JP3945348B2 - ラベル貼付装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はラベル貼付装置に係り、特にベルトコンベア等の搬送装置によって搬送される商品の下面に、所定の情報が印字されたラベルを貼付する下貼りタイプのラベル貼付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
スーパーマーケットなどで扱う生鮮食料品や惣菜、弁当等の調理加工食品には、その商品名、値段、単価、加工日、賞味期限日、バーコード等の情報が記載されたラベルが貼付されている。そして、このラベルはスーパーマーケットのバックヤードや食品加工センター等で、ラベル自動貼付装置を用いて貼付されている。
そのラベル自動貼付装置には、商品の上面にラベルを貼付する所謂上貼り仕様と、商品の下面にラベルを貼付する所謂下貼り仕様とがある。
【0003】
商品の上面に貼付されるラベルは、一番顧客の目に付きやすい処に貼付されるラベルで、そのラベルには商品名、値段、単価、加工日、賞味期限日等、顧客(消費者)が商品を選ぶ際に比較検討するに必要な項目が印字されている。
又、商品の下面に貼付されるラベルには、例えばバーコード、添加物名、原産地表示等の項目が印字されている。
【0004】
又、バーコードを商品の下面に貼付されるラベルに印字するのは、特に汁物の商品などの場合には、チェックアウト時にスキャンさせる為に商品を傾ける必要がない為、商品の汁等がこぼれ出るのを防止できるという利点がある。
更に、法律で印字が義務付けられている添加物名や原産地表示等は、その印字事項が多くなる場合があり、商品の上面に貼付されるラベルには印字しきれない場合等に用いられる。
【0005】
そして、下貼り仕様の場合には、商品搬送手段より下部に配置した印字部でラベルを印字発行し、そのラベルを商品搬送手段のラベル貼付位置まで移送し、商品の下面にラベルを貼付するように構成されている。このような下貼り仕様のラベル貼付装置は特開2001−10616号として提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、下貼り仕様の場合、図12(a)に示すように、特にラベル長さ(ラベルが移送される方向に沿った長さ)が長いラベルb”の場合は、ラベル貼付位置に向けて移送されたラベルb”の粘着面の先端部が、商品搬送手段15でラベル貼付位置に搬送された商品a”の下面に接触し、貼付される。このラベルの粘着面先端部の貼付により、ラベルの粘着面の後端部はラベル移送手段16から離反する方向に反り、ラベルの粘着面後端部が商品搬送手段(開口部上流側のベルトコンベア)15に接触付着して、ラベルが商品の下面に正常に貼付されない、場合によっては図12(b)に示すように商品搬送手段15の回転で該商品搬送手段15に付着するラベルが引き込まれるといった、ラベル貼付不良が発生する問題があった。
【0007】
そして、上記した問題は外巻きラベルで、且つ、ラベル移送方向に沿った長さが長いラベルの場合に特に顕著に現れる。即ち、ラベルが台紙の外側に貼付されている外巻きラベルにおいては、ラベルがロール状に巻回された状態のラベルロールから剥がして繰り出される為、必然的にラベルが反る傾向にある。
【0008】
上記問題に対し、例えば特開平9−142429号で開示されているような回転ローラを商品搬送手段とラベル移送手段との間に配置し、前記ラベルの反りを吸収する方法が採用されているが、ラベルの粘着面と前記回転ローラの接触面積が多くなる為、回転ローラにラベルの粘着物のカス等が付着し、その結果、ラベル貼付不良を生じる場合がある。
又、ラベルが移送され、ラベル貼付位置にあたる商品搬送手段の開口部が広い場合、小さい商品は該開口部を通過する際に開口部に落ち、結果、ラベル貼付不良を起こすといった問題を有する。
【0009】
本発明は上記した従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、ラベルに反りがあっても、ラベルを商品の下面に正確に貼付することができるラベル貼付装置を提供することにある。
又、他の目的は小さい商品でも開口部に落下させること無く確実にラベル貼付ができるラベル貼付装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する為に本発明が講じた技術的手段は、複数本のベルトコンベアを組み合わせて搬送方向途中に開口部を形成した商品搬送手段の下部に設けたラベル供給部から供給されるラベルを、前記商品搬送手段に開設した開口部を通して搬送されてくる商品の下面に貼付するラベル貼付装置であって、前記ラベル供給部から供給されるラベルを、商品搬送手段の開口部であるラベル貼付位置へ移送するラベル移送手段と、前記開口部近傍で、且つ前記ラベル移送手段より上方のラベル幅面内位置に吊下げ配置され、前記ラベル移送手段で移送されるラベルの粘着面が商品搬送手段に付着するのを規制するラベル付着規制手段を設け、
前記ラベル移送手段は、無端回動するベルトコンベア表面に前記ラベル供給部から発行されたラベルを、粘着面を上側に向けて吸着保持して移送し、
前記ラベル付着規制手段は、上部を前記商品搬送手段の搬送方向と直交し、且つ搬送面と平行する軸で回動可能に支持され、更に吊り下げ時の鉛直方向の最下部が、前記ラベル移送手段の上面と間隔を形成する位置に配置し、且つ、前記最下部の前記商品搬送手段の搬送方向に沿った寸法が前記鉛直方向の寸法に比して短く、前記開口部方向へ揺動自在に構成したことを特徴とする(請求項1)。
上記のラベル供給部は、ラベルに所定の情報を印字して発行するラベルプリンタ、或いは予め所定の情報が印字されたラベルを発行するラベル発行器の何れでもよい。
上記構成により、ラベル粘着面の先端部が商品の下面に貼付されてラベルの後端部が商品搬送手段側に反り返ろうとしても、ラベル後端部はラベル付着規制手段で反りが防止され、ラベル後端部が商品搬送手段のベルト(開口部上流側の)に付着するのを防止できる。
【0011】
そして、吊下げ配置するラベル付着規制手段はその最下部が、前記開口部の上流側縁を形成するベルトコンベアの下面(復路面)先端と、ラベル移送手段の最上部とを結ぶ線より下側に位置するようにする(請求項2)。それにより、前記したラベル後端部が商品搬送手段のベルトに付着するのを防止する作用を確実に実行できる。
【0012】
更に、そのラベル付着規制手段は、商品の搬送方向(ラベルの移送方向)に沿って揺動可能に支持し、ラベル粘着面と接触することで、ラベルの移動方向へ付着しながら回動するようにしてもよい(請求項3)。これにより、ラベル移送手段の表面に吸引力で保持しながら移送されるラベルを、ラベル貼付位置近傍までラベル移送手段の表面側に押し付けながら移送することができる。
【0013】
また、ラベル付着規制手段は前記したように材質、形状は問わないが、例えば薄板状片で、商品の搬送方向と直交する方向に沿って複数枚設けた構成とするとより好適である(請求項4)。この場合は、移送されるラベルの幅範囲内に複数のラベル付着規制手段が位置し、より確実にラベル粘着面が商品搬送手段に付着するのを防止できる。
【0014】
更に、前記開口部には、商品の搬送方向と直交する方向に沿って少なくとも1本の回転部材を設ける(請求項5)。即ち、前記ラベル付着規制手段とラベル移送手段の上端部との間に架設配置する。この構成により、商品が開口部を通過する際、該開口部に落ちるのを防止でき、ラベル貼付不良の発生を防止できる。
尚、本発明に係るラベル貼付装置は、計量付きラベル貼付装置にも使用し得るものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。尚、本実施の形態はラベル供給部をラベルプリンタで構成した場合について説明する。
図1は、ラベル貼付装置Aの概略を示し、商品(図示の商品は、トレーに内容物を収容し、そのトレーの外側をストレッチフィルムで包装したもの)aを搬送する商品搬送手段1と、その商品搬送手段1の下部に配置したラベル供給部のラベルプリンタ2と、そのラベルプリンタ2から印字発行されるラベルbを、前記商品搬送手段1に開設した開口部(ラベル貼付位置)3に移送するラベル移送手段4、及び前記開口部近傍に吊下げ配置したラベル付着規制手段5とで構成されている。
【0016】
商品搬送手段1は、商品aをラベル貼付位置へ搬送し、且つラベル貼付後の商品a’をラベル貼付位置から搬出するもので、ベルトコンベアを複数本(図面は4本)組み合わせて構成してある。即ち、中央第1コンベア1aと、その中央第1コンベア1aを挟んで左右両側に平行に配置した左側コンベア1b,右側コンベア1cと、左・右側コンベア1b,1c間に位置し、且つ前記中央第1コンベア1aの先端と所定の間隔を空けて配置した中央第2コンベア1dからなり、中央第1コンベア1aと左・右側コンベア1b,1cの始端側は従動ローラ6に巻回され、左・右側コンベア1b,1cの終端側及び中央第2コンベア1dの終端側は駆動ローラ7に巻回されている。又、中央第1コンベア1aの終端側は駆動ローラ7’に巻回され、中央第2コンベア1dの始端側は従動ローラ6’に巻回されている。そして、中央第1コンベア1aと左・右側コンベア1b,1cと中央第2コンベア1dは同速度で回転するように駆動ローラ7,7’は同調されている。
【0017】
又、上記商品搬送手段1を構成する中央第1コンベア1aと中央第2コンベア1d及び左・右側コンベア1b,1cで開口部3が区画形成され、この開口部3が前記商品搬送手段1の下部に配置されるラベルプリンタ2から印字発行されるラベルbを、商品aの下面に貼付するラベル貼付位置となる。
【0018】
前記商品搬送手段1の下部に配置するラベルプリンタ2は、ロール状に巻いた台紙8aの外側に剥離可能に貼付された矩形状のラベル用紙8bに、商品名、値段、加工日、賞味期限日、バーコード、添加物名、原産地等の情報を印字して発行するもので、ラベル用紙8bが台紙8aに貼付されたラベルロール8と、ラベルロール8から引き出した台紙8a上のラベル用紙8bに印字するラベル印字部9と、台紙巻取り軸10を備えた今日周知のものである。そして、ラベル印字部9は、サーマルヘッド9aとプラテンローラ9bと印字したラベル用紙8bを台紙8aから分離するディスペンサ9cを有し、前記プラテンローラ9bはモータ11で駆動回転され、台紙巻取り軸10はモータ12で駆動回転されるように構成されている。
【0019】
又、ラベルロール8における台紙8aに貼付されるラベル用紙8bは、台紙8aがロール状に巻かれている為、各ラベル用紙8bは弓形に屈曲されている。そして、そのラベル用紙8bへの印字は前記した商品搬送手段1の始端側に配設した商品感知センサ13が商品aを感知することで印字が開始される。尚、印字内容は、コントローラで予め設定してある商品ファイルの中から搬送する商品を選択することで決定される。
商品感知センサ13は、投光器13aと受光器13bからなり、その投光器13aと受光器13bは前記した商品搬送手段1の搬送路を挟んで対向配置され、投光器13aの光が商品aで遮られ、受光器13bが投光器13aの光を受光しなければ商品aの存在が感知される。
【0020】
前記ラベルプリンタ2のラベル印字部9より印字発行されるラベル(ラベル用紙8b)bを商品搬送手段1に開設した開口部3のラベル貼付位置に移送するラベル移送手段4は、ラベルbを無端回動するベルト表面に吸着保持して移送するもので、ベルトを2本平行に架設したベルトコンベア4aと、そのベルトコンベア4aのベルト内側に配設した孔開き板4bと、その孔開き板4bの孔部に吸引力を発生させるファン4cとで構成されている。
そして、ラベルbを移送するベルトコンベア4aはラベルプリンタ2のラベル印字部9から発行されるラベルbを開口部3のラベル貼付位置まで移送するため、傾斜して配置されている。尚、ラベル移送手段4で移送されるラベルbは、印字面がベルト面に吸着され、粘着面b’を上側に向けて移送される。
【0021】
又、前記開口部3の近傍位置、即ち、商品搬送手段1を構成する中央第1コンベア1aの終端側に近接してラベル付着規制手段5が吊り下げ配置されている。ラベル付着規制手段5は、前記ラベル移送手段4で移送されるラベルbの粘着面b’が商品搬送手段1の中央第1コンベア1aに接触するのを防止するもので、金属薄板状片5aとその金属薄板状片5aを前後揺動可能に吊下げ支持する支持軸5bとカラー5cとで構成されている。
【0022】
金属薄板状片5aはステンレス薄板を用いて略長方形状に形成され、その長手方向の一側部が支持軸5bに挿通され、且つその挿通部の両側にはカラー5cが嵌合されて前後揺動可能に取付けられている。そして、支持軸5bは商品搬送手段1の搬送方向と直交する方向に沿って横架支持され、金属薄板状片5aは商品aの搬送方向(ラベルbの移送方向)に揺動自在となる。又、前記金属薄板状片5aの最下部は前記した商品搬送手段1における中央第1コンベア1aの先端(終端側)下面と前記ラベル移送手段4の移送方向先端部とを結ぶ線Lより下側に位置するように配置されている。それにより、ラベル移送手段4でラベル貼付位置へ移送されるラベルbが、その移送途中において粘着面b’が中央第1コンベア1aに接触するのが規制される。
又、ラベル付着規制手段5を構成する金属薄板状片5aは、1個でもよいが、商品搬送手段1の搬送方向と直交する方向に沿って複数(図面は2個)設けてもよい。
【0023】
更に、前記開口部3には前記ラベル付着規制手段5とラベル移送手段4の移送方向先端部との間に位置させて回転部材14が、商品の搬送方向と直交する方向に沿って少なくとも1本架設されている。この回転部材14は、開口部3に商品が落下するのを防止すると共に、前記したラベル付着規制手段5の金属薄板状片5aが商品の搬送方向に回動する場合の回動量を規制するものである。
この回転部材14は、単純な棒杆でも良いが、図示するように棒杆の外周にソロバン玉様の拡大部を突出形成した形状としてもよい
【0024】
次に、ラベルbの貼付動作を図6乃至図11に基づいて説明する。
(1)コントローラー(図示省略)で予め設定してある商品ファイルの中から所望の商品aを選択し、商品搬送手段1に該商品が供給され、商品搬送手段1の始端側側部に配置した商品感知センサ14で商品aが感知されると、ラベルプリンタ2のラベル印字部9で、ラベルロール8のラベル用紙8bに所要事項の印字が開始される(図6参照)。
(2)ラベル用紙8bに所要事項の印字が完了すると、印字済みラベル用紙はディスペンサ9cで台紙8aから剥がされ、ラベルプリンタ2から発行される。そして印字発行されたラベルbは、印字面をラベル移送手段4のベルトコンベア4a側に吸着されて開口部3へ移送される。尚、ラベル移送手段4がスタートするタイミングは、予めコントローラーに設定してある商品感知センサ14から開口部3までの距離L(図2参照)より決定される。又、各商品ファイルでも前記ラベル移送手段4のスタートタイミングを微調整することが可能である。それにより、各商品に対して正確な位置にラベルbを貼付し得るように移送される。
(3)ラベル移送手段4に吸着保持されて移送されたラベルbの先端部は、商品搬送手段1で開口部3のラベル貼付位置に搬送された商品aの下面に貼付される。この時、ラベルbはロール状に巻かれていることで弓形に癖がついており(図1参照)、そのラベルbの先端部が商品aの下面に貼着されることで、反対側の後端部は上方に反り返り、ラベル付着規制手段5の金属薄板状片5aと接触する(図8参照)。
(4)ラベル付着規制手段5の金属薄板状片5aに接触したラベルbは、ラベル移送手段4によって開口部3側へ順次移送される。しかし、前記金属薄板状片5aは支持軸5bに前後揺動可能に吊り下げ支持されている為、ラベルが更に移送されると前記金属薄板状片5aはラベルbに接着されてラベルbの移送方向へ回動される。そして、金属薄板状片5aの回動はラベルbをラベル移送手段4のベルトコンベア側に押し付けるかたちとなる(図9、図10参照)。
(5)ラベルbの移送が後端部に近づくに従い、ラベルbの後端部は金属薄板状片5aから離れ、ラベルbは商品aの下面所定位置に正確に貼付される(図11参照)。
【0025】
上記した実施の形態において、商品搬送手段の始端側側部に配置した商品感知センサは透過型のセンサであるが、この商品感知センサの種類はこれに限定されず、他の種類のセンサでもよい。要は、商品の存在を感知検出できるものであればよい。又、前記商品感知センサの設置位置は、図示した商品搬送手段の側部に限定されず、該商品搬送手段の上流側に接続配置する搬送手段の側部に配置してもよい。
【0026】
【発明の効果】
本発明のラベル貼付装置は請求項1、2記載の構成により、ラベル移送手段で開口部(ラベル貼付位置)に移送されるラベルの反りを規制でき、それによりラベルの粘着面の後端部が商品搬送手段の搬送ベルトに接触付着するのを確実に防止できる。因って、ラベルの貼付不良の発生を防止することができる。
又、請求項3記載の構成により、ラベル付着規制手段は移送されるラベルの粘着面と接触付着して回動される。それにより、ラベルは移送の最後までラベル移送手段のベルト側に押し付けられながら移送され、正確なラベル貼付が行なわれる。
更に、請求項4記載の構成により、ラベルの幅方向を複数のラベル付着規制手段で規制できる。因って、ラベルの貼付不良を確実に防止できる。
又、請求項5記載の構成により、商品が開口部を通過する際、該開口部に落ちるのを防止でき、ラベル貼付不良の発生を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るラベル貼付装置の実施の一例を示す概略図である。
【図2】同装置の平面図である。
【図3】要部の拡大平面図である。
【図4】同縦断側面図である。
【図5】ラベル付着規制手段を示す斜視図である。
【図6】ラベル貼付動作の工程を示し、ラベル印字部から印字発行されたラベルがラベル移送手段に乗り移る状態を示す断面図である。
【図7】ラベルがラベル移送手段に移乗して移送されている状態を示す断面図である。
【図8】ラベルの先端部が商品の下面に接着され、ラベルの後端部が反り返ってラベル付着規制手段に接触する状態を示す断面図である。
【図9】ラベル付着規制手段がラベルの移送に伴って回動され、ラベルをラベル移送手段側に押し付けている状態を示す断面図である。
【図10】ラベル移送の進行に伴いラベル付着規制手段が更に回動した状態を示す断面図である。
【図11】ラベルが商品の下面に貼付完了する状態を示す断面図である。
【図12】従来のラベル貼付装置におけるラベル貼付の動作を示し、(a)はラベル先端部が商品の下面に接着された時、ラベルの後端部が跳ね返って商品搬送手段の搬送ベルトに接触する状態を示す断面図、(b)は同ラベルが商品搬送手段の回転で引込まれ、貼付不良となった状態を示す断面図である。
【符号の説明】
A…ラベル貼付装置 a…商品
b…ラベル 1…商品搬送手段
2…ラベル供給部(ラベルプリンタ) 3…開口部(ラベル貼付位置)
4…ラベル移送手段 5…ラベル付着規制手段
8…ラベルロール 9…ラベル印字部
Claims (5)
- 複数本のベルトコンベアを組み合わせて搬送方向途中に開口部を形成した商品搬送手段の下部に設けたラベル供給部から供給されるラベルを、前記商品搬送手段に開設した開口部を通して搬送されてくる商品の下面に貼付するラベル貼付装置であって、
前記ラベル供給部から供給されるラベルを、商品搬送手段の開口部であるラベル貼付位置へ移送するラベル移送手段と、
前記開口部近傍で、且つ前記ラベル移送手段より上方のラベル幅面内位置に吊下げ配置され、前記ラベル移送手段で移送されるラベルの粘着面が商品搬送手段に付着するのを規制するラベル付着規制手段を設け、
前記ラベル移送手段は、無端回動するベルトコンベア表面に前記ラベル供給部から発行されたラベルを、粘着面を上側に向けて吸着保持して移送し、
前記ラベル付着規制手段は、上部を前記商品搬送手段の搬送方向と直交し、且つ搬送面と平行する軸で回動可能に支持され、更に吊り下げ時の鉛直方向の最下部が、前記ラベル移送手段の上面と間隔を形成する位置に配置し、且つ、前記最下部の前記商品搬送手段の搬送方向に沿った寸法が前記鉛直方向の寸法に比して短く、前記開口部方向へ揺動自在に構成されていることを特徴とするラベル貼付装置。 - 前記ラベル付着規制手段はその最下部が、前記開口部の上流側縁を形成するベルトコンベヤの先端下面と、開口部に臨むラベル移送手段の移送方向先端部とを結ぶ線より下側に位置することを特徴とする請求項1記載のラベル貼付装置。
- 前記ラベル付着規制手段は、移送されるラベルの粘着面と接触して該ラベルの移送方向へ回動することを特徴とする請求項1又は2記載のラベル貼付装置。
- 前記ラベル付着規制手段は薄板状片で、商品の搬送方向と交差する方向に沿って複数枚設けたことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項記載のラベル貼付装置。
- 前記開口部に、商品の搬送方向と直交する方向に沿って少なくとも1本の回転部材を設けたことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項記載のラベル貼付装置。
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