JP2001010620A - ラベル貼付装置 - Google Patents
ラベル貼付装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ベルトコンベア等のライン上を搬送される商
品に、商品加工ラインの作業能率を低下させることな
く、その商品の下面の所定位置に確実にラベルを貼付で
きるようにすることを課題とする。 【解決手段】 ラベルＹを下方から貼付するラベル貼付
装置１において、ラベルプリンタ５０から発行されたラ
ベルＹを粘着面を上向きにした状態で受け取り、斜め上
方に案内する傾斜上のラベル案内面１１’とされ、且つ
該ラベル案内面１１’の下方から、ラベル案内面１１’
に対して鋭角となる方向にエアを吹き出すノズル１２…
１２を有するラベル案内ユニット１０と、ラベルＹを該
案内面１１’に押さえつけるようにエアを吹き出すエア
吹き付けユニット２０とを設ける。そして、上記ラベル
案内面１１’に、ラベルＹが落下するのを防止するガイ
ドバー１６，１６を備える。
品に、商品加工ラインの作業能率を低下させることな
く、その商品の下面の所定位置に確実にラベルを貼付で
きるようにすることを課題とする。 【解決手段】 ラベルＹを下方から貼付するラベル貼付
装置１において、ラベルプリンタ５０から発行されたラ
ベルＹを粘着面を上向きにした状態で受け取り、斜め上
方に案内する傾斜上のラベル案内面１１’とされ、且つ
該ラベル案内面１１’の下方から、ラベル案内面１１’
に対して鋭角となる方向にエアを吹き出すノズル１２…
１２を有するラベル案内ユニット１０と、ラベルＹを該
案内面１１’に押さえつけるようにエアを吹き出すエア
吹き付けユニット２０とを設ける。そして、上記ラベル
案内面１１’に、ラベルＹが落下するのを防止するガイ
ドバー１６，１６を備える。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ベルトコンベア等
のライン上を搬送される商品に、所定の項目が印字され
たラベルを下方から貼付するラベル貼付装置に関し、ラ
ベリング技術の分野に属する。
のライン上を搬送される商品に、所定の項目が印字され
たラベルを下方から貼付するラベル貼付装置に関し、ラ
ベリング技術の分野に属する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、スーパーマーケット等のバック
ヤードにおける商品の搬送ライン等では、例えば、実開
昭５７−１４３１０９号公報に開示されているように、
食肉、魚介等の生鮮食料品や惣菜、弁当等の調理加工食
品がトレー等に収容され、ストレッチ包装機等によって
フィルムで包装された後に、金属検出器による金属混入
のチェックや計量コンベアによる重量検査が行われてい
る。そして、上記した金属検査や重量検査が行われた後
に該商品の商品名や価格、賞味期限、または重量等が印
字されたラベルが貼付されるようになっている。その場
合、上記した商品搬送ライン等には、該ラベルを商品に
自動的に貼付するためにラベル貼付装置が一般に用いら
れている。
ヤードにおける商品の搬送ライン等では、例えば、実開
昭５７−１４３１０９号公報に開示されているように、
食肉、魚介等の生鮮食料品や惣菜、弁当等の調理加工食
品がトレー等に収容され、ストレッチ包装機等によって
フィルムで包装された後に、金属検出器による金属混入
のチェックや計量コンベアによる重量検査が行われてい
る。そして、上記した金属検査や重量検査が行われた後
に該商品の商品名や価格、賞味期限、または重量等が印
字されたラベルが貼付されるようになっている。その場
合、上記した商品搬送ライン等には、該ラベルを商品に
自動的に貼付するためにラベル貼付装置が一般に用いら
れている。
【０００３】この種のラベル貼付装置には、搬送中の商
品に対して上方からラベルを貼付するタイプのものと、
下方からラベルを貼付するタイプのものとがある。
品に対して上方からラベルを貼付するタイプのものと、
下方からラベルを貼付するタイプのものとがある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、下方からラ
ベルを貼付するラベル貼付装置においては、従来、ラベ
ルプリンタによって発行されたラベルをベルトコンベア
によってラベル貼付位置に搬送するように構成されてお
り、商品搬送ラインにおいて、上記ベルトコンベアによ
ってラベルを貼付するラベル貼付装置のラベル貼付処理
能力は、通常、ストレッチ包装機による商品包装処理能
力や計量コンベアの処理能力と比較して劣るため、上記
商品搬送ラインで搬送する１分間あたりの商品の個数を
ラベル貼付装置の処理能力に応じた個数にする必要があ
り、商品搬送ラインの作業能率が低下しているのが現状
である。また、上記ベルトコンベアは、駆動手段によっ
て駆動されるベルトや、ラベルを搬送面に保持するラベ
ル吸着用ファンモータ等の可動部が備えられているた
め、該可動部が早期に劣化すると共に、耐久性に乏しい
という問題点もあった。
ベルを貼付するラベル貼付装置においては、従来、ラベ
ルプリンタによって発行されたラベルをベルトコンベア
によってラベル貼付位置に搬送するように構成されてお
り、商品搬送ラインにおいて、上記ベルトコンベアによ
ってラベルを貼付するラベル貼付装置のラベル貼付処理
能力は、通常、ストレッチ包装機による商品包装処理能
力や計量コンベアの処理能力と比較して劣るため、上記
商品搬送ラインで搬送する１分間あたりの商品の個数を
ラベル貼付装置の処理能力に応じた個数にする必要があ
り、商品搬送ラインの作業能率が低下しているのが現状
である。また、上記ベルトコンベアは、駆動手段によっ
て駆動されるベルトや、ラベルを搬送面に保持するラベ
ル吸着用ファンモータ等の可動部が備えられているた
め、該可動部が早期に劣化すると共に、耐久性に乏しい
という問題点もあった。
【０００５】そこで、本発明は、ベルトコンベア等のラ
イン上を搬送される商品に、商品加工ラインの作業能率
を低下させることなく、その商品の情報が印字されたラ
ベルを商品の所定位置に確実に貼付することができるラ
ベル貼付装置を提供することを課題とする。
イン上を搬送される商品に、商品加工ラインの作業能率
を低下させることなく、その商品の情報が印字されたラ
ベルを商品の所定位置に確実に貼付することができるラ
ベル貼付装置を提供することを課題とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本願の各発明は次のように構成したことを特徴とす
る。
め、本願の各発明は次のように構成したことを特徴とす
る。
【０００７】まず、本願の請求項１に係る発明（以下、
第１発明という。）は、商品搬送手段で搬送される商品
の下面に、ラベルプリンタによって所定の項目が印字さ
れたラベルを下方から貼付するラベル貼付装置におい
て、上記ラベルプリンタから発行されたラベルを粘着面
を上向きにした状態で受け取り、これを斜め上方に搬送
してラベル貼付位置に供給するラベル搬送手段を備える
と共に、該ラベル搬送手段は、上記ラベルプリンタから
受け取ったラベルを斜め上方に案内する傾斜状のラベル
案内面とされ、且つ該ラベル案内面の下方から、ラベル
案内面に対して鋭角となる方向にエアを吹き出すノズル
を有するラベル案内ユニットと、該ラベル案内ユニット
のラベル案内面に向けてラベルを該案内面に押さえつけ
るようにエアを吹き出すエア吹き付けユニットとを設け
たことを特徴とする。
第１発明という。）は、商品搬送手段で搬送される商品
の下面に、ラベルプリンタによって所定の項目が印字さ
れたラベルを下方から貼付するラベル貼付装置におい
て、上記ラベルプリンタから発行されたラベルを粘着面
を上向きにした状態で受け取り、これを斜め上方に搬送
してラベル貼付位置に供給するラベル搬送手段を備える
と共に、該ラベル搬送手段は、上記ラベルプリンタから
受け取ったラベルを斜め上方に案内する傾斜状のラベル
案内面とされ、且つ該ラベル案内面の下方から、ラベル
案内面に対して鋭角となる方向にエアを吹き出すノズル
を有するラベル案内ユニットと、該ラベル案内ユニット
のラベル案内面に向けてラベルを該案内面に押さえつけ
るようにエアを吹き出すエア吹き付けユニットとを設け
たことを特徴とする。
【０００８】次に、請求項２に係る発明（以下、第２発
明という。）は、上記第１発明におけるラベル貼付装置
において、エア吹き付けユニットにおける最上部のエア
吹出口を、ラベル案内ユニットにおける最上部のエア吹
出口よりも所定寸法だけ低い位置に配置したことを特徴
とする。
明という。）は、上記第１発明におけるラベル貼付装置
において、エア吹き付けユニットにおける最上部のエア
吹出口を、ラベル案内ユニットにおける最上部のエア吹
出口よりも所定寸法だけ低い位置に配置したことを特徴
とする。
【０００９】また、請求項３に係る発明（以下、第３発
明という。）は、上記第１または第２発明におけるラベ
ル貼付装置において、上記ラベル案内ユニットにラベル
案内方向に対して平行に延びるラベル落下防止部をラベ
ル案内面に突設させたことを特徴とする。
明という。）は、上記第１または第２発明におけるラベ
ル貼付装置において、上記ラベル案内ユニットにラベル
案内方向に対して平行に延びるラベル落下防止部をラベ
ル案内面に突設させたことを特徴とする。
【００１０】さらに、請求項４に係る発明（以下、第４
発明という。）は、上記第１から第３発明のいずれかに
おけるラベル貼付装置において、エア吹き付けユニット
をほぼ水平方向からエアを吹き出すように構成したこと
を特徴とする。
発明という。）は、上記第１から第３発明のいずれかに
おけるラベル貼付装置において、エア吹き付けユニット
をほぼ水平方向からエアを吹き出すように構成したこと
を特徴とする。
【００１１】上記のように構成することにより、本願各
発明によればそれぞれ次の作用が得られる。
発明によればそれぞれ次の作用が得られる。
【００１２】まず、上記第１発明のラベル貼付装置によ
れば、ラベル搬送手段に、ラベルプリンタから受け取っ
たラベルを斜め上方に案内する傾斜状のラベル案内面と
され、且つ該ラベル案内面の下方から、ラベル案内面に
対して鋭角となる方向にエアを吹き出すノズルを有する
ラベル案内ユニットと、該ラベル案内ユニットのラベル
案内面に向けてラベルを該案内面に押さえつけるように
エアを吹き出すエア吹き付けユニットとを設けたので、
ベルトコンベアでラベルを搬送する場合よりもラベル搬
送速度を速くすることができる。したがって、ラベル貼
付処理能力が向上すると共に、商品加工ラインの作業能
率を低下させることがなくなる。
れば、ラベル搬送手段に、ラベルプリンタから受け取っ
たラベルを斜め上方に案内する傾斜状のラベル案内面と
され、且つ該ラベル案内面の下方から、ラベル案内面に
対して鋭角となる方向にエアを吹き出すノズルを有する
ラベル案内ユニットと、該ラベル案内ユニットのラベル
案内面に向けてラベルを該案内面に押さえつけるように
エアを吹き出すエア吹き付けユニットとを設けたので、
ベルトコンベアでラベルを搬送する場合よりもラベル搬
送速度を速くすることができる。したがって、ラベル貼
付処理能力が向上すると共に、商品加工ラインの作業能
率を低下させることがなくなる。
【００１３】また、ベルトコンベア方式のように、駆動
手段によって駆動されるベルトや、ラベルを搬送面に保
持するラベル吸着用ファンモータ等の可動部を備える必
要がないため、ラベル貼付装置の耐久性が向上し、且つ
コストが大幅に削減されるようになる。
手段によって駆動されるベルトや、ラベルを搬送面に保
持するラベル吸着用ファンモータ等の可動部を備える必
要がないため、ラベル貼付装置の耐久性が向上し、且つ
コストが大幅に削減されるようになる。
【００１４】次に、第２発明のラベル貼付装置によれ
ば、エア吹き付けユニットにおける最上部のエア吹出口
が、ラベル案内ユニットにおける最上部のエア吹出口よ
りも所定寸法だけ低い位置に配置されているので、ラベ
ル案内面で搬送されたラベルがラベル貼付位置に到達し
たときに、エア吹き付けユニットによるラベル案内面へ
の押さえつけが解除され、ラベル案内ユニットによって
エアが下方から吹き上げられてラベルが搬送商品の下面
に貼付されるようにできる。したがって、下面が窪んで
いる商品に対してもラベルをエアで吹き上げる手段を別
途に設ける必要がなく、この種の商品についてもラベル
を確実に貼り付けることができるようになる。
ば、エア吹き付けユニットにおける最上部のエア吹出口
が、ラベル案内ユニットにおける最上部のエア吹出口よ
りも所定寸法だけ低い位置に配置されているので、ラベ
ル案内面で搬送されたラベルがラベル貼付位置に到達し
たときに、エア吹き付けユニットによるラベル案内面へ
の押さえつけが解除され、ラベル案内ユニットによって
エアが下方から吹き上げられてラベルが搬送商品の下面
に貼付されるようにできる。したがって、下面が窪んで
いる商品に対してもラベルをエアで吹き上げる手段を別
途に設ける必要がなく、この種の商品についてもラベル
を確実に貼り付けることができるようになる。
【００１５】また、第３発明のラベル貼付装置によれ
ば、ラベル案内方向に対して平行に延びるラベル落下防
止部をラベル案内面に設けたので、ラベルを斜め上方の
ラベル貼付位置に搬送する際に、該ラベルが左右にずれ
たり、また落下するようなことがなくなり、確実に上記
ラベル貼付位置に案内することができるようになると共
に、ラベルを商品の所定位置に正確に貼付することがで
きる。
ば、ラベル案内方向に対して平行に延びるラベル落下防
止部をラベル案内面に設けたので、ラベルを斜め上方の
ラベル貼付位置に搬送する際に、該ラベルが左右にずれ
たり、また落下するようなことがなくなり、確実に上記
ラベル貼付位置に案内することができるようになると共
に、ラベルを商品の所定位置に正確に貼付することがで
きる。
【００１６】さらに、第４発明のラベル貼付装置によれ
ば、エア吹き付けユニットがほぼ水平方向からエアを吹
き出すようになっているので、ラベルをラベル案内面へ
押さえつけると共に、該ラベルを斜め上方のラベル貼付
位置に搬送することが容易になる。
ば、エア吹き付けユニットがほぼ水平方向からエアを吹
き出すようになっているので、ラベルをラベル案内面へ
押さえつけると共に、該ラベルを斜め上方のラベル貼付
位置に搬送することが容易になる。
【００１７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。
に基づき説明する。
【００１８】図１に示すように、本発明の実施の形態に
係るラベル貼付装置１は、商品Ｘを搬送する搬送ライン
上に配置されている。すなわち、該搬送ラインの上流側
には、商品Ｘを搬送する上流側搬送コンベア３０が設け
られており、該上流側搬送コンベア３０の下流側には、
商品Ｘを下流側に搬送する下流側搬送コンベア４０が配
設されている。そして、ラベル貼付装置１は、この下流
側搬送コンベア４０と上記上流側搬送コンベア３０との
間に配設され、上流側搬送コンベア３０から搬送されて
きた商品Ｘの下面に商品名や価格、賞味期限、あるいは
重量等がラベルプリンタ５０によって印字されたラベル
Ｙを貼り付けるようになっている。
係るラベル貼付装置１は、商品Ｘを搬送する搬送ライン
上に配置されている。すなわち、該搬送ラインの上流側
には、商品Ｘを搬送する上流側搬送コンベア３０が設け
られており、該上流側搬送コンベア３０の下流側には、
商品Ｘを下流側に搬送する下流側搬送コンベア４０が配
設されている。そして、ラベル貼付装置１は、この下流
側搬送コンベア４０と上記上流側搬送コンベア３０との
間に配設され、上流側搬送コンベア３０から搬送されて
きた商品Ｘの下面に商品名や価格、賞味期限、あるいは
重量等がラベルプリンタ５０によって印字されたラベル
Ｙを貼り付けるようになっている。
【００１９】このラベル貼付装置１には、ラベル案内ユ
ニット１０とエア吹き付けユニット２０とが設けられて
いる。
ニット１０とエア吹き付けユニット２０とが設けられて
いる。
【００２０】これらのうち、ラベル案内ユニット１０に
は、図１，２に示すように、上記ラベルプリンタ５０か
ら受け取ったラベルＹを斜め上方に案内する傾斜状のラ
ベル案内ブロック１１が備えられると共に、このラベル
案内ブロック１１には、該ラベル案内ブロック１１の下
方から、ラベル案内面１１’に対して右側面視で反時計
回りに鋭角となる方向（図例では、ほぼ鉛直方向）にエ
アを吹き出す複数のノズル１２…１２が設けられてい
る。また、該ラベル案内ブロック１１のラベル案内面１
１’の反対側には、エアタンク１３が設けられていると
共に、該エアタンク１３の下方部に設けられたエア供給
口１３ａより通気管１４を介してラベル案内用のフィル
タレギュレータ（図示せず）から所定圧の空気が圧送さ
れるように構成されている。また、上記ラベル案内ユニ
ット１０におけるラベル案内面１１’のラベル受け取り
部１１ａが、上記ラベル発行口５１の近傍に傾斜された
状態で固定部材１５によって支持されている。したがっ
て、上記ラベル案内面１１’がラベルプリンタ５０のラ
ベル発行口５１から発行されるラベルＹを受け取れるよ
うになっている。さらに、上記ラベル案内ブロック１１
のラベル案内面１１’には、ラベル搬送方向に平行して
延びるガイドバー１６，１６が突設されている。
は、図１，２に示すように、上記ラベルプリンタ５０か
ら受け取ったラベルＹを斜め上方に案内する傾斜状のラ
ベル案内ブロック１１が備えられると共に、このラベル
案内ブロック１１には、該ラベル案内ブロック１１の下
方から、ラベル案内面１１’に対して右側面視で反時計
回りに鋭角となる方向（図例では、ほぼ鉛直方向）にエ
アを吹き出す複数のノズル１２…１２が設けられてい
る。また、該ラベル案内ブロック１１のラベル案内面１
１’の反対側には、エアタンク１３が設けられていると
共に、該エアタンク１３の下方部に設けられたエア供給
口１３ａより通気管１４を介してラベル案内用のフィル
タレギュレータ（図示せず）から所定圧の空気が圧送さ
れるように構成されている。また、上記ラベル案内ユニ
ット１０におけるラベル案内面１１’のラベル受け取り
部１１ａが、上記ラベル発行口５１の近傍に傾斜された
状態で固定部材１５によって支持されている。したがっ
て、上記ラベル案内面１１’がラベルプリンタ５０のラ
ベル発行口５１から発行されるラベルＹを受け取れるよ
うになっている。さらに、上記ラベル案内ブロック１１
のラベル案内面１１’には、ラベル搬送方向に平行して
延びるガイドバー１６，１６が突設されている。
【００２１】一方、上記エア吹き付けユニット２０に
は、図１，３に示すように、該ラベル案内ユニット１０
のラベル案内面１１’に向けてラベルＹを該案内面１
１’に押さえつけるように水平方向にエアを吹き出すエ
ア吹き付けブロック２１が備えられると共に、このエア
吹き付けブロック２１には、複数のノズル２２…２２が
設けられている。また、該エア吹き付けブロック２１の
エア吹き出し面２１’の反対側には、エアタンク２３が
設けられていると共に、該エアタンク２３の下方部に設
けられたエア供給口２３ａより通気管２４を介してラベ
ル押さえつけ用のフィルタレギュレータ（図示せず）か
ら所定圧の空気が圧送されるように構成されている。ま
た、上記エア吹き付けユニット２０のエア吹き出し面２
１’は、上記ラベル案内ユニット１０のラベル案内面１
１’に平行に対面するようにラベルプリンタ５０のフレ
ーム５０ａに固定部材２５で支持されていると共に、上
記エア吹き出し面２１’の最上部は、上記ラベル案内ユ
ニット１０のラベル案内面１１’の最上部よりも所定寸
法Ｌだけ低い位置に配置されている。
は、図１，３に示すように、該ラベル案内ユニット１０
のラベル案内面１１’に向けてラベルＹを該案内面１
１’に押さえつけるように水平方向にエアを吹き出すエ
ア吹き付けブロック２１が備えられると共に、このエア
吹き付けブロック２１には、複数のノズル２２…２２が
設けられている。また、該エア吹き付けブロック２１の
エア吹き出し面２１’の反対側には、エアタンク２３が
設けられていると共に、該エアタンク２３の下方部に設
けられたエア供給口２３ａより通気管２４を介してラベ
ル押さえつけ用のフィルタレギュレータ（図示せず）か
ら所定圧の空気が圧送されるように構成されている。ま
た、上記エア吹き付けユニット２０のエア吹き出し面２
１’は、上記ラベル案内ユニット１０のラベル案内面１
１’に平行に対面するようにラベルプリンタ５０のフレ
ーム５０ａに固定部材２５で支持されていると共に、上
記エア吹き出し面２１’の最上部は、上記ラベル案内ユ
ニット１０のラベル案内面１１’の最上部よりも所定寸
法Ｌだけ低い位置に配置されている。
【００２２】ここで、上記したラベル案内用のフィルタ
レギュレータから所定圧のエアが通気管１４を介してエ
アタンク１３に常に供給されており、該エアタンク１３
内に供給されたエアは、ラベル案内ブロック１１の複数
のノズル１２…１２からラベル案内面１１’上を搬送さ
れるラベルＹを上方に押し上げるように吹き出される。
レギュレータから所定圧のエアが通気管１４を介してエ
アタンク１３に常に供給されており、該エアタンク１３
内に供給されたエアは、ラベル案内ブロック１１の複数
のノズル１２…１２からラベル案内面１１’上を搬送さ
れるラベルＹを上方に押し上げるように吹き出される。
【００２３】一方、エア吹き付けユニット２０は、上記
のラベル案内ユニット１０と同様に、ラベル押さえつけ
用のフィルタレギュレータから所定圧のエアが通気管２
４を介してエアタンク２３に常に供給されており、該エ
アタンク２３内に供給されたエアは、エア吹き付けブロ
ック２１の複数のノズル２２…２２からほぼ平行方向に
ラベル案内面１１’で搬送されるラベルＹを該ラベル案
内面１１’に押しつけるように吹き出される。
のラベル案内ユニット１０と同様に、ラベル押さえつけ
用のフィルタレギュレータから所定圧のエアが通気管２
４を介してエアタンク２３に常に供給されており、該エ
アタンク２３内に供給されたエアは、エア吹き付けブロ
ック２１の複数のノズル２２…２２からほぼ平行方向に
ラベル案内面１１’で搬送されるラベルＹを該ラベル案
内面１１’に押しつけるように吹き出される。
【００２４】次に、本発明の実施の形態の作用について
説明する。
説明する。
【００２５】なお、以下の商品Ｘは、下面に窪みを有し
たものとする。
たものとする。
【００２６】まず、図４の鎖線で示すように、ラベルプ
リンタ５０により所定項目を印字したラベルＹがラベル
発行口５１から発行されると共に、該ラベルＹは、粘着
面を上向きにした状態で、ガイド５２を介してラベル案
内ユニット１０におけるラベル案内面１１’のラベル受
け取り部１１ａに案内される。
リンタ５０により所定項目を印字したラベルＹがラベル
発行口５１から発行されると共に、該ラベルＹは、粘着
面を上向きにした状態で、ガイド５２を介してラベル案
内ユニット１０におけるラベル案内面１１’のラベル受
け取り部１１ａに案内される。
【００２７】一方、ラベル案内ユニット１０には、ラベ
ル案内用のフィルタレギュレータから所定圧のエアが供
給されており、ラベル案内ブロック１１の複数のノズル
１２…１２からエアがラベル案内面１１’に向かって下
方から吹き出している。
ル案内用のフィルタレギュレータから所定圧のエアが供
給されており、ラベル案内ブロック１１の複数のノズル
１２…１２からエアがラベル案内面１１’に向かって下
方から吹き出している。
【００２８】また、エア吹き付けユニット２０には、ラ
ベル案内ユニット１０と同様に、エア吹き付け用のフィ
ルタレギュレータから所定圧のエアが供給されており、
エア吹き付けブロック２１の複数のノズル２２…２２か
ら上記ラベル案内面１１’に向かってエアが吹き出して
いる。
ベル案内ユニット１０と同様に、エア吹き付け用のフィ
ルタレギュレータから所定圧のエアが供給されており、
エア吹き付けブロック２１の複数のノズル２２…２２か
ら上記ラベル案内面１１’に向かってエアが吹き出して
いる。
【００２９】そして、ラベル案内面１１’のラベル受け
取り部１１ａに案内されたラベルＹは、ラベル案内ユニ
ット１０のノズル１２…１２から吹き出されるエアと、
エア吹き付けユニット２０のノズル２２…２２から吹き
出されるエアとによって、上記ラベル案内面１１’の上
を斜め上方のラベル貼付位置１１ｂに向けて案内される
ことになる。このとき、ラベルＹは、図２に示すよう
に、上記エア吹き付けユニット２０のノズル２２…２２
から吹き出されるエアによって、上記ラベル案内面１
１’に突設されたガイドバー１６，１６に沿って押しつ
けられながら斜め上方に案内されるようになっている。
取り部１１ａに案内されたラベルＹは、ラベル案内ユニ
ット１０のノズル１２…１２から吹き出されるエアと、
エア吹き付けユニット２０のノズル２２…２２から吹き
出されるエアとによって、上記ラベル案内面１１’の上
を斜め上方のラベル貼付位置１１ｂに向けて案内される
ことになる。このとき、ラベルＹは、図２に示すよう
に、上記エア吹き付けユニット２０のノズル２２…２２
から吹き出されるエアによって、上記ラベル案内面１
１’に突設されたガイドバー１６，１６に沿って押しつ
けられながら斜め上方に案内されるようになっている。
【００３０】そして、図４の実線で示すように、該ラベ
ルＹがラベル貼付位置１１ｂに到達したときには、上記
エア吹き付けユニット２０のエア吹き付けによるラベル
Ｙの押さえつけが解除される。そのことにより、該ラベ
ルＹは、下方から吹き付けられるエアによって上方に押
し上げられる。そして、搬送される商品Ｘの所定位置に
ラベルＹの先端側から貼付されることになる。
ルＹがラベル貼付位置１１ｂに到達したときには、上記
エア吹き付けユニット２０のエア吹き付けによるラベル
Ｙの押さえつけが解除される。そのことにより、該ラベ
ルＹは、下方から吹き付けられるエアによって上方に押
し上げられる。そして、搬送される商品Ｘの所定位置に
ラベルＹの先端側から貼付されることになる。
【００３１】なお、本発明の実施の形態において、エア
吹き付けユニット２０がほぼ水平方向にエアを吹き出す
ようになっているが、ラベルＹをラベル案内面１１’に
押さえつけることができればエアの吹き出し方向が水平
方向でなくてもよい。
吹き付けユニット２０がほぼ水平方向にエアを吹き出す
ようになっているが、ラベルＹをラベル案内面１１’に
押さえつけることができればエアの吹き出し方向が水平
方向でなくてもよい。
【００３２】また、ラベル案内ユニット１０について
も、エアの吹き出し方向は実施の形態のように鉛直方向
に限定されるものではなく、ラベル案内面に対して右側
面視で反時計回りに鋭角となる方向であればよい。
も、エアの吹き出し方向は実施の形態のように鉛直方向
に限定されるものではなく、ラベル案内面に対して右側
面視で反時計回りに鋭角となる方向であればよい。
【００３３】
【発明の効果】以上説明したように、第１発明のラベル
貼付装置によれば、ラベル搬送手段に、ラベルプリンタ
から受け取ったラベルを斜め上方に案内する傾斜状のラ
ベル案内面とされ、且つ該ラベル案内面の下方から、ラ
ベル案内面に対して鋭角となる方向にエアを吹き出すノ
ズルを有するラベル案内ユニットと、該ラベル案内ユニ
ットのラベル案内面に向けてラベルを該案内面に押さえ
つけるようにエアを吹き出すエア吹き付けユニットとを
設けたので、ベルトコンベアでラベルを搬送する場合よ
りもラベル搬送速度を速くすることができる。したがっ
て、ラベル貼付処理能力が向上すると共に、商品加工ラ
インの作業能率を低下させることがなくなる。
貼付装置によれば、ラベル搬送手段に、ラベルプリンタ
から受け取ったラベルを斜め上方に案内する傾斜状のラ
ベル案内面とされ、且つ該ラベル案内面の下方から、ラ
ベル案内面に対して鋭角となる方向にエアを吹き出すノ
ズルを有するラベル案内ユニットと、該ラベル案内ユニ
ットのラベル案内面に向けてラベルを該案内面に押さえ
つけるようにエアを吹き出すエア吹き付けユニットとを
設けたので、ベルトコンベアでラベルを搬送する場合よ
りもラベル搬送速度を速くすることができる。したがっ
て、ラベル貼付処理能力が向上すると共に、商品加工ラ
インの作業能率を低下させることがなくなる。
【００３４】また、ベルトコンベア方式のように、駆動
手段によって駆動されるベルトや、ラベルを搬送面に保
持するラベル吸着用ファンモータ等の可動部を備える必
要がないため、ラベル貼付装置の耐久性が向上し、且つ
コストが大幅に削減されるようになる。
手段によって駆動されるベルトや、ラベルを搬送面に保
持するラベル吸着用ファンモータ等の可動部を備える必
要がないため、ラベル貼付装置の耐久性が向上し、且つ
コストが大幅に削減されるようになる。
【００３５】次に、第２発明のラベル貼付装置によれ
ば、エア吹き付けユニットにおける最上部のエア吹出口
が、ラベル案内ユニットにおける最上部のエア吹出口よ
りも所定寸法だけ低い位置に配置されているので、ラベ
ル案内面で搬送されたラベルがラベル貼付位置に到達し
たときに、エア吹き付けユニットによるラベル案内面へ
の押さえつけが解除され、ラベル案内ユニットによって
エアが下方から吹き上げられてラベルが搬送商品の下面
に貼付されるようにできる。したがって、下面が窪んで
いる商品に対してもラベルをエアで吹き上げる手段を別
途に設ける必要がなく、この種の商品についてもラベル
を確実に貼り付けることができるようになる。
ば、エア吹き付けユニットにおける最上部のエア吹出口
が、ラベル案内ユニットにおける最上部のエア吹出口よ
りも所定寸法だけ低い位置に配置されているので、ラベ
ル案内面で搬送されたラベルがラベル貼付位置に到達し
たときに、エア吹き付けユニットによるラベル案内面へ
の押さえつけが解除され、ラベル案内ユニットによって
エアが下方から吹き上げられてラベルが搬送商品の下面
に貼付されるようにできる。したがって、下面が窪んで
いる商品に対してもラベルをエアで吹き上げる手段を別
途に設ける必要がなく、この種の商品についてもラベル
を確実に貼り付けることができるようになる。
【００３６】また、第３発明のラベル貼付装置によれ
ば、ラベル案内方向に対して平行に延びるラベル落下防
止部をラベル案内面に設けたので、ラベルを斜め上方の
ラベル貼付位置に搬送する際に、該ラベルが左右にずれ
たり、また落下するようなことがなくなり、確実に上記
ラベル貼付位置に案内することができるようになると共
に、ラベルを商品の所定位置に正確に貼付することがで
きる。
ば、ラベル案内方向に対して平行に延びるラベル落下防
止部をラベル案内面に設けたので、ラベルを斜め上方の
ラベル貼付位置に搬送する際に、該ラベルが左右にずれ
たり、また落下するようなことがなくなり、確実に上記
ラベル貼付位置に案内することができるようになると共
に、ラベルを商品の所定位置に正確に貼付することがで
きる。
【００３７】さらに、第４発明のラベル貼付装置によれ
ば、エア吹き付けユニットがほぼ水平方向からエアを吹
き出すようになっているので、ラベルをラベル案内面へ
押さえつけると共に、該ラベルを斜め上方のラベル貼付
位置に搬送することが容易になる。
ば、エア吹き付けユニットがほぼ水平方向からエアを吹
き出すようになっているので、ラベルをラベル案内面へ
押さえつけると共に、該ラベルを斜め上方のラベル貼付
位置に搬送することが容易になる。
【図１】 本発明の実施の形態に係るラベル貼付装置の
全体側面図である。
全体側面図である。
【図２】 図１のＡ−Ａ線に沿う矢視図である。
【図３】 図１のＢ−Ｂ線に沿う矢視図である。
【図４】 ラベル貼付装置の貼付動作を説明する図であ
る。
る。
１ ラベル貼付装置 １０ ラベル案内ユニット １１’ ラベル案内面 １２ ノズル １６ ガイドバー ２０ エア吹き付けユニット ２２ ノズル ５０ ラベルプリンタ Ｘ 商品 Ｙ ラベル
Claims (4)
- 【請求項１】 商品搬送手段で搬送される商品の下面
に、ラベルプリンタによって所定の項目が印字されたラ
ベルを下方から貼付するラベル貼付装置であって、上記
ラベルプリンタから発行されたラベルを粘着面を上向き
にした状態で受け取り、これを斜め上方に搬送してラベ
ル貼付位置に供給するラベル搬送手段が備えられている
と共に、該ラベル搬送手段は、上記ラベルプリンタから
受け取ったラベルを斜め上方に案内する傾斜状のラベル
案内面とされ、且つ該ラベル案内面の下方から、ラベル
案内面に対して鋭角となる方向にエアを吹き出すノズル
を有するラベル案内ユニットと、該ラベル案内ユニット
のラベル案内面に向けてラベルを該案内面に押さえつけ
るようにエアを吹き出すエア吹き付けユニットとが設け
られていることを特徴とするラベル貼付装置。 - 【請求項２】 エア吹き付けユニットにおける最上部の
エア吹出口が、ラベル案内ユニットにおける最上部のエ
ア吹出口よりも所定寸法だけ低い位置に配置されている
ことを特徴とする請求項１に記載のラベル貼付装置。 - 【請求項３】 ラベル案内ユニットには、ラベル案内方
向に対して平行に延びるラベル落下防止部がラベル案内
面に突設されていることを特徴とする請求項１または請
求項２に記載のラベル貼付装置。 - 【請求項４】 エア吹き付けユニットは、ほぼ水平方向
からエアを吹き出すように構成されていることを特徴と
する請求項１から請求項３のいずれかに記載のラベル貼
付装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11181544A JP2001010620A (ja) | 1999-06-28 | 1999-06-28 | ラベル貼付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11181544A JP2001010620A (ja) | 1999-06-28 | 1999-06-28 | ラベル貼付装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001010620A true JP2001010620A (ja) | 2001-01-16 |
Family
ID=16102647
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11181544A Pending JP2001010620A (ja) | 1999-06-28 | 1999-06-28 | ラベル貼付装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001010620A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105253408A (zh) * | 2015-11-13 | 2016-01-20 | 李琴琴 | 一种拆装维护便捷的袜子贴标装置 |
| CN116141295A (zh) * | 2023-04-19 | 2023-05-23 | 江南大学 | 一种多分支构型可变协同操作机械臂系统 |
-
1999
- 1999-06-28 JP JP11181544A patent/JP2001010620A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105253408A (zh) * | 2015-11-13 | 2016-01-20 | 李琴琴 | 一种拆装维护便捷的袜子贴标装置 |
| CN116141295A (zh) * | 2023-04-19 | 2023-05-23 | 江南大学 | 一种多分支构型可变协同操作机械臂系统 |
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