JP2002211526A - ラベル貼付装置 - Google Patents

ラベル貼付装置

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JP2002211526A
JP2002211526A JP2001011284A JP2001011284A JP2002211526A JP 2002211526 A JP2002211526 A JP 2002211526A JP 2001011284 A JP2001011284 A JP 2001011284A JP 2001011284 A JP2001011284 A JP 2001011284A JP 2002211526 A JP2002211526 A JP 2002211526A
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suction head
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head
suction
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Kazuo Koyama
一男 小山
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Ishida Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラベルの裏糊で部材が汚れたり、台紙から剥
離したラベルが反り返って吸着ミスが生じるという不具
合を抑制することを課題とする。 【解決手段】 プリンタ10の発行口18からラベルL
を発行するときは、いったんラベルLの後部が台紙Sに
残るようにラベルLを繰り出し、吸着ヘッド20がこの
ラベルLの近傍に戻ってきたときにラベルLの残りの部
分が台紙Sから全部剥離するように再度ラベルLを繰り
出す。ラベルLを一回で完全に台紙Sから剥離せず、複
数回に分けて繰り出すから、吸着ヘッド20がラベルL
の近傍に戻ってくるまではラベルLの一部が台紙S上に
残り、ラベルLが台紙Sで保持されて反り返りを起こさ
ない。仮置き部材93…93を小さくし、又は不要にで
きる。その結果、ラベルLの裏糊による部材93…93
の汚れの問題が低減もしくは解消され、またラベルLの
仮置きに要するコストを削減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、販売名、重量、価
格等を印字したラベルを物品に貼付するラベル貼付装置
の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】スーパーマーケットのバックヤード等で
は、物品を計量、包装したのち、その重量と予め設定さ
れた単価や風袋重量等のデータとから該物品の価格を算
出し、該価格等を印字したラベルを発行して、このラベ
ルを上記物品に貼付するように動作する計量包装値付装
置が用いられる。この種の装置に搭載されるラベル貼付
装置は、例えば負圧によりラベルを吸着保持するラベル
吸着ヘッドを備え、発行口から繰り出されたラベルを該
ヘッドの吸着口に吸着して、該ヘッドを物品に向けて降
下させることによりラベルを物品に貼付する(例えば特
開平10−338217号公報参照)。
【0003】その場合に、吸着ヘッドが単に上下移動す
るだけのものでは、そのヘッドの上下移動経路上に発行
済みのラベルが突き出される。吸着ヘッドはラベル発行
口より上方で待機し、降下途中に発行されたラベルを捕
らえて吸着し、下方の物品に貼付する。しかしこれでは
ヘッドのラベル貼付動作中は次のラベルを発行すること
ができず処理能力が上がらない。
【0004】これに対し、近年の少量多品種化に伴い、
トレーの種類やサイズに応じてラベル貼付位置やラベル
貼付姿勢を自在に変更することができるように、ヘッド
が前後左右にも移動可能ないわゆるロボットアーム式の
ラベル貼付装置が知られている。この場合は、ヘッドを
ラベル発行位置と干渉しないように移動させることがで
きるから、ヘッドが待機位置に復帰するのを待たずとも
いつでもラベルを発行することができる。この場合、発
行したラベルを一時的に仮り置きしておくための仮置き
部材が一般に設けられる。該部材は、ラベルの裏糊との
接触面積を可及的に少なくするために、例えば幅の細い
ローラ等で構成される。吸着ヘッドは、すでに発行され
てこの仮置き部材上に仮り置きされたラベルを捕獲して
直ちに貼付動作に移ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、発行済みのラ
ベルが一時的とはいえ仮り置きされるから、上記仮置き
部材にはラベルの裏糊がどうしても残存し、その結果、
該仮置き部材に塵埃等が付着して汚れ易い。これに対処
するためには、仮置き部材を裏糊が付着し難い素材で作
製することが考えられるが、そのような素材は高価であ
りコストアップを招く。
【0006】また、台紙から剥離されたラベルは湿度や
温度により仮置き部材上で反り返り易く、その結果、ヘ
ッドが良好にラベルを吸引できず吸着ミスが発生すると
いう問題も生じる。これに対処するためには、ラベルを
仮置き部材に比較的強い接着力で仮り貼付するとよいの
だが、そうするとその分ヘッドの吸引力を高めなければ
ならず、また上述の裏糊残存の問題も大きくなる。
【0007】そこで、本発明は、このようなラベルの裏
糊による部材の汚れの問題、および発行後のラベルの反
り返りの問題が回避されたラベル貼付装置を提供するこ
とを課題とする。以下、その他の課題を含め本発明を詳
しく説明する。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち、本願の請求項
1に記載の発明は、ラベル発行口から繰り出されるラベ
ルを吸着ヘッドで吸着して物品に貼付するラベル貼付装
置であって、ラベルの発行時には、ラベルの一部が台紙
に残るようにいったんラベルを発行口から繰り出したの
ち、吸着ヘッドがこのラベルの近傍に位置したときにラ
ベルの残りの部分が台紙から剥離するように再度ラベル
を繰り出すようにしたことを特徴とする。
【0009】これによれば、ラベルの発行に際し、ラベ
ルを一回で完全に台紙から剥離してしまうのではなく、
複数回に分けて発行口から繰り出すことになる。すなわ
ち、吸着ヘッドが貼付動作をしている間に次のラベルの
発行動作を行なうのであるが、そのときラベルの全部を
台紙から剥離してしまうのではなく、ラベルの一部を台
紙上に残すのである。したがって、吸着ヘッドがラベル
の近傍に戻ってくるまでは、ラベルは台紙で保持され
て、反り返りを起こすことがない。また、ラベルの全部
を一度に発行してしまわないから、仮置き部材を小さく
し、または不要とすることができる。その結果、ラベル
の裏糊による部材の汚れの問題が低減もしくは解消さ
れ、またラベルの仮置きに要するコストを削減すること
ができる。
【0010】次に、請求項2に記載の発明は、上記請求
項1に記載の発明において、再度のラベルの繰り出しに
同期して吸着ヘッドがラベルを吸着するようにしたこと
を特徴とする。
【0011】これによれば、ヘッドが台紙から剥離され
るラベルを適切なタイミングで確実に捕獲することがで
き、吸着ミスを起こすことがない。
【0012】次に、請求項3に記載の発明は、上記請求
項2に記載の発明において、ラベルの吸着時には、吸着
ヘッドがラベルの繰り出し方向にラベルと同速度で移動
するようにしたことを特徴とする。
【0013】これによれば、ラベルの繰り出しに伴うラ
ベルとヘッドとの擦れ合いがなくなり、ラベル印字面の
損傷や、ヘッド吸着面の汚れ等の不具合が回避される。
また、ヘッドにラベル周縁部から裏糊が付着することも
回避される。以下、発明の実施の形態を通して本発明を
さらに詳しく説明する。
【0014】
【発明の実施の形態】本実施の形態においては、本発明
に係るラベル貼付装置1は、図1に示す計量包装値付装
置Aに搭載されている。該計量包装値付装置Aは、物品
Wを計量し、フィルム包装したのち、正面中央部の台T
上に押し出す。ラベル貼付装置1は、その物品Wの重量
や予め入力された単価等に基いて算出された価格等の印
字データをラベルに印字し、該ラベルを物品Wに貼付す
る。ラベル貼付装置1は、ラベルの印字および発行を行
なうプリンタ10と、発行されたラベルの物品Wへの貼
付を行なう吸着ヘッド20とを有する。
【0015】なお、このラベル貼付装置1においては、
例えば通常の値付ラベルと販促用のポップラベル等のよ
うに、種類の異なる複数のラベルを発行できるように、
複数の(図例では2機の)プリンタ10,10が備えら
れている。
【0016】[プリンタ]図2に示すように、プリンタ
10はロール保持部11と印字部12と台紙巻取部13
とを具備する。ロール保持部11は、多数のラベルL…
Lを剥離可能に並べて貼り付けた帯状の台紙S(図3参
照)のロールRを保持する。ロールRから引き出された
台紙Sはガイドローラ14で案内されながら印字部12
に送り込まれる。印字部12はサーマル印字ヘッド15
やプラテンローラ16等を備え、台紙S上のラベルLに
価格等の印字データを印字する。
【0017】プラテンローラ16の前方に剥離棒17が
設けられ、該剥離棒17で台紙Sが鋭角に曲折されるこ
とによりラベルLが台紙Sから剥離されてラベル発行口
18から前方に突き出される。台紙巻取部13はラベル
Lが除去された台紙Sを巻き取る。台紙巻取部13のシ
ャフト19や印字部12のプラテンローラ16等を駆動
モータ35(図5参照)で回転させることにより台紙S
の走行(ラベル送り)を制御することができる。
【0018】[吸着ヘッド]吸着ヘッド20は図4に示
すように左右移動(X軸)、前後移動(Y軸)、上下移
動(Z軸)および回転(θ)が自在である。吸着ヘッド
20をこのように3次元的に駆動する技術は、例えばロ
ボットアームの技術の分野で種々知られており、いずれ
を採用するかは特に限定しない。例えば、値付装置Aの
上部に左右に延びるロッド21を架設し、該ロッド21
に左右移動用ブロック22を摺動自在に外嵌する。ま
た、このブロック22に前後に延びるロッド23を組み
付け、該ロッド23に前後移動用ブロック24を摺動自
在に外嵌する。さらに、このブロック24に上下に延び
るロッド25を組み付け、該ロッド25に上下移動用ブ
ロック26を摺動自在に外嵌する。そして、このブロッ
ク26に上下に延びるヘッド取付用シャフト27をブラ
ケット28を介して軸心回りに回転自在に組み付け、該
シャフト27の下端部に吸着ヘッド20を一体に取り付
ける。
【0019】上記各ブロック22,24,26をそれぞ
れ個別に例えばベルトやプーリ等を介してサーボモータ
31,32,33(図5参照)で移動させることにより
吸着ヘッド20の3次元的な位置を制御することができ
る。またシャフト27を例えばステップモータ34(図
5参照)で回転させることにより吸着ヘッド20の物品
Wに対する角度を制御することができる。
【0020】図3に示したように、吸着ヘッド20は下
面に吸着口20aを有し、また図示しないが負圧生成用
のファンを内蔵する。そして、そのファンで生成される
負圧によりラベルLを該吸着口20aに吸着する。吸着
口20aは1個でも複数個でもよく、また孔状、スリッ
ト状、楕円状等、種々の形状とすることができる。
【0021】[ラベル貼付動作]図5のタイムチャート
を参照してこのラベル貼付装置1が行なうラベル貼付動
作の具体的一例を説明する。吸着ヘッド20はプリンタ
10のラベル発行口18から発行されたラベルLを吸着
しながら下方の物品Wに向けて降下することにより該ラ
ベルLを物品Wに貼付する。吸着ヘッド20はラベルL
の貼付が終了すると原点位置O(0,0,0)(図4参
照)に戻る。原点位置Oは、図2、図3に示したよう
に、ラベル発行口18から発行されたラベルLを近接距
離で真上から臨む位置である。
【0022】(ラベル発行動作)台紙走行用モータ35
によるラベル送りは時刻t1〜t3間と時刻t5〜t6
間との2回に分けて行われる。1回目のラベル送りによ
り、図2、図3に示したように、ラベルLのほとんどの
部分が台紙Sから剥離してラベル発行口18から前方に
突き出される。しかしラベルLの後端部は依然として台
紙S上に残り台紙Sに貼り付いている。そして2回目の
ラベル送りによりラベルLの後端部も台紙Sから剥離し
てラベルLの全部が台紙Sから離れ、ラベルLが発行口
18から完全に発行される。
【0023】(このラベル発行動作の特徴)ラベルLの
発行時には、一度にラベルLの全部を台紙Sから剥離し
てしまうのではなく、ラベルLの一部をいったん台紙S
上に残すから、吸着ヘッド20がラベルLの近傍の原点
位置Oに戻ってくるまでは、ラベルLは台紙Sで保持さ
れ、それゆえラベルLが湿度や温度によって反り返りを
起こすことがない。したがって、吸着ヘッド20がラベ
ルLを吸着し損ねるという不具合が抑制される。また、
完全に発行し終わったラベルLを一時的に仮り置きする
ための仮置き部材を設ける必要がなくなる。したがっ
て、仮置き部材を設けるためのコストを大幅に削減する
ことができる。また、ラベルLの裏糊によって仮置き部
材が汚れる心配もまったくない。
【0024】なお、仮置き部材は、この例においては、
図2、図3に幅の細い複数のローラ(鎖線で示す)93
…93で表現してある。該ローラ93…93は、ブラケ
ット91を介してプリンタ10のケースに取り付けられ
た軸92,92に回転自在に設けられる。該ローラ93
…93は、ラベル発行口18の直前方で該発行口18と
ほぼ等しい高さに位置する。
【0025】そして、たとえ仮置き部材を設けるにして
も、ラベルLの全部が仮置き部材に仮り置きされないか
ら、設置範囲の狭い小さい仮置き部材で済む。例えば、
この例において、2本ある軸92,92を1本にするこ
とができる。その結果、仮置き部材(ローラ93…9
3)を設けるためのコストを削減することができる。ま
た、ラベルLの裏糊によって仮置き部材が汚れる不具合
も低減できる。
【0026】なお、上記のラベル発行動作は一例であっ
て、ラベルLの発行方向における長さや縦横の向き、あ
るいは印字量、1回目の繰り出し終了後におけるラベル
Lの台紙S上での残存量α(図3参照)等に応じて、1
回目および2回目におけるラベル繰り出し用モータ35
の駆動量や駆動時間あるいは駆動時刻等のラベル繰り出
しパラメータを種々変更してよいことはいうまでもな
い。
【0027】(吸着ヘッド動作)前述したように、吸着
ヘッド20はラベルLの貼付が終了すると直ちに原点位
置Oに復帰する。すなわち、時刻t2に上下移動用モー
タ33による吸着ヘッド20の降下が終了し、これによ
り物品WへのラベルLの貼付が終了すると、該ヘッド2
0を原点位置Oに戻すように、上下移動用モータ33が
上方駆動し(期間ア:Z軸座標がゼロになる)、左右移
動用モータ31が左方駆動し(期間イ:X軸座標がゼロ
になる)、前後移動用モータ32が後方駆動する(期間
ウ:Y軸座標がゼロになる)。
【0028】また、この間に回転用モータ34がマイナ
ス方向(時計回り方向)に回転する(期間エ:角度θが
ゼロになる)。つまり、この例においては、発行口18
から発行されたラベルLをそのまま横貼りするのではな
く、プラス方向(反時計回り方向)に90°回転した縦
貼りをするので、次のラベルLを吸着する前にヘッド2
0の角度をゼロに戻すのである。
【0029】時刻t4に最後のモータ駆動が停止すると
(この例では左右移動用モータ31の左方駆動が終了す
ると)、続く時刻t5にラベル最終発行要求信号が出力
される。この信号を受けて前述のプリンタ10による2
回目のラベル送りが行われ、ラベルLの全部が台紙Sか
ら剥離する。そして、この2回目のラベル送りに同期し
て吸着ヘッド20が原点位置Oから降下する(符号
カ)。これにより吸着ヘッド20がラベルLに当接して
該ラベルLを捕獲する。吸着ヘッド20はそののち直ち
に上昇していったん原点位置Oに戻る(符号キ)。
【0030】吸着ヘッド20は原点位置Oに戻ると同時
に(時刻t7)、物品WへのラベルLの実質的な貼付動
作に移る。すなわち、右方移動(符号サ)および前方移
動(符号シ)を行ない、物品Wに向けていったんある程
度降下し(符号ス)、またプラス方向に90°回転する
(符号セ)。そして、最後の位置決め動作が終了すると
(この例では左右移動用モータ31による左右位置が決
まると)、吸着ヘッド20が最終的に物品Wに接触する
まで速度を落として真っ直ぐ降下し(符号ソ)、ラベル
Lを物品Wに貼付する。
【0031】(この吸着ヘッド動作の特徴)ラベルLが
2回に分けて発行口18から繰り出される際に、ラベル
Lが完全に台紙Sから剥離する2回目の繰り出しのタイ
ミングで吸着ヘッド20がラベルLに当接して該ラベル
Lを吸着するから、吸着ヘッド20が台紙Sから剥離さ
れるラベルLを確実に捕獲し、吸着ミスを起こすことが
回避される。
【0032】なお、上記の吸着ヘッド動作は一例であっ
て、ラベルLの貼付位置や貼付姿勢(貼付角度)等に応
じて、ヘッド駆動用モータ31〜34の駆動方向や駆動
量、あるいは駆動時間や駆動時刻等の駆動パラメータを
種々変更してよいことはいうまでもない。
【0033】[他の動作例] (1)吸着ヘッド20がラベルLを吸着しにいく際、ラ
ベルLが2回目の繰出しに伴って前方に移動していると
きは、図6に示すように、ヘッド20もまたラベルLの
繰り出し方向(前方)へラベルLと同速度で移動するよ
うに前後用モータ32を制御する。この場合、吸着ヘッ
ド20は、ラベルLの2回目の繰出しが行われる前から
ラベルLに当接して該ラベルLを吸着しておいてもよ
い。
【0034】ラベルLの繰り出しに伴う該ラベルLとヘ
ッド20との擦れ合いが解消されて、ラベル印字面の消
えや、ヘッド吸着面の汚れ等の不具合が回避される。ま
た、ヘッド吸着面にラベルLの周縁部から裏糊が付着す
る不具合も解消される。
【0035】(2)仮置き部材93…93をなくすと、
1回目の繰り出しで発行口18から突き出されたラベル
Lが自重で垂れ下がり、吸着ヘッド20の吸着面と平行
でなくなくなって吸着ミスが生じる可能性がある場合
は、例えば剥離棒17を傾斜させる等して、ラベルLを
やや斜め上方に突き出すように発行する。自重で垂れ下
がったラベルLがちょうど水平方向に近づいて吸着ミス
が免れる。
【0036】(3)仮置き部材93…93を一部残した
場合において、吸着ヘッド20のラベル吸着時に、前述
のように擦れ合い回避を目的として、該ヘッド20をラ
ベルLと同方向、同速度で移動させるときは、そのまま
前方に水平に移動させると、仮置き部材93…93とラ
ベルLの裏糊とが接触し続けるから、例えば図7に示す
ように、ラベルLを仮置き部材93…93から離反させ
るように、吸着ヘッド20をやや上昇させ気味に前方に
移動させる。仮置き部材93…93とラベルLの裏糊と
の接触が少なくなり、仮置き部材93…93の汚れの問
題が可及的に抑制される。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、ラベル貼付装置におい
て、ラベルの裏糊によって部材が汚れたり、台紙から剥
離したラベルが反り返って吸着ミスが生じるという不具
合が抑制される。本発明に係るラベル貼付装置は、単独
でも、またスーパーマーケットのバックヤードやコンビ
ニエンスストア向け物品のパックセンター等で用いられ
る計量包装値付装置等に搭載した場合でも、広く一般に
好ましく使用される。
【0038】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るラベル貼付装置を搭載した計量
包装値付装置の斜視図である。
【図2】 プリンタ部の構成を示す要部概略側面図であ
る。
【図3】 吸着ヘッドが原点位置にあるときの該ヘッド
とラベルとの位置関係を示す概略平断面図である。
【図4】 吸着ヘッドの3次元駆動機構を示す概略斜視
図である。
【図5】 ラベル貼付動作の具体的一例を示すタイムチ
ャートである。
【図6】 他の吸着ヘッドの動作例を示す概略側面図で
ある。
【図7】 さらに他の吸着ヘッドの動作例を示す概略側
面図である。
【符号の説明】
1 ラベル貼付装置 10 プリンタ 17 剥離棒 18 ラベル発行口 20 吸着ヘッド 31,32,33 ヘッド駆動用モータ 34 ヘッド回転用モータ 35 ラベル繰り出し用モータ 93 仮置き部材(小ローラ) L ラベル S 台紙 W 物品

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラベル発行口から繰り出されるラベルを
    吸着ヘッドで吸着して物品に貼付するラベル貼付装置で
    あって、ラベルの発行時には、ラベルの一部が台紙に残
    るようにいったんラベルを発行口から繰り出したのち、
    吸着ヘッドがこのラベルの近傍に位置したときにラベル
    の残りの部分が台紙から剥離するように再度ラベルを繰
    り出すようにしたことを特徴とするラベル貼付装置。
  2. 【請求項2】 再度のラベルの繰り出しに同期して吸着
    ヘッドがラベルを吸着するようにしたことを特徴とする
    請求項1に記載のラベル貼付装置。
  3. 【請求項3】 ラベルの吸着時には、吸着ヘッドがラベ
    ルの繰り出し方向にラベルと同速度で移動するようにし
    たことを特徴とする請求項2に記載のラベル貼付装置。
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