JP3379425B2 - 計量値付け装置 - Google Patents

計量値付け装置

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JP3379425B2
JP3379425B2 JP04830998A JP4830998A JP3379425B2 JP 3379425 B2 JP3379425 B2 JP 3379425B2 JP 04830998 A JP04830998 A JP 04830998A JP 4830998 A JP4830998 A JP 4830998A JP 3379425 B2 JP3379425 B2 JP 3379425B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品を計量して、
その計量データに基づいてラベルに印字を行い、そのラ
ベルを商品に貼付する計量値付け装置に係り、特に、商
品の計量から、ラベルの貼付までの工程を自動的に行う
計量値付け装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】商品を計量して、その計量データに基づ
いてラベルに印字を行い、そのラベルを商品に貼付する
計量値付け装置にあっては、商品を、搬入コンベア、計
量コンベア、貼付コンベアの順に、順次受け渡すように
して連続的に搬送し、この搬送過程にて、商品の計量か
ら、ラベルの貼付までの工程を自動的に行うようになっ
ている。搬送する商品の計量は、計量コンベアに商品が
載ったことによる計量コンベアの重量の増加を、計量部
で計測することでなされる。搬入コンベア、計量コンベ
ア、貼付コンベアは、商品を搬送する搬送面の高さを同
一に揃えている。この計量値付け装置では、搬入コンベ
アから一つの商品を計量コンベアに搬送し、商品の搬送
方向後端が計量コンベア上に移った時に、はじめて、商
品の全重量が計量コンベアの負荷となり、商品の重量を
計量できる。また、商品が計量コンベアに載った当初
は、商品の揺れ等によって計量値が安定しないため、商
品が計量コンベアの終端に位置したことを計量終了セン
サで検出し、計量開始から計量終了センサによる商品の
検出までの間で、安定していた値を計量値として採用し
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ような計量値付け装置では、例えば、寸法の長い(搬送
方向の寸法が長い)商品では、商品の全重量が計量コン
ベアの負荷となるまでの時間が長くなり、計量値が安定
するまでの時間(タイミング)も遅くなるため、計量コ
ンベアを長くしたり、計量コンベアの搬送速度を抑える
等の対策が必要となる。いずれにしても、計量コンベア
による商品の計量に要する時間が長くなることが避けら
れず、その結果、計量値付け装置全体として、処理速度
を向上できないといった問題があった。
【0004】本発明は、前述の課題に鑑みてなされたも
ので、(1)搬入コンベアから計量コンベアへ移送され
る商品の全重量が計量コンベアの負荷となるタイミング
を早めることができ、その結果、処理速度を向上でき
る、(2)計量コンベアから貼付コンベアへ搬出される
商品が、貼付コンベアに接触するまでは、商品の全重量
が計量コンベアの負荷になっている状態が維持されるの
で、搬送時間を延長すること無く、計量時間を確保する
ことが可能になり、その結果、処理速度を向上できる、
(3)ダンパーとして機能する計量部によって、計量値
が短時間で安定し、計量時間を短縮でき、その結果、処
理速度を向上できるといった優れた効果が得られる計量
値付け装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、搬入コンベアから計量コンベアへ受け渡すようにし
て搬送する商品を、前記計量コンベアにて搬送中に計量
し、さらに、前記計量コンベアよりも搬送方向下流側に
配置した貼付コンベアにより前記商品を搬送中に、前記
貼付コンベアの近傍に配設したラベル貼付装置により、
前記計量データに基づいた商品データを印字したラベル
を前記商品に貼付する計量値付け装置において、ロード
セルをオイル中に沈めたオイルダンパー式の計量部上に
支持された前記計量コンベアの前記商品を搬送する搬送
面を、前記搬入コンベアの搬送面よりも高くしたことを
特徴とする計量値付け装置を前記課題の解決手段とし
た。この計量値付け装置によれば、搬送コンベアから計
量コンベアへ移送される商品は、その一部が計量コンベ
アに載り、重心が計量コンベアに移ると、搬送コンベア
上に載った部分が浮き上がり、その全重量が計量コンベ
アの負荷になる。このため、商品の全体が、搬入コンベ
アから計量コンベア上に移らなくても、商品を計量する
ことが可能になり、計量タイミングが早まる。この結
果、商品が計量コンベアに移った後、計量値が安定する
タイミングも早まることとなる。さらに、計量コンベア
がロードセルをオイル中に沈めたオイルダンパー式の計
量部上に支持されているので、商品が計量コンベアに載
ってから計量値が安定するまでの時間がさらに短縮され
る。
【0006】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
計量値付け装置において、前記計量コンベアの前記商品
を搬送する搬送面を、前記貼付コンベアの搬送面よりも
高くしたことを特徴とする計量値付け装置を前記課題の
解決手段とした。この計量値付け装置によれば、計量コ
ンベアから貼付コンベアへ移送される商品は、その一部
が貼付コンベア上に達しても、重心が計量コンベア上に
あり、貼付コンベアと接触しない状況では、その全重量
が計量コンベアの負荷となっており、計量を継続するこ
とができる。このため、計量値が安定するまでの時間を
稼ぐことができ、より正確な計量データを得ることがで
きる。しかも、商品が貼付コンベアに接触し、貼付コン
ベアによる搬送が開始された時には、計量コンベアによ
って、既に、貼付コンベアによる搬送開始点よりも搬送
終端側に搬送されているので、商品の搬送時間にロスを
生じない。
【0007】
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明の計量値付け装置の1
実施形態を、図1から図4を参照して説明する。図1
は、本実施形態の計量値付け装置1を示す全体正面図、
図2は平面図、図3は側面図である。図1に示すよう
に、この計量値付け装置1は、一列に配列した、搬入コ
ンベア2、計量コンベア3、貼付コンベア4によって商
品5を搬送する過程において、計量コンベア3上の商品
5(物品)の重量を計量部6により計量し、貼付コンベ
ア4の近傍に配設したラベル貼付装置7aまたは7bま
たは7cにより、前記計量部6による商品5の計量デー
タに基づいて印字したラベルを商品5に貼付する。
【0009】図1中、符号S1、S2、S3、S4、S
5は、いずれも、商品3を検出するセンサである。セン
サS2、S4は、計量コンベア3や貼付コンベア4に搬
入が開始される商品5を検出し、センサS1、S3は、
搬入コンベア2や計量コンベア3から搬出される商品5
を検出する。搬入コンベア2、計量コンベア3、貼付コ
ンベア4を駆動するモータ2a、3a、4aは、これら
検出センサS1、S2、S3、S4、S5の検出信号に
基づき、この計量値付け装置1の制御部を形成するコン
ソール1aにより制御される。計量コンベア3に搬入さ
れ、搬送されている商品5がセンサS3にて検出され
ず、計量コンベア3による搬送を完了していないと判断
される状態では、搬入コンベア2にて搬送されてきた商
品5がセンサS1にて検出されると、搬入コンベア2が
停止し、計量コンベア3からの商品5の搬出の確認後に
駆動を再開して、商品5を計量コンベア3に搬入する。
これにより、計量コンベア3に、2個以上の商品2が送
り込まれないようにする。
【0010】センサS2が商品5の後端を検出すると、
計量部6による計量を開始する。計量部6は、センサS
2が商品5の後端を検出してから、この商品5がセンサ
S4に検出され、本装置で扱う商品5の内、最も短い長
さの商品5の半分程度の長さを搬送するまでの時間が経
過するまで継続され、この間の計量時間での安定な計量
値を、計量データとして出力する。
【0011】センサS4が商品5を検出すると、前記計
量部6から出力された計量データに基づき、ラベル貼付
装置7aまたは7bまたは7cがラベルの印字を開始
し、センサS5が商品5を検出してから、所定時間経過
後、前記ラベル貼付装置7aまたは7bまたは7cによ
り、商品5にラベルを貼付する。これにより、例えば、
商品5が、計量コンベア3から貼付コンベア4へ移送さ
れる際に、段差等によって滑りを生じたとしても、貼付
タイミングに誤差を生じる心配が無く、商品5の目的の
位置に、正確にラベルを貼付できる。センサS5にて商
品5を検出してから、ラベル貼付装置7aまたは7bま
たは7cによるラベルの貼付が行われるまでの時間は、
商品5の寸法、及びモータ4aによる貼付コンベア5の
搬送速度により決定される。コンソール1は、商品ファ
イルから指示された品番により、商品データ(品名、金
額、貼付タイミング等)を呼び出して、印字データを作
成し、印字指令とともに貼付指令を各ラベル貼付装置7
a、7b、7cへ出力する。これにより、各ラベル貼付
装置7a、7b、7cにて、最適の貼付タイミングで、
商品5にラベルが貼付される。
【0012】ラベル貼付装置7a、7b、7cは、いず
れか一つ、または2以上を選択して使用する。図3に示
すように、貼付コンベア4の終端上方に配置されるラベ
ル貼付装置7bは、ラベルに印字を行う印字部7dと、
印字されたラベルを商品5に貼付する貼付部7eとを備
えている。他のラベル貼付装置7a、7cも同様に印字
部と、貼付部とを備えている。
【0013】図1〜図3に示すように、貼付コンベア4
の上方に配置されるラベル貼付装置7a、7bは、いず
れも、支持フレーム8上端の水平ビーム9の両端から、
互いに平行に水平方向に延びる吊支ビーム9aによって
吊支され、しかも、水平回転することで、ラベルの貼付
向きを調整することができる。また、水平ビーム9は、
貼付コンベア4下側に設けたハンドル8aを回すことに
よって昇降することができ、これにより、ラベル貼付装
置7a、7bの高さが微調整される。しかも、吊支ビー
ム9aは、貼付コンベア4の搬送方向に直交する方向へ
延在し、同方向へラベル貼付装置7a、7bを水平移動
可能に支持している。これら二つのラベル貼付装置7
a、7bを併用すると、商品5の上面に2種類のラベル
を貼付することができる。貼付コンベア4下側に配置さ
れるラベル貼付装置7cは、貼付コンベア4の終端近傍
に形成した貼付穴4b(図1、図2参照)を介して、貼
付コンベア4上の商品5の下面にラベルを底貼りする。
【0014】図2に示すように、貼付コンベア4は、互
いに平行に配置した3本の平行コンベア10a、10
b、10cと、前記貼付穴4bを介して中央の平行コン
ベア10bに近接配置した終端コンベア10dとを備え
ている。中央の平行コンベア10bは、両側の平行コン
ベア10a、10bに比べて長さが短く、この長さを調
節することで、貼付穴4bの大きさが調節される。中央
の平行コンベア10bの長さは、搬送方向前後両側のス
プロケット10e、10f間の離間距離によって決ま
る。スプロケット10e、10f間の距離を調整する
と、これらスプロケット10e、10f間に巻装したベ
ルト10gの長さも変動するが、図1に示すように、テ
ンションローラ10hによってベルト10gの弛みを吸
収することで、ベルト10gの張力が維持される。貼付
穴4bは、商品5の搬送に支障の無い程度の大きさであ
り、貼付穴4bを通過した商品5は、両側の平行コンベ
ア10a、10c及び終端コンベア10dによって、貼
付コンベア4の終端にまで搬送される。なお、図3に示
すように、貼付コンベア4は、上方に開閉できるように
なっているので、下側のラベル貼付装置7cのメンテナ
ンスや、ラベル用紙の交換等の作業性を向上できる。
【0015】図4は、計量コンベア3近傍を示す。図4
において、計量コンベア3は、商品5を搬送する搬送面
が搬入コンベア2よりもt1=1mm高く、貼付コンベ
ア4に対してもt2=1mm高くなっている。また、計
量コンベア3は、計量部6上に支持されており、計量コ
ンベア3上に商品5が載った時の重量増加を計量部6に
より計測することで、商品5の重量が計量される。な
お、搬入コンベア2や貼付コンベア4に対する計量コン
ベア3の高さの差t1、t2は適宜設定されるものであ
り、それぞれ前述の1mmに限定されない。また、t
1、t2は同じ値である必要は無く、互いに異なる値と
することもできる。
【0016】搬入コンベア2から計量コンベア3への商
品5の搬入時は、商品5の長さ(搬送方向の長さ)の半
分以上が計量コンベア3に載り、重心が計量コンベア3
に移ると、商品5の搬送方向後端が搬入コンベア2から
浮き上がって非接触状態となり(図4中仮想線)、商品
5の全荷重が計量部6に負荷される。このため、商品5
の全長が計量コンベア3に載らなくても、商品5の計量
が開始されることとなり、その結果、従来構成の計量値
付け装置に比べて、計量タイミングを早くできる。ま
た、計量コンベア3から貼付コンベア4への商品5の搬
出時は、商品5の長さの半分以上が計量コンベア3上に
あり、重心が計量コンベア3上に存在する間は、貼付コ
ンベア4に対して商品5が浮き上がった状態を維持しつ
つ搬送が継続される。この時、貼付コンベア4に対する
商品5の非接触状態が維持されるため、計量部6による
商品5の計量が可能である。
【0017】図4において、計量部6は、ケース6a内
に、粘性流体として貯留したオイル6b中にロードセル
6cを沈め、計量コンベア3のベース3bから下方に延
びる挿入部3cを前記オイル6b中に挿入し、前記ロー
ドセル6cに当接している。オイル6bとしては、シリ
コンオイル等の高い振動減衰性能を有するものを採用す
る。この計量部6は、商品5の搬送方向のみならず、全
方向に高い振動減衰性能を有する。
【0018】搬入コンベア2から計量コンベア3への商
品5の搬入時には、搬入コンベア2と計量コンベア3と
の間の高さの差により、商品5が計量コンベア5に接触
した際の振動が大きくなる可能性がある。しかしなが
ら、計量部6では、オイル6bやロードセル6cによっ
て極めて効果的に振動を減衰するため、搬入コンベア2
から計量コンベア3への商品5の移送開始時に発生した
振動が急速に減衰され、短時間で計量値が安定する。な
お、オイルダンパー式の計量部5の構成としては、これ
に限定されず、高い振動減衰性能を有するものであれ
ば、各種構成の採用が可能である。
【0019】このため、搬入コンベア2から計量コンベ
ア3に載った商品5が、搬入コンベア2から浮き上がっ
てから、速やかに短時間で計量を完了できるようにな
り、計量タイミングが早まることと合わせて、計量にか
かる時間を短縮できる。したがって、計量コンベア3の
搬送速度を向上して、計量値付け装置1による商品5の
処理能力を向上することが可能になる。また、正確な計
量値を得るために、計量コンベア3を無用に長くする必
要は無く、長さを短くすることができ、これにより、計
量値付け装置1の小型化も可能になる。
【0020】一方、計量コンベア3から貼付コンベア4
への商品5の搬出時には、商品5が貼付コンベア4に接
触するまでは計量を継続することができ、計量時間を稼
げる。すなわち、商品5が貼付コンベア4に接触し、こ
の貼付コンベア4による搬送が開始されると、既に、貼
付コンベア4の搬送開始点(図4左側)よりも搬送終端
側の位置からの搬送となり、搬送時間にロスは無いた
め、これにより、計量コンベア3の搬送速度を上げて
も、十分な計量時間を確保できる。その結果、計量コン
ベア3の搬送速度の向上による、計量値付け装置1の処
理能力の向上や、小型化が可能である。
【0021】したがって、この計量値付け装置1によれ
ば、処理能力の向上や、小型化が可能である。また、長
さの長い商品5を適用する場合は、特に、計量コンベア
3に載った商品5が搬入コンベア2から浮き上がると同
時に計量を開始できること、並びに、計量コンベア3か
ら搬出される商品5が貼付コンベア4に接触するまでは
計量を継続できることにより、計量時間の短縮効果がよ
り顕著に得られ、処理能力の向上が顕著である。
【0022】なお、本発明の計量値付け装置は、前記実
施形態に限定されず、以下の変更も可能である。 (a)この計量値付け装置は、商品を包装する包装機等
と組み合わせても良い。包装機の配置位置としては、搬
入コンベアの前、あるいは、計量コンベアと貼付コンベ
アとの間が適当である。また、ストレッチ包装機を適用
する場合、計量値付け装置に比べて処理速度が低いた
め、このストレッチ包装機自体を搬入コンベアとして適
用することも可能である。この時、ストレッチ包装機か
ら一つずつ排出される包装済みの商品が、順次、計量コ
ンベアに搬入され、ラベルが貼付される。また、この
時、計量値付け装置の処理速度は向上しないが、計量コ
ンベア、貼付コンベアの長さを短くすることで、搬送距
離(コンベア長さ)当たりの処理速度を向上できる。 (b)搬入、計量、貼付の各コンベアは、ベルトに限ら
ず、ローラー式、プッシャー式等、商品を搬送できるも
のであれば各種構成の採用が可能である。 (c)搬入コンベアや貼付コンベアに対する計量コンベ
アの高さの差は、扱う商品の底面が平坦でなければ、よ
り高くし、計量コンベアへの搬入時の振動が大きい形状
であれば、より低くする。また、計量コンベアの高さ
は、商品の品番等の入力情報によって、自動的に調整す
ることがより好ましい。 (d)搬入コンベアを、計量コンベア側が高くなるよう
に傾斜させ、計量コンベア側の端部を計量コンベアより
も1mm程度低くすると、搬入コンベアの搬送面の延長
線に計量コンベアが触れないようにでき、これにより、
搬入コンベアから計量コンベアに商品を載り移らせる際
に、商品が計量コンベアに衝突することを防ぐことが可
能となる(図4中、仮想線で示す、搬入コンベア2A参
照)。また、貼付コンベアを、計量コンベアから離間す
るに従って次第に下降するように傾斜させると(図4
中、仮想線で示す、貼付コンベア4Aを参照)、長尺で
撓みやすい商品を搬送する際には、計量コンベアから搬
出された先端が容易には貼付コンベアに接触せず、計量
コンベアでの搬送中に行う計量時間を確実に稼ぐことが
できる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の計
量値付け装置によれば、計量コンベアの商品を搬送する
搬送面を、搬入コンベアの搬送面よりも高くしたため、
商品の全重量が計量コンベアの負荷となるタイミングが
早まり、さらに、高い振動減衰性能を有する計量部が、
計量コンベアへの商品の衝突によって生じる振動を吸収
して短時間で減衰させるため、商品が計量コンベアに載
ってから、計量値が安定するまでの時間が短縮され、
の結果、処理速度を向上できるといった優れた効果を奏
する。
【0024】請求項2記載の計量値付け装置によれば、
計量コンベアの商品を搬送する搬送面を、貼付コンベア
の搬送面よりも高くし、貼付コンベアへの搬出途中で
も、商品が貼付コンベアに接触するまでは計量を継続で
きるので、長い商品であっても、処理速度を低下させる
こと無く、効率良く処理することができるといった優れ
た効果を奏する。
【0025】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の計量値付け装置の1実施形態を示す
全体正面図である。
【図2】 図1の平面図である。
【図3】 図1の側面図である。
【図4】 図1の計量値付け装置に適用する計量部の一
例を示す正断面図である。
【符号の説明】
1…計量値付け装置、2…搬入コンベア、2A…搬入コ
ンベア、3…計量コンベア、4…貼付コンベア、4A…
貼付コンベア、5…商品、6…計量部、6b…オイル、
6c…ロードセル、7a,7b,7c…ラベル貼付装
置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65C 9/40 B65C 9/06 G01G 19/52

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬入コンベアから計量コンベアへ受け渡
    すようにして搬送する商品を、前記計量コンベアにて搬
    送中に計量し、さらに、前記計量コンベアよりも搬送方
    向下流側に配置した貼付コンベアにより前記商品を搬送
    中に、前記貼付コンベアの近傍に配設したラベル貼付装
    置により、前記計量データに基づいた商品データを印字
    したラベルを前記商品に貼付する計量値付け装置におい
    て、ロードセルをオイル中に沈めたオイルダンパー式の
    計量部上に支持された前記計量コンベアの前記商品を搬
    送する搬送面を、前記搬入コンベアの搬送面よりも高く
    したことを特徴とする計量値付け装置。
  2. 【請求項2】記計量コンベアの前記商品を搬送する
    搬送面を、前記貼付コンベアの搬送面よりも高くしたこ
    とを特徴とする請求項1記載の計量値付け装置。
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