JP2007125122A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示装置20の表示部21を後方から臨ませる開口部33が開設されたケーシング30を遊技盤1に設けた遊技機において、遊技者の興趣を向上させる。
【解決手段】遊技盤1に対して固定されるベース部材36と、開口部33の上方におけるベース部材36の前方に設けられ、ベース部材36から前方に突出するように設けられた第1回動軸51によって回動自在に支持され、回動自由端を開口部33の前方に臨ませて表示部21の一部を遮蔽した表示部遮蔽状態に回動可能な表示部遮蔽部材41と、表示部遮蔽部材41の回動自由端側からベース部材36側に突出するように設けられた第2回動軸52によって回動自在に支持され、表示部遮蔽部材41の裏側に隠れたオブジェクト遮蔽状態と、表示部遮蔽部材41から露出したオブジェクト露出状態と、に回動可能なオブジェクト42と、をケーシング30に設ける。
【選択図】図8

Description

本発明は、パチンコ機などの遊技機に関する。
従来の遊技機、例えばパチンコ遊技機では、遊技盤の遊技領域の略中央に開口を形成し、遊技盤の開口裏面側に表示装置を配設し、遊技盤の前面側に画像表示装置の表示部が臨む表示用開口窓部を形成したセンターケースを配設したものが知られている。この種の遊技機は、センターケースの下方に設けられた始動入賞口などの入賞領域への入賞を条件として前記表示部における変動表示遊技を行い、その結果態様が予め定めた特別表示態様となった場合に、遊技者が所定の利益を獲得可能な特別遊技状態(例えば、いわゆる大当り状態)を発生させる。
これに関連する技術として、例えば特許文献1には、表示装置の表示部を露出させたり遮蔽したり変化させて、演出効果を向上させる開閉扉装置が提案されている。
特開2004−275585号公報
ところで、近頃では上記特許文献1に記載の開閉扉装置と同様の技術を搭載した遊技機が多数市場投入されており、単に表示部を露出させたり遮蔽したり変化させただけでは遊技者の興趣を充分に満足させ得なくなっている。
そこで本発明は、遊技者の興趣を充分に満足させ得る遊技機の提供を目的とする。
本願請求項1に記載の遊技機は、表示装置の表示部を後方から臨ませる開口部が開設されたケーシングを遊技盤に設け、前記表示部に表示される変動表示ゲームの停止表示態様が特別表示態様となった場合に、遊技者が所定の利益を獲得可能な特別遊技状態を発生させる遊技機において、
前記ケーシングは、
遊技盤に対して固定されるベース部材と、
前記開口部の上方における前記ベース部材の前方に設けられ、該ベース部材から前方に突出するように設けられた第1回動軸によって前記ベース部材に対して回動自在に支持され、回動自由端を前記開口部の上方に退避させた表示部露出状態と、回動自由端を前記開口部の前方に臨ませて前記表示部の少なくとも一部を遮蔽した表示部遮蔽状態と、に回動可能な表示部遮蔽部材と、
該表示部遮蔽部材の回動自由端側から前記ベース部材側に突出するように設けられた第2回動軸によって前記表示部遮蔽部材に対して回動自在に支持され、前記表示部遮蔽部材の裏側に隠れたオブジェクト遮蔽状態と、前記表示部遮蔽部材から露出したオブジェクト露出状態と、に回動可能なオブジェクトと、を有することを特徴とする。
なお、本発明の好ましい態様として、例えば請求項2に記載のように、前記表示部遮蔽部材の裏側には、前記オブジェクトを挟んで該表示部遮蔽部材に対して対向配置された回動ベースが固定され、
前記ベース部材には、前記表示部遮蔽部材を駆動するための回転駆動力を出力する遮蔽部材駆動源を設け、該遮蔽部材駆動源の出力軸上に遮蔽部材主動ギヤを直結し、
前記回動ベースには、
該回動ベースに固定されて、前記遮蔽部材主動ギヤを介して出力される前記遮蔽部材駆動源の回転駆動力を、該回動ベースを介して前記表示部遮蔽部材に伝達する遮蔽部材従動ギヤと、
前記回動ベースに固定されて、前記オブジェクトを駆動するための回転駆動力を出力するオブジェクト駆動源と、
該オブジェクト駆動源の出力軸上に直結されたオブジェクト主動ギヤと、
前記第2回動軸に固定され、前記オブジェクト主動ギヤを介して出力される前記オブジェクト駆動源の回転駆動力を、前記第2回動軸を介して前記オブジェクトに伝達するオブジェクト従動ギヤと、を設け、
前記オブジェクト駆動源を、前記回動ベースにおける前記第2回動軸よりも前記第1回動軸に近い位置に配置するとともに、
前記回動ベースとベース部材との間に付勢部材を懸架して、前記表示部遮蔽部材の回動自由端側を上方に付勢した構成としてもよい。
なお、遮蔽部材主動ギヤと遮蔽部材従動ギヤ、或いはオブジェクト主動ギヤとオブジェクト従動ギヤは、直接かみ合わせて連結するようにしてもよいが、中間ギヤを一つ又は複数設けて、この中間ギヤを介して連結するようにしてもよい。
また、例えば請求項3に記載のように、前記オブジェクトは、前記オブジェクト遮蔽状態においては、磁力によって前記オブジェクト遮蔽状態の定位置に保持される構成としてもよい。
また、例えば請求項4に記載のように、前記オブジェクトの回動可能角度が無制限とされた構成としてもよい。
請求項1に記載の遊技機によれば、表示部遮蔽部材を表示部遮蔽状態に作動させて表示装置の表示部を少なくとも部分的に遮蔽する演出ができるのに加えて、表示部遮蔽部材の後方に隠れていたオブジェクトを、表示部遮蔽部材の回動軸(第1回動軸)とは異なる回動軸(表示部遮蔽部材の回動自由端側から突出するように設けられた第2回動軸)を中心とした回動によって表示部遮蔽部材から露出させるという斬新な演出が可能となる。このため、従来よりも遊技の興趣を格段に向上させることができ、遊技者の興趣を充分に満足させ得る。
特に請求項4に記載の構成では、オブジェクトの回動可能角度が無制限とされている。即ち、オブジェクトを360°以上回動させることが可能である。このため、例えばオブジェクトをぐるぐる複数回一方向に回転させるといった、ダイナミックで斬新な演出も可能であり、遊技者の興趣を大きく向上できる。
また、請求項2に記載の遊技機によれば、遮蔽部材駆動源やオブジェクト駆動源の回転駆動力をギヤによって駆動対象(表示部遮蔽部材、或いはオブジェクト)に確実に伝達する構成としたから、表示部遮蔽部材やオブジェクトの動作を的確に制御できる利点がある。即ち、遮蔽部材駆動源の回転駆動力は、遮蔽部材主動ギヤから遮蔽部材従動ギヤに伝達され、遮蔽部材従動ギヤから回動ベースへ、さらには回動ベースに固定された表示部遮蔽部材へと伝達されて、表示部遮蔽部材が確実に駆動され、その動作が的確に制御できる。また、オブジェクト駆動源の回転駆動力は、オブジェクト主動ギヤからオブジェクト従動ギヤに伝達され、オブジェクト従動ギヤから第2回動軸へ、さらには第2回動軸に固定されたオブジェクトへと伝達されて、オブジェクトが確実に駆動され、その動作が的確に制御できる。
しかも、請求項2に記載の遊技機によれば、重量が比較的大きなオブジェクト駆動源を、回動ベースにおける第2回動軸よりも第1回動軸に近い位置に配置した。これにより、遮蔽部材駆動源の負荷となる慣性モーメントが軽減される。また、回動ベースとベース部材との間に付勢部材を懸架して、表示部遮蔽部材の回動自由端側を上方に付勢した構成となっている。このため、遮蔽部材駆動源の負荷トルクが相殺又は軽減されて、遮蔽部材駆動源の小型化や、表示部遮蔽部材の動作の高速化・安定化が図れる。特に付勢部材の作用によって、遮蔽部材駆動源が表示部遮蔽部材の回動自由端側を上方に向かって駆動する駆動トルクが軽減でき、その方向(表示部遮蔽部材を表示部露出状態に戻す方向)の動作の高速化等が図れる。
また、請求項3に記載の遊技機によれば、オブジェクトが磁力によってオブジェクト遮蔽状態の定位置に保持される構成とした。このため、オブジェクトを駆動するギヤ(オブジェクト主動ギヤやオブジェクト従動ギヤ)のバックラッシによる
オブジェクトの垂れ下がりを、オブジェクトの動作を規制しないで防止できる。
なお、単純にオブジェクト駆動源の回転制御によってオブジェクトの位置制御を行うだけでは、上記ギヤのバックラッシ分だけオブジェクトの位置にばらつきが生じることになり、オブジェクト遮蔽状態の回転位置にオブジェクト駆動源を制御しているにもかかわらず、場合によっては重力によってオブジェクトがオブジェクト遮蔽状態の定位置から下方にずれてしまう(表示部を一部遮蔽してしまう)恐れがあり、このような状態が上記垂れ下がりである。本発明であると、磁力によって、オブジェクトがオブジェクト遮蔽状態の定位置に確実に保持されるため、上記垂れ下がりが生じない。
また、例えばオブジェクトに当接してオブジェクトの垂れ下がりを防止するストッパーを設けた場合には、オブジェクトの動作を規制することになり、例えばオブジェクトを360°以上回動自在とすることが困難になる。しかし本例であると、上記ストッパーのような手段ではなく、磁力によって非接触で(即ち、回動方向に当接しない構成で)オブジェクトを上記定位置に保持する構成であるため、オブジェクトの動作を規制せず、オブジェクトを360°以上回動させることも容易に可能である。
以下、本発明の実施の形態として、パチンコ装置に適用した場合の形態例を、図面を参照して説明する。
A.遊技盤の全体構成
図1は本形態例のパチンコ機の遊技盤1の前面図である。また図2は、遊技盤1の前面側斜視図である。また図3は、遊技盤1から後述のセンターケース10を取り外した状態を示す斜視図である。図1において、符号1は遊技盤であり、前面の略円形領域がガイドレール2で囲まれることにより遊技領域3が形成されている。
遊技盤1の前面には、図1に示すように、アウト球流入口4、センターケース10、普通電動役物タイプの始動口(始動入賞口)11、変動入賞装置12、一般入賞口13〜16、普図表示器17、普図記憶表示器18、普図始動ゲート19、多数の障害釘(図示省略)などが設けられている。
センターケース10は、遊技盤1の裏側に取り付けられる表示装置20(図3等に示す)の表示部21の前面周囲を囲む部材である。図3に示すように、遊技盤1を構成する基板(いわゆるベニヤ)には、センターケース10をはめ込むためのセンターケース用開口5が形成され、センターケース10は、遊技盤1の前面からこのセンターケース用開口5にはめ込まれて取り付けられる。このセンターケース10は、後述するケーシング30の表示用開口部33を介して表示装置20の表示部21を前面から視認可能とする窓用開口部10aを、内側に有する。
このセンターケース10は、内側の窓用開口部10aの底部に、遊技球が転動可能な遊技球転動面10b(いわゆる球見せ用のステージ)が形成されている。
このセンターケース10の左側部には、遊技球をセンターケース10内に誘導するワープ誘導部10cが設けられている。このワープ誘導部10cには、例えばセンターケース10の上に流下して左に流れ落ちた遊技球等が、図示しない障害釘に当って、ある程度の確率で流入するようになっている。また、このように流入した遊技球は、ワープ誘導部10cから、遊技球転動面10b上に流下する構成となっている。
また、センターケース10の下端中央(始動口11の真上位置)には、始動入賞誘導口10dが形成されている。前記遊技球転動面10b上に流下した遊技球のうちの一部は、この始動入賞誘導口10dから排出され、始動口11へ誘導される(即ち、高確率で始動口11に流入する)構成となっている。なお、遊技球転動面10bに流下し、始動入賞誘導口10dから排出されなかった遊技球は、遊技球転動面10bの前端縁から下方に流下するが、この場合は、始動口11に入賞する確率は比較的低い。
次に表示装置20は、数字や文字などの識別情報(場合により特図という)を表示可能な表示部21(画面)が形成された表示ユニット100(例えば、液晶表示装置よりなるもので、詳細は後述する)を内蔵し、複数列の特図を表示可能である。例えば、左側と中央と右側に特図を縦3列に表示し、各列において数字や文字等よりなる特図を停止状態で表示(停止表示)したり、あるいは変動状態(例えば、縦方向にスクロールする状態)で表示(即ち、変動表示)したりすることが可能である。また、表示部21には、上記特図とは別個に背景画像やキャラクタ画像などの演出用又は情報報知用の画像が表示可能である。表示装置20の詳細構造は、後述する。
また、変動入賞装置12は、後述する大当りになったことを条件として開放される大入賞口12aを有する装置である。
また、始動口11は、後述するように特図の始動口として機能する入賞口であり、入賞口としての開口部分の開度を変化させる開閉部材11aを有する。この始動口11は、センターケース10の中央部下方に配置されている。
B.表示装置の周辺構成
次に、本例の表示装置20の周辺構成について、図4,図5を参照して説明する。図4は、センターケース10を取り外した遊技盤1から表示装置20等を取り外した状態を示す斜視図である。図5は、表示装置20とケーシング30を示す斜視図である。
表示装置20の前面側には、遊技盤1の裏面側に取り付けられるケーシング30が設けられている。またケーシング30の下方には、球寄せ部材22が脱着可能に設けられ、この球寄せ部材22の裏側(表示装置20の下方)には、制御ユニット23が脱着可能に設けられている。
球寄せ部材22は、遊技盤1の裏側下部に配置されて、各入賞口や入賞装置に入賞した遊技球(入賞球)を、誘導してパチンコ機下方に回収するための部材である。
また制御ユニット23は、遊技進行のための制御や遊技機全体の統括的制御を行う遊技制御装置等を内蔵するユニットである。
次にケーシング30は、図5に示す如く、外側のケーシング本体31と、このケーシング本体31内に取り付けられるケーシング内部ユニット32とよりなる。また、ケーシング内部ユニット32は、ケーシング右上側ユニット32aと、ケーシング左下側ユニット32bとよりなる。
ここで、ケーシング本体31は、表示部21よりも大きな開口面積で前後に開口した部材であり、遊技盤1の裏面側(前述のセンターケース用開口5の周囲)に固定される部材である。
また、ケーシング内部ユニット32は、表示部21が臨む矩形の表示用開口部33(図5に示す)を有し、ケーシング本体31の内周部に固定される。このケーシング内部ユニット32の左下側を構成するケーシング左下側ユニット32bは、ケーシング本体31内の左辺側と下辺側に配置される左下側ベース部材34や、この左下側ベース部材34の前面に取り付けられた装飾部材35などを備える。また、ケーシング内部ユニット32の右上側を構成するケーシング右上側ユニット32aは、ケーシング本体31内の右辺側と上辺側に配置される右上側ベース部材36を有する。ここで、ケーシング右上側ユニット32aは、後述するように表示部遮蔽部材41やオブジェクト42を有するユニットであり、その詳細は、後述する。
なお、表示用開口部33の周縁は、左下側ベース部材34や右上側ベース部材36(或いはそれらに固定される装飾部材)の内縁によって構成されている。そして表示装置20は、この表示用開口部33にその表示部21が臨むように配設されて、ケーシング本体31の後面側に予め固定される。
C.ケーシング右上側ユニットの構成
次に、ケーシング右上側ユニット32aの構成について、図6〜図12を参照して説明する。図6は、ケーシング右上側ユニット32aの後述する表示部露出状態(オブジェクト遮蔽状態)を示す正面図である。図7は、ケーシング右上側ユニット32aの後述する表示部遮蔽状態(オブジェクト遮蔽状態)を示す正面図である。図8は、ケーシング右上側ユニット32aの後述する表示部遮蔽状態(オブジェクト露出状態)を示す正面図である。図9は、ケーシング右上側ユニット32aの後述する表示部露出状態(オブジェクト遮蔽状態)を示す斜視図である。図10は、ケーシング右上側ユニット32aの右上側ベース部材36から表示部遮蔽部材41等を取り外した状態を示す斜視図である。図11は、表示部遮蔽部材41等の分解斜視図である。図12は、後述する回動ベース43やオブジェクト駆動機構47の分解斜視図である。
ケーシング右上側ユニット32aは、図9や図10に示すように、右上側ベース部材36と、表示部遮蔽部材41と、オブジェクト42と、回動ベース43と、遮蔽部材駆動源44と、遮蔽部材駆動機構45と、オブジェクト駆動源46と、オブジェクト駆動機構47(図12に示す)と、付勢部材48と、装飾部材49a〜49dと、第1回動軸51(図10及び図11に示す)と、第2回動軸52(図11に示す)と、を備える。なお、第1回動軸51と第2回動軸52は、その軸方向が前後方向に配置される。
ここで、右上側ベース部材36は、ケーシング本体31を介して遊技盤1に対して固定される部材であり、全体として上辺部と右辺部とよりなるL字形の板状部材であって、その上辺部は表示用開口部33の上方(表示部21の上方)に配置され、その右辺部は表示用開口部33の右方(表示部21の右方)に配置される(図6参照)。この右上側ベース部材36の上辺部の基端側(右端側)には、筒状のボス53(第1回動軸51の後端を貫通状態に保持する部分)が前後方向に向けて形成されている。また、このボス53の左右両側には、円弧状のガイド用長穴54,55が形成されている。これらガイド用長穴54,55は、図10に示すガイドピン56,57が貫通状態とされる前後方向に貫通した長穴であり、ボス53の中心軸を中心とする円弧状の形状となっている。また、右上側ベース部材36におけるボス53の下方には、配線(オブジェクト駆動源46の電線等)を前から後に引き出すことを可能とする配線用開口58が形成されている。
なお、第1回動軸51の後端は、上記ボス53の内側の軸受け穴53a内に挿入され、この第1回動軸51の後端外周と軸受け穴53aの内周の間には、すべり軸受けとしてのブッシュ51aが前後両側にはめ込まれ、さらに第1回動軸51の後端(後側のブッシュ51aよりも後端側)には、抜け止め用の止め輪(図示省略)が装着される構造となっている。この構造によって、第1回動軸51の後端は、上記軸受け穴53aに対して回動可能に取り付けられている。また、第1回動軸51は、右上側ベース部材36から前方に突出するように設けられる。
次に表示部遮蔽部材41は、右上側ベース部材36の上辺部の前方(前記表示用開口部33の上方)に配置され、前面側に演出用のキャラクタの絵などが描かれた横長矩形板状の部材であり、内部には前面側を照らすバックライト用の発光素子や光学系部品(図示省略)が設けられている。この表示部遮蔽部材41は、図11に示すように、前側部材41aと後側部材41bとよりなる。ここで、後側部材41bの右端部には、第1回動軸51の前端が固定されるボス59が形成されている。また、後側部材41bの左端部には、第2回動軸52の前端が挿入される軸受け穴60が設けられている。
なお、第2回動軸52の前端は上記軸受け穴60内に挿入され、この第2回動軸52の前端外周と軸受け穴60の内周の間には、すべり軸受けとしてのブッシュ61がはめ込まれ、さらに第2回動軸52の前端(ブッシュ61よりも前端側)には、抜け止め用の止め輪(図示省略)が装着される構造となっている。この構造によって、第2回動軸52の前端は、上記軸受け穴60に対して(即ち、表示部遮蔽部材41に対して)回動可能に取り付けられている。
また表示部遮蔽部材41は、後述するように、第1回動軸51を中心として(即ち、前述のボス53を中心として)、右上側ベース部材36に対して回動するため、この場合、この表示部遮蔽部材41の左端側が、回動自由端側となる。そして、第2回動軸52は、この表示部遮蔽部材41の回動自由端側(左端側)から後方に(即ち、右上側ベース部材36側に)突出するように配設される。
次にオブジェクト42は、演出用の装飾などが施された部材(或いは、キャラクタを模した人形)であり、表示部遮蔽部材41の後方(回動ベース43の前方)に配置される。このオブジェクト42の基端には、第2回動軸52を貫通させる筒状のボス62が形成されている。また、このオブジェクト42の中間部の後面側には、磁石63が固定されている。なお、このオブジェクト42は、接着又は圧入又はネジ止め等によってボス62が第2回動軸52に固定されることによって、第2回動軸52と一体に回動する。
次に回動ベース43は、オブジェクト42を挟んで表示部遮蔽部材41の裏側に対向配置された横長板状の部材である。この回動ベース43の右端側には、第1回動軸51が貫通するボス64が形成されている。また、この回動ベース43の左端には、第2回動軸52の後端が挿入される軸受け65が形成されている。
なお、第2回動軸52の後端は、上記軸受け65内を貫通し、回動ベース43の後面から若干突出し、後述するオブジェクト従動ギヤ74(図12に示す)の中心の穴に挿入され、オブジェクト従動ギヤ74に対して固定される。また、第2回動軸52の後端(前記オブジェクト従動ギヤ74よりもさらに後端側)には、抜け止め用の止め輪(図示省略)が装着される構造となっている。
また、回動ベース43の裏面側における、前述のガイド用長穴54,55に対応する位置には、前述のガイドピン56,57の前端が固定されている。なお、ガイドピン56,57の後端は、前述のガイド用長穴54,55内にそれぞれ挿入され、これらガイドピン56,57の後端外周とガイド用長穴54,55の内周の間には、すべり軸受けとしてのブッシュ66,67(図10に示す)が前後両側にはめ込まれ、さらにガイドピン56,57の後端(後側のブッシュ66,67よりも後端側)には、抜け止め用の止め輪(図示省略)が装着される構造となっている。
このような構造によって、第2回動軸52の後端は、回動ベース43に対して回動可能に取り付けられている。
また、回動ベース43と表示部遮蔽部材41には、二本の軸(即ち、第1回動軸51と第2回動軸52)が貫通しているため、これら回動ベース43と表示部遮蔽部材41は、相互に固定された状態(一体に回動する状態)となっている。したがって、表示部遮蔽部材41と回動ベース43は、第1回動軸51の回動を伴って、第1回動軸51を中心として、右上側ベース部材36に対して一体的に回動可能となっている。いいかえると、表示部遮蔽部材41と回動ベース43は、第1回動軸51によって右上側ベース部材36に対して回動自在に支持されている。なお、上記二本の軸以外にも、回動ベース43と表示部遮蔽部材41を相互に固定する部材を設けてもよい。また、表示部遮蔽部材41と回動ベース43が回動する際には、ガイドピン56,57の後端がガイド用長穴54,55に沿って移動することによって、安定的な回転動作が実現される。
またオブジェクト42は、第2回動軸52の回動に伴い、回動ベース43や表示部遮蔽部材41に対して、第2回動軸52と一体的に回動する。即ちオブジェクト42は、第2回動軸52によって表示部遮蔽部材41や回動ベース43に対して回動自在に支持されている。
次に遮蔽部材駆動源44は、表示部遮蔽部材41を駆動するための回転駆動力を出力する例えばパルスモータであり、図9に示すように、右上側ベース部材36の上辺部と右辺部が交差する角部(右上側)の裏側に、出力軸を前方に向けて固定されている。この遮蔽部材駆動源44の出力軸は、右上側ベース部材36に設けられた開口36aから前方に突出している。
次に遮蔽部材駆動機構45は、遮蔽部材駆動源44の出力軸上に直結された遮蔽部材主動ギヤ68と、回動ベース43の右端面に形成された遮蔽部材従動ギヤ69と、右上側ベース部材36に回転自在に取り付けられた中間ギヤ70とよりなる。ここで、中間ギヤ70は、一方で遮蔽部材主動ギヤ68と噛み合い、他方で遮蔽部材従動ギヤ69と噛み合っており、遮蔽部材主動ギヤ68の回転を遮蔽部材従動ギヤ69に伝達している。また、遮蔽部材従動ギヤ69は、遮蔽部材主動ギヤ68を介して出力される遮蔽部材駆動源44の回転駆動力を、中間ギヤ70を介して受け取り、回動ベース43に伝達する。これによって、遮蔽部材駆動源44の作動によって、回動ベース43とともに表示部遮蔽部材41が回動する構成となっている。
なお、遮蔽部材駆動源44の出力軸の回転は、上記各ギヤのギヤ比の設定によって、減速されて回動ベース43に伝達される構成となっており、これによって遮蔽部材駆動源44に加わる負荷トルクが低減されている。
また、回動ベース43と表示部遮蔽部材41の回動角度範囲は、この場合前述のガイド用長穴54,55によって制限されているが、回動ベース43と表示部遮蔽部材41は、少なくとも、回動自由端(左端)を表示用開口部33の上方(表示部21の上方)に退避させた表示部露出状態(図6に示す)と、回動自由端を表示用開口部33の前方(表示部21の前方)に臨ませて表示部21の一部を遮蔽した表示部遮蔽状態(図7に示す)と、を実現できる範囲で回動可能となっている。
また、右上側ベース部材36には、図9に示すように、回動ベース43と表示部遮蔽部材41の回動位置を検知するためのセンサ71が設けられている。センサ71は、回動ベース43の右端から前面側に突出するように形成された板状の被検出部72を検出するものである。このセンサ71の出力に基づいて遮蔽部材駆動源44を制御することによって、回動ベース43と表示部遮蔽部材41の位置制御(少なくとも、前述した表示部露出状態又は表示部遮蔽状態に動かし、必要に応じてその状態に維持する制御)が為される構成となっている。
次にオブジェクト駆動源46は、オブジェクト42を駆動するための回転駆動力を出力する例えばパルスモータであり、図11や図12に示すように、回動ベース43の右端側(第1回動軸51が貫通するボス64の下方近く)の前面に、出力軸を後方に向けて固定されている。このオブジェクト駆動源46の出力軸は、回動ベース43に設けられた開口(図示省略)から後方に突出している。また、このオブジェクト駆動源46は、回動ベース43における第2回動軸52よりも第1回動軸51に近い位置(この場合、第1回動軸51の下方近傍)に配置されている。
次にオブジェクト駆動機構47(図12に示す)は、オブジェクト駆動源46の出力軸上に直結されたオブジェクト主動ギヤ73と、第2回動軸52の後端に固定されたオブジェクト従動ギヤ74と、回動ベース43に回転自在に取り付けられた第1中間ギヤ75、第2中間ギヤ76、第3中間ギヤ77とよりなる。このオブジェクト駆動機構47の各ギヤは、回動ベース43の後面側に配置されている。
ここで、第1中間ギヤ75は、一方でオブジェクト主動ギヤ73と噛み合い、他方で第2中間ギヤ76と噛み合っており、オブジェクト主動ギヤ73の回転を第2中間ギヤ76に伝達している。また、第2中間ギヤ76は、一方で第1中間ギヤ75と噛み合い、他方で第3中間ギヤ77と噛み合っており、第1中間ギヤ75の回転を第3中間ギヤ77に伝達している。また、第3中間ギヤ77は、一方で第2中間ギヤ76と噛み合い、他方でオブジェクト従動ギヤ74と噛み合っており、第2中間ギヤ76の回転をオブジェクト従動ギヤ74に伝達している。
また、オブジェクト従動ギヤ74は、オブジェクト主動ギヤ73を介して出力されるオブジェクト駆動源46の回転駆動力を、各中間ギヤを介して受け取り、第2回動軸52を介してオブジェクト42に伝達する。これによって、オブジェクト駆動源46の作動によって、第2回動軸52とともにオブジェクト42が回動する構成となっている。
なお、オブジェクト従動ギヤ74とオブジェクト主動ギヤ73の位置を離間させ、複数の中間ギヤで連結しているのは、次の理由による。即ち、オブジェクト42のダイナミックな動きを実現すべく、オブジェクト42の回動軸(第2回動軸52)を第1回動軸51からは離れた回動ベース43の左端位置とし、一方では、遮蔽部材駆動源44の負荷を軽減すべく、重いオブジェクト駆動源46を第1回動軸51の近くに配置したからである。
また、オブジェクト42の回動角度範囲は、この場合機構的には無制限であり、オブジェクト42は、オブジェクト駆動源46の回転方向に任意の角度又は回転数だけ回転可能である。この場合、オブジェクト42は、少なくとも、表示部遮蔽部材41の裏側に隠れたオブジェクト遮蔽状態(図6や図7に示す)と、表示部遮蔽部材41から露出したオブジェクト露出状態(図8に示す)と、に制御される。
また、回動ベース43の後面側には、図12に示すように、オブジェクト42の回動位置を検知するためのセンサ78が設けられている。センサ78は、オブジェクト主動ギヤ73の外周から後面側に突出するように形成された被検出部79を検出するものである。このセンサ78の出力に基づいてオブジェクト駆動源46を制御することによって、オブジェクト42の位置制御(少なくとも、前述したオブジェクト露出状態又はオブジェクト遮蔽状態に動かし、必要に応じてその状態に維持する制御)が為される構成となっている。
また、この回動ベース43の中間部の内部には、磁石80が固定されている。この磁石80は、後面側から回動ベース43内に装着され、保持部材81によって後面を押されて固定されている。また、この磁石80は、オブジェクト遮蔽状態の定位置にあるオブジェクト42の磁石63に対向する位置に配置され、磁石63と磁力で相互に引き合う構成となっている。これにより、オブジェクト42は、オブジェクト遮蔽状態においては、上記磁力によってオブジェクト遮蔽状態の定位置に保持される構成となっている。
次に付勢部材48は、回動ベース43と右上側ベース部材36との間に懸架され、表示部遮蔽部材41や回動ベース43の回動自由端側(この場合、左端側)を上方に付勢するコイルバネ(引張りバネ)である。図9や図6に示すように、回動ベース43の前面において、第1回動軸51が貫通するボス64の右斜め下側の位置には、付勢部材48を構成するコイルバネの一端が取り付けられるバネ取付突起82が形成されている。また図6に示すように、右上側ベース部材36の前面において、上記バネ取付突起82よりも下方位置(若干右斜め下方位置)には、付勢部材48を構成するコイルバネの他端が取り付けられるバネ取付部83が設けられている。
このように取り付けられた付勢部材48は、その張力が、回動ベース43や表示部遮蔽部材41を前面から見て時計方向に回動させる力のモーメントを生じさせる。特に、回動ベース43や表示部遮蔽部材41が、表示部露出状態から反時計方向に回動して表示部遮蔽状態に向かって動くにつれ、図7に示す如く付勢部材48(コイルバネ)の長さが伸びて、付勢部材48の張力が増大し、上記力のモーメントが増大する構成となっている。なお、この付勢部材48による上記力のモーメントは、回動ベース43や表示部遮蔽部材41などの重量(重心位置は第1回動軸51よりも左側)によって生じる遮蔽部材駆動源44の負荷トルク(静的負荷トルク)、或いはさらに、回動ベース43や表示部遮蔽部材41などを時計方向に回動させる際の遮蔽部材駆動源44の負荷トルク(動的負荷トルク)を相殺又は軽減し、遮蔽部材駆動源44の小型化や、表示部遮蔽部材41を表示部露出状態に戻す動作の高速化に貢献する。
次に装飾部材49a〜49dは、右上側ベース部材36の右辺部(遮蔽部材駆動機構45の下方)に設けられたもので、前面側に演出用のキャラクタの絵などが描かれた部材であり、内部には前面側を照らすバックライト用の発光素子や光学系部品(図示省略)が設けられていてもよい。
D.表示装置の構造
次に、表示装置20の構造について、図13〜図16により説明する。
図13は、後述する表示装置カバー90から表示ユニット100を取り外した状態を示す斜視図である。図14は、表示ユニット100の分解斜視図である。図15は、後述する液晶表示パネル102とベースカバー103とシールド部材104を示す分解斜視図である。図16は、後述するベースカバー103とシールド部材104を示す分解斜視図である。なお図16は、ベースカバー103に対して右側のシールド支持部材108を取付位置に配置した状態を示している。
表示装置20は、図13に示すように、前述したケーシング本体31の裏面側を覆うように取り付けられる表示装置カバー90と、この表示装置カバー90内に収納される表示ユニット100とよりなる。
表示ユニット100は、図14に示す構成要素を備える。即ち、主な構成要素を前面側から順に挙げると、クリアパネル101と、液晶表示パネル102(バックライト等含む)と、ベースカバー103と、シールド部材104と、回路基板105と、後面カバー106と、を備える。また表示ユニット100は、液晶表示パネル102やベースカバー103に対してシールド部材104を支持するシールド支持部材107,108を備える。
なお、液晶表示パネル102の前面に表示部21が形成されている。
クリアパネル101は、透明な合成樹脂よりなる薄板であり、液晶表示パネル102の前面の表示部21を覆い保護する部材である。このクリアパネル101は、液晶表示パネル102を収納したベースカバー103の前面開口を塞ぐように、ベースカバー103に対して取り付けられる。
液晶表示パネル102の前面の4隅位置には、図15に示すように、取付ネジ(図示省略)をそれぞれ挿入するための貫通穴109,110が形成されている。
ベースカバー103は、前面が全体的に開口した箱型の部材であり、液晶表示パネル102の周囲及び後面を覆う部材である。このベースカバー103の後面側には、シールド部材104の一部(後述する貫通穴117,118や配線用開口119が形成された部分を含む)を前面側に露出させる開口部111が形成されている。また、このベースカバー103内の右隅には、シールド支持部材108の変形を抑制するリブ112,113が周壁から所定距離隔てて内側に形成されている。また、このベースカバー103内の四隅位置には、前記取付ネジ(図示省略)をねじ込むネジ穴が形成された取付ボス114,115が形成されている。
シールド部材104は、鋼板などの導電性材料よりなるもので、液晶表示パネル102の後面を覆うように設けられて、液晶表示パネル102と回路基板105や装置外部との間において、ノイズとしての電磁波を遮蔽するものである。このシールド部材104の左右両側には、図15や図16に示すように、取付用のネジ116(図15に示す)を挿入するための貫通穴117,118がそれぞれ形成されている。また、このシールド部材104の左上側には、回路基板105と液晶表示パネル102の間の配線を通す配線用開口119が形成されている。
回路基板105は、液晶表示パネル102を制御するための回路が形成された基板であり、シールド部材104の裏側に固定される。
後面カバー106は、回路基板105やシールド部材104の後面側を覆うようにして、ベースカバー103の後面側に取り付けられる部材である。
シールド支持部材107,108は、シールド部材104と同様に、鋼板などの導電性材料よりなるものである。このシールド支持部材107,108は、液晶表示パネル102の側端面に対向配置される縦長の帯板状部107a,108aと、この帯板状部107a,108aの上下両端の前縁から横方向内側に伸びる突片部107b,108bと、帯板状部107a,108aの上下中程の後縁から横方向内側に伸びる帯板状部107c,108cと、を備える。帯板状部107c,108cの先端部は、後方に一段さがるように断面L字形に折れ曲がっており、この先端部には、前述のネジ116がねじ込まれるネジ穴121,122がそれぞれ形成されている。また、突片部107b,108bには、前記取付ネジ(図示省略)を挿入する貫通穴(符号省略)が設けられている。
なお、帯板状部107c,108cの先端部は、組立て状態において、シールド部材104の前面に当接する構成となっている。また組立て状態において、帯板状部108aの後縁が、リブ112,113とベースカバー103の周壁との間に挿通される構成となっている(図16参照)。
なお、シールド支持部材107,108は、次のようにして取り付けられる。先ず、液晶表示パネル102の両側方を突片部107b、108bと帯板状部107c、108cとで挟み込むように取り付け、前記取付ネジ(図示省略)を、まずシールド支持部材107,108の突片部107b,108bの貫通穴に挿入し、次いで液晶表示パネル102の貫通穴109,110に挿入し、さらにベースカバー103内の取付ボス114,115のネジ穴にねじ込む。これによって、液晶表示パネル102がベースカバー103に固定され、さらにシールド支持部材107,108が液晶表示パネル102に固定される。次に、ネジ116を、シールド部材104の貫通穴117,118に挿入し、シールド支持部材107,108のネジ穴121,122にねじ込む。これによってシールド部材104が、シールド支持部材107,108を介して、液晶表示パネル102に対して所定の間隔を維持した状態で固定される。
ここで、ネジ116がねじ込まれる際、シールド支持部材108の帯板状部108aの後縁がリブ112,113に当接し、帯板状部108aの動きが制限されることによって、シールド支持部材108の変形が抑制される。仮にリブ112,113が無いとすると、ネジ116をねじ込む力によって、帯板状部108cが大きくたわんで変位する不具合が生じる恐れがあるが、このような不具合が防止される。
なお、ベースカバー103内の左側(シールド支持部材107の側)にも、リブ112,113と同様のリブを形成し、シールド支持部材107の上記不具合を抑制するようにしてもよい。
E.遊技の概要
次に、本形態例のパチンコ機で行われる遊技の概要や遊技の流れについて説明する。
まず、遊技開始当初の時点(或は遊技開始前の時点)では、客待ち状態(デモ中)となっており、表示装置20の画面(表示部21)には客待ち画像(動画又は静止画)が表示される。
ガイドレール2を介して遊技領域3に打込まれた遊技球が、始動口11に入賞すると(即ち、特図の始動入賞があると)、表示部21において特図の変動表示が行われて、変動表示ゲームが行われる。
そして、この変動表示ゲームの停止表示態様(変動表示により導出された特図の組合せ)が特別表示態様(例えば、「3、3、3」などのゾロ目)であれば、大当りと呼ばれる特典が遊技者に付与される。なお制御上は、例えば始動入賞があったことを条件として、大当り乱数の値が抽出記憶されて、この抽出記憶された乱数値と予め設定された判定値とが判定時に比較判定され、この比較判定結果に基づいて、予め大当りとするか否かが決定され、この決定に応じて上記変動表示ゲームが開始される。
なお、上記大当りとなった大当り状態が本発明の特別遊技状態に相当する。
また、上記変動表示ゲームの終了前には、場合によりリーチアクションと呼ばれる特別な演出(例えば、特図の2列分を同じ図柄とし、残りの1列分の図柄をゆっくり変動させる動作)が実行される。
上記大当り状態になると、変動入賞装置12の大入賞口12aが、規定時間(例えば、30秒)を越えない範囲内において、例えば10個入賞までの期間だけ一時的に開放される開放動作が行われる。そしてこの開放動作は、例えば、15ラウンドまで行われる。また、この大当たり状態では、大当たり状態を演出したり大当たりラウンド数などを遊技者に報知するための大当たり画像の表示が、表示部21で実行される。
また、上記特図の変動表示ゲーム中又は大当り中に、始動口11にさらに遊技球が入賞したときには、この場合表示部21で特図始動記憶表示が行われて例えば4個まで記憶され、変動表示ゲーム又は大当りが終了した後に、その記憶(即ち、始動記憶)に基づいて上記特図の変動表示ゲームが繰り返されたり、客待ち状態に戻ったりする。
即ち、変動表示ゲームが大当たりで終了すれば大当たり状態に移行し、変動表示ゲームがはずれで終了し始動記憶があれば再度変動表示ゲームが実行され、変動表示ゲームがはずれで終了し始動記憶がなければ客待ち状態に戻り、大当たりが終了して始動記憶があれば再度変動表示ゲームが実行され、大当たりが終了して始動記憶がなければ客待ち状態に戻る流れとなっている。
一方、遊技中に、遊技球が普図始動ゲート19を通過したときは、普図表示器17での普図の変動表示による普図の変動表示ゲームが行われる。そして、この変動表示ゲーム結果(停止した普図)が所定の態様であれば、普図当りと呼ばれる特典が付与される。
この普図当りになると、始動入賞口11の一対の開閉部材11aが逆ハの字に開いた開放状態に、例えば0.5秒程度保持される遊技が行われる。これにより、始動入賞口11に遊技球が入賞し易くなり、その分、特図の変動表示ゲームの実施回数が増えて大当りになる可能性が増す。
また、上記普図の変動表示ゲーム中に、普図始動ゲート19にさらに遊技球が入賞したときには、普図記憶表示器18で普図始動記憶表示が実行されてこの場合4個まで記憶され、普図の変動表示ゲームの終了後に、その記憶に基づいて上記普図の変動表示ゲームが繰り返される。
そして、このような遊技の流れの中で、表示部遮蔽部材41やオブジェクト42は、適宜駆動されて、前述した表示部露出状態又は表示部遮蔽状態、或いはオブジェクト露出状態又はオブジェクト遮蔽状態に制御される。
例えば、通常時(リーチアクション又は大当り状態でない状態)には、図6に示す状態(表示部遮蔽部材41は表示部露出状態、オブジェクト42はオブジェクト遮蔽状態)として、表示部21の全体が遊技者に見えて、オブジェクト42が表示部遮蔽部材41の後に隠れた状態を維持する。そして、リーチアクション又は大当り状態になると、図7に示すように表示部遮蔽部材41を表示部遮蔽状態としたり、図8に示すようにオブジェクト42をオブジェクト露出状態として、演出効果を高める。なお、オブジェクト42については、例えば一方向にぐるぐる回転させ続けるといった動作をさせて、遊技の興趣向上を図ってもよい。また、表示部遮蔽部材41が表示部露出状態にある時に、オブジェクト42をオブジェクト露出状態としてもよい。
以上説明した本例の遊技機によれば、表示部遮蔽部材41を表示部遮蔽状態に作動させて表示装置20の表示部21を部分的に遮蔽する演出(図7に示す)ができるのに加えて、表示部遮蔽部材41の後方に隠れていたオブジェクト42を、表示部遮蔽部材41の回動軸(第1回動軸51)とは異なる回動軸(表示部遮蔽部材41の回動自由端側から突出するように設けられた第2回動軸52)を中心とした回動によって表示部遮蔽部材41から露出させるという斬新な演出(図8に示す)が可能となる。このため、従来よりも遊技の興趣を格段に向上させることができ、遊技者の興趣を充分に満足させ得る。
特に本例では、オブジェクト42の回動可能角度が無制限とされている。即ち、オブジェクト42を360°以上回動させることが可能である。このため、例えばオブジェクト42をぐるぐる複数回一方向に回転させるといった、ダイナミックで斬新な演出も可能であり、遊技者の興趣を大きく向上できる。
また本例の遊技機によれば、遮蔽部材駆動源44やオブジェクト駆動源46の回転駆動力をギヤによって駆動対象(表示部遮蔽部材41、或いはオブジェクト42)に確実に伝達する構成としたから、表示部遮蔽部材41やオブジェクト42の動作を的確に制御できる利点がある。即ち、遮蔽部材駆動源44の回転駆動力は、遮蔽部材主動ギヤ68から中間ギヤ70を介して遮蔽部材従動ギヤ69に伝達され、遮蔽部材従動ギヤ69から回動ベース43へ、さらには回動ベース43に固定された表示部遮蔽部材41へと伝達されて、表示部遮蔽部材41が確実に駆動され、その動作が的確に制御できる。また、オブジェクト駆動源46の回転駆動力は、オブジェクト主動ギヤ73から中間ギヤ75〜77を介してオブジェクト従動ギヤ74に伝達され、オブジェクト従動ギヤ74から第2回動軸52へ、さらには第2回動軸52に固定されたオブジェクト42へと伝達されて、オブジェクト42が確実に駆動され、その動作が的確に制御できる。
また本例の遊技機によれば、重量が比較的大きなオブジェクト駆動源46を、回動ベース43における第2回動軸52よりも第1回動軸51に近い位置に配置した。これにより、遮蔽部材駆動源44の負荷となる慣性モーメントが軽減される。また、回動ベース43とベース部材(右上側ベース部材36)との間に付勢部材48を懸架して、表示部遮蔽部材41の回動自由端側を上方に付勢した構成となっている。このため、遮蔽部材駆動源44の負荷トルクが相殺又は軽減されて、遮蔽部材駆動源44の小型化や、表示部遮蔽部材41の動作の高速化・安定化が図れる。特に付勢部材48の作用によって、遮蔽部材駆動源44が表示部遮蔽部材41の回動自由端側を上方に向かって駆動する駆動トルクが軽減でき、その方向(表示部遮蔽部材41を表示部露出状態に戻す方向)の動作の高速化等が図れる。
また本例の遊技機によれば、オブジェクト42が磁力によってオブジェクト遮蔽状態の定位置に保持される構成とした。このため、オブジェクト42を駆動するギヤ(オブジェクト主動ギヤ73やオブジェクト従動ギヤ74さらには各中間ギヤ75〜77)のバックラッシによる
オブジェクト42の垂れ下がりを、オブジェクト42の動作を規制しないで防止できる。
なお、単純にオブジェクト駆動源46の回転制御によってオブジェクト42の位置制御を行うだけでは、上記ギヤのバックラッシ分だけオブジェクト42の位置にばらつきが生じることになり、オブジェクト遮蔽状態の回転位置にオブジェクト駆動源46を制御しているにもかかわらず、場合によっては重力によってオブジェクト42がオブジェクト遮蔽状態の定位置から下方にずれてしまう(表示部21を一部遮蔽してしまう)恐れがあり、このような状態が上記垂れ下がりである。本例であると、磁石63,80が引き合う磁力によって、オブジェクト42がオブジェクト遮蔽状態の定位置に確実に保持されるため、上記垂れ下がりが生じない。
また、例えばオブジェクト42に当接してオブジェクト42の垂れ下がりを防止するストッパーを設けた場合には、オブジェクト42の動作を規制することになり、例えばオブジェクト42を360°以上回動自在とすることが困難になる。しかし本例であると、上記ストッパーのような手段ではなく、磁力によって非接触で(即ち、回動方向に当接しない構成で)オブジェクト42を上記定位置に保持する構成であるため、オブジェクト42の動作を規制せず、本例のようにオブジェクト42を360°以上回動させることも容易に可能である。
なお、本発明は上述した形態例に限られず、各種の変形や応用があり得る。
例えば、表示部遮蔽部材41やオブジェクト42の動作は、大当り状態等の演出に限られず、例えば、確率変動状態(大当り確率が高められた状態)の演出、大当り予告、確率変動予告などのために実行してもよい。
また、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
パチンコ機の遊技盤の前面図である。 パチンコ機の遊技盤の前面側斜視図である。 遊技盤からセンターケースを取り外した状態を示す斜視図である。 センターケースを外した遊技盤から表示装置等を外した状態を示す斜視図である。 表示装置とケーシングを示す斜視図である。 ケーシング右上側ユニットの表示部露出状態を示す正面図である。 ケーシング右上側ユニットの表示部遮蔽状態を示す正面図である。 ケーシング右上側ユニットのオブジェクト露出状態を示す正面図である。 ケーシング右上側ユニットの表示部露出状態を示す斜視図である。 ケーシング右上側ユニットのベース部材等を示す斜視図である。 表示部遮蔽部材等の分解斜視図である。 回動ベースやオブジェクト駆動機構の分解斜視図である。 表示装置の表示ユニットを取り外した状態を示す斜視図である。 表示ユニットの分解斜視図である。 表示ユニットの液晶表示パネル等を示す分解斜視図である。 表示ユニットのベースカバー等を示す分解斜視図である。
符号の説明
1 遊技盤
3 遊技領域
20 表示装置
21 表示部
30 ケーシング
33 表示用開口部(開口部)
36 右上側ベース部材(ベース部材)
41 表示部遮蔽部材
42 オブジェクト
43 回動ベース
44 遮蔽部材駆動源
46 オブジェクト駆動源
48 付勢部材
51 第1回動軸
52 第2回動軸
63,80 磁石
68 遮蔽部材主動ギヤ
69 遮蔽部材従動ギヤ
70 中間ギヤ
73 オブジェクト主動ギヤ
74 オブジェクト従動ギヤ
75 第1中間ギヤ
76 第2中間ギヤ
77 第3中間ギヤ

Claims (4)

  1. 表示装置の表示部を後方から臨ませる開口部が開設されたケーシングを遊技盤に設け、前記表示部に表示される変動表示ゲームの停止表示態様が特別表示態様となった場合に、遊技者が所定の利益を獲得可能な特別遊技状態を発生させる遊技機において、
    前記ケーシングは、
    遊技盤に対して固定されるベース部材と、
    前記開口部の上方における前記ベース部材の前方に設けられ、該ベース部材から前方に突出するように設けられた第1回動軸によって前記ベース部材に対して回動自在に支持され、回動自由端を前記開口部の上方に退避させた表示部露出状態と、回動自由端を前記開口部の前方に臨ませて前記表示部の少なくとも一部を遮蔽した表示部遮蔽状態と、に回動可能な表示部遮蔽部材と、
    該表示部遮蔽部材の回動自由端側から前記ベース部材側に突出するように設けられた第2回動軸によって前記表示部遮蔽部材に対して回動自在に支持され、前記表示部遮蔽部材の裏側に隠れたオブジェクト遮蔽状態と、前記表示部遮蔽部材から露出したオブジェクト露出状態と、に回動可能なオブジェクトと、
    を有することを特徴とする遊技機。
  2. 前記表示部遮蔽部材の裏側には、前記オブジェクトを挟んで該表示部遮蔽部材に対して対向配置された回動ベースが固定され、
    前記ベース部材には、前記表示部遮蔽部材を駆動するための回転駆動力を出力する遮蔽部材駆動源を設け、該遮蔽部材駆動源の出力軸上に遮蔽部材主動ギヤを直結し、
    前記回動ベースには、
    該回動ベースに固定されて、前記遮蔽部材主動ギヤを介して出力される前記遮蔽部材駆動源の回転駆動力を、該回動ベースを介して前記表示部遮蔽部材に伝達する遮蔽部材従動ギヤと、
    前記回動ベースに固定されて、前記オブジェクトを駆動するための回転駆動力を出力するオブジェクト駆動源と、
    該オブジェクト駆動源の出力軸上に直結されたオブジェクト主動ギヤと、
    前記第2回動軸に固定され、前記オブジェクト主動ギヤを介して出力される前記オブジェクト駆動源の回転駆動力を、前記第2回動軸を介して前記オブジェクトに伝達するオブジェクト従動ギヤと、を設け、
    前記オブジェクト駆動源を、前記回動ベースにおける前記第2回動軸よりも前記第1回動軸に近い位置に配置するとともに、
    前記回動ベースとベース部材との間に付勢部材を懸架して、前記表示部遮蔽部材の回動自由端側を上方に付勢したことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記オブジェクトは、前記オブジェクト遮蔽状態においては、磁力によって前記オブジェクト遮蔽状態の定位置に保持される構成としたことを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記オブジェクトの回動可能角度が無制限とされていることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の遊技機。
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