JPH0638586Y2 - トランスファバーの衝撃吸収装置 - Google Patents
トランスファバーの衝撃吸収装置Info
- Publication number
- JPH0638586Y2 JPH0638586Y2 JP1987135493U JP13549387U JPH0638586Y2 JP H0638586 Y2 JPH0638586 Y2 JP H0638586Y2 JP 1987135493 U JP1987135493 U JP 1987135493U JP 13549387 U JP13549387 U JP 13549387U JP H0638586 Y2 JPH0638586 Y2 JP H0638586Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transfer bar
- transfer
- shock absorber
- press
- feed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はトランスファプレスに設けられたトランスフ
ァバーの衝撃吸収装置に関する。
ァバーの衝撃吸収装置に関する。
従来トランスファプレスには成形すべき材料を複数の加
工ステーションへ順次搬送するトランスファバーが設け
られている。
工ステーションへ順次搬送するトランスファバーが設け
られている。
上記トランスファバーはフィード方向及びクランプ、ア
ンクランプの２次元方向へ動作するものや２次元方向に
リフト方向を加えた３次元へ動作するものがすでに多数
出願されている。
ンクランプの２次元方向へ動作するものや２次元方向に
リフト方向を加えた３次元へ動作するものがすでに多数
出願されている。
例えば特願昭56-15938号、特願昭53-13615号、特公昭61
-60728号など。
-60728号など。
また大型のトランスファプレスの場合トランスファバー
の動作終了時慣性などによりトランスファバーの衝撃が
加わるため、フィンガがクランプしたワークを落した
り、駆動系に設けられた軸受けなどが早期に消耗するな
どの不具合があった。
の動作終了時慣性などによりトランスファバーの衝撃が
加わるため、フィンガがクランプしたワークを落した
り、駆動系に設けられた軸受けなどが早期に消耗するな
どの不具合があった。
上記不具合を解消するため、トランスファバーの駆動系
に衝撃装置を設けたトランスファフィーダなどもすでに
提案されている。
に衝撃装置を設けたトランスファフィーダなどもすでに
提案されている。
しかしトランスファバーの駆動系に緩衝装置を設けたも
のでは、トランスファバーに直接加わる衝撃が吸収でき
ないと共に、緩衝装置が駆動系の内部にあるため、整備
性が悪いなどの不具合があった。
のでは、トランスファバーに直接加わる衝撃が吸収でき
ないと共に、緩衝装置が駆動系の内部にあるため、整備
性が悪いなどの不具合があった。
この考案は上記不具合を改善するためになされたもの
で、トランスファバーによりワークをクランプしてプレ
ス本体の各加工ステーションへ順次搬送するトランスフ
ァプレスにおいて、上記トランスファバーとこれをフィ
ード方向へ駆動するフィードキャリヤのガイドポストの
間に、ガイドポストに嵌合された球面ブッシュと、該球
面ブッシュとトランスファバーの間に設けられた弾性体
とよりなる緩衝体を設けたもので、トランスファバーの
動作終了時発生する慣性によりトランスファバーに振動
や衝撃が加わっても、これを緩衝体が吸収するため、フ
ィンガにクランプされたワークを落としたり、トランス
ファバーの駆動系に振動や衝撃が加わるのを防止するこ
ができる。
で、トランスファバーによりワークをクランプしてプレ
ス本体の各加工ステーションへ順次搬送するトランスフ
ァプレスにおいて、上記トランスファバーとこれをフィ
ード方向へ駆動するフィードキャリヤのガイドポストの
間に、ガイドポストに嵌合された球面ブッシュと、該球
面ブッシュとトランスファバーの間に設けられた弾性体
とよりなる緩衝体を設けたもので、トランスファバーの
動作終了時発生する慣性によりトランスファバーに振動
や衝撃が加わっても、これを緩衝体が吸収するため、フ
ィンガにクランプされたワークを落としたり、トランス
ファバーの駆動系に振動や衝撃が加わるのを防止するこ
ができる。
この考案の一実施例を図面を参照して詳述すると、図に
おいて１はトランスファプレスの本体で、アプライト1a
の間にプレス本体１に対して出入れ自在なムービングボ
ルスタ２を有していると共に、このボルスタ２の上方に
はワーク３の搬送方向に沿って互いに平行する一対のト
ランスファバー４が設けられている。
おいて１はトランスファプレスの本体で、アプライト1a
の間にプレス本体１に対して出入れ自在なムービングボ
ルスタ２を有していると共に、このボルスタ２の上方に
はワーク３の搬送方向に沿って互いに平行する一対のト
ランスファバー４が設けられている。
上記トランスファバー４はクランプ機構が内装されたク
ランプボックス５に底部が支持されて、クランプ及びア
ンクランプ方向へ移動自在となっていると共に、互に対
向する位置に上記ワーク３をクランプするフィンガ６が
突設されている。
ランプボックス５に底部が支持されて、クランプ及びア
ンクランプ方向へ移動自在となっていると共に、互に対
向する位置に上記ワーク３をクランプするフィンガ６が
突設されている。
また上記各トランスファバー４の一端側上方にはガイド
レール７に支持されてワーク３の搬送方向（フィード方
向）へ往復動自在なフィードキャリヤ８が設けられてい
る。上記フィードキャイヤ８はプレス本体１より取出さ
れた動力によりプレス本体１と同期して回転されるフィ
ードカム９によりピン10を中心に揺動されるフィードレ
バー11の上端にリンク12を介して連結されていると共
に、フィードキャリヤ８より下方へ向けて突設されたガ
イドポスト13の先端は各トランスファバー４の一端側に
穿設された透孔4aに緩衝体14を介して嵌挿されている。
レール７に支持されてワーク３の搬送方向（フィード方
向）へ往復動自在なフィードキャリヤ８が設けられてい
る。上記フィードキャイヤ８はプレス本体１より取出さ
れた動力によりプレス本体１と同期して回転されるフィ
ードカム９によりピン10を中心に揺動されるフィードレ
バー11の上端にリンク12を介して連結されていると共
に、フィードキャリヤ８より下方へ向けて突設されたガ
イドポスト13の先端は各トランスファバー４の一端側に
穿設された透孔4aに緩衝体14を介して嵌挿されている。
上記緩衝体14は第３図に示すように金属よりなる球面ブ
ッシュ14aと外リング14b及びこれらの間に介在された弾
性体14cよりなり、球面ブッシュ14aは内周面が凸球面と
なっていて、ガイドポスト13に上下摺動自在に嵌合さ
れ、外リング14bはトランスファバー４の透孔4aに圧入
されていると共に、弾性体14cは球面ブッシュ14aの外周
面及び外リング14bの内周面にそれぞれ焼付けや接着な
どの手段で固着されている。
ッシュ14aと外リング14b及びこれらの間に介在された弾
性体14cよりなり、球面ブッシュ14aは内周面が凸球面と
なっていて、ガイドポスト13に上下摺動自在に嵌合さ
れ、外リング14bはトランスファバー４の透孔4aに圧入
されていると共に、弾性体14cは球面ブッシュ14aの外周
面及び外リング14bの内周面にそれぞれ焼付けや接着な
どの手段で固着されている。
なお球面ブッシュ14aは図４に示すように外周面が凸球
面となったものをガイドポスト13に上下摺動自在に嵌合
してもよい。
面となったものをガイドポスト13に上下摺動自在に嵌合
してもよい。
この考案は以上祥述したように、トランスファバー４を
フィード方向へ往復動するフィードキャリヤ８のガイド
ポスト13とトランスファバー４の間に14aと弾性体14cよ
りなる緩衝体14を介在させたことから、トランスファバ
ー４の動作時トランスファバー４に加わる衝撃や振動な
どが上記緩衝体14により吸収されるため、衝撃や振動に
よりフィンガ６にクランプされたワーク３が落下して搬
送ミスを発生する虞れが低減されると共に、ガイドポス
ト13を早期にへたるなどの不具合も解消することができ
る。
フィード方向へ往復動するフィードキャリヤ８のガイド
ポスト13とトランスファバー４の間に14aと弾性体14cよ
りなる緩衝体14を介在させたことから、トランスファバ
ー４の動作時トランスファバー４に加わる衝撃や振動な
どが上記緩衝体14により吸収されるため、衝撃や振動に
よりフィンガ６にクランプされたワーク３が落下して搬
送ミスを発生する虞れが低減されると共に、ガイドポス
ト13を早期にへたるなどの不具合も解消することができ
る。
またトランスファバーの動作終了時発生する慣性により
ガイドポスト13が弾性変形しても、これを球面ブッシュ
14aが吸収するため、弾性体14cに局部的に過大な荷重が
作用することがなく、これによって弾性体14cが早期に
劣化したり、寿命が著しく低下することもない。
ガイドポスト13が弾性変形しても、これを球面ブッシュ
14aが吸収するため、弾性体14cに局部的に過大な荷重が
作用することがなく、これによって弾性体14cが早期に
劣化したり、寿命が著しく低下することもない。
さらにフィード方向やクランプ方向へトランスファバー
４を駆動する駆動系に設けられた軸受けやローラなどの
寿命が大幅に向上できると共に、緩衝体14がトランスフ
ァバー４側に設けられていることから、弾性体14cが劣
化した場合簡単に交換できるなど整備性の改善も図れる
ようになる。
４を駆動する駆動系に設けられた軸受けやローラなどの
寿命が大幅に向上できると共に、緩衝体14がトランスフ
ァバー４側に設けられていることから、弾性体14cが劣
化した場合簡単に交換できるなど整備性の改善も図れる
ようになる。
図面はこの考案の一実施例を示し、第１図は平面図、第
２図は側面図、第３図及び第４図は緩衝体の断面図であ
る。 １はプレス本体、３はワーク、４はトランスファバー、
８はフィードキャリヤ、13はガイドポスト、14は緩衝
体。
２図は側面図、第３図及び第４図は緩衝体の断面図であ
る。 １はプレス本体、３はワーク、４はトランスファバー、
８はフィードキャリヤ、13はガイドポスト、14は緩衝
体。
Claims (1)
- 【請求項１】トランスファバー４によりワーク３をクラ
ンプしてプレス本体１の各加工ステーションへ順次搬送
するトランスファプレスにおいて、上記トランスファバ
ー４とこれをフィード方向へ駆動するフィードキャリヤ
８のガイドポスト13の間に、ガイドポスト13に嵌合され
た球面ブッシュ14aと、該球面ブッシュ14aとトランスフ
ァバー４の間に設けられた弾性体14cとよりなる緩衝体1
4を介在させてなるトランスファバーの衝撃吸収装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987135493U JPH0638586Y2 (ja) | 1987-09-07 | 1987-09-07 | トランスファバーの衝撃吸収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987135493U JPH0638586Y2 (ja) | 1987-09-07 | 1987-09-07 | トランスファバーの衝撃吸収装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6442736U JPS6442736U (ja) | 1989-03-14 |
| JPH0638586Y2 true JPH0638586Y2 (ja) | 1994-10-12 |
Family
ID=31395168
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987135493U Expired - Lifetime JPH0638586Y2 (ja) | 1987-09-07 | 1987-09-07 | トランスファバーの衝撃吸収装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0638586Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5861332U (ja) * | 1981-10-16 | 1983-04-25 | アイダエンジニアリング株式会社 | フイ−ドバ−のアドバンス・リタ−ン装置 |
| JPS5915621U (ja) * | 1982-07-21 | 1984-01-30 | 株式会社東芝 | 搬送装置 |
-
1987
- 1987-09-07 JP JP1987135493U patent/JPH0638586Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6442736U (ja) | 1989-03-14 |
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