JP6038624B2 - 重量選別装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば長物野菜(長葱、胡瓜、アスパラなど)のような長物物品を搬送しながら重量を測定し、その測定結果に応じて当該物品を選別する重量選別装置に関する。
従来、物品の重量を測定してその測定結果に応じて当該物品を選別する重量選別装置がある。このような重量選別装置には様々なタイプがあり、その一例としては、図9に示すように、秤量部を構成する秤量コンベア101の後段に、選別部として、ベルトコンベアからなる複数の搬送コンベア102がその搬送方向Xに沿って直列され、各搬送コンベア102の下方に振分け先となる排出ボックス103が設置されている重量選別装置(ドロップタイプ)100がある。この重量選別装置100では、秤量コンベア101から物品Wが受け渡され、重量測定の結果に応じて所定の排出ボックス103に物品Wを排出することで選別を行う。この重量選別装置100では、後段の選別部(搬送コンベア102)において、各搬送コンベア102が搬送方向Xにおける後側のローラ102aを回転軸として回動可能に構成されており、搬送コンベア102が下方へと回動することにより物品Wを排出ボックス102内に落下させる。
他の例としては、図10に示すように、秤量部を構成する秤量コンベア201の後段に、選別部として、ベルトコンベアからなる搬送コンベア202の両側部に搬送方向Xの上流側にある基端部205を回動させて搬送方向Xの下流側にある先端部204が搬送コンベア202の搬送面202aを横切るように揺動する振分けアーム203を備えた重量選別装置(フリッパタイプ)200がある。この重量選別装置200では、搬送コンベア202の両側部近傍に物品Wの振分け先となる複数の排出ボックス206が搬送方向Xに沿って設置されている。この重量選別装置においても、図9に例示の重量選別装置100と同様に、直前に設置された秤量コンベア201から物品Wが受け渡され、重量測定の結果に応じて所定の排出ボックス206に物品Wを排出することで選別を行う。また、この重量測定装置200において物品Wを振り分けるときには、振分け先(排出ボックス206)に対応する振分けアーム203が揺動して搬送面202a上の物品Wの進行を遮り、物品Wを振分けアーム203に沿って搬送方向Xから外れた位置にある排出ボックス206まで摺動させる。
ところが、図9に示す重量選別装置100では、選別部において搬送コンベア102が直列して設けられており、物品Wは、搬送コンベア102から次の搬送コンベア102へと乗り継ぎを繰り返しながら振分け先の上にある搬送コンベア102まで搬送されることから、乗り継ぐごとに衝撃を受けていた。さらに、搬送コンベア102から落下させて排出ボックス103に排出することから、物品Wはこの落下による衝撃も受けていた。特にこのタイプの装置、すなわち、搬送コンベア102の搬送面上から落下させるような装置100では、物品Wの落下距離に搬送コンベア102の高さが加わるため、落下により物品Wが受ける衝撃は大きい。また、図10に示す重量選別装置200では、振分けアーム203に沿って物品Wを摺動させて振り分けるため、物品Wが振分けアーム203と搬送面202aの間で擦れて傷んでいた。このような物品Wのダメージは、物品Wが生の食品などである場合は深刻な問題となる。また、これらの重量選別装置100,200には共通して、物品Wが例えば長物野菜(長葱、胡瓜、アスパラなど)や魚(サンマなど)のように比較的長い場合に適用することができないという問題がある。一般にこのような長物物品は、慣性などによる転がりを防止するために長手方向を搬送方向Xに向けて搬送されるものであるが、そうすると、重量選別装置100では、長物物品が各搬送コンベア102に乗り切れないことがあるため、各搬送コンベア102の搬送方向Xの長さを増大させる必要があり、また、重量選別装置200では、長物物品が到達する前に待機姿勢をとらなければならないため、搬送方向Xに並んだ振分けアーム203と振分けアーム203の間に十分な距離が必要となる。すなわち、いずれの重量選別装置100,200においても、無理に長物物品に対応させようとすれば、装置を長大化させなければならず、現実的ではない。
また、例えば下記特許文献1には長物野菜などの長物物品を1個ずつ間隔をあけて搬送ベルト上に載置して搬送しながら、その重量に基づく搬送ベルトの下方変位量を検出して重量を自動計測する秤量部を備えた、図11に示すような重量選別装置が開示されている。この重量選別装置300では、前段に設けられた搬出装置の第1搬送ベルトの搬送終端と、秤量部における秤量コンベア301の間に、搬送方向Xに対して長手方向が直交する横向き姿勢で送られてきた長物物品Wの姿勢を、その長手方向が搬送方向Xに沿った状態となるように姿勢変更する案内シュートが設けられている。すなわち、下端出口が秤量コンベア301の搬送方向Xに沿った長孔に形成された案内シュートを、秤量コンベア301の始端部に臨ませて配設させている。これにより、図示しない前段の搬送ベルトの終端部から落下した長物物品Wを、その長手方向が搬送方向Xに沿った状態となるようにして、秤量コンベア301における搬送ベルトの下方変位量を検出して重量を測定することができる。
特開平3−229677号公報
しかしながら、上述した重量選別装置300では、秤量コンベア301に受け渡された後、長物物品Wが安定するまでに時間を要し、その結果、測定に時間がかかってしまう。また、長物物品Wの長手方向を搬送方向Xに向けた場合では、搬送速度も速くなる傾向があり、安定搬送が行いにくく、測定精度を低下させるという問題がある。これに対して、仮に長物物品Wの長手方向を搬送方向Xと直交する向きにすると、今度は搬送される長物物品Wが転がるなど、その姿勢が変化したり振動が発生したりしてしまう。
また、この重量選別装置300においても、図9及び図10に示す重量選別装置100,200と同様に、長物物品Wを長手方向が搬送方向Xに沿った向きにして搬送するため、秤量コンベア301と選別部の搬送コンベア302が共に搬送方向Xに長大化するという問題や、選別部の搬送コンベア302から落下させて排出ボックス303に排出するため、物品Wは落下による衝撃を受けるという問題がある。さらに、この重量選別装置300は、図9に示す重量選別装置100と同様に、物品Wを搬送コンベア302の搬送面上から落下させているため、物品Wの落下距離に搬送コンベア302の高さが加わり、物品Wが受ける衝撃は大きく、落下距離があると、落下中に長物物品Wの姿勢が変化してしまうという問題も生じて当該物品Wが正しく選別されず、選別の確実性が低下する。
本発明は、上記状況に鑑みてなされたもので、長物物品に適用させた装置として装置長を大幅に短縮し、また、重量測定時には長物物品を安定搬送するとともに測定にかかる時間を短縮して長物物品の重量測定を高精度で行えるようになり、選別時には落下距離を抑えて長物物品が受けるダメージを軽減するとともに落下中の姿勢変化を抑制して選別の確実性が向上する重量選別装置を提供することを目的としている。
次に、上記の課題を解決するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照して説明する。
本発明に係る請求項1記載の重量選別装置は、所定間隔をあけて平行配置された一対の循環ベルト5,5が互いに同期して上下方向に循環する循環コンベア4と、該循環コンベア4の前記一対の循環ベルト5,5にそれぞれに設けられた一対からなり、前記循環コンベア4の循環方向Xに等間隔をあけて並設されたフック7,7とを備え、長物物品Wをその長手方向が前記循環方向Xと直交する向きでその循環経路3に沿って搬送する循環搬送手段2を有するとともに、
前記循環搬送手段2の循環経路3内に、前記長物物品Wが投入される投入部8と、前記長物物品Wの重量を測定する秤量部9(32)と、該秤量部9(32)にて重量測定された前記長物物品Wをその測定結果に応じて選別する選別部15とを有する重量選別装置1(31)であって、
前記秤量部9(32)は、
前記循環コンベア4の前記一対の循環ベルト5,5の間に配置され、循環する無端ベルトの上面が上り傾斜した前記長物物品Wの秤量傾斜搬送面12を形成し、表面の所定位置に前記長物物品Wの下り方向への移動を規制する凸部13が突設された搬送ベルト11を備え、前記循環コンベア4から乗り継いだ前記長物物品Wを該循環コンベア4の搬送速度とは異なる速度で搬送する秤量コンベア10(33)を有し、
前記選別部15は、
前記循環搬送手段2の循環経路3のうちの下部経路3cに設けられ、
前記循環コンベア4の循環方向Xに沿って並んで設定された複数の振分け先16ごとに設けられ、前記一対のフック7,7に保持された前記長物物品Wを該フック7,7から落下させて対応する前記振分け先16へと排出する排出手段17を有することを特徴としている。
このような構成では、循環搬送手段2の1つの循環経路3内に秤量部9(32)と選別部15を有するため、装置長が大幅に短縮される。
また、秤量部9(32)においては、長物物品Wをその長手方向が循環コンベア4の循環方向Xと直交する向き(すなわち、長物物品Wが転がりやすい方向)で搬送するため、循環コンベア4から乗り継いだ長物物品Wは、秤量傾斜搬送面12が傾斜面であることから下り方向へと転がるなどして移動しようとするが、搬送ベルト11の表面に突設された凸部13に当接することでその移動が規制される。また、秤量コンベア10(33)の搬送速度が循環コンベア4の搬送速度とは異なるため、重量測定時には長物物品Wがフック7,7から引き離され、秤量コンベア10(33)から循環コンベア4に戻ると、長物物品Wは引き離されたフック7,7に再び支持される。
さらに、選別部15においては、循環搬送手段2の循環経路3のうちの下部経路3cにて長物物品Wを所定の振分け先16に排出する。このとき、長物物品Wを落下させて排出するが、従来よりも長物物品Wの落下距離が短縮される。これに加えて、長物物品Wは、フック7,7にその長手方向が循環コンベア4の循環方向Xと直交する向きで保持されており、その姿勢から落下するため、落下中の姿勢変化が抑制される。
なお、請求項1記載の重量選別装置において、前記循環搬送手段2の循環経路3のうちの上部経路3aを前記循環コンベア4の循環方向Xに傾斜させた構成としてもよい。
このような構成では、循環搬送手段2の上部経路3aにおいて、フック7,7に保持されない状態で搬送される長物物品Wは、傾斜によりフック7,7に当接した状態で搬送される。これにより、循環搬送手段2の上部経路3aにおける長物物品Wの安定搬送が可能となる。
請求項2記載の重量選別装置は、請求項1記載の重量選別装置において、前記秤量部9が、前記循環搬送手段2の循環経路3のうちの上部経路3aに設けられることを特徴としている。
このような構成では、長物物品Wは、循環コンベア4による循環動作だけで秤量コンベア10から循環コンベア4に戻るようになる。
請求項3記載の重量選別装置は、請求項1記載の重量選別装置において、前記秤量部32が、前記循環搬送手段2の循環経路3のうちの下部経路3cに設けられることを特徴としている。
このような構成では、秤量コンベア33が循環搬送手段2が形成する循環ループの外側に配置される。
本発明に係る請求項1記載の重量選別装置によれば、循環搬送手段の1つの循環経路内に秤量部と選別部を有することで装置長を大幅に短縮することができる。また、秤量部においては、長物物品の安定搬送が可能になるとともに、長物物品の重量測定にかかる時間の短縮が可能となる。これにより、長物物品を高精度測定することができる。さらに、選別部においては、従来よりも長物物品の落下距離が短縮されるため、長物物品が受けるダメージを抑えることができるとともに、落下中の姿勢変化を抑制して選別の確実性を向上させることができる。
請求項2記載の重量選別装置によれば、秤量コンベアによる重量測定を終えた長物物品を循環コンベアに戻すときにその搬送速度を循環コンベアにあわせるために加減速手段などを設けなくても、循環コンベアによる循環動作だけで長物物品を秤量コンベアから循環コンベアに戻すことができる。すなわち、簡素に構成することができる。
請求項3記載の重量選別装置によれば、秤量コンベアが、循環搬送手段が形成する循環ループの外側に配置されるため、清掃などが容易となる。
本発明に係る重量選別装置の第1実施形態を示す側面図である。 (a)〜(c)同実施形態の秤量コンベアにおける長物物品の動作図(側面図)である。 同実施形態におけるフックと排出手段を示す斜視図である。 同実施形態の変形例を示す側面図である。 (a),(b)同実施形態の変形例の下降転回部経路における長物物品の動作図(側面図)である。 本発明に係る重量選別装置の第2実施形態を示す側面図である。 (a)〜(c)同実施形態の秤量コンベアにおける長物物品の動作図(側面図)である。 (a),(b)フックの他の例を示す側面図である。 従来の重量選別装置(ドロップタイプ)を示す側面図である。 従来の重量選別装置(フリッパタイプ)を示す側面図である。 長物物品に用いられる従来の重量選別装置を示す側面図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して具体的に説明する。
各実施形態は、長物野菜(長葱、胡瓜、アスパラなど)や魚(サンマなど)のような比較的長い物品(以下、長物物品という)を搬送しながら重量を測定し、重量測定された長物物品をその測定結果に応じた所定の振分け先に排出して選別する重量選別装置である。なお、本明細書中、長物物品とは、その長手方向の長さが断面の外接円の直径よりも長い、転がりやすいものをいう。
「第1実施形態」
図1に示すように、第1実施形態の重量選別装置1は、循環搬送手段2を備え、この循環搬送手段2のループ状の循環経路3内の所定位置に、投入部8、秤量部9、選別部15が配設されている。
循環搬送手段2は、循環コンベア4と、フック7とを備えている。図3に示すように、循環コンベア4は、所定間隔をあけて平行配置された一対の循環ベルト5,5を備えている。図1に示すように、一対の循環ベルト5,5は、ローラ6を介して互いに同期するように回転駆動され、上下方向に循環して循環搬送手段2の循環経路3を形成している。なお、図1において、循環コンベア4の循環方向Xは、循環経路3のうちの上部経路3aでは矢線X1 方向、上部経路3aから下部経路3cへと移行する下降転回部経路3bでは矢線X2 方向、下部経路3cでは矢線X3 方向、下部経路3cから上部経路3aへと移行する上昇転回部経路3dでは矢線X4 方向となる。このうち、上部経路3a、下降転回部経路3b及び下部経路3cにおける循環方向X1 ,X2 ,X3 は、この循環搬送手段2における長物物品Wの搬送方向となる。
図1及び図3に示すように、フック7,7は、循環コンベア4の一対の循環ベルト5,5にそれぞれ設けられた一対からなり、一対が循環コンベア4の循環方向Xに等間隔をあけて並設されている。各フック7は、先端部7aが循環コンベア4の循環方向Xとは逆向きとなるように屈曲された略L字形に形成されている。また、一対のフック7,7は、長物物品Wをその長手方向が循環コンベア2の循環方向Xと直交する向きで支持又は保持する。この第1実施形態では、フック7,7は、循環コンベア4の上部経路3aを移動するときには、基端部7b,7bにおける先端部7a,7aの向きとは反対側の面にて長物物品Wを循環方向X1 の上流側から支持し、循環コンベア4の下降転回部経路3b及び下部経路3cを移動するときには、屈曲された先端部7a,7aに引っ掛けるようにして長物物品Wを保持する。
また、循環搬送手段2では、上部経路3aが循環コンベア4の循環方向X1 に上り傾斜している。したがって、上部経路3aにおいて、フック7,7に保持されない状態で搬送される長物物品Wは、この傾斜によりフック7,7に当接した状態で搬送される。これにより、上部経路3aにおける長物物品Wの安定搬送が可能となる。
図1に示すように、循環搬送経路2に長物物品Wが投入されるエリアとなる投入部8は、上部経路3aに設けられている。投入部8には、例えばその上方に供給コンベアなどが配置されることで連続的に長物物品Wが投入される。
図1に示すように、秤量部9は、上部経路3aにおける投入部8よりも循環方向X1 の下流側に設けられ、循環搬送手段2に搬送される長物物品Wの重量を測定する。秤量部9は、循環コンベア4の一対の循環ベルト5,5の間に配置された秤量コンベア10を備えている。秤量コンベア10は、搬送ベルト11を備えている。搬送ベルト11は、無端ベルトからなり、その循環路の上面が、長物物品Wを搬送しながらその重量を測定する秤量傾斜搬送面12となる。この第1実施形態においては、秤量傾斜搬送面12は、搬送する長物物品Wの搬送方向に所定角度上り傾斜している。この傾斜角度は、循環コンベア4の傾斜角度と同等又はやや急勾配となる。搬送ベルト11は、循環搬送手段2と同様、長物物品Wをその長手方向が搬送方向と直交する向きで搬送する。また、秤量コンベア10は、循環コンベア4よりも高速で長物物品Wを搬送する。
図1及び図2に示すように、搬送ベルト11のベルト表面の所定位置には、長物物品Wが下り方向に転がるなどして移動すると当接してこの長物物品Wの移動を規制する凸部13が突設されている。凸部13は、搬送ベルト6の幅方向の略全長にわたって延在する、例えば断面四角形の桟材などで形成されている。凸部13は、搬送ベルト11の循環方向における複数位置(第1実施形態では2つの位置)に設けられており、その位置関係は、偶数位置であれば、側面から見て点対称となる。このような位置関係にすることにより、搬送ベルト11は循環時に安定して、無駄な振動が抑えられる。凸部13が設けられたことで、直線状の長物物品Wを安定的に当接させてこれを秤量傾斜搬送面12上の所定位置に止めることができる。
ここで、図2を参照して、循環コンベア4に搬送されてきた長物物品Wが秤量部9にて秤量コンベア10に乗り継いだときの長物物品Wの動作を説明する。
図2(a),(b)に示すように、秤量コンベア10に乗り継いだ長物物品Wは、その搬送方向の上流側から進行してきた凸部13に当接し、その後、図2(c)に示すように、凸部13に支持された状態で秤量傾斜搬送面12上にてフック7から徐々に引き離されながら搬送される。なお、図2(a)において、秤量コンベア10に乗り継いだ長物物品Wは、秤量コンベア10の搬送速度が循環コンベア4の搬送速度よりも高速であることから、一時的にその搬送方向に進行してフック7から引き離されるように移動しようとするが、秤量傾斜搬送面12が上り傾斜しているため、長物物品Wはすぐに下り方向へと転がるなどして移動する。しかし、長物物品Wは、搬送方向の上流側から進行してきた凸部13に当接することでその移動が規制される。
また、秤量コンベア10は、秤機構14の秤量センサによって、搬送しながら測定する、いわゆるダイナミック測定を行い、凸部13が長物物品Wを搬送方向の下流側となる秤量傾斜搬送面12の終端側で重量測定を行う。秤量コンベア10は、重量測定が終了すると、その測定結果を後述する制御手段へと出力する。なお、秤量センサは、秤量コンベア10を支持して、長物物品Wの荷重に基づいて秤量信号を出力する荷重センサである。秤量センサは、例えば、電磁平衡機構の秤機構で構成されており、長物物品Wが秤量コンベア10で搬送されている間にこの秤量センサに加わる荷重を測定するようになっている。また、荷重センサは、重量を測定できる秤機構であればよく、例えば、差動トランス機構や歪みゲージ機構などの秤機構で構成されてもよい。
秤量コンベア10にて重量測定を終えた長物物品Wは、循環コンベア4に乗り継ぐと、循環方向X1 の上流側から遅れてきたフック7,7に再び支持される。図1に示すように、循環搬送手段2の下降転回部経路3cでは、長物物品Wは、これまで支持されていたフック7,7の循環方向X1 の1つ先に配置されたフック7,7へと自動的に受け渡され、この1つ先のフック7,7の先端部7aに引っ掛かるようにして保持された状態で、循環方向X2 に搬送される。
図1に示すように、選別部15は、下部経路3cに設けられ、秤量部9による長物物品Wの測定結果に応じて当該物品Wを所定の振分け先16へと排出することで選別する。長物物品Wの振分け先16は、複数あり、下部経路3cの下方において、循環方向X3 に沿って並んで設定されている。この第1実施形態では、振分け先となる排出ボックス16が設置されている。各排出ボックス16には、排出ボックス16ごとに設定された、秤量部9における測定結果に応じた長物物品Wが排出される。
選別部15は、上述した振分け先となる排出ボックス16に長物物品Wを排出するための排出手段としての突出部材17を備えている。突出部材17は、長物物品Wの振分け先となる排出ボックス16ごとに設けられ、図3に示すように、排出ボックス16の上方にて一対のフック7,7の間に突出可能に設けられている。また、突出部材17には、長物物品Wと当接する面に当接時の衝撃を緩和するためのテーパ面が形成されている。下部経路3cにて一対のフック7,7に保持された状態で搬送されている長物物品Wは、フック7,7が所定の排出ボックス16上に到達すると、突出している突出部材17に当接してその進行が規制される。一方、フック7,7はそのまま進行を続けるため、フック7,7の先端部7a,7aから長物物品Wが外れて落下して、長物物品Wは下方の排出ボックス16へと排出される。これにより、長物物品Wを排出ボックス16に確実に落下させることができる。このとき、フック7の屈曲部分(先端部7a)は長物物品Wの直径と同等又は直径よりも少し長い程度であるため、長物物品Wを落下させるときに長物物品Wが先端部7aに停滞することはない。
なお、図示しないが、この重量選別装置1は、前述した制御手段を備えている。制御手段は、秤量部9(秤量コンベア10)による測定結果に基づいて秤量コンベア10から出力された振分け先、すなわち、長物物品Wが排出されるべき排出ボックス16を指定する振分け信号を受けて、出力された振分け信号に応じた排出ボックス16に対応する排出手段としての突出部材17の駆動源となる図示しない駆動モータを制御する。
上述した第1実施形態によれば、循環搬送手段2の1つの循環経路3内に、投入部8、秤量部9及び選別部15を有することで装置長を大幅に短縮することができる。また、秤量部9においては、長物物品Wをその長手方向が搬送方向と直交する向きで搬送し、更に長物物品Wを凸部13で支持することにより、長物物品Wの安定搬送が可能になるとともに、長物物品Wの重量測定にかかる時間の短縮が可能となる。これにより、長物物品Wを高精度測定することができる。さらに、選別部15においては、下部経路3cに設けられることで従来よりも長物物品Wの落下距離が短縮されるため、長物物品Wが受けるダメージを抑えることができるとともに、長物物品Wの落下中の姿勢変化を抑制して選別の確実性を向上させることができる。
また、秤量部9が上部経路3aに設けられることにより、秤量コンベア10による重量測定を終えた長物物品Wを循環コンベア4に戻すときにはこの循環コンベア4による循環動作だけで長物物品Wを戻すことができる。すなわち、長物物品Wを循環コンベア4に戻すときに搬送速度をあわせるための加減速手段などが不要となることから、重量選別装置1の構成が簡素になる。
図4及び図5には上述した第1実施形態(重量選別装置1)の変形例(重量選別装置21)を示している。この変形例では、フック7の先端部7aが循環コンベア4の循環方向Xと同じ方向を向くように設けられている。また、循環搬送手段2の下降転回部経路3bの外側に長物物品Wの搬送ガイド22が設けられている。搬送ガイド22は、例えば下降転回部経路3bにおける長物物品Wの搬送軌道に沿った形状の板材などからなる。このような搬送ガイド22を設けたことにより、下降転回部経路3bにおいて、長物物品Wは自由落下してそれまで支持されていたフック7,7から循環コンベア4の循環方向X2 の1つ先のフック7,7の中途部7cに突き当たり、フック7,7と搬送ガイド22の間に保持された状態のままこの経路X2 を搬送されるようになる。
また、図5に示すように、この変形例では、1つ先のフック7,7の中途部7c,7cに当接した状態で搬送される長物物品Wは、下降転回部経路3bの終端部において、搬送ガイド22の終端部に止まり、後続してきたフック7,7に回収されるようにその先端部7a,7aに引っ掛けられ、先端部7a,7aに保持されて下部経路3cを搬送されるようになる。このとき、後続してきたフック7,7の中途部7c,7cに支持されていた長物物品Wが入れ代わるように搬送ガイド22の終端部に配置される。
この変形例によれば、上述した第1実施形態と同様の効果に加えて、各経路3a,3b,3cの中で最も不安定搬送となる下降転回部経路3bにおいて、長物物品Wを確実に搬送することができるという効果が得られる。
なお、この変形例では、フック7の先端部7aの向きが異なることと、搬送ガイド22が設けられたこと以外は上述した第1実施形態と同一構成である。したがって、図4及び図5において、図1に示す第1実施形態と同一の箇所には同一の符号を付している。
「第2実施形態」
図6に示すように、第2実施形態の重量選別装置31は、循環搬送手段2を備え、この循環搬送手段2のループ状の循環経路3内の所定位置に、投入部8、秤量部32、選別部15が配設されている。なお、以下で説明する第2実施形態において、上述した第1実施形態の構成と同等又は同一の箇所には同一の符号を付し、その説明は省略する。
図6に示すように、秤量部32は、下部経路3cにおいて、選別部15よりも循環方向X3 の上流側に設けられ、循環搬送手段2に搬送される長物物品Wの重量を測定する。秤量部32は、下部経路3cの下方であって、循環コンベア4の一対の循環ベルト5,5の間に配置された秤量コンベア33を備えている。秤量コンベア33は、循環コンベア4よりも低速で長物物品Wを搬送する。秤量コンベア33の搬送方向の下流側には、秤量コンベア33から連続するように、循環コンベア4よりも高速で長物物品Wを搬送する加速コンベア34が設けられている。
図7(a)に示すように、秤量部32では、秤量コンベア33に乗り継いだ長物物品Wは、その搬送方向に上り傾斜している秤量傾斜搬送面12上で下り方向へと転がるなどして移動する。これにより、長物物品Wがフック7,7から引き離され、この長物物品Wの重量測定が可能となる。図7(b)に示すように、秤量コンベア33の搬送速度は循環コンベア4よりも低速であるため、秤量コンベア33にて重量測定されている間にフック7,7は長物物品Wから徐々に離れながら循環方向X3 に進行する。その後、図7(c)に示すように、秤量コンベア33にて重量測定を終えて加速コンベア34に乗り継いだ長物物品Wは、加速コンベア34で高速搬送されて先行するフック7,7に追いつき、加速コンベア34上でフック7,7の中途部7c,7cに突き当たり、その後の進行が規制されるとともに、フック7,7の先端部7a,7aに再び保持されるようになる。
上述した第2実施形態によれば、第1実施形態と同様に、循環搬送手段2の1つの循環経路3内に、投入部8、秤量部32及び選別部15を有することで装置長を大幅に短縮することができる。また、秤量部32においては、長物物品Wをその長手方向が循環コンベア33の搬送方向と直交する向きで搬送し、更に長物物品Wを凸部13で支持することにより、長物物品Wの安定搬送が可能になるとともに、長物物品Wの重量測定にかかる時間の短縮が可能となる。これにより、長物物品Wを高精度測定することができる。さらに、選別部15においては、下部経路3cに設けられることで従来よりも長物物品Wの落下距離が短縮されるため、長物物品Wが受けるダメージを抑えることができるとともに、長物物品Wの落下中の姿勢変化を抑制して選別の確実性を向上させることができる。
また、秤量コンベア33が、循環搬送手段2が形成する循環ループの外側に配置されるため、この秤量コンベア33の清掃などが容易となる。
なお、上述した各実施形態では、循環搬送手段2の上部経路3aが循環方向X1 に上り傾斜するように構成されているが、上部経路3aが平坦に構成されてもよい。このように構成されても、上部経路3aにおける長物物品Wの搬送は十分に可能である。
また、図8(a),(b)にはそれぞれ上述したフック7の変形例を示している。図8(a)に示すようなフック40では、長物物品Wを搬送するときにこのフック40に保持された長物物品Wが搬送中により安定するように、フック40の先端部40aが中途部40bに対して鋭角になるように屈曲形成されている。したがって、上述した各実施形態のような単純な略L字形のフックに比べて長物物品Wを包み込むように確実に保持することができる。さらに、図8(b)に示すようなフック50では、フック50の中途部50aと保持された長物物品Wとの間に上下方向に間隙51があることで、秤量部32(図6参照)が下部経路3cに設けられている場合、間隙51に長物物品Wが移動することにより、秤量コンベア34(図6参照)を減速させずに長物物品Wのフック50との接触を絶つことができる。これにより、秤量コンベア34を減速させて長物物品Wをフック50から引き離さなくても、秤量コンベア34で長物物品Wの重量測定が可能となる。
1,31…重量選別装置
2…循環搬送手段
3…循環経路
3a…上部経路
3c…下部経路
4…循環コンベア
5…循環ベルト
7…フック
8…投入部
9,32…秤量部
10,33…秤量コンベア
11…搬送ベルト
12…秤量傾斜搬送面
13…凸部
15…選別部
16…振分け先となる排出ボックス
17…排出手段としての突出部材
X…(循環コンベアの)循環方向
W…長物物品

Claims (3)

  1. 所定間隔をあけて平行配置された一対の循環ベルト(5)が互いに同期して上下方向に循環する循環コンベア(4)と、該循環コンベアの前記一対の循環ベルトにそれぞれに設けられた一対からなり、前記循環コンベアの循環方向(X)に等間隔をあけて並設されたフック(7)とを備え、長物物品(W)をその長手方向が前記循環方向と直交する向きでその循環経路(3)に沿って搬送する循環搬送手段(2)を有するとともに、
    前記循環搬送手段の循環経路内に、前記長物物品が投入される投入部(8)と、前記長物物品の重量を測定する秤量部(9,32)と、該秤量部にて重量測定された前記長物物品をその測定結果に応じて選別する選別部(15)とを有する重量選別装置(1,31)であって、
    前記秤量部は、
    前記循環コンベアの前記一対の循環ベルトの間に配置され、循環する無端ベルトの上面が上り傾斜した前記長物物品の秤量傾斜搬送面(12)を形成し、表面の所定位置に前記長物物品の下り方向への移動を規制する凸部(13)が突設された搬送ベルト(11)を備え、前記循環コンベアから乗り継いだ前記長物物品を該循環コンベアの搬送速度とは異なる速度で搬送する秤量コンベア(10,33)を有し、
    前記選別部は、
    前記循環搬送手段の循環経路のうちの下部経路(3c)に設けられ、
    前記循環コンベアの循環方向に沿って並んで設定された複数の振分け先(16)ごとに設けられ、前記一対のフックに保持された前記長物物品を該フックから落下させて対応する前記振分け先へと排出する排出手段(17)を有することを特徴とする重量選別装置。
  2. 前記秤量部(9)が、前記循環搬送手段(2)の循環経路(3)のうちの上部経路(3a)に設けられることを特徴とする請求項1記載の重量選別装置。
  3. 前記秤量部(32)が、前記循環搬送手段(2)の循環経路(3)のうちの下部経路(3c)に設けられることを特徴とする請求項1記載の重量選別装置。
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