JP4354248B2 - 包装装置 - Google Patents

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Description

本発明は、商品または商品を載置したトレーを包装する包装装置に設けた物体検出センサに関する。
従来より、この種の包装装置においては、搬送装置からリフタまでの間の商品の搬送経路上に物体検出センサを設けている。該センサは、商品が通過するタイミングに合わせて、当該センサの物体検出を無効にする必要がある。このタイミングに関する発明として下記の文献が知られている。
特開昭62−260637号公報 (第2−4頁、図2)
前記特許文献1の包装装置では、投入される商品またはトレーのサイズにかかわらず、当該包装装置で包装可能な最大サイズの商品またはトレーを基準とした一定のタイミングで前記センサの物体検出を無効にしている。しかし、かかる制御方法では、小さいサイズの商品が投入された場合、物体検出が無効になるタイミングが早すぎて、センサを十分に活用できていない。
したがって、本発明の目的は、可及的に物体検出センサを有効に活用可能とした包装装置を提供することである。
前記目的を達成するために、本発明の第1の態様にかかる包装装置は、搬送装置上に載置された商品を所定の搬送経路に沿って移動させると共にリフタにより上方に押し上げて商品を包装する包装装置であって、商品の前記搬送経路近傍に設けられ、物体を検出するセンサと、前記センサによる物体の検出に応じて前記搬送装置の駆動を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、商品の搬送動作開始後、前記センサに対する前記商品の奥端の位置が所定位置となるまでに前記センサが物体を検出すると前記搬送装置の動作を停止させ、前記センサに対する前記商品の奥端の位置が前記所定位置となった後に前記センサが物体を検出すると前記搬送装置の動作を続行させることを特徴とする。
一方、本発明の第2の態様にかかる包装装置は、搬送装置上に載置された商品を所定の搬送経路に沿って移動させると共にリフタにより上方に押し上げて商品を包装する包装装置であって、商品の前記搬送経路近傍に設けられ、物体を検出するセンサと、前記センサによる物体の検出に応じて前記搬送装置の駆動を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記搬送装置による商品の搬送動作開始後の所定のタイミング以前に前記センサが物体を検出すると前記搬送装置の動作を停止させ、前記所定のタイミング以後に前記センサが物体を検出すると前記搬送装置の動作を続行させ、前記タイミングの基準となる設定値が変更設定されるようにしたことを特徴とする。
第1態様の包装装置によれば、商品のサイズや商品を搬送装置上に載置した位置にかかわらず、搬送経路を搬送される商品の奥端の位置が物体検出センサから一定の距離に近づくまでは、前記センサが有効とされ、前記商品の奥端の位置が前記センサから一定の距離に到った後は、前記センサが無効とされる。したがって、商品のサイズ等にかかわらず、可及的に物体検出センサを有効に活用することができる。
第2態様の包装装置によれば、前記センサを無効にするタイミングの基準となる設定値を変更設定することで、商品のサイズ等にかかわらず、可及的に物体検出センサを有効に活用する制御を容易に実現できる。
本発明の第2態様においては、商品の奥行に応じて、前記タイミングの基準となる設定値を変更設定可能とするのが好ましい。
このようにすれば、商品の奥行に応じた設定値の設定作業が可能となる。
この場合、たとえば、商品の奥行が大きい場合はセンサを無効とするタイミングを早くし、一方、商品の奥行が小さい場合はセンサを無効とするタイミングを遅くするように、前記設定値を設定することで、商品の奥行等にかかわらず商品がセンサから一定の距離に近づくまでセンサを有効に活用することができる。
本発明の第2態様の更に好適な例においては、商品、あるいは、商品を載せるトレーごとに、前記タイミングを変更設定可能とする。
この態様によれば、商品、あるいは、商品を載せるトレーごとに応じたタイミングの設定作業が可能となる。
本発明の第2態様においては、搬送装置上に置かれた商品の搬送方向の奥端の位置に応じて、前記設定値を変更設定可能としてもよい。
このようにすれば、搬送装置上に置かれた商品の位置に応じた設定値の設定作業が可能となる。
この場合、たとえば、商品の奥端の位置がセンサに近いときはセンサを無効とするタイミングを早くし、一方、商品の奥端の位置がセンサから遠いときはセンサを無効とするタイミングを遅くするように、前記設定値を設定することで、商品を置く位置にかかわらず商品がセンサから一定の距離に近づくまでセンサを有効に活用することができる。
本発明の第1および第2態様の更に好適な例においては、前記所定位置もしくはタイミングを、搬送装置のモータの回転数によって設定する。
この例においては、所定位置もしくはタイミングの制御を、時間により制御するのではなく、モータの回転数、すなわち、搬送装置の駆動量により制御するので、搬送装置の搬送速度が変わっても前記駆動量を変更する必要がないから、制御がシンプルになる。
以下、本発明の実施例1にかかる包装装置を図面に従って説明する。
なお、以下の説明において、図2の商品MはトレーT上に載置されて搬送されていくが、「商品M」とは、トレーT内の内容物を指す場合と、内容物、トレーTおよびフィルムFを含んだ概念で用いる場合とがある。また、商品Mは必ずしもトレーT上に載っている必要はない。
装置の概略:
まず、包装装置の一般的な構造および動作について説明する。
図1に示すように、本装置は、商品を正面側2aから搬入して正面側2aに排出する前方排出型の包装装置であって、本体2の正面2aには、搬送装置20と、排出部30とが設けられている。前記排出部30の前方にはヒータ75が配置されている。
図2において、搬送装置20上に商品Mが載せられると、後述する計量手段6によって商品の計量が行われた後、商品Mがリフタ80上に搬送される。リフタ80の各ポスト82は、包装機構60の包装ステーションSの直下に配置されていると共に、昇降手段88により上下昇降自在とされている。このリフタ80は、搬送装置20から商品Mが供給されると、上昇して商品Mを包装ステーションSまで持ち上げる。
一方、包装動作に先立ち、前記包装ステーションSには、張設状態のフィルムFが図示しない移送機構により供給されている。この張設されたフィルムFに対してリフタ80に支持された商品Mが押し上げられると、商品MはフィルムFを突き上げた状態でフィルムFによって上方が覆われた状態となる。このように商品Mの上方を覆ったフィルムFの周縁部は、図3の左右折込板64、65および後折込板71などによってトレーTの底面側に折り込まれて、商品Mが包装される。
この折込動作の際には、まず、左右の折込板64、65が先行して内側に入ってくると共に、少し遅れて左右の押込部材61、62および後折込板71が内側に入ってくる。前記左右の折込板64、65は、商品Mの底面を支持できる位置まで内側に入ったところで、その移動を停止する。一方、左右の押込部材61、62は、前記左右の折込板64、65に続いて内側に移動する。左右の押込部材61、62は内側への移動を続けてフィルムFを商品Mの底面側に押し込む。
後折り込み動作では、まず、後折込板71が前方に移動し、少し遅れて図2のプッシャー73が前方に移動する。これにより、後折込板71がフィルムFを商品Mの底面側に折り込むと共に、プッシャー73が商品Mを前方に押して、排出部30にフィルムFに包まれた商品Mを排出する。その後、排出部30上に排出された商品Mは、オペレータにより図1のヒータ75に押し付けられて手作業でヒートシールされる。
搬送装置:
つぎに、前記搬送装置20について詳しく説明する。
図5に示すように、前記搬送装置20はいわゆるウォーキングビーム方式で商品Mをリフタ80に搬入するもので、載置部21,搬入部材22および図6の駆動機構23を備えている。
図1に示すように、前記載置部21は、オペレータが商品Mを載置するためのもので、搬入方向(奥行方向)Yに直交する幅方向Xに多数本(複数本)に分割されている。前記載置部21が分割された隙間には、前記幅方向Xに多数本(複数本)に分割された図5の搬入部材22が配置されている。
図6(a)に示すように、前記搬入部材22は、前記載置部21よりも下方のレベルにおいて待機しており、この待機位置P1から、一点鎖線で示す軌跡Rに沿って移動して、載置部21上に載置された商品Mを下方からすくい上げて、包装ステーションS(図2)の下方であるリフタ80の上方の搬入位置P3まで搬入するものである。
前記駆動機構23は、前記搬入部材22を前記軌跡Rに沿って移動させるためのものである。
前記駆動機構23は、第1モータM1と、該第1モータM1により回転駆動されるベルト24と前記ベルト24の一部に取り付けられた連結部材25とを備えている。前記連結部材25の上部には前記搬入部材22が固定されている。
前記ベルト24は、前記軌跡Rと同一の形状で、かつ、無端状に張設されている。前記連結部材25は、図示しない姿勢保持手段により直立した姿勢を維持しながら前記ベルト24に沿って移動する。なお、前記姿勢保持手段は、水平材に案内される鉛直ロッドに前記連結部材25が摺動することにより構成される周知の手段を採用することができる。
前記搬入部材22は支持部22aと立上部22bとを備えている。図6(b)のように、前記支持部22aは商品Mの搬入中に商品Mの底面を支持する。一方、前記立上部22bは商品Mの手前端Meに接触する。
前記待機位置P1から前記搬入部材22が軌跡Rの順方向に沿って移動する際に、前記搬入部材22が斜め前方の上方に向って移動するように、前記軌跡Rが設定されている。これにより、搬入部材22が載置部21よりも下方の待機位置P1から搬入位置P3に向って移動する際に、載置部21上に商品Mが載ったままの状態で、商品Mの手前端Meに立上部22bが当接した後に、支持部22aが商品Mをすくい上げる。そのため、商品Mの姿勢が斜めになっている場合には、一部の搬入部材22が商品Mの手前端Meに当接して商品Mの姿勢が矯正される。また、商品Mの載置位置が搬入方向Yにズレている場合には、載置部21上の商品Mを搬入方向Y方向に若干移動させた後搬入するので、前記ズレを修正できる。
物体検出センサ:
図1に示すように、搬送装置20により商品Mが搬送される搬送経路Rmの近傍には、物体検出センサ4が設けられている。該物体検出センサ4は、たとえば、搬送経路Rmの左右両側に配置された一対の投光器4aおよび受光器4b(図2)からなる透過型のセンサであり、搬送経路Rmに侵入した物体を検出するためのものである。図2に示すように、前記物体検出センサ4は、たとえば、上下方向に並んだ第1ないし第3の光軸41,42,43を有している。前記各光軸41〜43は、商品Mの搬送方向Yと概ね直交するように設定されており、投光器4aから出射された光は搬送経路Rmを横切って受光器4bに入射される。
制御構成:
図4(a)に示すように、本包装装置はマイコン(制御手段)10を備えている。該マイコン10には、物体検出センサ4、ローカル制御装置5、計量手段6、表示器13および操作部14などが図示しないインターフェイスを介して接続されている。
前記ローカル制御装置5には、搬送装置20の第1モータM1やリフタ80の第2モータM2など種々の機器が接続されており、前記マイコン10によって当該各機器の制御が行われる。
前記マイコン10はCPU11およびメモリ12を備えている。前記メモリ12は、商品情報記憶部12aおよびトレー情報記憶部12bを備えている。
図4(b)に示すように、商品情報記憶部12aには、商品の呼出No. ごとに、品名、単価およびトレーNo. などからなる商品の情報が互いに関連付けられて記憶される。
図4(c)に示すように、トレー情報記憶部12bには、前記トレーNo. ごとに、トレーの幅、奥行Tyおよび高さからなるトレー情報が互いに関連付けられて記憶される。
前記計量手段6は、前記搬送装置20に接続されたロードセルを備え、前記搬送装置20の載置部21上に載せられた商品Mの重量を計るものである。前記計量手段6は、前記載置部21上に商品Mが載せられると、ロードセルからの信号に基づいて商品Mの重量を演算し、当該商品Mの重量をCPU11に出力する。CPU11は、計量手段6からの信号を受けると、商品Mの重量を前記表示器13に表示させると共に、前記第1モータM1を駆動させて商品Mの搬送を開始させる。なお、前記第1モータM1としては、前記ローカル制御装置5により制御されるステッピングモータが採用されている。
つぎに、本発明の要部である物体検出センサの制御について説明する。
制御の概略:
前述のように、商品Mの搬送動作が開始された後、CPU11は、前記物体検出センサ4による物体の検出に応じて前記搬送装置20の駆動を制御する。すなわち、商品Mの搬送動作開始後、トレーTの奥端Teの位置が、図7の所定位置Psとなるまでに前記センサ4が物体を検出した場合、CPU11は当該物体が商品M以外の物体であると判断して前記搬送装置20の動作を停止させる。一方、前記トレーTの奥端Teの位置が図7の所定位置Psとなった後に前記センサ4が物体を検出すると、CPU11は当該物体が商品Mであると判断して前記搬送装置20の動作を続行させる。
図7に示すように、前記所定位置Psは、前記センサ4から一定の距離ΔD離れた位置に設定される。すなわち、CPU11は、商品Mの奥行Tyにかかわらず、前記商品Mの奥端Teから前記センサ4までの前記距離ΔDが一定の値に近づくように制御する。そのため、図7(a)に示すように、商品Mの奥行Tyが小さい場合には、載置部21(搬送装置20)上に置かれたトレーTの奥端Teの位置がセンサ4から遠いので、結果的にセンサ4が無効となるタイミングが遅くなる。一方、図7(b)に示すように、商品Mの奥行Tyが大きい場合には、載置部21(搬送装置20)上に置かれたトレーTの奥端Teの位置がセンサ4に近いので、結果的にセンサ4が無効となるタイミングが早くなる。
前記センサ4を無効とするタイミング(所定位置Ps)の設定は、具体的には以下に説明するように、たとえばトレーTの奥行Tyに応じて算出された前記第1モータM1(図6(a))の回転数(回転角度)によって設定される。
図4のCPU11は、商品情報記憶部12aからトレーNo. を読み出し、更に、トレー情報記憶部12bからトレーの奥行Tyの寸法を読み出す。CPU11は、この読み出した奥行Tyに応じて、図8(b)のトレーの奥端Teの位置が所定位置Psとなるまで第1モータM1を回転させる後述の第2パルス数(設定値)Cp2を算出し、該第2パルス数Cp2に応じた回転角(回転数)だけ第1モータM1が回転した時点で前記センサ4を無効とするように制御する。これにより、トレーの奥行Tyにかかわらず、トレーTがセンサ4から一定の距離ΔDに近づくまでセンサ4を有効に活用することができる。
なお、前記所定位置Psに達するまでの第1モータM1の回転角は、前記第2パルス数Cp2に比例する。
つぎに、前記物体検出センサ4および搬送装置20の動作について詳しく説明する。
図8(b)に示すように、実際の搬送動作の際には、商品Mだけでなく商品Mを搬送する搬入部材22もセンサ4を通過するので、商品Mがセンサ4を通過するタイミング(パルス数)を演算するだけでなく、搬入部材22が通過するタイミング(パルス数)も考慮する必要がある。
すなわち、図8(a)の二点鎖線で示す搬入部材22の奥端22eの位置が所定位置Psとなるまでの前記第1モータM1の第1のパルス数Cp1は、予め既知であるからマイコン10に記憶させておく。
図8(b)の二点鎖線で示すように、前記第2のパルス数Cp2をCPU11が以下の(1)式から算出する。
Cp2=(L−Ty)/s …(1)
L:待機位置P1における立上部22bの位置から所定位置Psまでの距離
s:搬入部材22が1パルス当たりに移動する距離
ここで、前記(1)式において、Lの値は、装置の設計上定まる既知の値であるから、商品Mの奥行Tyの値を変更すると、前記第2パルス数Cp2が変更される。そのため、商品Mの奥行Tyに応じて、前記センサを無効とするタイミングの基準となる設定値が変更設定される。
なお、前記第2パルス数Cp2の演算は、前記商品の指定から本装置で包装可能な最大サイズの商品が前記所定位置Psに達するまで(前記センサ4を通過するまで)の間に行われる。
搬送装置20の載置部21上に商品Mが載置されると、計量手段6により計量がなされ、図6(a)の第1モータM1が回転駆動し始める。これに伴い、搬入部材22が待機位置P1から軌跡R(図6(a))に沿って、斜め上方の奥に向って移動し始め、図6(b)のように、まず、載置部21上の商品Mの手前端Meに立上部22bが当接して、商品Mの手前端Meの位置や姿勢が矯正された後に、更に、斜め上方の奥に向って移動することで、商品Mを搬送する。
この搬送の際、CPU11は、第1モータM1の回転数をカウントしており、前記第1パルス数Cp1に応じた量だけ第1モータM1が回転して、図8(a)の二点鎖線で示すように、搬入部材22の奥端22eの位置が所定位置Psとなった時点で、複数の光軸41,42,43のうち第3の光軸43を無効とするように制御する。これにより、図8(b)のように、搬入部材22が前記第3の光軸43を遮光して、センサ4が物体を検出しても搬送装置20の動作は停止されず、商品Mの搬送が続行される。
続いて、CPU11は、前記第2パルス数Cp2に応じた量まで前記第1モータM1が回転して、図8(b)に示すように、トレーTの奥端Teの位置が所定位置Psとなった時点で、センサ4の第1および第2の光軸41、42を無効とするように制御する。これにより、商品Mが第1および第2の光軸41、42を遮光して、センサ4が物体を検出しても搬送装置20の動作は停止されず、商品Mの搬送が続行される。
その後、商品Mおよび搬入部材22が前記センサ4を通過した時点で、前記センサ4は再び有効とされる。なお、商品Mが前記センサ4を通過したか否かの判断は、前記第1モータM1の回転数に対応する第3のパルス数Cp3に基づいて判断される。
なお、リフタ80(図2)が上昇して商品Mを搬入部材22から受け取った後で、搬入部材22は図6(a)の軌跡Rに沿って待機位置P1まで復帰し、次の商品Mの搬入動作に備える。
ところで、図8(a)に示すように、前記所定位置Psはセンサ4から一定の距離離れた一定の位置とする必要はなく、所定の範囲を持って設定してもよい。たとえば、多数のトレーTの大きさを大・中・小の3つに分類し、それぞれの分類ごとに第2のパルス数Cp2を設定してもよく、この場合、トレーTの奥行の僅かな差異に応じて、前記所定位置Psにバラツキが生じる。
また、搬入部材22(立上部22b)が商品Mの手前端Meに当接せずに商品Mを搬送する場合がある。この場合、商品Mの載置位置には搬送方向Yに図8(a)のバラツキαが生じるので、前記距離ΔDに若干のバラツキが生じてもよい。
また、前記センサ4を無効にするタイミング(第2パルス数Cp2)は、商品、あるいは、商品を載せるトレーごとに互いに関連付けて、メモリ12に予め記憶させておいてもよい。このようにすれば、商品Mを搬送する度に前記タイミングを演算する必要がなく、商品を指定すると商品情報と共にセンサ4を無効にするタイミングも読み出され、当該読み出したタイミングに基づいてCPU11が前記タイミングの制御を行う。
また、商品Mの奥行Tyは、登録されたデータを読み出すだけでなく、CCDカメラなどによって搬送装置20上に置かれた商品Mの実際の奥行Tyを計測してもよい。CPU11は、当該実測された商品Mの奥行Tyに基づいて前記タイミングを算出する。
図9は実施例2を示す。この実施例においては、ベルトコンベアからなる搬送装置20B上に置かれた商品Mの搬送方向Yの奥端Teの位置に応じて、前記第2パルス数Cp2が変更設定される。前記奥端Teの位置は、たとえば、図示しないCCDカメラによって検出される。CPU11は、検出された奥端Teの位置に応じて、前記第2パルス数Cp2を算出し、該第2パルス数Cp2に基づいて前記センサ4を無効にするタイミングを設定する。
すなわち、図9(a)に示すように、前記奥端Teの位置Ptがセンサ4から遠いときは、前記第2パルス数Cp2が多く設定されるので、前記センサ4を無効とするタイミングが遅くなる。一方、図9(b)に示すように、前記奥端Teの位置Ptがセンサ4に近いときは、前記第2パルス数Cp2が少なく設定されるので、前記センサ4を無効とするタイミングが早くなる。
ところで、前記各実施例において、物体検出センサ4の制御はパルス数により制御しなくてもよく、時間により制御してもよい。たとえば、マイコン10にタイマーを設け、商品Mが前記所定位置Psに到達するまでの時間を前記タイマーにより計測することで、前記タイミングを算出してもよい。ただし、この場合、搬送装置20の搬送速度を変えると、前記タイミングの基準となる時間も変える必要がある。
以上のとおり、図面を参照しながら好適な実施例を説明したが、当業者であれば、本明細書を見て、自明な範囲で種々の変更および修正を容易に想定するであろう。
たとえば、搬送装置20を駆動するための第1モータM1はステッピングモータに限らず、インバータ制御のACモータであってもよい。更に、搬送装置をリフタ上に搭載してもよい。
また、搬送装置20に計量手段6を設けなくてもよい。
また、センサ4を無効にするタイミングの演算は、商品Mの搬送開始前に行ってもよいし、商品Mの搬送が開始された後、商品Mを搬送しながら行ってもよい。
また、センサ4の各光軸41,42,43は、無効とするタイミングが互いに異なるように設定されなくてもよい。また、センサ4は反射型センサや画像センサなど物体を検出できるものであれば、どのような方式のものでもよい。
また、搬入部材22が商品Mの搬送を終えて待機位置P1に復帰する際に、前記搬入部材22がセンサ4を通過する場合には、その通過タイミングに合わせてセンサ4を無効とするように制御してもよい。
したがって、そのような変更および修正は、請求の範囲から定まる本発明の範囲内のものと解釈される。
本発明は、青果などの商品、あるいは、商品を載せたトレーを搬送装置により搬送してフィルムで包装する全ての包装装置に適用することができる
本発明の実施例1にかかる包装装置を示す概略斜視図である。 同包装装置の包装機構を示す概略側面図である。 同包装方法を示す概略斜視図である。 (a)は包装装置の概略構成図、(b),(c)は記憶部の記憶内容を示す図表である。 搬送装置およびリフタを示す概略斜視図である。 搬送装置の搬送動作を説明する概略側面図である。 物体検出センサおよび搬送装置の制御の概略を示す模式図である。 物体検出センサおよび搬送装置の制御の具体例を示す模式図である。 設定値の変更方法の他の例を示す概略平面図である。
符号の説明
4:物体検出センサ
10:マイコン(制御手段)
20:搬送装置
80:リフタ
Cp1,Cp2:パルス数(設定値)
F:フィルム
M:商品
Ps:所定位置
Rm:搬送経路
S:包装ステーション
T:トレー
Te:商品の奥端
Ty:商品の奥行

Claims (8)

  1. 搬送装置上に載置された商品を所定の搬送経路に沿って移動させると共にリフタにより上方に押し上げて商品を包装する包装装置であって、
    商品の前記搬送経路近傍に設けられ、物体を検出するセンサと、
    前記センサによる物体の検出に応じて前記搬送装置の駆動を制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、商品の搬送動作開始後、前記センサに対する前記商品の奥端の位置が所定位置となるまでに前記センサが物体を検出すると前記搬送装置の動作を停止させ、
    前記センサに対する前記商品の奥端の位置が前記所定位置となった後に前記センサが物体を検出すると前記搬送装置の動作を続行させることを特徴とする包装装置。
  2. 搬送装置上に載置された商品を所定の搬送経路に沿って移動させると共にリフタにより上方に押し上げて商品を包装する包装装置であって、
    商品の前記搬送経路近傍に設けられ、物体を検出するセンサと、
    前記センサによる物体の検出に応じて前記搬送装置の駆動を制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記搬送装置による商品の搬送動作開始後の所定のタイミング以前に前記センサが物体を検出すると前記搬送装置の動作を停止させ、
    前記所定のタイミング以後に前記センサが物体を検出すると前記搬送装置の動作を続行させ、
    前記タイミングの基準となる設定値が変更設定されるようにした包装装置。
  3. 請求項2において、前記商品の奥行に応じて、前記設定値が変更設定されるようにした包装装置。
  4. 請求項2もしくは3において、前記商品の奥行が大きいときには前記タイミングが早くなるように、一方、前記商品の奥行が小さいときには前記タイミングが遅くなるように設定されるようにした包装装置。
  5. 請求項2,3もしくは4において、前記商品、あるいは、前記商品を載せるトレーごとに、前記タイミングを変更設定可能とした包装装置。
  6. 請求項2において、前記搬送装置上に置かれた前記商品の搬送方向の奥端の位置に応じて、前記設定値が変更設定されるようにした包装装置。
  7. 請求項6において、前記奥端の位置が前記センサに近いときは前記タイミングが早くなるように、一方、前記奥端の位置が前記センサから遠いときは前記タイミングが遅くなるように設定されるようにした包装装置。
  8. 請求項1ないし7のいずれか1項において、前記所定位置もしくは前記タイミングが前記搬送装置のモータの回転数によって設定される包装装置。
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