JP2007223669A - ラベル貼付装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】商品を包装したフィルムや商品を傷めるおそれがないラベル貼付装置を提供する。
【解決手段】ラベルLを保持するラベル保持部16と、ラベル保持部16を支持する支持部15と、ラベル保持部16を水平な軸線のまわりに支持部15に対し第1の方向R1およびその反対の第2の方向R2に回転可能に連結する連結部30と、ラベル保持部16が垂下した第1の状態を維持すると共に、第1の状態から連結部30を中心に回転した第2の状態となるように第1の方向R1へのラベル保持部16の揺動を許容する維持手段2とを備え、維持手段2は、第2の状態から第1の状態に復帰させる復帰力が、第1の状態を維持する維持力よりも小さいか、あるいは第2の状態において復帰力を実質的に発揮しないことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ラベル貼付装置に関するものである。
従来より、肉、魚などの生鮮食品、惣菜などの商品の多くはトレーに盛付けて、値付包装機にてオーバーラップされ、品名、価格などの表示されたラベルが貼付された状態で、販売されている。
この種の値付包装機におけるラベルの貼り付け方式として、一般に、アームなどでラベルを商品に押し付けるメカ方式が採用されている。
ラベル貼付装置は、プリンタにて印字されたラベルを吸引力のある吸着板で保持し、該吸着板をラベルの貼り付け方向に回転させたり、貼り付け位置に移動したりして上方からラベルを押し付ける。押し付け部には微小の上下動を感知するセンサもしくは圧力センサがあり、吸着板が商品に押し付けられたのを検知すると吸着板が逆転し上昇する。
しかし、吸着板が逆転し上昇する間も商品は移動しており、押し付ける吸着板と商品との間に摩擦が発生して、商品のフィルムを傷つけたり、吸着板が磨耗したりする弊害が生じる。
かかる摩擦を解消するために、吸着板をスプリングで固定したり、支点アームにしたりし、進行方向に逃げられる構造を採用している(たとえば、特許文献1、2)。
特開2001−31036号(第4頁右欄、図8) 特開2005−193927号(要約書)
しかし、かかる構造では、摩擦が部分的に集中し、そのため、前記弊害を解消できていない。かかる従来の構造による弊害について特許文献1の包装機を例にとって以下に説明する。
なお、以下の説明において、商品は包装される前の内容物を指す場合と、トレーに載せられフィルムで包装後の包装物を指す場合とがある。
この種のラベル貼付装置は、たとえば、図4に示すような値付包装機1に搭載される。かかる値付包装機1は、商品MをトレーT(被包装物)ごとストレッチフィルムで包装した後、搬送中の商品Mにラベル貼付装置13でラベルを貼付する。
商品Mの包装は、包装ステーションSに設けられた包装機構(図示せず)によって行われる。該包装機構は、包装ステーションSに張設されたフィルムFを商品Mの底面側に折り込む複数の折込部材を備えた公知の機構が採用されており、たとえば、特開2002−114212号公報にその詳細な構成が開示されている。
前記包装ステーションSの上方には、商品Mの内容に応じたラベルLを発行するラベルプリンタ12とラベル貼付装置13が配設されている。ラベル貼付装置13は、商品Mが排出台209上に排出されるまでの間に、ラベルプリンタ12からラベル待機部30上に発行されたラベルLを商品Mの上面に貼付する。
図5に示すように、ラベル貼付装置13は、昇降機構13a、駆動ロッド13L、支持部160および吸着板140を備えている。前記駆動ロッド13Lは鉛直方向Zに沿って設けられている。前記駆動ロッド13Lの上端部には前記昇降機構13aが設けられ、一方、前記駆動ロッド13Lの下端部には、前記支持部160が設けられている。前記吸着板140は、図6(a)のコイルバネ150を介して、前記支持部160に取り付けられている。前記昇降機構13aにより前記駆動ロッド13Lが上下に駆動されることで、吸着板140が鉛直方向Zに往復動される。
前記値付包装装置1の本体220(図4)内には、図5に示すレールRx ,Ry が設けられている。該レールRx ,Ry は、互いに直交する方向に沿って設けられていると共に、それぞれ、奥行方向Xおよび左右方向Yの水平の2方向に設定されている。
ラベル貼付装置13の本体130は、該レールRx ,Ry に沿って水平方向に駆動可能に設けられている。したがって、貼付ヘッド14は、奥行方向X、左右方向Yおよび鉛直方向Zに移動自在に設定されている。
図6(a)に示すように、ラベルの貼付動作においては、まず、前記吸着板140は、前記ラベルプリンタ12(図4)から発行されたラベルLを負圧で吸着して保持した状態で待機している。包装されたトレーTが搬送されてくると、前記吸着板140は、所定のタイミングで搬送中のトレーTに向って下降し、保持しているラベルLを商品Mの上面に貼付する。
このラベル貼付の際、吸着板140がトレーTの上面のフィルムFに接触している間も、トレーTは搬送方向Xに移動を続けるので、吸着板140に対して商品Mから水平方向に摩擦が働く。そのため、吸着板140はトレーTの移動に追随して搬送方向Xに動こうとする。このとき、図6(b)に示すように、コイルバネ150が弾性的に屈曲することで、吸着板140は回転するように移動される。
かかる移動により、吸着板140の傾きが大きくなるほどコイルバネ150による反力が大きくなる。そのため、フィルムFが傷ついたり、フィルムFに皺ができて商品の見栄えを損ねるおそれがある。
特に、内容物の高さが高くフィルムFの斜め部分にラベルLを貼付する場合などには、吸着板140の傾きが大きくなることで、コイルバネ150の反力が大きくなるので、フィルムFや商品を傷めるおそれが大きい。
ところで、ラベルプリンタ12から発行されたラベルLをスムースに受け取る為には、吸着板140が直立状態に維持されることは重要である。そのため、吸着板140が傾いた状態から直立状態に迅速に復帰する必要がある。
しかし、特許文献1の発明では、ラベル貼付後に吸着板140がフィルムFから離れた後、スプリングの反力により吸着板140が前後方向に揺れるので、前記直立状態に復帰するのに時間がかかる。
一方、特許文献2のラベル貼付装置では、平行クランク機構を採用している。しかし、スプリングを用いてラベル保持部を貼付状態(第2の状態)から初期状態(第一の状態)に戻しているため、該スプリングの反力によって前述の特許文献1と同様の不具合が生じるおそれがある。
したがって、本発明の目的は、商品を包装したフィルムや商品を傷めるおそれがなく、かつ、ラベル保持部へのラベルの受け渡しをスムースに行い得るラベル貼付装置を提供することである。
前記目的を達成するために、本発明のラベル貼付装置は、ラベルを保持するラベル保持部と、前記ラベル保持部を支持する支持部と、前記支持部を上下動させる昇降機構と、前記ラベル保持部を水平な軸線のまわりに前記支持部に対し第1の方向およびその反対の第2の方向に回転可能に連結する連結部と、前記ラベル保持部が概ね真下に垂下した第1の状態を維持すると共に、当該第1の状態から前記連結部を中心に前記ラベル保持部が回転した第2の状態となるように前記第1の方向への前記ラベル保持部の揺動を許容する維持手段とを備え、前記維持手段は、前記第2の状態から第1の状態に復帰させる復帰力が、前記第1の状態を維持する維持力よりも小さいか、あるいは、前記第2の状態において前記復帰力を実質的に発揮しないことを特徴とする。
本発明によれば、移動する商品の上面に向ってラベル保持部が下降し、ラベル保持部の下面のラベルが商品に接触すると、商品の上面にラベルが貼付されると共に、商品との摩擦力でラベル保持部の下面を水平方向に移動させようとする力が働く。この力で、ラベル保持部は連結部を中心に第1の方向に回転する。
この際、商品には、ラベル保持部の自重と、傾いたラベル保持部の自重による分力(第2の方向への復帰力)とが作用するが、従来と異なりバネの反力は発生しない。そのため、商品を包装したフィルムや商品を傷めるおそれがない。
本発明においては、前記維持手段は、前記ラベル保持部を前記支持部に磁力により吸着させる磁石であるのが好ましい。
本態様によれば、磁力によりラベル保持部が支持部に吸着された吸着状態では大きな吸着力を発揮して維持状態を安定させることができる。一方、ラベル保持部が支持部から一旦離れると吸着力が働かないか、あるいは、吸着力が著しく小さくなるので、ラベル保持部が商品の搬送に伴って自由に揺動し得る。そのため、商品を傷めるおそれが少なくなる。
また、維持手段の構造が簡易になる。
本発明においては、前記第1の姿勢における前記ラベル保持部と前記支持部との間に作用する前記磁石による磁力の大きさを調節する調節手段を更に備えているのが好ましい。本態様によれば、貼付対象の商品の形状や移動速度に応じた適切な磁力に調整できるから、商品やフィルムの傷みを可及的に防止し得る。
本発明においては、前記維持手段としては、第1の状態において前記ラベル保持部が前記支持部に係合し、かつ、前記第2の状態において前記ラベル保持部と前記支持部との前記係合が解除される係合機構を包含するものであってもよい。
本発明においては、前記ラベル保持部は、前記支持部に前記連結部を介して回転可能に支持された揺動部と、前記揺動部の下方に垂下し、前記揺動部に対して上下にスライド移動しラベルを保持する貼付ヘッドとを包含するのが好ましい。
本態様によれば、貼付ヘッドが上下動することにより、種々の高さや形状の商品に対するラベル貼付が容易になる。
以下、本発明の実施例1にかかるラベル貼付装置を図面に従って説明する。
図1および図2は実施例1を示す。
以下の説明においては、本発明の要部について主に説明し、その他の部分は図4および図5のラベル貼付装置と同様の構造であり、したがって、その詳しい説明を省略する。
図1(a)に示すように、ラベルを保持するラベル保持部16は、支持部15を介して駆動ロッド13Lの下端部に垂下されている。
前記ラベル保持部16は、揺動部17および貼付ヘッド14を備えている。貼付ヘッド14は、揺動部17の下方に垂下されている。前記貼付ヘッド14は、図1(a),(b)に示すように、揺動部17に対して上下にスライド移動可能に設定されている。貼付ヘッド14の下面には、ラベルLを吸着保持する保持面14aが形成されている。
連結部30:
前記揺動部17は、連結部30を介して支持部15に回転自在に連結されている。
図2(a)に示すように、揺動部17の上端部には、搬送方向Xに沿って側板17a,17aが設けられている。一方、支持部15の両端部には、前記側板17a,17aに沿って下方に折り曲げられた支持板部15a,15aが形成されている。
図2(b)に示すように、一対の支持板部15a間には、破線で示す連結ピン32が架設されている。前記連結ピン32の軸線Cは、搬送方向Xに概ね直交する水平な横方向Yに設定されている。したがって、側板17aと支持部15とは、側板17aが連結ピン32の軸線Cの回りにのみ回転可能な「回り対偶」の関係にある。
こうして、ラベル保持部16は、図1(a)に示す該ラベル保持部16が支持部15の概ね真下に垂下した第1の状態から、図1(b)に示すように前記連結部30の回転中心Oを中心に回転した第2の状態となるように揺動可能に設定されている。
復帰力:
図1(a)に示すように、前記連結部30の回転中心Oの位置は、ラベル保持部16の重心を考慮して、前記第1の状態において、ラベル保持部16が自重により鉛直方向Zに沿って垂下するように所定の位置に設定されている。したがって、ラベル保持部16は、前記第2の状態(図2(b))から、自重による復帰力により、第2の方向R2に回動して第1の状態に復帰する。
維持手段2:
揺動部17の上端部には、図2(a)の網点で示す樹脂ケースの中に入れられた永久磁石18が固定されている。磁石18は、前記連結部30における搬送方向Xの上流側に固定されている。一方、支持部15には、前記磁石18の磁力により吸着される金属板19が設けられている。図1(a)に示すように、前記第1の状態において金属板19の下面19sが、磁石18の上面18uに吸着されることにより、前記第1の状態が維持される。したがって、磁石18および金属板19は、ラベル保持部16の第1の状態を維持する維持手段2を構成している。
一方、図1(b)に示すように、ラベル保持部16が商品Mの搬送方向に沿った第1の方向R1に回動すると、金属板19が磁石18から離れるに従い磁石18の磁力による吸着力(維持力)が小さくなり、ラベル保持部16が連結部30の回転中心Oを中心とした第1の方向R1への回転の抵抗が小さくなる。
復帰力と維持力:
このように、前記ラベル保持部16を第1の状態に維持する維持力は磁石18の磁力により発揮される。したがって、維持手段2を構成する磁石18の維持力は、前記第2の状態から第1の状態に復帰させる前記復帰力よりも大きい。
なお、ラベル保持部16を第2の状態から第1の状態に復帰させる復帰力は、ラベル保持部16の回転角が大きい場合はラベル保持部16の自重により発揮され、維持手段2による磁力は実質的に発揮されず、ラベル保持部16が第1の状態に近づくと前記磁力により発揮される。
つぎに、ラベルの貼付動作について説明する。
図1(a)に示す第1の状態において、ラベル保持部16は、磁石18が金属板19に吸着されることにより、当該第1の状態を維持している。
包装されたトレーTが搬送されると、前記ラベル保持部16は、所定のタイミングで搬送中のトレーTに向って下降される。
前記保持面14aのラベルLがトレーTの上面のフィルムFに接触すると、フィルムFにラベルLが貼付されると共に、該フィルムFとの摩擦により、磁石18が金属板19から離れ、図1(b)に示すように、ラベル保持部16が連結部30を中心に第1の方向R1に回動する。
この際、商品MやフィルムFには、磁力による第2の方向R2への小さな復帰力と、当該ラベル保持部16の自重とが作用する。しかし、従来のラベル貼付装置とは異なり、貼付ヘッド14を第2の方向R2に付勢するコイルバネやスプリングを用いていないので、該バネやスプリングの反力が発生しない。すなわち、磁力による復帰力は、ラベル保持部16の傾きが大きい程小さくなるから、商品Mを包装したフィルムFや商品Mに対して、貼付ヘッド14による過度な負荷がかからないので、該フィルムFや商品Mを傷めるおそれがない。
前記ラベルLの貼付後、ラベル保持部16が上昇されると共に、ラベル保持部16の自重の分力や磁力により、該ラベル保持部16が連結部30を中心に第2の方向R2に回転移動される。これにより、ラベル保持部16が図1(a)に示す第1の状態に復帰すると共に、図2(a)に示すように、金属板19の下面19sに磁石18の上面18uが吸着されて前記第1の状態が維持される。
その後、ラベル保持部16はラベルプリンタ12に向って移動し、ラベルプリンタ12から新たに発行されたラベルLを受け取る。
この際、前記第1の状態において前記磁力による吸着力は最大となる。そのため、コイルスプリングなどを用いた場合とは異なり、ラベル保持部16が前後方向に揺れるおそれがないので、ラベル保持部16の安定した第1の状態を維持することができる。そのため、ラベル保持部16が、ラベルプリンタ12からラベルLをスムース、かつ、確実に受け取ることができる。
その後、ラベル保持部16は、図1(a)の待機位置に移動された後、次の商品MへのラベルLの貼付を開始する。
調節手段:
ここで、図2(a)に示すように、金属板19には、長孔19a,19aが設けられている。金属板19は、前記長孔19a,19aを介して調節ネジ19b,19bによって支持部15に固定されている。調節ネジ19b,19bを緩めることにより、前記長孔19a,19aに沿って金属板19を支持部15に対してスライド移動させることが可能である。したがって、金属板19をスライド移動させて、図1(a)の金属板19の下面19sと磁石18の上面18uとの接触面積(吸着面積)を変更することにより、金属板19と磁石18との吸着力を調節することができる。
よって、図2(a)の長孔19aおよび調節ネジ19bは、ラベル保持部16と支持部15との間に作用する磁石による磁力の大きさを調節する調節手段3を構成している。
このように、金属板19を支持部15に対してスライド移動させることにより、磁石18による吸着力の大きさを調節することができる。したがって、貼付対象の商品Mの形状や移動速度に応じてラベル保持部16を第1の状態に維持する維持力を適切な磁力に調整できるから、商品MやフィルムFの傷みを可及的に防止し得る。
次に、本発明の実施例2にかかるラベル貼付装置を図3に従って説明する。
本実施例2では、ラベル保持部16を第1の状態に維持する維持手段として、磁石を用いる代わりに、いわゆる「かんぬき」機構(係合機構の一例)を用いている。
図3に示すように、支持部15A内には、回転中心51を中心に回動する回動アーム50が設けられている。回動アーム50の下端部には、ラベル保持部16の上部に形成された凹部55に係合するツメ50aが形成されている。ツメ50aは、その側面の上部が概ね半円形で下部が傾斜形状に形成されている。
回動アーム50はスプリング52によってラベル保持部16の凹部55に向って付勢されており、第1の状態において、回動アーム50のツメ50aが、前記凹部55に係合し、ラベル保持部16が第1の状態に維持される。
ラベル保持部16が連結部30を中心に第1の方向R1に回動を開始すると、回動アーム50が二点鎖線に示す位置に向う被係合方向に回動して逃げ、ツメ50aと凹部55との係合が解け第2の状態となる。この状態において、維持手段による復帰力は生じない。
その後、前記スプリング52によって、回動アーム50が回転中心51を中心に逆方向に回動し、止め板53により所定位置で停止する。
一方、ラベル保持部16が第2の方向R2に回動し、凹部55がツメ50aに接触すると、回動アーム50のツメ50aが凹部55に嵌まり込み、ラベル保持部16が第1の状態に維持される。
その他の構成は、実施例1と同様であり、同一部分または相当部分に同一符号を付して、その説明を省略する。
なお、磁石を用いずにラベル保持部16を第1の状態に維持する手段としては、前述の「かんぬき」構造の他に、種々の機械的手段を用いることができる。
また、図3に示すように、ラベル保持部16に錘60を設けることにより、自重による前記復帰力の調整を行ってもよい。
なお、前述の実施例1で示した磁石としては、永久磁石の他に電磁石を用いてもよい。また、支持部に磁石を設け、揺動部17に金属板を設けてもよい。更に揺動部17の側面等に磁石を設けてもよい。
また、調節手段を必ずしも設ける必要はない。
また、実施例1では、金属板19の下面19sと磁石18の上面18uとの接触面を調整することで、磁力の調節を行うこととしたが、たとえば、金属板19と磁石18との間に非磁性体を設けることで金属板19と磁石18との距離を開けることにより、磁力の調節を行うようにしてもよい。
さらに、本発明は特開2005−193927号の平行クランク機構を採用してもよい。
以上のとおり、図面を参照しながら好適な実施形態を説明したが、当業者であれば、本明細書を見て、自明な範囲で種々の変更および修正を容易に想定するであろう。
たとえば、値付包装機はトップシール方式のものであってもよい。また、包装機に限らず、別の用途の機器に設けられるラベル貼付装置に本発明を適用してもよい。
また、ラベル貼付装置は、商品の排出方向、あるいは、これに直交する方向のうち、一方向のみに移動するものであってもよい。
また、ラベル貼付装置は、ラベルプリンタの前側に固定されているものでもよい。
したがって、そのような変更および修正は、請求の範囲から定まる本発明の範囲内のものと解釈される。
本発明は、移動する物品にラベルを貼付するためのラベル貼付装置に適用することができる。
本発明の実施例1にかかるラベル貼付装置の貼付動作を示す概略側面図である。 (a)は支持部およびラベル保持部の概略斜視図、(b)は支持部およびラベル保持部の概略平面図である。 本発明の実施例2にかかる支持部およびラベル保持部を示す一部を破断した概略側面図である。 従来の値付包装機の一例を示す概略斜視図である。 従来のラベル貼付装置の構成を示す斜視図である。 従来のラベル貼付装置の貼付動作を示す側面図である。
符号の説明
2,2A:維持手段
3:調節手段
13:ラベル貼付装置
13a:昇降機構
14:貼付ヘッド
15,15A:支持部
16:ラベル保持部
17:揺動部
18:磁石
30:連結部
L:ラベル
M:商品
R1:第1の方向
R2:第2の方向

Claims (5)

  1. 商品の上面にラベルを貼付するラベル貼付装置であって、
    ラベルを保持するラベル保持部と、
    前記ラベル保持部を支持する支持部と、
    前記支持部を上下動させる昇降機構と、
    前記ラベル保持部を水平な軸線のまわりに前記支持部に対し第1の方向およびその反対の第2の方向に回転可能に連結する連結部と、
    前記ラベル保持部が概ね真下に垂下した第1の状態を維持すると共に、当該第1の状態から前記連結部を中心に前記ラベル保持部が回転した第2の状態となるように前記第1の方向への前記ラベル保持部の揺動を許容する維持手段とを備え、
    前記維持手段は、前記第2の状態から第1の状態に復帰させる復帰力が、前記第1の状態を維持する維持力よりも小さいか、あるいは、前記第2の状態において前記復帰力を実質的に発揮しないラベル貼付装置。
  2. 請求項1において、
    前記維持手段は、前記ラベル保持部を前記支持部に磁力により吸着させる磁石であるラベル貼付装置。
  3. 請求項2において、
    前記第1の姿勢における前記ラベル保持部と前記支持部との間に作用する前記磁石による磁力の大きさを調節する調節手段を更に備えたラベル貼付装置。
  4. 請求項1において、
    前記維持手段は、第1の状態において前記ラベル保持部が前記支持部に係合し、かつ、前記第2の状態において前記ラベル保持部と前記支持部との前記係合が解除される係合機構を包含するラベル貼付装置。
  5. 請求項1、2、3もしくは4において、
    前記ラベル保持部は、前記支持部に前記連結部を介して回転可能に支持された揺動部と、前記揺動部の下方に垂下し、前記揺動部に対して上下にスライド移動しラベルを保持する貼付ヘッドとを包含するラベル貼付装置。
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