JP2564092Y2 - パレット荷積み装置のパレット供給装置 - Google Patents

パレット荷積み装置のパレット供給装置

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JP2564092Y2
JP2564092Y2 JP1991104785U JP10478591U JP2564092Y2 JP 2564092 Y2 JP2564092 Y2 JP 2564092Y2 JP 1991104785 U JP1991104785 U JP 1991104785U JP 10478591 U JP10478591 U JP 10478591U JP 2564092 Y2 JP2564092 Y2 JP 2564092Y2
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pallet
sensor
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loading device
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強志 山下
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ATECS CORP
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、籾袋やダンボールケー
ス等の荷物をパレット上に積み上げるパレット荷積み装
置においてパレットを荷物積み位置へ搬送するパレット
供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のパレット荷積み装置は、例えば特
開昭57−151533号公報に記載された構造のもの
がある。このパレット荷積み装置は、パレット搬入コン
ベアで所定位置にパレットを移動し、別の搬送コンベア
で送られてきた荷物を吊り下げてパレット上に所定の積
みパターンで積み上げるようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記従来のパレット荷
積み装置は、パレットの寸法が一定である。この考案
は、寸法の異なる大小のパレットに対応して、パレット
を所定の荷物積み位置に正確に搬送できるようにしたパ
レット供給装置を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本考案では、パ
レットPを所定の荷物積み位置に搬送するパレット供給
装置1を設けたパレット荷積み装置において、パレット
Pの搬送経路パレットPの通過を感知するセンサSと
このセンサSの感知に伴って計時を開始するタイマーT
を設け、パレット供給装置1の搬送速度vとパレットP
の先端をセンサSが感知した後に後端を感知するまでに
タイマーTが計時した時間tとからパレットPの長さ
を算出し、このパレットPの長さLPとセンサSから
所定の荷物積み位置までの距離Lとパレット供給装置1
の搬送速度vからパレットPを所定の荷物積み位置まで
搬送するに要する搬送時間Tmを演算する演算装置2を
設け、この演算装置2で演算した搬送時間Tmに基づい
てパレット供給装置1を停止させてパレットPを所定の
荷物積み位置に供給すべくした。
【0005】
【考案の作用及び効果】パレット供給装置1にパレット
Pが供給されると、センサSがパレットPの供給を感知
すると共にタイマーTが計時を開始し、パレットPの先
端をセンサSが感知した後に後端を感知するまでにタイ
マーTが計時した時間tとパレットPの搬送速度vから
パレットPの搬送方向の長さLPを算出し、さらに、
レットPの長さLPとセンサSから所定の荷物積み位置
までの距離Lとパレット供給装置1の搬送速度vからパ
レットPを所定の荷物積み位置まで搬送するに要する搬
送時間Tmを演算し、パレットPの中心位置が所定の荷
物積み位置に達するまでの時間Tmだけ経過すれば、パ
レット供給装置1を停止する。従って、この考案では、
パレットPのサイズが異なり長さLPがさまざまであっ
てもパレットPがパレット供給装置1で正確に荷物積み
位置に供給されるので、パレットP上へ荷物を良好に積
み上げることができることになる。
【0006】
【実施例】次に本考案を実施したパレット荷積み装置に
ついて説明する。図4に示すように、パレット荷積み装
置3に接近してパレットストック装置4と荷物搬送コン
ベア5とを配置している。パレットストック装置4は、
多数のパレットPを積み重ねて保持するもので、支持腕
6上にパレットPを積み上げ、下部に傾斜コロコンベア
7を設け、支持腕6に軸8を介して連結したハンドル9
を回すとパレットPが1個づつ落下し、傾斜コロコンベ
ア7上を滑ってパレット荷積み装置3側へ供給される。
荷積み装置3は、左右に支柱10,11を立設し、この
支柱10,11に水平ガイドレール12を昇降するよう
装着し、さらに、水平ガイドレール12に移動枠13を
水平方向へ移動するよう装着し、移動枠13には物品保
持具14を前後に移動し、垂直軸を中心にして回転する
ようにしている。
【0007】水平ガイドレール12は、左右の支柱1
0,11を連結する横枠15上に搭載したモータ16に
よって駆動されるよう上下方向に張設したチェン17に
装着し、モータ16の回転によって上下に移動するよう
にしている。移動枠13は、水平ガイドレール12の端
部に装着したモータ18によって駆動され水平ガイドレ
ールの長手方向に沿ってレール枠内に張設したタイミン
グベルト19に装着し、水平移動位置を制御できるよう
にしている。さらに、物品保持具14は、移動枠13の
基部側に装着したモータ20によって駆動され移動枠1
3に沿って張設したタイミングベルト21に装着し、前
後水平移動位置を調節できる。
【0008】物品保持具14は、吊り下げ枠22を開閉
することで荷物を掬い上げたり放出したりするようにし
ている。左右の支柱10,11間の地面上には、パレッ
ト供給装置1を設け、前記パレットストック装置4から
供給されるパレットPを所定の荷物積み位置へ自動的に
搬送するようにしている。このパレット供給装置1は、
機枠23の左右にパレットPの底面を受けるチェン24
を前後に張架している。チェン24は、機枠23の後端
側部に設けたモータ25で駆動される。
【0009】このパレット供給装置1の前端左右中央に
はパレットPの底面によって押し下げられて通過を感知
するセンサSを設けている。パレット荷積装置3の側部
には荷物搬送コンベア5を設け、このコンベア5によっ
て搬送された荷物を荷物保持具14によって掬い上げて
パレットP上へ所定の積み上げパターンに従って積み上
げることになる。パレットP上へ荷物の積み込みが終る
と、パレットPをリフト等を用いてパレット供給装置1
上から移動して倉庫内に収納することになる。パレット
供給装置1はパレットPの長さが異なっていても所定の
荷物積み位置へ搬送して停止するようにしているが、そ
の制御は次の如くしている。
【0010】まず、基準値設定器30で、パレット供給
装置1の搬送速度vとセンサSから荷物積み位置センタ
ーまでの距離Lを入力する。そして、パレットストック
装置4からパレットPがパレット供給装置1へ供給され
るとセンサSがON作動すると共にタイマーTの計時を
開始する。パレットPはパレット供給装置1の搬送速度
vで移送され、センサSを通過してOFF作動するとそ
の時点でのタイマーTの計測時間tが演算装置2に入力
され、次式でパレットPの長さLPが算出される。 LP=v×t ここで算出されたパレットPの長さLPによってパレッ
トのサイズが判定され、サイズ毎に入力している荷物の
積み上げパターンが選択される。
【0011】次に、パレットPを所定の荷物積み位置に
停止するに必要な搬送時間Tmが演算装置2で次式によ
って算出される。つまり、パレットPがセンサSをON
した後に移動しなければならない距離は、センサSから
荷物積み位置センターまでの距離LとパレットPの長さ
LPから、 L+LP/2であるから、 である。そして、センサSがON作動してから搬送時間
Tmが経過してパレット供給装置1の駆動を停止すれ
ば、パレットPが正確に荷物積み位置に供給されたこと
になり、荷積み装置3を作動させて荷物を所定のパター
ンでパレットP上へ積み上げることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】制御のフローチャート図である。
【図2】制御のブロック図である。
【図3】装置の側面図である。
【図4】装置の平面図である。
【符号の説明】
P パレット S センサ T タイマー 1 パレット供給装置 2 演算装置 v 搬送速度 t パレット通過時間 Tm 搬送時間LP パレットの長さ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パレット(P)を所定の荷物積み位置に
    搬送するパレット供給装置(1)を設けたパレット荷積
    み装置において、パレット(P)の搬送経路パレット
    (P)の通過を感知するセンサ(S)とこのセンサ
    (S)の感知に伴って計時を開始するタイマー(T)を
    設け、パレット供給装置(1)の搬送速度(v)とパレ
    ット(P)の先端をセンサ(S)が感知した後に後端を
    感知するまでにタイマー(T)が計時した時間(t)と
    からパレット(P)の長さ(LP)を算出し、このパレ
    ット(P)の長さ(LP)とセンサ(S)から所定の荷
    物積み位置までの距離(L)とパレット供給装置(1)
    の搬送速度(v)からパレット(P)を所定の荷物積み
    位置まで搬送するに要する搬送時間(Tm)を演算する
    演算装置(2)を設け、この演算装置(2)で演算した
    搬送時間(Tm)に基づいてパレット供給装置(1)を
    停止させてパレット(P)を所定の荷物積み位置に供給
    すべくしてなるパレット荷積み装置のパレット供給装
    置。
JP1991104785U 1991-11-25 1991-11-25 パレット荷積み装置のパレット供給装置 Expired - Lifetime JP2564092Y2 (ja)

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JPH0544929U JPH0544929U (ja) 1993-06-15
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