JP4704411B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、上下方向に移動可能な比較的大型の可動体を備えたパチンコ機、スロットマシン等の遊技機に関するものである。
パチンコ機等の遊技機では、近年、大型の液晶表示手段を搭載したものが主流となっており、各社とも、その液晶表示手段に表示する演出画像等により他社製品との差別化を図ってきたが、液晶表示手段に表示するバーチャルな演出画像による差別化のみではもはや他社製品との差別化を十分に図ることが難しくなってきている。そこで、画像による演出に機械的な動作を組み合わせてより演出効果を高めようと、例えば液晶表示手段の近傍に可動体を設けたものが開発されている(特許文献1参照)。
また、この種の可動体は液晶画面と共に大型化する傾向にあるが、そのような大型の可動体を例えば上下方向に動作させる場合には、小型の駆動装置では十分な上昇力を得られない場合が多い。そこで、例えば特許文献1に記載された発明では、駆動装置による上昇力を補助するコイルバネを設けることにより、小型の駆動装置でも可動体を円滑に上昇させることができるとしている。
特開2006−223659号公報
特許文献1に記載された発明では、大型の可動体を小型の駆動装置で上昇させることはできるが、その上昇位置での保持状態は不完全であり、例えば長期使用によってバネ力が低下した場合や、遊技機に何らかの振動が与えられた場合には、可動体が上昇位置から下降したり上下に振動してしまう恐れがあった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、上下に移動可能な大型の可動体を、その上昇側の定常位置で確実に保持することが可能な遊技機を提供することにある。
本発明は、所定のベース体23上に上下方向移動可能に支持された可動体24と、該可動体24を所定の定常位置とそれよりも下方の作動位置との間で往復駆動する駆動手段44とを備えた遊技機において、前記駆動手段44の非作動時に前記可動体24を前記定常位置で保持する保持手段45を備え、該保持手段45は、前記可動体24側又は前記ベース体23側に設けられた磁石61と、該磁石61に対応して前記ベース体23側又は前記可動体24側に設けられた磁性金属部材62とで構成され、前記可動体24が前記定常位置にあるときに前記磁性金属部材62の所定の吸着面62a〜62cが前記磁石61に吸着するように構成されており、前記ベース体23側又は前記可動体24側に前記磁性金属部材62を着脱自在に保持する磁性金属保持手段67を設け、前記磁性金属部材62は、面積の異なる複数種類の前記吸着面62a〜62cを互いに異なる向きに備えており、前記磁性金属保持手段67は、前記吸着面62a〜62cを前記磁石61側に向けた状態で前記磁性金属部材62を保持する保持部68a〜68cを、前記吸着面62a〜62cの数に応じて複数種類備えていることにより、前記吸着面62a〜62cの前記磁石61に対する吸着面積を変更可能に構成されているものである。
本発明によれば、上下に移動可能な大型の可動体24を、多少の衝撃や振動が生じても定常位置で確実に保持することが可能である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳述する。図1〜図11は本発明をパチンコ機に採用した第1の実施形態を例示している。図1において、遊技機本体1は、矩形状の外枠2と、この外枠2の前側に開閉自在に枢着された前枠3とを備えている。前枠3の前側には、ガラス扉4と前面板5とが上下に配置され、共に前枠3に開閉自在に枢支されている。
前面板5の前側には発射用の遊技球を貯留するための上皿6が配置され、また前面板5の下側で前枠3の前側には余剰球等を貯留する下皿7が配置されている。下皿7の一側、例えば向かって右側には、遊技球を発射する発射手段8を操作するための発射ハンドル8aが、前枠3の前側に突出状に設けられている。
11は遊技盤で、ガラス扉4の後側に対応するように、前枠3の裏側に着脱自在に装着されている。遊技盤11の前面側には、図2に示すように、発射手段8により発射された遊技球を遊技領域12の上部側に案内する外レール13と、遊技領域12の周囲を規定する内レール14とが装着されると共に、その遊技領域12内の略中央にセンターケース15が配置され、更にそのセンターケース15の周辺部には、例えばそのセンターケース15の左側に普通図柄始動手段16が、下側に特別図柄始動手段17及び大入賞手段18が配置される他、普通入賞手段19、風車20等の各種遊技部品が配置されている。
センターケース15は、図3,図4等に示すように、遊技盤11に形成された装着孔に対して前側から着脱自在に装着される前構造体21と、後側に液晶表示ユニット等の画像表示手段22が装着され且つ前構造体21に対応して遊技盤11の裏側に着脱自在に装着される後構造体23と、可動体24を上下に動作させる可動演出手段25とを備えている。
後構造体23は、図4に示すように、前側が開放した略箱形に形成され且つその背壁26に画像表示手段22の表示画面22aに対応する矩形状の表示窓27が形成された本体ケース28と、この本体ケース28の前縁側から遊技盤11の背面に沿う鍔状に設けられた固定壁29とを備え、本体ケース28の背壁26の後側に画像表示手段22を装着した状態で、固定壁29を遊技盤11の背面側に固定することにより遊技盤11に着脱自在に装着されている。なお、可動演出手段25は本体ケース28内の例えば表示窓27の上側に配置されている。
前構造体21は、図3等に示すように、後構造体23側の表示窓27を取り囲むように配置される略矩形状の表示枠31と、この表示枠31の左右に上下方向に配置される左装飾部32及び右装飾部33と、表示枠31の上側で左装飾部32と右装飾部33の上端側を左右に接続する上装飾部34と、表示枠31の下側で左装飾部32と右装飾部33の下端側を左右に接続する下装飾部35とを例えば一体に備え、外周側の鍔部36を遊技盤11の前面側に固定することにより遊技盤11に着脱自在に装着されている。
上装飾部34は、後構造体23側の可動演出手段25を前側から略覆うように設けられると共に、可動演出手段25の可動体24に対応する装飾窓37が形成されており、可動演出手段25のうち、可動体24の部分のみがこの装飾窓37を介して前側から視認可能となっている。
下装飾部35は、その左右方向中央が左右両側よりも下がった略V型に形成され、その上縁側に沿ってステージ38が左右方向に配置されている。ステージ38は、例えば左装飾部32側のワープ入球口39に入球した遊技球を左右方向に自由に転動させた後に前側に落下させるためのもので、横長状に形成された複数の転動路が前後方向に段差状に配置されている。また、下装飾部35には、ステージ38上を転動した遊技球を前側に排出する球排出孔40aが左右方向中央に設けられると共に、その球排出孔40aの左右両側の上縁部に、球排出孔40aへの誘導経路を外れた遊技球を前側に落下させる球落下部40bが設けられている。
可動演出手段25は、図4〜図8等に示すように、後構造体(ベース体の一例)23側の背壁26の前面側に固定される固定部材41と、この固定部材41に対して前後方向の回転軸42を介して揺動可能に支持された可動部材43と、固定部材41側に設けられ且つ可動部材43を揺動駆動する駆動手段44と、可動部材43を定常位置で保持する保持手段45と、可動部材43に着脱自在に装着される可動装飾部材46とを備え、可動装飾部材46に可動体24が例えば一体に設けられている。
固定部材41は、平板状のベース板41aと、このベース板41aの前面側に網の目状に配設された補強リブ41bとを一体に備え、ベース板41aの背面を後構造体23側の背壁26の前面側に沿わせた状態で、表示窓27の上側の左右方向一端側、例えば左端側に配置されており、例えば左端側に回転軸42が、右端側にガイド孔47が、それら回転軸42とガイド孔47との中間部分に駆動手段44が夫々配置されている。
回転軸42は、固定部材41から前向きに突設されており、その前端側に可動部材43が軸受48を介して回転自在に連結されている。ガイド孔47は、可動部材43及びこれと一体に揺動する可動装飾部材46を所定の揺動範囲内で案内するもので、回転軸42を中心とする円周方向の長孔状に形成されている。
駆動手段44は、可動部材43を揺動駆動することにより、この可動部材43と共に揺動する可動体24を定常位置(図3に実線で示す)とそれよりも下方の作動位置(図3に二点差線で示す)との間で昇降させるためのもので、例えばステッピングモータにより構成されており、駆動軸44aを固定部材41の前側に突出させた状態で例えば固定部材41の裏側に着脱自在に固定され、駆動軸44aの前端側に駆動ギア49が固定されている。
また、固定部材41の前面側には、回転軸42の周辺部に、可動部材43側の被検出部50を検出する検出スイッチ51が設けられている。検出スイッチ51は、例えば可動部材43が定常位置にきたときに可動部材43側の被検出部50を検出するように設けられており、駆動制御手段71(図5)が、この検出スイッチ51からの検出信号に基づいて駆動手段44を駆動制御するようになっている。
可動部材43は、平板状のベース板43aと、このベース板43aの前後両面側に突設するように網の目状に配設された補強リブ43bと、この補強リブ43bに沿って配置される複数の嵌合孔43cと、被検出部50とを一体に備え、回転軸42を中心とする略扇形状に形成されている。可動部材43は、扇形の中心側端部に軸受48を介して回転軸42が回転自在に連結され、円周側端部近傍に、駆動ギア49が噛合する被駆動ギア52が、回転軸42を中心とする周方向に配設されている。これにより、可動部材43は、駆動手段44が反時計方向に動作したときに回転軸42を中心に下向きに揺動し、駆動手段44が時計方向に動作したときに回転軸42を中心に上向きに揺動する。
また、被検出部50は、可動部材43が定常位置にきたときに固定部材41側の検出スイッチ51に検出されるように、可動部材43の外周側から回転軸42の半径方向外向きに突設されている。
可動装飾部材46は、前後方向に偏平で且つ左右方向に長く形成されており、その左端側に設けられ且つ可動部材43に固定するための固定部53と、右端側に設けられた可動体24と、それら固定部53と可動体24とを接続するアーム部54と、ガイド孔47に嵌合するガイドピン55とを例えば一体に備えている。
固定部53は、可動部材43の前側を覆う前板部56と、この前板部56の外縁部から後ろ向きに突設され且つ可動部材43の外側に嵌合する周壁部57と、可動部材43側の嵌合孔43cに対応して前板部56から後ろ向きに突設される固定基部58とを一体に備え、固定基部58を嵌合孔43cに嵌合させつつ可動部材43に対して前側から被せるように装着され、可動部材43の後側から嵌合孔43cを介して固定基部58にねじ止めすることにより可動部材43に固定されている。
可動体24は、例えば動物等をモチーフにした造形物で、本実施形態ではイルカの形状に形成されており、アーム部54により固定部53に固定的に連結されている。そして、可動体24は、駆動手段44の駆動により、装飾窓37内の定常位置と、表示画面22aの前側の作動位置との間で上下方向に往復移動するようになっている。なお、ガイド孔47内を修道するガイドピン55は例えばアーム部54の背面側に突設されており、図5に示すようにガイド孔47の上端部が可動体24の定常位置に対応し、図8に示すようにガイド孔47の下端部が可動体24の作動位置に対応している。
保持手段45は、図9等に示すように、可動部材43側に配置される磁石61と、固定部材41側に配置される磁性金属部材62とで構成されている。磁石61は、例えば互いに平行な一対の吸着片63及び固定片64と、それら吸着片63と固定片64とを中央で接続する接続部65とを一体に備えた正面視H形に形成されており、吸着片63を可動部材43の外周側に突出させた状態で、固定片64を可動部材43側の磁石固定部66に嵌合、固定することにより可動部材43の上縁側に着脱自在に装着されている。
磁性金属部材62は、ステンレス鋼等の強磁性の金属板を複数箇所(ここでは二箇所)で折り曲げることにより、面積の異なる複数(ここでは三つ)の平板部が直角に連なった略J形に形成されており、固定部材41側に設けられた磁性金属保持手段67に対して着脱自在に装着されている。なお、磁性金属部材62の三つの平板部の外面側が夫々磁石61に対する第1〜第3吸着面62a〜62cとなっており、その面積は第1吸着面62aが最も大きく、第3吸着面62cが最も小さくなっている。
磁性金属保持手段67は、可動体24が定常位置にあるときの磁石61の位置に対応して固定部材41側に配置されており、磁性金属部材62が嵌合可能な保持溝68を備えた保持ケース69と、磁性金属部材62を保持溝68内に保持するように保持ケース69に着脱自在に装着されるワッシャ付きねじ等よりなる抜け止め部材70とを備えている。
保持溝68は、第1吸着面62aが磁石61に対向するように磁性金属部材62を保持する第1保持溝68aと、第2吸着面62bが磁石61に対向するように磁性金属部材62を保持する第2保持溝68bと、第3吸着面62cが磁石61に対向するように磁性金属部材62を保持する第3保持溝68cの三種類の保持溝(保持部)68a〜68cが組み合わされて構成されており、可動体24が定常位置にあるとき、第1〜第3吸着面62a〜62cの何れかが磁石61に吸着することにより、可動部材43及びこれと一体に動作する可動体24が定常位置に保持されるようになっている。
以上のような構成の可動演出手段25の駆動制御について簡単に説明する。通常時には、可動体24は定常位置にあり、可動部材43側の磁石61が、固定部材41側の磁性金属部材62の第1〜第3吸着面62a〜62cの何れかに吸着することによりその状態が保持されている。
主制御手段72から駆動制御手段71に対して可動体24の動作指令が出力されると、駆動制御手段71は、所定の動作パターンに従って駆動手段44の駆動制御を開始する。この動作パターンは、図11に示すように、動作方向(下降、休止、上昇等)とそれに対応する駆動速度(例えば1ステップ当たりの時間)を時間列に並べたデータにより予め設定されている。
ここで、どの動作パターンもまず下降動作から始まるが、この定常位置からの下降動作では、駆動手段44は保持手段45による保持力、即ち磁石61の磁性金属部材62に対する吸着力に抗して可動部材43を駆動する必要があるため、駆動制御手段71は、例えば最初の所定ステップ(例えば30ステップ)については駆動手段44を通常よりも低速度(例えば1ステップ当たり16ms)で作動させ、それによって磁石61が磁性金属部材62から離れた後に増速(例えば1ステップ当たり8ms)させるようになっている。これにより、保持手段45による抵抗の急変による振動動作等を抑制して可動体24をよりスムーズに駆動することが可能となる。
また、本実施形態では、磁性金属部材62の第1〜第3吸着面62a〜62cの面積が全て異なるため、図10(A)〜(C)に示すように磁性金属部材62を第1〜第3保持溝68a〜68cの何れに装着するか、即ち第1〜第3吸着面62a〜62cの何れを磁石61に対向させるかによって保持手段45による保持力を変化させることができ、一定の保持力を確保しつつ下降開始動作がよりスムーズとなるように、保持手段45による保持力を容易に調整することが可能である。
下降、休止等を経て可動体24を上昇させる際には、駆動制御手段71は、下降動作の合計ステップ数+αのステップ数だけ駆動手段44を上昇側に作動させる。この+αは、理論上のステップ数と、検出スイッチ51が被検出部50を検出するまでの実際のステップ数との誤差に対応するもので、駆動制御手段71は、その上昇駆動中に検出スイッチ51からの検出信号を受信した時点で駆動手段44の駆動動作を停止させる。このとき、可動体24は定常位置に戻り、再び保持手段45によりその定常位置で保持される。
以上説明したように、本発明のパチンコ機は、駆動手段44の非作動時に可動体24を定常位置で保持する保持手段45を備え、この保持手段45は、可動体24側に設けられた磁石61と、この磁石61に対応して後構造体23側に設けられた磁性金属部材62とで構成され、可動体24が定常位置にあるときに磁性金属部材62の吸着面62a〜62cのうちの何れかが磁石61に吸着するように構成されているため、上下に移動可能な大型の可動体24を、多少の衝撃や振動が生じても定常位置で確実に保持することが可能である。
また、後構造体23側に磁性金属部材62を着脱自在に保持する磁性金属保持手段67を設け、磁性金属部材62は、面積の異なる複数種類の第1〜第3吸着面62a〜62cを互いに異なる向きに備えており、磁性金属保持手段67は、第1〜第3吸着面62a〜62cを磁石61側に向けた状態で磁性金属部材62を保持する第1〜第3保持溝68a〜68cを、第1〜第3吸着面62a〜62cの数に応じて複数種類備えているため、一定の保持力を確保しつつ下降開始動作がよりスムーズとなるように、保持手段45による保持力を容易に調整することが可能である。
図12は本発明の第2の実施形態を例示し、磁性金属保持手段67が磁性金属部材62を回転自在に保持するように構成した例を示している。
本実施形態の磁性金属部材62は、第1の実施形態と同様、互いに面積の異なる第1〜第3吸着面62a〜62cが直角に連なった略J形に形成され、更にそれら第1〜第3吸着面62a〜62cから等距離の位置に設けられた回転軸73を中心に回転自在に保持されている。即ち、第1〜第3吸着面62a〜62cは、回転軸73を中心とする周上に互いに異なる向きに配置されている。なお、回転軸73は、例えば第3吸着面62cの端部から延設された平板上に設けられている。
以上のような構成とすることで、磁性金属部材62を着脱することなく回転軸73廻りに回転させるだけで、磁石61に対向する吸着面を変更することができる。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、磁石61と磁性金属部材62とは、何れか一方を後構造体23等の固定側に、他方を可動体24又はそれと一体に動作する可動側に設ければよい。
可動体24は、上下方向に移動可能であればよく、実施形態のように中心軸廻りに揺動するものに限らず、例えば上下方向にスライド移動するものでもよい。
磁性金属部材62は、異なる面積の吸着面を異なる向きに備えていればよく、各吸着面のなす角度等は任意であって、例えば90度よりも浅い角度で複数の吸着面を連結してもよい。
また、吸着面の磁石61に対する吸着面積を変更可能とする構成としては、実施形態のように複数の吸着面62a〜62cのうちの一つを選択するものの他、例えば吸着面を一つ備えた磁性金属部材62を磁石61に沿ってスライド可能に設け、その吸着面と磁石61との重なり部分の面積を変更可能に構成してもよい。
また本発明は、パチンコ機に限らず、アレンジボール機、雀球遊技機等の各種弾球遊技機やスロットマシン等の各種遊技機において同様に実施することが可能である。
本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機の全体正面図である。 遊技盤の正面図である。 センターケースの正面図である。 センターケースを構成する後構造体の正面図である。 可動演出手段の定常位置での正面図である。 可動演出手段の平面断面図である。 可動演出手段の分解斜視図である。 可動演出手段の作動位置での正面図である。 保持手段及びその周辺部の分解斜視図である。 磁性金属部材の装着パターンを示す説明図である。 可動演出手段の動作パターンを示す図である。 本発明の第2の実施形態を示す磁性金属部材の配置パターンを示す説明図である。
符号の説明
23 後構造体(ベース体)
24 可動体
44 駆動手段
45 保持手段
61 磁石
62 磁性金属部材
62a〜62c 第1〜第3吸着面
67 磁性金属保持手段
68a〜68c 第1〜第3保持溝
73 回転軸

Claims (1)

  1. 所定のベース体(23)上に上下方向移動可能に支持された可動体(24)と、該可動体(24)を所定の定常位置とそれよりも下方の作動位置との間で往復駆動する駆動手段(44)とを備えた遊技機において、前記駆動手段(44)の非作動時に前記可動体(24)を前記定常位置で保持する保持手段(45)を備え、該保持手段(45)は、前記可動体(24)側又は前記ベース体(23)側に設けられた磁石(61)と、該磁石(61)に対応して前記ベース体(23)側又は前記可動体(24)側に設けられた磁性金属部材(62)とで構成され、前記可動体(24)が前記定常位置にあるときに前記磁性金属部材(62)の所定の吸着面(62a〜62c)が前記磁石(61)に吸着するように構成されており、前記ベース体(23)側又は前記可動体(24)側に前記磁性金属部材(62)を着脱自在に保持する磁性金属保持手段(67)を設け、前記磁性金属部材(62)は、面積の異なる複数種類の前記吸着面(62a〜62c)を互いに異なる向きに備えており、前記磁性金属保持手段(67)は、前記吸着面(62a〜62c)を前記磁石(61)側に向けた状態で前記磁性金属部材(62)を保持する保持部(68a〜68c)を、前記吸着面(62a〜62c)の数に応じて複数種類備えていることにより、前記吸着面(62a〜62c)の前記磁石(61)に対する吸着面積を変更可能に構成されていることを特徴とする遊技機。
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