JPH0699957A - ラベル貼付装置 - Google Patents

ラベル貼付装置

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JPH0699957A
JPH0699957A JP26554392A JP26554392A JPH0699957A JP H0699957 A JPH0699957 A JP H0699957A JP 26554392 A JP26554392 A JP 26554392A JP 26554392 A JP26554392 A JP 26554392A JP H0699957 A JPH0699957 A JP H0699957A
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田 初 彦 千
Hiroaki Yazaki
崎 博 明 矢
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】被貼付物を搬送するコンベアの移動速度とラベ
ル繰り出し速度に相違があってもラベルを被貼付物の貼
付所定位置に正確に貼り付けることのできるラベル貼付
装置を提供する。 【構成】剥離されたラベル18を吸引保持する吸着板3
6を設け、被貼付物12がコンベア16で搬送されて所
定位置に到達するまで待機するようにした。これによ
り、ラベル18繰り出し速度と、コンベア16の移動速
度と、が同一速度でなくても被貼付物12の貼付所定位
置に精度良くラベル18を貼り付けることができる。ま
た、吸着板36の先端部36Aがコンベア16側に傾斜
し、先端部36Aの外側近傍に押圧ローラ60を設ける
ようにし、更に、押圧ローラ60の衝撃吸収手段72を
設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はラベル貼付装置に係わ
り、特にラベルが等間隔に仮着された帯状台紙からラベ
ルを剥離させながら、コンベアで搬送中の被貼付物に自
動的にラベルを貼り付けるラベル貼付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のラベル貼付装置は、ラベルを等間
隔に仮着した帯状台紙が、前記帯状台紙を巻回収納する
供給リールから巻き戻されて台紙搬送経路に供給され
る。そして、前記台紙搬送経路に設けられたラベル剥離
板の先端部で前記帯状台紙を折り返し移動させることに
より、台紙より硬いラベルは前記帯状台紙から剥がれな
がらコンベアで搬送中の被貼付物表面の貼付所定位置に
繰り出される。そして、繰り出されたラベルを押圧ロー
ラで被貼付物表面に押圧することにより貼り付けてい
た。この時、前記コンベアに設けられた検知センサーに
より、コンベアで搬送される被貼付物が検知されると、
検知信号がラベル貼付装置の制御部に入力される。そし
て、制御部からの指示により前記供給リールに巻回収納
された帯状台紙が巻き戻され、前記ラベル剥離板で剥離
されたラベルが被貼付物の貼付所定位置に繰り出される
ようになっている。
【0003】この為、ラベルを被貼付物表面の所定位置
に正確に貼り付けるには、前記コンベアの移動速度(被
貼付物の搬送速度)とラベルの繰り出し速度(前記供給
リールから帯状台紙を巻き戻す速度)とが同一になるこ
とが必要である。しかし、一般にこのようなラベル貼付
装置を購入する場合、コンベアは購入者が従来から使用
しているものを用いる場合が多く、コンベアの移動速度
とラベルの繰り出し速度とが一致しない場合がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ラベル貼付装置は、上記したようにコンベアの移動速度
とラベルの繰り出し速度とを同速度にすることにより、
精度の良い貼り付けを行えるようになっている為、ラベ
ル繰り出し速度と異なる速度のコンベアを使用した場合
には精度の良い貼り付けができないという欠点がある。
即ち、ラベル繰り出し速度がコンベアの移動速度より遅
い場合は、被貼付物の貼付所定位置よりもコンベア移動
方向に対して後側に貼り付き、ラベル繰り出し速度がコ
ンベアの移動速度より速い場合は、貼付所定位置よりも
コンベア移動方向に対して前側に貼り付いてしまうとい
う欠点がある。
【0005】また、被貼付物にラベルを繰り出しながら
前記押圧ローラで押圧して貼り付ける為、ラベル繰り出
し速度とコンベアの移動速度とに差があると、ラベルに
皺がよるという欠点がある。この対策として、ラベルの
繰り出し速度を可変できるように、前記供給リールの巻
き戻しを可変速度用のモータで可変させることが検討さ
れている。しかし、巻き戻し速度に対応してトルク変動
が生じる為、前記供給リールの巻き戻し速度を狭い範囲
でしか設定できない為、対策として満足できるものでは
ない。
【0006】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、被貼付物を搬送するコンベアの移動速度とラベ
ル繰り出し速度に相違があっても、ラベルを被貼付物の
貼付所定位置に正確に貼り付けることのできるラベル貼
付装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決する為の手段】本発明は、前記目的を達成
する為に、ラベルが等間隔に仮着された帯状台紙を巻回
収納すると共に前記帯状台紙を巻き戻して台紙搬送経路
に供給する供給リールと、前記台紙搬送経路に設けら
れ、前記ラベルに印字する印字器と、前記印字されたラ
ベルを前記帯状台紙から剥離する剥離部材と、前記剥離
部材により剥離されたラベルを別設のコンベアで搬送中
の被貼付物に貼り付ける貼付機構と、前記コンベアの搬
送経路に沿って設けられ、前記コンベアで搬送される被
貼付物を検知する検知センサーと、前記検知センサーの
検知信号に基づいて前記印字器や貼付機構を制御する制
御手段と、から成るラベル貼付装置に於いて、前記貼付
機構は、前記剥離部材の近傍に前記コンベア走行方向側
が前記コンベア側に傾斜して設けられ、前記剥離部材に
より剥離されたラベルを吸引保持して前記被貼付物が搬
送されてくるのを待機すると共に前記被貼付物にラベル
を貼り付ける時には吸引が解除される吸着手段と、前記
吸着手段に支持され、前記吸着手段の前記傾斜側先端部
に設けられた回動自在な押圧手段と、前記吸着手段及び
前記押圧手段を前記コンベア上の被貼付物に向けて接近
・退避移動する駆動手段と、から成ることを特徴とす
る。
【0008】
【作用】先ず、本発明のラベル貼付装置の動作順序を説
明すると、ラベルを等間隔に仮着した帯状台紙が、前記
帯状台紙を巻回収納する供給リールから巻き戻されて台
紙搬送経路に供給される。次に、前記台紙搬送経路に設
けられた剥離部材により、前記帯状台紙のラベルが帯状
台紙から剥離される。剥離されたラベルは制御手段で吸
引状態に制御された吸着手段に吸引保持された状態で、
被貼付物が搬送されてくるのを待機する。
【0009】次に、前記コンベアに設けられた検知セン
サーにより、コンベアで搬送される被貼付物が検知され
ると、検知信号が制御手段に入力される。そして、前記
制御手段により駆動手段が作動して前記吸着手段の先端
部近傍に設けられた押圧手段が被貼付物に向けて接近
し、前記押圧手段が前記ラベルを介して前記被貼付物表
面に当接する。この当接と同期して前記制御手段からの
指示で前記吸着手段の吸引が解除され、吸着手段からラ
ベルが離れる。
【0010】次に、前記押圧手段が、前記被貼付物の移
動に伴って回転しながらラベルを被貼付物表面に貼り付
ける本発明のラベル貼付装置によれば、上記したように
剥離部材で帯状台紙から剥離したラベルを吸着手段で吸
引保持して、被貼付物がコンベアで搬送されてくるまで
待機するようにしたので、ラベルを被貼付物に貼り付け
る時に、コンベアの移動速度に合わせて帯状台紙から剥
離したラベルを繰り出す必要がない。これにより、供給
リールから巻き戻された帯状シートからラベルを剥離し
て貼付機構に繰り出すラベルの繰り出し速度と、コンベ
アの移動速度と、が同一速度でなくても被貼付物の貼付
所定位置に精度良く貼り付けることができ、且つ被貼付
物表面に貼り付けられたラベルに皺がよるのを防止する
ことができる。
【0011】また、吸着手段の先端部がコンベア側に傾
斜し、前記先端部に押圧手段を設けるようにした。これ
により、前記駆動手段が前記被貼付物に向けて接近作動
すると、押圧手段のみがラベルを介して被貼付物に当接
し、回転しながらラベルを被貼付物表面に貼り付けるの
で、ラベルを確実に貼り付けることができる。また、吸
着手段は被貼付物に当接しないので、吸着手段を破損す
ることがない。
【0012】以上のように、本発明のラベル貼付装置
は、被貼付物を搬送するコンベアの移動速度に影響され
にくい貼付機構を有しているので、ラベルの繰り出し速
度とコンベアの移動速度とに差があっても、ラベルを被
貼付物の貼り付け所定位置に精度良く確実に貼り付ける
ことができる。
【0013】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係るラベル貼
付装置の好ましい実施例について詳説する。図1に示す
ように本発明のラベル貼付装置10の全体構成は、ラベ
ル18が等間隔に仮着された帯状台紙20を巻回収納す
ると共に帯状台紙20を巻き戻して台紙搬送経路に供給
する供給リール22と、台紙搬送経路に供給された帯状
台紙20に仮着されたラベル18に印字する印字器27
と、帯状台紙20からラベル18を剥離する剥離板24
と、剥離板24で剥離されたラベル18をコンベア16
で搬送中の被貼付物12に貼り付ける貼付機構14と、
コンベア16で搬送中の被貼付物12を検知する投光用
センサー26と、投光用センサー26の信号により貼付
機構14の動作を制御するコントローラ80と、から成
っている。尚、コントローラ80はラベル貼付装置10
の本体と別設してあるが、本体と一体に設けることも可
能である。また、前記印字器27では、ラベル18に日
付、値段、バーコード等の必要な情報を印字する。
【0014】また、前記台紙搬送経路には帯状台紙20
を搬送する複数のパスローラ28、85、90及び剥離
板24でラベル18が剥離された帯状台紙20を巻き取
る巻取リール30が設けられている。また、前記剥離板
24は先端部32がナイフエッジ形状に形成され、台紙
搬送経路を搬送されてきた帯状台紙20を前記先端部3
2で折り返すことにより、帯状台紙20より剛性の大き
なラベル18が帯状台紙20から剥がれるようになって
いる。また、前記先端部32の下側近傍にはエア吹出管
34が配設されており、ラベル18の剥離を補助するよ
うになっている。
【0015】次に、図2及び図3に従って本発明の改良
部分である前記貼付機構14の詳細について説明する。
図2に示すように、前記剥離板24近傍に、先端部36
Aが前記コンベア側に10数度の角度に傾斜した吸着板
36が設けられ、前記吸着板36の吸着面が前記剥離板
24上面と略同一平面に位置するようになっている。そ
して、前記吸着板36の基端部36Bは装置本体に取付
けられた支持アーム38の支持軸40を介して揺動自在
に軸支され、前記吸着板36上面の先端部36A側には
ピストンシリンダ42が取付けられている。また、前記
ピストンシリンダ42は装置本体に支持されている。こ
れにより、前記ピストンシリンダ42のシリンダ軸44
が図中Y−Y方向に移動することにより、前記吸着板3
6の先端部36Aは前記支持軸40を中心としてA−A
方向に回動するようになっている。
【0016】また、図3に示すように前記吸着板36の
吸着面36C側は、逆凹状に形成されると共に前記吸着
面36Cから前記吸着板36上面に設けられた吸引口4
6まで吸引経路48が形成されている。そして、前記吸
引口46には吸引ホース50が接続され図1及び図2に
示すエア制御部52に繋がり、前記エア制御部52は更
に図示しない真空ポンプに繋がっている。また、前記吸
着面36C側には、前記逆凹状とで空間部54を形成す
るように吸着パッド56が貼着され、前記吸着パッド5
6には多数の小孔58、58…が開いている。これによ
り、前記真空ポンプを作動すると、前記エア制御部52
でエアの吸引が適切に制御され、前記吸着パッド56面
にラベル18の非粘着面が吸引保持され、真空ポンプを
止めると吸引が解除されて前記吸着パッド56面からラ
ベル18が離れるようになっている。
【0017】また、図2に示すように、前記吸着板36
先端の近傍外側には、ゴム等の弾力性のある部材から成
る押圧ローラ60が設けられ、前記押圧ローラ60の回
転軸62の両端が一対のローラアーム64の先端部に回
転自在に軸支されている。また、前記ローラアーム64
の基端部は、前記吸着板36上面に設けられたローラ支
持部材66のローラ支持軸68に回動自在に軸支されて
いる。また、前記吸着板36上面の先端部側には、前記
一対のローラアーム64に直角に渡された棒70の中心
位置にショックアブソーバ72の一方端が取付けられ、
前記ショックアブソーバ72の他方端は前記吸着板36
上面に設けられたショックアブソーバホルダー74に支
持されている。これにより、前記ピストンシリンダ42
の伸動作により前記押圧ローラ60が被貼付物12に接
近して当接する時の衝撃力を吸収するようになってい
る。
【0018】次に、上記の如く構成された本考案のラベ
ル貼付装置10の作用を、段ボール箱12にラベル18
を貼り付ける一例で説明する。複数のラベル18を等間
隔に仮着した帯状台紙20が、前記帯状台紙20を巻回
収納する供給リール22から巻き戻されて台紙搬送経路
に供給される。この台紙搬送経路をラベル18が仮着さ
れた帯状台紙20が搬送される途中で、印字器27に到
達した1枚のラベル18に、印字器27が日付等の必要
な情報を印字する。更に、印字されたラベル18を仮着
した帯状台紙20は、台紙搬送経路に設けられた剥離板
24の先端部32で折り返されることにより帯状台紙2
0に仮着されたラベル18が剥離される。即ち、帯状台
紙20が折り返されると、帯状台紙20より剛性の大き
なラベル18は折り返され難いので、帯状台紙20から
剥がれる。この時、エア吹出管34からエアをラベル1
8の剥がれ方向に吹き付け、ラベル18の剥離を補助す
る。そして、エア吹出管34からエアは、ラベル18が
完全に剥離する直前で止まる。ラベル18が剥離された
帯状台紙20は、剥離板24の下方側からパスローラ8
5、90を経て巻取リール30に巻取られる。
【0019】次に、ラベル18が剥離されるのと同期し
て、コントローラ80からの指示により真空ポンプが作
動して貼付機構14の吸着板36が吸引状態になり、1
枚のラベル18の非粘着面を吸着パッド56に吸引保持
する。この吸引保持した状態で1枚のラベル18を待機
させる。次に、前記コンベア16に沿って投光用センサ
ー26と受光用センサー92が設けられている。投光用
センサー26及び受光用センサー92は、光センサー、
近接センサー、リミットスイッチ等が用いられる。投光
用センサー26、受光用センサー92はコントローラ8
0に接続されている。コントローラ80に設けられた電
源(図示せず)がONの時は、投光用センサー26から
常時可視光又は赤外光が射出されて受光用センサー92
に受光され、受光信号がコントローラ80に入力され
る。コンベア16でF方向に搬送される段ボール箱12
が進入して、投光用センサー26からの射出光を遮ると
受光用センサー92への光が達しなくなり、コントロー
ラ80への受光信号がストップする。この受光信号0に
基づいてコントローラ80のタイマー機能により前記段
ボール箱12が搬送される速度とのタイミングを測って
ピストンシリンダ42のシリンダ軸44を伸動作させ
る。これにより、前記吸着板36及び吸着板36の先端
部近傍に設けられた押圧ローラ60は、前記支持軸40
を中心として回動し、図4(A)に示す状態から図4
(B)に示すように段ボール箱12に接近し、ラベル1
8を介して段ボール箱12表面に当接する。この当接と
同期して前記コントローラ80からの指示で吸着板36
の吸引が解除される。次に、押圧ローラ60は、前記段
ボール箱12の移動に伴って回転されながらラベル18
を押圧して、図4(B)に示すように前記段ボール箱1
2上面に貼り付ける。そして、ラベル18を段ボール箱
12に貼り終わると、コントローラ80の指示でピスト
ンシリンダ42のシリンダ棒44が伸動作して押圧ロー
ラ60及び吸着板36を元の位置に戻す。
【0020】上記動作を繰り返すことにより、帯状台紙
20に仮着されたラベル18を順次段ボール箱12に貼
り付けることができる。本発明のラベル貼付装置10に
よれば、上記したように剥離板24で帯状台紙20から
剥離したラベル18を吸着板36に吸引保持して、段ボ
ール箱12がコンベア16で搬送されて所定位置に到達
するまで待機するようにしたので、ラベル18を段ボー
ル箱12表面に貼り付ける時に、コンベア16の移動速
度に合わせて帯状台紙20から剥離したラベル18を繰
り出す必要がない。これにより、供給リール22から巻
き戻された帯状シート20からラベル18を剥離して貼
付機構14に繰り出すラベル18の繰り出し速度と、コ
ンベア16の移動速度と、が同一速度でなくても段ボー
ル箱12の貼付所定位置に精度良く貼り付けることがで
き、且つ段ボール箱12表面に貼り付けられた前記ラベ
ル18に皺がよるのを防止することができる。
【0021】また、ラベル貼付装置10の本体部と吸着
板36の先端部36Aがコンベア16側に僅に傾斜させ
て架台に取付け、前記先端部36Aの外側近傍に押圧ロ
ーラ60を設けるようにした。これによりエア吹出管3
4が搬送されてくる物品に接触することがなく、更には
吸着板36が支持軸40を中心として回動して所定距離
だけコンベア16側に移動すると、押圧ローラ60のみ
がラベル18を介して段ボール箱12表面に当接し、吸
着板36は段ボール箱12に当接しないので、吸着板3
6を破損することがない。
【0022】更に、押圧ローラ60には、ショックアブ
ソーバ72を設けると、前記押圧ローラ60と段ボール
箱12とが当接する時に、前記押圧ローラ60が跳ね上
げられる力を吸収するので好ましい。これにより、押圧
ローラ60は、段ボール箱12表面に常に当接しながら
回転してラベル18を段ボール箱12表面に貼り付ける
ので、ラベル18をより確実に貼り付けることができ
る。特に、一片の長さが50mm以上と長いラベル18
を貼付する場合、ショックアブソーバ72による効果は
顕著になる。
【0023】以上のように、本発明のラベル貼付装置1
0は、段ボール箱等の被貼付物を搬送するコンベア16
の移動速度に影響されにくい貼付機構14を有している
ので、ラベル18の繰り出し速度とコンベア16の移動
速度とに差があっても、ラベル18を被貼付物の貼付所
定位置に精度良く確実に貼り付けることができる。尚、
本実施例では段ボール箱にラベルを貼り付ける例で説明
したが、これに限定されるものではない。また、吸着板
をコンベア側に作動するタイミングは、コンベアに設け
られた検知センサの取付け位置とコントローラのタイマ
ー機構とで簡単に調節することができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のラベル貼
付装置によれば、剥離されたラベルを吸引保持する吸着
手段を設け、被貼付物がコンベアで搬送されて所定位置
に到達するまで待機するようにした。これにより、ラベ
ルの繰り出し速度と、コンベアの移動速度と、が同一速
度でなくても被貼付物の貼付所定位置に精度良く貼り付
けることができ、且つ被貼付物表面に貼り付けられたラ
ベルに皺がよるのを防止することができる。
【0025】また、吸着手段の先端部がコンベア側に傾
斜し、前記先端部の外側近傍に押圧手段を設けるように
した。これにより、押圧手段は、被貼付物表面に常に当
接しながら回転してラベルを被貼付物表面に貼り付ける
ので、ラベルを確実に貼り付けることができる。以上の
ように、本発明のラベル貼付装置は、被貼付物を搬送す
るコンベアの移動速度に影響されにくい貼付機構を有し
ているので、ラベルの繰り出し速度とコンベアの移動速
度とに差があっても、ラベルを被貼付物の貼り付け所定
位置に精度良く確実に貼り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るラベル貼付装置の全体構成図
【図2】本発明に係るラベル貼付装置の貼付機構の詳細
【図3】本発明の吸着板の詳細図
【図4】本発明に係るラベル貼付装置の作用を説明する
説明図
【符号の説明】
10…ラベル貼付装置 12…被貼付物 14…貼付機構 16…コンベア 18…ラベル 20…帯状台紙 22…供給リール 24…剥離部材 26…投光用センサー 27…印字器 36…吸着板 42…ピストンシリンダ 60…押圧ローラ 72…ショックアブソーバ 80…コントローラ 92…受光用センサー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラベルが等間隔に仮着された帯状台紙を
    巻回収納すると共に前記帯状台紙を巻き戻して台紙搬送
    経路に供給する供給リールと、 前記台紙搬送経路に設けられ、前記ラベルに印字する印
    字器と、 前記印字されたラベルを前記帯状台紙から剥離する剥離
    部材と、 前記剥離部材により剥離されたラベルを別設のコンベア
    で搬送中の被貼付物に貼り付ける貼付機構と、 前記コンベアの搬送経路に沿って設けられ、前記コンベ
    アで搬送される被貼付物を検知する検知センサーと、 前記検知センサーの検知信号に基づいて前記印字器や貼
    付機構を制御する制御手段と、から成るラベル貼付装置
    に於いて、 前記貼付機構は、 前記剥離部材の近傍に前記コンベア走行方向側が前記コ
    ンベア側に傾斜して設けられ、前記剥離部材により剥離
    されたラベルを吸引保持して前記被貼付物が搬送されて
    くるのを待機すると共に前記被貼付物にラベルを貼り付
    ける時には吸引が解除される吸着手段と、 前記吸着手段に支持され、前記吸着手段の前記傾斜側先
    端部に設けられた回動自在な押圧手段と、 前記吸着手段及び前記押圧手段を前記コンベア上の被貼
    付物に向けて接近・退避移動する駆動手段と、から成る
    ことを特徴とするラベル貼付装置。
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Cited By (10)

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