JP2005193926A - ラベル発行貼付装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ラベルのズレや落下あるいは貼付不良の生じにくいラベル発行貼付装置を提供する。
【解決手段】 ラベルプリンタ12で印字したラベルLを貼付装置13の貼付ヘッド13hが保持して、商品MにラベルLを貼付するラベルの発行貼付装置において、ラベルの種類(ラベルLの発行方向LFの長さLaやラベルLの剛性など)に応じて、ラベルの発行方向LFの保持位置DL を変更制御するようにしたことを特徴とする。
【選択図】 図4
【解決手段】 ラベルプリンタ12で印字したラベルLを貼付装置13の貼付ヘッド13hが保持して、商品MにラベルLを貼付するラベルの発行貼付装置において、ラベルの種類(ラベルLの発行方向LFの長さLaやラベルLの剛性など)に応じて、ラベルの発行方向LFの保持位置DL を変更制御するようにしたことを特徴とする。
【選択図】 図4
Description
本発明は、ラベル発行貼付装置に関するものである。
従来より、肉、魚などの生鮮食品、惣菜などの商品の多くは、トレーに盛付けて、計量包装値付機にてオーバーラップされ、品名、価格などを表示したラベルが貼付された状態で、販売されている。
前記ラベルを取り巻く状況は、各法律、条例の制定や規制などによる表示義務の増大、販促情報の付与など、表示項目の増大が予想される。すでに、海外では、長さが100mmを越すラベルを使用している地域もある。
また、使用されるトレーのサイズや形状などが様々であることから、商品、陳列方法などによりラベルの貼付位置や方向もまちまちである。
前記ラベルを取り巻く状況は、各法律、条例の制定や規制などによる表示義務の増大、販促情報の付与など、表示項目の増大が予想される。すでに、海外では、長さが100mmを越すラベルを使用している地域もある。
また、使用されるトレーのサイズや形状などが様々であることから、商品、陳列方法などによりラベルの貼付位置や方向もまちまちである。
最近のラベル貼付装置は、上記要求を満足させるため、ラベルの貼付位置やラベルの方向などを商品ごとに簡単に変更して貼り付けられるようになっている(下記特許文献1参照)。貼付装置は、印字されたラベルをファンなどの風圧で吸着し、ロボットアームなどで貼付位置に移動し、ラベルを貼り付け方向に回転させ指定された位置に貼り付ける。
特開平9−290812号(要約)
しかし、様々なラベルの長さ、方向、貼付位置に対応するには、印字されたラベルを吸着し、回転移動させる必要がある。一方、ラベルを吸着する吸着装置は、短いラベルを吸着する必要があるため、あまり大きくできない。したがって、長いラベルを従来通りラベル発行口に取りに行くと、ラベルがズレて傾くことで貼付不良が生じる。また、ラベルが吸着装置から落ちてしまうなどの不具合が発生する。
したがって、本発明の目的は、ラベルのズレや落下あるいは貼付不良の生じにくいラベル発行貼付装置を提供することである。
前記目的を達成するために、本発明は、ラベルプリンタで印字したラベルを貼付装置の貼付ヘッドが保持して、商品にラベルを貼付するラベルの発行貼付装置において、ラベルの種類に応じて、ラベルの発行方向の保持位置を変更制御するようにしたことを特徴とする。
ここで、「保持位置」とは、ラベル発行方向の一方の端から貼付ヘッドの基準の位置(貼付ヘッドにおいて所定の位置を決めたときの、その所定の位置)までの距離をいう。
ここで、「保持位置」とは、ラベル発行方向の一方の端から貼付ヘッドの基準の位置(貼付ヘッドにおいて所定の位置を決めたときの、その所定の位置)までの距離をいう。
本発明によれば、ラベルの種類に応じてラベルの保持に適切な箇所を保持できるから、ラベルのズレや落下、あるいは、貼付不良などが生じにくくなる。
本発明においては、ラベルの発行方向の長さに応じて前記変更制御を行うようにするのが好ましい。
ラベルの長さに応じてラベルの保持位置を変更することで、ラベルを回転させる際の回転半径が小さくなって、ラベル回転時の慣性モーメントを小さくできる。したがって、ラベルのズレや落下、あるいは、貼付不良などを確実に防止し得る。
ラベルの長さに応じてラベルの保持位置を変更することで、ラベルを回転させる際の回転半径が小さくなって、ラベル回転時の慣性モーメントを小さくできる。したがって、ラベルのズレや落下、あるいは、貼付不良などを確実に防止し得る。
本発明の別の好適な実施例においては、ラベルの剛性に応じて前記変更制御を行うようにする。
剛性が小さいラベルについては、ラベルが垂れ下がりにくい位置を保持すれば、貼付不良等を防止することができる。
剛性が小さいラベルについては、ラベルが垂れ下がりにくい位置を保持すれば、貼付不良等を防止することができる。
本発明において、前記変更制御を無段階に行うようにすれば、最適位置を保持することができる。
また、本発明において、ラベルの種類に応じて保持位置を予め設定し、ラベルの種類が決まると保持位置が決定されるようにすれば、予め位置設定されているので、バラツキが小さいから、信頼性が高くなる。
本発明においては、ラベルの発行方向の長さが所定値の範囲では前記保持位置が一定の位置に設定され、前記長さが前記所定値を超える範囲では、前記保持位置を変更制御するのが好ましい。このようにすれば、ラベルが短い場合には不具合の生じるおそれはないので、かかる場合の制御が容易になる。
本発明の更に別の好適な実施例では、ラベルプリンタの発行口から発行されたラベルを前記貼付ヘッドが前記発行口の近傍まで移動して吸着する際に、前記貼付ヘッドから発行口までの距離を制御することにより、前記保持位置の変更制御を行う。
この実施例によれば、貼付ヘッドの停止位置を変更する方がタイミング変更等よりも保持位置の精度が高くなる。
この実施例によれば、貼付ヘッドの停止位置を変更する方がタイミング変更等よりも保持位置の精度が高くなる。
以下、本発明の実施例1を図面に従って説明する。
本実施例においては、本発明にかかるラベル発行貼付装置1が、図1に示す計量包装値付装置に搭載されている場合を例にとって説明する。該計量包装値付装置は、商品MをトレーT(被包装物)ごとストレッチフィルムで包装した後、搬送中の商品Mにラベル発行貼付装置1でラベルLを貼付する。
本実施例においては、本発明にかかるラベル発行貼付装置1が、図1に示す計量包装値付装置に搭載されている場合を例にとって説明する。該計量包装値付装置は、商品MをトレーT(被包装物)ごとストレッチフィルムで包装した後、搬送中の商品Mにラベル発行貼付装置1でラベルLを貼付する。
商品Mの包装は、包装ステーションSに設けられた包装機構(図示せず)によって行われる。該包装機構は、包装ステーションSに張設されたフィルムFを商品Mの底面側に折り込む複数の折込部材を備えた周知の機構が採用されており、たとえば、特開2002−114212号公報にその詳細な構成が開示されている。
前記包装ステーションSの上方には、ラベル発行貼付装置1が配設されている。該ラベル発行貼付装置1は、ラベルプリンタ12およびラベル貼付装置13を備えている。ラベルプリンタ12は、商品Mの内容に応じたラベルLを発行する。ラベル貼付装置13は、商品Mが排出台209上に排出されるまでの間に、ラベルプリンタ12からラベル待機部30上に発行されたラベルLを商品Mの上面に貼付する。
図2において、マイコン3には、図示しないインターフェイスを介して、ラベルプリンタ12および計量包装値付制御器14などが接続されている。計量包装値付制御器14には、ラベル貼付装置13の貼付ヘッド13h(図3)を移動させるためのモータMX,MY,MZ,Mθなどが接続されている。
前記マイコン3は、CPU4およびメモリ7を備えている。前記メモリ7は、商品情報記憶部70およびラベル情報記憶部71を備えている。
前記商品情報記憶部70には、図2(b)の商品の呼出No. に対応して、商品ごとに、品名、単価、トレーNo. およびラベルNo. が記憶されている。
前記商品情報記憶部70には、図2(b)の商品の呼出No. に対応して、商品ごとに、品名、単価、トレーNo. およびラベルNo. が記憶されている。
図2(c)のラベル情報記憶部71には、ラベルNo. ごとに、ラベルの長さLa、幅および材質からなるラベル情報が記憶されていると共に、後述するラベル保持位置DL が記憶されている。前記ラベル保持位置DL はラベルの種類に応じて設定される。本実施例における「ラベルの種類」とは、前記ラベル情報のうちラベルの長さLaを要因として決まり、その他のラベル情報(幅、材質)は、説明の簡略化のために、ラベルの種類を決める要因にならないものとして説明する。したがって、幅、材質などが異なるラベルであっても、長さLaが同じであれば、ラベルの種類が同じであり、前記保持位置DL は同じ位置に設定される。
すなわち、本実施例では前記長さLaが決まると、それに応じて保持位置DL が設定される。
すなわち、本実施例では前記長さLaが決まると、それに応じて保持位置DL が設定される。
前記CPU4は、商品またはトレーNo. が特定されると、前記商品情報記憶部70からラベルNo. を読み出すと共に、当該ラベルNo. に対応する保持位置DL をラベル情報記憶部71から読み出す。CPU4は、商品情報記憶部70の記憶内容や商品Mの計量値などに基づいてラベルをラベルプリンタ12に印字させ、図1のラベル待機部上30にラベルLを発行させる。一方、CPU4(図2)は、後述のように、前記保持位置DL でラベルLを保持するようにラベル貼付装置13を制御する。
図3に示すように、ラベル貼付装置13は、貼付ヘッド13hを備えている。該貼付ヘッド13hは、図示しないファン(吸引手段の一例)を内蔵し、前記ラベル待機部30に発行されたラベルLを負圧で吸着して保持するためのものである。貼付ヘッド13hの上部には、駆動ロッド13Lが鉛直方向Zに沿って設けられている。該駆動ロッド13Lの上端部には昇降機構13aが設けられている。該昇降機構13aが前記モータMZ(図2)によって駆動されることにより、貼付ヘッド13hが鉛直方向Zに往復動する。
前記計量包装値付機の本体220(図1)内には、図2に示すレールRx,Ryが設けられている。該レールRx,Ryは、互いに直交する方向に沿って設けられていると共に、それぞれ、奥行方向Xおよび左右方向Yの水平の2方向に設定されている。
ラベル貼付装置13の本体130は、前記モータMX,MY(図2)の駆動により該レールRx ,Ry に沿って水平方向に駆動可能に設けられている。
したがって、貼付ヘッド13hは左右方向Y,奥行方向Xおよび鉛直方向Zに移動自在に設けられている。
ラベル貼付装置13の本体130は、前記モータMX,MY(図2)の駆動により該レールRx ,Ry に沿って水平方向に駆動可能に設けられている。
したがって、貼付ヘッド13hは左右方向Y,奥行方向Xおよび鉛直方向Zに移動自在に設けられている。
さらに、ロッド13Lと、本体130に設けられた前記モータMθ(図2)との間には、ベルト(図示せず)が掛けわたされており、ヘッド13hは、鉛直軸を中心として水平面内に沿って回転自在に設けられている。
なお、ラベル貼付装置13の詳細な構造については、たとえば、特開昭63−272649号公報に開示されたものを採用することができる。
なお、ラベル貼付装置13の詳細な構造については、たとえば、特開昭63−272649号公報に開示されたものを採用することができる。
図4に示すように、前記保持位置DL (図2(c))は、ラベルLに対して、ラベルLの後端Leから前記駆動ロッド13Lの軸線C(ヘッド13hの基準位置の一例)までの距離として設定されている。前記保持位置DL は、ラベルLの発行方向LFの長さLaに応じて、各ラベルLの概ね中央付近を保持できるように設定されている。たとえば、図4(b)のように、長さLaが短いラベルLの場合には、前記後端Leに近い位置に保持位置DL が設定されている。一方、図4(d)のように、長さLaが長いラベルLの場合には、前記後端Leから離れた位置に保持位置DL が設定されている。
図4(a)に示すように、ラベルプリンタ12は、印字ヘッド21および剥離棒22を備えている。ラベルプリンタ12は、印字ヘッド21でラベルL上に印字データを印字した後、剥離棒22によりラベルLを台紙から剥離して、発行口12aからラベル待機部30上へラベルLを発行する。
前記保持位置DL の変更は、前記発行口12aに対する貼付ヘッド13hの停止位置Dpを制御することにより行われる。該停止位置Dpは、図4(a),(c)に示すように、貼付ヘッド13hが前記発行口12aの近傍まで移動してラベルLを吸着する際の前記軸線Cから発行口12aまでの距離で設定される。CPU4は、前記ラベル情報記憶部71(図2)から読み出した保持位置DL に基づいて前記停止位置Dpを制御する。
図4(a)に示すように、ラベルLの長さLaが短い場合には、CPU4は、発行口12aに近い停止位置Dpに貼付ヘッド13hを移動させる。これにより、貼付ヘッド13hは、短いラベルLに対して中央付近の保持位置DL でラベルLを吸着することができる。一方、図4(c)のように、ラベルLの長さLaが長い場合には、CPU4は、発行口12aから離れた停止位置Dpに貼付ヘッド13hを移動させる。これにより、貼付ヘッド13hは、長いラベルLに対して中央付近の保持位置DL でラベルLを吸着することができる。
このように、ラベルLの長さLaに応じて保持位置DL をラベルLの概ね中央付近となるように変更することで、ラベルLを回転させる際の回転半径が小さくなる。そのため、ラベルLの回転時の慣性モーメントが小さくなるから、ラベルLを回転させる場合でも、ラベルLを安定して保持できる。
以下に、本発明の第2〜第4実施例について説明する。以下の実施例において第1実施例と相違する部分を主に説明し、実施例1と同様な構成については説明を省略する。
図5は本発明の実施例2を示す。本実施例では、貼付ヘッド13hによるラベルLの吸着タイミングを変更することで前記保持位置DL の変更制御を行う。
図5において、貼付ヘッド13hの停止位置Dpは一定の位置に設定されている。この停止位置Dpにおいて、CPU4(図2)は、貼付ヘッド13hのファンの回転を停止するか、または、ラベルLを吸着しない程度にファンの風量を低下させた状態で貼付ヘッド13hを待機させている。この非吸着状態において、CPU4は、ラベルプリンタ12から発行されるラベルLの長さLaに応じて、ファンの風量を制御することでラベルLの吸着タイミングを変更する。
図5において、貼付ヘッド13hの停止位置Dpは一定の位置に設定されている。この停止位置Dpにおいて、CPU4(図2)は、貼付ヘッド13hのファンの回転を停止するか、または、ラベルLを吸着しない程度にファンの風量を低下させた状態で貼付ヘッド13hを待機させている。この非吸着状態において、CPU4は、ラベルプリンタ12から発行されるラベルLの長さLaに応じて、ファンの風量を制御することでラベルLの吸着タイミングを変更する。
すなわち、実線で示すようにラベルLが短い場合には、ラベル発行時にラベルLの中央が前記軸線Cの位置に到達するのが早くなるので、前記吸着タイミングを早くする。一方、二点鎖線で示すように長いラベルLの場合には、ラベル発行時にラベルLの中央が前記軸線Cの位置に到達するのが遅くなるので、前記吸着タイミングを遅くする。これにより、ラベルLの長さLaに応じて前記保持位置DL を変更することができる。
ラベルLの吸着後、貼付ヘッド13hが商品MにラベルLを貼付する貼付位置PM に到達する際には、前記ファンの風量を低下させるように制御するのが好ましい。こうすれば、貼付ヘッド13hによるラベルLの吸着力が弱まるから、フィルムの表面に水滴などが付着していてラベルLの粘着力が低下する場合でも、位置ズレすることなく商品MにラベルLを貼付することができる。
つぎに、図6に示す第3実施例について説明する。
本実施例では、前記保持位置DL の変更は、前記貼付ヘッド13hがラベルLを吸着するために、前記ラベルLに対し吸着高さHL (所定の高さ位置)まで接近するタイミングを制御することにより行なわれる。
図6に示すように、貼付ヘッド13hは、待機高さHwにおいて待機している。この待機状態からラベルLの発行に合わせて貼付ヘッド13hは、ラベルを吸着できる吸着高さHL まで下降してラベルLを吸着する。このとき、短いラベルLの場合は、前記吸着高さHL まで接近する下降タイミングを早くし、一方、長いラベルLの場合は、前記下降タイミングを遅くする。これにより、ラベルLの長さLaに応じて前記保持位置DL を変更することができる。
本実施例では、前記保持位置DL の変更は、前記貼付ヘッド13hがラベルLを吸着するために、前記ラベルLに対し吸着高さHL (所定の高さ位置)まで接近するタイミングを制御することにより行なわれる。
図6に示すように、貼付ヘッド13hは、待機高さHwにおいて待機している。この待機状態からラベルLの発行に合わせて貼付ヘッド13hは、ラベルを吸着できる吸着高さHL まで下降してラベルLを吸着する。このとき、短いラベルLの場合は、前記吸着高さHL まで接近する下降タイミングを早くし、一方、長いラベルLの場合は、前記下降タイミングを遅くする。これにより、ラベルLの長さLaに応じて前記保持位置DL を変更することができる。
図7の実施例4では、ラベルプリンタ12によるラベルLの印字(発行)を一時中断することで、前記保持位置DL の変更制御を行う。
図7に示すように、ラベルプリンタ12は、印字ヘッド21によってラベルLに文字やバーコードなどを印字しながらラベルLを発行する。印字ヘッド21は、貼付ヘッド13hが前記保持位置DL でラベルLを保持できるようになるまで、印字内容の一部を印字した後に印字を一時中断する。この印字中断中に貼付ヘッド13hがラベルLを吸着する。該吸着後、ラベルプリンタ12は、印字内容のうちの残部を印字してラベルLを発行することで、前記保持位置DL の変更制御を行う。
図7に示すように、ラベルプリンタ12は、印字ヘッド21によってラベルLに文字やバーコードなどを印字しながらラベルLを発行する。印字ヘッド21は、貼付ヘッド13hが前記保持位置DL でラベルLを保持できるようになるまで、印字内容の一部を印字した後に印字を一時中断する。この印字中断中に貼付ヘッド13hがラベルLを吸着する。該吸着後、ラベルプリンタ12は、印字内容のうちの残部を印字してラベルLを発行することで、前記保持位置DL の変更制御を行う。
ところで、前記各実施例においては、ラベルLの発行方向の長さLaに応じて保持位置DL を変更制御したが、ラベルLの剛性に応じて、あるいは、ラベルLの剛性を加味して保持位置DL を変更制御してもよい。たとえば、剛性の小さい(柔らかい材質でできた)ラベルLの場合には、ラベルLの長さLaが変わるのに応じてラベルLの保持位置DL を細かく変更してラベルLが垂れ下がりにくい中央の位置を保持するようにすれば、貼付不良等を防止することができる。一方、剛性の大きいラベルLの場合には、ラベルLの長さが多少変わっても保持位置DL を変更せずに一定位置を保持すれば、制御や保持位置DL の登録作業が簡便になる。
さらに、ラベルの種類は、長さLa、剛性およびその他のラベル情報の組み合わせによって決めるようにしてもよい。
さらに、ラベルの種類は、長さLa、剛性およびその他のラベル情報の組み合わせによって決めるようにしてもよい。
また、前記保持位置DL はラベルの種類に応じて無段階に変更するようにしてもよい。この場合、CPU4は、ラベル情報記憶部71(図3(c))の記憶内容から、たとえば長さLaを読み出し、所定の演算式に従って最適な保持位置DL を算出し、該保持位置DL に基づいてラベルLを保持させる。
また、ラベルの発行方向の長さLaが所定値の範囲では、図2(a)のラベルNo. 03とNo. 04のように、前記保持位置DL を一定の位置に設定し、前記長さLaが前記所定値を超える範囲では、前記保持位置DL を変更制御するようにしてもよい。
ところで、ラベルLはロール状に巻かれており、ロールの中心に近付くほどカールが大きくなる。カールしたラベルLを吸着しようとすると、貼付ヘッド13hとの間に隙間が発生して吸着力が弱くなり、ラベルの落下やズレの原因となる。この隙間を小さくするためには、ファンの出力を大きくすればよいが、貼付ヘッド13hが大型化するため別の問題が発生する。
そこで、従来では平らに形成されている貼付ヘッド13hの吸着面の中央部に、図8のように湾曲した凹部30を設けるのが好ましい。こうすれば、吸着時に上方にカールしたラベルLの一部分を前記凹部30に逃がすことができるので、貼付ヘッド13hとラベルLとの隙間が小さくなり、ファンの出力を大きくすることなくラベルを保持することができる。
以上のとおり、図面を参照しながら好適な実施形態を説明したが、当業者であれば、本明細書を見て、自明な範囲で種々の変更および修正を容易に想定するであろう。
たとえば、包装装置に限らず、別の用途に用いられる機器に設けたラベル発行貼付装置に本発明を適用してもよい。
また、保持位置は、ラベルの発行方向の前端から貼付ヘッドの基準位置までの距離としてもよい。
また、貼付ヘッドの基準位置は、駆動ロッドの軸線以外の位置としてもよく、たとえば、貼付ヘッドの一方の端部としてもよい。
したがって、そのような変更および修正は、請求の範囲から定まる本発明の範囲内のものと解釈される。
たとえば、包装装置に限らず、別の用途に用いられる機器に設けたラベル発行貼付装置に本発明を適用してもよい。
また、保持位置は、ラベルの発行方向の前端から貼付ヘッドの基準位置までの距離としてもよい。
また、貼付ヘッドの基準位置は、駆動ロッドの軸線以外の位置としてもよく、たとえば、貼付ヘッドの一方の端部としてもよい。
したがって、そのような変更および修正は、請求の範囲から定まる本発明の範囲内のものと解釈される。
本発明は、移動する物品にラベルを貼付するラベル発行貼付装置に適用することができる。
12:ラベルプリンタ
12a:発行口
13:ラベル貼付装置
13h:貼付ヘッド
L:ラベル
LF:発行方向
La:ラベルの長さ
DL :保持位置
Dp:停止位置(貼付ヘッドから発行口までの距離)
12a:発行口
13:ラベル貼付装置
13h:貼付ヘッド
L:ラベル
LF:発行方向
La:ラベルの長さ
DL :保持位置
Dp:停止位置(貼付ヘッドから発行口までの距離)
Claims (10)
- ラベルプリンタで印字したラベルを貼付装置の貼付ヘッドが保持して、商品にラベルを貼付するラベルの発行貼付装置において、
ラベルの種類に応じて、ラベルの発行方向の保持位置を変更制御するようにしたことを特徴とするラベルの発行貼付装置。 - 請求項1において、ラベルの発行方向の長さに応じて前記変更制御を行うようにしたラベルの発行貼付装置。
- 請求項1もしくは2において、ラベルの剛性に応じて前記変更制御を行うようにしたラベルの発行貼付装置。
- 請求項1,2もしくは3において、前記変更制御を無段階に行うようにしたラベルの発行貼付装置。
- 請求項1,2もしくは3において、ラベルの種類に応じて保持位置を予め設定し、ラベルの種類が決まると保持位置が決定されるようにしたラベルの発行貼付装置。
- 請求項1ないし5のいずれか1項において、ラベルの発行方向の長さが所定値の範囲では前記保持位置が一定の位置に設定され、
前記長さが前記所定値を超える範囲では、前記保持位置を変更制御するようにしたラベルの発行貼付装置。 - 請求項1ないし6のいずれか1項において、ラベルプリンタの発行口から発行されたラベルを前記貼付ヘッドが前記発行口の近傍まで移動して吸着する際に、前記貼付ヘッドから発行口までの距離を制御することにより、前記保持位置の変更制御を行うようにしたラベルの発行貼付装置。
- 請求項1ないし6のいずれか1項において、
前記貼付ヘッドに設けた吸引手段によるラベルの吸着のタイミングを制御することにより、前記保持位置の変更制御を行うようにしたラベルの発行貼付装置。 - 請求項1ないし6のいずれか1項において、
前記貼付ヘッドがラベルを吸着するために前記ラベルに対し所定の高さ位置まで接近するタイミングを制御することにより、前記保持位置の変更制御を行うようにしたラベルの発行貼付装置。 - 請求項1ないし9のいずれか1項において、前記ラベルプリンタが印字内容のうちの一部を印字した後に印字を中断し、
この印字中断中に前記貼付ヘッドがラベルを吸着し、該吸着後、前記印字内容のうちの残部を印字することで、前記保持位置の変更制御を行うようにしたラベルの発行貼付装置。
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