JP5966257B2 - 貼付装置 - Google Patents

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Description

本発明は貼付装置に関し、詳しくはラベルを発行するラベル発行手段と、ラベルを貼付する貼付手段(アプリケータ)を備えた貼付装置に関する。
フィルムで包装されて排出される包装物に貼付するラベルを発行するラベル発行手段と、該ラベル発行手段が発行したラベルを前記包装物に貼付する貼付手段(アプリケータ)とを備えた従来の包装値付け装置は、ラベル発行手段内に保持されたラベルロールの巻き癖等によって貼付手段がラベルの受け取りミスを起こさないようにするために、ラベル発行手段のラベル発行口近傍(下流位置)にラベル反り防止ガイド(ラベル保持部)を設け、発行されたラベルが反り防止ガイドに保持された時に、該ラベルの下方(粘着面側)より送風ファンによる風圧によって前記ラベルの発行方向に沿った前後端部を前記反り防止ガイドで受け止めてラベル全体を略水平に保持してラベルの保持姿勢を安定させることによって貼付手段によるラベル受け取り時に受け取りミスが発生しないようにしている。
しかしながら、ラベルサイズが小さい(例えば、縦横サイズが小さい、特にラベルの横幅(ラベル発行方向に対し直交する方向)が小さい)場合、前記発行されたラベルが反り防止ガイドで保持されている間に、前記送風ファンによる風圧によってラベルの姿勢が変化し、ラベルの端部が反り防止ガイドから外れるなどして、貼付手段がラベルを受け取れない、或いは、前記送風ファンの風圧によりラベルの保持姿勢が水平回動した場合には、貼付手段はラベルの向きが左右方向に傾いた状態で受け取るため、商品に対してラベルを正しい向きで貼付することができないという問題が生じる。
その為、前述のような問題を生じさせないために、発行するラベルサイズが異なる場合には、オペレータによってラベル発行口近傍に配置されたラベル反り防止ガイドのラベル保持幅(防止ガイド間の距離)を、ラベルサイズに合わせて手動で調整しなければならない。そのため、オペレータは、ラベルサイズが変わる度に前記ラベル反り防止ガイドを調整操作するという面倒な作業が強いられていた(例えば、特許文献1参照)。
また、従来のラベル貼付装置におけるラベル発行のタイミングとラベル貼付は、包装装置に被包装物が搬入されることで該被包装物の重量などが計量され、その計量値と予め商品ファイルに入力設定された単価等に基づき該被包装物の値段が算出され、印字データの準備が行なわれる。そして、前記値段が算出された被包装物に対応するラベルの発行は、その前に発行されたラベルが、ラベル反り防止ガイド(ラベル保持部)から取り除かれているか(貼付手段による吸着移動)否かがセンサで検知され、前記センサによるラベル無しの検知信号の受信によりラベルが印字発行され、前記ラベル反り防止ガイド(ラベル保持部)へ排出され、貼付手段が原点位置から移動して前記排出されたラベルを吸着保持するまで前記排出されたラベルは前記ラベル反り防止ガイド(ラベル保持部)で待機保持される。
従って、ラベル発行手段から印字発行されたラベルは、ラベル反り防止ガイドに排出されて貼付手段の到着を待つ状態となり、その貼付手段の到着を待つ間に前記送風ファンの風圧等で該ラベルの向き、姿勢等が変化し、その結果、前記貼付手段によるラベル受け取りミス或いはラベルを受け取ってもラベルの向きが傾き、正常なラベル貼付ができないといった問題が生じる。
特開2005−193926号公報
本発明は上記従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたもので、貼付するラベルのサイズが異なる場合でも、ラベル保持部の調整を行うことなく、ラベルを包装物に正しく貼付することができる貼付装置を提供することにある。
上記課題を達成するために本発明の貼付装置は、ラベルを発行する発行手段と、前記発行手段で発行されたラベルを受け取り物品へ貼付する貼付手段と、前記発行手段および前記貼付手段を制御する制御手段と、を備え、前記貼付手段がラベルを商品表面に貼付した位置から前記ラベル発行手段が発行する次の商品へ貼付するラベルを受け取る位置までの移動時間と前記ラベル発行手段がラベルを発行するのに要する時間とに基づいて、前記制御手段は、前記発行されるラベルサイズに応じて、前記発行手段によるラベル発行の開始時間を遅らせることを特徴とする。
また、本発明の貼付装置は、所定情報をラベルに印字する発行手段と、前記発行手段で発行されたラベルを受け取り物品へ貼付する貼付手段と、前記発行手段および前記貼付手段を制御する制御手段と、を備え、前記貼付手段がラベルを商品表面に貼付した位置から前記ラベル発行手段が発行する次の商品へ貼付するラベルを受け取る位置までの移動時間と前記ラベル発行手段がラベルを発行するのに要する時間とに基づいて、前記制御手段は、前記発印字されるラベルの情報量に応じて、前記発行手段によるラベル発行の開始時間を遅らせることを特徴とする。
また、本発明の貼付装置は、前記制御手段は、前記発行手段がラベル発行に要する発行時間と、前記貼付手段がラベルの受け取りから貼付に要する移動時間と、に基づいて前記ラベル発行の開始時間を算出することを特徴とする。
また、本発明の貼付装置は、前記移動時間の開始時間から前記ラベル発行の開始時間までの時間は、前記移動時間から発行時間を減算し算出された時間であり、前記貼付手段が前記物品にラベルを貼付してからラベル発行を開始するまでの時間であることを特徴とする。
上記貼付装置によれば、貼付手段がラベルを商品表面に貼付した後、該貼付手段が次の商品表面へ貼付するラベルを受け取る位置までの移動時間と、ラベル発行手段がラベルを発行するのに要する時間とに基づいて、ラベル発行手段による発行タイミングを決定し、その発行タイミングでラベルを発行することで、前記貼付手段はラベルが発行(排出)されたそのタイミングでラベルを受け取ることができる。従って、発行されたラベルは貼付手段で受け取られるまでの待機時間がなく、よって貼付手段によるラベルの受け取りミスを解消できる。
前記移動時間を求める算定手段としては、例えば、ラベル貼付手段(アプリケータ)の先端のラベル吸着部の吸着面が包装物(包装済み商品)Wに当接したことを検出するセンサを設け、このセンサがラベル受け取り時のラベル保持部への当接とラベル貼付のために包装物(包装済み商品)Wへの当接とを検出し、前記ラベル受け取りとラベル貼付時の当接を検出する間を計時し算出する方式、あるいは、貼付手段を上下左右へ動作させる駆動部にエンコーダを組付け、このエンコーダが検出したパルスカウントから時間を算出する方式、あるいは、ラベル貼付位置とラベル受け取り位置の両方にセンサ(例えば、フォトセンサ等)を設け、前記両センサ間のON/OFFを計時して時間を算出する方式、あるいは、ラベル貼付手段の移動距離を移動速度で除算して算出する方式、あるいは、前記貼付手段の移動にともなうエンコーダのカウント値や移動距離に応じたテーブルより移動時間を取得するなど、何れの方式でも良い。
また、ラベル発行手段がラベルを発行するのに要する時間を求める算定手段としては、例えば、ラベル発行手段(ラベル発行装置)のラベル排出路にラベルを検出するセンサを設け、排出路を通過するラベルの先端部から後端部に亘るラベル長がこのセンサを過ぎる時間を計時して算出する方式、あるいは、前記ラベルプラテンローラにエンコーダを設け、前記エンコーダとセンサとを用いて、前記センサがラベルを検出した間のパルスカウントにより時間を算出する方式、あるいは、前記印字するラベルのラベル長と印字スピードとからラベル発行に要する時間を算出する方式、あるいは、前記ラベル発行手段の発行にともなうエンコーダのカウント値やラベルサイズに応じたテーブルより発行に要する時間を取得するなど、何れでも良い。
前記制御手段は、前記算定した貼付手段の移動時間から、前記ラベル発行手段の発行所要時間を減算して算出、或いは、前記貼付手段の移動時間を算出する算定手段の算出値に、ラベル発行所要時間毎に定めた定数(テーブル値)を乗算して算出する、あるいは、ラベル貼付手段の移動時間とラベル発行に要する時間とからなるテーブルよりラベル貼付手段とラベル発行手段とを同期させるタイミング(時間)を取得する等、何れでもよい。
また、本発明に係る貼付装置は、ラベル発行手段が発行したラベルを保持するラベル保持部を備えても、或いは備えなくてもよい。
上記手段によれば、前記ラベル発行手段のラベル発行完了と前記貼付手段のラベル受け取りとを同期させる同期時間に基づいてラベルが発行され、そのラベル発行が完了したタイミングで貼付手段をラベル受け取り位置に位置(移動)させてラベルを吸着保持させるので、ラベルをミスなく正しい向きで受け取ることができる。
また、ラベル発行完了のタイミングを、貼付手段がラベルを受け取る位置に到着するタイミングと同期させたので、発行されたラベルが貼付手段の到着を待つ待機時間を考慮する必要はなくなる。従って、従来必要とされていたラベル保持部は無くてもよく、たとえ設けられている場合であっても、ラベル保持部の幅をラベルサイズに合わせてオペレータが調整し直す手間や操作の必要がなく、調整し忘れによる影響を受けることもない。
本発明の貼付装置は、貼付手段がラベルを受け取る位置に到着するタイミングで、ラベル発行手段がラベルを発行するので、前記貼付手段はラベルをミスなく受け取ることができる。そして、発行されたラベルが貼付手段の到着を待つ待機時間を考慮する必要がないため、従来必要とされていたラベル保持部は無くてもよく、たとえ設けられている場合であっても、ラベル保持部の幅をラベルサイズに合わせて調整し忘れても影響を受けることがない。従って、貼付するラベルのサイズが異なる場合でも、ラベル保持部の調整を行うことなく、ラベルを包装物に正しく貼付することができる貼付装置を提供できる。
本発明に係るラベル貼付装置をストレッチ包装機に組み付けた状態を示す正面図。 ラベル貼付装置部分の拡大正面図。 ラベル保持体及び保持手段の概略を示す一部切欠拡大正面図。 (a)は図3の平面図、(b)は同縦断側面図。 同装置の電気ブロック図。
本発明のラベル貼付方法は、ラベル発行手段と、該ラベル発行手段が発行したラベルを包装物(商品)に貼付する貼付手段を備えたラベル貼付装置におけるラベル貼付方法で、包装物に貼付されるラベルは、例えば、内容量が個々に異なる精肉等のカット商品の場合、商品が包装装置に搬入される時に該商品のサイズ(縦、横、高さ)と重量が計測され、その計量値と予め商品ファイルに設定した当該商品の単価とにより該商品の値段が算出されて印字準備が行われ、内容量が一定で値段が予め設定されている定額商品は商品ファイルに設定された商品情報に基づいて印字準備が行なわれ、ラベル発行手段よりラベルが印字発行される。
そして、ラベル発行手段から発行されるラベルは、発行口より下流側に配置されたラベル保持部に待機保持され、そのラベル保持部に待機するラベルは貼付手段によって吸着保持され、貼付手段が包装物の略直上位置まで移動して該ラベルを包装物に貼付する。
前記最初に発行されるラベルを吸着保持する貼付手段は、原点位置(初期位置)からラベル保持部の直上位置に水平移動し、その位置から垂直下方に移動してラベルを吸着し、吸着後、演算処理された包装物(包装済み商品)Wへラベルを貼付する貼付位置(包装物の直上位置)へ水平移動し、その位置より垂直下方に降下してラベルを包装物の表面に貼付する。
そして、最初のラベルを包装物に貼付した貼付手段は、次の包装物に貼付するラベルを受け取るために、ラベルを包装物に貼付後、図2に示す経路をたどってラベル発行手段の発行口下流に設けられたラベル保持部に戻る。
前記貼付手段が次のラベルを受け取る位置まで移動するのに要する時間Tは、図1に示すように、包装物にラベルを貼付した時点から所定の高さ位置までの距離(D1)を上昇するのに要する時間T1と、その高さ位置からラベル保持部の真上位置までの距離(D2)を水平移動するのに要する時間T2と、ラベル保持部の真上位置からラベル保持部までの距離(D3)を下降するのに要する時間T3、の合計時間[T1+T2+T3]となる。所謂、前記貼付手段がラベル保持部で保持するラベルを受け取った位置より包装物にラベルを貼付した位置まで移動した往路を逆に辿る復路の時間となる。
そこで、本発明は貼付手段がラベル保持部に戻るタイミングに合わせて、ラベル発行手段がラベルを発行するようにすれば、前記貼付手段はラベル保持部に発行されたラベルを待機時間なく吸着保持することが可能となる。それにより、ラベル発行手段から発行されるラベルは待機時間が無くなり、且つ、ラベル保持部に繰り出されるのと同時に該ラベル保持部上に貼付手段が下降して吸着するため、発行されたラベルが送風ファンの風圧などで姿勢、向き等が変更されるといった従来の問題点が解消される。
貼付手段がラベル保持部に戻るタイミングに合わせてラベル発行手段からラベルを発行する方法としては、例えば、貼付手段がラベル貼付後、次のラベルを受け取る位置まで移動するのに要する時間T[T1+T2+T3]と、ラベル発行手段がラベルを発行するのに要する時間TPとにより算出(減算)する方法が挙げられる。今、貼付手段がラベルを包装物に貼付した時点から次のラベルを受け取る位置までの移動に要する時間Tが2秒、ラベル発行手段がラベルを発行するのに要する時間TPが1秒とした場合、T−TP=2−1=1となる。従って、ラベル発行手段のラベル発行のタイミングを、貼付手段がラベルを包装物に貼付した時点から1秒経過後とすることで、ラベルが発行されたところに貼付手段が到達し、ラベルは待機時間なく貼付手段に吸着保持される。
前記方法は、減算で算出された時間だけラベル発行手段の発行タイミングを遅らせ、それによって貼付手段の到達と、ラベルの発行が同じタイミングとなるようにしたが、逆に貼付手段の移動時間Tを、速度を上げてラベル発行手段の発行所要時間TPと同じにすることで、貼付手段の到達と、ラベルの発行を同じタイミングにすることができる。
また、ラベル発行手段のラベル発行のタイミングを算出する方法としては、前記減算方式の他に、乗算による方式でも可能である。
例えば、貼付手段がラベル貼付後、次のラベルを受け取る位置まで移動するのに要する時間T[T1+T2+T3]×定数によって算出することができる。
前記定数は、ラベル発行手段のラベル発行に要する所要時間毎に定められたテーブル値で、ラベルサイズに合わせて設定されている。
以下、前記したラベル貼付方法を実施するラベル貼付装置の実施の形態の一例を図面に基づいて説明する。
図1は、ラベル発行装置(ラベル発行手段)及びラベル貼付手段(アプリケータ)をストレッチ包装機に組み込んだ状態を示す正面図で、図中、Aはストレッチ包装機で、商品Wが搬入されると、その商品Wをストレッチフィルムで自動的に包装を行い、排出路に包装済みの商品、即ち包装物Wを排出する。そして、そのストレッチ包装機Aで包装を完了した包装物Wが排出される排出路の近傍にラベル発行装置B1とラベル貼付手段(アプリケータ)B2が配置され、包装物Wにラベルを貼付し得るようになっている。
ラベル発行装置B1は、長尺帯状の台紙1aにラベル1bが一定間隔で剥離可能に仮着されたロール巻のラベルロール紙1を回転可能に支持するラベルロールセット部2と、そのラベルロールセット部2から引き出したラベルロール紙1のラベル1bに所定事項を印字する印字手段3と、印字済みのラベル1b’を台紙1aから剥離する剥離部材4と、ラベル1b’が剥離された台紙1aを巻き取る台紙巻き取り軸5を備え、前記台紙巻き取り軸5はモータ等で構成された駆動手段(図示省略)によって駆動回転するように構成されている。即ち、台紙巻き取り軸5の駆動回転によりラベルロールセット部2に支持されたラベルロール紙が引き出されるようになっている。
そして、上記構成部材はケース6に収容され、そのケース6における剥離部材4の前方下流側には該剥離部材4で剥離されたラベル1b’を送出するラベル発行口7が開設され、そのラベル発行口7の前方には送出されたラベル1b’をラベル貼付手段(アプリケータ)B2のラベル吸着部が吸着保持するまで待機保持するラベル保持体8が配置され、該ラベル保持体8の下方には前記ラベル1b’をラベル保持体8の下面に当接させる保持手段9が設けられている。
前記ラベル保持体8はケースの外側面に取付枠10を介して設置され、更にそのラベル保持体8の側方位置には該ラベル保持体8に保持されたラベル1b’を吸着保持して移動し、前記包装物Wに貼付するラベル貼付手段(アプリケータ)B2が設けられている。
前記取付枠10は、図3及び図4に示すように、金属板を側面視略L字形に屈曲形成して構成され、その取付枠10の垂直片10aがラベル発行装置B1のケース6に開設したラベル発行口7より上方位置に止ネジ11で固定され、前記垂直片10aの下端に連設された水平片10bにラベル保持体8がラベル1b’の繰り出し方向に向けて略水平状に突出支持されている。
前記ラベル保持体8は、前記ラベル発行口7から送出されるラベル1b’の繰り出し方向に沿って突出し、且つ該ラベル1b’の繰り出し方向と交差するラベル幅方向に間隔をおいて対向配置される一対の平行枠12a,12bとで構成され、その一対の平行枠12a、12bは前記取付枠10の水平片10bに、その水平片10bの長手方向に移動調整可能に止ネジ14で固定されている。
前記一対の平行枠12a,12bは金属製平板を用いて平面視略L字型に形成され、前記水平片10b上に載置しネジ止めする短辺部分にその短辺方向に沿って長孔13が開設され、その長孔13に挿通し前記水平片10bに螺着される止ネジ14を緩めることで平行枠12a,12bはラベル1b’の幅方向(取付片10の長手方向)に沿って移動調整可能となる。
一対の平行枠12aと12bとの間隔は、該平行枠12a,12bの下面に当接保持され、その平行枠12aと12bとの間に露出するラベルの貼付面とは反対側の面(印字面)に少なくともラベル貼付手段(アプリケータ)B2のラベル吸着部17が密着し得る間隔とする。
又、前記一対の平行枠12a,12bにおける長辺の外側縁(ラベル1b’の幅方向側縁と対向する縁)は直角下向きに折り曲げてガイド部15が一体に形成されている。このガイド部15にラベル1b’の幅方向側縁が当接することで該ラベルの幅方向への移動が規制され、ラベルは常に一定の位置に保持される。尚、ガイド部15は、平行枠12a,12bにおける長辺の外側縁の全長を直角下向きに折り曲げることなく、長辺の外側縁を部分的に折り曲げて形成してもよい。
前記一対の平行枠12a,12bにおける長辺の下面に、ラベル1b’の貼付面とは反対側の面(印字面)を当接させる保持手段9は、前記ラベル発行口から発行繰り出されるラベルの貼付面(下面)に対して下方から空気を吹き付ける空気吹き出し装置16で、例えば小型の送風ファンで構成されている。
前記空気吹き出し装置16は、ラベル発行装置B1のケース6における底板6’の突出部上面に載置固定され、ラベル発行装置B1をラベル貼付手段(アプリケータ)B2による自動貼付の状態(図1参照)から反時計回り方向に90度水平回動し、該ラベル発行装置B1から発行されるラベルの繰り出し方向をストレッチ包装機Aの包装済み商品の排出方向と同方向となる手貼り状態に切り換えた場合でも、発行されるラベルが確実にラベル保持体8の下面に当接保持されるようになっている。
尚、空気吹き出し装置16は、送風ファンを底板6’上に載置して構成する形態に限らず、吐出空気の発生源を該当箇所以外の場所に配置し、その発生源にホース等を接続して構成してもよい。
ラベル貼付手段(アプリケータ)B2は、前記ラベル保持体8に保持されたラベル1b’を吸着保持するラベル吸着部17と、そのラベル吸着部17を初期位置からラベル保持体8の略真上位置へ、更にラベル保持体8の位置からラベルを貼付する包装物(包装済み商品)Wの真上位置、及びその真上位置から包装物(包装済み商品)Wまで移動させる移動機構(図示省略)とを備えた今日周知の構造のものである。そして、ラベルを吸着保持するラベル吸着部17は、吸引ファンの回転によってラベル吸着面に負圧による吸引力が生じるように構成されており、前記吸引ファンは前記保持手段9を構成する空気吹き出し装置16のファンと同様のタイミングでON/OFFするようになっている
そして、前記ラベル貼付手段(アプリケータ)B2が吸着保持したラベルを包装物(包装済み商品)Wに貼付した時点から次の包装物(包装済み商品)Wに貼付するラベルを受け取るために、前記ラベル保持体8の位置まで移動するのに要する時間T[T1+T2+T3]は、前記移動機構の移動速度及び移動距離により算出される。前記各移動区間を移動するラベル吸着部17の移動速度は、予め設定されており一定である。
前記移動距離は、図2に示すD1+D2+D3であるが、距離D3は不変で一定である。距離D1はラベルを貼付する包装物(包装済み商品)Wの高さによって変化し、距離D2は包装物(包装済み商品)Wへのラベル貼付位置であって、包装物(包装済み商品)Wのサイズ(横幅寸法:X’)とラベルサイズ(ラベル幅:LH)及び包装物(包装済み商品)Wの左右各側端からラベル貼付位置までの距離(トレイ余白:Δα)により変化する。前記距離D2は、前記ラベル貼付手段(アプリケータ)B2の水平移動量(S)として、S={X’/2−(Δα+LH/2)}−Z の計算式により演算処理される。前記計算式で用いられる符号各部は寸法であり、Zはラベル保持部に位置する貼付手段のラベル吸着面中心から包装物(包装済み商品)Wの搬送部中心までの距離、LHはラベルの横寸法で、包装対象の商品の品番が設定記憶された商品ファイルにラベルフォーマット番号が関連付けて記憶されている場合は、そのフォーマット番号によってラベルフォーマットが読出されてラベルサイズ(縦の長さ:LV、横の長さ:LH)を得ることができる。Δαは包装物(包装済み商品)Wの左右各側端からラベル貼付位置までの距離(一定値)、X’は、前記包装物(包装済み商品)Wの品番が設定記憶された商品ファイルにトレイ番号が記憶されている場合、そのトレイ番号に対応するトレイファイルを読出し、そのトレイファイルに設定されているトレイのサイズデータ(X’:横寸法,Y’:縦寸法,H’:高さ寸法)等を得ることができ、読出したX’:横寸法を用いて演算処理がなされる。また、包装物(包装済み商品)Wの高さ寸法は、商品Wがストレッチ包装機Aに搬入される時点で該商品の横幅寸法、奥行き寸法、及び重量等と一緒に計測されるため、前記距離D1は、商品搬送面から貼付手段が取り付けられた所定高さまでの寸法(一定)−商品高さ寸法(計測寸法)により算出される。前記距離D2は、前記算出された水平移動量(S)である。従って、商品Wが変わるごとに距離D1、D2が変化し、貼付するラベルの大きさが変わると距離D2が変化するので、それにより前記時間Tも変化する。また、前記包装物(包装済み商品)Wの形状によって貼付するラベルを所定角度回転させる(例えば、正対視30度あるは45度等にラベルを回転させたまま貼付する)場合には、回転させたラベルの隅部がトレイ端部よりはみ出し貼付されてしまうので前記トレイ余白寸法(Δα)を余分に多く設ける調整余白(Δβ)が必要であるため、ラベルを回転させて貼付する場合には、前記水平移動量(S)の計算式に更に調整余白(Δβ)を加算し、S={X’/2−(Δα+Δβ+LH/2)}−Z となるため前記時間Tも変化することになる。前記ラベル貼付手段(アプリケータ)B2が吸着保持したラベルを包装物(包装済み商品)Wに貼付した時点から次の包装物(包装済み商品)Wに貼付するラベルを受け取るために、前記ラベル保持体8の位置まで移動するのに要する時間は、時間T={(距離D1+距離D2+距離D3)/ラベル吸着部17の移動速度(速さ)}の計算式により算出する。尚、前記距離D1、距離D2、距離D3各々の移動に要する時間(T1、T2、T3)をそれぞれ算出し加算する方法であってもよい。また、前記貼付手段を上下左右へ動作させる駆動部にエンコーダを組付け、このエンコーダが前記貼付手段のラベル受け取りから貼付するまでに検出したパルスカウントにより時間Tを算出する方式など、何れでも良い。
一方、前記ラベル発行装置B1が発行するラベル発行の所要時間TPは、印字速度が一定であっても、ラベルサイズ(縦横の長さ)や印字する商品(包装物)W毎の商品情報の量が異なるため、発行するラベル毎に異なる。そのラベル毎のラベル発行の所要時間TPは、商品ファイルに設定された商品情報(品番、品名、値段、バーコード、添加物等の情報)、及びラベルの印字発行に必要な「ラベルフォーマット」等のデータに基づいて算出される。具体的には、印字する商品の品番が設定記憶された商品ファイルには、ラベルフォーマット番号が関連付けて記憶されているので、例えば、ラベルフォーマット番号が商品ファイルの品番に設定されている場合は、フォーマット番号によってラベルサイズ(縦:LV、横:LHの長さ)や各印字項目の印字領域のフォーマットデータが読み出され、所要時間TP=ラベルサイズ(縦LV:ラベル排出方向の長さ)/印字スピード、の計算式により前記ラベル発行の所要時間TPが算出される。前記のように印字するラベルのラベル長(LV)と印字スピードとからラベル発行に要する時間(所要時間TP)を算出する方式の他に、例えば、ラベル発行手段(ラベル発行装置)のラベル排出路にラベル発行を制御するセンサ(例えば、フォトセンサ等)を設け、排出路を通過するラベルの先端部から後端部に亘るラベル長(LV)がこのセンサを過ぎる時間を計時し算出する方式、あるいは、前記ラベルプラテンローラにエンコーダを設け、前記エンコーダとセンサ(例えば、フォトセンサ等)とにより、前記センサをラベルが通過する間のパルスカウントにより時間TPを算出する方式など、何れでも良い。
前記ラベル貼付手段(アプリケータ)B2におけるラベル吸着部17の前記移動に要する時間Tと、前記ラベル発行装置B1におけるラベル発行の所要時間TPの算出、及びそれに基づく前記ラベル発行装置B1におけるラベル発行のタイミングの決定は、ラベル発行及びラベル貼付関係の制御をおこなう制御部Cによって行われる。
前記制御部Cは、図5のブロック図に示すように、各部を統括して制御するCPU18にはバス18aを介してROM19、RAM20、表示操作部21、交信用のインターフェース回路(INF)22、インターフェース回路を介して印字部23(サーマルヘッド、プラテンローラを駆動するステッピングモータ)、ラベル吸着部17を移動させる駆動回路24、ラベル貼付センサ25、商品検出センサ26が接続されており、前記ROM19にはCPU18が実行する各種制御プログラムが記憶されている。
前記RAM20は、CPU18がROM19の制御プログラムを実行する場合に用いる各種レジスタ、フラグ等のエリアと、商品毎に予め各種データが記憶されたプリセットデータエリアとを備えている。
前記プリセットデータエリアには、包装物(品番)Wに対応して、値段計算及びラベル印字用のデータである「品番」、「品名」、「単価」、「バーコード」、「ラベルフォーマット番号」、「トレイ番号」等の各種商品情報が記憶された商品ファイル、ラベル印字のフォーマットが定義されたラベルフォーマットファイル、商品を収納するトレイのサイズデータ(横寸法,縦寸法,高さ寸法等)が定義されたトレイファイル等が記憶されている。
表示操作部21は、キーボードとタッチパネルからなる操作部と、液晶表示器で構成された表示部を備えており、各種データ及び指令の入力、或いはCPU18の指令に基づいて入力データの表示、プリセットデータの表示、各種メッセージの表示を行うものである。従って、本発明におけるラベルの発行及び貼付に関する各種データの入力等は、この表示操作部21の操作部を操作することで行うことができる。
更新用のインターフェース回路(INF)22は、ストレッチ包装機Aの包装機構制御部(図示省略)と各種データ、指令の更新を行うための回路である。
印字部23は、CPU18の指令に基づいてラベル用紙に品名、値段、単価、バーコード等の印字を行い、台紙から剥離してラベルを発行する。
ラベル吸着部17を移動させる駆動回路24は、該ラベル吸着部17を水平方向(包装物の搬送方向と直行する方向:区間D2の移動)に移動させる水平モータ(ステッピングモータ)、及び該ラベル吸着部17を上下方向(区間D1、D3の移動)に移動させる上下モータ(ステッピングモータ)を駆動する回路である。
ラベル貼付センサ25は、ラベルが包装物(包装済み商品)Wに貼付されたことを検知するもので、ラベル吸着部の吸着面が包装物(包装済み商品)Wに当接されたことを検出するセンサで、ラベル吸着部に上側方向の力が一定以上加わったことにより検出している。
商品検出センサ26は、ラベル貼付位置における包装物(包装済み商品)Wの有無を検出してラベル貼付のための信号を発生するもので、包装物(包装済み商品)Wがラベル貼付場所へ位置した場合、その旨をCPU18に出力する。
従って、前記ラベル貼付手段(アプリケータ)B2がラベルを包装物(包装済み商品)Wに貼付した時点から次の包装物(包装済み商品)Wに貼付するラベルを受け取るためにラベル保持体8まで戻るのに要する時間(移動時間)T(T1+T2+T3)、及びラベル発行装置B1がラベルを発行するのに要する時間PTは、前記制御部CのRAMで算出され、その時間Tと時間PTとに基づいて、前記ラベル発行装置B1が発行するラベルの発行タイミング(同期時間)が決定される。
前記ラベル発行のタイミング(時)は、前記時間Tから前記時間PTを減算することで算出される。即ち、T−PT=ラベル発行のタイミングとなる。例えば、T=2秒、PT=1秒である場合、T−PT=2−1=1秒(同期時間)となる。従って、ラベル発行装置B1は次のラベル発行を、ラベル貼付手段(アプリケータ)B2のラベル吸着部17が包装物(包装済み商品)Wにラベルを貼付した時点(ラベル貼付センサの信号出力)から1秒経過後に開始することで、ラベル保持体8にラベルが繰り出されるタイミングでラベル貼付手段のラベル吸着部17がラベル保持体上に到達する。それにより、発行されたラベルはラベル保持体上でラベル吸着部の到着を待つ待機時間は無く、よって、待機中にラベルの姿勢、向き等が変化するといったことはなくなり、ラベル吸着部によるラベル受け取りミスの発生を解消できる。前記同期時間の処理は、ラベル貼付手段(アプリケータ)B2のラベル吸着部17が包装物(包装済み商品)Wにラベルを貼付した時点(ラベル貼付センサの信号出力)から前記同期時間の加算計時を開始し、前記同期時間に達したタイミング、或いは、ラベル貼付手段(アプリケータ)B2のラベル吸着部17が包装物(包装済み商品)Wにラベルを貼付した時点(ラベル貼付センサの信号出力)から前記同期時間の減算計時を開始し、前記同期時間が零になったタイミングの何れでもよい。
また、前記ラベル貼付手段(アプリケータ)B2のラベル吸着部17がラベル保持体に到着するタイミングでラベルが該ラベル保持体に繰り出されるように、ラベル発行のタイミングを調整したが、逆にラベル貼付手段(アプリケータ)B2のラベル吸着部17がラベルを包装物(包装済み商品)Wに貼付した時点から次の包装物(包装済み商品)Wに貼付するラベルを受け取るためにラベル保持体8まで戻るのに要する時間T(T1+T2+T3)を、ラベル発行装置B1のラベル発行に要する時間PTと同じになるようにし、それにより、ラベル保持体8にラベルが繰り出されるタイミングでラベル貼付手段のラベル吸着部17がラベル保持体上に到達するようにしてもよい。前記例によれば、ラベル貼付手段B2のラベル吸着部17の移動時間T(2秒)が、ラベル発行装置B1のラベル発行に要する時間PT(1秒)の倍の時間掛かっているので、前記ラベル吸着部17の移動速度を倍の速度にすれば、T=PTとなり、ラベル繰り出しとラベル吸着部到着のタイミングを合致させることができる。この場合は、ラベル受け取りミスの発生を防止しながら、ラベル貼付処理の作業効率を高めることができる。
また、ラベル発行装置から発行されるラベルは、ラベル保持体上での待機時間が無くなるため、仮に発行するラベルサイズが変わるのに、ラベル保持体の幅調整を忘れた場合でも、ラベル繰り出しとほぼ同時にラベル吸着部で吸着保持できるため、ラベル保持体の幅調整忘れによる影響を回避できる。それにより、従来装置で必要とされたラベル保持体が装備されていなくても、ラベル受け取りミスの発生をなくし、安定したラベル貼付を行うことができる。
本発明は図示した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲内で適宜変更可能である。
(1)実施の形態では、ラベル発行装置(ラベル発行手段)におけるラベル発行のタイミングの算出を、ラベル貼付手段の移動所要時間Tから、ラベル発行装置におけるラベル発行の所要時間PTを減算して算出する方式を説明したが、これに限らず、例えば、乗算による算出方式等であってもよい。
その乗算による算出方法は、ラベル貼付手段の移動所要時間Tに、ラベル発行所要時間毎に定められたテーブル値(ラベルサイズに合わせて設定した定数)を掛けて算出する。
(2)実施の形態では、ラベル保持体を2本の平行な枠で構成した例を示したが、これに限定されない。
(3)実施の形態では、ラベル貼付手段の移動時間とラベル発行手段のラベル発行に要する時間により同期時間を算出しているがこれに限らず、例えば、各部の位置をセンサとエンコーダで検出するようにした場合は、エンコーダが検出したパルスカウントのカウント値を用いて同期時間を算出して、ラベル発行完了と発行されたラベルの受け取りとを同期させるようにしても良い。尚、パルスカウントのみを用いて同期時間を算出する場合には、検出されたパルスカウントを何れか一方に合わせる(例えば、ラベル発行手段の検出したパルスカウントにラベル貼付手段側のパルスレンジを合わせる)などして同じ検波(波形)とする必要がある。
(4)実施の形態では、ラベル貼付手段の移動時間Tを距離÷速さで算出しているがこれに限らず、例えば、前記貼付手段がラベル保持部で保持するラベルを受け取った位置より包装物Wへのラベル貼付位置まで移動する間を貼付動作と共に計時し、この計時した時間を前記貼付手段が包装済み商品(包装物)Wへラベル貼付した位置より次の商品に貼付するラベルを受け取る位置まで移動するのに要する時間(時間T)として同期時間を算出するようにしてもよい。
(5)実施の形態では、ラベル貼付手段の移動時間やラベル発行手段がラベル発行に要する時間及びタイミングを算出して求めているがこれに限らず、例えば、ラベル貼付手段の移動時間は、ラベル貼付手段の移動にともなうエンコーダのカウント値や移動距離に応じたテーブルより移動時間を取得する方式、前記ラベルを発行するのに要する時間は、ラベル発行手段の発行にともなうエンコーダのカウント値やラベルサイズに応じたテーブルより発行に要する時間を取得する方式、ラベル貼付手段の移動時間とラベル発行に要する時間とからなるテーブルよりラベル貼付手段とラベル発行手段とを同期させるタイミング(時間)を取得する等、テーブルより取得する方式であってもよい。
B1…ラベル発行装置(ラベル発行手段) B2…ラベル貼付手段
C…制御部 W…包装物
T…ラベル貼付手段の移動所要時間 PT…ラベル発行の所要時間
8…ラベル保持体 17…ラベル吸着部

Claims (4)

  1. ラベルを発行する発行手段と、
    前記発行手段で発行されたラベルを受け取り物品へ貼付する貼付手段と、
    前記発行手段および前記貼付手段を制御する制御手段と、を備え、
    前記貼付手段がラベルを商品表面に貼付した位置から前記ラベル発行手段が発行する次の商品へ貼付するラベルを受け取る位置までの移動時間と前記ラベル発行手段がラベルを発行するのに要する時間とに基づいて、
    前記制御手段は、前記発行されるラベルサイズに応じて、前記発行手段によるラベル発行の開始時間を遅らせる
    ことを特徴とする貼付装置。
  2. 所定情報をラベルに印字する発行手段と、
    前記発行手段で発行されたラベルを受け取り物品へ貼付する貼付手段と、
    前記発行手段および前記貼付手段を制御する制御手段と、を備え、
    前記貼付手段がラベルを商品表面に貼付した位置から前記ラベル発行手段が発行する次の商品へ貼付するラベルを受け取る位置までの移動時間と前記ラベル発行手段がラベルを発行するのに要する時間とに基づいて、
    前記制御手段は、前記発行されるラベルの情報量に応じて、前記発行手段によるラベル発行の開始時間を遅らせる
    ことを特徴とする貼付装置。
  3. 前記制御手段は、前記発行手段がラベル発行に要する発行時間と、前記貼付手段がラベルの受け取りから貼付に要する移動時間と、に基づいて前記ラベル発行の開始時間を算出する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の貼付装置。
  4. 前記移動時間の開始時間から前記ラベル発行の開始時間までの時間は、前記移動時間から発行時間を減算し算出された時間であり、
    前記貼付手段が前記物品にラベルを貼付してからラベル発行を開始するまでの時間である
    ことを特徴とする請求項3に記載の貼付装置。
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