JPH06271059A - パレットストッパ機構 - Google Patents

パレットストッパ機構

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Publication number
JPH06271059A
JPH06271059A JP5739893A JP5739893A JPH06271059A JP H06271059 A JPH06271059 A JP H06271059A JP 5739893 A JP5739893 A JP 5739893A JP 5739893 A JP5739893 A JP 5739893A JP H06271059 A JPH06271059 A JP H06271059A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pallet
stopper
slide base
conveyor
force
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5739893A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Anai
謙二 穴井
Akira Miyake
晃 三宅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Consumer Electronics Co Ltd
Japan Display Inc
Original Assignee
Hitachi Device Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Hitachi Consumer Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Device Engineering Co Ltd, Hitachi Ltd, Hitachi Consumer Electronics Co Ltd filed Critical Hitachi Device Engineering Co Ltd
Priority to JP5739893A priority Critical patent/JPH06271059A/ja
Publication of JPH06271059A publication Critical patent/JPH06271059A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 パレットのストッパに対する衝撃を緩和す
る。 【構成】 常時駆動されている搬送コンベア20と、こ
の搬送コンベア20上を移送されてくるパレット50を
ストッパの干渉によって定位置に停止させるストッパ駆
動機構25とを備えるパレットストッパ機構において、
該ストッパ駆動機構25は、そのストッパを、前記パレ
ット50の定位置に到る前に該パレット50と干渉させ
るとともに、該パレット50の移送方向と反対方向の力
を付加させながら該パレット50の移送にともなって該
定位置にまで移動させる機構とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パレットストッパ機構
に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえばブラウン管の製造において、そ
の組立て等を自動的に行うため、部品は各加工装置間を
搬送コンベアによって移送されるようになっている。
【0003】この場合、部品はその位置決めがなされる
ようにパレットと称される載置箱に載置されて移送され
るようになっている。
【0004】そして、所定の加工装置に移送された場
合、搬送コンベアは常時駆動させた状態にさせておい
て、該加工装置と一体あるいは近傍に取り付けられたス
トッパのパレットに対する干渉によって該パレットを定
位置に停止させるようになっている。
【0005】そして、従来では、該ストッパはパレット
の停止させようとする位置においてそのまま突出させ、
該パレットとの干渉を行うことによって該パレットの移
送を妨げるようにしていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに構成されたパレットストッパ機構は、パレットの停
止させるべき位置にて、そのままストッパを突出させて
パレットに対する急激な干渉を行っているものである。
【0007】このため、パレットのストッパに対する衝
撃が強く、パレットの後部が持ち上がったりして、搭載
する部品に悪影響を与える等の問題が指摘されるに到っ
た。
【0008】それ故、本発明はこのような事情に基づい
てなされたものであり、その目的とするところのもの
は、パレットのストッパに対する衝撃を緩和するように
したパレットストッパ機構を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成さ
せるために、本発明は、常時駆動されている搬送コンベ
アと、この搬送コンベア上を移送されてくるパレットを
ストッパの干渉によって定位置に停止させるストッパ駆
動機構とを備えるパレットストッパ機構において、該ス
トッパ駆動機構は、そのストッパを、前記パレットの定
位置に到る前に該パレットと干渉させるとともに、該パ
レットの移送方向と反対方向の力を付加させながら該パ
レットの移送にともなって該定位置にまで移動させる機
構としたことを特徴とするものである。
【0010】
【作用】このように構成されたパレットストッパ機構
は、パレットが搬送コンベアによって移送されその定位
置(停止位置)に近づく際に、ストッパがたとえば突出
して該パレットと干渉する。
【0011】この場合、該ストッパはパレットの移送方
向と反対方向の力、すなわちパレットの移動を妨げる力
を付加させながら、該パレットの移送にともなって該定
位置にまで移動させるようになっている。
【0012】このことから、パレットは、その停止位置
に近づく際に、ストッパによって減速されることにな
る。
【0013】したがって、パレットのストッパに対する
衝撃を緩和することができるようになる。
【0014】
【実施例】図1は、本発明によるパレットストッパ機構
の一実施例を示す側面図である。
【0015】まず、同図において、搬送コンベア20が
あり、この搬送コンベア20は図中A方向に移動し、こ
の場合、常時駆動されているものとする。
【0016】そして、この搬送コンベア20の上には、
たとえばブラウン管のガラス外囲器(いわゆるチューブ
管)等を位置決めして搭載したパレツト50が載置さ
れ、このパレット50は搬送コンベア20の駆動ととも
に図中A方向に移送されるようになっている。
【0017】そして、このパレット50の移送を停止さ
せようとする個所における搬送コンベア20の下方には
ストッパ駆動機構25が配置されている。
【0018】このストッパ駆動機構25は、まず、固定
板15に固定されたメインベース14があり、このメイ
ンベース14には図中A方向(搬送コンベア20の駆動
方向)において互いに対向配置されたシャフトサポート
13A、13Bが取り付けられている。
【0019】このシャフトサポート13A、13Bは、
図中A方向(搬送コンベア20の駆動方向)に延在する
ガイドシャフト6を支持し、このガイドシャフト6には
ポールブッシュユニット3A、3Bを介してスライドベ
ース5が支持されている。
【0020】これにより、該スライドベース5はガイド
シャフト6に沿って図中A方向(搬送コンベア20の駆
動方向)あるいはその逆方向にスライドが可能になって
いる。
【0021】なお、ガイドシャフト6は一対として備え
られたものとなっており、図示されない他のガイドシャ
フトは図面上後部に位置付けられ、これらは平行に配置
されている。これにともなって、図示されない他のガイ
ドシャフトは図示されない他のポールブッシュユニット
を介してスライドベース5を支持している。
【0022】そして、このガイドシャフト6の間におけ
るスライドベース5の上面にはシリンダ2が配置され、
このシリンダ2の駆動によってパレット受部1が搬送コ
ンベア20面から突出するようになっている。このパレ
ット受部1は該搬送コンベア20上のパレット50の移
送を停止させるためのストッパとなっている。
【0023】なお、該搬送コンベア20は、その平面図
である図2に示すように、その駆動方向(A方向)にお
ける両脇を除く中央部が開口されており、このため、前
記パレット受部1はその上昇によってパレット(その前
方面)に干渉することができるようになっている。
【0024】また、シャフトサポート13Bに近接する
ガイドシャフト6には割りカラー6が取り付けられ、こ
の割りカラー6と前記ボールブッシュユニット3A、3
Bのうち図中A方向側にあるポールブッシュユニット3
Bとの間には、ガイドシャフト6に挿嵌された圧縮コイ
ルバネ7が配置されている。
【0025】これにより、スライドベース5は、図中A
方向と反対方向に付勢された力が常時作用しているとと
もに、アブソーバ11によって所定位置に位置づけられ
ている。
【0026】また、前記スライドベース5は、図示しな
い駆動機構によりガイドシャフト6に沿って搬送コンベ
ア20の駆動方向(A方向)に移動できるようになって
おり、この際、圧縮コイルバネ7の作用によって該移動
の距離に応じた強度の力を受けることになる。
【0027】そして、このようにして移動したスライド
ベース5は、アブソーバ8によってその移動が停止され
るようになっている。また、この際に、スライドベース
5の下面に設けられたストッパブロック4にアンチバッ
ク12が係止され、該スライドベース5が圧縮コイルバ
ネ7の作用によって、反対方向(A方向と反対方向)に
戻らないようになっている。
【0028】このアンチバック12は、図中A方向に延
在するシーソ体を構成し、その支持軸の設定によって、
A方向の端部が持ち上げられ、また逆方向の端部が重力
によって下げられている。スライドベース5のA方向へ
の移動によってそのストッパブロック4によって持ち上
げられている端部が一旦下方向へ押され、その後におい
て該ストッパブロック4に係止されるようになってい
る。
【0029】この時点におけるパレット受部1の位置
は、それによって停止されたパレット50における正確
な停止位置であり、この状態でパレット50に搭載され
た部品が図示されていない加工装置で加工がなされるこ
とになる。
【0030】そして、該加工終了後において、シリンダ
2の駆動によってパレット受部1が下降した際に、図3
に示すように、該パレット受部1の下降とともに下降す
るシリンダガイドシャフト16が前記アンチバック12
を押圧することによってストッパブロック4に対する係
止を外すようになっている。
【0031】これにより、スライドベース5はアンチバ
ック12による規制が解除され、圧縮コイルバネ7の作
用によって図1に示した状態に戻るようになる。
【0032】次に、このような構成からなるパレットス
トッパ機構の動作を説明する。
【0033】動作1.搬送コンベア20の駆動にともな
って、パレット50が停止位置に近づいてきた場合、そ
れを図示しないセンサで検知し、シリンダ2を駆動させ
ることによってパレット受部1を上昇させる。これによ
りパレット50は該パレット受部1に干渉する。
【0034】動作2.パレット50との干渉によってパ
レット受部1は、シリンダ2を介してスライドベース5
をガイドシャフト6に沿って図中A方向に移動される。
この際、スライドベース5は圧縮コイルバネ7の作用に
よってその移動方向と逆の力を受け、この力は移動距離
に応じて大きくなる。
【0035】動作3.スライドベース5がそのストッパ
ブロック4を介してアブソーバ8に当接するとアンチバ
ック12が該ストッパブロック4に係止されることにな
る。これにより、スライドベース5は圧縮コイルバネ7
の作用によって元の位置に戻ることから防止される。
【0036】動作4.パレット50に搭載されている部
品の加工がなされ、シリンダ2の駆動によってパレット
受部1が下降する。これにより、パレットはそのまま搬
送コンベアの駆動にともなって移送されることになる。
【0037】一方、シリンダガイドシャフト16も同時
に下降し、このシリンダガイドシャフト16がアンチバ
ック12を押圧し、該アンチバック12のストッパブロ
ック4に対する係止を解除することになる。
【0038】動作5.スライドベース5は、圧縮コイル
バネ7の作用により、A方向と反対方向へ移動し、これ
により、元の状態に戻り次のパレットがくるのを待機す
る。
【0039】このような実施例のように構成したパレッ
トストッパ機構によれば、パレットが搬送コンベア20
によって移送されその定位置(停止位置)に近づく際
に、パレット受部1が突出して該パレットと干渉する。
【0040】この場合、該パレット受部1はパレットの
移送方向と反対方向の力、すなわちパレットの移動を妨
げる力を付加させながら、該パレットの移送にともなっ
て該定位置にまで移動させるようになっている。
【0041】このことから、パレットは、その停止位置
に近づく際に、パレット受部1によって減速されること
になる。
【0042】したがって、パレットのパレット受部1に
対する衝撃を緩和することができるようになる。
【0043】上述した実施例では、パレット受部1の構
成を平板の端面で構成したものであるが、これに限定さ
れることはなく、図4に示すように、円形部材、あるい
はころ状の部材で形成してもよいことはいうまでもな
い。
【0044】上述した実施例では、ストッパのパレット
に対する力はばねによっているものであるが、これに限
定されることはなく、たとえばストッパの移動において
その速度規制を与える別の手段を設けることによって同
様の効果を得るようにしてもよいことはいうまでもな
い。
【0045】上述した実施例では、パレットの移送方向
に移動するストッパの該パレットに付加する力は、その
移動する距離に応じて大きくなっているものであるが、
必ずしもこれに限定されることはなく、一定の力であっ
てもよいことはいうまでもない。
【0046】
【発明の効果】以上説明したことからあきらかなよう
に、本発明によるパレットストッパ機構によれば、パレ
ットのストッパに対する衝撃を緩和できることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるパレットストッパ機構の一実施
例を示す側面図である。
【図2】 本発明によるパレットストッパ機構の搬送コ
ンベアの一実施例を示す平面図である。
【図3】 本発明によるパレットストッパ機構の一実施
例におけるアンチバックの詳細を示す説明図である。
【図4】 本発明によるパレットストッパ機構の他の実
施例を示す説明図である。
【符号の説明】
1…パレット受部(ストッパ)、20…搬送コンベア、
25…ストッパ駆動機構。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 常時駆動されている搬送コンベアと、こ
    の搬送コンベア上を移送されてくるパレットをストッパ
    の干渉によって定位置に停止させるストッパ駆動機構と
    を備えるパレットストッパ機構において、 該ストッパ駆動機構は、そのストッパを、前記パレット
    の定位置に到る前に該パレットと干渉させるとともに、
    該パレットの移送方向と反対方向の力を付加させながら
    該パレットの移送にともなって該定位置にまで移動させ
    る機構としたことを特徴とするパレットストッパ機構。
JP5739893A 1993-03-17 1993-03-17 パレットストッパ機構 Pending JPH06271059A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5739893A JPH06271059A (ja) 1993-03-17 1993-03-17 パレットストッパ機構

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JP5739893A JPH06271059A (ja) 1993-03-17 1993-03-17 パレットストッパ機構

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JPH06271059A true JPH06271059A (ja) 1994-09-27

Family

ID=13054534

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JP5739893A Pending JPH06271059A (ja) 1993-03-17 1993-03-17 パレットストッパ機構

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JP (1) JPH06271059A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100701651B1 (ko) * 2006-08-01 2007-03-29 황용규 컨베이어 스톱퍼
JP2007269451A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Koyabe Seiki:Kk シート材制止装置
JP2008239310A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 Isuzu Motors Ltd 移載装置の送出し機構
JP2009012842A (ja) * 2007-07-09 2009-01-22 Yamada Kikai Kogyo Co Ltd 結束装置におけるストッパの移動方法
CN104058246A (zh) * 2014-05-29 2014-09-24 苏州菱欧自动化设备有限公司 搬运装置
CN105501960A (zh) * 2015-12-25 2016-04-20 佛山市启达研磨器材科技有限公司 一种用于牵引砂带柱体的轨道架结构
DE102016002048A1 (de) * 2016-02-22 2017-08-24 Liebherr-Verzahntechnik Gmbh Fördereinrichtung

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