JPS62246433A - チヤツク装置 - Google Patents

チヤツク装置

Info

Publication number
JPS62246433A
JPS62246433A JP28549286A JP28549286A JPS62246433A JP S62246433 A JPS62246433 A JP S62246433A JP 28549286 A JP28549286 A JP 28549286A JP 28549286 A JP28549286 A JP 28549286A JP S62246433 A JPS62246433 A JP S62246433A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chuck
press
parts
cap
hooks
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28549286A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Kawahara
川原 孝郎
Koji Ono
小野 康二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibaura Machine Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Machine Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Machine Co Ltd filed Critical Toshiba Machine Co Ltd
Priority to JP28549286A priority Critical patent/JPS62246433A/ja
Publication of JPS62246433A publication Critical patent/JPS62246433A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automatic Assembly (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は複数個からなる一組の部品を所定のピッチ間隔
を有して同時に把持するチャック装置に係り、とりわけ
−組の部品をワークの所定位置に同時にかつ自動的に圧
入組付する装置に用いられるチャック装置に関する。
(従来の技術とその問題点) 自動車エンジン用シリンダブロックの製造においては、
中間工程としてメインベアリングキャップを圧入組付す
る工程がある。従来、この工程は手作業で行なわれてい
たが、生産スピードの向上と、生産コストの低下を図る
ためには、この圧入組付作業を自動的に行なうことが望
ましい。
多数個のメインベアリングキャップのような部品を、シ
リンダブロックのようなワークの所定位置に対して自動
的に圧入組付するためには、多数個の部品を正確に位置
決めし、把持するため、高精度の基準箇所を必要とする
とともに、装置自体にも高度な精度が要求される。また
、高速組付けを行なうためには、機械的剛性が必要であ
り、装置が大型化するという問題がある。さらに、部品
とワークの組付面にゴミなどの異物が対答しないよう、
組付面の清掃を行なう必要がある。
このような点を考慮して、−組の部品をワークの所定位
置に自動的に圧入組付することのできる装置が提案され
た。
本発明はこのような自動圧入組付装置に用いられる、−
組の部品を所定のピッチ間隔を有して同時に把持するチ
ャック装置を提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本発明は一組の部品を所定のピッチ間隔を有して同時に
把持するチャック装置であって、所定のピッチに配列さ
れた複数個からなる一組の部品と同数の鈎形の揺動フッ
クと、これらのフックに連結されこれらのフックに同時
に揺動運動を与えるリンク機構と、このリンク機構を作
動させるアクチュエータとを備えていることを特徴とし
ている。
(作 用) 本発明によれば、複数個からなる一組の部品が鈎形のフ
ックにより所定のピッチ間隔を有して同時に把持される
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の実施例について説明する
第9図および第10図は本発明によるチャック装置が適
用される圧入組付装置により圧入組付される部品および
ワークの例を示す図である。図において符号11はベア
リングキャップであり、符号12はこのベアリングキャ
ップ11が圧入組付られるシリンダブロックである。複
数個のキャップ11(本実施例では5個)は、所定のピ
ッチを有するシリンダブロック12のそれぞれの組付面
12aに対して、キャップ11の組付面11aを当接す
るよう組付られるが、この際キャップ11の下側端部1
1bがシリンダブロック組付面12aの内側端部12b
に圧入嵌合される。キャップ11にはクランクシャフト
挿通用の半円孔11cが形成され、両肩部に締付ボルト
挿通用孔13が設けられている。本実施例においては、
このようなベアリングキャップ11をシリンダブロック
12に自動的に圧入組付する装置について説明する。
第2図は本実施例によるチャック装置が適用される圧入
組付装置の側断面図、第3図は第2図m−m線における
平面図である。図において符号14は本実施例が適用さ
れる圧入組付装置15とキャップ11の製造装置(図示
せず)との間に配置されたキャップローダであり、キャ
ップ製造装置からベルトコンベヤ16により搬送された
複数個のベアリングキャップ11を、所要の数を一組と
して把持し、圧入組付装置15に移送するものである。
圧大組付装g115は、キャップローダ14から移送さ
れた一組のベアリングキャップを整送し圧入組付間隔に
対応するピッチに配列する部品整送装置17と、−組の
ベアリングキャップを所定のピッチを有して同時に把持
するチャック装置18と、このチャック装置18に連結
されチャック装置18を昇降駆動するチャック昇降駆動
装置19と、チャック装置18をチャック昇降駆動装置
19とともに所定の位置と位置の間で往復駆動するチャ
ック往復駆動装置20と、ベアリングキャップ11が圧
入組付けられるシリンダブロック12を圧入組付位置に
保持するセンタベース21とからなっている。部品整送
装置17とセンタベース21とは床面上に載置され、チ
ャック装置18の往復移動をガイドするガイドレール2
2およびこのガイドレール22を支える支柱23゜24
により連結されている。チャック昇降駆動装置19はガ
イドレール22上に走行可能に載置され、チャック装置
18は部品整送装置17とセンタベース21の上方を所
定の位置から位置まで往復移動し得るよう配設されてい
る。
第5図はこのキャップローダ14でキャップ11を把持
した状態を示す部分拡大断面図である。
本実施例においては、圧入組付する部品は、半円孔11
cおよびボルト挿通用孔13を有しているので、半円孔
11cに対して支え軸29を挿入し、ボルト挿通用孔1
3に対してロケートピン28を挿入し、上下方向からキ
ャップ11を把持するとともに、−組のキャップを同時
に串刺しする方式%式% 第6図は本実施例による部品整送装置17を示す部分拡
大側断面図である。部品整送装置17は第2図、第3図
および第6図に示すように、床面−にに設置されたフレ
ーム35、このフレーム35の上方に設けられたテーブ
ル36を備え、このテーブル36の上面を一組のベアリ
ングキャップが摺動し得るようになっている。テーブル
36の上方には、テーブル36に対し垂直に所定の間隔
で配列された複数枚の側板37により、−組のベアリン
グキャップと同数のカム溝38が形成されている。この
カム溝38はベアリングキャップ11が内部を摺動し得
る間隔を有し、最終端38aにおいて所定のピッチ(こ
の実施例においてはシリンダブロック12の組付面12
aのピッチ)を有するよう配置されている。またカム溝
38を形成する側板37は、その底面がテーブル36の
上面から所定の間隔をおいて配設され、側板37の底面
とテーブル36の上面との間には一定間隔の隙間39が
形成されている。符号40はカム溝38を−L方から覆
うカバーであり、このカバー40を設けることにより、
摺動中のベアリングキャップ11の転倒が防止され、確
実に整送することができるとともに、カム溝38内に異
物が侵入することを防止できる。テーブル36の上面に
はさらに、プレート41が前後方向に摺動可能に配設さ
れている。プレート41は一組のベアリングキャップを
カム溝38内に送り込み、最終端38aから送り出すた
めのものであり、カム溝38の配設された間隔よりもや
や広い幅と、側板37とテーブル36の上面との隙間3
9よりやや小さい厚さを有しており、後端がフレーム3
5に水平に組付けられた送り用油圧シリンダ42に固着
されている。
カム溝38の最終端38aに近接する位置には、カム溝
38から送り出された一組のベアリングキャップが載置
されるリフタプレート43が水平に配置されている。リ
フタプレート43の底面には、フレーム35に垂直に取
付けられたリフト用油圧シリンダ44が連結され、リフ
タプレート43をテーブル36の上面位置から次の正大
組付工程に適する位置まで上昇するようにされている。
第1図は本実施例によるチャック装置18およびチャッ
ク昇降駆動装置19を示す部分断面を含む正面図である
。チャック装置18は一組の部品と同数の、鈎形の揺動
フック45およびロケートピン46と、フック揺動機構
とを備えている。ベアリングキャップ11は半円孔11
c部分にフック45が揺動してその先端が挿入され、ボ
ルト挿通用孔13にロケートピン46が挿入されること
により、上下方向から把持される。フック揺動機構は、
フック45に支点47を中心に揺動運動を与えるリンク
機構48と、このリンク機構48を作動させる油圧シリ
ンダ49とを有している。フック45の揺動リンク機構
48に取付けられた突起50とこれに接触するリミット
スイッチ51とにより制御される。チャック装置18に
は、さらに位置決め用ロケートピン52が取付けられ、
チャック装置f18が部品整送装置17に対して降下し
、ベアリングキャップ11を把持する際、部品整送装r
I117に設けられた、このロケートピン52と係合す
る孔を有するロケートブツシュ53(第3図参照)に挿
入係合し、チャック装置18の正確な位置決めがなされ
るようになっている。
ロケートピン52の断面は偏平形状をしており、円形の
ロケートブツシュ53の孔に挿入係合された際、チャッ
ク装置18の位置決めは一方向のみ行なわれるようにな
っている。
チャック装置18の上方には、チャック装置18を昇降
駆動するチャック昇降駆動装置119が取付けられてい
る。チャック昇降駆動装ft19は昇降用油圧シリンダ
54を有し、ロッド55を介してチャック装置18の上
部と連結されている。
またチャック装置18の上部には両端にそれぞれガイド
軸56が固着され、油圧シリンダ54によりチャック装
置18が上下動させられるのをガイドするとともに、一
方のガイド軸56にはクランプ装置57が装着されてい
る。このクランプ装置57は、停電時等にチャック装置
18が自重で落下するのを防止するためのものであり、
皿ばね58およびクランプ用ブツシュ59を何している
チャック昇降駆動装置19の両側面には走行車輪60が
取付けられ、この走行車輪60をガイドレール22上に
載置することにより、チャック昇降駆動装置19および
これに連結されたチャック装置18がガイドレール22
に沿って往復移動するようにされている。なお、走行車
輪60の側面60aとガイドレール22の側面22aと
の間には隙間CIが設けられ、チャック昇降駆動装置1
9がガイドレール22に対し左右に微小移動し得るよう
にされている。
第7図は第2図矢印■方向から見た部分平面図であり、
チャック昇降駆動装置19とチャック往復駆動装置20
との連結状態を示している。昇降用油圧シリンダ54が
取付けられたチャック昇降駆動装置19のプレート61
の後端には、長穴62を何するT型部材63が固着され
、このT型部材63の長穴62にピン64を挿通ずるこ
とによりホーク状部材65と連結されている。ホーク状
部材65はさらにロッド66を介して往復駆動用油圧シ
リンダ67と連結されている。このようにチャック昇降
駆動装置19とチャック往復駆動装置20とを、長穴6
2とビン64を用いて連結したことにより、チャック昇
降駆動装置19をチャック往復駆動装置20に対して前
後方向に微小移動することができる。
第8図はセンタベース21を示す側断面図である。セン
タベース21は、上方に圧入組付位置68、中間にシリ
ンダブロック12を圧入組付位置68に持ち上げる一対
のクランパ69、下方にクランパ69の上下駆動装置7
0およびクランパ69を上方に持ち上げた状態で保持す
るロック機構71を備えている。圧入組付位置68にお
いては、上方からベアリングキャップ11が降下し、下
方からシリンダブロック12が上昇してきてベアリング
キャップ11のシリンダブロック12への正大組付がな
される。圧入組付位置68には一対のキャップガイド7
2が所定の間隔を有して対向配置され、キャップガイド
72の先端によりベアリングキャップ11の下側端部1
1bをガイドして、キャップ11の前後方向(−組のキ
ャップの配列方向と直交する方向)の降下位置の:A整
がなされるようになっている。圧入組付位置68におけ
る高さの基準は、キャップガイド72に隣接して固設さ
れた位置決めブロック73の下端面により定められる。
また圧入組付位置68におけるベアリングキャップ11
の左右方向(−組のベアリングキャップの配列方向)の
位置の調整は、キャップガイド72の上方に左右一対配
設されたロケートプツシニア4の円形孔(第3図参照)
とチャック装置18のロケートピン52との嵌合により
行なわれるようになっている。クランパ69はシリンダ
ブロック12の底面と当接する平面69aを存し、下方
に連結されたロッド75を軸受76により上下方向移動
可能に垂直支持することにより保持されている。ロッド
75の下端には、ロケートクランプシリンダ77により
上下方向に揺動させられるロケートアーム78が当接さ
れ、ロッド75を上下に駆動し得るようにされている。
ロケートアーム78の下面には、ロック機構71のくさ
び部材79が水平方向から挿入するようにされ、くさび
部材79によりロケートアーム78の揺動位置をロック
し、所定の位置までロケートクランプシリンダ77によ
り持ち上げられたクランパ69に確実に圧入反力に抗す
る力を与える。(さび部材79の進退は、くさび部材7
9に連結されたロックシリンダ80により行なうことが
できる。
部品整送装置17とセンタベース21との間には、ベア
リングキャップ11の組付面11aを清掃するための回
転ブラシ81が配設されている(第2図、第3図、第8
図参照)。回転ブラシ81は一組のベアリングキャップ
と同数だけ、所定のピッチで配設され、電動モータ82
により回転駆動される。本実施例では、回転ブラシ81
および電動モータ82はセンタベース21の側壁に取付
けられ、−組のベアリングキャップがチャック装置18
により部品整送装置17からセンタベース21の圧入組
付位置68へ移送される際に回転ブラシ81の円周面と
摺接し得る位置に高さの、avEがなされている。
次にこのような構成からなる本実施例の作用ならびに効
果について説明する。
まずキャップ製造装置からベルトコンベヤ】6によりキ
ャップローダ14の所定位置に一組のベアリングキャッ
プが搬送されると、油圧シリンダ33により旋回アーム
27が所定位置まで旋回され、続いて油圧シリンダ34
により旋回軸26および旋回アーム27が引き下げられ
る。旋回アーム27の降下により、先端に取付けられた
ロケートピン28が第5図に示すようにベアリングキャ
ップ11のボルト挿通用孔13に挿入される。次に油圧
シリンダ31により支え軸29が前進させられ、第5図
に示すように、ベアリングキャップ11の半円孔11C
部分に挿入され、−組のベアリングキャップが同時に串
刺し状態で把持される。
次に旋回軸26が再び持ち上げられ、油圧シリンダ33
により90″旋回される。これにより一組のベアリング
キャップが同時に、部品整送装置17のカム溝38の前
端人口位置に移送される。
このように、ベアリングキャップを複数個同時に把持移
送することにより、移送工程の時間短縮を図ることがで
きる。キャップローダ14は、続いて、支え軸29の後
退、旋回アーム27の上昇動作によりベアリングキャッ
プ11の把持状態を解除し、再び90″旋回して次の把
持動作に移る。
キャップローダ14により移送された一組のベアリング
キャップは、部品整送装置17の油圧シリンダ42の作
動により、プレート41で押されてカム溝38内に送り
込まれる。プレート41はカム溝38の下方に形成され
た隙間39内を摺動し、カム溝38内のベアリングキャ
ップ11の下方部分を押して最終端38aから確実に送
り出す。
−組のベアリングキャップはカム溝38の最終端38a
から送り出された時、圧入組付する間隔に対応した所定
のピッチに整列されている。カム溝最終端38aから送
り出された一組のベアリングキャップはりフタプレート
43」二に載置されており、続いて油圧シリンダ44に
より所定の高さまで持ち上げられる。このように整列さ
れた一組のベアリングキャップを次の圧入組付工程に対
応する位置まで持ち」二げることにより、チャック装置
18の昇降移動を少なくし、チャック昇降駆動装置19
の小型化を図ることができる。
−組のベアリングキャップかりフタプレート43により
所定の高さに持ち上げられると、油圧シリンダ67によ
りチャック昇降駆動装置19およびチャック装置18が
引っばられて、チャック装置18がリフタプレート43
の上方位置に移動する。次に油圧シリンダ54の作動に
よりチャック装置18が降下し、第1図に示すようにロ
ケートピン46がそれぞれベアリングキャップ11のボ
ルト挿通用孔13に挿入される。この場合チャック装置
18の降下位置の調整は、チャック装置〕8の両端に取
付けられた位置決め用ロケートピン52と部品整送装置
17に設けられたロケートブツシュ53との係合により
行なわれる。チャック装置18が所定の位置に対して微
小誤差を有して位置している時には、チャック昇降駆動
装置19のプレート61の後端に固着されたT型部材6
3の長孔62と往復駆動用油圧シリンダ67に連結され
たホーク状部材65のビン64との間の隙間と、走行車
輪60の側面60aとガイドレール22の側面22aと
の間の隙間c1とにより、チャック昇降駆動装置19が
前後、左右方向に微小移動して、誤差を吸収することが
できる。ベアリングキャップ11のボルト挿通用孔13
にロケートピン46が挿入されると、続いて油圧シリン
ダ49によりリンク機構48が作動され、フック45が
揺動して、その先端がベアリングキャップ11の半円孔
110部分に入り込み、ロケートピン46との間で一組
のベアリングキャップを把持する。このフック45によ
る把持動作はリミットスイッチ51により検知され、把
持動作終了の信号を出す。これによりチャック装置18
は油圧シリンダ54の作動で再び持ち上げられる。
油圧シリンダ67の作動によりチャック昇降駆動装置1
9が押され、車輪60がレール22に沿って走行し、−
組のベアリングキャップを把持した状態で、チャック装
置18がセンタベース21の圧入組付位置68上方まで
移送される。このチャック装置18の移送の際、ベアリ
ングキャップ11の組付面11aが回転ブラシ81の円
周面に摺接し、ゴミなどの異物が除去される。
シリンダブロック12は、ベアリングキャップ11の組
付面12aを上方に向けた状態で、トランスファーパー
83によりセンタベース21の圧入組付位置68の下方
に移送されてくる。トランスファーパー83は一対のク
ランパ69の間を、クランパ69の平面69aより相対
的に高い位置でシリンダブロック12を搬入してくる。
続いてクランパ69とトランスファーパー83との相対
−L下移動により、クランパ69の平面69aがトラン
スファーパー83より上昇し、トランスファーパー83
上のシリンダブロック12を平面69a上に受は取る。
クランパ69は上下駆動装置70によりさらに持ち上げ
られ、シリンダブロック12の上面が位置決め用ブロッ
ク73の下端面に当接した時停止する。位置決めブロッ
ク73の下端面に位置決め用ビン85(第2図参照)を
設けておけば、シリンダブロック12の位置決めを確実
に行なうことができる。次にくさび部材79がロケート
アーム78の下面に挿入され、シリンダブロック12の
所定の高さへの持上げ状態が機械的にロックされる。
シリンダブロック12を所定の高さに保持した状態で、
シリンダブロック12の上方からベアリングキャップ1
1の圧入組付がなされる。これは圧入組付位置68の上
方に待機しているキャップ装置18を、油圧シリンダ5
4により降下させ、−組のベアリングキャップを同時に
シリンダブロック12の取付面12aに対して押付ける
ことによりなされる。この場合、−組のベアリングキャ
ップの圧入組付位置への位置合せがキャップガイド72
の先端およびロケートピン52とロケートブツシュ74
との係合により行なわれるが、チャック装置18の降下
位置に微小誤差がある場合には、前述したと同様に、長
孔62とビン64との隙間および車輪60の側面60a
とガイドレール22の側面22aとの間の隙間c1とに
よりチャック昇降駆動装置19およびチャック装置18
が微小移動し、前記微小誤差を吸収することができる。
このようにチャック装置18をチャック往復駆動装置2
0に対して、圧入方向と直交する方向に微小移動可能に
保持したことにより、装置の高精度化を図ることなく、
正確かつ確実に圧入組付することができる。チャック装
置18の降下によるベアリングキャップ11の圧入反力
は、ガイドレール22の下面に摺接して設けられたチャ
ック昇降駆動装置19のキーププレート84により受け
ることができる(第1図参照)。
このようにしてベアリングキャップ11のシリンダブロ
ック12に対する圧入組付が終了すると、リンク機構4
8の作動によりフック45の把持状態が解除され、チャ
ック装置18は再び上昇して次の工程に備え、クランパ
69はロック機構71によるロック状態が解除されて降
下し、シリンダブロック12をトランスファーパー83
に受は渡す。トランスファーパー83はベアリングキャ
ップ11の圧入組付されたシリンダブロック12を次の
製造工程位置へ移送し、ベアリングキャップの圧入組付
工程が終了する。
なお本実施例では説明の都合上、ベアリングキャップと
シリンダブロックの圧入組付位置への移送を別々に説明
したが、これらの動作は同時に行なわれる方が能率的で
ある。また、油圧シリンダ54および油圧シリンダ77
により、ベアリングキャップ11およびシリンダブロッ
ク12を所定の位置関係に配置し当接させておき、ロッ
ク機構71によりクランパ69を持ち上げ保持すれば、
より効果的な圧入力を得ることができる。
このように本実施例によれば多数個の部品を自動的にか
つ効率良く圧入組付することができる。
また、高精度の基準箇所を設けたり、装置自体の高精度
化を図ることなく、確実に圧入組付を行なうことができ
る。したがって本実施例のようにベアリングキャップ、
シリンダブロックの圧入部分に而取りを設けなくとも、
確実な自動圧入組付を行なうことができ、面取り加工の
省略、加工コストの低減化を図ることができる。また、
圧入する際の反力をガイドレールとキーププレート、お
よびロック機構により受けるようにしたので、チャック
昇降駆動装置およびロケートクランプシリンダ77の負
担を軽減して大きな圧入力を得ることができるとともに
、装置を大型化することなく機械的剛性の向上を図るこ
とができる。
なお本実施例においては、組付する部品としてベアリン
グキャップを、組付られるワークとしてシリンダブロッ
クを例として説明したが、本発明は他の部品およびワー
クを正大組付する場合においても応用することができる
〔発明の効果〕 以上説明したように本発明によれば、複数個からなる一
組の部品を所定のピッチ間隔を有して同時に把持するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
m1図は本発明によるチャック装置およびチャック昇降
駆動装置を示す部分断面を含む正面図、第2図は本実施
例の適用される圧入組付装置の側断面図、第3図は第2
図■−■線における平面図、第4図はキャップローダの
部分断面を含む側面図、第5図はキャップローダにより
ベアリングキャップを把持した状態を示す部分拡大断面
図、第6図は部品整送装置を示す部分拡大側断面図、第
7図は第2図矢印■方向から見た部分平面図、第8図は
センタベースを示す側断面図、第9図および第10図は
本発明の適用される圧入組付装置により正大組付される
部品およびワークの例を示す図である。 11・・・ベアリングキャップ、12・・・シリンダブ
ロック、14・・・キャップローダ、17・・・部品整
送装置、18・・・チャック装置、19・・・チャック
昇降駆動装置、20・・・チャック往復駆動装置、21
・・・センタベース、22・・・ガイドレール、38・
・・カム溝、45・・・揺動フック、52・・・ロケー
トピン、53・・・ロケートブツシュ、60・・・走行
車輪、62・・・長孔、68・・・圧入組付位置、69
・・・クランパ、70・・・クランパ上下駆動装置、7
1・・・ロック機構、72・・・キャップガイド、74
・・・ロケートブツシュ、79・・・くさび部材、81
・・・回転ブラシ。 出願人代理人  佐  藤  −雄 第4図 1う 第5図 第8図 第θ図 手続補正書防式) 昭和62年4月30日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 所定のピッチに配列された複数個からなる一組の部品と
    同数の鈎形の揺動フックと、これらのフックに連結され
    これらのフックに同時に揺動運動を与えるリンク機構と
    、このリンク機構を作動させるアクチュエータとを備え
    てなる一組の部品を所定のピッチ間隔を有して同時に把
    持するチャック装置。
JP28549286A 1986-11-29 1986-11-29 チヤツク装置 Pending JPS62246433A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28549286A JPS62246433A (ja) 1986-11-29 1986-11-29 チヤツク装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28549286A JPS62246433A (ja) 1986-11-29 1986-11-29 チヤツク装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP56129646A Division JPS5834728A (ja) 1981-08-19 1981-08-19 自動圧入組付装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62246433A true JPS62246433A (ja) 1987-10-27

Family

ID=17692222

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28549286A Pending JPS62246433A (ja) 1986-11-29 1986-11-29 チヤツク装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62246433A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0247131U (ja) * 1988-09-26 1990-03-30
JP2012115917A (ja) * 2010-11-29 2012-06-21 Denso Corp 直交型組付装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5520665U (ja) * 1978-07-26 1980-02-08

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5520665U (ja) * 1978-07-26 1980-02-08

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0247131U (ja) * 1988-09-26 1990-03-30
JP2012115917A (ja) * 2010-11-29 2012-06-21 Denso Corp 直交型組付装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4751995A (en) Jig for car body assembly
CN220863200U (zh) 一种键帽自动组装设备
CN113798751A (zh) 一种建筑模板用龙骨焊接工作台
JPS63502736A (ja) 製造装置
JPS62246433A (ja) チヤツク装置
JPH06278857A (ja) 搬送装置
CN114474437B (zh) 单晶硅上料自适应夹持转运装置及方法
JPH1035555A (ja) エンジン部品送給システム
JPS62246453A (ja) 部品整送装置
JPH0710872Y2 (ja) 溶接ポジショナ用保持装置
JPS5834728A (ja) 自動圧入組付装置
CN114274101B (zh) 电动牙刷自动装配生产线
JPH0635098B2 (ja) 搬送加工物のクランプ装置
CN218453735U (zh) 一种翻面及转向输送平台及运转设备
CN219542252U (zh) 动触头拨杆自动组装机
JP3987146B2 (ja) ツールブロック交換装置
CN215239130U (zh) 开口卡簧装配机
CN213473675U (zh) 一种用于功率半导体器件的测试编带一体机的换向器
CN221318222U (zh) 工件一体化传输转移加工装置
JP2855942B2 (ja) フレキシブル・トランスファ・マシン
JPH0764418B2 (ja) ワークの移載装置
JPH0651265B2 (ja) トランスフア装置
JPH08323592A (ja) トランスファ装置
JPH0539787Y2 (ja)
JPH0750125Y2 (ja) ワークの搬入搬出装置