JP2007125122A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】遊技盤1に対して固定されるベース部材36と、開口部33の上方におけるベース部材36の前方に設けられ、ベース部材36から前方に突出するように設けられた第1回動軸51によって回動自在に支持され、回動自由端を開口部33の前方に臨ませて表示部21の一部を遮蔽した表示部遮蔽状態に回動可能な表示部遮蔽部材41と、表示部遮蔽部材41の回動自由端側からベース部材36側に突出するように設けられた第2回動軸52によって回動自在に支持され、表示部遮蔽部材41の裏側に隠れたオブジェクト遮蔽状態と、表示部遮蔽部材41から露出したオブジェクト露出状態と、に回動可能なオブジェクト42と、をケーシング30に設ける。
【選択図】図8
Description
これに関連する技術として、例えば特許文献1には、表示装置の表示部を露出させたり遮蔽したり変化させて、演出効果を向上させる開閉扉装置が提案されている。
そこで本発明は、遊技者の興趣を充分に満足させ得る遊技機の提供を目的とする。
前記ケーシングは、
遊技盤に対して固定されるベース部材と、
前記開口部の上方における前記ベース部材の前方に設けられ、該ベース部材から前方に突出するように設けられた第1回動軸によって前記ベース部材に対して回動自在に支持され、回動自由端を前記開口部の上方に退避させた表示部露出状態と、回動自由端を前記開口部の前方に臨ませて前記表示部の少なくとも一部を遮蔽した表示部遮蔽状態と、に回動可能な表示部遮蔽部材と、
該表示部遮蔽部材の回動自由端側から前記ベース部材側に突出するように設けられた第2回動軸によって前記表示部遮蔽部材に対して回動自在に支持され、前記表示部遮蔽部材の裏側に隠れたオブジェクト遮蔽状態と、前記表示部遮蔽部材から露出したオブジェクト露出状態と、に回動可能なオブジェクトと、を有することを特徴とする。
前記ベース部材には、前記表示部遮蔽部材を駆動するための回転駆動力を出力する遮蔽部材駆動源を設け、該遮蔽部材駆動源の出力軸上に遮蔽部材主動ギヤを直結し、
前記回動ベースには、
該回動ベースに固定されて、前記遮蔽部材主動ギヤを介して出力される前記遮蔽部材駆動源の回転駆動力を、該回動ベースを介して前記表示部遮蔽部材に伝達する遮蔽部材従動ギヤと、
前記回動ベースに固定されて、前記オブジェクトを駆動するための回転駆動力を出力するオブジェクト駆動源と、
該オブジェクト駆動源の出力軸上に直結されたオブジェクト主動ギヤと、
前記第2回動軸に固定され、前記オブジェクト主動ギヤを介して出力される前記オブジェクト駆動源の回転駆動力を、前記第2回動軸を介して前記オブジェクトに伝達するオブジェクト従動ギヤと、を設け、
前記オブジェクト駆動源を、前記回動ベースにおける前記第2回動軸よりも前記第1回動軸に近い位置に配置するとともに、
前記回動ベースとベース部材との間に付勢部材を懸架して、前記表示部遮蔽部材の回動自由端側を上方に付勢した構成としてもよい。
なお、遮蔽部材主動ギヤと遮蔽部材従動ギヤ、或いはオブジェクト主動ギヤとオブジェクト従動ギヤは、直接かみ合わせて連結するようにしてもよいが、中間ギヤを一つ又は複数設けて、この中間ギヤを介して連結するようにしてもよい。
また、例えば請求項4に記載のように、前記オブジェクトの回動可能角度が無制限とされた構成としてもよい。
特に請求項4に記載の構成では、オブジェクトの回動可能角度が無制限とされている。即ち、オブジェクトを360°以上回動させることが可能である。このため、例えばオブジェクトをぐるぐる複数回一方向に回転させるといった、ダイナミックで斬新な演出も可能であり、遊技者の興趣を大きく向上できる。
オブジェクトの垂れ下がりを、オブジェクトの動作を規制しないで防止できる。
なお、単純にオブジェクト駆動源の回転制御によってオブジェクトの位置制御を行うだけでは、上記ギヤのバックラッシ分だけオブジェクトの位置にばらつきが生じることになり、オブジェクト遮蔽状態の回転位置にオブジェクト駆動源を制御しているにもかかわらず、場合によっては重力によってオブジェクトがオブジェクト遮蔽状態の定位置から下方にずれてしまう(表示部を一部遮蔽してしまう)恐れがあり、このような状態が上記垂れ下がりである。本発明であると、磁力によって、オブジェクトがオブジェクト遮蔽状態の定位置に確実に保持されるため、上記垂れ下がりが生じない。
また、例えばオブジェクトに当接してオブジェクトの垂れ下がりを防止するストッパーを設けた場合には、オブジェクトの動作を規制することになり、例えばオブジェクトを360°以上回動自在とすることが困難になる。しかし本例であると、上記ストッパーのような手段ではなく、磁力によって非接触で(即ち、回動方向に当接しない構成で)オブジェクトを上記定位置に保持する構成であるため、オブジェクトの動作を規制せず、オブジェクトを360°以上回動させることも容易に可能である。
A.遊技盤の全体構成
図1は本形態例のパチンコ機の遊技盤1の前面図である。また図2は、遊技盤1の前面側斜視図である。また図3は、遊技盤1から後述のセンターケース10を取り外した状態を示す斜視図である。図1において、符号1は遊技盤であり、前面の略円形領域がガイドレール2で囲まれることにより遊技領域3が形成されている。
このセンターケース10の左側部には、遊技球をセンターケース10内に誘導するワープ誘導部10cが設けられている。このワープ誘導部10cには、例えばセンターケース10の上に流下して左に流れ落ちた遊技球等が、図示しない障害釘に当って、ある程度の確率で流入するようになっている。また、このように流入した遊技球は、ワープ誘導部10cから、遊技球転動面10b上に流下する構成となっている。
また、変動入賞装置12は、後述する大当りになったことを条件として開放される大入賞口12aを有する装置である。
また、始動口11は、後述するように特図の始動口として機能する入賞口であり、入賞口としての開口部分の開度を変化させる開閉部材11aを有する。この始動口11は、センターケース10の中央部下方に配置されている。
次に、本例の表示装置20の周辺構成について、図4,図5を参照して説明する。図4は、センターケース10を取り外した遊技盤1から表示装置20等を取り外した状態を示す斜視図である。図5は、表示装置20とケーシング30を示す斜視図である。
表示装置20の前面側には、遊技盤1の裏面側に取り付けられるケーシング30が設けられている。またケーシング30の下方には、球寄せ部材22が脱着可能に設けられ、この球寄せ部材22の裏側(表示装置20の下方)には、制御ユニット23が脱着可能に設けられている。
球寄せ部材22は、遊技盤1の裏側下部に配置されて、各入賞口や入賞装置に入賞した遊技球(入賞球)を、誘導してパチンコ機下方に回収するための部材である。
また制御ユニット23は、遊技進行のための制御や遊技機全体の統括的制御を行う遊技制御装置等を内蔵するユニットである。
ここで、ケーシング本体31は、表示部21よりも大きな開口面積で前後に開口した部材であり、遊技盤1の裏面側(前述のセンターケース用開口5の周囲)に固定される部材である。
なお、表示用開口部33の周縁は、左下側ベース部材34や右上側ベース部材36(或いはそれらに固定される装飾部材)の内縁によって構成されている。そして表示装置20は、この表示用開口部33にその表示部21が臨むように配設されて、ケーシング本体31の後面側に予め固定される。
次に、ケーシング右上側ユニット32aの構成について、図6〜図12を参照して説明する。図6は、ケーシング右上側ユニット32aの後述する表示部露出状態(オブジェクト遮蔽状態)を示す正面図である。図7は、ケーシング右上側ユニット32aの後述する表示部遮蔽状態(オブジェクト遮蔽状態)を示す正面図である。図8は、ケーシング右上側ユニット32aの後述する表示部遮蔽状態(オブジェクト露出状態)を示す正面図である。図9は、ケーシング右上側ユニット32aの後述する表示部露出状態(オブジェクト遮蔽状態)を示す斜視図である。図10は、ケーシング右上側ユニット32aの右上側ベース部材36から表示部遮蔽部材41等を取り外した状態を示す斜視図である。図11は、表示部遮蔽部材41等の分解斜視図である。図12は、後述する回動ベース43やオブジェクト駆動機構47の分解斜視図である。
また表示部遮蔽部材41は、後述するように、第1回動軸51を中心として(即ち、前述のボス53を中心として)、右上側ベース部材36に対して回動するため、この場合、この表示部遮蔽部材41の左端側が、回動自由端側となる。そして、第2回動軸52は、この表示部遮蔽部材41の回動自由端側(左端側)から後方に(即ち、右上側ベース部材36側に)突出するように配設される。
なお、第2回動軸52の後端は、上記軸受け65内を貫通し、回動ベース43の後面から若干突出し、後述するオブジェクト従動ギヤ74(図12に示す)の中心の穴に挿入され、オブジェクト従動ギヤ74に対して固定される。また、第2回動軸52の後端(前記オブジェクト従動ギヤ74よりもさらに後端側)には、抜け止め用の止め輪(図示省略)が装着される構造となっている。
また、回動ベース43の裏面側における、前述のガイド用長穴54,55に対応する位置には、前述のガイドピン56,57の前端が固定されている。なお、ガイドピン56,57の後端は、前述のガイド用長穴54,55内にそれぞれ挿入され、これらガイドピン56,57の後端外周とガイド用長穴54,55の内周の間には、すべり軸受けとしてのブッシュ66,67(図10に示す)が前後両側にはめ込まれ、さらにガイドピン56,57の後端(後側のブッシュ66,67よりも後端側)には、抜け止め用の止め輪(図示省略)が装着される構造となっている。
また、回動ベース43と表示部遮蔽部材41には、二本の軸(即ち、第1回動軸51と第2回動軸52)が貫通しているため、これら回動ベース43と表示部遮蔽部材41は、相互に固定された状態(一体に回動する状態)となっている。したがって、表示部遮蔽部材41と回動ベース43は、第1回動軸51の回動を伴って、第1回動軸51を中心として、右上側ベース部材36に対して一体的に回動可能となっている。いいかえると、表示部遮蔽部材41と回動ベース43は、第1回動軸51によって右上側ベース部材36に対して回動自在に支持されている。なお、上記二本の軸以外にも、回動ベース43と表示部遮蔽部材41を相互に固定する部材を設けてもよい。また、表示部遮蔽部材41と回動ベース43が回動する際には、ガイドピン56,57の後端がガイド用長穴54,55に沿って移動することによって、安定的な回転動作が実現される。
またオブジェクト42は、第2回動軸52の回動に伴い、回動ベース43や表示部遮蔽部材41に対して、第2回動軸52と一体的に回動する。即ちオブジェクト42は、第2回動軸52によって表示部遮蔽部材41や回動ベース43に対して回動自在に支持されている。
また、回動ベース43と表示部遮蔽部材41の回動角度範囲は、この場合前述のガイド用長穴54,55によって制限されているが、回動ベース43と表示部遮蔽部材41は、少なくとも、回動自由端(左端)を表示用開口部33の上方(表示部21の上方)に退避させた表示部露出状態(図6に示す)と、回動自由端を表示用開口部33の前方(表示部21の前方)に臨ませて表示部21の一部を遮蔽した表示部遮蔽状態(図7に示す)と、を実現できる範囲で回動可能となっている。
ここで、第1中間ギヤ75は、一方でオブジェクト主動ギヤ73と噛み合い、他方で第2中間ギヤ76と噛み合っており、オブジェクト主動ギヤ73の回転を第2中間ギヤ76に伝達している。また、第2中間ギヤ76は、一方で第1中間ギヤ75と噛み合い、他方で第3中間ギヤ77と噛み合っており、第1中間ギヤ75の回転を第3中間ギヤ77に伝達している。また、第3中間ギヤ77は、一方で第2中間ギヤ76と噛み合い、他方でオブジェクト従動ギヤ74と噛み合っており、第2中間ギヤ76の回転をオブジェクト従動ギヤ74に伝達している。
また、オブジェクト従動ギヤ74は、オブジェクト主動ギヤ73を介して出力されるオブジェクト駆動源46の回転駆動力を、各中間ギヤを介して受け取り、第2回動軸52を介してオブジェクト42に伝達する。これによって、オブジェクト駆動源46の作動によって、第2回動軸52とともにオブジェクト42が回動する構成となっている。
また、オブジェクト42の回動角度範囲は、この場合機構的には無制限であり、オブジェクト42は、オブジェクト駆動源46の回転方向に任意の角度又は回転数だけ回転可能である。この場合、オブジェクト42は、少なくとも、表示部遮蔽部材41の裏側に隠れたオブジェクト遮蔽状態(図6や図7に示す)と、表示部遮蔽部材41から露出したオブジェクト露出状態(図8に示す)と、に制御される。
また、この回動ベース43の中間部の内部には、磁石80が固定されている。この磁石80は、後面側から回動ベース43内に装着され、保持部材81によって後面を押されて固定されている。また、この磁石80は、オブジェクト遮蔽状態の定位置にあるオブジェクト42の磁石63に対向する位置に配置され、磁石63と磁力で相互に引き合う構成となっている。これにより、オブジェクト42は、オブジェクト遮蔽状態においては、上記磁力によってオブジェクト遮蔽状態の定位置に保持される構成となっている。
次に、表示装置20の構造について、図13〜図16により説明する。
図13は、後述する表示装置カバー90から表示ユニット100を取り外した状態を示す斜視図である。図14は、表示ユニット100の分解斜視図である。図15は、後述する液晶表示パネル102とベースカバー103とシールド部材104を示す分解斜視図である。図16は、後述するベースカバー103とシールド部材104を示す分解斜視図である。なお図16は、ベースカバー103に対して右側のシールド支持部材108を取付位置に配置した状態を示している。
表示ユニット100は、図14に示す構成要素を備える。即ち、主な構成要素を前面側から順に挙げると、クリアパネル101と、液晶表示パネル102(バックライト等含む)と、ベースカバー103と、シールド部材104と、回路基板105と、後面カバー106と、を備える。また表示ユニット100は、液晶表示パネル102やベースカバー103に対してシールド部材104を支持するシールド支持部材107,108を備える。
なお、液晶表示パネル102の前面に表示部21が形成されている。
液晶表示パネル102の前面の4隅位置には、図15に示すように、取付ネジ(図示省略)をそれぞれ挿入するための貫通穴109,110が形成されている。
後面カバー106は、回路基板105やシールド部材104の後面側を覆うようにして、ベースカバー103の後面側に取り付けられる部材である。
なお、帯板状部107c,108cの先端部は、組立て状態において、シールド部材104の前面に当接する構成となっている。また組立て状態において、帯板状部108aの後縁が、リブ112,113とベースカバー103の周壁との間に挿通される構成となっている(図16参照)。
なお、ベースカバー103内の左側(シールド支持部材107の側)にも、リブ112,113と同様のリブを形成し、シールド支持部材107の上記不具合を抑制するようにしてもよい。
次に、本形態例のパチンコ機で行われる遊技の概要や遊技の流れについて説明する。
まず、遊技開始当初の時点(或は遊技開始前の時点)では、客待ち状態(デモ中)となっており、表示装置20の画面(表示部21)には客待ち画像(動画又は静止画)が表示される。
ガイドレール2を介して遊技領域3に打込まれた遊技球が、始動口11に入賞すると(即ち、特図の始動入賞があると)、表示部21において特図の変動表示が行われて、変動表示ゲームが行われる。
なお、上記大当りとなった大当り状態が本発明の特別遊技状態に相当する。
また、上記変動表示ゲームの終了前には、場合によりリーチアクションと呼ばれる特別な演出(例えば、特図の2列分を同じ図柄とし、残りの1列分の図柄をゆっくり変動させる動作)が実行される。
即ち、変動表示ゲームが大当たりで終了すれば大当たり状態に移行し、変動表示ゲームがはずれで終了し始動記憶があれば再度変動表示ゲームが実行され、変動表示ゲームがはずれで終了し始動記憶がなければ客待ち状態に戻り、大当たりが終了して始動記憶があれば再度変動表示ゲームが実行され、大当たりが終了して始動記憶がなければ客待ち状態に戻る流れとなっている。
この普図当りになると、始動入賞口11の一対の開閉部材11aが逆ハの字に開いた開放状態に、例えば0.5秒程度保持される遊技が行われる。これにより、始動入賞口11に遊技球が入賞し易くなり、その分、特図の変動表示ゲームの実施回数が増えて大当りになる可能性が増す。
また、上記普図の変動表示ゲーム中に、普図始動ゲート19にさらに遊技球が入賞したときには、普図記憶表示器18で普図始動記憶表示が実行されてこの場合4個まで記憶され、普図の変動表示ゲームの終了後に、その記憶に基づいて上記普図の変動表示ゲームが繰り返される。
例えば、通常時(リーチアクション又は大当り状態でない状態)には、図6に示す状態(表示部遮蔽部材41は表示部露出状態、オブジェクト42はオブジェクト遮蔽状態)として、表示部21の全体が遊技者に見えて、オブジェクト42が表示部遮蔽部材41の後に隠れた状態を維持する。そして、リーチアクション又は大当り状態になると、図7に示すように表示部遮蔽部材41を表示部遮蔽状態としたり、図8に示すようにオブジェクト42をオブジェクト露出状態として、演出効果を高める。なお、オブジェクト42については、例えば一方向にぐるぐる回転させ続けるといった動作をさせて、遊技の興趣向上を図ってもよい。また、表示部遮蔽部材41が表示部露出状態にある時に、オブジェクト42をオブジェクト露出状態としてもよい。
特に本例では、オブジェクト42の回動可能角度が無制限とされている。即ち、オブジェクト42を360°以上回動させることが可能である。このため、例えばオブジェクト42をぐるぐる複数回一方向に回転させるといった、ダイナミックで斬新な演出も可能であり、遊技者の興趣を大きく向上できる。
オブジェクト42の垂れ下がりを、オブジェクト42の動作を規制しないで防止できる。
なお、単純にオブジェクト駆動源46の回転制御によってオブジェクト42の位置制御を行うだけでは、上記ギヤのバックラッシ分だけオブジェクト42の位置にばらつきが生じることになり、オブジェクト遮蔽状態の回転位置にオブジェクト駆動源46を制御しているにもかかわらず、場合によっては重力によってオブジェクト42がオブジェクト遮蔽状態の定位置から下方にずれてしまう(表示部21を一部遮蔽してしまう)恐れがあり、このような状態が上記垂れ下がりである。本例であると、磁石63,80が引き合う磁力によって、オブジェクト42がオブジェクト遮蔽状態の定位置に確実に保持されるため、上記垂れ下がりが生じない。
また、例えばオブジェクト42に当接してオブジェクト42の垂れ下がりを防止するストッパーを設けた場合には、オブジェクト42の動作を規制することになり、例えばオブジェクト42を360°以上回動自在とすることが困難になる。しかし本例であると、上記ストッパーのような手段ではなく、磁力によって非接触で(即ち、回動方向に当接しない構成で)オブジェクト42を上記定位置に保持する構成であるため、オブジェクト42の動作を規制せず、本例のようにオブジェクト42を360°以上回動させることも容易に可能である。
例えば、表示部遮蔽部材41やオブジェクト42の動作は、大当り状態等の演出に限られず、例えば、確率変動状態(大当り確率が高められた状態)の演出、大当り予告、確率変動予告などのために実行してもよい。
3 遊技領域
20 表示装置
21 表示部
30 ケーシング
33 表示用開口部(開口部)
36 右上側ベース部材(ベース部材)
41 表示部遮蔽部材
42 オブジェクト
43 回動ベース
44 遮蔽部材駆動源
46 オブジェクト駆動源
48 付勢部材
51 第1回動軸
52 第2回動軸
63,80 磁石
68 遮蔽部材主動ギヤ
69 遮蔽部材従動ギヤ
70 中間ギヤ
73 オブジェクト主動ギヤ
74 オブジェクト従動ギヤ
75 第1中間ギヤ
76 第2中間ギヤ
77 第3中間ギヤ
Claims (4)
- 表示装置の表示部を後方から臨ませる開口部が開設されたケーシングを遊技盤に設け、前記表示部に表示される変動表示ゲームの停止表示態様が特別表示態様となった場合に、遊技者が所定の利益を獲得可能な特別遊技状態を発生させる遊技機において、
前記ケーシングは、
遊技盤に対して固定されるベース部材と、
前記開口部の上方における前記ベース部材の前方に設けられ、該ベース部材から前方に突出するように設けられた第1回動軸によって前記ベース部材に対して回動自在に支持され、回動自由端を前記開口部の上方に退避させた表示部露出状態と、回動自由端を前記開口部の前方に臨ませて前記表示部の少なくとも一部を遮蔽した表示部遮蔽状態と、に回動可能な表示部遮蔽部材と、
該表示部遮蔽部材の回動自由端側から前記ベース部材側に突出するように設けられた第2回動軸によって前記表示部遮蔽部材に対して回動自在に支持され、前記表示部遮蔽部材の裏側に隠れたオブジェクト遮蔽状態と、前記表示部遮蔽部材から露出したオブジェクト露出状態と、に回動可能なオブジェクトと、
を有することを特徴とする遊技機。 - 前記表示部遮蔽部材の裏側には、前記オブジェクトを挟んで該表示部遮蔽部材に対して対向配置された回動ベースが固定され、
前記ベース部材には、前記表示部遮蔽部材を駆動するための回転駆動力を出力する遮蔽部材駆動源を設け、該遮蔽部材駆動源の出力軸上に遮蔽部材主動ギヤを直結し、
前記回動ベースには、
該回動ベースに固定されて、前記遮蔽部材主動ギヤを介して出力される前記遮蔽部材駆動源の回転駆動力を、該回動ベースを介して前記表示部遮蔽部材に伝達する遮蔽部材従動ギヤと、
前記回動ベースに固定されて、前記オブジェクトを駆動するための回転駆動力を出力するオブジェクト駆動源と、
該オブジェクト駆動源の出力軸上に直結されたオブジェクト主動ギヤと、
前記第2回動軸に固定され、前記オブジェクト主動ギヤを介して出力される前記オブジェクト駆動源の回転駆動力を、前記第2回動軸を介して前記オブジェクトに伝達するオブジェクト従動ギヤと、を設け、
前記オブジェクト駆動源を、前記回動ベースにおける前記第2回動軸よりも前記第1回動軸に近い位置に配置するとともに、
前記回動ベースとベース部材との間に付勢部材を懸架して、前記表示部遮蔽部材の回動自由端側を上方に付勢したことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。 - 前記オブジェクトは、前記オブジェクト遮蔽状態においては、磁力によって前記オブジェクト遮蔽状態の定位置に保持される構成としたことを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
- 前記オブジェクトの回動可能角度が無制限とされていることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の遊技機。
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