JP2005082213A - 包装装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 商品を置く位置や姿勢がズレても、包装状態にバラツキの生じにくい包装装置を提供する。
【解決手段】 包装ステーションSに張設されたフィルムFで商品Mの上面を覆い、該フィルムFで商品Mを包装する包装装置に関する。商品Mが載置される載置部21と、載置部21上の商品Mを下方からすくい上げて包装ステーションSの下方まで搬入する搬入部材22と、搬入部材22を移動させる駆動機構23とを備え、搬入部材22は、搬入中に商品Mの底部を支持する支持部22aと、商品Mの手前端Meに当接する立上部22bとを有し、載置部21上の商品Mの手前端Meに立上部22bが当接した後、搬入部材22が商品をすくい上げる。
【選択図】 図1
【解決手段】 包装ステーションSに張設されたフィルムFで商品Mの上面を覆い、該フィルムFで商品Mを包装する包装装置に関する。商品Mが載置される載置部21と、載置部21上の商品Mを下方からすくい上げて包装ステーションSの下方まで搬入する搬入部材22と、搬入部材22を移動させる駆動機構23とを備え、搬入部材22は、搬入中に商品Mの底部を支持する支持部22aと、商品Mの手前端Meに当接する立上部22bとを有し、載置部21上の商品Mの手前端Meに立上部22bが当接した後、搬入部材22が商品をすくい上げる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、包装ステーションに張設されたフィルムの下方から所定の高さまで商品を押し上げて、商品の上面をフィルムで覆い、該フィルムで商品を包装する包装装置に関するものである。
従来、この種の包装装置として、脚付きトレーや底面が平らでない商品を安定して搬送するため、載置部に載置した商品をすくい上げて搬送するものが知られている(たとえば、特許文献1参照)。従来、かかる搬送方式を採用した包装装置では、商品の性質に応じてフィルムに対する商品の平面的な位置を変えたい場合があり、この場合、商品を載置部に載置する位置をオペレータが意図的に変える必要があった。
特開2003−191904号公報(第4頁、図1)
しかし、オペレータの個人差等により、載置部に載置された商品の位置や姿勢がズレるので、フィルムに対する商品の平面的な位置や姿勢もズレるため、商品の包装状態にバラツキが生じる。
したがって、本発明の目的は、商品を置く位置や姿勢がズレても、包装状態にバラツキの生じにくい包装装置を提供することである。
したがって、本発明の目的は、商品を置く位置や姿勢がズレても、包装状態にバラツキの生じにくい包装装置を提供することである。
前記目的を達成するために、本発明は、包装ステーションに張設されたフィルムで商品の上面を覆い、該フィルムで商品を包装する包装装置であって、商品が載置される載置部と、前記載置部上の商品を下方からすくい上げて前記包装ステーションの下方まで搬入する搬入部材と、前記搬入部材を移動させる駆動機構とを備え、前記搬入部材は、前記搬入中に商品の底部を支持する支持部と、前記商品の手前端に当接する立上部とを有し、前記載置部上の商品の手前端に前記立上部が当接した後、前記搬入部材が前記商品をすくい上げることを特徴とする。
本発明によれば、載置部上に載置された商品を搬入部材ですくい上げる前に立上部を商品に当接させることにより、商品の姿勢や商品を置く位置にバラツキがあっても、これらのズレ(姿勢・位置)を修正することができ、作業ミスや作業者の個人差による包装状態のバラツキを低減し得る。
本発明の好適な実施態様では、包装ステーションに張設されたフィルムに対して商品を押し上げるリフタを更に備え、前記リフタの上方まで前記搬入部材が前記商品を搬送し、該搬送した商品を前記リフタが前記搬入部材の下方からすくい上げて受け取るように設定され、前記包装ステーションにおける搬入部材の停止位置が前記商品の奥行方向に設定変更可能とされている。
この実施態様によれば、包装条件(載置位置)が互いに異なる商品を中央基準や手前基準で位置決めして処理することができ、そのため、包装状態を更に向上させることができる。
本発明の更に好適な実施態様では、前記搬入部材の停止位置を、商品を載置したトレーまたは商品ごとに設定変更可能とする。
この実施態様によれば、トレーや商品の大きさに応じた搬入部材の停止位置の設定変更作業が可能になる。
たとえば、奥行の大きい商品の場合は搬入距離を小さくし、一方、奥行の小さい商品の場合は搬入距離を大きくすることで、中央基準となって、包装状態が向上する。
たとえば、奥行の大きい商品の場合は搬入距離を小さくし、一方、奥行の小さい商品の場合は搬入距離を大きくすることで、中央基準となって、包装状態が向上する。
本発明の他の好適な実施態様では、前記包装ステーションに張設されたフィルムに対して商品を押し上げるリフタを更に備え、前記リフタの上方まで前記搬入部材が前記商品を搬送し、該搬送した商品を前記リフタが前記搬入部材の下方からすくい上げて受け取るように設定し、前記搬入部材の搬入動作に対する前記リフタの上昇のスタートタイミングを設定変更可能にする。
この実施態様によれば、リフタのスタートタイミングを早くすることでサイクルタイムが短くなり、処理能力を向上させることができる。
本発明の更に好適な実施態様では、前記リフタのスタートタイミングが、商品を載置したトレーまたは商品ごとに設定変更可能とする。
この実施態様によれば、トレーや商品の大きさに応じた搬入部材の停止位置の設定作業が可能になる。
たとえば、奥行の大きい商品の場合はリフタのスタートタイミングを早くし、一方、奥行の小さい商品の場合はリフタのスタートタイミングを遅くすることで、中央基準となって、包装状態が向上する。
たとえば、奥行の大きい商品の場合はリフタのスタートタイミングを早くし、一方、奥行の小さい商品の場合はリフタのスタートタイミングを遅くすることで、中央基準となって、包装状態が向上する。
全体構成:
以下、本発明の実施例1にかかる包装装置を図1〜図6に従って説明する。
なお、以下の説明において、図2の商品MはトレーT上に載置されて搬送されていくが、「商品M」とは、トレーT内の内容物を指す場合と、内容物、トレーTおよびフィルムFを含んだ概念で用いる場合とがある。また、商品Mは必ずしもトレーT上に載っている必要はない。
以下、本発明の実施例1にかかる包装装置を図1〜図6に従って説明する。
なお、以下の説明において、図2の商品MはトレーT上に載置されて搬送されていくが、「商品M」とは、トレーT内の内容物を指す場合と、内容物、トレーTおよびフィルムFを含んだ概念で用いる場合とがある。また、商品Mは必ずしもトレーT上に載っている必要はない。
まず、包装装置の一般的な構造および動作について説明する。
図1に示すように、本装置は、商品を正面側2aから搬入して正面側2aに排出する前方排出型の包装システムであって、本体2の正面2aには、供給装置20と、排出部30とが設けられている。本包装装置は、前記排出部30の前方にヒータ75が配置されており、後述するようにフィルムFで包装されたトレーTの底面をオペレータがヒータ75に押し付けてヒートシールする溶着を手作業で行う型式の包装装置である。
図1に示すように、本装置は、商品を正面側2aから搬入して正面側2aに排出する前方排出型の包装システムであって、本体2の正面2aには、供給装置20と、排出部30とが設けられている。本包装装置は、前記排出部30の前方にヒータ75が配置されており、後述するようにフィルムFで包装されたトレーTの底面をオペレータがヒータ75に押し付けてヒートシールする溶着を手作業で行う型式の包装装置である。
図2において、供給装置20上に商品Mが載置されると、供給装置20は、商品Mの載ったトレーTをリフタ80の上方に供給する。リフタ80の各ポスト82は、包装機構60の包装ステーションSの直下に配置されていると共に、昇降手段88により上下昇降自在とされている。このリフタ80は、供給装置20から商品Mが供給されると、上昇して商品Mを包装ステーションSまで持ち上げる。
一方、包装動作に先立ち、前記包装ステーションSには、フィルムFが図示しない移送機構により供給され、前後のクランプ54,53により張設されている。この張設されたフィルムFに対してリフタ80に支持された商品Mが押し上げられると、商品MはフィルムFを突き上げた状態でフィルムFによって上方が覆われた状態となる。このように商品Mの上方を覆ったフィルムFの周縁部は、図3の左右折込板64、65および後折込板71などによってトレーTの底部側に折り込まれて、商品Mが包装される。
この折込動作の際には、まず、左右の折込板64、65が先行して内側に入ってくると共に、少し遅れて左右の押込部材61、62および後折込板71が内側に入ってくる。前記左右の折込板64、65は、商品Mの底部を支持できる位置まで内側に入ったところで、その移動を停止する。一方、左右の押込部材61、62は、前記左右の折込板64、65に続いて内側に移動する。左右の押込部材61、62は内側への移動を続けてフィルムFを商品Mの底部側に押し込む。
後折り込み動作では、まず、後折込板71が前方に移動し、少し遅れて図2のプッシャー(排出機構の一例)73が前方に移動する。これにより、後折込板71がフィルムFを商品Mの底面側に折り込むと共に、プッシャー73が商品Mを前方に押して、排出部30にフィルムに包まれた商品Mを排出する。その後、排出部30上に排出された商品Mは、図1のヒータ75に押し付けられ手作業でヒートシールが行われる。
供給装置:
つぎに、前記供給装置20について詳しく説明する。
図5に示すように、前記供給装置20はいわゆるウォーキングビーム方式で商品Mをリフタ80に搬入するもので、載置部21,搬入部材22および図6の駆動機構23を備えている。
つぎに、前記供給装置20について詳しく説明する。
図5に示すように、前記供給装置20はいわゆるウォーキングビーム方式で商品Mをリフタ80に搬入するもので、載置部21,搬入部材22および図6の駆動機構23を備えている。
図1に示すように、前記載置部21は、オペレータが商品Mを載置するためのもので、搬入方向(奥行方向)Yに直交する幅方向Xに多数本(複数本)に分割されている。前記載置部21が分割された隙間には、前記幅方向Xに多数本(複数本)に分割された図5の搬入部材22が配置されている。
図6(a)に示すように、前記搬入部材22は、前記載置部21よりも下方のレベルにおいて待機しており、この待機位置P1から、一点鎖線で示す軌跡Rに沿って移動して、載置部21上に載置された商品Mを下方からすくい上げて、包装ステーションS(図2)の下方であるリフタ80の上方の搬入位置P3まで搬入するものである。
前記駆動機構23は、前記搬入部材22を前記軌跡Rに沿って移動させるためのものである。
前記駆動機構23は、第1モータM1と、該第1モータM1により回転駆動されるベルト24と前記ベルト24の一部に取り付けられた連結部材25とを備えている。前記連結部材25の上部には前記搬入部材22が固定されている。
前記駆動機構23は、第1モータM1と、該第1モータM1により回転駆動されるベルト24と前記ベルト24の一部に取り付けられた連結部材25とを備えている。前記連結部材25の上部には前記搬入部材22が固定されている。
前記ベルト24は、前記軌跡Rと同一の形状で、かつ、無端状に張設されている。前記連結部材25は、図示しない姿勢保持手段により直立した姿勢を維持しながら前記ベルト24に沿って移動する。なお、前記姿勢保持手段は、水平材に案内される鉛直ロッドに前記連結部材25が摺動することにより構成される周知の手段を採用することができる。
前記搬入部材22は支持部22aと立上部22bとを備えている。図6(b)のように、前記支持部22aは商品Mの搬入中に商品Mの底部を支持する。一方、前記立上部22bは商品Mの手前端Meに接触する。
前記待機位置P1から前記搬入部材22が軌跡Rの順方向に沿って移動する際に、前記搬入部材22が斜め前方の上方に向って移動するように、前記軌跡Rが設定されている。これにより、搬入部材22が載置部21よりも下方の待機位置P1から搬入位置P3に向って移動する際に、載置部21上に商品Mが載ったままの状態で、商品Mの手前端Meに立上部22bが当接した後に、支持部22aが商品Mをすくい上げる。そのため、商品Mの姿勢が斜めになっている場合には、一部の搬入部材22が商品Mの手前端Meに当接して商品Mの姿勢が矯正される。また、商品Mの載置位置が搬入方向Yにズレている場合には、載置部21上の商品Mを搬入方向Y方向に若干移動させた後搬入するので、前記ズレを修正できる。
制御構成:
つぎに、制御構成について説明する。
図4(a)に示すように、本包装装置はマイコン(制御手段)10を備えている。該マイコン10には、ローカル制御装置5、計量手段6、表示器13および操作部14などが図示しないインターフェイスを介して接続されている。
前記ローカル制御装置5には、供給装置20の第1モータM1やリフタ80の第2モータM2など種々の機器が接続されており、前記マイコン10によって当該各機器の制御が行われる。
つぎに、制御構成について説明する。
図4(a)に示すように、本包装装置はマイコン(制御手段)10を備えている。該マイコン10には、ローカル制御装置5、計量手段6、表示器13および操作部14などが図示しないインターフェイスを介して接続されている。
前記ローカル制御装置5には、供給装置20の第1モータM1やリフタ80の第2モータM2など種々の機器が接続されており、前記マイコン10によって当該各機器の制御が行われる。
前記マイコン10はCPU11およびメモリ12を備えている。前記メモリ12は、商品情報記憶部12aおよびトレー情報記憶部12bを備えている。
図4(b)に示すように、商品情報記憶部12aには、商品の呼出No. ごとに、品名、単価およびトレーNo. などからなる商品の情報が互いに関連付けられて記憶される。
図4(c)に示すように、トレー情報記憶部12bには、前記トレーNo. ごとに、トレーの幅、奥行Tyおよび高さからなるトレー情報が互いに関連付けられて記憶される。
図4(b)に示すように、商品情報記憶部12aには、商品の呼出No. ごとに、品名、単価およびトレーNo. などからなる商品の情報が互いに関連付けられて記憶される。
図4(c)に示すように、トレー情報記憶部12bには、前記トレーNo. ごとに、トレーの幅、奥行Tyおよび高さからなるトレー情報が互いに関連付けられて記憶される。
前記計量手段6は、前記供給装置20に接続されたロードセルを備え、前記供給装置20の載置部21上に載せられた商品Mの重量を計るものである。前記計量手段6は、前記載置部21上に商品Mが載せられると、ロードセルからの信号に基づいて商品Mの重量を演算し、当該商品Mの重量をCPU11に出力する。CPU11は、計量手段6からの信号を受けると、商品Mの重量を前記表示器13に表示させると共に、前記第1モータM1を駆動させて商品Mの搬送を開始させる。なお、前記第1モータM1としては、前記ローカル制御装置5により制御されるステッピングモータが採用されている。
図6の前記搬入部材22は、商品Mの搬入位置P3に対応する停止位置P2の範囲において停止する。この停止位置P2は以下説明するように、たとえばトレーTの奥行Tyに応じて奥行方向(搬入方向)Yに設定変更される。
図4のCPU11は、商品情報記憶部12aからトレーNo. を読み出し、更に、トレー情報記憶部12bからトレーの奥行Tyを読み出す。CPU11は所定の演算式に従って、図6(a)のトレーセンタCT や、トレーTの奥端Teが一定となるように、たとえば、奥行Tyの大きい商品Mの場合は、停止位置P2を手前に設定し、一方、奥行Tyの小さい商品Mの場合には停止位置P2を奥に設定する。CPU11は前記停止位置P2を設定するために、第1モータM1を回転させるパルス数を算出し、該パルス数に応じた量だけ第1モータM1を回転させる。これにより、トレーの奥行Tyにかかわらず、トレーTを奥行方向にセンタリングしたり、あるいは、トレーTの奥端Teを基準にトレーTをリフタ80の上方で位置決めすることができる。
なお、リフタ80は、前記停止位置P2の範囲よりも若干手前のタイミングに相当する点Puのタイミングで上昇し始める。
つぎに、前記供給装置20およびリフタ80の動作を詳しく説明する。
まず、オペレータが商品Mを指定すると、当該商品Mを載せるトレーTに応じてCPU11が図6(a)の第1モータM1を回転させるためのパルス数を演算する。供給装置20の載置部21上に商品Mが載置されると、計量手段6により計量がなされ、図6(a)の第1モータM1が回転駆動し始める。
まず、オペレータが商品Mを指定すると、当該商品Mを載せるトレーTに応じてCPU11が図6(a)の第1モータM1を回転させるためのパルス数を演算する。供給装置20の載置部21上に商品Mが載置されると、計量手段6により計量がなされ、図6(a)の第1モータM1が回転駆動し始める。
これに伴い、搬入部材22が待機位置P1から軌跡Rに沿って、斜め上方の奥に向って移動し始め、図6(b)のように、まず、載置部21上の商品Mの手前端Meに立上部22bが当接して、商品Mの手前端Meの位置や姿勢が矯正された後に、更に、斜め上方の奥に向って停止位置P2(図6(a))まで移動することで、載置部21上の商品Mをすくい上げて、商品Mを搬入位置P3まで搬入する。
一方、リフタ80は、前記停止位置P2よりも手前のタイミングPuで上昇を開始し、前記搬入位置P3の商品Mを搬入部材22からすくい上げるようにして受け取った後、図2のように包装ステーションSの上部まで押し上げ、前述の包装動作が行われる。
なお、リフタ80が上昇し始めて商品Mを搬入部材22から受け取った後の所定のタイミングで、搬入部材22は図6(a)の軌跡Rに沿って待機位置P1まで復帰し、次の商品Mの搬入動作に備える。
前記構成において、載置部21上に載置された商品Mを搬入部材22ですくい上げる前に立上部22bを商品Mの手前端Meに当接させることにより、商品Mの姿勢や商品Mを置く位置にバラツキがあっても、これらのズレ(姿勢・位置)を修正することができ、作業ミスや作業者の個人差による包装状態のバラツキを低減し得るので、包装の仕上りが美しくなる。
また、本実施例では、商品Mを奥行方向にセンタリングしたり、あるいは、商品Mを奥端Teで搬入することができるから、包装の仕上り状態の更なる向上を期待できる。
図7(a)は実施例2のトレー情報記憶部12bを示す。
この実施例では、トレーNo. ごとに、第1モータM1の停止タイミング(パルス数)が予めトレー情報記憶部12bに設定登録されている。この停止タイミングの設定登録は、トレー登録の際に、トレーの奥行Tyからオペレータが計算して入力してもよいし、あるいは、所定の演算式に基づいて、CPU11が算出してトレー情報記憶部12bに記憶させるようにしてもよい。
この実施例では、トレーNo. ごとに、第1モータM1の停止タイミング(パルス数)が予めトレー情報記憶部12bに設定登録されている。この停止タイミングの設定登録は、トレー登録の際に、トレーの奥行Tyからオペレータが計算して入力してもよいし、あるいは、所定の演算式に基づいて、CPU11が算出してトレー情報記憶部12bに記憶させるようにしてもよい。
この実施例の場合、トレーNo. が決定されると、CPU11がトレー情報記憶部12bから第1モータM1の停止タイミングを読み出して搬入部材22を所定の停止位置P2で停止させる。
ところで、搬入部材22は図6(a)の停止位置P2において停止する必要はない。たとえば、搬入部材22が奥端の位置に至るまでに、リフタ80が上昇し始めて、奥端に向かうタイミングP2においてリフタ80が搬入部材22から商品Mを受け取るようにすれば、本体2は停止位置P2において停止する必要はない。そうすれば、サイクルタイムの短縮化を図り得る。
この場合、搬入部材22の搬入動作に対するリフタ80の上昇のスタートタイミングをトレーTや商品Mごとに設定変更してもよい。たとえば、奥行の大きい商品Mの場合はリフタ80のスタートタイミングを早くし、一方、奥行の小さい商品Mの場合はリフタ80のスタートタイミングを遅くすることで、中央基準や奥端基準となって、包装状態が向上する。
かかるリフタ80の上昇のスタートタイミングの設定方法としては、図7(b)のトレー情報記憶部12bに示すように、予め当該タイミングをトレーや商品ごとに登録しておいてもよいし、トレーや商品の奥行等に応じて計算してもよい。
以上のとおり、図面を参照しながら好適な実施形態を説明したが、当業者であれば、本明細書を見て、自明な範囲で種々の変更および修正を容易に想定するであろう。
たとえば、押込部材を設ける必要はない。また、押込部材に代えてエアー等でフィルムを押し込んでもよい。
また、供給装置20はリフタ上に搭載してもよい。さらに、供給装置20に計量器を設けて商品の重さを計る必要はない。
また、ヒートシールは手動でなく、自動で行うようにしてもよい。
また、商品の奥行ではなく、商品やトレーの硬さや高さに応じて搬入部材を停止させる停止位置やリフタ上昇のスタートタイミングを変更してもよい。更に、トレーの種類に応じて用いる演算式を用意しておいてもよい。
また、トレーや商品の奥行寸法を供給装置に載置した後に自動で測定してもよい。
したがって、そのような変更および修正は、請求の範囲から定まる本発明の範囲内のものと解釈される。
たとえば、押込部材を設ける必要はない。また、押込部材に代えてエアー等でフィルムを押し込んでもよい。
また、供給装置20はリフタ上に搭載してもよい。さらに、供給装置20に計量器を設けて商品の重さを計る必要はない。
また、ヒートシールは手動でなく、自動で行うようにしてもよい。
また、商品の奥行ではなく、商品やトレーの硬さや高さに応じて搬入部材を停止させる停止位置やリフタ上昇のスタートタイミングを変更してもよい。更に、トレーの種類に応じて用いる演算式を用意しておいてもよい。
また、トレーや商品の奥行寸法を供給装置に載置した後に自動で測定してもよい。
したがって、そのような変更および修正は、請求の範囲から定まる本発明の範囲内のものと解釈される。
本発明は、包装ステーションに張設されたフィルムで商品の包装を行う全ての包装装置に適用することができる。
21:載置部
22:搬入部材
22a:支持部
22b:立上部
23:駆動機構
F:フィルム
M:商品
Me:手前端
S:包装ステーション
22:搬入部材
22a:支持部
22b:立上部
23:駆動機構
F:フィルム
M:商品
Me:手前端
S:包装ステーション
Claims (5)
- 包装ステーションに張設されたフィルムで商品の上面を覆い、該フィルムで商品を包装する包装装置であって、
商品が載置される載置部と、
前記載置部上の商品を下方からすくい上げて前記包装ステーションの下方まで搬入する搬入部材と、
前記搬入部材を移動させる駆動機構とを備え、
前記搬入部材は、前記搬入中に商品の底部を支持する支持部と、前記商品の手前端に当接する立上部とを有し、前記載置部上の商品の手前端に前記立上部が当接した後、前記商品をすくい上げることを特徴とする包装装置。 - 請求項1において、前記包装ステーションに張設されたフィルムに対して商品を押し上げるリフタを更に備え、
前記リフタの上方まで前記搬入部材が前記商品を搬送し、該搬送した商品を前記リフタが前記搬入部材の下方からすくい上げて受け取るように設定され、
前記包装ステーションの下方における搬入部材の停止位置が前記商品の奥行方向に設定変更可能とされている包装装置。 - 請求項2において、前記搬入部材の停止位置が、商品を載置したトレーまたは商品ごとに設定変更可能である包装装置。
- 請求項1において、前記包装ステーションに張設されたフィルムに対して商品を押し上げるリフタを更に備え、
前記リフタの上方まで前記搬入部材が前記商品を搬送し、該搬送した商品を前記リフタが前記搬入部材の下方からすくい上げて受け取るように設定され、
前記搬入部材の搬入動作に対する前記リフタの上昇のスタートタイミングを設定変更可能にした包装装置。 - 請求項4において、前記リフタのスタートタイミングが、商品を載置したトレーまたは商品ごとに設定変更可能である包装装置。
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JP2003317991A JP2005082213A (ja) | 2003-09-10 | 2003-09-10 | 包装装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102556443A (zh) * | 2011-12-30 | 2012-07-11 | 温州市汇科机械有限公司 | 一种全自动包装机装置 |
-
2003
- 2003-09-10 JP JP2003317991A patent/JP2005082213A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN102556443A (zh) * | 2011-12-30 | 2012-07-11 | 温州市汇科机械有限公司 | 一种全自动包装机装置 |
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