JP2001114206A - 包装システム - Google Patents

包装システム

Info

Publication number
JP2001114206A
JP2001114206A JP29826899A JP29826899A JP2001114206A JP 2001114206 A JP2001114206 A JP 2001114206A JP 29826899 A JP29826899 A JP 29826899A JP 29826899 A JP29826899 A JP 29826899A JP 2001114206 A JP2001114206 A JP 2001114206A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
product
speed
pusher
lifter
packaging system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29826899A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Sakata
利行 坂田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ishida Co Ltd
Original Assignee
Ishida Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ishida Co Ltd filed Critical Ishida Co Ltd
Priority to JP29826899A priority Critical patent/JP2001114206A/ja
Publication of JP2001114206A publication Critical patent/JP2001114206A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品を安定して搬送することができると共
に、サイクルタイムを短縮して高速運転が可能な包装シ
ステムを提供する。 【解決手段】 供給装置が、商品Mを載置するための載
置エリアEと、商品Mを搬送時に支持する搬送面と、前
記搬送面上の商品Mをリフタ201に向って押すプッシ
ャー104とを備え、前記載置エリアEに載置された商
品Mの手前側のエッジの位置LE を検出する検出手段を
設け、該検出手段で検出されたエッジ位置の信号に基づ
いて、前記プッシャー104が前記商品Mに当接する直
前で前記プッシャー104の移動速度を減速する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえばトレーの
ような容器の底面側にフィルムを折り込んで(折り畳ん
で)商品を容器ごとフィルムで包装する包装システムに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、商品を容器ごと上方の包装ス
テーションに持ち上げて商品を容器ごとフィルムで包装
する包装システムがある。かかる包装システムでは、図
12(a)のリフタ201に商品Mの載ったトレーTを
供給するトレー供給装置20を設けている。該トレー供
給装置20は計量コンベヤ100を備えている。該計量
コンベヤ100はプッシャー104を有しており、プッ
シャー104は初期位置L0 から停止位置LS まで、リ
フタ201に向って移動する。予め設定された載置部E
x上に載置されたトレーTは、プッシャー104によっ
て搬送された後、リフタ201のポスト210上に移送
される。
【0003】ここで、サイクルタイムを短縮するため
に、プッシャー104を高速で動作させると、プッシャ
ー104がトレーTに当接した衝撃でトレーTが転倒し
たり、プッシャー104に乗り上げたりする場合があ
る。また、トレーTが斜めに載置された場合、高速で動
作するプッシャー104がトレーTを弾きながら運んで
ポスト210上にトレーTを斜めに供給し、包装不良の
生じるおそれがある。
【0004】そこで、図12(b)に示すように、トレ
ーTが載置部Exに入る直前にプッシャー104のスピ
ードを低速にすることで、プッシャー104がトレーT
に接触する衝撃を小さくした包装システムが提案されて
いる(特開平9−207910号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかる従来技
術では、トレーが存在する位置にかかわらずプッシャー
104のスピードが低速になるから、プッシャー104
の速度が広い範囲にわたって低速になるので、サイクル
タイムをいま一つ短縮することができない。また、プッ
シャー104が停止位置LS において急停止するので、
トレーTがポスト210上を滑って位置ずれを生じた
り、トレーTが急停止して、トレーT内の商品(内容
物)Mの形状が崩れたりする場合がある。
【0006】本発明は、前記従来の問題に鑑みてなされ
たもので、その目的は、商品を安定して搬送することが
できると共に、サイクルタイムを短縮して高速運転が可
能な包装システムを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本出願の各請求項の発明は、商品を供給装置によっ
てリフタ上に供給し、該リフタ上の商品を包装ステーシ
ョンに張設されたフィルムに押し上げ、この押し上げた
商品の底面側にフィルムを折り込んで商品を包装する包
装システムに関することを前提とする。
【0008】本発明の第1発明の包装システムでは、前
記供給装置が、商品を載置するための載置エリアと、商
品を搬送時に支持する搬送面と、前記搬送面上の商品を
前記リフタに向って押すプッシャーとを備え、前記載置
エリアに載置された商品の手前側のエッジの位置を検出
する検出手段を設け、該検出手段で検出されたエッジ位
置の信号に基づいて、前記プッシャーが前記商品に当接
する直前に前記プッシャーの移動速度を減速する。
【0009】ここで、「リフタに向って」とは、リフタ
に向かう方向にという意味であり、したがって、必ずし
も載置エリアからリフタまでの全経路をプッシャーが搬
送する必要はない。「手前側のエッジの位置を検出す
る」とは、商品の手前側のエッジ自体を検出してエッジ
位置を検出してもよいが、多数の検出器を搬送方向に並
べて、これらの検出器のオンオフで、商品と商品でない
部分を検出してエッジ位置を推定するものであってもよ
いし、リフタ側のエッジを検出してトレーサイズから手
前側のエッジ位置を推定してもよいことを意味する。
【0010】一方、本第2発明の包装システムでは、前
記供給装置が、商品を載置するための載置エリアと、商
品を搬送時に支持する搬送面とを備えている。前記商品
の搬送速度は、載置エリアを通過する際の平均速度より
も、前記載置エリアを通過した直後の通過後速度の方が
大きく設定され、かつ、前記通過後であって前記商品を
搬送面から前記リフタ上に移送し終わるまでの間に、前
記商品の搬送速度を減速するように設定されている。
【0011】なお、本発明において、包装される商品
は、トレーのような容器に載っているものと、容器に載
っていないものとがある。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
にしたがって説明する。なお、以下の説明において、商
品MはトレーT上に載って搬送されていくが、「商品
M」とは、内容物、あるいは、内容物およびトレーTを
含んだ概念である。
【0013】図1〜図6は第1実施形態を示す。図1は
包装システムの一例を示す計量包装値付装置を示す。図
1において、計量包装値付装置には、本体から前方に突
出するトレー供給装置20が設けられている。
【0014】まず、図2の包装機構200について説明
する。図2に示すように、トレー供給装置20は商品M
の載ったトレー(容器)Tをリフタ201上に供給す
る。リフタ201の各ポスト210は、包装機構200
の包装ステーションSの直下に配置されていると共に、
昇降手段208により上下昇降自在とされている。この
リフタ201は、トレー供給装置20から商品Mが供給
されると、上昇して商品Mを包装ステーションSまで持
ち上げる。
【0015】一方、包装動作に先立ち、図3の前記包装
ステーションSには、所定のカット長さに切断されたフ
ィルムFがフィルム供給装置202(図2)によって供
給されて張設されている。このフィルムFは、商品Mが
押し上げられると、商品Mの上面に押し付けられる。こ
の状態で、フィルム折込み機構203は、一対の左右折
込板204,204と、後折込板205と、丸棒状の前
折込部材206と、プッシャー207(図2)によっ
て、フィルムFの前後左右の各側縁部を、トレーTの底
面側に折り込んで商品Mを包装すると共に、図2の排出
コンベヤ209上に包装済の商品Mを排出する。なお、
図1の12はラベルプリンタ、13はラベル貼機であ
る。
【0016】つぎに、トレー供給装置20の要部につい
て説明する。図4に示すように、トレー供給装置20
は、計量コンベヤ100を備えている。計量コンベヤ1
00は、第1搬送面105Sを形成する第1樹脂板10
5および第2搬送面106Sを形成する第2樹脂板10
6を有している。第1樹脂板105は重量検出器(ロー
ドセル:図5)25に支持されている。この第1搬送面
105Sは、オペレータが載置した商品Mを計量する計
量エリア(載置エリア)Eを構成する。
【0017】一方、計量コンベヤ100は、たとえば、
ステッピングモータなどからなる動力源によって駆動さ
れる一対のプーリ102と、該プーリ102間に掛け渡
された複数の駆動ベルト103を有している。該駆動ベ
ルト103には、商品Mの手前側の端部を押してポスト
210上に商品Mを送り込む一対のプッシャー104,
104が固定されている。一対のプッシャー104,1
04は、ベルト103に沿って回転して、両搬送面10
5S,106S上を通り商品Mの搬送を行う初期位置L
0 から停止位置L4 までの搬送経路と、樹脂板106,
105の下方を通る停止位置L4 から初期位置L0 まで
の非搬送経路を移動する。
【0018】つぎに、トレー供給装置20の制御構成に
ついて説明する。図5に示すように、マイコン3はCP
U4およびメモリ5を内蔵している。該マイコン3に
は、タッチスクリーン10、ストロークキー部11が接
続されている。また、前記マイコン3には、CCDカメ
ラ(撮像装置)2および計量手段26が接続されてい
る。計量手段26には、前記重量検出器25が接続され
ている。なお、図5(a)に示す各機器は、図示しない
インターフェイスを介して互いに接続されている。
【0019】前記メモリ5には商品情報記憶部50およ
びトレー情報記憶部51が設けられている。前記商品情
報記憶部50には、図5(b)の商品の呼出No. に対応
して、商品ごとに、品名および単価などの他に、使用す
る予定のトレーNo. が記憶されている。一方、図5
(c)の前記トレー情報記憶部51には、トレーごと
に、トレーの幅および奥行からなるトレーのサイズが記
憶されている。
【0020】図5(a)のCCDカメラ2は、計量コン
ベヤ100の上方に設けられており、前記計量エリアE
(図4)上の商品M(トレーT)を撮像し、その撮像信
号をマイコン3に出力する。
【0021】前記マイコン3のCPU4は、以下に説明
する手法で商品MのエッジTeを検出する。前記CPU
4内には、画像処理手段40が設けられている。前記画
像処理手段40は、CCDカメラ2から入力された撮像
信号に基づいて、トレーTの搬送方向Xおよび幅方向の
4つのエッジTeを求める。CPU4は、エッジTeに
基づいてトレーの大きさを算出すると共に、トレー情報
記憶部51の記憶内容を検索し、トレーの大きさを特定
する。一方、CPU4は、商品Mの手前側のエッジ位置
E (図6(a))を算出する。このように、CCDカ
メラ2およびCPU4は、載置された商品Mの手前側の
エッジ位置L E を検出する検出手段を構成していると共
に、商品Mの大きさを検出して当該商品Mの大きさを特
定する特定手段を構成している。なお、エッジ位置信号
は計量コンベヤ100に出力される。
【0022】つぎに、本装置の動作について説明する。
まず、オペレータはタッチスクリーン10およびストロ
ークキー部11から商品の呼出No. 等を入力した後、内
容物の入ったトレーT(商品M)を図4の第1搬送面1
05S上の計量エリアEに載せる。商品Mが載置される
と、図5(a)の計量手段26から重量信号がマイコン
3に出力され、重量信号が安定すると、CCDカメラ2
から計量エリアE上の商品Mの撮像信号が画像処理手段
40に取り込まれる。
【0023】前記撮像信号に基づいて、CPU4はトレ
ーTのエッジTeを検出しトレーTの大きさを特定する
と共に、図6(a)に示す商品Mの手前側のエッジ位置
Eを算出する。つぎに、CPU4は、該エッジ位置L
E の座標から所定の値を減算して第1減速位置L1 を算
出すると共に、エッジ位置LE の座標に所定の値を加算
して加速開始位置L2 を算出する。前記第1減速位置L
1 は、プッシャー104が商品Mに当接する直前でプッ
シャー104の移動速度を減速する位置である。一方、
前記加速開始位置L2 は、前記当接後にプッシャー10
4が加速を開始する位置である。
【0024】前記マイコン3は第2減速位置L3 を予め
記憶している。この第2減速位置L 3 は、プッシャー1
04が商品Mをポスト210上に移送し終わる直前に、
すなわち、停止位置L4 で停止する直前にプッシャー1
04の減速を開始する位置である。なお、第1減速位置
1 、加速開始位置L2 および第2減速位置L3 は、全
ての商品について共通の値であってもよいし、予め、商
品もしくはトレーごとに算出した値を商品情報記憶部5
0もしくはトレー情報記憶部51に記憶させ、当該商品
情報記憶部50もしくはトレー情報記憶部51から読み
出した値を用いるようにしてもよいし、あるいは、商品
やトレーの種類に応じて、たとえば、商品情報記憶部5
0およびトレー情報記憶部51に記憶された当該商品M
の商品重量およびトレーTの大きさに基づいて、第1減
速位置L1 、加速開始位置L2 および第2減速位置L3
を算出してもよい。
【0025】前記重量信号の安定後、図6(b)に示す
ように、プッシャー104は初期位置L0 から高速で移
動を開始すると共に、前記第1減速位置L1 でプッシャ
ー104の減速を開始し低速まで減速する。該減速後、
低速で移動するプッシャー104はエッジ位置LE で商
品Mに当接し、前記加速開始位置L2 まで、商品Mを低
速で搬送する。
【0026】前記加速開始位置L2 に達すると、プッシ
ャー104は加速を開始する。ここで、商品に接触して
いる状態のプッシャー104は、商品Mを押しながら前
記計量エリアEを通過する際の平均速度S1よりも、計
量エリアEを通過した直後の通過後速度S2の方が大き
くなるように制御される。そして、計量エリアEの通過
後に商品Mを押している間の速度S2(中速)が、商品
Mに当接する直前に減速する前の速度S0(高速)より
も小さく設定されている。
【0027】前述のように、本システムでは、CCDカ
メラ2の撮像信号に基づいて、商品Mのエッジ位置LE
を実際に検出することで、第1減速位置L1 および加速
開始位置L2 を算出し、プッシャー104が商品Mに当
接する直前の第1減速位置L 1 で該プッシャー104の
速度を減速する。そのため、プッシャー104が高速で
移動する距離を長くすることができるので、プッシャー
104が商品Mに当接する直前までの移動時間を短縮す
ることができる。また、該短縮された時間を利用するこ
とで、同じサイクルタイムでプッシャー104が商品M
を押している間の最大速度を小さくすることができる。
そのため、処理能力を低下させずに、商品Mを安定して
搬送することができる。
【0028】その後、プッシャー104は、第2減速位
置L3 において、商品Mの搬送速度の減速を開始し、該
搬送速度を徐々に減速して停止位置L4 において停止
し、ポスト210上へ商品Mを移送する。
【0029】このように、商品Mを搬送中のプッシャー
104が、第2減速位置L3 から減速を開始するため、
停止位置L4 において急停止しないので、商品がポスト
210上を滑って位置ずれしたり、あるいは、急停止に
よって内容物の形状が崩れたりするのを防止することが
できる。
【0030】さらに、図6(a)に示す商品Mの手前側
のエッジ位置TE を検出する検出手段(CCDカメラ2
およびマイコン3)は、商品Mの大きさを検出して当該
商品Mの大きさを特定する特定手段を兼用しているの
で、別途検出装置を設ける必要がないから、製造コスト
を大幅に低減させることができる。
【0031】前記移送後、リフタ201が上昇し、商品
Mを包装ステーションSまで持ち上げる。リフタ201
の下降後、第1搬送面105S(図4)に次の商品Mが
載置されると、プッシャー104が、停止位置L4 から
初期位置L0 までの非搬送経路の移動を開始すると共
に、他方のプッシャー104が、初期位置L0 から停止
位置L4 までの搬送経路の移動を開始する。
【0032】なお、図6(c)に示すように、プッシャ
ー104が商品Mを押している間の最大速度を高速に設
定すれば、サイクルタイムを短縮して高速運転を行うこ
とができる。
【0033】ところで、粘着性の高い材質のトレーTを
用いた場合や、図7に示すように、トレーTのプッシャ
ー104への乗り上げ防止のために、プッシャー104
がトレーTに当接する部分の形状を変形させた場合、図
6(a)のリフタ201の上昇時に、上昇するトレーT
のエッジがプッシャー104に貼り付いたり、引っ掛か
ったりして、トレーTが転倒することがある。このよう
な転倒等を防止するために、商品Mのポスト210上へ
の移送終了後、停止位置L4 のプッシャー104を該停
止位置L4 よりも若干後退させて、リフタ201上の商
品Mとプッシャー104とが接触しないように制御して
もよい。
【0034】また、図8に示すように、逆L字型のプッ
シャー104Aを案内レール104Bに沿って回転させ
ることで、プッシャー104Aの商品Mとの当接部を後
方に倒すようにしてもよい。
【0035】つぎに、第2実施形態について説明する。
図9および図10は第2実施形態を示す。図9に示すよ
うに、前記トレー供給装置20は、計量コンベヤ100
と該計量コンベヤ100の下流に設けられた高速コンベ
ヤ21とを備えている。
【0036】計量コンベヤ100は、第1搬送面105
Sを形成する樹脂板105を備えている。一方、計量コ
ンベヤ100は、たとえば、図示しないステッピングモ
ータなどからなる動力源により駆動される複数のプーリ
102と、該プーリ102間に掛け渡された複数の駆動
ベルト103を有している。図10に示すように、駆動
ベルト103には、搬送方向の複数箇所にプッシャー1
04が固定されている。該プッシャー104は、商品M
の搬送を行う初期位置L0 から停止位置L4 までの搬送
経路から、該停止位置L4 から高速コンベヤ21の下方
を通る中間停止位置L5 までの第1非搬送経路を経て、
中間停止位置L5 から初期位置L0 までの第2非搬送経
路までの移動を繰り返す。
【0037】前記高速コンベヤ21のコンベヤベルト2
2は第2搬送面22Sを構成している。高速コンベヤ2
1は、前記ステッピングモータに図示しない駆動ギヤを
介して駆動されることで、その回転速度がプッシャー1
04の移動速度よりも大きく設定されている。その他の
構成は、第1実施形態と同様であり、同一部分または相
当部分に同一符号を付して、その詳しい説明および図示
を省略する。
【0038】つぎに、本装置の動作について説明する。
前記商品Mは、プッシャー104によって第1搬送面1
05Sを搬送された後、コンベヤベルト22の第2搬送
面22S上に乗り移ると、高速コンベヤ21によって加
速され、プッシャー104から一旦離れる。
【0039】その後、高速コンベヤ21は第2減速位置
3 において、商品Mの搬送速度の減速を開始し、商品
Mは減速されて停止位置L4 において停止する。一方、
プッシャー104は第2減速位置L3 において減速を開
始し、移動速度を徐々に減速する。前記高速コンベヤ2
1によって前記停止位置L4 まで商品Mを搬送できない
場合には、プッシャー104が停止位置L4 の直前で再
び商品Mに当接し、停止位置L4 において停止して、ポ
スト210上に商品Mを移送する。
【0040】このように、高速コンベヤ21の搬送速度
がプッシャー104の搬送速度よりも大きく設定されて
いるので、高速コンベヤ21上において、商品Mが高速
に搬送されるから、商品Mの搬送速度を短縮することが
できる。なお、高速コンベヤ21を減速せずに、商品M
とポスト210との摩擦により、商品Mの速度を徐々に
減速してもよい。
【0041】なお、図11に示すように、駆動ベルト1
03をリフタ201よりも下流まで伸ばしたトレー供給
装置20についても、本発明を適用することができる。
また、前記各実施形態では、計量エリアEの全てを載置
エリアとしたが、計量エリアEの一部を載置エリアとし
て設定してもよい。また、必ずしも計量コンベヤを設け
る必要はない。さらに、本発明は、包装済の商品をラベ
ルプリンタに向ってプッシャで搬送する(計量)包装値
付装置にも適用することができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本第1発明によれ
ば、載置エリアに載置された商品の手前側のエッジの位
置を検出する検出手段を設け、該検出手段で検出された
実際のエッジ位置に基づいて、プッシャーが商品に当接
する直前でプッシャーの移動速度を減速することができ
る。したがって、プッシャーの移動時間を短縮すること
が可能になるから、同じサイクルタイムで実際にプッシ
ャーが商品を押している際のスピードをダウンして、安
定した搬送を行ったり、サイクルタイムを短縮して高速
運転を行うことができる。
【0043】なお、本第1発明において、商品に当接す
る直前に減速する前のプッシャーの速度を商品を押して
いる間の速度よりも大きく設定すれば、商品の搬送状態
がより一層安定するので、前記第1発明の効果を高める
ことができる。
【0044】また、本第2発明によれば、商品の搬送速
度が載置エリアを通過する際の平均速度よりも、載置エ
リアを通過した直後の通過後速度の方が大きく設定され
ているので、商品を安定して搬送することができる。特
に、本第2発明では、前記通過後であって、商品を搬送
面からリフタ上に移送し終わるまでの間に、商品の搬送
速度を減速するように設定されているので、商品がポス
ト上で滑って位置ずれを生じたり、急停止によりトレー
内の内容物の形状が崩れたりするのを防止することがで
きる。
【0045】また、商品の大きさを検出して当該商品の
大きさを特定する特定手段と前記検出手段とを兼用すれ
ばコストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態にかかる計量包装値付装
置を示す概略斜視図である。
【図2】同概略断面図である。
【図3】包装方法を示す概略斜視図である。
【図4】トレー供給装置およびリフタを示す概略側面図
である。
【図5】(a)は本装置の概略構成図、(b),(c)
は記憶部の記憶内容を示す図表である。
【図6】(a)は商品の搬送過程を示す概略側面図、
(b)はプッシャーの位置と速度を示すグラフ、(c)
は同他の例を示すグラフである。
【図7】プッシャーの変形例を示す概略側面図である。
【図8】プッシャーの変形例を示す概略断面図である。
【図9】第2実施形態にかかる計量包装値付装置のトレ
ー供給装置およびリフタを示す概略斜視図である。
【図10】同概略側面図である。
【図11】他の例を示す計量包装値付装置の概略断面図
である。
【図12】(a)は従来の商品の搬送過程を示す概略側
面図、(b)はプッシャーの位置と速度を示すグラフで
ある。
【符号の説明】
105S:第1搬送面 106S:第2搬送面 2:CCDカメラ(検出手段、特定手段) 21:高速コンベヤ 20:トレー供給装置 201:リフタ 22S:第2搬送面 3:マイコン(検出手段、特定手段) E:載置エリア F:フィルム LE :エッジ位置 M:商品 S:包装ステーション

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品を供給装置によってリフタ上に供給
    し、該リフタ上の商品を包装ステーションに張設された
    フィルムに押し付け、前記商品の底面側にフィルムを折
    り込んで商品を包装する包装システムであって、 前記供給装置は、商品を載置するための載置エリアと、
    商品を搬送時に支持する搬送面と、前記搬送面上の商品
    を前記リフタに向って押すプッシャーとを備え、 前記載置エリアに載置された商品の手前側のエッジの位
    置を検出する検出手段を設け、 該検出手段で検出されたエッジ位置の信号に基づいて、
    前記プッシャーが前記商品に当接する直前に前記プッシ
    ャーの移動速度を減速するようにした包装システム。
  2. 【請求項2】 商品を供給装置によってリフタ上に供給
    し、該リフタ上の商品を包装ステーションに張設された
    フィルムに押し付け、前記商品の底面側にフィルムを折
    り込んで商品を包装する包装システムであって、 前記供給装置は、商品を載置するための載置エリアと、
    商品を搬送時に支持する搬送面とを備え、 前記商品の搬送速度は、前記載置エリアを通過する際の
    平均速度よりも、前記載置エリアを通過した直後の通過
    後速度の方が大きく設定され、 かつ、前記通過後であって前記商品を搬送面上から前記
    リフタ上に移送し終わるまでの間に、前記商品の搬送速
    度を減速するように設定されている包装システム。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記搬送装置は、前記搬送面上の商品を前記リフタに向
    って押すプッシャーをさらに備えている包装システム。
  4. 【請求項4】 商品を供給装置によってリフタ上に供給
    し、該リフタ上の商品を包装ステーションに張設された
    フィルムに押し付け、前記商品の底面側にフィルムを折
    り込んで商品を包装する包装システムであって、 前記供給装置は、商品を載置するための載置エリアと、
    商品を搬送時に支持する搬送面と、前記搬送面上の商品
    を前記リフタに向って押すプッシャーとを備え、 前記載置エリアに載置された商品の手前側のエッジの位
    置を検出する検出手段を設け、 該検出手段で検出されたエッジ位置の信号に基づいて、
    前記プッシャーが前記載置エリアにおいて前記商品に当
    接する直前に前記プッシャーの移動速度を減速できるよ
    うに設定され、 前記商品の搬送速度は、前記載置エリアを通過する際の
    平均速度よりも、前記載置エリアを通過した直後の通過
    後速度の方が大きく設定され、 かつ、前記通過後であって前記商品を前記リフタ上に移
    送し終わるまでの間に、前記商品の搬送速度を減速する
    ように設定されている包装システム。
  5. 【請求項5】 請求項1もしくは4において、 前記プッシャーは、商品を押していない間の最大速度が
    商品を押している間の最大速度よりも大きく設定されて
    いる包装システム。
  6. 【請求項6】 請求項1、4もしくは5において、 前記プッシャーは、前記商品に当接する直前に減速する
    前の速度が、前記商品を押している間の速度よりも大き
    く設定されている包装システム。
  7. 【請求項7】 請求項1、4、5もしくは6において、 前記検出手段は、前記商品の大きさを検出して当該商品
    の大きさを特定する特定手段を兼用している包装システ
    ム。
  8. 【請求項8】 請求項1、3、4、5、6もしくは7に
    おいて、 前記載置エリアと前記リフタとの間には、搬送面を回転
    させて商品を搬送する高速コンベヤが設けられており、
    該高速コンベヤの搬送速度の方が前記プッシャーの搬送
    速度よりも大きく設定されている包装システム。
  9. 【請求項9】 請求項1、3、4、5、6もしくは7に
    おいて、 前記プッシャーが前記載置エリアの商品に当接して、当
    該商品を前記載置エリアから前記リフタまで搬送する包
    装システム。
JP29826899A 1999-10-20 1999-10-20 包装システム Pending JP2001114206A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29826899A JP2001114206A (ja) 1999-10-20 1999-10-20 包装システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29826899A JP2001114206A (ja) 1999-10-20 1999-10-20 包装システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001114206A true JP2001114206A (ja) 2001-04-24

Family

ID=17857445

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29826899A Pending JP2001114206A (ja) 1999-10-20 1999-10-20 包装システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001114206A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013068372A (ja) * 2011-09-22 2013-04-18 Kakio Seimitsu:Kk 補助フィン付フィン部材
JP2014227227A (ja) * 2013-05-27 2014-12-08 株式会社寺岡精工 包装装置
JP2016037343A (ja) * 2014-08-06 2016-03-22 村田機械株式会社 移載装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013068372A (ja) * 2011-09-22 2013-04-18 Kakio Seimitsu:Kk 補助フィン付フィン部材
JP2014227227A (ja) * 2013-05-27 2014-12-08 株式会社寺岡精工 包装装置
JP2016037343A (ja) * 2014-08-06 2016-03-22 村田機械株式会社 移載装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7963086B2 (en) Package unbundling system
JP2001114206A (ja) 包装システム
JP2529523B2 (ja) 移載装置
JP3281625B2 (ja) 包装装置
JP3474097B2 (ja) 計量包装値付機及びその被包装物品搬送方法
JP4294133B2 (ja) 送出し装置
JP3732779B2 (ja) 包装機における駆動装置
JP2002145204A (ja) 包装システム
JP2784646B2 (ja) 物品搬送装置
JP3721327B2 (ja) ストレッチ包装機における物品搬入装置
JP3202829B2 (ja) 包装装置
JP2002332004A (ja) 包装装置
JPH06270907A (ja) 包装装置の処理能力制御装置
JPH1149338A (ja) 位置修正装置を備えた搬送装置
JP3660412B2 (ja) 製品集積装置
JPH1081419A (ja) アキュームレートコンベア装置
JP2004262483A (ja) 搬送装置および包装装置
JP3958072B2 (ja) 包装貼付システム
JP2002114212A (ja) 包装貼付システムおよびラベル貼付システム
JPH07115689B2 (ja) 包装機等の物品搬送コンベヤにおける物品サイズ検出装置
JPH09328250A (ja) 折り畳まれたダンボールケースの積み重ね方法およびその装置
JP2003165620A (ja) 被搬送体の集積供給装置
JP4354248B2 (ja) 包装装置
CN117985306A (zh) 装箱装置
JPH11292263A (ja) ワークの送り機構