備えた包装貼付
システムであって、前記包装機構は前記商品を排出しな
がら商品の底面にフィルムを折り込ませる排出装置を備
え、前記排出装置による商品の排出速度を変更できるよ
うに設定し、前記排出速度に応じて貼付ヘッドの下降速
度を変更するようにした。
【0008】本第2発明では、貼付ヘッドはラベルを吸
着した状態で待機レベルで待機しており、商品の排出速
度が大きい場合には、前記待機レベルからの下降速度を
大きくし、一方、排出速度が小さい場合には、前記待機
レベルからの下降速度を小さくする。
【0009】本明細書において、「商品の排出速度を変
更」とは、1つの商品の包装中に速度を変速することで
はなく、商品ごとや包装ごとに排出速度を変えることを
いう。また、「スタートタイミング」とは、ラベルを吸
着している貼付ヘッドが待機レベルから下降をスタート
(開始)するタイミングをいう。
【0010】「下降速度を変更」とは、1つの商品に対
しラベルを貼付する際に変速することではなく、商品ご
とに下降速度を変えることをいう。「貼付ヘッドの下降
速度」とは、ラベルを吸着している貼付ヘッドの鉛直方
向についての速度をいう。
【0011】本第3発明は、包装ステーションに押し上
げられた商品の底面側にフィルムを折り込んで商品を包
装する包装機構と、貼付ヘッドに吸着したラベルを搬送
中の商品に貼付するラベル貼付機とを備えた包装貼付シ
ステムであって、前記貼付ヘッドが、前記ラベルを吸着
した状態で、前記商品の移動方向と同じ方向の速度成分
を持って移動することを特徴とする。
【0012】また、本第4発明は、包装ステーションに
押し上げられた商品の底面側にフィルムを折り込んで商
品を包装する包装機構と、貼付ヘッドに吸着したラベル
を前記商品に貼付するラベル貼付機とを備えた包装貼付
システムであって、前記包装機構は前記商品を排出しな
がら商品の底面にフィルムを折り込ませる排出装置を備
え、前記貼付ヘッドが、前記ラベルを吸着した状態で、
前記排出装置による商品の排出方向と同じ方向の速度成
分を持って移動することを特徴とする。
【0013】本第3および第4発明においては、待機レ
ベルで待機していた貼付ヘッドが、商品の移動ないし排
出中に、当該商品の移動方向と同じ方向に、移動しなが
ら下降してラベルを商品の上面に貼付する。
【0014】本第5発明は、包装ステーションに押し上
げられた商品の底面側にフィルムを折り込んで商品を包
装する包装機構と、貼付ヘッドに吸着したラベルを前記
商品に貼付するラベル貼付機とを備えた包装貼付システ
ムであって、水平でかつ互いに直交する2方向に前記貼
付ヘッドが移動可能に設けられ、前記貼付ヘッドを前記
2方向に駆動させて移動させるようにした。
【0015】本第5発明では貼付ヘッドが水平の2方向
に移動するので、商品のあらゆる排出方向や移動方向に
対し前記第3ないし第4発明を具現化することが可能な
いし容易になる。
【0016】本第6発明は、ラベルを発行するラベルプ
リンタと、商品を搬送する搬送装置と、該ラベルプリン
タから発行されたラベルを貼付ヘッドで保持して該貼付
ヘッドが下降することでラベルを搬送中の商品に貼付す
るラベル貼付機とを備えたラベル貼付システムにおい
て、搬送中の商品の位置を検出する商品検出器を設け、
前記商品検出器が商品を検出してから前記貼付ヘッドが
下降を開始するまでの下降のスタートタイミングを、商
品の高さおよび/または商品に対するラベルの貼付位置
に応じて変化させるようにした。
【0017】本第6発明では、待機レベルで待機してい
た貼付ヘッドは、商品検出器が商品を検出した後の所定
時間後に、下降を開始して商品にラベルを貼付する。こ
の際、商品の高さが低い場合には下降のスタートタイミ
ングを早くし、一方、商品の高さが高い場合には下降の
スタートタイミングを遅らせる。これにより、商品の高
さにかかわらず、ラベルの貼付位置が安定する。
【0018】本第7発明は、ラベルを発行するラベルプ
リンタと、該ラベルプリンタから発行されたラベルを貼
付ヘッドで保持して該貼付ヘッドが下降することでラベ
ルを商品に貼付するラベル貼付機とを備えたラベル貼付
システムにおいて、前記貼付ヘッドの下降速度として高
速および低速の少なくとも2速を設け、前記貼付ヘッド
が商品の上面に接近するまでは高速で下降し、前記商品
の上面に接近すると低速に減速して速度を切り換えるよ
うにした。
【0019】本第7発明では、貼付ヘッドが商品の上面
に接近すると減速してラベルを商品に貼付するので、サ
イクルタイムが差程長くならず、かつ、貼付時の衝撃が
小さくなって商品が傷付きにくくなる。
【0020】
【発明の実施の形態】第1実施形態:以下、本発明にか
かる第1実施形態を図面にしたがって説明する。本実施
形態の包装貼付システムは、図2の商品MをトレーT
(被包装物)ごと包装するストレッチフィルム包装機の
機能に加え、包装後にラベルを貼付する貼付機能を備え
ている。なお、以下の説明において、商品MはトレーT
上に載って搬送されていくが、「商品M」とは、トレー
T内の内容物を指す場合と、内容物、トレーTおよびフ
ィルムFを含んだ概念で用いる場合とがある。また、商
品は必ずしもトレーT上に載っている必要はない。
【0021】基本構造および動作:まず、本包装貼付シ
ステムの基本的な構造および動作について説明する。図
1に示すように、本包装貼付システムは、商品Mを正面
側2aから搬入して正面側2aに排出する前方排出型の
包装貼付システムであって、正面2aには、コンベヤな
どの供給装置20が設けてある。
【0022】図2において、供給装置20上に商品Mが
載置されると、供給装置20は、商品Mをリフタ201
上に供給する。リフタ201の各ポスト210は、包装
機構200の包装ステーションSの直下に配置されてい
ると共に、昇降手段(エレベータ機構)208により上
下昇降自在とされている。このリフタ201は、供給装
置20から商品Mが供給されると、上昇して商品Mを包
装ステーションSまで持ち上げる。
【0023】一方、包装動作に先立ち、前記包装ステー
ションSには、張設状態のフィルムFが移送機構20
2,202によって供給されている。このフィルムF
は、商品Mが押し上げられると、商品Mの上面に密着す
る。この状態で、フィルム折込み機構203は、図3の
一対の左右折込板204,204と、後折込板205
と、丸棒状の前折込部材206と、排出プッシャー20
7(排出装置:図2)によって、フィルムFの前後左右
の各側縁部を、トレーTの底面側に折り込んで商品Mを
包装すると共に、図2の熱溶着コンベヤ211上に包装
済の商品Mを搬送する。熱溶着コンベヤ211は、底面
に折り込まれたフィルムF同士を互いに溶着し、その
後、商品Mが排出台209上に排出される。
【0024】一方、前記包装ステーションSの上方に
は、商品の内容に応じたラベルLを発行するラベルプリ
ンタ12とラベル貼付機13が配設されている。該ラベ
ルプリンタ12は、図1に示すように商品Mの排出方向
に対して左右方向に並列して設けられている。ラベル貼
付機13は、商品Mが排出台209上に排出されるまで
の間に、ラベルプリンタ12からラベル待機部30上に
発行されたラベルLを商品Mの上面に貼付する。
【0025】システム構成:つぎに、本包装貼付システ
ムのシステム構成について説明する。図4に示すよう
に、供給装置20は計量コンベヤ100を備えている。
該計量コンベヤ100に載せられた商品Mの重量は重量
検出器101で検出され計量手段106に出力される。
前記計量コンベヤ100の上方には、CCDカメラ2が
設けられている。前記CCDカメラ2は、供給装置20
に載せられたトレーTを撮像して、輝度情報(撮像情
報)を出力する。
【0026】図4において、マイコン3には、図示しな
いインターフェイスを介して、前記CCDカメラ2およ
び計量手段106の他にタッチスクリーン10、ストロ
ークキー部11、ラベルプリンタ12,計量包装値付制
御器14およびローカル制御装置15などが接続されて
いる。計量包装値付制御器14には、ラベル貼付機13
の貼付ヘッド13h(図2)を移動させるためのモータ
MX,MY,MZ,Mθなどが接続されている。
【0027】前記マイコン3は、CPU4およびメモリ
7を備えている。前記CPU4は、画像処理手段40、
演算部41および計時手段42を備えている。該計時手
段42は、たとえば、タイマからなり、後述するタイミ
ングなどの計時を行なう。一方、メモリ7は、商品情報
記憶部70,トレー情報記憶部71,ラベル貼付位置記
憶部72および後述する排出速度記憶部73を備えてい
る。前記商品情報記憶部70には、図5(a)の商品の
呼出No. に対応して、商品ごとに、品名、単価、トレー
No. および後述する排出モードなどが記憶されている。
図5(b)の前記トレー情報記憶部71には、トレーご
とに、トレーNo. とトレーの幅、奥行および高さからな
るトレーのサイズやラベル貼付位置No. などが記憶され
ている。図5(c)に示すように、前記ラベル貼付位置
記憶部72には、前記ラベル貼付位置No. ごとに基準位
置、幅w、前または後の値f、高さおよび回転角などか
らなるラベル貼付位置が記憶されている。図5(d)に
示すように、前記幅wおよび前後の値fは、前記基準位
置に基づいたトレーTのエッジTeからラベル貼付位置
までの距離からなる。
【0028】図4の前記画像処理手段40は、CCDカ
メラ2から入力された輝度情報からトレーTの平面的な
エッジTeの位置を検出し、更に、該エッジTeの位置
から、トレーTの幅および奥行を算出する。なお、トレ
ーTの幅および奥行寸法の算出方法としては、たとえ
ば、特開平11-94535号、同11-337315 号および同11-245
906 号などに開示された周知の方法がある。
【0029】前記CPU4は、算出した前記トレーTの
幅および奥行寸法とトレー情報記憶部71に記憶された
幅および奥行とを照合してトレーNo. を特定する。CP
U4は、当該トレーNo. の商品の処理内容を商品情報記
憶部70から読み出し、計量包装値付制御器14等に当
該処理条件の出力を行う。計量包装値付制御器14は当
該処理条件に基づいて商品Mを包装させる。一方、CP
U4は、商品情報記憶部70の記憶内容や商品Mの計量
値などに基づいてラベルプリンタ12に印字させ、ラベ
ル待機部30上にラベルLを発行させる。
【0030】高さ検出:つぎに、高さの検出機構につい
て説明する。図2の前記供給装置20の上方には、高さ
情報検出装置(商品検出器)8が設けられている。該高
さ情報検出装置8は、図6(a)に示すように、上下方
向に並べた4組の投受光器(光電検出器)S1〜S4お
よび反射板80からなり、図6(b)の搬送方向Xに商
品Mが移動する間にトレーTを含む商品Mの高さを検出
する。各投受光器S1〜S4からの信号は、図4に示す
前記ローカル制御装置15に出力される。ローカル制御
装置15は各投受光器S1〜S4の信号に応じて商品M
の高さを判別した高さ情報をCPU4に出力する。前記
CPU4は当該高さ情報を受信した時点で、該高さ情報
に基づいて、後述するようにラベル貼付機13の待機レ
ベルを算出する。
【0031】ラベル貼付機:つぎに、ラベル貼付機13
について説明する。図7において、ラベル貼付機13
は、前記ラベル待機部30に発行されたラベルLを貼付
ヘッド13hが負圧で吸着して保持する。図8に示すよ
うに、該貼付ヘッド13hの上部には、駆動ロッド13
Lが鉛直方向Zに沿って設けられている。該駆動ロッド
13Lの上端部には昇降機構13aが設けられている。
該昇降機構13aが前記モータMZによって駆動される
ことにより、貼付ヘッド13hが鉛直方向Zに往復動す
る。
【0032】前記包装貼付システムの本体220(図
1)内には、図8に示すレールRx,Ryが設けられて
いる。該レールRx,Ryは、互いに直交する方向に沿
って設けられていると共に、それぞれ、奥行方向Xおよ
び左右方向Yの水平の2方向に設定されている。ラベル
貼付機13の本体130は、前記モータMX,MYの駆
動により該レールRx,Ryに沿って水平方向に駆動可
能に設けられている。したがって、貼付ヘッド13hは
左右方向Y,奥行方向Xおよび鉛直方向Zに移動自在に
設定されている。さらに、ロッド13Lと、本体130
に設けられた前記モータMθとの間には、ベルト(図示
せず)が掛けわたされており、ヘッド13hは、Z軸を
中心として回転方向θに回転自在に設けられている。な
お、ラベル貼付機13の詳細な構造については、たとえ
ば、特開昭63−272649号公報に開示されたもの
を採用することができる。
【0033】前記CPU4は、前記高さ情報および商品
Mに対するラベルの貼付位置に基づいて、図7の待機レ
ベルLwを算出する。すなわち、CPU4は商品Mの上
端に高さHを加算すると共に、ラベル貼付位置記憶部7
2から読み出した当該トレーTに対応するラベル貼付位
置に基づいて待機レベルLwの算出を行う。たとえば、
ラベル貼付位置が商品Mの排出方向MFの前方である場
合には、商品Mの上端に高さHを加算した値よりも待機
レベルLwを低くする。一方、ラベル貼付位置が商品M
の後方である場合には、前記値よりも待機レベルLwを
高くする。
【0034】排出プッシャー:図7に示すように、前記
排出プッシャー207は初期位置(原点位置)P1 から
排出位置P3 まで排出方向MFに移動し、商品Mを排出
台209(図2)上に排出した後、初期位置P1 に復帰
する。
【0035】前記CPU4は、排出プッシャー207を
排出方向MFに高速で移動させる高速モードと、商品M
の内容物が、たとえば、イチゴなどの傷つき易いものや
壊れやすいものである場合に、排出プッシャー207を
低速で移動させる低速モードの2種類の排出モードを有
している。CPU4は商品に対応する排出モードを前記
商品情報記憶部70から読み出すと共に、当該読み出し
た排出モードに対応する排出速度を排出速度記憶部73
から読み出し、排出プッシャー207の排出速度の設定
を行なう。
【0036】スタートタイミング:つぎに、ラベル貼付
時における貼付ヘッド13hの下降のスタートタイミン
グについて説明する。図9は、排出プッシャー207お
よび貼付ヘッド13hの移動速度を示すタイムチャート
である。図9(a)に示すように、高速モードにおい
て、排出プッシャー207はタイミングT1で移動を開
始し、タイミングT4まで排出方向に移動して商品Mの
排出を行なう。一方、前記貼付ヘッド13hは前記排出
プッシャー207がスタートするタイミングT1におい
ては、既に図7のラベル待機部30からラベルLを吸着
して前記待機位置Hwで待機している。前記待機位置H
wの貼付ヘッド13hは、図9のタイミングT2からタ
イミングT3において下降しラベルLの貼付を行なった
後、上昇する。貼付完了のタイミングT3から排出完了
のタイミングT4までの斜線で示す面積は、貼付後の商
品の移動距離に相当する。すなわち、斜線で示す距離D
1は、図7に示すラベルLが商品Mに貼付される時点で
の排出プッシャー207の貼付位置P2 から排出位置P
3 までの移動距離である。
【0037】一方、図9(b)の低速モードにおいて
は、排出プッシャー207がタイミングT1で移動し始
めると、タイミングT12で貼付ヘッド13hが下降を
開始し、タイミングT13でラベルLを商品Mに貼付
し、タイミングT14で商品Mが排出位置P3 まで移動
する。なお、斜線で示す距離D2が前記距離D1に等し
い値となるように、タイミングT12,T13が設定さ
れている。このように、商品Mの排出速度が大きい高速
モードの場合には、図9(a)に示すように、貼付ヘッ
ド13hの下降のスタートタイミングT2が早く設定さ
れており、一方、図9(b)に示すように、排出速度が
小さい低速モードの場合には、スタートタイミングT1
2が遅く設定されている。
【0038】システムの動作:つぎに、本システムの動
作について、図9に示すタイムチャートに基づいて説明
する。まず、高速モードについて説明する。オペレータ
が商品Mを図4に示す計量コンベヤ100上に載せる
と、当該商品Mの重量が計量される。一方、前記CCD
カメラ2によって検知された撮像情報に基づいてトレー
No. が特定され、当該トレーNo. に対応する商品の処理
条件が商品情報記憶部70から読み出されると共に、商
品に応じて排出プッシャー207が高速モードに設定さ
れる。CPU4は、前記高さ情報検出装置8からの高さ
情報に基づいてラベル貼付機13の待機レベルLwを算
出し、前記待機位置Hwを決定する。なお、高さ情報を
検出せずにラベルを貼付する場合には、ラベル貼付機1
3は、最も高い位置に待機される。
【0039】前記貼付ヘッド13hは、ラベル待機部3
0上に発行されたラベルLを吸着保持した後、前記待機
位置Hwに移動して待機する。図9(a)のタイミング
T1において、前記排出プッシャー207が排出方向M
Fに移動を開始し、排出プッシャー207が貼付位置P
2 に近づくと、スタートタイミングT2において、貼付
ヘッド13hが待機位置Hwから下降を開始し、タイミ
ングT3において、前記排出中の商品MにラベルLを貼
付する。該貼付後、貼付ヘッド13hが上昇すると共
に、タイミングT4において、排出プッシャー207が
商品Mを排出台209(図2)上に排出し一旦停止す
る。その後、初期位置P1 に復帰して次の商品Mに備え
る。
【0040】次に、低速モードについて前記高速モード
とは異なる部分を主に説明する。排出プッシャー207
が貼付位置P2 に近づくと、図9(b)に示すスタート
タイミングT12において貼付ヘッド13hが下降を開
始し、タイミングT13においてラベルLが商品Mに貼
付される。該貼付後、貼付ヘッド13hが上昇すると共
に、タイミングT14において商品Mが排出台209に
排出される。
【0041】このように、排出速度に応じて、スタート
タイミングT2,T12を変更することで排出速度に拘
わらず前記距離D1,D2を常に一定に保つことができ
る。そのため、排出速度が変更されても、商品Mに対す
るラベルLの貼付位置を安定させることができる。ま
た、待機レベルLwが商品Mの高さおよび/またはラベ
ル貼付位置に応じて変更されるので、貼付時の貼付ヘッ
ド13hのストロークを一定にすることで、商品の高さ
の変動による貼付タイミングのズレを小さくすることが
できるから、貼付位置の安定などの効果が高まる。
【0042】なお、前記実施形態では、高速モードと低
速モードの2種類の排出モードを設けたが、3種類以上
の排出速度に対応する排出モードを設けてもよい。ま
た、前記第1実施形態においては、商品の高さおよび/
またはラベル貼付位置に応じて待機位置Hwを変更する
ようにしたが、待機位置Hwを一定の位置に設定し、商
品Mの高さ情報、ラベル貼付位置および排出速度に応じ
てスタートタイミングT2,T12を変更するようにし
てもよい。すなわち、同一の排出速度であっても、商品
の高さが低い場合やラベル貼付位置が商品Mの前方であ
る場合にはスタートタイミングを早くし、一方、商品の
高さが高い場合やラベル貼付位置が商品Mの後方である
場合にはスタートタイミングを遅く設定してもよい。
【0043】第2実施形態:つぎに、第2実施形態につ
いて説明する。本第2実施形態では、前述の第1実施形
態とは異なり、図10に示すように、前記スタートタイ
ミングT2,T12が変更されるだけでなく、貼付ヘッ
ド13hの下降速度も排出モードに応じて変更される。
【0044】該下降速度は、各排出モードにおいて、図
10(a),(b)の斜線で示す距離D1,D2が同じ
になるように予め設定されている。すなわち、図10
(a)に示すように、高速モードの場合には貼付ヘッド
13hの下降速度が大きな値に設定されており、図10
(b)に示すように、低速モードの場合には下降速度が
小さな値に設定されている。その他の構成は、第1実施
形態と同様であり、同一部分または相当部分に同一符号
を付して、その詳しい説明および図示を省略する。
【0045】このように、商品Mの排出速度に応じて貼
付ヘッド13hの下降速度を変更するので、イチゴなど
の傷付き易い商品については排出速度を遅くすると共に
貼付ヘッド13hの下降速度を小さくすることで、商品
が痛まないようにすることができる。一方、傷付きにく
い商品については、排出速度および貼付ヘッド13hの
下降速度を大きくして、サイクルタイムの短縮を図るこ
とができる。
【0046】なお、前記第1および第2実施形態におい
ては、搬送中の商品の位置を検出する商品検出器を設
け、前記商品検出器が商品を検出してから前記貼付ヘッ
ドが下降を開始するまでの下降のスタートタイミング
を、商品の高さおよび/またはラベル貼付位置に応じて
変化させるようにしてもよい。すなわち、図13に示す
ように、排出プッシャー207に商品検出器を設ける。
該商品検出器50は、商品Mと排出プッシャー207と
の接触を検出し前記CPU4に信号を出力する。CPU
4は当該信号が出力されてから貼付ヘッド13hが下降
スタートするまでのタイミングを商品の高さに応じて変
化させる。また、商品検出器50の代わりに、商品Mの
搬送経路に商品を検出するセンサを設けることにより、
又は、プッシャー207の移動経路にプッシャー207
を検出するセンサーを設けることにより、商品M又はプ
ッシャー207の位置を検出してから貼付ヘッド13h
が下降を開始するまでの下降のスタートタイミングを商
品の高さおよび/またはラベル貼付位置に応じて変化さ
せるようにしてもよい。
【0047】第3実施形態:つぎに、第3実施形態につ
いて説明する。本第3実施形態は、前述の第1および第
2実施形態とは異なり、図11に示すように、前記待機
位置Hwが前記貼付位置の斜め上方に設定されている。
前記貼付ヘッド13hはラベル貼付時において、下方へ
の速度成分と商品Mが移動する排出方向MF(X方向)
の速度成分とを合成した斜め下方に移動する。なお、各
排出モードに拘わらず待機位置Hwは一定の位置に設定
される。
【0048】前記各排出モードにおいて、排出プッシャ
ー207が商品Mを押し出しながら待機位置Hwの下方
に近づくと、前記スタートタイミングT2,T12にお
いて、貼付ヘッド13hが斜め下方に移動し、ラベルL
を商品Mに貼付する。該移動は、前記モータMXにより
図8に示すレールRxに沿ってラベル貼付機13の本体
130が排出方向MFに駆動されると共に、モータMZ
によって貼付ヘッド13hが下降することにより行なわ
れる。
【0049】このように、本第3実施形態においては、
図11の貼付時に貼付ヘッド13hが商品Mと共に排出
方向MFにも移動するので、商品Mとの相対的な速度差
が小さくなるから、貼付位置の精度が向上する。なお、
この場合、商品Mの移動方向および貼付ヘッド13hの
移動方向は左右方向Y等に設定してもよい。その他の構
成および動作は、第1実施形態と同様であり、同一部分
または相当部分に同一符号を付して、その詳しい説明お
よび図示を省略する。
【0050】第4実施形態:つぎに、第4実施形態につ
いて説明する。本第4実施形態では、貼付ヘッド13h
の下降中に当該下降速度の切り換えを行なう。図12に
示すように、貼付ヘッド13hには、たとえば、感圧型
の検出器からなる接触スイッチ13Sが設けられてい
る。該接触スイッチ13Sは、接触位置L2において貼
付ヘッド13hが商品Mに接触すると、接触信号をロー
カル制御装置15に出力する。前記CPU4は、商品の
高さおよび/またはラベル貼付位置に応じて、下降速度
を切り換えるタイミングである切換レベルL1を算出す
る。
【0051】前記各排出モードにおける貼付時におい
て、待機位置Hwの貼付ヘッド13hは待機レベルLw
から前記切換レベルL1まで高速で下降し、該切換レベ
ルL1から低速に減速される。その後、貼付ヘッド13
hが接触レベルL2において商品Mに接触し、接触スイ
ッチ13Sから信号が出力されると、ローカル制御装置
15が貼付ヘッド13hを該接触レベルL2から更に低
速に減速する。その後、貼付ヘッド13hは貼付レベル
Lpまで下降し、該ラベルLの貼付後、貼付ヘッド13
hが上昇する。
【0052】このように、貼付ヘッド13hが商品Mの
上面の低速切換位置L1に接近するまでは高速で下降
し、その後減速するから、サイクルタイムが差程長くな
ることなく貼付時の衝撃を小さくして、商品の傷つきを
防止することができる。また、貼付ヘッド13hが接触
位置L2で商品Mに接触してからは、貼付ヘッド13h
の下降速度が更に小さくなるので、商品の傷付きをより
一層防止することができる。
【0053】なお、前記第4実施形態では、前記高さ情
報に基づいて切換レベルL1を判別するようにしたが、
貼付ヘッド13hに、たとえば、光センサからなる接近
検出用のセンサを設け、該接近センサからの出力に応じ
て速度切換を行なうようにしてもよい。
【0054】以上のとおり、図面を参照しながら好適な
実施形態を説明したが、当業者であれば、本明細書を見
て、自明な範囲で種々の変更および修正を容易に想定す
るであろう。たとえば、前述の各実施形態では、ストレ
ッチフィルム包装機を有する包装貼付システムを例にと
って説明したが、少なくともラベル貼付機を有する包装
貼付システムやラベル貼付システムであれば、本発明を
適用することができる。したがって、そのような変更お
よび修正は、請求の範囲から定まる本発明の範囲内のも
のと解釈される。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本第1発明によれ
ば、商品の排出速度に応じて貼付ヘッドの下降のスター
トタイミングを変更するので、商品の排出速度が変わっ
ても貼付ヘッドが商品に接触する位置を一定にすること
ができるから、ラベルの貼付位置が安定する。
【0056】本第2発明によれば、商品の排出速度に応
じて貼付ヘッドの下降速度を変更するので、イチゴなど
の傷付き易い商品については排出速度を遅くすると共に
貼付ヘッドの下降速度を小さくすることで、商品が傷ま
ないようにすることができる。一方、傷付きにくい商品
については排出速度および貼付ヘッドの下降速度を大き
くして、サイクルタイムの短縮を図ることができる。
【0057】なお、前記第1および第2発明において、
貼付ヘッドの待機レベルを商品の高さおよび/またはラ
ベル貼付位置に応じて変更することで、貼付ヘッドの下
降時間を短くして、サイクルタイムの短縮を図ることが
できると共に、貼付時のストロークを可及的に小さくす
ることができ、前記貼付位置の安定などの効果が高ま
る。
【0058】本第3および第4発明によれば、貼付ヘッ
ドが商品と共に水平方向にも移動するので、商品との相
対的な速度差が小さくなるから、貼付位置の精度が向上
する。
【0059】また、第5発明のように、貼付ヘッドを水
平の2方向に駆動させることで、ラベルの貼付位置を自
由に選択でき、したがって、前記第3および第4発明を
実現可能ならしめる。
【0060】本第6発明によれば、商品を検出してから
貼付ヘッドが下降するまでの下降のスタートタイミング
を、商品の高さおよび/またはラベル貼付位置に応じて
変化させるので、商品の高さにかかわらず、ラベルの貼
付位置が安定する。
【0061】一方、本第7発明によれば、貼付ヘッドが
商品の上面に接近するまでは高速で下降し、その後減速
するから、サイクルタイムが差程長くなることなく、貼
付時の衝撃を小さくして、商品の傷付きを防止すること
ができる。なお、貼付ヘッドが商品の上面に接触する
と、更に減速するようにしておけば、貼付時の商品の傷
付きを更に防止し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の包装貼付システムの第1実施形態を示
す概略斜視図である。
【図2】同システムを示す概略断面図である。
【図3】同包装方法を示す概略斜視図である。
【図4】本システムの概略構成図である。
【図5】記憶部の記憶内容を示す図表である。
【図6】高さ検出の検出方法を示す概略斜視図および断
面図である。
【図7】ラベルの貼付方法を示す概略断面図である。
【図8】ラベル貼付機を示す斜視図である。
【図9】ラベルの貼付タイミングを示すタイムチャート
である。
【図10】第2実施形態にかかるラベルの貼付タイミン
グを示すタイムチャートである。
【図11】第3実施形態にかかるラベルの貼付方法を示
す概略断面図である。
【図12】第4実施形態にかかるラベルの貼付方法を示
す概略断面図である。
【図13】変形例にかかるラベルの貼付方法を示す概略
断面図である。
【符号の説明】
8:高さ情報検出装置 13:ラベル貼付機 13h:貼付ヘッド 50:商品検出器 200:包装機構 207:排出プッシャー F:フィルム M:商品 MF:排出方向(移動方向) L:ラベル T2,T12:スタートタイミング S:包装ステーション
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E051 AB05 AB09 BA12 DA05 EA05 EB03 FB02 FC02 FD05 HA02 HA08 HC03 HC09 3E095 AA19 CA01 CA02 CA03 DA32 DA41 DA42 DA63 DA69 DA72 DA76 DA82 DA85 EA03 EA07 EA08 EA09 EA13 EA22 EA26 EA27 EA29 EA34 FA17 FA30

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 包装ステーションに押し上げられた商品
    の底面側にフィルムを折り込んで商品を包装する包装機
    構と、貼付ヘッドに吸着したラベルを前記商品に貼付す
    るラベル貼付機とを備えた包装貼付システムであって、 前記包装機構は前記商品を排出しながら商品の底面にフ
    ィルムを折り込ませる排出装置を備え、 前記排出装置による商品の排出速度を変更できるように
    設定し、 前記ラベルを吸着して待機レベルで待機している前記貼
    付ヘッドの下降のスタートタイミングを、前記排出速度
    に応じて変更するようにした包装貼付システム。
  2. 【請求項2】 包装ステーションに押し上げられた商品
    の底面側にフィルムを折り込んで商品を包装する包装機
    構と、貼付ヘッドに吸着したラベルを前記商品に貼付す
    るラベル貼付機とを備えた包装貼付システムであって、 前記包装機構は前記商品を排出しながら商品の底面にフ
    ィルムを折り込ませる排出装置を備え、 前記排出装置による商品の排出速度を変更できるように
    設定し、 前記排出速度に応じて貼付ヘッドの下降速度を変更する
    ようにした包装貼付システム。
  3. 【請求項3】 請求項1もしくは2において、 商品に応じて前記排出速度を変更すると共に前記スター
    トタイミングまたは下降速度を変更するようにした包装
    貼付システム。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記貼付ヘッドがラベルを吸着保持して待機するレベル
    を、前記商品の高さおよび/または商品に対するラベル
    の貼付位置に応じて変更するようにした包装貼付システ
    ム。
  5. 【請求項5】 包装ステーションに押し上げられた商品
    の底面側にフィルムを折り込んで商品を包装する包装機
    構と、貼付ヘッドに吸着したラベルを搬送中の商品に貼
    付するラベル貼付機とを備えた包装貼付システムであっ
    て、 前記貼付ヘッドが、前記ラベルを吸着した状態で、前記
    商品の移動方向と同じ方向の速度成分を持って移動する
    ことを特徴とする包装貼付システム。
  6. 【請求項6】 包装ステーションに押し上げられた商品
    の底面側にフィルムを折り込んで商品を包装する包装機
    構と、貼付ヘッドに吸着したラベルを前記商品に貼付す
    るラベル貼付機とを備えた包装貼付システムであって、 前記包装機構は前記商品を排出しながら商品の底面にフ
    ィルムを折り込ませる排出装置を備え、 前記貼付ヘッドが、前記ラベルを吸着した状態で、前記
    排出装置による商品の排出方向と同じ方向の速度成分を
    持って移動することを特徴とする包装貼付システム。
  7. 【請求項7】 包装ステーションに押し上げられた商品
    の底面側にフィルムを折り込んで商品を包装する包装機
    構と、貼付ヘッドに吸着したラベルを前記商品に貼付す
    るラベル貼付機とを備えた包装貼付システムであって、 水平でかつ互いに直交する2方向に前記貼付ヘッドが移
    動可能に設けられ、 前記貼付ヘッドを前記2方向に駆動させて移動させるよ
    うにした包装貼付システム。
  8. 【請求項8】 請求項5,6もしくは7において、 前記貼付ヘッドは、吸着したラベルを前記商品に貼付す
    る際に、下方の速度成分と商品が移動する移動方向の速
    度成分とを合成した斜め下方に移動する包装貼付システ
    ム。
  9. 【請求項9】 ラベルを発行するラベルプリンタと、商
    品を搬送する搬送装置と、該ラベルプリンタから発行さ
    れたラベルを貼付ヘッドで保持して該貼付ヘッドが下降
    することでラベルを搬送中の商品に貼付するラベル貼付
    機とを備えたラベル貼付システムにおいて、 搬送中の商品の位置を検出する商品検出器を設け、 前記商品検出器が商品を検出してから前記貼付ヘッドが
    下降を開始するまでの下降のスタートタイミングを、商
    品の高さおよび/または商品に対するラベルの貼付位置
    に応じて変化させるようにしたラベル貼付システム。
  10. 【請求項10】 請求項9において、 前記商品の高さが低い場合には前記下降のスタートタイ
    ミングを早く設定し、一方、前記商品の高さが高い場合
    には前記下降のスタートタイミングを遅く設定したラベ
    ル貼付システム。
  11. 【請求項11】 ラベルを発行するラベルプリンタと、
    該ラベルプリンタから発行されたラベルを貼付ヘッドで
    保持して該貼付ヘッドが下降することでラベルを商品に
    貼付するラベル貼付機とを備えたラベル貼付システムに
    おいて、 前記貼付ヘッドの下降速度として高速および低速の少な
    くとも2速を設け、前記貼付ヘッドが商品の上面に接近
    するまでは高速で下降し、前記商品の上面に接近すると
    低速に減速して、前記貼付ヘッドの速度を切り換えるよ
    うにしたラベル貼付システム。
  12. 【請求項12】 請求項11において、 前記貼付ヘッドが前記低速で商品の上面に接触すると、
    前記貼付ヘッドを下降させている駆動ロッドが更に減速
    し、ラベル貼付後、前記貼付ヘッドが上昇するようにし
    たラベル貼付システム。
  13. 【請求項13】 請求項11において、 前記貼付ヘッドが前記商品の上面に接近したことを検出
    する接近検出用のセンサを設け、該センサからの出力に
    応じて前記貼付ヘッドの速度切換えを行うようにしたラ
    ベル貼付システム。
  14. 【請求項14】 請求項9ないし13のいずれか1項に
    おいて、 前記ラベル貼付機でラベルを貼付する以前に、前記商品
    の高さを検出する高さ検出器を設け、該高さ検出器の情
    報に基づいて前記貼付ヘッドの下降制御を行うようにし
    たラベル貼付システム。
  15. 【請求項15】 請求項9ないし13のいずれか1項に
    おいて、 前記商品の高さおよび/または商品に対するラベルの貼
    付位置を商品ごとに予め記憶させる記憶部を設け、 該記憶部から前記商品の高さおよび/または商品に対す
    るラベルの貼付位置を読み出し、該読み出した商品の高
    さおよび/または商品に対するラベルの貼付位置に基づ
    いて前記貼付ヘッドの下降制御を行うようにしたラベル
    貼付システム。
JP2000307318A 2000-10-06 2000-10-06 包装貼付システムおよびラベル貼付システム Pending JP2002114212A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007176494A (ja) * 2005-12-26 2007-07-12 Sato Corp ラベル貼付装置およびラベル貼付システム
JP2010274972A (ja) * 2009-05-29 2010-12-09 Lintec Corp シート貼付装置及び貼付方法
JP2014177306A (ja) * 2013-02-12 2014-09-25 Teraoka Seiko Co Ltd ラベル貼付装置

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JP2010274972A (ja) * 2009-05-29 2010-12-09 Lintec Corp シート貼付装置及び貼付方法
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