JP2001080619A - 下貼式ラベル貼付装置 - Google Patents

下貼式ラベル貼付装置

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JP2001080619A
JP2001080619A JP26000899A JP26000899A JP2001080619A JP 2001080619 A JP2001080619 A JP 2001080619A JP 26000899 A JP26000899 A JP 26000899A JP 26000899 A JP26000899 A JP 26000899A JP 2001080619 A JP2001080619 A JP 2001080619A
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Japan
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label
conveyor
product
nozzle
sticking
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JP26000899A
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Yoshiaki Inaba
吉昭 稲葉
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Ishida Co Ltd
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Ishida Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 確実にラベルを貼付することのできる下貼式
ラベル貼付装置を提供する。 【解決手段】 ラベルの貼付面を上方に向けた状態でラ
ベルを発行するラベル発行機30と、発行されたラベル
を傾斜面10に沿って前記切間に向って斜め上方に移送
して前記切間に飛び出させるラベルコンベヤ1と、前記
ラベルコンベヤ1の前記傾斜面10の近傍に設けられ、
前記ラベルコンベヤ1上のラベルがラベルコンベヤ1の
前記傾斜面10に沿うようにラベルに空気圧を付与する
ノズル22とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、搬送中の商品にラ
ベルを下方から貼付する下貼式ラベル貼付装置に関し、
商品へのラベリング技術の分野に属する。
【0002】
【従来の技術】かかる下貼式ラベル貼付装置の一例を図
9に示す。図9(a)において、商品Mは上流側の商品
用コンベヤ(第1コンベヤ)101と下流側の商品用コ
ンベヤ(第2コンベヤ)105によって搬送される。前
記両コンベヤ101,105の間にはラベルコンベヤ1
04が設けてある。前記ラベルコンベヤ104は、ラベ
ル発行機110から発行されたラベルLを傾斜部104
aから水平部104bに搬送する。前記ラベルLは前記
水平部104bに商品Mに同期して搬送されることで、
商品Mの下面に貼付される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図9(b)に
示すように、商品Mの底面に窪みを有する場合には、そ
の底面とラベルLとの間に隙間が生じるため、商品Mの
底面とラベルLの粘着面とが接触せず、ラベルLを商品
Mに貼付することができないという不具合が生じ得る。
こうした不具合は、商品Mの底面に凹凸を有する場合の
他、商品Mの底面が柔らかな場合にも生じ得る。
【0004】ところで、ラベル発行機110からラベル
Lが発行される際に、ラベルLの後端が他のラベルの前
端やラベルLの剥離棒などに貼着する場合がある。かか
る場合、ラベルLがラベルコンベヤ104の傾斜部10
4aにスムースに乗り移らず、そのため、ラベルLの発
行が遅れてラベルLの貼り付けタイミングにズレが生じ
たり、あるいは、ラベルLが装置の各部位に貼り付く場
合がある。このような場合、やはり、ラベルを確実に貼
付できないという問題が生じる。
【0005】また、ラベルが傾斜部104aおよび水平
部104bに沿うように、図示しないブロアによりエア
ーを下方から吸引するので、ラベル発行機110から発
行されたラベルLがラベルコンベヤ104の傾斜部10
4aに乗り移らずに装置の各部位に貼り付く場合があ
る。このような場合、システムを停止させてメンテナン
スを行う必要がある。
【0006】したがって、本発明の主な目的は、前述の
ような不具合を解消し、確実にラベルを貼付することの
できる下貼式ラベル貼付装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本出願の各請求項の発明は、商品を搬送する商品用
コンベヤの搬送面により支持された商品の下面に、前記
商品用コンベヤの前記搬送面の切間からラベルを貼付す
る下貼式ラベル貼付装置であって、前記ラベルの貼付面
を上方に向けた状態でラベルを発行するラベル発行機を
備えていることを前提とする。
【0008】かかる前提において、本第1発明は、発行
されたラベルを傾斜面に沿って前記切間に向って斜め上
方に移送して前記切間に飛び出させるラベルコンベヤ
と、前記ラベルコンベヤの前記傾斜面の近傍に設けら
れ、前記ラベルコンベヤ上のラベルがラベルコンベヤの
前記傾斜面に沿うようにラベルに空気圧を付与するノズ
ルとを備えていることを特徴とする。
【0009】本第1発明では、ラベルがラベルコンベヤ
の傾斜面の上端から飛び出そうとすると、商品の下面に
ラベルの略水平な貼付面が接触してラベルが商品の下面
に貼付される。この際、ノズルからの空気圧でラベルの
後部がラベルコンベヤの傾斜面に沿うので、ラベルの水
平な部分に上方に反る反力が発生する。この反力により
ラベルの略水平な貼付面が商品の底面に押し付けられ
る。
【0010】また、前述のような前提において、本第2
発明は、発行されたラベルを傾斜面に沿って前記切間に
向って斜め上方に移送して前記切間に飛び出させるラベ
ルコンベヤと、ラベルが前記ラベルコンベヤの前記傾斜
面から飛び出して前記商品の下面に貼付される際に、屈
曲した状態の前記ラベルの下方からエアーを吹き付けて
当該ラベルの貼付面を商品の下面に押し付けるノズルと
を備えていることを特徴とする。
【0011】本第2発明では、ラベルがラベルコンベヤ
の傾斜面の上端から飛び出そうとすると、商品の下面に
ラベルの貼付面が接触してラベルが商品の下面に貼付さ
れる。この際、屈曲した状態のラベルの下方からエアー
が吹き付けられるので、ラベルが商品の下面に押し付け
られる。
【0012】また、前述のような前提において、本第3
発明は、発行されたラベルを傾斜面に沿って前記切間に
向って斜め上方に移送して前記切間に飛び出させるラベ
ルコンベヤと、前記ラベルコンベヤの受け取り側の端部
の近傍に設けられ、前記ラベル発行機からラベルが発行
される際にラベルが前記ラベルコンベヤの傾斜面に沿う
ようにラベルに空気圧を付与するノズルとを備えてい
る。
【0013】本第3発明では、ラベルがラベル発行機か
ら発行されてラベルコンベヤに乗り移ろうとすると、ラ
ベル発行口とラベルコンベヤとの間に跨がった状態のラ
ベルに空気圧が付与されて、ラベルの後端がラベル発行
部から離れる。たとえば、ラベルの後端がラベル発行機
の剥離棒からスムースに剥がれると共に、前記状態のラ
ベルがラベルコンベヤの傾斜面に沿う。本明細書におい
て、「ラベルが発行される際」とは、ラベルへの印字が
開始されてラベルの先端がラベル発行部から送出され始
めてから、ラベルの後端が前記ラベル発行部から離れる
までの間をいう。また、「発行」とは、印字したラベル
がラベル発行部から送り出されることをいう。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施形態を図
面にしたがって説明する。図1に示すように、第1コン
ベヤ(商品用コンベヤ)101の上方には、商品Mを検
出する第1および第2検出器51,52が設けてある。
第1検出器51は印字のタイミングをとるためのもの
で、商品Mを検出すると第1検出信号を図示しない制御
器に出力する。当該制御器は前記第1検出信号が入力さ
れると、ラベル発行機30にラベルを印字させる。第2
検出器52はラベル発行のタイミングをとるためのもの
で、商品Mを検出すると第2検出信号を前記制御器に出
力する。前記制御器は第2検出信号が入力されると、前
記印字されたラベルを所定時間経過後にラベル発行機3
0から送出させて発行させる。
【0015】前記ラベル発行機30は、巻出ローラ31
と巻取ローラ32とを有する。巻出ローラ31には、た
とえば台紙の上に多数のラベルを有する印字用紙RL
装着されている。印字用紙RL が巻出ローラ31から巻
き出されると、図2のプラテンローラ33において印字
ヘッド34により、ラベルL上に所定の印字がなされ
る。その後、印字用紙RL が剥離棒35により折り返さ
れて台紙RからラベルLが剥離されてラベルLが発行さ
れると共に、台紙Rが巻取ローラ32(図1)に巻き取
られる。この際、ラベルLの貼付面(接着剤の付着した
面)を上方に向けた状態で、ラベルLは発行される。
【0016】図2に示すように、第1コンベヤ101と
第2コンベヤ105との間には、つまり、両コンベヤの
搬送面の切間Sの下方には、ラベルコンベヤ1が配設さ
れている。前記ラベルコンベヤ1はラベル発行機30か
ら発行されたラベルLを受け取り、該ラベルLをラベル
コンベヤ1の傾斜面10に沿って前記切間Sに向って斜
め上方に移送し、前記切間Sに飛び出させるものであ
る。前記ラベルコンベヤ1のコンベヤベルト11は、た
とえば多数本のロープで形成されていたり、あるいは、
多数の孔を有する網状物で形成されており、ブロア2に
よる吸引力が傾斜面10上のラベルLに働くようになっ
ている。前記ラベルコンベヤ1の下側はブロア2による
吸引力が働くように、吸引室3に臨んでいる。なお、ブ
ロア2は両コンベヤ101,105の駆動中に常時エア
ーを吸引している。
【0017】本装置には、以下に説明する第1,第2お
よび第3ノズル21,22,23が設けられている。各
ノズル21〜23は、たとえばステンレス製のパイプ2
0に複数個の円形の孔を穿設して形成されており、図示
しないバルブを介してコンプレッサに連通している。な
お、前記ノズル21〜23を構成する孔としては、他の
形状の孔を複数個穿設してもよいし、あるいは、細長い
スリット(溝)をパイプ20に形成してもよい。
【0018】前記第1ノズル21は、前記剥離棒(ラベ
ル発行部)35の前方の上方、つまり、ラベルコンベヤ
1の受取側の端部13の近傍に設けられている。この第
1ノズル21は、発行中や発行直後(発行される際)の
ラベルLがラベルコンベヤ1の傾斜面10に沿うように
ラベルLの上方からラベルLにエアーを吹き付ける。す
なわち、第1ノズル21はラベルLの印字中にラベルL
にエアーを吹き付けると共に、図3のように、ラベルL
がラベル発行部から離れた(発行された)直後にもラベ
ルLにエアーを吹き付ける。このエアーの吹付力によ
り、図2のラベルLが剥離棒35の部分において、台紙
Rから容易かつスムースに剥がれると共に、ラベルLが
装置の内部において機器に貼り付くことなくスムースに
ラベルコンベヤ1に乗り移る。
【0019】図4に示すように、前記第2ノズル22は
ラベルコンベヤ1の上部の傾斜面10の近傍に設けら
れ、たとえば、傾斜面10の第1コンベヤ101側に設
けられている。この第2ノズル22は、ラベルコンベヤ
1の傾斜面10の斜め上方から、傾斜面10に略直交す
る方向にエアーを吹き付ける。これにより、ラベルコン
ベヤ1から飛び出そうとしているラベルLの後部にエア
ーが吹き付けられて、ラベルLの後部が傾斜面10に密
着したようになることで、ラベルLが「ヘ」の字状に屈
曲する。このように、ラベルLが屈曲するのに伴い、ラ
ベルLの曲げ剛性により、ラベルLの前部が起き上がろ
うとして商品Mの下面に貼り付く。すなわち、第2ノズ
ル22は商品MにラベルLを貼り付ける際に、ブロア2
によるラベルコンベヤ1のグリップ力を補う。なお、エ
アーの吹付力により、ラベルLの後部がラベルコンベヤ
1の上部においてラベルコンベヤ1の傾斜面10に密着
し、上方に起き上がるのを防止できるから、ラベルLが
不用意に第1コンベヤ101等の機器に貼り付くのを防
止できる。
【0020】前記第3ノズル23は、ラベルコンベヤ1
の傾斜面10の上端部14の後方に設けられている。こ
の第3ノズル23はラベルLがラベルコンベヤ1の傾斜
面10から飛び出して商品Mの下面に貼付される際に、
屈曲した状態の前記ラベルLの下方から、当該ラベルに
エアーを吹き付ける。これにより、ラベルLの貼付面が
商品Mの下面に押し付けられて、接着のための押付力が
増大する。なお、前記第2および第3ノズル22,23
は互いに同期してエアーを吹き付ける。
【0021】つぎに、本貼付装置の動作を図5のタイム
チャートを用いて説明する。まず、図1の第1コンベヤ
101上に商品Mが流れてくると、図5のタイミングT
1において第1検出器51が商品Mを検出する。この検
出により、図1のラベル発行機30は印字ヘッド34を
作動させてラベルLに印字を開始する。同時に、第1ノ
ズル21からはエアーがラベルLの貼付面側に吹き付け
られる。その後、ラベル発行機30は、図2のように、
印字済のラベルLの後端部をプラテンローラ33と印字
ヘッド34との間に挟み付けた状態で保持する。
【0022】図5の前記タイミングT1の後のタイミン
グT2において、第2検出器52(図1)が商品Mを検
出すると、制御器は一定時間Taの間、当該検出信号を
ホールドしてタイミングT3になると、ラベル発行機3
0にラベルLを発行させる。すなわち、タイミングT3
からタイミングT4においては、図2のラベル発行機3
0がラベルLを発行する(送り出す)と共に、第1ノズ
ル21からエアーを当該発行中のラベルの貼付面に吹き
付ける。
【0023】前記ラベルLの発行後、図3に示すように
ラベルLはラベルコンベヤ1に乗り移り、更に、ラベル
Lは吸引室3により吸引されて、傾斜面10に密着した
状態で、傾斜面10に沿って斜め上方に搬送される。
【0024】図5の前記タイミングT3の後に一定時間
Tbが経過すると、図3のラベルLがラベルコンベヤ1
の上部まで搬送され、やがて、ラベルLが傾斜面10に
沿って切間Sから飛び出そうとする。同時に第1コンベ
ヤ101から第2コンベヤ105に商品Mが乗り移る。
つまり、切間Sの上方を商品Mが通過する。そのため、
図4のように、前記ラベルLは屈曲し、その前端部から
順に商品Mの下面に貼付される。
【0025】この貼付時に、つまり、前記図5の一定時
間Tbの経過後、第1および第2ノズル22,23から
エアーが図4の屈曲状態のラベルLに吹き付けられる。
これにより、ラベルLを貼付させる力が増大するので、
商品Mの下面に凹凸があったり、あるいは、商品Mの下
面が柔らかでも、ラベルLを貼付できる確実性が向上す
る。また、ラベルLが機器に粘着するのを防止できる。
【0026】なお、前記実施形態において、最初のラベ
ルについては、図5の第1検出器51の検出によりラベ
ルの印字を開始する。当該ラベルが発行されるまでに第
1検出器51が次の商品を検出すれば、第2検出器52
の検出から時間Ta後に最初のラベルが発行され、それ
に引き続き、次のラベルの印字を開始する。一方、最初
のラベルが発行されるまでに第1検出器51が検出しな
ければ、第2検出器52の検出から時間Ta後にラベル
発行機30がラベルを発行し、その後、待機する。
【0027】図6および図7は第2実施形態を示す。本
第2実施形態では、第1および第2ノズルとして、エア
ーを吸引するノズルを採用している。
【0028】すなわち、図6の第1ノズル21Aはラベ
ルコンベア1における下端部13の近傍の傾斜面10の
下方に設けられている。この第1ノズル21Aはエアー
をラベルLに吹き付ける代わりに、ラベル発行の際に、
傾斜面10の下方からラベルLの表面側(下面側)のエ
アーを吸引する。一方、図7の第2ノズル22Aはラベ
ルコンベア1における上端部14の近傍の傾斜面10の
下方に設けられている。この第2ノズル22Aはエアー
をラベルLに吹き付ける代わりに、ラベルLを貼り付け
る際に、傾斜面10の下方からラベルLの表面側(下面
側)のエアーを吸引する。その他の構成は、第1実施形
態と同様であり、同一部分または相当部分に同一符号を
付して、その詳しい説明および図示を省略する。なお、
一方のノズルが傾斜面10の上方に、他方のノズルが傾
斜面10の下方に設けられていてもよい。
【0029】また、前記実施形態では、2つの商品用コ
ンベヤ101,105の切間からラベルLを貼付する下
貼式ラベル貼付装置に本発明を適用した場合について説
明した。しかし、本発明は図8(a)に示すように、多
数本のロープからなるコンベヤベルト101rを有する
商品用コンベヤ101Aにおいて、該隣接するコンベヤ
ベルト101rの切間からラベルLを貼付してもよい。
なお、商品用コンベヤの搬送面の切間Sとしては、図8
(b)のように第1および第2コンベヤ101,105
のベルト101bとローラ105rとの間に形成された
切間Sや、図8(c)のように、コンベヤ101,10
5のコンベヤベルト101b,105bの間に形成され
た切間Sがある。また、前記実施形態では、台紙の上に
ラベルが配列されたラベルロールを用いた例について説
明したが、本発明では台紙のない台紙レスラベルについ
ても適用し得る。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本第1発明によれ
ば、ラベルがラベルコンベヤの傾斜面の上端から飛び出
そうとする際に、ラベルがラベルコンベヤの傾斜面に沿
うように空気圧を付与するノズルを備えているので、ラ
ベルの水平な部分に上方に反る反力が生じるから、商品
に凹凸があっても、あるいは、商品の下面が柔らかい場
合でも、ラベルを商品の下面に貼付することができる。
また、ラベルの後部がラベルコンベヤの上部においてラ
ベルコンベヤの傾斜面に密着し、上方に起き上がるのを
防止できるから、ラベルが不用意に機器に貼り付くのを
防止することができる。したがって、ラベルを商品の下
面に貼付できる確実性が向上する。また、システムを停
止させて付着したラベルを剥がす必要も生じにくいの
で、システムの稼働率が向上する。
【0031】また、本第2発明によれば、屈曲した状態
のラベルの下方からエアーを吹き付けて当該ラベルの貼
付面を商品の下面に押しつけるノズルを備えているの
で、ラベルを商品の下面に押し付けることができる。し
たがって、ラベルを貼付できる確実性が向上する。
【0032】さらに、本第3発明によれば、ラベルが発
行される際にラベルがラベルコンベヤの傾斜面に沿うよ
うにラベルに空気圧を付与するノズルを備えているの
で、ラベルの後端がラベル発行部から離れる。たとえ
ば、ラベルの後端がラベル発行機の剥離棒からスムース
に剥がれると共に、前記空気圧によりラベルをラベルコ
ンベヤの傾斜面に沿わせることができる。したがって、
ラベルをラベルコンベヤの傾斜面にスムースに乗り移ら
せることができるので、ラベルが装置の各部位に貼り付
くのを防止することができるから、ラベルを商品の下面
に貼付できる確実性が向上する。また、機器に付着した
ラベルを剥がす必要もないので、システムの稼働率も向
上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態にかかる下貼式ラベル貼
付装置を示す概略断面図である。
【図2】ラベル発行の際の同装置の動作を示す概略断面
図である。
【図3】ラベル発行後の同装置の動作を示す概略断面図
である。
【図4】ラベル貼付時の同装置の動作を示す概略断面図
である。
【図5】同装置の動作を示すタイムチャートである。
【図6】第2実施形態にかかる下貼式ラベル貼付装置の
ラベル発行の際の概略断面図である。
【図7】同ラベル貼付時の概略断面図である。
【図8】他の実施形態を示す平面図である。
【図9】(a)は従来の下貼式ラベル貼付装置を示す概
略断面図、(b)はトレーを底面側から見た斜視図であ
る。
【符号の説明】
1:ラベルコンベヤ 10:傾斜面 101:第1コンベヤ(商品用コンベヤ) 101A:商品用コンベヤ 105:第2コンベヤ(商品用コンベヤ) 21:第1ノズル 21A:第1ノズル 22:第2ノズル 22A:第2ノズル 23:第3ノズル M:商品 R:台紙 S:切間

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品を搬送する商品用コンベヤの搬送面
    により支持された商品の下面に、前記商品用コンベヤの
    前記搬送面の切間からラベルを貼付する下貼式ラベル貼
    付装置であって、 前記ラベルの貼付面を上方に向けた状態でラベルを発行
    するラベル発行機と、 発行されたラベルを傾斜面に沿って前記切間に向って斜
    め上方に移送して前記切間に飛び出させるラベルコンベ
    ヤと、 前記ラベルコンベヤの前記傾斜面の近傍に設けられ、前
    記ラベルコンベヤ上のラベルがラベルコンベヤの前記傾
    斜面に沿うようにラベルに空気圧を付与するノズルとを
    備えた下貼式ラベル貼付装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記ノズルは、前記ラベルコンベヤの傾斜面の上方に設
    けられ、前記傾斜面の上方からラベルにエアーを吹き付
    けることを特徴とする下貼式ラベル貼付装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記ノズルは、前記ラベルコンベヤの傾斜面の下方に設
    けられ、前記傾斜面の下方からエアーを吸引することを
    特徴とする下貼式ラベル貼付装置。
  4. 【請求項4】 商品を搬送する商品用コンベヤの搬送面
    により支持された商品の下面に、前記商品用コンベヤの
    前記搬送面の切間からラベルを貼付する下貼式ラベル貼
    付装置であって、前記ラベルの貼付面を上方に向けた状
    態でラベルを発行するラベル発行機と、 発行されたラベルを傾斜面に沿って前記切間に向って斜
    め上方に移送して前記切間に飛び出させるラベルコンベ
    ヤと、 ラベルが前記ラベルコンベヤの前記傾斜面から飛び出し
    て前記商品の下面に貼付される際に、屈曲した状態の前
    記ラベルの下方からエアーを吹き付けて当該ラベルの貼
    付面を商品の下面に押し付けるノズルとを備えた下貼式
    ラベル貼付装置。
  5. 【請求項5】 商品を搬送する商品用コンベヤの搬送面
    により支持された商品の下面に、前記商品用コンベヤの
    前記搬送面の切間からラベルを貼付する下貼式ラベル貼
    付装置であって、前記ラベルの貼付面を上方に向けた状
    態でラベルを発行するラベル発行機と、 発行されたラベルを傾斜面に沿って前記切間に向って斜
    め上方に移送して前記切間に飛び出させるラベルコンベ
    ヤと、 前記ラベルコンベヤの受け取り側の端部の近傍に設けら
    れ、前記ラベル発行機からラベルが発行される際にラベ
    ルが前記ラベルコンベヤの前記傾斜面に沿うようにラベ
    ルに空気圧を付与するノズルとを備えた下貼式ラベル貼
    付装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記ノズルは、前記ラベル発行機からラベルが発行され
    る際に空気圧を付与し、これによりラベルの後端が、ラ
    ベルの貼付された台紙から離れ易くするようにした下貼
    式ラベル貼付装置。
  7. 【請求項7】 請求項5ないし6において、 前記ノズルは、前記ラベル発行機から前記ラベルコンベ
    ヤにラベルが移送される際に、前記ラベルコンベヤの近
    傍からラベルに空気圧を付与することを特徴とする下貼
    式ラベル貼付装置。
  8. 【請求項8】 請求項5から7のいずれか1項におい
    て、 前記ノズルは、ラベル発行部よりも上方に設けられ、該
    ラベル発行部から発行されたラベルの上方から当該ラベ
    ルにエアーを吹き付けることを特徴とする下貼式ラベル
    貼付装置。
  9. 【請求項9】 請求項5から7のいずれか1項におい
    て、 前記ノズルは、ラベル下方に設けられ、該ラベル発行部
    から発行されたラベルの下方からエアーを吸引すること
    を特徴とする下貼式ラベル貼付装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004090927A (ja) * 2002-08-29 2004-03-25 Teraoka Seiko Co Ltd ラベル貼付装置
JP2005335729A (ja) * 2004-05-25 2005-12-08 Teraoka Seiko Co Ltd ラベル貼付装置
JP2010105695A (ja) * 2008-10-30 2010-05-13 Teraoka Seiko Co Ltd ラベル移送装置及びラベル貼付装置
JP2010120663A (ja) * 2008-11-18 2010-06-03 Teraoka Seiko Co Ltd ラベル移送装置及びラベル貼付装置
JP2015034050A (ja) * 2013-08-09 2015-02-19 株式会社イシダ 台紙レスラベルの下貼り機構および下貼り方法

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