JP6034631B2 - ラベル貼付装置およびラベル貼付方法 - Google Patents

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Description

本発明は、商品コンベアにより搬送される商品に、ラベル搬送部により搬送されるラベルを貼り付ける装置および方法に関する。
従来、商品コンベアに搬送される商品下面に、ラベル搬送部から斜め上方に送り出したラベルを貼り付ける下貼り式のラベル貼付装置では、特許文献1に開示されているように、ラベル搬送部により搬送されるラベルの搬送速度は、商品コンベアにより搬送される商品の搬送速度と同じ速度に設定される。この速度設定により、商品下面とラベル糊面との合流部において両者の搬送速度を一致させることができ、商品下面にラベルを円滑に貼り付けることができる。
ところで、商品コンベアで搬送される商品が弁当である場合などは、複数の商品を積み重ねやすくすること、又は、商品のボリュームを大きく見せることなどを目的として、商品のトレーが底上げされることがある。
このように商品のトレーが底上げされている場合、又は、商品コンベアのベルト高さがラベル搬送部におけるラベル送出部分よりも上方に間隔を空けて配置されている場合には、ラベル搬送部のラベル送出部分から斜め上方に延びるように送り出されたラベルの先端が商品下面に押し当てられることになる。
しかし、この場合、ラベル送出部分の直上を通る商品下面にラベルを貼り付ける場合に比べて、ラベルが商品下面に押し当てられる力が弱まるため、商品下面にラベルが確実に貼り付かないことがある。
なお、特許文献2及び3には、下貼り式のラベル貼付装置に、押さえ部材又はエアー吹き出し装置などの補助装置を、商品の搬送方向におけるラベル搬送部よりも下流側に設ける技術が知られている。これらの技術によれば、商品の下面に不完全に貼り付けられたラベルが、補助装置により確実に貼り付けられる。
また、特許文献4には、ラベル搬送部で搬送されるラベルをエアーで上方へ吹き飛ばして、商品下面に貼り付ける技術が開示されている。この技術によれば、商品のトレーが底上げされている場合、又は、商品コンベアのベルト高さがラベル搬送部におけるラベル送出部分よりも上方に間隔を空けて配置されている場合であっても、商品の下面にラベルを貼り付けやすくなる。
特開2001−10616号公報 特開2001−31034号公報 特開2001−31035号公報 特開2000−226018号公報
しかしながら、特許文献2又は3に開示されているような補助装置は、そもそもラベル搬送部から送り出されるラベルが商品下面に全く貼り付かない場合には役に立たない。そのため、補助装置を用いなくても確実にラベルを貼り付けられる技術の開発が求められている。
また、特許文献4の技術のように、ラベル搬送部で搬送されるラベルをエアーで上方へ吹き飛ばす機構を実現しようとすると、構造の複雑化および大型化を招いてしまう。
さらに、このような問題は、商品コンベアの上方に配設されたラベル搬送部から斜め下方に送り出されるラベルを商品の上面に貼り付ける上貼り式のラベル貼付装置においても、ラベル搬送部におけるラベル送出部分が商品の上面よりも上方に間隔を空けて配設される場合に、同様に起こり得る。
さらにまた、ラベル搬送部のラベル送出部分が商品の上方または下方に間隔を空けずに配設された場合であっても、商品とラベル糊面との接着力が弱い場合などには、ラベルを確実に貼り付けるために、より強い力でラベルを商品に押し当てることが求められることもある。
そこで、本発明は、簡単な構成により、ラベル搬送部から送り出されるラベルが商品コンベアにより搬送される商品に押し当てられる力を高めて、より確実にラベルを商品に貼り付けることができるラベル貼付装置およびラベル貼付方法を提供することを課題とする。
本発明の一態様は、商品コンベアにより搬送される商品の下面にラベルを下側から貼り付けるラベル貼付装置であって、
前記ラベルを搬送して、該ラベルを前記商品に向かって該商品の搬送方向に対して上方へ傾斜した方向へ送り出すラベル搬送部と、
前記ラベル搬送部により搬送されるラベルの搬送速度を前記商品コンベアにより搬送される商品の搬送速度よりも大きく、且つ、前記商品下面の底上げ高さが高いほど大きい速度に制御する制御部と、
を備えたことを特徴とする。
この発明によれば、ラベル搬送部によるラベルの搬送速度が商品コンベアによる商品の搬送速度よりも大きいため、ラベルの搬送速度と商品の搬送速度とが等しい場合に比べて、ラベルの慣性力が向上し、ラベル搬送部から送り出されるラベルの先端部を商品に押し当てる力が高められる。また、ラベル搬送部から商品に向かってラベルを送り出す部分において、ラベルの先端部が商品に押し当てられてラベルの後端部がラベル搬送部で搬送されているときに、ラベル搬送部から送り出されたラベル部分が弓状に撓るように弾性変形する。この弾性変形により生じるラベルの復元力を利用して、より確実にラベルを貼り付けることができる。
また、商品下面の底上げ高さが高いときでも、ラベル搬送部から送り出されるラベルの先端部が商品下面に押し当てられる力の強さを良好に維持することができる。そのため、商品下面の底上げの有無に関わらず、また、商品下面が底上げされている場合はその底上げ高さに関わらず、上記のラベルの復元力を利用して確実にラベルを貼り付けることができる。
さらに、本発明の別の態様は、内容物がトレーに収容された状態で商品コンベアにより搬送される商品に対して、該商品の下面にラベルを下側から貼り付けるラベル貼付装置であって、
前記ラベルを搬送して、該ラベルを前記商品に向かって該商品の搬送方向に対して上方へ傾斜した方向へ送り出すラベル搬送部と、
前記トレーの情報を記憶する記憶部と、
前記トレーの情報に含まれる前記トレー下面の底上げ高さの情報に基づいて、前記トレーの下面が底上げされていない場合は、前記ラベル搬送部により搬送されるラベルの搬送速度を、前記商品コンベアにより搬送される商品の搬送速度と同じ速度に制御し、前記トレーの下面が底上げされている場合は、前記ラベルの搬送速度を前記商品の搬送速度よりも大きい速度に制御する制御部と、
を備えたことを特徴とする。
これにより、記憶部に記憶された商品のトレーの情報に含まれるトレー下面の底上げ高さの情報を利用して、トレーの底上げ高さに応じたラベルの搬送速度の制御を容易に行うことができる。
また、本発明の別の態様は、商品コンベアにより搬送される商品の下面に下側からラベルを貼り付ける下貼り式のラベル貼付装置であって、
前記ラベルの糊面が上側を向くように該ラベルの糊面とは反対側の面を支持するベルトを有し、該ベルトに支持されて搬送される前記ラベルを、前記商品に向かって該商品の搬送方向に対して上方へ傾斜した方向へ送り出すラベル搬送部と、
前記ベルトにより搬送されるラベルの搬送速度を、前記商品コンベアにより搬送される商品の搬送速度よりも大きく、且つ、前記商品下面の底上げ高さが高いほど大きくなるように制御する制御部と、
を備えたことを特徴とする。
この発明によれば、下貼り式のラベル貼付装置において、商品下面の底上げ高さが高いほどラベルの搬送速度が大きくなるように制御されるため、商品下面の底上げ高さが高いときでも、ラベル搬送部から送り出されるラベルの先端部が商品下面に押し当てられる力の強さを良好に維持することができる。そのため、商品下面の底上げの有無に関わらず、また、商品下面が底上げされている場合はその底上げ高さに関わらず、商品下面にラベルを確実に貼り付けることができる。
また、本発明の一態様に係るラベル貼付方法は、ラベル搬送部により搬送されるラベルを、内容物がトレーに収容された状態で商品コンベアにより搬送される商品に向かって該商品の搬送方向に対して上方へ傾斜した方向へ送り出して、該商品の下面に貼り付けるラベル貼付方法であって、
前記トレーの情報を記憶しておき、該トレーの情報に含まれる前記トレー下面の底上げ高さの情報に基づいて、前記トレーの下面が底上げされていない場合は、前記ラベル搬送部により搬送されるラベルの搬送速度を、前記商品コンベアにより搬送される商品の搬送速度と同じ速度に制御し、前記トレーの下面が底上げされている場合は、前記ラベルの搬送速度を前記商品の搬送速度よりも大きい速度に制御することを特徴とする。
この発明によれば、記憶部に記憶された商品のトレーの情報に含まれるトレー下面の底上げ高さの情報を利用して、トレーの底上げ高さに応じたラベルの搬送速度の制御を容易に行うことができる。
さらに、本発明の別の態様に係るラベル貼付方法は、ラベル搬送部により搬送されるラベルを、商品コンベアにより搬送される商品に向かって該商品の搬送方向に対して上方へ傾斜した方向へ送り出して、該商品の下面に下側から貼り付けるためのラベル貼付方法であって、
前記ラベル搬送部によるラベルの搬送速度を、前記商品コンベアにより搬送される商品の搬送速度よりも大きく、且つ、前記商品下面の底上げ高さが高いほど大きくすることを特徴とする。
この発明によれば、商品下面の底上げ高さが高いほどラベルの搬送速度を大きくすることにより、商品下面の底上げ高さが高いときでも、ラベル搬送部から送り出されるラベルの先端部が商品下面に押し当てられる力の強さを良好に維持することができる。そのため、商品下面の底上げの有無に関わらず、また、商品下面が底上げされている場合はその底上げ高さに関わらず、商品下面にラベルを確実に貼り付けることができる。
本発明によれば、簡単な構成により、ラベル搬送部から送り出されるラベルの先端部を商品に押し当てる力が高められ、より確実にラベルを商品に貼り付けることができる。
本発明の一実施形態に係るラベル貼付装置を示す側面図である。 図1に示すラベル貼付装置の制御システムを示すブロック図である。 ラベルコンベアのラベル送出部及びその周辺部を示す拡大図である。 図3に示すラベル送出部でラベルの折れ曲がりが生じた状態を示す図である。 ラベルの搬送速度の制御の一例を示すグラフである。 ラベルの搬送速度の制御の別の例を示すグラフである。 図3に示すラベル送出部からラベルが好適に送り出された状態を示す図である。 トレーマスターの登録内容の一例を示す図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1に示すように、本実施形態に係るラベル貼付装置1は、商品Pの下面に下側からラベルLを貼り付ける下貼り式のラベル貼付装置である。
ラベル貼付装置1は、商品Pを搬送する商品コンベア2と、ラベルLに所定情報を印字して発行するラベルプリンタ11と、ラベルプリンタ11で発行されたラベルLを搬送するラベルコンベア12とを備える。
商品コンベア2は、上流側商品コンベア3と、商品Pの搬送方向において上流側商品コンベア3の下流側に配設された下流側商品コンベア4とを有する。
上流側商品コンベア3及び下流側商品コンベア4は、商品Pが載置される無端状のベルト5,6と、該ベルト5,6を支持する複数のローラ7,8,9,10とをそれぞれ有する。上流側商品コンベア3のベルト5と下流側商品コンベア4のベルト6とは、商品Pの載置面が略水平で且つ略等しい高さとなるように配設されている。
上流側商品コンベア3のいずれか1つのローラ8(7)には上流側商品搬送モータ40(図2参照)が駆動連結されている。同様に、下流側商品コンベア4のいずれか1つのローラ10(9)には下流側商品搬送モータ42(図2参照)が駆動連結されている。商品搬送モータ40,42によりローラ8(7),10(9)が回転駆動されると、ベルト5,6が図中時計回り方向に回転し、ベルト5,6上の商品Pが図中右方向(矢印A方向)に搬送される。
上流側商品コンベア3と下流側商品コンベア4とは、間隙Sを挟んで商品Pの搬送方向Aに列設されている。商品コンベア2により搬送される商品Pが、上流側商品コンベア3と下流側商品コンベア4との間隙Sを通過するとき、商品Pの下面に、ラベルコンベア12から送り出されるラベルLが下側から貼り付けられる。
ラベルプリンタ11は、上流側商品コンベア3の下方に配設されている。ラベルプリンタ11は、商品名及び原材料等の商品Pに関する情報をラベルLに印字し、商品Pが搬送されるタイミングに合わせてラベルLを1枚ずつ発行する。ラベルプリンタ11は、糊面が上向きになるようにラベルLを発行する。ラベルプリンタ11には、ラベルロールを収納したラベルカセットが着脱自在に装着される。例えば、印字するラベルLの種類を変更する場合、ラベルプリンタ11に装着されているラベルカセットを交換することで、印字するラベルLの種類を変更することができる。ラベルカセットにはラベルカセットの種類を識別するための識別子が設けられており、その識別子に基づいて、制御部50(図2参照)はラベルプリンタ11に装着されているラベルカセットの種類を識別する。
ラベルコンベア12は、無端状のベルト18と、該ベルト18を支持する複数のローラ14,16とを有する。
具体的に、ローラ14,16は上下一対設けられている。上側のローラ14は、上流側商品コンベア3と下流側商品コンベア4との間隙Sに配設されている。下側のローラ16は、商品Pの搬送方向Aにおいて上側のローラ14よりも上流側に配設されている。
上側のローラ14にはラベル搬送モータ22が駆動連結されている。このラベル搬送モータ22により上側のローラ14が回転駆動されると、ベルト18が図中時計回り方向に回転する。
ベルト18において、下側のローラ16から上側のローラ14に向かって斜め上方に移動する長さ部分は、ラベルLを支持する支持面19となっている。また、ベルト18は、ローラ14,16の軸方向に間隔を空けて複数配設されている。さらに、商品Pの搬送方向Aにおいて、ベルト18の下流側近傍には送風機30が配設されている。送風機30は、隣接するベルト18の間隙を通して矢印Cの方向に空気を送風することにより、ベルト18の支持面19に吸引力を作用させる。これにより、ベルト18の支持面19にラベルLが確実に支持されるようになっている。
支持面19の下端部は、ラベルプリンタ11から出力されたラベルLを受けることができる位置に配設されている。これにより、ラベルプリンタ11から出力されたラベルLは、糊面とは反対側の面がベルト18の支持面19に支持される。ベルト18の支持面19に支持されたラベルLは、ベルト18の回転に従って、商品Pの搬送方向Aの下流側に向かって上方に傾斜した方向(矢印B方向)に搬送される。
一方、支持面19の上端部は、商品Pの下面に向かってラベルLを送り出すラベル送出部Dとなっている。このラベル送出部Dでは、ラベルLの搬送方向Bに沿って、すなわち、商品Pの搬送方向Aに対して上方に傾斜した方向に沿ってラベルLが送り出される。ラベル送出部Dから送り出されたラベルLは、商品Pの下面の所定位置に貼り付けられる。
ラベルLの搬送方向Bにおいて、ラベル送出部Dの下流側近傍には補助ローラ20が設けられている。補助ローラ20は、ベルト18の支持面19に接触あるいは、支持面19との間に僅かに間隔を空けて配設されており、ベルト18により搬送されるラベルLは、支持面19と補助ローラ20とによって挟持されるようになっている。ラベルLの先端がラベル送出部Dから飛び出して商品Pの下面に接触する際、ラベルL自身の曲げ剛性によりラベルLを押し戻そうとする反力が発生するが、ラベルLが補助ローラ20と支持面19とにより挟持されることで、この反力に抗してラベルLを斜め上方に押し上げる。
補助ローラ20は、図中反時計回り方向に回転駆動されるように、上記のラベル搬送モータ22又は別のモータ(図示せず)に駆動連結されている。これにより、支持面19と補助ローラ20との間を通過するラベルLがラベル送出部Dから円滑に送り出されるようになっている。
なお、より確実にラベルLを貼り付けるために、商品Pの搬送方向Aにおけるラベルコンベア12よりも下流側に、押さえ部材またはエアー吹き付け機構等の補助装置を設置するようにしてもよい。
図2を参照しながら、ラベル貼付装置1の制御システムについて説明する。
ラベル貼付装置1の各種動作は制御部50によって制御される。制御部50には、ラベル貼付装置1の動作に必要な種々の情報を記憶する記憶部52が設けられている。なお、制御部50は、例えば、ラベル貼付装置1に設けられた操作表示部60に取り付けられるが、制御部50の取付け位置は限定されるものでない。
記憶部52に記憶される情報としては、例えば、商品Pの種類および原材料等の情報を含む商品マスター、商品PのトレーTの種類等の情報を含むトレーマスター、ラベルLの大きさ及び表示内容等の情報を含むラベルマスター、並びに、ラベルプリンタ11に装着されているラベルカセットの種類の情報とラベルカセットに収納されているラベルの種類等の情報とを対応させるカセットマスターが含まれる。
本実施形態では、上記トレーマスターに、トレーTの底上げの有無の情報、及び、トレーTの底上げ高さの情報が登録されており、この情報に基づいて、ラベルコンベア12により搬送されるラベルLの搬送速度が制御される。ただし、トレーTの底上げの有無、及び/又は、トレーTの底上げ高さの情報は、トレーマスターでなく、商品マスター、ラベルマスター又はカセットマスターに登録されるようにしてもよい。
記憶部52に記憶される各種情報の変更、追加または削除は、操作表示部60での入力操作により行うことができる。この操作表示部60には操作画面が表示される。また、ラベル貼付装置1の運転時には、操作画面に代えて運転状況が操作表示部60に表示されるようにしてもよい。
制御部50には、操作表示部60からの信号と、商品コンベア2上の所定位置を商品Pが通過したことを検出する商品通過検出センサ62からの信号とが入力される。
また、制御部50は、記憶部52に記憶された情報、及び/又は、各種入力信号に基づいて、ラベルプリンタ11、送風機30、上流側商品搬送モータ40、下流側商品搬送モータ42、及びラベル搬送モータ22に制御信号を出力する。
ラベルプリンタ11によるラベルLの印字は、記憶部52に記憶されたラベルマスター等の情報に基づいて制御される。ラベルプリンタ11によるラベルLの発行に関しては、商品通過検出センサ62により商品Pの通過が検出されたタイミングに基づいて、ラベルLが発行されるように制御される。
なお、送風機30は、商品コンベア2の駆動中は常時オンになっている。
上流側商品搬送モータ40及び下流側商品搬送モータ42は、上流側商品コンベア3のベルト5の周速度と下流側商品コンベア4のベルト6の周速度とが略等しくなるように制御される。これにより、商品Pは、商品コンベア2の全長に亘って略一定の搬送速度Vaで搬送される。
ラベル搬送モータ22は、ラベルコンベア12により搬送されるラベルLの搬送速度Vbが好適な速度となるように制御される。
以下、図3〜図7を参照しながら、ラベルLの搬送速度Vbの制御について説明する。
図3には、底上げされたトレーTに商品Pの内容物が収容された状態で商品Pが商品コンベア2により搬送される場合において、ラベル送出部Dから商品Pに向かってラベルLが送り出される状態が示されている。
図3に示すように、本実施形態では、ラベル送出部Dが、商品コンベア2における商品Pの載置面と略同じ高さに配設されている。そのため、底上げされていないフラットなトレー(図示せず)の下面にラベルLを貼り付ける場合は、ラベル送出部Dの直上をトレー下面が通過するため、ラベル送出部Dから送り出されたラベル部分はすぐにトレー下面に貼り付けられる。この場合、一般的には、ラベルLの搬送速度Vbを商品Pの搬送速度Vaと同じ速度に制御することで、トレー下面にラベルLを良好に貼り付けることができる。なお、図4に示すように、ラベルLの搬送速度Vbが商品Pの搬送速度Vaに対して大きすぎると、ラベル送出部Dから送り出されたラベル部分に折れ曲がりが生じる。
一方、図3に示される底上げトレーTの下面は、ラベル送出部Dから上方に間隔を空けた位置を通過するため、ラベル送出部Dから送り出されるラベルLは、ラベル送出部Dから斜め上方に延びるように送り出されたラベル部分の先端でトレーTの下面に接触する。そのため、ラベルLの先端がトレーTの下面に押し当てられる力は、底上げされていないトレーに貼り付けられる場合に比べて弱くなる。また、底上げトレーTの下面にラベルLの先端部が押し当てられる力は、トレーTの底上げ高さHが高いほど小さくなる。したがって、底上げトレーLの下面にラベルLを貼り付ける場合、トレーが底上げされていない場合と同じ条件でラベル貼付装置1を動作させると、トレーTの下面にラベルLが貼り付き難くなることがある。
これらの観点から、本実施形態では、ラベルLの搬送速度Vbが、商品Pのトレーが底上げされていない場合には商品Pの搬送速度Vaと同じ速度に制御され、底上げトレーTである場合には商品Pの搬送速度Vaよりも大きい速度に制御される。
また、商品Pのトレーが底上げトレーTである場合、ラベルLの搬送速度Vbは、トレーTの底上げ高さHが高いほど大きくなるように制御される。具体的に、ラベルLの搬送速度Vbは、例えば、図5に示すように底上げ高さHが高いほど比例的に大きくなるように制御されてもよいし、図6に示すように底上げ高さHが高いほど段階的に大きくなるように制御されてもよい。
さらに、ラベルLの搬送速度Vbは、底上げ高さHが高いほど大きい値を商品Pの搬送速度Vaに加算した値、又は、底上げ高さHが高いほど大きい係数を商品Pの搬送速度Vaに乗じた値となるように制御されてもよい。この場合、図5の縦軸の値を、商品Pの搬送速度Vaに加算される値又は乗じられる係数に置き換えて、この縦軸の値を底上げ高さHが高いほど比例的に大きくなるように設定することで、ラベルLの搬送速度Vbを底上げ高さHが高いほど比例的に大きくなるように制御することができる。また、図6の縦軸の値を、商品Pの搬送速度Vaに加算される値又は乗じられる係数に置き換えて、この縦軸の値を底上げ高さHが高いほど段階的に大きくなるように設定することで、ラベルLの搬送速度Vbを底上げ高さHが高いほど段階的に大きくなるように制御することができる。
図8に示すように、記憶部52に記憶されたトレーマスターには、各トレーNo.ごとに、トレーTの長辺寸法、トレーTの短辺寸法およびトレーTの高さ寸法からなるトレーサイズと、トレーTに対するラベルの貼付位置と、トレーTの底上げの有無と、底上げ高さH等が登録されている。そのため、ラベル貼付装置1の運転開始時に制御部50によりトレーマスターが読み込まれたときに、ラベルLの搬送速度Vbは、トレーマスターに登録された情報と商品Pの搬送速度Vaに応じて自動的に設定される。
以上のようにラベルLの搬送速度Vbを制御することにより、次のような効果が得られる。
まず、底上げされていないトレーにラベルLを貼り付ける場合は、ラベルLの搬送速度Vbが商品Pの搬送速度Vaと同じ速度に制御されることで、図4に示すようなラベルの折れ曲がりの発生を防止することができる。
一方、底上げトレーTにラベルLを貼り付ける場合は、ラベルLの搬送速度Vbが商品Pの搬送速度Vaよりも大きくなるように制御されることで、ラベルLの慣性力が向上し、ラベル送出部Dから送り出されるラベルLの先端部をトレーTの下面に押し当てる力が高められる。さらに、ラベルLの搬送速度Vbが商品Pの搬送速度Vaよりも大きいために、ラベルLの先端部がトレーTの下面に接触してから、貼り付けが完了するまでの間、商品Pの移動距離よりもラベルLの移動距離の方が大きくなるので、図7に示すように、ラベルLの補助ローラ20と支持面19とで挟持されている部分とトレーTの下面に接触しているラベルLの先端部との間のラベル部分が弓状に撓るように弾性変形する。この弾性変形により生じるラベルLの復元力を利用して、底上げトレーTの下面にラベルLを確実に貼り付けることができる。また、ラベルLの搬送速度Vbは、トレーTの底上げ高さHが高いほど大きくなるように制御されるため、トレーTの底上げ高さHに関わらず、ラベルLの先端部をトレーTの下面に押し当てる力は良好に維持される。
よって、本実施形態によれば、トレーの底上げの有無に関わらず、また、底上げトレーTである場合はその底上げ高さHに関わらず、確実にラベルLを貼り付けることができる。
以上、上述の実施形態を挙げて本発明を説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではない。
例えば、上述の実施形態では、ラベルLの搬送速度Vbが、商品Pのトレーが底上げされていない場合には商品Pの搬送速度Vaと同じ速度に制御され、底上げトレーTである場合には商品Pの搬送速度Vaよりも大きい速度に制御される場合について説明したが、本発明は、トレーの底上げの有無に関わらず、ラベルの搬送速度を商品の搬送速度よりも大きい速度に制御する構成を含むものとする。このように、トレーが底上げされていない場合にも、ラベルの搬送速度を商品の搬送速度よりも大きくする構成は、特に、トレーの下面とラベルとの接着力が弱い場合、及び、底上げされていないトレーの下面がラベル送出部Dよりも上方に間隔を空けた位置を通るように構成された場合に有効である。
また、上述の実施形態では、ラベルLの糊面とは反対側の面をラベルコンベア12のベルト18で支持する構成について説明したが、本発明は、ラベルの糊面がラベルコンベアのベルトで支持されるタイプ、又は、ベルト以外の部材でラベルを支持するラベル搬送部を備えたタイプのラベル貼付装置にも適用できる。
さらに、上述の実施形態では、商品の下面に下側からラベルを貼り付ける下貼り式のラベル貼付装置について説明したが、本発明は、商品コンベアの上方に配設されたラベル搬送部からラベルを商品に向かって該商品の搬送方向に対して下方へ傾斜した方向へ送り出して商品の上面に貼り付ける上貼り式のラベル貼付装置にも適用できる。
[実験結果]
以下、上述の実施形態に係るラベル貼付装置を用いて本願発明者が行った実験結果について説明する。
実験では、ラベルの搬送速度Vbを商品の搬送速度Vaと同じ速度に制御した構成を第1制御例とし、ラベルの搬送速度Vbを商品の搬送速度Vaよりも大きい速度に制御した構成を第2制御例とした。具体的に、第1制御例では、商品の搬送速度Va及びラベルの搬送速度Vbを35m/minに設定し、第2制御例では、商品の搬送速度Vaを35m/min、ラベルの搬送速度Vbを45m/minに設定した。
第1制御例および第2制御例のいずれにおいても、トレーの底上げ高さが異なる多数の商品に対して、ラベル貼付装置によるラベルの貼り付けを行い、ラベルの貼り付き状態を確認した。
下記の表1に実験結果を示す。この実験結果では、ほぼ確実にラベルを貼り付けることができた場合の評価を「A」とし、まれにラベルの貼り付け不良(ラベルがトレーの下面に貼り付かない)又はラベルの折れ曲がりが生じた場合の評価を「B」とし、頻繁にラベルの貼り付け不良又はラベルの折れ曲がりが生じた場合の評価を「C」とした。
表1に示すように、第1制御例では、トレーの底上げ高さが0〜5mmのときは良好にラベルが貼り付けられたが、6〜10mmのときはラベルの貼り付け不良がまれに生じ、11〜15mmのときはラベルの貼り付け不良が頻繁に生じた。このような結果が生じた原因は、トレーの底上げ高さが高いときにトレーの下面にラベルの先端が押し当てられる力の大きさが不足したためであると考えられる。
一方、第2制御例では、トレーの底上げ高さが0〜5mmのときはラベルの折れ曲がりがまれに生じたが、6〜10mmのとき及び11〜15mmのときはラベルが良好に貼り付けられた。このような結果が生じた原因は、トレーの底上げが全く又はほとんどない場合には、ラベルが過剰に速く搬送されることによりラベルの折れ曲がりが生じ、トレーの底上げ高さがある程度高い場合には、ラベルの搬送速度が商品の搬送速度よりも大きい適度な速度であることによりラベルの先端が適度な大きさの力でトレーの下面に押し当てられるようになったためであると考えられる。
この実験により、上述の実施形態に係るラベル貼付装置では、トレーが底上げされていない場合にはラベルの搬送速度を商品の搬送速度と同じ速度に制御し、トレーが底上げされている場合にはラベルの搬送速度を商品の搬送速度よりも大きくなるように制御することで、トレーの底上げの有無に関わらず良好にラベルが貼り付けられることを確認できた。
1 :ラベル貼付装置
2 :商品コンベア
3 :上流側商品コンベア
4 :下流側商品コンベア
11:ラベルプリンタ
12:ラベルコンベア(ラベル搬送部)
18:ベルト
19:ベルトの支持面
20:補助ローラ
22:ラベル搬送モータ
30:送風機
40:上流側商品搬送モータ
42:下流側商品搬送モータ
50:制御部
52:記憶部
60:操作表示部
A :商品搬送方向
B :ラベル搬送方向
D :ラベル送出部
L :ラベル
P :商品
S :間隙
T :トレー

Claims (5)

  1. 商品コンベアにより搬送される商品の下面にラベルを下側から貼り付けるラベル貼付装置であって、
    前記ラベルを搬送して、該ラベルを前記商品に向かって該商品の搬送方向に対して上方へ傾斜した方向へ送り出すラベル搬送部と、
    前記ラベル搬送部により搬送されるラベルの搬送速度を前記商品コンベアにより搬送される商品の搬送速度よりも大きく、且つ、前記商品下面の底上げ高さが高いほど大きい速度に制御する制御部と、
    を備えたことを特徴とするラベル貼付装置。
  2. 内容物がトレーに収容された状態で商品コンベアにより搬送される商品に対して、該商品の下面にラベルを下側から貼り付けるラベル貼付装置であって、
    前記ラベルを搬送して、該ラベルを前記商品に向かって該商品の搬送方向に対して上方へ傾斜した方向へ送り出すラベル搬送部と、
    前記トレーの情報を記憶する記憶部と、
    前記トレーの情報に含まれる前記トレー下面の底上げ高さの情報に基づいて、前記トレーの下面が底上げされていない場合は、前記ラベル搬送部により搬送されるラベルの搬送速度を、前記商品コンベアにより搬送される商品の搬送速度と同じ速度に制御し、前記トレーの下面が底上げされている場合は、前記ラベルの搬送速度を前記商品の搬送速度よりも大きい速度に制御する制御部と、
    を備えたことを特徴とするラベル貼付装置。
  3. 商品コンベアにより搬送される商品の下面に下側からラベルを貼り付ける下貼り式のラベル貼付装置であって、
    前記ラベルの糊面が上側を向くように該ラベルの糊面とは反対側の面を支持するベルトを有し、該ベルトに支持されて搬送される前記ラベルを、前記商品に向かって該商品の搬送方向に対して上方へ傾斜した方向へ送り出すラベル搬送部と、
    前記ベルトにより搬送されるラベルの搬送速度を、前記商品コンベアにより搬送される商品の搬送速度よりも大きく、且つ、前記商品下面の底上げ高さが高いほど大きくなるように制御する制御部と、
    を備えたことを特徴とするラベル貼付装置。
  4. ラベル搬送部により搬送されるラベルを、商品コンベアにより搬送される商品に向かって該商品の搬送方向に対して上方へ傾斜した方向へ送り出して、該商品の下面に下側から貼り付けるためのラベル貼付方法であって、
    前記ラベル搬送部によるラベルの搬送速度を、前記商品コンベアにより搬送される商品の搬送速度よりも大きく、且つ、前記商品下面の底上げ高さが高いほど大きくすることを特徴とするラベル貼付方法。
  5. ラベル搬送部により搬送されるラベルを、内容物がトレーに収容された状態で商品コンベアにより搬送される商品に向かって該商品の搬送方向に対して上方へ傾斜した方向へ送り出して、該商品の下面に貼り付けるラベル貼付方法であって、
    前記トレーの情報を記憶しておき、該トレーの情報に含まれる前記トレー下面の底上げ高さの情報に基づいて、前記トレーの下面が底上げされていない場合は、前記ラベル搬送部により搬送されるラベルの搬送速度を、前記商品コンベアにより搬送される商品の搬送速度と同じ速度に制御し、前記トレーの下面が底上げされている場合は、前記ラベルの搬送速度を前記商品の搬送速度よりも大きい速度に制御することを特徴とするラベル貼付方法。
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