JP3096787B2 - 計量コンベア - Google Patents

計量コンベア

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JP3096787B2
JP3096787B2 JP04069497A JP6949792A JP3096787B2 JP 3096787 B2 JP3096787 B2 JP 3096787B2 JP 04069497 A JP04069497 A JP 04069497A JP 6949792 A JP6949792 A JP 6949792A JP 3096787 B2 JP3096787 B2 JP 3096787B2
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裕吉 柳瀬
文祐 政
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、薄板状物品を搬送しな
がら計量する計量コンベアに関する。
【0002】
【従来技術と解決しようとする課題】計量コンベアは、
図9に示すように、コンベア1を秤2で支持するように
構成され、前段コンベア3から物品Wが搬入されたとき
の秤2に対する荷重差によって、物品Wの重量を検出し
ている。
【0003】この荷重変化は、図10に示すように物品
Wの先端が、コンベア1に搬入を開始するt0 時から、
物品Wが完全にコンベア1上に搬入にされるt1 時まで
単調増加し、さらに所定時間経過したt2 時にほぼ安定
する
【0004】このため、t2 時の秤2の計量値からコン
ベア1自身の計量値を減じれば、物品Wの重量値を検出
できる。
【0005】ところが、この従来の計量コンベアで、薄
い金属板等のように反りやすく、しかもバネ性を有する
薄板状物品を高速度に計量しようとすると、種々の問題
が発生する。
【0006】即ち、薄板状物品Wpの一端が図11の
(a)に示すように上方へ反っていると、コンベア1上
を搬送している間に浮力が生じて、計量値が真の重量よ
り小さくなったり、搬入時の衝撃によって同図の(b)
のように揺動し、計量値が安定しない。また、逆に薄板
状物品Wpの中央部が同図の(c)のように膨らんでい
ると、物品を押え付ける力が生じて計量値が真の重量よ
り大きくなったり、同図の(d)のように上下に振動し
て計量値が安定しない。
【0007】特に図11の(b)のように反っている物
品では、両端がコンベア間に一旦落ちて大きな衝撃が加
わるため、振動が長時間続き、計量不可能な状態になっ
てしまう。
【0008】このような問題があるために、上記のよう
な薄板状物品の計量は、静止状態あるいはほとんど静止
状態に近い極めて低速な搬送速度で計量しているのが現
状であった。
【0009】本発明は、この課題を解決した計量コンベ
アを提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の計量コンベアは、コンベアを秤で支持し、
前記コンベアに搬入される薄板状物品の重量を、搬送中
に前記秤によって計量する計量コンベアであって、前記
コンベアに取付けられ、前記薄板状物品を前記コンベア
の搬送面に鉛直方向に強制的に密着させた状態で搬送さ
せる密着装置を備えている。
【0011】
【作用】このように構成したため、本発明の計量コンベ
アでは、コンベア上に搬入された薄板状物品は、コンベ
アの搬送面に密着された状態で搬送され、その重量が秤
によって計量される。
【0012】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の一実施例を説
明する。
【0013】図2は一実施例の計量コンベア10の平面
図、図1は図2のA−A線断面図、図3は一実施例の側
面図を示している。
【0014】これらの図において、秤11は、ロードセ
ル型あるいは電磁平衡型の周知のもので、コンベア受け
12を介してコンベア15を支持し、コンベア15とコ
ンベア15に搬入される物品の荷重を受けて、物品重量
に対応する重量信号を出力する。
【0015】コンベア15のアルミ製のフレーム16
は、長方形の上板17と、上板17の両側から下方に屈
曲された側板18、19とによって構成されており、両
側板18、19は、コンベア受け12に固定されてい
る。
【0016】両側板18、19の一端側には駆動ローラ
20の両端が支持され、他端側には従動ローラ21の両
端が支持されている。駆動ローラ20と従動ローラ21
の間には搬送ベルト22が掛渡されている。搬送ベルト
22の搬送面22aの下面22bの高さは、フレーム1
6の上板17の上面17aの高さと一致している。
【0017】側板18の内面には、駆動ローラ寄りに、
モータ23が取付けられている。モータ23と駆動ロー
ラ20の間には駆動ベルト24が掛けられており、モー
タ23が回転駆動されると、搬送ベルト22が駆動す
る。
【0018】上板17には、このコンベア15に搬送さ
れる薄板状物Wpを、搬送面22aに密着させる密着装
置が形成されている。
【0019】即ち、上板17の下面17bには、電磁石
30が3個ずつ2列に並んで取付けられている。
【0020】また、この上板17の上方には、極めて摩
擦の少ないプラスチック等で長方形状に形成された押え
板31が、上板17と平行に配置されている。
【0021】押え板31の上面31aには、6個の鉄板
32が上板17の各電磁石30に対向する位置にそれぞ
れ取付けられている。
【0022】押え板31の四隅には、円形の穴33がそ
れぞれ設けられており、各穴33には、上板17に立て
られた4本のガイド軸34がそれぞれ挿通している。
【0023】各ガイド軸34の下部には、それぞれ巻き
バネ35が挿着されている。各巻きバネ35の強さは、
押え板31が自重で下降せず、しかも各電磁石30の磁
力によって下降する程度に予め設定されている。
【0024】上板17上の各ガイド軸34の近くには、
搬入される薄板状物品の厚みに搬送ベルト22の厚みを
加えた値より僅かに大きい高さを有するストッパ36が
取付けられている。
【0025】したがって、各電磁石30が一斉に通電さ
れると、押え板31は電磁石30と鉄板32との間で作
用する吸引力によって、ストッパ36に当接する高さま
で下降する。
【0026】なお、コンベア15の搬入側には、物品の
搬入タイミングを検出するための投光器37と受光器3
8が設けられており、秤11は、この搬入タイミングか
ら荷重が安定するまでの安定時間が経過した測定タイミ
ングに物品の重量値を出力する。
【0027】また、各電磁石30は、図示しない制御装
置によって、例えば、搬入物品の先端が押え板31の中
央に達したときから、搬入物品の後端が押え板31の中
央に達するまでの間、通電状態が継持される。
【0028】次に、この計量コンベアの動作について説
明する。
【0029】例えば、図4に示すように、先端に反りが
ある薄板状物品Wpが前段コンベア3から搬入される
と、この搬入タイミングは受光器38によって検出され
る。
【0030】この搬入タイミングをt0 とすると、秤1
1に対する荷重は、図5に示すように、反りのない部分
がコンベア15上に乗るまで変化せず、その部分がコン
ベア15に乗ると急激に上昇変化する。
【0031】そして、この搬入の衝撃によって、物品の
先端側が上下に振動するため、秤11に対する荷重は大
きく振動変化しながら増加していく。
【0032】そして、物品Waの先端が押え板31のほ
ぼ中央に達したとき、6個の電磁石30が通電されて、
押え板31は、図4の(b)に示すように、ストッパ3
6に当接する位置まで下降する。
【0033】このため、薄板状物品Waは、搬送ベルト
22の搬送面22aに密着した状態に押え付けられる。
物品と押え板31の摩擦は極めて少ないため、この物品
Waは、無振動状態で平坦なまま継続的に搬送される。
【0034】押え板31が下降した時t1 、秤11に対
する荷重変化は、図5に示すように直ちに抑えられ、測
定タイミングt2 時には充分に安定した計量が行われ
る。
【0035】計量が完了した物品Waの後端が押え板3
1のほぼ中央に達すると、電磁石30が非通電状態にな
るため、図4の(c)に示すように、押え板31は上昇
して、次の物品搬入に備える。
【0036】また、図6の(a)に示すように、中央部
が上方に膨らんだ薄板状物品Waが搬入されると、秤1
1に対する荷重は、図7に示すように、搬入タイミング
0に、物品のほぼ1/2近い荷重がかかり、しかも、
下方へ曲がっている物品の先端がコンベア10に激しく
衝突して、物品を縮める力が働くため、物品は上下に大
きく振動し、その荷重の変化も激しい。
【0037】そして、物品の後端がコンベア15上に乗
ると、秤11に対する荷重は急上昇し、激しく変化す
る。
【0038】物品Waの先端が押え板31の中央まで達
すると、図6の(b)に示すように、押え板31が下降
して、物品を搬送面22aに密着させるため、秤11に
対する荷重の変化もt1 時のように抑えられ、測定タイ
ミングt2 時には、極めて安定した状態となり、正確な
計量が行える。
【0039】なお、この実施例では、押え板31を電磁
力によって下降させて、物品を搬送面22aに密着させ
ていたが、図8の(a)に示すように、コンベア15上
の物品を上方から押えローラ40によって押えるように
してもよい。また、物品が薄鉄板等のように磁力によっ
て直接吸引できる場合には、押え板31を省略すること
もできる。この場合には、図8の(b)のように、電磁
石30の代りに永久磁石50を用いるようにしてもよ
い。
【0040】
【発明の効果】本発明の計量コンベアは、前記説明のよ
うに、コンベアに搬入された薄板状物品を、密着装置に
よって搬送面に密着させるように構成されているため、
反りやバネ性ののある薄板状物品を、高速にしかも高精
度に計量することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2のA−A線断面図である。
【図2】一実施例の平面図である。
【図3】一実施例の側面図である。
【図4】一実施例の動作を説明するための概略側面図で
ある。
【図5】一実施例の秤に対する荷重変化を示す図であ
る。
【図6】一実施例の動作を説明するための概略側面図で
ある。
【図7】一実施例の秤に対する荷重変化を示す図であ
る。
【図8】本発明の他の実施例を示す概略図である。
【図9】従来装置を示す概略側面図である。
【図10】物品の搬入に対する荷重の変化を示す図であ
る。
【図11】反りのある物品が受ける力を示す図である。
【符号の説明】
10 計量コンベア 11 秤 12 コンベア受け 15 コンベア 17 上板 18、19 側板 20 駆動ローラ 21 従動ローラ 22 搬送ベルト 30 電磁石 31 押え板 32 鉄板 36 ストッパ 37 投光器 38 受光器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01G 11/00 G01G 11/04 G01G 17/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンベアを秤で支持し、前記コンベアに搬
    入される薄板状物品の重量を、搬送中に前記秤によって
    計量する計量コンベアであって、 前記コンベアに取付けられ、前記薄板状物品を前記コン
    ベアの搬送面に鉛直方向に強制的に密着させた状態で搬
    送させる密着装置を備えたことを特徴とする計量コンベ
    ア。
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