JPH07285661A - 仕分け装置及び仕分け方法 - Google Patents

仕分け装置及び仕分け方法

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JPH07285661A
JPH07285661A JP7703694A JP7703694A JPH07285661A JP H07285661 A JPH07285661 A JP H07285661A JP 7703694 A JP7703694 A JP 7703694A JP 7703694 A JP7703694 A JP 7703694A JP H07285661 A JPH07285661 A JP H07285661A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 荷長の長い荷物にあっても正しくシュートへ
投入され、さらに仕分けの処理能力を向上させることが
できる仕分け装置及び仕分け方法を提供する。 【構成】 所定間隔にて荷物30を仕分けコンベア10
へ供給する供給コンベア20と、供給される荷物の荷長
を算出し算出した荷長に基づきダイバータの作動時間、
作動角度及び起動タイミングを変化させる仕分けコンベ
ア10とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば配送センタやト
ラックターミナル等において、コンベア上に載置された
多数の荷物を配送先ごとに自動的に上記コンベア上から
払い出す仕分け装置及び仕分け方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、スチールベルト等を使用したベル
トコンベア式の仕分け装置では、図10に示すような払
い出し装置(以下、ダイバータと記す)が仕分けコンベ
アのベルトに沿って仕分け先別に複数配列されている。
このようなダイバータ50は、ダイバータの構成部品で
ある払出板51を該払出板51の一端部に設けられた旋
回軸52を中心として待機位置と払出位置との間にて往
復作動させることで、上記ベルト上に載置されて搬送さ
れる被仕分け荷物(以下、単に「荷物」という)を上記
ベルトの側方に設けたシュートへ払い出す動作をする。
尚、上記待機位置とは、上記ベルトにおける搬送方向の
一端縁側であって上記ベルト上に載置されて搬送される
上記荷物を通過させる位置をいい、上記払出位置とは、
上記ベルト上から上記荷物をシュートへ払い出す位置を
いう。
【0003】又、従来の仕分け装置では、仕分けコンベ
アとパルスエンコーダとを連動させ、仕分けるべき荷物
が仕分けコンベアの所定の基準点を通過した時点から上
記パルスエンコーダが出力する発信パルスをコントロー
ラにて計数を開始する。コントローラは、その荷物につ
いて、仕分け先までのベルト上の搬送距離に対応して予
め設定されているパルス値と上記計数にかかる計数値と
が一致したとき、当該荷物が払い出すべき位置に到達し
たと判断して、複数のダイバータ内、所定のダイバータ
へ仕分け信号を送出する。該仕分け信号が供給されたダ
イバータ50は、予め設定された一定速度にて所定の上
記払出位置まで払出板51を揺動し仕分けコンベア上の
荷物を上記シュートへ払い出す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
仕分け装置にあっては、荷物の大きさにばらつきが無い
場合にはあまり問題は生じないが、荷物の大きさ、特に
搬送方向の荷物長さである荷長がばらつく場合には、ダ
イバータ50にて払い出される荷物が所定のシュートへ
正しく入らないという現象が生じる。即ち、ダイバータ
50の払出板51を揺動させるタイミングである起動タ
イミング、払出板51の揺動角度及び動作速度は、最も
標準的な大きさの荷物を対象として、仕分けコンベアの
速度を考慮した上で決定される。従って、標準的な大き
さの荷物は、図11に示すようにシュートへ正しく払い
出されるが、荷長の長い荷物にあっても、標準的な大き
さの荷物と同じタイミングでダイバータを起動させた場
合には、ダイバータは荷物の重心(正しい重心位置は不
明であるので図心とする)位置から必要以上に離れた部
分を押すことになる。よって、シュート側への荷物重心
の移動が不十分となり、図12に示すようにシュートへ
正しく入らない場合や、荷長が長くて軽い荷物の場合に
は図13に示すように荷物が過剰な回転を起こしシュー
トの入り口につまる場合も生じる。
【0005】又、ダイバータが待機位置から払出位置を
介して再度待機位置まで戻る時間間隔であるサイクルタ
イムは、ダイバータが再度待機位置まで戻らない内に後
続の荷物がダイバータの動作範囲内に搬入した場合に
は、戻り動作中のダイバータに上記後続荷物が接触し該
後続荷物の進路が変化し、極端な場合には先の荷物が払
い出されたシュートへ上記後続荷物も払い出される場合
も生じる。
【0006】尚、このような状態が生じないように従来
の仕分け装置にあっても、払い出し部分に荷物が到達す
る以前に、好ましくは荷物が仕分けコンベアのベルトに
乗る以前にて、ダイバータのサイクルタイムよりも長い
時間間隔にて荷物を供給させ(以下、このような動作を
「荷物の切り出し動作」と記す場合もある)、もしくは
搬送されている荷物間隔を測定してダイバータのサイク
ルタイムよりも短い間隔で搬送されてきた荷物は所定の
払い出し部分に到達する前に設けたミスシュートへ搬出
する等の方法を取っている。
【0007】ところが、ダイバータのサイクルタイムよ
りも長い時間間隔にて荷物を供給することは仕分けの処
理能力を低下させることになるという問題点がある。よ
って、仕分けの処理能力を向上させるためには、荷物の
切り出しの間隔を短くし、かつダイバータのサイクルタ
イムを短くすることが考えられるが、単にこのような措
置を採っただけでは、上述したように、荷長の長い荷物
に対して正しく払い出し動作ができないという問題が生
じる。又、図10に示すような従来のダイバータの駆動
機構では上記サイクルタイムを可変とすることは困難で
ある。
【0008】本発明はこのような問題点を解決するため
になされたもので、荷長の長い荷物にあっても正しくシ
ュートへ投入され、さらに仕分けの処理能力を向上させ
ることができる仕分け装置及び仕分け方法を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、被仕分け荷物
が搬送される仕分けベルト上から上記被仕分け荷物が払
い出されるシュートに対向して設けられたダイバータの
構成部品である払出板を該払出板の一端部に設けられた
旋回軸を中心として上記被仕分け荷物を上記シュートへ
払い出す払出位置と上記被仕分け荷物を通過させる待機
位置との間にて往復揺動作動させることで上記被仕分け
荷物について自動的に仕分け処理を行う仕分け装置であ
って、上記ダイバータの設置位置よりも上流側に配置さ
れ上記被仕分け荷物における搬送方向に沿った長さであ
る荷長を測定する仕分け用荷長測定装置と、上記仕分け
用荷長測定装置及び上記ダイバータに電気的に接続さ
れ、かつ上記仕分け用荷長測定装置から供給される荷長
情報に基づき、上記ダイバータにおける上記往復揺動作
動に要する作動時間と、上記待機位置と上記払出位置と
にてなす角度と、上記ダイバータの起動タイミングとを
制御する仕分け用制御装置と、を備え、該仕分け用制御
装置は、上記荷長の長さに比例して上記作動時間及び上
記角度を増減し、上記荷長が所定値よりも短い場合には
上記荷長が所定値よりも長い場合に比べて上記起動タイ
ミングを早くすることを特徴とする。
【0010】又、本発明は,所定時間以上の間をあけて
上記仕分けベルトへ上記被仕分け荷物を供給する供給ベ
ルトと、上記供給ベルトにて搬送される上記被仕分け荷
物の上記荷長及び隣接する上記被仕分け荷物間における
搬送時間間隔を測定するための信号を送出する供給用荷
長測定装置と、上記供給ベルトの駆動源及び上記供給用
荷長測定装置に電気的に接続され上記供給用荷長測定装
置から供給される荷長測定用信号に基づき上記隣接する
被仕分け荷物の先端間であるFF間又は上記被仕分け荷
物の後端と先端間であるBF間における時間が上記所定
時間以上の値となるように上記供給ベルトの作動制御を
行う供給用制御装置とを有する荷物切出装置を備えるこ
ともできる。
【0011】
【作用】このように構成することで仕分け用制御装置
は、仕分け用荷長測定装置から供給される荷長測定用信
号に基づき、ダイバータにおける上記往復揺動作動に要
する作動時間と、待機位置と払出位置とにてなす角度
と、上記ダイバータの起動タイミングとを制御する。よ
って、仕分け用制御装置は、荷物の荷長に拘わらず、特
に荷長の長い荷物にあっても正しくシュートへ投入され
るように作用する。
【0012】尚、仕分け用荷長測定装置とは、以下に示
す実施例に記載する光電スイッチ及びエンコーダが該当
する。又、仕分けベルトとは、実施例に記載するスチー
ルベルトに該当する。
【0013】さらに荷物切出装置は、仕分けコンベアへ
所定時間間隔にて荷物を供給する。よって荷物切出装置
は、荷物の仕分け処理能力を向上するように作用する。
尚、供給ベルトとは、実施例におけるスチールベルトに
該当し、供給用荷長測定装置とは実施例における光電ス
イッチに該当し、荷物切出装置は実施例における供給コ
ンベアに該当する。
【0014】
【実施例】本発明の一実施例について図を参照しながら
以下に説明する。図1には、例えばスチールベルト1上
に載置されて搬送されてくる荷物30の仕分け動作を行
うための仕分けコンベア10及び仕分けコンベア10へ
所定時間間隔にて荷物30を供給するための供給コンベ
ア20を備えた仕分け装置が示されている。まず、仕分
けコンベア10について説明する。仕分けコンベア10
は、スチールベルト1、ダイバータ2a…(総称してダ
イバータ2と記す場合もある)、シユータ3a…(総称
してシュート3と記す場合もある)、光電スイッチ4、
エンコーダ5及び仕分け用制御装置6を備えており、本
実施例ではスチールベルト1は130m/minの速度
にて運転される。
【0015】ダイバータ2a…は、上述した従来のダイ
バータ50と同様に、スチールベルト1の搬送方向に沿
ってスチールベルト1の一方の端縁部に適宜な間隔をお
いて複数配列され、搬送されてくる荷物30をスチール
ベルト1上からシュート3へ払い出す動作を行う。尚、
シュート3a…は、スチールベルト1を挟み各ダイバー
タ2a…に対向する位置に配置される。又、図1には、
ダイバータ2a…は3つの場合を示すが、これに限らず
1つ以上の数を設けることができる。
【0016】従来のダイバータ50とは異なり本実施例
のダイバータ2では、払出板51の揺動角度及び待機位
置と払出位置との間の往復作動時間の変化を容易に行え
るように払出板51を駆動する駆動源としてサーボモー
タ若しくはステップモータ7等を使用し、図8に示すよ
うにサーボモータ7の出力軸と旋回軸52とはカップリ
ングを介して直接接続する。尚、サーボモータ7の取り
付けスペースの問題から旋回軸52の軸上にサーボモー
タ7を取り付けることができない場合には例えば適宜な
ギアや歯付きベルト等を介して旋回軸52とサーボモー
タ7の出力軸とを連結するように構成することもでき
る。又、各ダイバータ2a…におけるサーボモータ7
は、仕分け用制御装置6にそれぞれ電気的に接続され仕
分け用制御装置6から供給される制御信号に基づきその
動作が制御される。
【0017】エンコーダ5は、例えばスチールベルト1
の搬送とともに回転するローラに機械的に接続されその
回転に応じてパルス信号を発生するもので、エンコーダ
5の出力端子は仕分け用制御装置6に電気的に接続され
る。よってエンコーダ5は、上記パルス信号を仕分け用
制御装置6へ送出する。
【0018】光電スイッチ4は、荷物30が供給される
仕分けコンベア10の始端部から搬送方向に適宜な距離
を隔てた位置に設けられ、その出力端子は仕分け用制御
装置6に電気的に接続される。光電スイッチ4は、スチ
ールベルト1にて搬送される荷物30が検出範囲に入っ
たとき例えばオンとなり上記検出範囲から荷物30が外
れたときにオフとなり、それぞれオン信号、オフ信号を
仕分け用制御装置6へ送出する。尚、荷長測定等のため
の信号発生手段としては、光電スイッチ4に限るもので
はなく上述した動作を行う種々の公知の手段を採用する
ことができる。
【0019】仕分け用制御装置6には、予め上記パルス
信号のパルス数とスチールベルト1の搬送距離との関係
が供給されており、したがって、仕分け用制御装置6
は、光電スイッチ4から供給される上記オン、オフ信号
及び上述したパルス信号に基づき荷物30の荷長を算出
する。又、仕分け用制御装置6は、各荷物30を所定の
ダイバータ2まで搬送するための距離測定の基準時とし
て上記オン信号の供給時を採用する。尚、以下の説明に
おいて、光電スイッチ4の設置位置、正確に言えば上記
オン信号の送出位置を「基準位置」とし、又、該基準位
置から各ダイバータ2の払出板51における所定位置ま
での距離を「搬送距離」といい、「a」にて表す。又、
仕分け用制御装置6には、各ダイバータ2a…に対応し
て上記搬送距離に対応してそれぞれのパルス数情報が格
納されている。
【0020】又、仕分け用制御装置6は、ホストコンピ
ュータ8に接続され、ホストコンピュータ8からは例え
ば各荷物30毎に仕分け先に関する仕分け情報、即ち、
上記搬送距離情報が各荷物30毎に仕分け用制御装置6
に供給される。尚、ホストコンピュータ8から供給され
る搬送距離に関する情報を「ホスト搬送距離情報」とす
る。仕分け用制御装置6は、各荷物30毎に、上記パル
ス数情報と、上記基準時から上記パルス信号のパルス数
を計数することで得られる距離情報と、上記ホスト搬送
距離情報とに基づき以下のように動作する。即ち、仕分
け用制御装置6は、ホストコンピュータ8から上記ホス
ト搬送距離情報が供給された時点で該ホスト搬送距離情
報に該当するパルス数情報を有するダイバータ2を認識
し、次に上記距離情報が上記パルス数情報に到達した時
点で上記認識したダイバータ2のサーボモータ7へ制御
信号を送出し、該当するダイバータ2を駆動させる。こ
のようにして、各荷物30はそれぞれ仕分け先に応じた
ダイバータ2にて仕分けられる。
【0021】さらに仕分け用制御装置6は、以下に説明
するような、本実施例における特徴的動作の制御を行
う。即ち、仕分け用制御装置6は、上述したように算出
した荷長情報に基づき、ダイバータ2において上記払出
位置と上記待機位置との間の往復揺動作動に要する作動
時間(T)と、上記払出位置と上記待機位置とにてなす
角度(θ)と、上記ダイバータ2の起動タイミングとを
制御する。尚、本実施例において、起動タイミングを変
化させる要素としては、上記搬送距離(a)に、上記荷
長情報に基づき所定値(α又はβとする)を加減算した
値を使用する。即ち、上述したように仕分け用制御装置
6には各ダイバータ2a…毎に予めa値に対応するパル
ス数情報が格納されているが、仕分け用制御装置6は算
出された荷長情報に基づき上記a値に上記α値又はβ値
を加減算した値を上述したパルス数情報とし、上述した
ように動作する。尚、上記αは0を越える値であり上記
βは0以上の値である。以下に具体的に説明する。
【0022】本実施例においては、表1に示すように、
算出された荷長に基づき制御する区分を、500mm未
満である場合、500mm以上1000mm以下の場
合、1000mmを越える場合の3つに分ける。そして
荷長が500mm未満の場合には、上記作動時間を0.
3秒とし、上記角度を30度とし、上記起動タイミング
を(a−β)値とする。次に、荷長が500mm以上1
000mm以下の場合には上記作動時間を0.4秒と
し、上記角度を42.5度とし、上記起動タイミングを
a値とする。次に、荷長が1000mmを越える場合に
は上記作動時間を0.5秒とし、上記角度を45度と
し、上記起動タイミングを(a+α)値とする。
【0023】尚、荷長が500mm未満の場合、起動タ
イミングは上述した(a−β)値に限らず(a+β)値
に設定する場合も考えられる。
【0024】
【表1】
【0025】次に、供給コンベア20について説明す
る。供給コンベア20は、上述した仕分けコンベア10
に対して一直線上に配置されかつ仕分けコンベア10と
同一方向に荷物を搬送するもので、本実施例においては
80m/minの速度で運転される。供給コンベア20
は、スチールベルト21と、光電スイッチ22と、供給
用制御装置23とを備えており、光電スイッチ22は電
気的に供給用制御装置23に接続される。又、供給用制
御装置23は供給コンベア20の駆動モータの動作制御
を行う。尚、光電スイッチ22は供給コンベア20の終
端位置の近傍に配置される。
【0026】供給用制御装置23について説明する。供
給用制御装置23は、上述した仕分け用制御装置6の場
合と同様に、光電スイッチ22から供給されるオン、オ
フ信号に基づき供給コンベア20にて搬送される荷物3
0の荷長を測定する。さらに供給用制御装置23は、仕
分けコンベア10において搬送される隣接する荷物3
0、30’間の搬送時間が所定時間以上の間隔となるよ
うに、供給コンベア20から仕分けコンベア10へ荷物
30を供給するため、ある荷物30を仕分けコンベア1
0へ供給した後、上記所定時間以上の間隔を確保するた
め供給コンベア20の動作を一時停止させる制御を行う
ものである。尚、本実施例では、図9に示すように、隣
接する両荷物30、30’の先端間(以下、このような
場合を「FF」という)、即ち、上記オン信号の供給間
隔における時間が450msecとなるように、又、隣
接する荷物30において先行する荷物30の後端と後続
の荷物30の先端間(以下、このような場合を「BF」
という)、即ち、上記オフ信号とオン信号の供給間隔に
おける時間が180msecとなるように、供給用制御
装置23は供給コンベア20の動作、非動作を制御す
る。
【0027】供給用制御装置23には光電スイッチ22
から上記オン、オフ信号が供給され、又、図2に示すよ
うに、上記オン信号の供給時から450msecの計時
動作を行う第1タイマと、上記オフ信号の供給時から1
80msecの計時動作を行う第2タイマとが備わる。
供給用制御装置23は、第1タイマ又は第2タイマの少
なくとも一方が作動中(図2では、ハイ(H)レベルに
ある)に、上記オン信号が供給されたときには、該オン
信号の供給時点から第1タイマ及び第2タイマの内、計
時動作が遅く満了するタイマの計時動作が満了するとき
(図2では、ロー(L)レベルになる)まで、供給コン
ベア20の駆動モータの動作を停止させる停止信号を供
給コンベア20へ送出し、いずれかのタイマの計時動作
終了時点にて上記駆動モータを起動させる動作信号を供
給コンベア20へ送出する制御動作を行う。
【0028】図2及び図3を参照して上記動作をより具
体的に説明する。尚、図2には、上記FFの場合におけ
る供給用制御装置23の制御動作を説明するタイミング
チャートを示し、図3には、上記BFの場合における供
給用制御装置23の制御動作を説明するタイミングチャ
ートを示している。供給コンベア20において、図2の
時刻t1に示すように、荷物30が検出され光電スイッ
チ22からオン信号が供給用制御装置23に供給された
とき、供給用制御装置30内の第1タイマの450ms
ecの計時動作が時刻t1から開始される。荷物30の
荷長が約260mmであれば、本実施例では供給コンベ
ア20の搬送速度が80m/minであることから、時
刻t1から200msec経過後の時刻t2にて光電ス
イッチ22から供給用制御装置23へオフ信号が供給さ
れ、第2タイマは時刻t2から計時動作を開始し180
msec経過後の時刻t3にて第2タイマは計時動作を
終了する。しかし時刻t3においてはまだ第1タイマの
計時動作は終了していない。よって、第2タイマの計時
動作終了後、未だ第1タイマが計時動作を続行している
間の時刻t4にて光電スイッチ22から次の荷物30’
によるオン信号が供給用制御装置23に供給されたとす
る。この場合には、先の荷物30と今回の荷物30’と
は所定間隔開いていないことになるので、供給用制御装
置23は、時刻t4から第1タイマの計時動作が終了す
る時刻t5まで供給コンベア20のスチールベルト21
の駆動を停止させる。そして第1タイマの計時動作が終
了する時刻t5とほぼ同時に供給用制御装置23はスチ
ールベルト21を駆動させるとともに第1タイマの計時
動作を開始する。又、時刻t5からスチールベルト21
が駆動することから荷物30’については時刻t5から
荷長測定が開始されることになる。尚、上述したように
光電スイッチ22は、供給コンベア20の終端近傍の適
宜な位置に配置されており、スチールベルト21の動作
が停止したとき荷物30’はスチールベルト21上に載
置されたままでありスチールベルト21の動作停止とと
もに搬送も停止されるが、時刻t4の時点で先行の荷物
30はすでに仕分けコンベア10のスチールベルト1上
に乗り移っており、荷物30はスチールベルト1によっ
て搬送されていく。このように、供給コンベア20にお
いて荷物30と荷物30’とのすき間が所定間隔以上開
いていない場合には、供給用制御装置23の動作により
荷物30と荷物30’とのすき間が所定間隔以上開くよ
うに制御される。
【0029】又、図3の時刻t1に示すように、荷物3
0が検出によりオン信号が供給用制御装置23に供給さ
れたとき、上述の場合と同様に第1タイマの450ms
ecの計時動作が時刻t1から開始され時刻t12まで
続行する。荷物30の荷長が約400mmであれば、本
実施例では供給コンベア20の搬送速度が80m/mi
nであることから、時刻t1から300msec経過後
の時刻t10にて光電スイッチ22から供給用制御装置
23へオフ信号が供給され、第2タイマは時刻t10か
ら計時動作を開始し180msec経過後の時刻t13
にて第2タイマは計時動作を終了する。ところが、第1
タイマ及び第2タイマの両方が計時動作を続行中の時刻
t11にて光電スイッチ22から次の荷物30’による
オン信号が供給用制御装置23に供給されたとする。こ
の場合にも、先の荷物30と後ろの荷物30’とは所定
間隔開いていないことになるので、供給用制御装置23
は、時刻t11から第1タイマ及び第2タイマの内、遅
く計時動作が終了する方のタイマの計時動作終了まで、
本例では第2タイマの計時動作が終了する時刻t13ま
で供給コンベア20のスチールベルト21の駆動を停止
させる。そして第2タイマの計時動作が終了する時刻t
13とほぼ同時に供給用制御装置23はスチールベルト
21を駆動させるとともに第1タイマの計時動作を開始
する。又、時刻t13からスチールベルト21が駆動す
ることから荷物30’については時刻t13から荷長測
定が開始されることになる。このように本例において
も、荷物30と荷物30’とのすき間が所定間隔以上開
くように制御される。
【0030】尚、第1タイマ及び第2タイマにおける計
時時間は、仕分けコンベア10における処理能力やダイ
バータ2の動作時間、若しくは仕分けコンベア10、供
給コンベア20の搬送速度等の関係から最適値を決定す
るもので、上述した時間に限られるものではなく任意の
値に設定可能である。尚、誤ってはならないのは、供給
用制御装置23は、光電スイッチ22から供給されるオ
ン、オフ信号により算出される荷長情報に従い荷物3
0,30’間の間隔を制御するのではない点である。仕
分けコンベア10への供給される荷物30、30’の間
隔は、あくまでも、第1タイマ及び第2タイマに設定さ
れた計時時間に従い制御される。
【0031】以上説明したような仕分け装置における動
作を以下に説明する。荷物30は、予め、ダイバータ2
が位置する側のスチールベルト1の端縁部近傍に載置さ
れた後、供給コンベア20のスチールベルト21上へ載
置される。供給コンベア20は、上述したようにスチー
ルベルト21にて搬送されてくる荷物30を光電スイッ
チ22にて検出し上記オン、オフ信号を供給用制御装置
23へ送出する。供給用制御装置23は、上述したよう
に、第1タイマ及び第2タイマの動作並びに上記オン、
オフ信号に基づきスチールベルト21の作動、停止を制
御し供給コンベア20から仕分けコンベア10への荷物
30の供給間隔を制御する。
【0032】供給コンベア20の動作を図4を参照して
以下に説明する。ステップ(図内ではSにて示す)1に
て供給コンベア20が起動され、ステップ2では供給コ
ンベア20のスチールベルト21が停止中か否かが判断
され停止中であればステップ10へ、動作中であればス
テップ3へ移行する。ステップ3では、荷物30のオン
信号の検出の有無が判断されオン信号が検出された場合
にはステップ4へ移行し検出されない場合にはステップ
7へ移行する。ステップ4では、第1タイマが計時動作
中か否かが判断され計時動作中であればステップ9へ移
行し計時動作を行っていない場合にはステップ5へ移行
する。ステップ5では、第2タイマが計時動作中か否か
が判断され計時動作中であればステップ9へ移行し計時
動作を行っていない場合にはステップ6へ移行する。第
1タイマ及び第2タイマの両方とも計時動作を行ってい
ない場合には、ステップ6にて第1タイマの計時動作が
開始される。そしてステップ7にてその荷物30におけ
るオフ信号が供給されたか否かが判断され検出されてい
ない場合にはステップ2へ移行し検出された場合にはス
テップ8へ移行しステップ8にて第2タイマの計時動作
が開始されステップ2へ移行する。
【0033】ステップ9へ移行する場合、即ち、第1タ
イマ及び第2タイマの少なくとも一方が計時動作を実行
中にもかかわらず次の荷物30’が検出され再びオン信
号が供給された場合には、ステップ9にて供給コンベア
20のスチールベルト21の動作を停止させる。そして
ステップ10,11にて、第1タイマ及び第2タイマの
計時動作の終了の有無が判断され、両タイマともに計時
動作を終了したときには、ステップ12にてスチールベ
ルト21が起動されるとともにステップ13にて第1タ
イマの計時動作を開始しステップ2へ移行する。尚、ス
テップ10,11にて計時動作が終了していない場合に
は、ステップ2へ移行する。
【0034】このようにして供給コンベア20から仕分
けコンベア10へ所定値以上の間隔をあけて供給された
荷物30は、図5に示すような動作にて仕分けられる。
即ち、仕分けコンベア10における仕分け用制御装置6
の制御によって、ステップ200にて荷物30の荷長が
算出され、ステップ300において、算出された荷長に
従いダイバータ2の動作時間等の動作条件が設定され
る。そして仕分け用制御装置6の制御により、ステップ
400において、その荷物が所定の仕分け先に対応した
ダイバータ2へ到達したか否かが判断され到達していれ
ばステップ500にてそのダイバータ2が動作されその
荷物30はスチールベルト1上から払い出される。
【0035】上記ステップ200における荷長算出動作
について図6を参照し説明する。ステップ210では、
光電スイッチ4がオン信号を送出したか否かが判断さ
れ、送出されていればステップ212に移行し送出され
ていない場合には、ステップ218に移行する。ステッ
プ212では、仕分け用制御装置6にて測長中フラグの
オン、オフが判断されフラグがオフの場合、即ち測長を
開始する場合にはステップ214へ移行し、フラグがオ
ンの場合、即ち測長中の場合には荷長算出動作を終了す
る。ステップ214では、仕分け用制御装置6へ供給さ
れたパルス信号に基づき最初のカウント数が仕分け用制
御装置6内の第1バッファに格納され、次のステップ2
16では測長中フラグをオンとする。そして荷物が搬送
され光電スイッチ4からオフ信号が送出されたとき(ス
テップ210)、ステップ218にて測長中フラグがオ
ンか否かが判断され、フラグがオンである場合、即ち、
荷物30の後端を検出した場合にはステップ220へ移
行し、フラグがオフの場合、即ち荷物30を検出してい
ない場合には荷長算出動作を終了する。ステップ220
では、光電スイッチ4から仕分け用制御装置6へオフ信
号が供給された時点におけるパルス信号のカウント数を
仕分け用制御装置6内の第2バッファに格納しステップ
222へ移行する。ステップ222では、第2バッファ
の格納値から第1バッファの格納値を減算し、その減算
結果値に基づき荷物30の荷長を算出する。そしてステ
ップ224にて測長中フラグをオフとし、荷長算出動作
を終了する。
【0036】次に、ステップ300におけるダイバータ
2の動作条件設定動作について、図7にそのフローチャ
ートを示すが、説明については、表1を参照した上述の
説明に重複するので略説する。ステップ300では、ス
テップ200にて算出された荷物30の荷長に基づき、
荷長が500mm未満、500mm以上1000mm以
下及び1000mmを越える、の各場合についてそれぞ
れ対応してダイバータ2の作動時間、作動角度及び起動
タイミングが設定される。
【0037】ステップ400,500について説明す
る。上述したように、仕分け用制御装置6にはホストコ
ンピュータ8から該荷物30の仕分け先に関する仕分け
情報が供給され、仕分け用制御装置6は、ホストコンピ
ュータ8から上述のホスト搬送距離情報が供給された時
点で該ホスト搬送距離情報に該当するパルス数情報を有
するダイバータ2を認識し、次に上述の距離情報が上記
パルス数情報に到達した時点で上記認識したダイバータ
2のサーボモータ7へ制御信号を送出し、該当するダイ
バータ2を駆動させる(ステップ500)。このように
して、各荷物30はそれぞれ仕分け先に応じたダイバー
タ2にて仕分けられる。
【0038】以上説明したように、本実施例の仕分け装
置及び方法によれば、仕分けコンベア10において、荷
長を算出し、算出した荷長に基づきダイバータ2の作動
時間等を変化させるようにした。具体的には、荷長が基
準値よりも短い場合には、ダイバータ2の作動時間を基
準値よりも短く補正し、作動角度を基準値よりも小さく
補正し、起動タイミングを基準値よりも早めに補正し、
一方、荷長が基準値よりも長い場合には、ダイバータ2
の作動時間を基準値よりも長く補正し、作動角度を基準
値よりも大きく補正し、起動タイミングを基準値よりも
遅めに補正する。又、上述したような補正が装置側で対
応可能なようにダイバータの駆動源としてサーボモータ
を採用した。ダイバータ2は、このように補正された値
に従い動作が制御されることより、荷長の長い荷物にあ
っても正しくシュートへ投入することができる。
【0039】さらに、供給コンベア20において、第1
及び第2タイマを備えこれらのタイマの動作時間によっ
て仕分けコンベア10へ荷物30を供給する時間間隔を
制御するようにし、かつ、従来に比べ上記時間間隔を短
くしたことより、単位時間当たりの仕分け能力を向上さ
せることができる。
【0040】さらに、供給コンベア20と仕分けコンベ
ア10とを組み合わせることで、単に上記時間間隔を短
くし仕分けコンベアへ荷物を供給しただけでは発生す
る、荷長の長い荷物についてシュートへの排出に不都合
が生じるという問題を有効に解決することができる。よ
って、供給コンベア20と仕分けコンベア10とを組み
合わせることで、従来に比べ仕分けの処理能力が向上
し、かつシュートへの荷物の排出にも不都合を生じない
仕分け装置及び方法を提供することができる。
【0041】尚、上述した実施例において、荷物30の
荷長測定の方法、装置については一例を示したものであ
り、当業者にて考えられる種々の方法、装置を当然に使
用することができる。
【0042】尚、上述した実施例では、荷物30におけ
る荷長は光電スイッチ4,22が送出する信号に基づき
仕分け用制御装置6、供給用制御装置23が算出するよ
うに構成したが、これに限るものではない。即ち、別
途、荷長測定を行う装置を設け、該装置から仕分け用制
御装置6、供給用制御装置23へ荷長情報を供給するよ
うに構成してもよい。
【0043】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、仕
分け用荷長測定装置から供給される荷長情報に基づき、
ダイバータにおける上記往復揺動作動に要する作動時間
と、待機位置と払出位置とにてなす角度と、上記ダイバ
ータの起動タイミングとを制御するようにしたことよ
り、荷物の荷長に拘わらず、特に荷長の長い荷物にあっ
てもシュートへ正しく投入することができる。
【0044】又、仕分けコンベアへ所定時間間隔にて荷
物を供給することで、荷物の仕分け処理能力を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例における構成を示す図であ
る。
【図2】 図1に示す供給用制御装置における動作を説
明するためのタイミングチャートである。
【図3】 図1に示す供給用制御装置における動作を説
明するためのタイミングチャートである。
【図4】 図1に示す供給用制御装置における動作を説
明するためのフローチャートである。
【図5】 図1に示す仕分け用制御装置における動作を
説明するためのフローチャートである。
【図6】 図5に示す荷長算出の動作を説明するための
フローチャートである。
【図7】 図5に示すダイバータの動作条件設定の動作
を説明するためのフローチャートである。
【図8】 図1に示す仕分け装置におけるダイバータの
一例を示す斜視図である。
【図9】 供給コンベアにて搬送される隣接する荷物に
おいて、FF,BFの区別を示す図である。
【図10】 従来の仕分け装置におけるダイバータを示
す斜視図である。
【図11】 標準的な荷物におけるシュートへの排出の
奇跡を示す図である。
【図12】 荷長の長い荷物におけるシュートへの排出
の奇跡を示す図である。
【図13】 荷長の長い荷物におけるシュートへの排出
の奇跡を示す図である。
【符号の説明】
1…スチールベルト、2a等…ダイバータ、3a等…シ
ュート、4…光電スイッチ、5…エンコーダ、6…仕分
け用制御装置、7…サーボモータ、8…ホストコンピュ
ータ、10…仕分けコンベア、20…供給コンベア、2
1…スチールベルト、22…光電スイッチ、23…供給
用制御装置、30…荷物。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被仕分け荷物(30)が搬送される仕分
    けベルト(1)上から上記被仕分け荷物が払い出される
    シュート(3)に対向して設けられたダイバータ(2)
    の構成部品である払出板を該払出板の一端部に設けられ
    た旋回軸を中心として上記被仕分け荷物を上記シュート
    へ払い出す払出位置と上記被仕分け荷物を通過させる待
    機位置との間にて往復揺動作動させることで上記被仕分
    け荷物について自動的に仕分け処理を行う仕分け装置で
    あって、 上記ダイバータの設置位置よりも上流側に配置され上記
    被仕分け荷物における搬送方向に沿った長さである荷長
    を測定する仕分け用荷長測定装置(4,5,6)と、 上記仕分け用荷長測定装置及び上記ダイバータに電気的
    に接続され、かつ上記仕分け用荷長測定装置から供給さ
    れる荷長情報に基づき、上記ダイバータにおける上記往
    復揺動作動に要する作動時間と、上記待機位置と上記払
    出位置とにてなす角度と、上記ダイバータの起動タイミ
    ングとを制御する仕分け用制御装置(6)と、を備え、
    該仕分け用制御装置は、上記荷長の長さに比例して上記
    作動時間及び上記角度を増減し、上記荷長が所定値より
    も短い場合には上記荷長が所定値よりも長い場合に比べ
    て上記起動タイミングを早くすることを特徴とする仕分
    け装置。
  2. 【請求項2】 所定時間以上の間をあけて上記仕分けベ
    ルトへ上記被仕分け荷物を供給する供給ベルト(21)
    と、上記供給ベルトにて搬送される上記被仕分け荷物の
    上記荷長及び隣接する上記被仕分け荷物間における搬送
    時間間隔を測定するための信号を送出する供給用荷長測
    定装置(22)と、上記供給ベルトの駆動源及び上記供
    給用荷長測定装置に電気的に接続され上記供給用荷長測
    定装置から供給される荷長測定用信号に基づき上記隣接
    する被仕分け荷物の先端間であるFF間又は上記被仕分
    け荷物の後端と先端間であるBF間における時間が上記
    所定時間以上の値となるように上記供給ベルトの作動制
    御を行う供給用制御装置(23)とを有する荷物切出装
    置(20)を備えた、請求項1記載の仕分け装置。
  3. 【請求項3】 上記ダイバータの払出板の駆動源はサー
    ボモータである、請求項1又は2記載の仕分け装置。
  4. 【請求項4】 上記仕分け用荷長測定装置から供給され
    る荷長測定用信号は大中小の3つに区分され該3つの区
    分の大小関係に比例して上記作動時間、上記角度が制御
    される、請求項1ないし3のいずれかに記載の仕分け装
    置。
  5. 【請求項5】 上記FF測定における上記所定時間は
    0.45秒であり上記BF測定における上記所定時間は
    0.18秒である請求項2ないし4のいずれかに記載の
    仕分け装置。
  6. 【請求項6】 被仕分け荷物が搬送される仕分けベルト
    上から上記被仕分け荷物が払い出されるシュートに対向
    して設けられたダイバータの構成部品である払出板を該
    払出板の一端部に設けられた旋回軸を中心として上記被
    仕分け荷物を上記シュートへ払い出す払出位置と上記被
    仕分け荷物を通過させる待機位置との間にて往復揺動作
    動させることで上記被仕分け荷物について自動的に仕分
    け処理を行う仕分け方法であって、 上記ダイバータの設置位置よりも上流側に配置され上記
    被仕分け荷物における搬送方向に沿った長さである荷長
    を測定する仕分け用荷長測定工程と、 上記仕分け用荷長測定工程にて測定された荷長情報に基
    づき、上記ダイバータにおける上記往復揺動作動に要す
    る作動時間と、上記待機位置と上記払出位置とにてなす
    角度と、上記ダイバータの起動タイミングとを制御する
    仕分け用制御工程と、を備え、該仕分け用制御工程は、
    上記荷長の長さに比例して上記作動時間及び上記角度を
    増減し、上記荷長が所定値よりも短い場合には上記荷長
    が所定値よりも長い場合に比べて上記起動タイミングを
    早くすることを特徴とする仕分け方法。
  7. 【請求項7】 上記仕分けベルトへ被仕分け荷物を所定
    時間以上の間をあけて供給する工程であって、 上記供給ベルトにて搬送される上記被仕分け荷物の上記
    荷長及び隣接する上記被仕分け荷物間における搬送時間
    間隔を測定する供給用荷長測定工程と、上記供給用荷長
    測定工程にて得られる測定信号に基づき上記隣接する被
    仕分け荷物の先端間であるFF間又は上記被仕分け荷物
    の後端と先端間であるBF間における時間が上記所定時
    間以上の値となるように上記供給コンベアの作動制御を
    行う供給用制御工程とを有する荷物切出工程を備えた、
    請求項6記載の仕分け方法。
  8. 【請求項8】 上記仕分け用荷長測定工程にて測定され
    た荷長データは大中小の3つに区分され該3つの区分の
    大小関係に比例して上記作動時間、上記角度が制御され
    る、請求項6又は7記載の仕分け方法。
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