JP2003327324A - ダイバータを有する仕分け装置、及びダイバータの駆動制御方法 - Google Patents

ダイバータを有する仕分け装置、及びダイバータの駆動制御方法

Info

Publication number
JP2003327324A
JP2003327324A JP2002137223A JP2002137223A JP2003327324A JP 2003327324 A JP2003327324 A JP 2003327324A JP 2002137223 A JP2002137223 A JP 2002137223A JP 2002137223 A JP2002137223 A JP 2002137223A JP 2003327324 A JP2003327324 A JP 2003327324A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
payout
chute
diverter
sorted
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002137223A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4159309B2 (ja
Inventor
Goro Okada
五郎 岡田
Norihiro Nagai
則博 永井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sandvik Sorting Systems KK
Original Assignee
Sandvik Sorting Systems KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sandvik Sorting Systems KK filed Critical Sandvik Sorting Systems KK
Priority to JP2002137223A priority Critical patent/JP4159309B2/ja
Publication of JP2003327324A publication Critical patent/JP2003327324A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4159309B2 publication Critical patent/JP4159309B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Discharge Of Articles From Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 荷物を確実に払い出すことができる、ダイバ
ータを有する仕分け装置及びダイバータ駆動制御方法を
提供する。 【解決手段】 ダイバータ500により荷物30がシュ
ート3へ仕分けられる仕分け装置100において、制御
装置160は、ダイバータ500を駆動する払出板駆動
装置に対して上記荷物を確実にシュートへ払い出すた
め、払出板51の一時停止動作を行う。よって、ダイバ
ータに備わる払出板51の揺動距離が限られ、かつ様々
な荷長を有する各荷物を仕分ける仕分け装置において、
荷物を確実にシュートへ払い出すことが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば配送センタ
やトラックターミナル等において、コンベヤ上に載置さ
れた多数の荷物を配送先毎に自動的に上記コンベヤ上か
ら払い出すためのダイバータを有する仕分け装置、及び
上記ダイバータの駆動制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばスチールベルト等を使用し
たベルトコンベヤ式の仕分け装置では、図13に示すよ
うな払い出し装置(以下、「ダイバータ」と記す)が仕
分けコンベヤのベルト53に沿って仕分け先別に複数配
列されている。このようなダイバータ50は、当該ダイ
バータ50の構成部品である払出板51の一端部に設け
られた旋回軸52を中心として、上記払出板51を待機
位置61と払出位置62との間にて往復揺動すること
で、上記ベルト53上に載置されて搬送されてくる被仕
分け物(以下、「荷物」と記す)30を上記ベルト53
の側方に設けたシュート3a〜3c(総称して、シュー
ト3と記す場合もある)に払い出す動作を行う。尚、上
記待機位置61とは、ベルト53における搬送方向の一
端縁側であってベルト53上に載置されて搬送される荷
物30を通過させる位置をいい、上記払出位置62と
は、ベルト53上から上記荷物30をシュート3へ払い
出すことができる位置であり、例えば、払出板51がシ
ュート3側へ最も揺動した位置である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】又、仕分け装置全体の
設置スペース等の観点からシュート3の入口4は過剰に
幅広にすることはできないこと、及び荷物30が停止す
ることなく一定速度で搬送されている状態でダイバータ
50は荷物30をシュート3へ払い出すことから、図1
4に示すように、例えば上記荷物30の搬送方向に沿っ
た長さ寸法、いわゆる荷長が該荷物30の幅寸法に対し
て一定値を超えるような、いわゆる長尺物と呼ばれる荷
物30bを上記ダイバータ50にてシュート3へ払い出
すときには、従来、以下のような問題が発生する場合あ
った。図14に示すように、払出位置62に払出板51
が位置するときに、長尺荷物30bの全長のほぼ全部が
シュート3へ既に払い出されているときには問題は生じ
ない。一方、図15に示すように、払出位置62に払出
板51が位置するとき、未だ長尺荷物30bの一部しか
シュート3へ払い出されていないときには、図16に示
すように、払出板51は払出位置62から待機位置61
へ戻った時点でも、長尺荷物30bの後端部分31は未
だベルト53上に存在する状態が生じる。このような場
合、長尺荷物30bの後端31は、ベルト53の移動に
より搬送方向54へ移動される。したがって、長尺荷物
30bは、既にシュート3に進入し搬送方向54へ移動
しない長尺荷物30bの先端部分を中心として回転す
る。その結果、図17に示すように、上記後端31がシ
ュート3の入口4に衝突してしまう。さらに最悪の場
合、上記入口4を長尺荷物30bが塞いでしまうときも
ある。
【0004】このような問題の発生を防止するため、従
来、上記待機位置61から上記払出位置62へ移動開始
するタイミングをずらしたり、払出板51の移動速度を
変化させたりする改善方法が採られた場合もある。しか
しながら、ダイバータを使用する場合、払出板51は、
予め設定された上記払出位置62を超えてさらに揺動す
ることはできず、上記待機位置61と上記払出位置62
との間の払出板51の揺動距離は限られていること、長
尺荷物30の荷長は常に一定でないこと、等に起因し
て、上記改善方法を採ったとしても全ての荷物について
確実にシュート3へ払い出しができるには至っていない
のが現実である。本発明はこのような問題点を解決する
ためになされたもので、荷物を確実に払い出すことがで
きる、ダイバータを有する仕分け装置、及び上記ダイバ
ータの駆動制御方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は以下のように構成する。即ち、本発明の第
1態様における、ダイバータを有する仕分け装置は、被
仕分け物を搬送するベルトに載置された上記被仕分け物
が払い出されるシュートと、上記ベルトを挟んで上記シ
ュートに対向して設けられ払出板を有するダイバータと
を備えた仕分け装置であって、上記払出板を駆動する駆
動装置であって、上記ベルト上の上記被仕分け物を上記
シュートへ払い出す払出位置及び上記被仕分け物を通過
させる待機位置の間で上記払出板の一端部に設けた旋回
軸を中心として上記払出板を往復揺動させる払出板駆動
装置と、上記払出板駆動装置の動作制御を行う制御装置
であって、上記待機位置と上記払出位置との間を上記払
出板が往復揺動するとき、上記被仕分け物を上記シュー
トに払い出す一時停止動作を上記払出板駆動装置に対し
て行い上記払出板を停止位置に一時停止させる停止制御
部を有する制御装置と、を備えたことを特徴とする。
【0006】又、上記制御装置は、上記一時停止動作を
実行するか否かを判断する一時停止判断部と、該一時停
止判断部にて上記一時停止動作を実行しないと判断され
たときに上記払出板を一時停止させずに上記往復揺動さ
せる非停止動作を上記払出板駆動装置に対して行う通常
動作制御部と、をさらに有するように構成することもで
きる。
【0007】又、上記一時停止判断部は、上記ベルトの
搬送方向に沿った上記被仕分け物の荷長の情報に基づい
て上記停止動作を実行するか否かを判断するように構成
することもできる。
【0008】又、上記シュートの入口に設けられ該入口
における上記被仕分け物の通過を検出する検知センサを
さらに備え、上記停止制御部は、上記検知センサによる
上記被仕分け物の検出終了まで上記払出板を上記停止位
置に停止させる上記一時停止動作を行うように構成する
こともできる。
【0009】又、上記シュートの入口に設けられ該入口
における上記被仕分け物の通過を検出する検知センサを
さらに備え、上記停止制御部は、上記検知センサにて上
記被仕分け物を検出した時点から、上記荷長情報に基づ
き求めた停止時間(T2)にて、上記払出板を停止位置
に停止させる上記停止動作を行うように構成することも
できる。
【0010】又、上記ダイバータ及び上記シュートが設
けられた仕分け領域に設けられ上記シュートへ移動する
上記被仕分け物を撮像する撮像カメラをさらに備え、上
記制御装置は、上記撮像カメラによる上記被仕分け物の
撮像情報に基づいて上記一時停止動作を上記払出板駆動
装置に対して行うように構成することもできる。
【0011】又、上記制御装置は、上記払出板を上記待
機位置から上記払出位置へ移動させるときに上記払出板
駆動装置に対して上記一時停止動作を行い、このとき上
記停止位置は、上記払出位置であるようにすることがで
きる。
【0012】さらに本発明の第2態様のダイバータ駆動
制御方法は、被仕分け物を搬送するベルトに載置された
上記被仕分け物が払い出されるシュートと、上記ベルト
を挟んで上記シュートに対向して設けられ払出板を有す
るダイバータであって、上記ベルト上の上記被仕分け物
を上記シュートへ払い出す払出位置及び上記被仕分け物
を通過させる待機位置の間で上記払出板の一端部に設け
た旋回軸を中心として上記払出板を往復揺動させるダイ
バータとを備えた仕分け装置に対して実行される上記ダ
イバータの駆動制御方法であって、上記ダイバータ及び
上記シュートが設けられる仕分け領域に上記被仕分け物
が搬送されたとき、上記待機位置から上記払出位置へ上
記払出板が揺動を開始した後、上記待機位置と上記払出
位置との間を上記払出板が往復揺動する間にて、上記被
仕分け物を上記シュートに払い出す一時停止動作を上記
ダイバータに対して行う、ことを特徴とする。
【0013】上記第2態様において、上記払出板の揺動
開始前に、上記一時停止動作を実行するか否かを判断
し、上記一時停止動作を実行しないと判断したときには
上記払出板を一時停止させずに上記往復揺動させるよう
にしてもよい。
【0014】上記第2態様において、上記被仕分け物に
おける上記ベルトの搬送方向に沿った荷長に基づいて上
記停止動作を実行するか否かの判断するようにしてもよ
い。
【0015】上記第2態様において、上記払出板の揺動
開始後、上記シュートの入口にて該シュートに進入する
上記被仕分け物の通過を検出し、上記被仕分け物の検出
終了まで上記払出板を停止位置に停止させて上記一時停
止動作による停止動作を行うようにしてもよい。
【0016】上記第2態様において、上記払出板の揺動
開始後、上記シュートの入口にて該シュートに進入する
上記被仕分け物の通過を検出し、該検出時点から、上記
荷長情報に基づき求めた停止時間(T2)にて、上記払
出板を停止位置に停止させて上記停止動作を行うように
してもよい。
【0017】上記第2態様において、上記シュートへ移
動する上記被仕分け物を上記仕分け領域にて撮像し、上
記被仕分け物の撮像情報に基づいて上記一時停止動作に
よる停止動作を実行するか否かを判断し、上記停止動作
を実行するときには上記撮像情報に基づいて上記停止動
作を制御するようにしてもよい。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態である、ダイバ
ータを有する仕分け装置、及び該仕分け装置の上記ダイ
バータの駆動制御方法について、図を参照しながら以下
に説明する。尚、上記ダイバータ駆動制御方法は、上記
仕分け装置にて実行される。又、各図において、同じ構
成部分については同じ符号を付している。
【0019】まず上記仕分け装置について説明する。図
1は、上記仕分け装置100の構成を示している。該仕
分け装置100は、大きく分けて、例えばスチールベル
ト53上に載置されて搬送されてくる被仕分け物30
a、30bの仕分け動作を行うための仕分けコンベヤ1
10と、該仕分けコンベヤ110へ所定時間間隔にて被
仕分け物30a、30bを供給するための供給コンベヤ
120とを備える。尚、上記被仕分け物30bは、詳細
後述するダイバータ駆動制御を必要とする被仕分け物で
あり、被仕分け物30aは上記ダイバータ駆動制御を要
しない被仕分け物とするが、以下では、これらを総称し
て荷物30と記す場合もある。上記仕分けコンベヤ11
0には、スチールベルト53、ダイバータ500a、5
00b、500c、…(総称して「ダイバータ500」
と記す場合もある)、シュート3a、3b、3c、…
(総称して「シュート3」と記す場合もある)、払出板
駆動装置503a、503b、503c、…(総称して
「払出板駆動装置503」と記す場合もある)、及び仕
分け用制御装置160を備え、さらに光電スイッチ11
4、エンコーダ115、及び検知センサ116を設けて
いる。尚、ダイバータ500による荷物30の払い出し
が円滑に行われるように、本実施形態では薄鋼板製のベ
ルト53を使用するが、これに限定されるものではな
く、ベルトとしての強度を有しかつ上記払い出しに支障
が生じない材料のベルトが使用可能である。尚、上記シ
ュート3は、本実施形態では図1に示すように通路状の
形態をなすが、該形態に限定するものではない。即ち、
本明細書においてシュートとは、荷物30が払い出され
る場所を意味し、形態を問わない。
【0020】ダイバータ500a,…は、上述した従来
のダイバータ50と同様に、スチールベルト53の搬送
方向54に沿ってスチールベルト53の一方の端縁部に
て適宜な間隔をおいて複数配列され、搬送されてくる荷
物30をスチールベルト53上からシュート3へ払い出
す動作を行う。ダイバータ500は、図10及び図11
に示すように、払出板51、旋回軸52、クランク機構
55、回転板56、及び払出板51の駆動源としての上
記払出板駆動装置503を備える。各ダイバータ500
a、500b、500c、…に備わる払出板駆動装置5
03a、503b、503c、…には、サーボモータ5
01,…と、該モータ501の駆動をサーボ制御するた
めのサーボアンプ502,…とを有する。各払出板駆動
装置503a、503b、503c、…の動作により、
ダイバータ500a、500b、500c、…の各払出
板51は、待機位置61と払出位置62との間にて往復
揺動する。尚、上述したように、上記待機位置61と
は、ベルト53における搬送方向の一端縁側であってベ
ルト53上に載置されて搬送される荷物30を通過させ
る位置であり、上記払出位置62とは、ベルト53上か
ら上記荷物30をシュート3へ払い出すことができる位
置であり、本実施形態では、払出板51がシュート3側
へ最も揺動した位置である。又、本実施形態ではサーボ
モータ501を使用することで、払出板51の位置制御
を高精度にて行うことができる。各サーボアンプ502
は、仕分け用制御装置160に接続される。サーボモー
タ501の動作制御及び動作速度は、サーボアンプ50
2にてフィードバック制御される。よって、サーボモー
タ501は、サーボアンプ502からの動作指令にのみ
従い動作することから、新たな動作指令があるまでは現
在の状態を維持し、外力によって駆動することはできな
い。従って、後述するように上記払出板51を移動途中
で停止させる、当該仕分け装置100において、払出板
51の駆動用としてサーボモータ501を用いること
は、払出板51の停止状態を維持するための機構、例え
ば機械的ブレーキ機構を必要とせず、上記機械的ブレー
キ機構等を必要とするインダクションモータを用いる場
合に比べて有利である。又、サーボモータ501は、加
減速の指令に対する追随性、及び低速回転時のトルクも
インダクションモータに比べて良い。尚、仕分け用制御
装置160によるダイバータ500の駆動制御方法の詳
細については後述する。
【0021】上記シュート3a,…は、スチールベルト
53を挟み各ダイバータ500a,…に対向する位置に
配置される。又、図1には、3組のダイバータ500及
びシュート3を配設した場合を示すが、これに限らず1
組以上のダイバータ500及びシュート3を設けること
ができる。各シュート3a,…の入口4には、ベルト5
3からシュート3へ移動してくる荷物30の通過を検出
する検知センサ116が設けられている。検知センサ1
16は、荷物30の通過を検知できればその形態は問わ
ない。本実施形態では、一対の発光、受光装置を採用し
ている。各検知センサ116は、仕分け用制御装置16
0に接続されている。
【0022】上記エンコーダ115は、距離信号送出用
の装置に相当し、ベルト53に載置された荷物30の移
動距離算出用の信号を発生するもので、例えばスチール
ベルト53の駆動とともに回転するローラに機械的に接
続され、該ローラの回転に応じてパルス信号を発生す
る。このようなパルス信号は仕分け用制御装置160へ
送出される。
【0023】又、ベルト53に投入された各荷物30
は、それぞれの配送先に対応したダイバータ500によ
りシュート3へ払い出されなければならない。よって仕
分け用制御装置160は、各荷物30の配送先に対応し
たダイバータ500まで各荷物30を搬送するための移
動距離測定の基準時として、光電スイッチ114のオン
信号の供給時を採用する。光電スイッチ114が送出す
る上記オン信号は、以下に説明するように、荷物30の
荷長を測定するために上記パルス信号のパルス数の計数
開始に使用されるとともに、荷物30の移動距離測定用
のために上記パルス信号のパルス数の計数開始に使用さ
れる。尚、以下の説明において、光電スイッチ114の
設置位置、正確に言えば上記オン信号の送出位置を「基
準位置」とし、又、該基準位置から各ダイバータ500
の払出板51における所定位置までの距離を「搬送距
離」とする。又、仕分け用制御装置160の記憶装置1
63には、各ダイバータ500a,…について、上記搬
送距離に対応してそれぞれのパルス数情報が格納されて
いる。
【0024】又、仕分け用制御装置160は、ホストコ
ンピュータ180に接続されている。ホストコンピュー
タ180には、荷物30に記された例えばバーコードを
読み取る読取装置181から予め上記配送先に関する仕
分け先情報が供給されている。よって、ホストコンピュ
ータ180から、各荷物30毎に上記仕分け先情報、例
えば配送先名が仕分け用制御装置160に送られる。仕
分け用制御装置160は、各荷物30毎にコストコンピ
ュータ180から供給された上記仕分け先情報を、予め
当該仕分け用制御装置160に格納している、配送先と
仕分けシュート3との対応テーブルを参照することでシ
ュート3の番号、即ち動作させるべきダイバータ500
の番号に変換する。このようにして上記動作させるべき
ダイバータ500が求まることで、仕分け用制御装置1
60は、当該動作させるべきダイバータ500に対応す
る上記パルス数情報を検索する。そして、仕分け用制御
装置160は、上記基準時から上記パルス信号のパルス
数を計数し得られる移動距離情報が、上記パルス数情報
に一致した時点で、当該動作させるべきダイバータ50
0のサーボアンプ502へ制御信号を送出する。よっ
て、該当するサーボアンプ502は、該当するダイバー
タ500のモータ501を詳細後述の制御方法に従い駆
動させる。このようにして、各荷物30はそれぞれ仕分
け先に応じたダイバータ500にて仕分けられる。
【0025】上記光電スイッチ114は、荷物30にお
ける搬送方向54の長さである、いわゆる荷長を測定す
ることを一つの機能とし、荷物30が供給される仕分け
コンベヤ110の始端部から搬送方向54に適宜な距離
を隔てた位置に設けられ、その出力端子は仕分け用制御
装置160に電気的に接続される。光電スイッチ114
は、スチールベルト53にて搬送される荷物30が検出
範囲に入ったとき例えばオンとなり上記検出範囲から荷
物30が外れたときにオフとなり、それぞれオン信号、
オフ信号を仕分け用制御装置160へ送出する。尚、上
記荷長の算出方法の説明については後述する。又、荷長
測定等のための信号発生手段としては、上述の光電スイ
ッチ114に限るものではなく、上述した動作を行うこ
とのできる種々の公知の手段を採用することができる。
【0026】上記仕分け用制御装置160は、記憶装置
163を有し、さらに、該仕分け用制御装置160内に
おける動作制御機能としての停止制御部161、一時停
止判断部162、及び通常動作制御部164を備え、当
該仕分け装置100全体の動作制御を行うとともに、詳
細後述するように、上記払出板駆動装置503の動作制
御を行って本実施形態における特徴の一つであるダイバ
ータ駆動制御を行う。上記停止制御部161は、荷物3
0をシュート3に確実に払い出す一時停止動作を上記払
出板駆動装置503に対して行い、上記一時停止判断部
162は、払出板51の一時停止動作を実行するか否か
を判断する。上記通常動作制御部164は、上記一時停
止判断部162にて払出板51の一時停止動作を実行し
ないと判断されたとき、上記払出板51を一時停止させ
ずに待機位置61と払出位置62との間で往復揺動させ
る非停止動作を上記払出板駆動装置に対して行う。上記
記憶装置163には、予め上記パルス信号のパルス数と
スチールベルト53が移動する距離との関係が供給され
ている。よって、上記一時停止判断部162は、光電ス
イッチ114から供給される上記オン、オフ信号及び上
述したパルス信号のパルス数に基づき荷物30の荷長を
求める。
【0027】該荷長決定動作について図9を参照して説
明する。ステップ(図内では「S」にて示す)71で
は、上記一時停止判断部162内におけるカウンタ部に
格納されている荷長データLをリセットし、例えばゼロ
に戻す。次のステップ72では、上記エンコーダ115
から上記パルス信号が供給されているか否か、つまり上
記搬送方向54にベルト53が移動しているか否かが判
断される。上記パルス信号の供給があるときには、次の
ステップ73に進み、光電スイッチ114がオン状態か
否か、つまり荷物30が光電スイッチ114にて検出さ
れたか否かが判断される。光電スイッチ114がオン状
態になったとき、つまり搬送方向54における荷物30
の先端が光電スイッチ114にて検出されたときには、
次のステップ74に進む。ステップ74では荷物30の
荷長測定を行う。即ち、リセットした上記荷長データL
に上記パルス信号による1パルスを加算し「L+1」を
新たな荷長データLとし、次のステップ75に進む。ス
テップ75では、光電スイッチ114がオン状態か否か
が判断され、オン状態であれば、上記ステップ72に戻
る。よって上述のステップ72〜75の動作により、光
電スイッチ114がオン状態である間、つまり荷物30
が光電スイッチ114にて検出されている間、荷長デー
タLは、上記パルス信号によって1パルスずつインクリ
メントされ、荷長情報を形成する。上記ステップ75に
て、光電スイッチ114がオフ状態となったとき、つま
り荷物30の後端が光電スイッチ114を通過したと
き、次のステップ76へ進む。ステップ76では、上記
一時停止判断部162内における記憶部にステップ74
にて求まった荷長情報を格納する。尚、上述の動作から
判るように、光電スイッチ114、エンコーダ115、
及び仕分け用制御装置160にて荷長測定装置を構成す
る。
【0028】さらに、一時停止判断部162は、本実施
形態では、上記求まった荷長情報に基づいて、詳細後述
するように、上記待機位置61と上記払出位置62との
間の位置にて払出板51の一時停止動作を行うか否かを
判断する。即ち、一時停止判断部162には、払出板5
1の上記一時停止動作を行う必要がない場合に対応した
非停止用長さ情報が予め格納されており、一時停止判断
部162は、各荷物30における上記荷長情報が求まっ
た後、該荷長情報と上記非停止用長さ情報とを比較し、
上記荷長情報が上記非停止用長さ情報を超えるときに
は、払出板51の一時停止動作を行うことを決定する。
このように払出板51の一時停止動作を行うか否かを荷
長情報に基づいて判断する理由を以下に述べる。即ち、
一般的には、荷物30のほぼ中心位置が重心位置と見な
され、荷長が比較的短いときには、荷物30の移動方向
を変更させるため払出板51が荷物30に作用する作用
点と上記重心位置との距離が短く、よって回転モーメン
トは小さいので、当該荷物30に生じる回転力も小さ
い。一方、荷長が長くなると上記作用点と重心位置との
距離が長くなることから、上記回転力が大きくなり荷物
30は斜めになり、図17を参照して説明したように荷
物30がシュート3の入口4に衝突したり入口4を塞い
でしまう。従って、荷長に基づいて払出板51の一時停
止動作を行うか否かを判断することで、荷物30の上記
衝突や閉塞を防止し確実にシュート3へ荷物30を払い
出すことが可能となる。上記停止制御部161は、詳細
後述するように、上記決定を受けて払出板51の一時停
止動作制御を実行する。
【0029】又、上記払出板駆動装置503には、払出
板51を常に待機位置61に停止させるため、回転板5
6に取り付けられた検知板59を検出して検知信号を送
出する検出器60を設けている。よって、仕分け用制御
装置160は、検出器60の上記検知信号の供給に基づ
きモータ501への電流供給を停止する。
【0030】次に、供給コンベヤ120について説明す
る。供給コンベヤ120は、上述した仕分けコンベヤ1
10に対して一直線上に配置され、かつ仕分けコンベヤ
110と同一方向に荷物を搬送する。供給コンベヤ12
0は、樹脂ベルト121と、光電スイッチ122と、供
給用制御装置123とを備えており、光電スイッチ12
2は供給用制御装置123に接続される。又、供給用制
御装置123は、供給コンベヤ120の駆動モータの動
作制御を行う。尚、光電スイッチ122は供給コンベヤ
120の終端位置の近傍に配置される。
【0031】上記供給用制御装置123は、仕分けコン
ベヤ110において搬送される隣接する荷物30、30
間の搬送時間が所定時間以上の間隔となるように、供給
コンベヤ120から仕分けコンベヤ110へ荷物30を
供給するため、ある荷物30を仕分けコンベヤ110へ
供給した後、上記所定時間以上の間隔を確保するため供
給コンベヤ120の動作を一時停止させる制御を行うも
のである。又、供給コンベヤ120では、仕分けコンベ
ヤ110のベルト53の幅方向、つまり上記搬送方向5
4及びベルト53の厚み方向に直交する方向における荷
物30の載置位置が各荷物30にて一定となるように、
仕分けコンベヤ110へ供給する荷物30の位置決め、
いわゆる幅寄せ作業をも行う。
【0032】以上説明したように構成される仕分け装置
100における動作について以下に説明する。尚、仕分
け装置100における、供給コンベヤ120による荷物
30の投入からダイバータ500による荷物30のシュ
ート3への払い出しまでの動作については、上述の仕分
け用制御装置160等の説明にて概説したことより、以
下では省略する。よって、以下には、ダイバータ500
の払出板51の一時停止動作を含むダイバータ駆動制御
方法について詳しく説明する。尚、該ダイバータ駆動制
御方法は、仕分け用制御装置160によって制御され実
行される。又、上記ダイバータ駆動制御方法を実行する
ためのダイバータ駆動制御プログラムは、本実施形態で
は上記記憶装置163に予め格納しているが、CD−R
OM等の記録媒体に記録されているものを仕分け用制御
装置160に備わる読込装置にて読み込んでも良いし、
さらには通信回線を通じていわゆるダウンロードしても
よい。
【0033】従来技術における課題にて説明したよう
に、ダイバータの移動範囲は待機位置と払出位置との間
に限定されており、かつ各荷物の荷長も様々であること
から、ダイバータの動作速度を変化させただけでは、荷
物をシュートへ確実に払い出すのが困難な場合も生じ
る。そこで、本実施形態におけるダイバータ駆動制御方
法では、上記払出板51が待機位置61と払出位置62
との間を往復揺動するとき、例えば、上記払出板51が
待機位置61から払出位置62へ揺動するとき、つまり
待機位置61を含まず払出位置62を含んで待機位置6
1から払出位置62までの間の位置で、荷物30をシュ
ート3に確実に払い出す一時停止制御を払出板駆動装置
503に行うようにした。以下に具体的に説明する。
【0034】図2は、上記ダイバータ駆動制御方法の全
体動作を示しており、ステップ4にて種々の形態のダイ
バータ駆動制御方法における、本実施形態では、いずれ
か一つが実行される。まずステップ1では、上記エンコ
ーダ115から仕分け用制御装置160に上記パルス信
号が供給されているか否か、つまり上記搬送方向54に
ベルト53が移動しているか否かが判断される。上記パ
ルス信号の供給があるときには、次のステップ2に進
む。ステップ2及び次のステップ3では、上述した仕分
け先情報、例えば配送先名等の情報が各荷物30毎に仕
分け用制御装置160に供給されているか否かが判断さ
れる。上記仕分け先情報が存在するときには、次のステ
ップ4へ進み、上記ダイバータ駆動制御方法が実行され
る。以下には、ステップ4にて実行される第1〜第3の
各ダイバータ駆動制御方法について、それぞれ説明す
る。
【0035】第1の制御方法について、図3及び図6を
参照して説明する。ステップ11では、仕分け対象とな
っている当該荷物30について、一時停止判断部162
は、上述した荷長情報の供給を確認し、次のステップ1
2にて、該荷長情報と上述した非停止用長さ情報との比
較を行う。該非停止用長さ情報は、例えば荷物30の幅
寸法や、重心位置等により適宜変更を要する情報であ
る。一例として、幅寸法が約30cmの荷物30のと
き、非停止用長さ情報として約80cmの場合がある。
上記比較の結果、上記荷長情報が上記非停止用長さ情報
を超えるときには、払出板51の上記一時停止動作を行
うことを決定し、次のステップ13に進む。一方、上記
比較の結果、上記荷長情報が上記非停止用長さ情報以下
であるときには、一時停止判断部162は、払出板51
の上記一時停止動作を行わないと決定し、ステップ20
に進む。ステップ20及び次のステップ21では、仕分
け用制御装置160の上記上記通常動作制御部164
は、上記非停止動作の制御を行う。即ち、上述したよう
に、当該荷物30の上記移動距離情報が当該荷物30に
対応した上記パルス数情報に一致した時点で、仕分け用
制御装置160は、当該荷物30を払い出すダイバータ
500を駆動させる。よって、当該ダイバータ500
は、上記待機位置61から上記払出位置62を介して再
び待機位置61に戻るまで一時停止することなく連続的
に一定速度にて揺動し、仕分け用制御装置160は、上
述したように検出器60が検知板59を検知することに
よる検出器60からの上記検知信号の供給に基づき、モ
ータ501への電流供給を停止する。
【0036】上記ステップ13では、仕分け用制御装置
160の上記停止制御部161は、上記一時停止動作に
おける払出板51の停止時間T1を求める。本実施形態
では下記の演算式に従い上記停止時間T1を求めるが、
求め方は該方法に限定されるものではなく、例えば上記
停止時間T1を予め規定した表に基づき求める等の方法
を採ることが可能である。
【0037】
【数1】停止時間T1=((L−R)×K1)+K2
【0038】ここで、Lは上記荷長情報、Rは上記非停
止用長さ情報、K1は、ベルト53の速度と、供給コン
ベヤ120の樹脂ベルト54の速度とによる係数、K2
は払出板51の速度による係数、である。尚、上記停止
時間T1は、ベルト53の速度、つまり荷物30の搬送
速度等によっても変化する。一例として、ベルト53の
速度が160m/分である場合、例えば200m秒とな
る。又、一般的には、ベルト53の速度が速くなれば、
停止時間T1は短くなる傾向にある。又、上記数1から
も明らかなように、荷長の大きい荷物30ほど停止時間
T1は長くなる。
【0039】上記停止時間T1を求めた後、次のステッ
プ14では、当該荷物30の上記移動距離情報が当該荷
物30に対応した上記パルス数情報に一致した時点、つ
まり図6に示す時刻t1時点で、上記停止制御部161
は、当該荷物30を払い出すダイバータ500を設定時
間TSにて駆動させる。本実施形態では、払出板51の
上記一時停止動作は、上記払出位置62で、上記停止時
間T1にて、払出板51を停止させることから、上記設
定時間TSは、上記待機位置61から上記払出位置62
まで払出板51を移動させるに必要な時間であり、一実
施例として0.15秒である。よって、該ステップ14
にて、払出板51は、待機位置61から払出位置62に
移動する。
【0040】上記設定時間TSが経過した、図6に示す
時刻t2にて次のステップ15に進み、停止制御部16
1は、払出板51を停止させる。よって本実施形態で
は、払出板51は払出位置62にて一時停止する。一
方、時刻t2での上記設定時間TSの経過に伴い、ステ
ップ16にて、停止制御部161は、上記時刻t2から
上記停止時間T1の計時を開始し、停止時間T1が経過
したか否かを判断する。一方、ベルト53は常時等速で
移動していることから、当該荷物30は、払出板51が
払出位置62に一時停止している間に、払出板51にて
ガイドされながら、払い出されるべきシュート3へ移動
していく。そして、上記停止時間T1が経過した時点、
つまり図6に示す時刻t3にてステップ17に進み、停
止制御部161は上記払出板51を再び駆動させ、払出
板51を払出位置62から待機位置61へ移動させる。
次のステップ18では、検出器60が検知板59を検知
したか否か、つまり払出板51が待機位置61に到達し
たか否かが判断され、図6の時刻t4にて、検出器60
から検知信号が仕分け用制御装置160へ供給されたこ
とに基づき、ステップ19にて、停止制御部161は、
モータ501への電流供給を停止する。尚、一例とし
て、払出板51が待機位置61から払出位置62を介し
て再び待機位置61に戻るまでの1サイクルに要する時
間は、約0.4秒である。
【0041】このように、荷物30の荷長が上記非停止
用長さを超え、ダイバータの従来の駆動方法ではシュー
ト3への払い出しが確実に行われない可能性のある荷物
30の場合であっても、上述の第1のダイバータ駆動制
御方法によれば、払出板51を一時停止させることか
ら、ベルト53にて搬送されている荷物30は、停止し
ている払出板51にてガイドされながらシュート3へ移
動する。よって、従来の問題点であり図17に示す、荷
物30の後端31がシュート3に衝突する問題や、シュ
ート3の入口を荷物30が塞いでしまうという問題は発
生せず、荷物30をシュート3へ確実に払い出すことが
できる。
【0042】次に第2の制御方法について、図4及び図
7を参照して説明する。尚、上述の第1制御方法と同じ
動作に関しては説明を省略又は簡略化する。該第2制御
方法では、払出板51の停止時間の計時開始のタイミン
グに、シュート3に設けた検知センサ116の検出信号
を使用する。図4に示すステップ31、ステップ32、
ステップ41、及びステップ42は、図3に示され上述
したステップ11、ステップ12、ステップ20、及び
ステップ21にそれぞれ対応する。よってこれらのステ
ップにおける動作説明は、省略する。
【0043】ステップ32による判断の結果、当該荷物
30の荷長情報が上記非停止用長さ情報を超えるときに
は、払出板51の上記一時停止動作を行うことを決定
し、次のステップ33に進む。ステップ33では、停止
制御部161は、払出板51の上記一時停止動作におけ
る停止時間T2を求める。該一時停止時間T2は、ダイ
バータ500によりシュート3へ払い出される荷物30
がシュート3の入口4に設けられた検知センサ116に
て検出されたときから計時される時間である。又、本実
施形態では下記の演算式に従い上記停止時間T2を求め
るが、求め方は該方法に限定されるものではなく、例え
ば上記停止時間T2を予め規定した表に基づき求める等
の方法を採ることが可能である。
【0044】
【数2】 停止時間T2=(L×(2/3)×K1)+K2
【0045】尚、L、K1、K2は、上述の数1におけ
る説明に同じである。上記停止時間T2を求めた後、次
のステップ34、35に進む。該ステップ34、35
は、上述のステップ14、15に同じであり、ステップ
34にて、払出板51は、待機位置61から払出位置6
2に移動し、本実施形態では、ステップ35にて払出板
51は払出位置62にて停止する。一方、ベルト53に
て搬送されている当該荷物30は、払出板51が払出位
置62に停止している間に、払出板51にてガイドされ
ながら、払い出されるべきシュート3へ移動していく。
ステップ36において、停止制御部161は、上記検知
センサ116からの荷物検出信号の供給の有無を判断
し、シュート3への当該荷物30の上記移動により、当
該荷物30が上記検知センサ116にて検出されたと
き、つまり図7に示す時刻t5にて検知センサ116か
ら仕分け用制御装置160へ信号が供給される。該信号
供給により次のステップ37へ進み、停止制御部161
は、上記時刻t5から上記停止時間T2の計時を開始
し、停止時間T2が経過したか否かを判断する。
【0046】そして、上記停止時間T2が経過した時
点、つまり図7に示す時刻t6にてステップ38に進
み、停止制御部161は上記払出板51を再び駆動さ
せ、払出板51を払出位置62から待機位置61へ移動
させる。次のステップ39では、上記ステップ18と同
様に、払出板51が待機位置61に到達したか否かが判
断され、図7の時刻t7にて、検出器60から検知信号
が仕分け用制御装置160へ供給されたことに基づき、
ステップ40にて上記ステップ19と同様に、停止制御
部161は、モータ501への電流供給を停止する。
【0047】このように第2のダイバータ駆動制御方法
によれば、上述の第1ダイバータ駆動制御方法が奏する
効果を得ることができる。さらに、第2のダイバータ駆
動制御方法によれば、上記設定時間TSの経過により払
出板51が払出位置62にて停止した後、図7の時刻t
2から時刻t5を通り、さらに荷物30のシュート3へ
の進入確認後における停止時間T2の経過まで、払出板
51は、払出位置62に停止した状態を維持する。従っ
て、荷物30がシュート3に進入した状態まで荷物30
は払出板51にて進行方向をガイドされることから、上
述の第1ダイバータ駆動制御方法に比して、より確実に
荷物30をシュート3へ払い出すことが可能となる。
【0048】次に第3の制御方法について、図5及び図
8を参照して説明する。尚、上述の第1制御方法及び第
2制御方法と同じ動作に関しては説明を省略又は簡略化
する。該第3制御方法では、払出板51の停止終了用の
タイミングに、シュート3に設けた検知センサ116の
検出信号を使用する。図5に示すステップ51、ステッ
プ52、ステップ60、及びステップ61は、図3に示
され上述したステップ11、ステップ12、ステップ2
0、及びステップ21にそれぞれ対応する。
【0049】ステップ52による判断の結果、当該荷物
30の荷長情報が上記非停止用長さ情報を超えるときに
は、払出板51の上記一時停止動作を行うことを決定
し、次のステップ53さらにステップ54に進む。該ス
テップ53、54は、上述のステップ14、15に同じ
であり、ステップ53にて、払出板51は、待機位置6
1から払出位置62に移動し、本実施形態では、ステッ
プ54にて払出板51は払出位置62にて停止する。一
方、ベルト53にて搬送されている当該荷物30は、払
出板51が払出位置62に一時停止している間に、払出
板51にてガイドされながら、払い出されるべきシュー
ト3へ移動していく。ステップ55において、停止制御
部161は、上記検知センサ116から荷物30を検出
したオン信号の供給の有無を判断し、当該荷物30が上
記検知センサ116にて検出された時点、つまり図8に
示す時刻t5にて上記オン信号が仕分け用制御装置16
0へ供給される。該信号供給により次のステップ56へ
進む。ステップ56では、停止制御部161は、上記検
知センサ116が当該荷物30を検出しなくなる時点、
つまり上記オン信号の供給が停止する時点、つまり当該
荷物30の全体がシュート3に進入した時点の判断を行
う。このように、ステップ55〜ステップ56では、シ
ュート3の入口4における当該荷物30の通過を判断し
ている。
【0050】上記ステップ56にて上記オン信号の供給
停止が判断された時点、つまり図8に示す時刻t8にて
ステップ57に進み、停止制御部161は上記払出板5
1を再び駆動させ、払出板51を払出位置62から待機
位置61へ移動させる。次のステップ58では、上記ス
テップ18と同様に、払出板51が待機位置61に到達
したか否かが判断され、図8の時刻t9にて、検出器6
0から検知信号が仕分け用制御装置160へ供給された
ことに基づき、ステップ59にて上記ステップ19と同
様に、停止制御部161は、モータ501への電流供給
を停止する。
【0051】このように第3のダイバータ駆動制御方法
によれば、上述の第1及び第2のダイバータ駆動制御方
法が奏する効果を得ることができ、かつ、荷物30の全
体がシュート3に進入終了するまで払出板51を停止さ
せることから、上述の第1及び第2のダイバータ駆動制
御方法に比して、さらにより確実に荷物30をシュート
3へ払い出すことが可能となる。又、該第3のダイバー
タ駆動制御方法では、ダイバータ500の上記停止時間
T1及びT2を求める必要がないことから、第1及び第
2のダイバータ駆動制御方法に比して、仕分け用制御装
置160に対する演算負荷を軽減することができる。
【0052】ダイバータ駆動制御方法としては、上述し
た第1〜第3の制御方法のいずれかに限定されるもので
はなく、例えば、上記第1のダイバータ駆動制御方法と
上記第2のダイバータ駆動制御方法とを組み合わせた制
御で、払出板51の停止時間がより長くなるような制御
を行うこともできる。
【0053】又、上述の第1〜第3のダイバータ駆動制
御方法では、払出板51の停止位置は、いずれの場合も
払出位置62とした。このように払出位置62を上記停
止位置としたとき以下の利点がある。即ち、払出位置6
2では、払出板51の移動角度が最大となり払出板51
の先端とシュート3の入口4との距離が最短となる。よ
って荷物30をシュート3へより容易に払い出すことが
できる。又、図10に示すようなクランク機構55を有
する構造によれば、払出位置62付近は、払出板51の
単位時間当たりの移動角度が小さいので、払出板51を
停止させるためのエネルギーが小さくて済み、従って、
機械的な衝撃や騒音を小さくすることができる。しかし
ながら上記停止位置は、払出位置62に限定されるもの
ではない。即ち、上述の設定時間TSの設定を変更する
ことで、払出板51が待機位置61から払出位置62へ
移動するときにおいて、待機位置61を超え払出位置6
2までの間の任意の位置にて停止させることができる。
又、停止検知用のセンサを設けることでも上記任意の位
置にて払出板51を停止させることができる。尚、待機
位置61から払出位置62の直前までの間の任意の位置
にて払出板51を停止させた場合、本実施形態では図1
0に示す払出板51の払出板駆動装置503の構造に起
因して、払出板51は、停止動作後再起動したとき、該
停止位置から払出位置62まで移動し、払出位置62で
は停止することなく直ちに待機位置61へ戻る。さら
に、停止するタイミングは、払出板51が待機位置61
から払出位置62へ移動するときに限定されず、払出位
置62から待機位置61へ戻るまでの間の任意の位置に
停止させてもよい。このように、払出位置62から待機
位置61へ戻るときに払出板51を停止させた場合、待
機位置61から払出位置62への移動時に停止させる場
合では払い出しが困難となる、隣接する荷物30の間隔
が設定値よりも狭い状況でも、払い出しが可能となる場
合を生じさせることができる。
【0054】又、上述の第2及び第3のダイバータ駆動
制御方法では、図7及び図8に示すように、上記設定時
間TSの経過により払出板51が払出位置62にて停止
した時刻t2よりも、該払出板51にて仕分けられる荷
物30が検知センサ116にて検出される時刻t5の方
が遅い場合を示している。通常、このようなタイミング
になるが、例えば払出板51の揺動速度等に起因して、
時刻t2と時刻t5とが同時になる場合や、時刻t2よ
りも時刻t5の方が前になる場合も考えられる。よっ
て、図7及び図8に示す上記タイミングに限定されるも
のではない。
【0055】又、上述の第1〜第3のダイバータ駆動制
御方法では、払出板51は1回のみ停止動作を行ってい
るが、該動作に限定するものではなく、待機位置61か
ら払出位置62への移動、さらには払出位置62から待
機位置61への移動において複数回の停止を行ってもよ
いし、それぞれの停止において停止時間を異ならせても
よい。
【0056】さらに、上述のステップ4では、以下に説
明する方法にてダイバータ駆動制御を行うこともでき
る。即ち、図12に示すように、一対のダイバータ50
0及びシュート3が設置される仕分け領域170に、該
仕分け領域170を撮像可能で、特にダイバータ500
によりシュート3へ移動する荷物30を撮像する撮像カ
メラ171を設ける。該撮像カメラ171は、上記仕分
け用制御装置160に相当する仕分け用制御装置165
に接続される。
【0057】このような構成において、図2に示すステ
ップ1〜ステップ3が実行された後、ステップ4にて以
下の動作が実行される。即ち、仕分け対象である当該荷
物30の仕分け先に対応する仕分け領域170に当該荷
物30が到達したとき、仕分け用制御装置165の動作
制御により、払出板51が待機位置61から払出位置6
2へ揺動する。よって、当該荷物30は、払出板51に
ガイドされながらシュート3へ移動していく。該状況が
上記撮像カメラ171にて撮像され、該撮像情報は、仕
分け用制御装置165へ供給される。仕分け用制御装置
165に備わる停止制御部161は、上記撮像情報に基
づいて、払出板51による荷物30のシュート3への払
い出し状態を監視する。例えば、払出板51が払出位置
62に位置しているときに、荷物30の中央部がシュー
ト3の入口4を超えたか否か、等を判断する。そして該
判断結果に基づいて、停止制御部161は、上記払出板
駆動装置503の動作を制御し、上述したような上記待
機位置61から上記払出位置62までの間にて払出板5
1を一時停止させる制御を行う。例えば、払出板51が
払出位置62に位置しているときに、荷物30の中央部
が未だシュート3の入口4を超えていない場合等、上記
中央部が上記入口4を超えるまで払出板51を払出位置
62に停止させる、等の制御が行われる。
【0058】このようなダイバータ駆動制御方法によれ
ば、荷物30の荷長測定、及びシュート3の入口4への
検知センサ116の設置は不要である。又、荷物30を
撮像していることから、例えば荷姿等の情報に基づいて
払出板51の一時停止の要否を制御することもでき、荷
物30を確実にシュート3へ払い出すことができる。
又、撮像カメラ171を備えた上述の構成においても、
払出位置62から待機位置61への移動の際に停止動作
を行ってもよい。
【0059】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の第1態様の
仕分け装置、及び第2態様のダイバータ駆動制御方法に
よれば、ダイバータにより被仕分け物がシュートへ仕分
けられる仕分け装置において、上記被仕分け物をシュー
トへ払い出す一時停止動作を行うようにした。よって、
ダイバータに備わる払出板の揺動距離が限られ、かつ種
々の荷長が存在する各被仕分け物を仕分けるときであっ
ても、被仕分け物を確実にシュートへ払い出すことが可
能となる。
【0060】又、払出板の一時停止動作の要否を判断す
ることで、上記停止動作が不要なときには払出板の停止
時間が不要となることから、仕分け作業全体の効率を向
上させることができ、例えば仕分け処理量を増加させる
ことができる。
【0061】又、払出板の停止の要否を被仕分け物の荷
長に基づいて判断することで、いわゆる長尺の被仕分け
物であっても、払出板の払い出しによる被仕分け物の回
転を抑え、シュートへ確実に被仕分け物を払い出すこと
が可能である。
【0062】又、払い出される被仕分け物をシュートの
入口にて検知して、該検出結果に基づいて払出板の停止
を制御することで、被仕分け物がシュートに進入した後
でも払出板の停止を続行させることが可能となる。した
がって、被仕分け物をより確実にシュートへ払い出すこ
とが可能となる。
【0063】さらに又、シュートへ払い出される被仕分
け物の撮像情報に基づいて払出板の停止動作を制御する
ことで、被仕分け物の実際の動きに応じて払出板の停止
制御が可能となる。よって、被仕分け物を確実にシュー
トへ払い出すことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態における仕分け装置の構造
を示す図である。
【図2】 図1に示す仕分け装置にて実行されるダイバ
ータ駆動制御方法の動作を表すフローチャートである。
【図3】 図2に示すステップ4における動作であっ
て、第1のダイバータ駆動制御方法の動作を表すフロー
チャートである。
【図4】 図2に示すステップ4における動作であっ
て、第2のダイバータ駆動制御方法の動作を表すフロー
チャートである。
【図5】 図2に示すステップ4における動作であっ
て、第3のダイバータ駆動制御方法の動作を表すフロー
チャートである。
【図6】 図3に示す第1のダイバータ駆動制御方法の
動作を示すタイミングチャートである。
【図7】 図4に示す第2のダイバータ駆動制御方法の
動作を示すタイミングチャートである。
【図8】 図5に示す第3のダイバータ駆動制御方法の
動作を示すタイミングチャートである。
【図9】 図1に示す仕分け装置において荷長を測定す
る動作を示すフローチャートである。
【図10】 図1に示す仕分け装置に備わるダイバータ
部分の拡大平面図である。
【図11】 図10に示すダイバータ部分の側面図であ
る。
【図12】 図2に示すステップ4における動作であっ
て、他のダイバータ駆動制御方法を実行するための仕分
け装置における構成を説明するための図である。
【図13】 従来の仕分け装置を示す図である。
【図14】 従来の仕分け装置において長尺荷物をシュ
ートへ払い出すときの不具合を説明するための図であ
る。
【図15】 従来の仕分け装置において長尺荷物をシュ
ートへ払い出すときの不具合を説明するための図であ
る。
【図16】 従来の仕分け装置において長尺荷物をシュ
ートへ払い出すときの不具合を説明するための図であ
る。
【図17】 従来の仕分け装置において長尺荷物をシュ
ートへ払い出すときの不具合を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
3…シュート、4…入口、30…荷物、51…払出板、
53…ベルト、61…待機位置、62…払出位置、10
0…仕分け装置、116…検知センサ、160…仕分け
用制御装置、161…停止制御部、162…一時停止判
断部、500…ダイバータ、503…払出板駆動装置。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被仕分け物(30)を搬送するベルト
    (53)に載置された上記被仕分け物が払い出されるシ
    ュート(3)と、上記ベルトを挟んで上記シュートに対
    向して設けられ払出板(51)を有するダイバータ(5
    00)とを備えた仕分け装置であって、 上記払出板を駆動する駆動装置であって、上記ベルト上
    の上記被仕分け物を上記シュートへ払い出す払出位置
    (62)及び上記被仕分け物を通過させる待機位置(6
    1)の間で上記払出板の一端部に設けた旋回軸を中心と
    して上記払出板を往復揺動させる払出板駆動装置(50
    3)と、 上記払出板駆動装置の動作制御を行う制御装置であっ
    て、上記待機位置と上記払出位置との間を上記払出板が
    往復揺動するとき、上記被仕分け物を上記シュートに払
    い出す一時停止動作を上記払出板駆動装置に対して行い
    上記払出板を停止位置に一時停止させる停止制御部(1
    61)を有する制御装置(160)と、を備えたことを
    特徴とする仕分け装置。
  2. 【請求項2】 上記制御装置は、上記一時停止動作を実
    行するか否かを判断する一時停止判断部(162)と、
    該一時停止判断部にて上記一時停止動作を実行しないと
    判断されたときに上記払出板を一時停止させずに上記往
    復揺動させる非停止動作を上記払出板駆動装置に対して
    行う通常動作制御部(164)と、をさらに有する、請
    求項1記載の仕分け装置。
  3. 【請求項3】 上記一時停止判断部は、上記ベルトの搬
    送方向に沿った上記被仕分け物の荷長の情報に基づいて
    上記停止動作を実行するか否かを判断する、請求項2記
    載の仕分け装置。
  4. 【請求項4】 上記シュートの入口(4)に設けられ該
    入口における上記被仕分け物の通過を検出する検知セン
    サ(116)をさらに備え、上記停止制御部は、上記検
    知センサによる上記被仕分け物の検出終了まで上記払出
    板を上記停止位置に停止させる上記一時停止動作を行
    う、請求項1から3のいずれかに記載の仕分け装置。
  5. 【請求項5】 上記シュートの入口(4)に設けられ該
    入口における上記被仕分け物の通過を検出する検知セン
    サ(116)をさらに備え、上記停止制御部は、上記検
    知センサにて上記被仕分け物を検出した時点から、上記
    荷長情報に基づき求めた停止時間(T2)にて、上記払
    出板を停止位置に停止させる上記停止動作を行う、請求
    項3記載の仕分け装置。
  6. 【請求項6】 上記ダイバータ及び上記シュートが設け
    られた仕分け領域(170)に設けられ上記シュートへ
    移動する上記被仕分け物を撮像する撮像カメラ(17
    1)をさらに備え、上記制御装置は、上記撮像カメラに
    よる上記被仕分け物の撮像情報に基づいて上記一時停止
    動作を上記払出板駆動装置に対して行う、請求項1記載
    の仕分け装置。
  7. 【請求項7】 上記制御装置は、上記払出板を上記待機
    位置から上記払出位置へ移動させるときに上記払出板駆
    動装置に対して上記一時停止動作を行い、このとき上記
    停止位置は、上記払出位置である、請求項1から6のい
    ずれかに記載の仕分け装置。
  8. 【請求項8】 被仕分け物(30)を搬送するベルト
    (53)に載置された上記被仕分け物が払い出されるシ
    ュート(3)と、上記ベルトを挟んで上記シュートに対
    向して設けられ払出板(51)を有するダイバータであ
    って、上記ベルト上の上記被仕分け物を上記シュートへ
    払い出す払出位置(62)及び上記被仕分け物を通過さ
    せる待機位置(61)の間で上記払出板の一端部に設け
    た旋回軸を中心として上記払出板を往復揺動させるダイ
    バータ(500)とを備えた仕分け装置に対して実行さ
    れる上記ダイバータの駆動制御方法であって、 上記ダイバータ及び上記シュートが設けられる仕分け領
    域(170)に上記被仕分け物が搬送されたとき、上記
    待機位置から上記払出位置へ上記払出板が揺動を開始し
    た後、上記待機位置と上記払出位置との間を上記払出板
    が往復揺動する間にて、上記被仕分け物を上記シュート
    に払い出す一時停止動作を上記ダイバータに対して行
    う、ことを特徴とするダイバータの駆動制御方法。
  9. 【請求項9】 上記払出板の揺動開始前に、上記一時停
    止動作を実行するか否かを判断し、上記一時停止動作を
    実行しないと判断したときには上記払出板を一時停止さ
    せずに上記往復揺動させる、請求項8記載のダイバータ
    の駆動制御方法。
  10. 【請求項10】 上記被仕分け物における上記ベルトの
    搬送方向に沿った荷長に基づいて上記停止動作を実行す
    るか否かの判断する、請求項9記載のダイバータの駆動
    制御方法。
  11. 【請求項11】 上記払出板の揺動開始後、上記シュー
    トの入口(4)にて該シュートに進入する上記被仕分け
    物の通過を検出し、上記被仕分け物の検出終了まで上記
    払出板を停止位置に停止させて上記一時停止動作による
    停止動作を行う、請求項8から10のいずれかに記載の
    ダイバータの駆動制御方法。
  12. 【請求項12】 上記払出板の揺動開始後、上記シュー
    トの入口(4)にて該シュートに進入する上記被仕分け
    物の通過を検出し、該検出時点から、上記荷長情報に基
    づき求めた停止時間(T2)にて、上記払出板を停止位
    置に停止させて上記停止動作を行う、請求項10記載の
    ダイバータの駆動制御方法。
  13. 【請求項13】 上記シュートへ移動する上記被仕分け
    物を上記仕分け領域にて撮像し、上記被仕分け物の撮像
    情報に基づいて上記一時停止動作による停止動作を実行
    するか否かを判断し、上記停止動作を実行するときには
    上記撮像情報に基づいて上記停止動作を制御する、請求
    項8記載のダイバータの駆動制御方法。
JP2002137223A 2002-05-13 2002-05-13 ダイバータを有する仕分け装置、及びダイバータの駆動制御方法 Expired - Fee Related JP4159309B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002137223A JP4159309B2 (ja) 2002-05-13 2002-05-13 ダイバータを有する仕分け装置、及びダイバータの駆動制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002137223A JP4159309B2 (ja) 2002-05-13 2002-05-13 ダイバータを有する仕分け装置、及びダイバータの駆動制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003327324A true JP2003327324A (ja) 2003-11-19
JP4159309B2 JP4159309B2 (ja) 2008-10-01

Family

ID=29699043

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002137223A Expired - Fee Related JP4159309B2 (ja) 2002-05-13 2002-05-13 ダイバータを有する仕分け装置、及びダイバータの駆動制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4159309B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005299773A (ja) * 2004-04-09 2005-10-27 Seiko Instruments Inc 送りねじユニット及びステージ装置
US7938252B2 (en) 2007-12-21 2011-05-10 Cinetic Sorting Corp. Unstacking conveyor with floating surface
JP2014069946A (ja) * 2012-10-01 2014-04-21 Daifuku Co Ltd 仕分け方法および仕分け設備
JP2018144980A (ja) * 2017-03-07 2018-09-20 伊東電機株式会社 可動ガイド装置
CN109482505A (zh) * 2018-11-26 2019-03-19 西安思源学院 一种基于物联网的物流分拣机构

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5031560A (ja) * 1973-07-21 1975-03-28
JPH07285661A (ja) * 1994-04-15 1995-10-31 Sandvik Kk 仕分け装置及び仕分け方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5031560A (ja) * 1973-07-21 1975-03-28
JPH07285661A (ja) * 1994-04-15 1995-10-31 Sandvik Kk 仕分け装置及び仕分け方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005299773A (ja) * 2004-04-09 2005-10-27 Seiko Instruments Inc 送りねじユニット及びステージ装置
US7938252B2 (en) 2007-12-21 2011-05-10 Cinetic Sorting Corp. Unstacking conveyor with floating surface
JP2014069946A (ja) * 2012-10-01 2014-04-21 Daifuku Co Ltd 仕分け方法および仕分け設備
JP2018144980A (ja) * 2017-03-07 2018-09-20 伊東電機株式会社 可動ガイド装置
JP7117746B2 (ja) 2017-03-07 2022-08-15 伊東電機株式会社 可動ガイド装置
CN109482505A (zh) * 2018-11-26 2019-03-19 西安思源学院 一种基于物联网的物流分拣机构
CN109482505B (zh) * 2018-11-26 2023-10-31 西安思源学院 一种基于物联网的物流分拣机构

Also Published As

Publication number Publication date
JP4159309B2 (ja) 2008-10-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3575006B1 (en) Apparatus for sorting items
JP2020529303A (ja) 視覚ベースの物品の分類及び仕分けシステム
JP2020529303A5 (ja)
WO2019061845A1 (zh) 包裹落件方法、分拣机器人和分拣系统
JP7225702B2 (ja) 仕分け装置
JP2011079589A (ja) 物品搬送仕分システムにおける在荷情報管理方法
JP2003327324A (ja) ダイバータを有する仕分け装置、及びダイバータの駆動制御方法
JP3051879B1 (ja) 物品仕分け装置及び方法
JP5895793B2 (ja) 仕分け方法および仕分け設備
JP3321056B2 (ja) 仕分けコンベヤへの物品導入方法及び装置、並びに物品導入装置を備えた物品仕分け装置
JP5218862B2 (ja) 郵便物処理装置及び郵便物処理方法
JPH07285661A (ja) 仕分け装置及び仕分け方法
JP2021109719A (ja) 仕分け設備
JP3386881B2 (ja) 仕分け装置におけるインダクション部の投入装置
JP3232013B2 (ja) ダイバータ駆動制御方法、ダイバータ駆動制御装置、ダイバータ駆動装置、及び仕分け装置
JPH07185474A (ja) 仕分け装置
JP5472140B2 (ja) 物品移載装置および物品移載方法
JPH06127662A (ja) 物品仕分け装置
JP5212386B2 (ja) 搬送システム
JP2660883B2 (ja) 荷搭載方法
JPH09208031A (ja) 物品仕分け装置
JP3311603B2 (ja) 仕分け装置及び仕分け方法
JPH0940175A (ja) 物品仕分け装置
JPH0430182Y2 (ja)
JPH0699027B2 (ja) 物品仕分け装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050308

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070816

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070821

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071017

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080129

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080327

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080701

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080715

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110725

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110725

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120725

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130725

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees